11/12 リーガエスパニョーラ第7節 バルサ非常事態もヒホンに辛勝
アストゥリアスのヒホンに遠征。エル・モリノンは1908年完成のスペイン最古のスタジアムだそうです。バルサは故障者が多く、サイドバックの選手をFWに起用するという非常事態になっています。新生バルサの核となっているセスクもハムストリングの故障発生です。今日もFWはビジャ・メッシ・本来SBのアドリアーノ、MF:チアゴ・ペドロ・チャビ(ただしペドロはメッシとエレベーター式に入れ替わる)、底:ブスケツ、DF:アビダル・マスチェラーノ・ダニです。
ヒホンはトップがバラルの451で、DFラインを上げてバルサのオフサイドを狙う作戦です。結構厳しくプレスをかけてきます。バルサは比較的フリーなサイドライン際にチアゴを出して、ゲームを作っていく感じです。
なかなかDFの裏に出られないので、12分チャビが一瞬の隙間を狙ってミドルシュート。これがポストに当たり跳ね返るところをアドリアーノがグラウンダーでたたき込みゴール。このあとも圧倒的なポゼッションで攻めますが、オフサイドで逃げられて得点できず。新バルサシステムだとアビダルとダニがほぼ守備専任となるので、それなりに守備は安定感があります。
後半9分に悲劇がおきます。なんとアビダルがハムストリングの故障を発生。退場してマクスウェルと交代です。それにしても故障者がみんなハムストリングの肉離れというのは、何かトレーニングの問題でもあるのでしょうかねえ。この少ないメンバーで週2回ゲームをやると、まだまだ故障者が増えそうです。
バルサはペドロ・アドリアーノを下げ、ピケ・ケイタを投入して433にシステム変更。ヒホンもビリッチを投入し、こちらは442に変えて攻撃重視に転換です。かなりラフプレーも増えて、特にブスケツがターゲットになって蹴られまくりますが、なんとか無事に終了。今期アウェイ戦の初勝利です。
とはいえ今日の布陣は当初予定していたのとは全く異なる仮のもので、今期未勝利のヒホンにも苦戦するくらいですから、これではとても強豪チームとは戦えません。新システム343の核心であるセスクとサンチェスが故障でしばらく使えない状況なので、システムを根本的に考え直す必要があるのではないでしょうか。
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