原発を全廃したらどうなる
最近の計画停電を考えると頭痛くなりそうですが、実はどうも全然大丈夫みたいなのです。電中研によれば、地熱発電の一種である高温岩体発電の技術はすでにできあがっていて、政府のゴーサインが出れば、現在の原発でつくる電力くらいは楽々カバーできて、コストも9円/kWhくらい、あるいはそれ以下でいけるそうです。
さらに将来的にはマグマ発電という技術開発が可能で、火山国の日本の場合、電力については全く困ることはないようです。同じ火山国であるフィリピンでは14%以上の電力を地熱発電でまかなっています。
写真は柳津西山地熱発電所(ウィキペディアより)。
財団法人 電力中央研究所
高温岩体発電
http://criepi.denken.or.jp/research/review/No49/index.html
http://criepi.denken.or.jp/research/review/No49/chap-1.pdf
それでもどうして原発にこだわるのか?
核兵器に転用するもくろみのためなのでしょうかねえ?
廃炉にするのにとてつもないお金がかかるせいなのか?
フランスとの密約があるのか? サルコジが突然やってきたのはなぜ?
わかりません。でも地熱発電に切り替えるべきだと私は思います。
なぜって? ↓
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コメント
地熱発電の立地条件の良い土地には、もれなく温泉が付いてくるので、地熱発電所の建設ではかなりの反対があるらしいです。日経の記事なのですが、ご参考にお願いします。http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20090224/100849/
おそらくもっと深いマントルに近い場所の熱と、深海の温度差を利用するなどで、理想的な熱機関は作れそうですね。
でもまあ、原子力は国際社会での立場を高めるのに必要だと考えられていたのではないでしょうか?戦後の政治家も官僚も核兵器を本気で考えるような方はいないので、大昔の政治家か完了が出した平気転用のアイディアが惰性で続いているだけでははないでしょうか。憶測ですが。
投稿: 毛髪マニア | 2011年4月 4日 (月) 20:31
>毛髪マニア 様
いらっしゃいませ。毛髪マニア・・・実像でしょうか? だと私と同じです(爆)。
真山仁さんの小説を読んだことがあるので、地熱発電に反対があることは承知していました。今がそれを押し切ってすすめるチャンスかもしれませんね。
投稿: monchan | 2011年4月 4日 (月) 23:46