リーガ第25節: バルサMVPそろい踏みでマヨルカを一蹴
マヨルカ島のイベロスター・エスタディオ(昔はソン・モッシュと言っていた)でRCDマヨルカと対戦。マヨルカ(監督はあのラウドルップ)はウェボのワントップ、2列目ゴンサロ・カストロ、デ・グスマン、ヌスエという攻撃陣。家長はスタメンならず。
バルサはFW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤:ケイタ・イニエスタ、底:ブスケツ、DF:マクスウェル・アビダル・ピケ・アドリアーノ。チャビが故障でケイタが代役というより、イニエスタがチャビの位置でゲームメイクします。しかもリーガでは初のカピタン腕章を巻くことになりました。ダニは累積警告で欠場し、代役はアドリアーノ。バルデスも故障でピントが代役です。かなりきびしい状況です。
イニエスタが低い位置でまわし役をやるので、メッシもかなり下がっています。ブスケツは最終ラインにはいっている感じです。マヨルカの2列目右のヌスエはなかなかパワー・スピードがある若い選手で、開始早々カウンターでバルサの左サイドをぬけて、ウェボにクロスを上げますが、惜しくも頭に合いませんでした。16分にはCKからウェボのヘディングを浴びますが、わずかにはずれてセーフ。このあたりまではマヨルカのペースでした。
その後バルサが落ち着きを取り戻し、アドリアーノのセンタリングやイニエスタとのワンツーなどでメッシがシュートを打ちますが、正確さを欠き得点ならず。逆にデ・グスマンにボレーシュートを打たれたりしますが、ピントが止めました。そして38分、ケイタがゴール前にふわりと球を浮かせ、メッシが回り込んで、球がバウンドしたところを頭で押し込んでバルサが先取点ゲット。ただこれはかなりメッシがオフサイドくさくて、バルサにとってはラッキーな得点といえるでしょう。
後半12分マヨルカの攻撃の後、ブスケツがマヨルカの最終ラインが非常に高い位置なのを見逃さず、センターサークルのビジャにフィード。ビジャが独走してGKも交わしてゴール。さらに21分には右サイドから中央に切り込んだペドロの、GKの頭を高速で越えて落ちるワザアリのミドルシュートが決まって勝負は決しました。MVP(メッシ・ビジャ・ペドロ)がその順番で得点しての3点でした。
この後家長も登場して、アビダルのトラップミスをついたり、ウェボとのワンツーを試みたりしましたが不発。そのまま終了しました。欠場選手が多い中でなんとか3ポイントとれたので文句なしの勝利です。
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