リーガ第8節: バルサ システム変更で最下位サラゴサに勝利
今日の対戦相手サラゴサはまだ今期未勝利のチーム。アウェイのラ・ロマレダでの対戦とはいえバルサは負けられませんが、チャビは故障回復が思わしくなくベンチ。これでペップはかなり考えたようです。FW:イニエスタ・ビジャ・ペドロ、中盤:ケイタ・メッシ・ダニ、底:ブスケツ、DF:アビダル・ピケ・プヨール、GK:バルデス(風邪が回復して復帰)という布陣でした。これだけはっきりした3バックは、バルサとしては大変珍しいケースです。もっともダニはたいてい前の方にいるので、結果的に3バックになるのはいつものことですが・・・。あとチャビがいないので、メッシがトップ下・イニエスタは左というシステムは問題ありません。バルサ3133、サラゴサ532という珍しい対戦になりました。
サラゴサはウチェもシナマボンゴルも体調不良で不在。しかも5バックの守備的なシステムで、明らかに攻撃力不足です。バルサは開始から攻めまくりますが、例によってビジャがツキから見放されておかしくなっているのと、メッシもシュートは打つものの決まらず得点できません。そのうち中盤でとられて、右サイドからゴール前のブラウリオにクロスを通され1:1。これはブラウリオがはずしてくれました。さらにCKからヤロシークの頭にあわされましたが、バルデスがからくもはじいて失点は免れました。
ビジャはシュートがはいらないので中盤で頑張ろうと思ったのか、さかんにドリブルやパスで動いていました。35分のペドロへのパスは得点に結びつきませんでしたが、ついに42分右からドリブル突破とみせてDF3人を集め、フリーで中央に飛び出すメッシにスルーパス。これがドンピシャで決まって、メッシが1:1からきっちりゴールを決めてくれました。
後半かなり鬱積していたのでしょうか、開始直後ポンチオが試合と関係ないところでダニの耳にパンチ。見えてないつもりだったのでしょうが、ラインズマンが見ていて一発退場。これでサラゴサはがっくりきました。66分にはイニエスタのミドルシュートの跳ね返りをメッシがたたきこんで2点目。こうなるとバルサはイニエスタとペドロを下げる余裕です。ビジャは終了直前にもポストに当てるなど、ゴールから嫌われるという病気はまだまだ治りません。
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