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2011年2月18日 (金)

UEFAチャンピオンズリーグ: ファンペルシーとアルシャービンに決められバルサ敗戦

Photoチャンピオンズリーグの準々決勝。アーセナルに当たってまずロンドンのエミレーツスタジアムで対戦です。お互いにパスをつなぐ美しいサッカーをめざすチームです。バルサは前節ヒホンに大苦戦でやっとドローに逃げこむという下り坂で、はたして良いサッカーができるのでしょうか?

バルサはFW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:マクスウェル・アビダル・ピケ・ダニ、GK:バルデス。アーセナルは1トップ:ファンペルシー、2列目:ナスリ・セスク・ウォルコット、ボランチ:ウィルシャー・ソング、DF:クリシー・ジュロー・コシールニー・エブエ、GK:シュチェスニー。

最初に目立ったのはウォルコットのドリブル。バルサの守備を切り裂いてファンペルシーにパスを出しますが、得点にはならず。アーセナルはどんどん攻めてきます。最初の10分はバルサも守勢にならざるを得ませんでした。バルサは思ったより好調で15分、ビジャから中央を抜け出すメッシにきれいなスルーパスを通しますが、メッシがシュートをはずします。

19分には逆にメッシからビジャにスルーパスが出ますが、GKに止められます。23分にはメッシがループを失敗。メッシはロンドンで8試合目ですが、まだ1点も入れてないそうです。不思議なジンクスです。このあともはずしまくります。ただアーセナルのセンターバック、コシールニーが当たっていて、ここというところのパスカットなど獅子奮迅の活躍でアーセナルは窮地を何度も脱していました。

アーセナルもカウンターで逆襲。セスクのクロスがファンペルシーの頭に合いそうなところを、アビダルがきわどくクリアして難をのがれます。しかし先取点はバルサ。メッシが中央を抜け出すビジャにぴったりのスルーパスを通し、ビジャがグラウンダーでGKを抜きゴール。このあとメッシ、ファンペルシーがお互いにシュートをミスってブレイク。

後半バルサが逃げ切れるか・・・というゲームでしたが、一番惜しかったのは23分イニエスタが絶妙のスルーパスをメッシに出しましたが、メッシがシュートをミスって得点ならず。メッシは本当に当たっていません。バルサはいつものようにビジャをひっこめ、今日はケイタを出しますが、ベンゲルも結構活躍していたソングを下げてアルシャービンを出すというギャンブルに出ました。そしてこれが後で当たります。さらにウォルコットもひっこめてベントナーを投入。

34分起死回生の一発を放ったのはファンペルシーでした。クリシーのパスをうけて、左に進入。角度のないところからGKのニアサイドをぶち抜くシュート。バルデスも微動だにできないというのはちょっとまずいかも。さらに38分には、アルシャービンにバルデスが逆をつかれてわざありのシュートを決められ万事休す。これもバルデスの動きがまずかったでしょう。

まあ1:2だったのでカンプノウで取り返せる点差ですが、ピケがカード枚数で出られないのは痛い。どっと疲れただけのロンドン遠征でした。やれやれ。

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