2010年12月5日西島三重子ライヴ@原宿ラ・ドンナ
原宿に出かけました。神宮前の駅を出ると人も車もいっぱいです。表参道のライトアップのせいでしょうか。歩道を歩くのもとても大変です。目的地はミュージックレストラン「La Donna」。西島三重子のライヴです。
会場はライヴハウスとしては理想的ともいえるつくりで、私は一番後ろの席でしたが、大変見やすく聴きやすい感じでした。ただ通常のライヴハウスと違って、お料理がフレンチできちんとしたものなので、総料金は倍くらいになりますが、ディナーショウと考えると格安ともいえます。今日はいつものライヴと違って、カバー曲中心のプログラムというお話だったので興味津々です。
西島三重子 (Vocal)、平野融 (Guitar)、平野肇 (Percussion)、織原洋子 (Piano & Keyboard)
曲目
1.灰色の瞳:知らない曲でした。まわりの人に聴くと、さすがにJPOPに詳しい方がいて長谷川きよしと加藤登紀子の曲だと教えてくれました。
2.ハナミズキ:一青窈の曲です。なかなかいい感じで歌い始めたのですが、突然大きな非常ベルの音が鳴り中断。これは火事かもと思いましたが、誤報ということで一件落着。ライヴではいろんなことがあります。後で支配人らしき人が回ってきて、お客さんひとりひとりに謝っていました。
3.真夜中のギター:千賀かほるの曲。古いフォークソングですが、最近島谷ひとみがカバーしているようです。
4.サイレント・イヴ:辛島美登里の曲。大変素晴らしいバラード曲で、みーちゃんの歌も立派。
5.雪の華:中島美嘉の曲で、すでにみーちゃんもカバーしています(アルバム「Re-Cover」)。もちろん名曲ですが、キーが高くて歌うのは大変そう。
6.ザ・クリスマスソング:メル・トーメのスタンダードナンバー。
7.サマータイム:ガーシュインの「ポギーとベス」からのスタンダードナンバー。
8.スーパースター:カーペンターズの大ヒット曲
9.愛の賛歌:エディット・ピアフの曲。私はみーちゃんが歌うこの曲が大好きで、開放感と高揚感がたまりません。ピアフや越路吹雪よりもケレン味なく正統的な歌唱という感じがします。
10.セ・シ・ボン:イブ・モンタンの曲。素晴らしい曲ですが、このような軽めでおしゃれな曲が似合わないのは、やはりみーちゃんの律儀重厚な性格なんでしょうかね・・・と私は思う。
ブレイク
11.青春のシュプレヒコール:オリジナル曲。本人がお気に入りの曲。
12.シルエットロマンス:外国でもカバーされているという大橋純子の名曲。
13.ジョニィへの伝言:ペドロ&カプリシャスのいにしえのヒットソング。もちろん独立してからの高橋真梨子も歌っています。
14.悲しい酒:美空ひばりの名曲ですが、私が子供の頃うちの家族は全員美空ひばりが大嫌いで、テレビに登場するとブーイングの嵐でした(でも消しはしない)。バンドが間違ったときに、間奏の際にそちらをにらみつけるのがえぐい感じでした。
15.港町十三番地:引き続き美空ひばりの曲ですが、これはみーちゃんのカラオケ18番らしく、いい乗りでした。客席も手拍子で支援。
16.私鉄沿線:野口五郎の曲。愛の賛歌と並んでみーちゃんにぴったりだと思う曲です。彼女が作曲家としての仕事を始める際に、原点のひとつになった曲みたいです。
17.池上線:もともと野口五郎に歌ってもらうことをイメージして作曲したそうです。西島三重子最大のヒット曲。
18.ケセラセラ:ドリス・デイの曲。
19.やさしくなれる季節だから:オリジナルのクリスマスソング。東芝EMIをやめてからの曲の中では一番好きな曲です。
アンコール:永遠の少年たち・池上線
数々の名曲を聴かせていただいて、有難うございました。
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