2011/2012 リーガ・エスパニョーラ第21節 今期ワースト試合でバルサ首位争いから脱落
週2回のゲームが続く厳しい日程の中で、ビジャ・アフェライ・フォンタスが故障で長期欠場、ケイタはアフリカネイションズカップ、さらに先週イニエスタとペドロが肉離れで戦列を離れ、、サンチェスも肩の負傷で出場は難しい(ペドロの故障で急遽ベンチ入り)ということで、バルサは非常事態です。
エル・マドリガルでビジャレアルと対戦です。ビジャレアルはロッシが負傷長期欠場、ニウマールはサンパウロに売られようとしているということで欠場。この二人がいないビジャレアルなど敵ではないと言いたいところなのですが、上記の事情かつ生き残ったメンバーも「へとへと」のコンディションということで、さてどうなることやら。
ビジャレアルはFW:ルベン・ホセル、MF:バレーロ・ソリアーノ・セナ・カニ、DF:オリオル・ロドリゲス・ムサッキオ・アンヘル、GK:ディエゴ=ロペスの442。バルサはちゃんとしたフォーメーションが選手不足で組めず、一応FW:アドリアーノ・メッシ・ダニ(なんと3人中2人が本職SB)、MF:セスク・マスチェラーノ・チャビ・ブスケツ、DF:アビダル・ピケ・プヨール、GK:バルデスの343(または0トップの325)。
さえないパス回しで攻めあぐねるバルサ。守りも3バックでおぼつかない感じです。前半最大のチャンスは17分、ダニのロングパスがメッシに渡ってGKと1:1。ここでメッシがループシュートでGKの頭を越えたのはいいのですが、はずれてしまいました。27分にはFKから、GKがいないゴール直前に球が落下してくる大ピンチ。マスチェラーノが何とかクリア。35分にはカウンター攻撃からルベンにシュートを打たれ(はずれ)、36分にはセナのミドルシュートをバルデスが際どくセーヴ。攻めまくられ、さすがにこのあたりからバルサはマスチェラーノを下げて4バックにシステムを変更しました。
後半はバルサの動きが落ちて、ビジャレアルも守備重視ということでさらに凡戦。バルサは動きがあまりに鈍くて、DFが普段はやらないようなサイドラインを狙ったクリアを連発するような情けない状態。せめてもの救いはアドリアーノに代わって出たテージョの鋭い動きくらいで、試合はスコアレスドローで終了。今期ワーストの試合でした。こうなってしまったら、もうチャンピオンズリーグと国王杯にかけるしかないですね。
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