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2010年11月20日 (土)

都響@サントリーホール:爆演 ブラームス交響曲第1番

Zu1Zu2Zu3Zu4Zu5Zu6サントリーホールへ都響のコンサートを聴きに出かけました。インバル先生の登場とあってチケットは完売(1)。カラヤン広場では野菜などのバザールをやっていて大盛況でした(2)。この野菜の一部はカラヤン広場の畑で育てられたものであるらしく、実際畑がありました(3)。開場時間になるとからくりの窓が開いて、ホーンが出てきます(4)。チャイムが鳴ると開場です(5)。

本日のプログラムのメインはもちろんブラームス交響曲第1番ですが、モーツァルトの最後のピアノ・コンチェルトも聴きものです。ピアノはグレイルザンマー氏で、ショパンのような風貌で、細身のプリンスという感じなのですが、ピアノも独自の純粋無垢で繊細かつ自由な芸風で、小さな別世界をつくっていくタイプ。インバル都響は完全にグレイルザンマー氏の手のひらにはいりこみ、全面協力で彼の世界をささえていました。

休憩後は一転して全力爆裂のブラ1。マエストロ・インバルは第1楽章からノリノリでうなり続けています。こんなに気合いの入ったインバル先生をみるのははじめてでした。オケもすごく乗っていました。第2楽章のはじめあたりも鳥肌が立つくらい美しい弦の調べ。今日のコンマスは四方さんで、第1バイオリンは12人中11人が女性でしたが、大迫力の演奏で、オケは腕力じゃないということを思い知らされました。

マエストロ・インバルは都響とのつきあいももう長いので、息がぴったりあってコンビネーションが素晴らしく、第4楽章の盛り上がりも圧倒的なものがありました。指揮者もオケもこの曲を思い切り楽しんでいる感じで、聴く者に元気を与えてくれる演奏でした。

こんなすごい演奏だと多少のミスなど全く気になりません。きっと伝説の演奏として後世に語り継がれることでしょう。ライヴのCDも発売されるのではないでしょうか。

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