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2011年11月 8日 (火)

11/12 リーガ・エスパニョーラ第12節 ビルバオvsバルサ歴史に残るべき雨中の死闘でドロー

Photo土砂降りのサン・マメスでビルバオとの対戦です。洪水注意報が出ているとかで、とてもまともなサッカーができるピッチ状態ではありません。今年のアスレティック・ビルバオはビエルサを監督に迎え、若手の成長や補強もあって強力なチームになりました。出足こそもたつきましたが、次第にその実力を発揮してきました。

ワントップはフェルナンド・ジョレンテ。2列目のMF陣が強力なので、今年のジョレンテは孤独ではありません。MF:スサエタ・エレーラ・デマルコス・ムニアイン。底:イトゥラスペ、DF:アウルテネチェ・アモレビエタ・ハビ=マルティネス・イラオラ、GK:イライソス。バルサはFW:アドリアーノ・セスク・メッシ、MF:イニエスタ・チャビ・ダニ、底:ブスケツ、DF:アビダル・ピケ・マスチェラーノ、GK:バルデスの343です。

ビルバオはマンツーマンの上に、バルサの3バックに対しても、全員に激しいチェックをかけてくるので、なかなか思い通りには戦えません。若さとスタミナに任せて、人にしつこくからんで球を奪い取ろうという作戦です。

それでも開始早々アドリアーノとチャビのワンツーから、アドリアーノがシュートしますが、GKに止められます。しかしビルバオもなかなかきれいなカウンターをしかけてきます。13分にはサイドからの球をジョレンテがエレーラにつないでシュート。これはバルデスが止めました。19分にはイニエスタが絶好の位置からミドルシュートを打ちますが、少し浮かせてしまいました。そして20分スサエタが左サイドをドリブルで進出し、止めようとしたマスチェラーノがすべって転倒。これできれいにエレーラにつながって、先制ゴールを許してしまいました。

23分にはCKからサインプレーでダニに流して、一発かと思いましたがGKに止められました。しかしついに24分、アビダルが左サイドに進入し、クロスを上げるとセスクがぴったり合わせて長いヘディングを決めてくれました。このあとエレーラとムニアインのコンビでやられかけましたが、なんとかバルデスが防ぎました。

後半ますますピッチは田んぼ状態で、パスしてもどこで止まるかは神のみぞ知るという難しい試合になりました。GKにバックパスして途中で止まったら大変です。DF同士のパスも危険です。ビルバオも狙ってきます。ともかくぐちゃぐちゃの死闘です。
バルサは26分にはアドリアーノを下げてビジャを起用しました。しかし恐れていたCKにやられてしまいました。35分CKをアビダルがクリアした球がジョレンテに当たり、それをクリアしようとしたピケが当て損なってオウンゴール。がっくりです。

バルサはピケをチアゴに代えて総攻撃です。40分にはイニエスタがフリーでのシュートをサイドネットに当て、42分にはビジャの抜け出しぴったりのシュートがGKに止められ、万事休すかと思いましたが、ビルバオがスサエタ、ムニアインをペレスとゴメスに代えたときに、守備の中心アモレビエタがカード2枚目で退場。ジョレンテを引っ込めて、DFサンホセを出すなどやや混乱しているときに、45分、イニエスタがヒールでシュート、これをGKがクリアしたところメッシにころがってゴールのプレゼント。いやはやラッキーとしか言いようのないゴールでなんとかドローに持ち込みました。本当にやれやれです。いつものサッカーとはかなり違うゲームでしたが、まさしく死闘でした。

http://www.youtube.com/watch?v=BKPLGLDLuc8
http://www.youtube.com/watch?v=ML5PMI4HWFs

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