リーガ第20節: バルサ ペドロも実はファンタジスタ?
カンプノウでラシン・サンタンデールと対戦。ラシンはインド人大富豪アル・サイド氏の会社が買収して、これから大補強をやろうとしています。選手は戦々恐々でしょう。先週のマラガに続いてアジアへの身売りです。スペインもあまり景気が良くないようです。バルサは中間のベティス戦に敗れましたが、ホームの貯金で国王杯準決勝に進出が決定しました。アルメリアに勝てば、マドリーvsセビージャの勝者との決勝戦です。マドリーとの決戦になると、なんと1年にクラシコ3回という贅沢なゲームを堪能できることになります。
さて今日はFW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:マクスウェル・アビダル・プヨール・アドリアーノ、GK:バルデス。ピケを休ませ、ダニが故障ということで、マクスウェルとアドリアーノの出番です。アドリアーノはいい選手ですが、ダニの代わりはできません。ダニの代わりをできる選手はまあどこを探してもいないでしょう。だからといって、ダニの代理人が法外な契約金を要求するのは楽しくありませんが。
早速2分、メッシ→ビジャ→メッシのワンツーでメッシがゴール左に進入し、ゴール前にふわっとしたシュート。これをペドロが胸で合わせてゴール。ペドロがさわらなかったらDFにクリアされた恐れもあるので、ペドロのゴールとなったのは正当だと思います。ラシンはコンパクトな布陣で、なんとか球を奪おうとしますが、そうは問屋が卸しません。32分にはビジャが左からドリブルで持ち込もうとしますが、エリア内でエンリケがひっかけてPK。メッシが慎重に決めて2点目ゲット。
しかし前半終了直前にはラシンのトップ下アドリアン・ゴンサレスのヘッドであやうく失点するところ、バルデスがうまくセーヴ。事なきを得ました。これでブレーク。前半気がついたのはプヨールの疲労です。ローゼンベリにもすっと交わされてシュートを打たれました。判断がおそくなっています。後半ピケと交代したのも予定だとは思いますが、よい判断でした。
後半かなりバルサも垂れましたが、そこはカンプノウのバルサ。ビジャが左に進入し、中央のペドロにパスを出したところ、ペドロがおしゃれなヒールパスでイニエスタにそらし、イニエスタがゴール。これは素晴らしいゴールでした。カンプノウはウェーブが止まりません。マラガにしてもラシンにしても、きっちり勝てるのは今年限り。来年からはミニ・ギャラクティコになってしんどいことになりそうです。
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