今年のマイベストCD(2010)
今年もたくさん格安CDを買いましたが、やはりマイNo.1は「インバル指揮都響 マーラー交響曲第3番」エクストン OVCX-00050 です。これは私としては破格の高価な買い物で、2枚組ですが3,800円もします。まあハイブリッドでもあり仕方ないとは思います。このCDは実況録音盤で、私も現場に行って聴いていた演奏の収録なので特別な思い入れもあります。そのときのレポートは↓
https://morph.way-nifty.com/grey/2010/03/by-cb03.html
第3楽章で舞台裏で演奏するポストホルンのながいソロがあるのですが、演奏終了後岡﨑さんがポストホルンを手に持ってバンザイしながら出てきたので、てっきり吹いてたと思っていたのですが、これはフェイクで、実際はコルネットだったそうです。完全に1杯食ってしまいました。
本当は私はインバルよりベルティーニのマーラーが好きなのです。ベルティーニをペリエとすると、インバルはミルクシェイクという感じでしょうか。インバルは独特の節回しがかなり気になりますが、ホーリーな感じさえするベルティーニのマーラーと比べると、世俗的で濃厚なテイストがマーラーらしいともいえるかもしれません。
まあいろいろ不満もあるのですが、それでもNo.1にしたのは都響のすごい演奏です。特にこのCDは実演録音でありながら、完成度が高いと思います。今年同じ曲をコンセルトヘボウが来日して演奏したそうですが(私は聴いていません)、ネット情報では都響の完勝という意見が多いようです。最近はさすがに都響ファンだけでなく評論家さんなども、このスペシャルなオーケストラに気がついてきて、あちこちで絶賛の声が聞こえるようになりました。アリアCDでもこのCDの解説に「世紀の名演」というフレーズが登場しました。これでチケットがとりにくくなると非常に困りますが・・・。
残念なことは、来年度の都響プログラムでは、マーラーは「大地の歌」と「亡き子をしのぶ歌」だけという寂しいラインアップだということです。5番と9番をやって欲しかったですね。
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