11/12リーガエスパニョーラ第１４節： そんなバカな

多忙なバルサですが、ヘタフェなんぞに負けてはいられません。コリセウム・アルフォンソ・ペレスでヘタフェと対戦するのですが、イニエスタとセスクというキープレイヤーが故障で出場できません（幸いにして次の試合には出場できるかも知れないというお話ですが）。ＦＷ：サンチェス・ビジャ・メッシ、中盤：チアゴ・チャビ、底：ブスケツ、ＤＦ：マクスウェル・アビダル・ピケ・ダニ、ＧＫ：バルデス。４３３ですがメッシはすぐ中央に流れるのでそのときはダニが前に出て、さらに左ＳＢマクスウェルもほぼＭＦなので、実際にはビジャの１トップで２７１という感じです。

ヘタフェはバルサとの対戦では理想的な２５１できました。ＦＷ：ミクー、ＭＦ：カストロ・ラセン・カスケロ・ミチェル・サラビア、ＤＦ：マネー・ラファ・ディアス・ファン＝バレーラ、ＧＫ：モヤ。サラビアという選手はなかなかのイケメンで１９才、技術も１流ということで注目です。

２分早速メッシからビジャにぴったりのスルーパスが決まりましたが、ビジャのシュートは決まらず。７分にはメッシが絶好の位置からＦＫを打ちますが、右上にはずれました。ビジャのＦＫ、サンチェスのミドルもはずれ。非常に惜しかったのは、３７分ダニが右に深く進入してもどし、受けたビジャがＧＫの逆を付いたシュートを放ちますが、際どくモヤにさわられてゴールできませんでした。逆に危なかったのは４１分、カストロのシュート。なんとかダニがからんではずれました。

そして後半ですが、ビジャやメッシがシュートを打ってもはいらないのが続いて、ペップもヘディングに期待してか、チアゴをケイタに交代です。しかし直後の２２分、サラビアのＣＫにファン＝バレーラが頭で合わせて先取点を取られてしまいました。ペップは即サンチェス・マクスウェルをペドロ・クエンカにチェンジ。猛烈に攻め込みます。４４分ブスケツがゴールエリア内で引っかけられて倒れますが、何とシミュレーションを取られてしまいました。スローでみるとシミュレーションのわけがありません。さらにロスタイム、メッシがゴール前でパスを出そうとしたところに、相手ＤＦが足を出して球がケイタの前に転がり、ケイタが中央にもどしてメッシがゴール・・・というところだったのですが、何とケイタがオフサイドの判定。ＤＦが出した球なので、「そんなバカな～」とのけぞりますが、判定は覆りません。

これでマドリーに追いつくのは非常に困難になりました。今年のリーガ優勝を決めた歴史的ミスジャッジということにならなければいいのですが・・・。下記に YouTube にアップされた映像をリンクしましたので、よーく見てみましょう。それにしてもビジャはあまりにも当たっていないので、セスクとイニエスタが復帰したら外した方がいいと思いました。

http://www.youtube.com/watch?v=aadY_sAwnig
http://www.youtube.com/watch?v=4nn0HH90Yfs