リーガ第35節: イエロー軍団のゆるみにつけこみバルサ圧勝
リーガもいよいよ押し詰まり、あと4戦になりました。ビジャレアル、テネリフェ、セビージャ、バジャドリードの順ですが、今日のビジャレアルとセビージャはアウェイ戦なので厳しい試合になりそうです。マドリーが1試合でもドローをやってくれると非常に助かるのですが、そうも言ってられません。
チャンピオンズリーグで疲労しているバルサはチャビも欠場といううわさもあったのですが、なんとか強行出場。FW:ペドロ・ボヤン・メッシ、中盤:ケイタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:マクスウェル・プヨール・ピケ・ダニ、GK:バルデス。ビジャレアルは復帰したロッシとニウマールの2トップ、MF:カニ・ブルーノ・イバガサ・カソルラ、DF:カブデビラ・ゴディン・ロドリゲス・アンヘル、GK:ロペス。ブラウグラナとイエローの双方ファーストのゲームシャツがなかなかいいです。
ホームのエル・マドリガルでのゲームとあって、開始早々ビジャレアルは激しく攻めてきました。たまらずバルデスが飛び出して防ぎましたが、ニウマールにボールが入って無人のゴールにシュートしますが失敗。7分にもニウマールは抜け出して1:1になりますが、やはりシュート失敗。この辺が彼のかわいいところです。一方メッシのシュートもGKにはじかれます。
前回のカンプノウでの試合と比べると、ビジャレアルのプレスはゆるめに感じました。最近絶好調なので余裕が出てきて、それがプレースタイルに現れたのかも知れません。おかげで前回のように動きが封殺されてどうにもならないという感じはなく、割とバルサらしいパス回しもできています。18分にはメッシがチャビのスルーパスを受けて、トラップでDFをはずしてシュート。これが6試合ぶりのゴールになりました。33分にはペドロがアフターチャージを受けてFK。これをチャビが右上隅にコントロールショットでゴール。GKロペスが明らかに左に寄りすぎでした。41分にはチャビのロングパスを受けたボヤンが、トラップでDFを交わして独走。グラウンダーで見事に左隅に決めました。
後半ビジャレアルはプレスをちゃんとやるよう気合いを入れられたようで、選手もカニ→ジョレンテ、イバガサ→マルコス・セナに代えて、かなりバルサもやりにくくなりました。疲労も目立ちます。そのうちニウマールからジョレンテにパスを通されて失点してしまいました。このあとブスケツをヤヤと交代させるのですが、その際ブスケツが相手選手にしつこくシャツをつかまれて文句を言われていたのですが、何とそれが遅延行為ととられてブスケツの方が2枚目のイエローカードで退場(なんでや?????)。さらに不思議なのは、交代が認められてヤヤがプレイしているではありませんか(なんでや?????)。(後で確認したところ、放送の誤りでカードはブスケツにからんでいたジョレンテに出ていたそうで納得)
ともかくわけのわからないままゲームは進行。そうのちチャビからダニに絶妙なスルーパスが出て、ダニからメッシにセンタリングが決まり楽々ゴール。しばらく休んでいたメッシが効率よい仕事を完成。結果的に4:1の思わぬ圧勝でした。
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