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2010年10月25日 (月)

パワーショット S95: 私的評価

パワーショットS95 を使ってみて、ブログ用の写真(猫・人物・風景)を撮るにはとりあえず問題なしと思いました。特に気に入った点は、デザインが地味なこと、手触りがつるつるしていないこと、コントローラーリングを使って手動のステップズームができること、手抜きのない機能を持つ割にはサイズが小さくて持ち歩きが容易なことなどです。まあこのカメラでよい写真が撮れないという場合は、まだこのカメラを使いこなしていないのが原因という場合が多いでしょう。

あえて難点を言うと、on/off ボタンが非常に窮屈な位置にあり、かつ小さいこと。カメラを構えている左手の下にポップアップするフラッシュがあること。マクロ機能についてのきちんとした解説がどこにもないことなどです。特に最後の点については、AUTO モードの次に easy なSCN モード(シーンによって選択する)でもマクロモード(お花印)はありません。Pモードにしてやっとマクロモードに設定が可能ですが、マニュアルのp75に2行の全く要領を得ない解説があるのみです。ユーザーを馬鹿にしているような感じです。ただAUTOモードで近接撮影をする場合も、オートフォーカスが効いて、ちゃんと撮影できているように思いました。

SCN モードについては、足りないものがあると思います。それは1.細かい文字の撮影、2.昆虫の撮影、3.電球の光で撮影、4.逆光で撮影などで、極彩色・オールドポスター風・ウィンクしたら撮る・笑ったら撮るとかなどはあるのに、1~4などの基本的なモードがないというのは理解できません。もちろんPモードにすればいいわけですが、それにしてもね。

このカメラの AUTO モードはブラックボックスの部分が多くて、何が起こっているのかよくわかりません。ともかく余計なことはしないでカメラに任せてくれという感じなのですが、これを信用するかどうかは、もう少し試してみないとわかりません。

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