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2010年3月22日 (月)

リーガ第27節: メッシ止まらずサラゴサも破壊

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クライフにさぼっていると言われてからのメッシの活躍はすさまじいものがあります。猛烈にアドレナリンが出ているのでしょう。これがクラシコまで保てばいいのですが。それはさておき今日はラ・ロマレダでサラゴサとの対戦です。サラゴサのボランチは元バルサのエジミウソンで懐かしい再会です。バルサはチャビが故障、イニエスタは疲労とりでベンチということで、FW:ペドロ・イブラヒモビッチ・メッシ、中盤:ケイタ・ブスケツ・ヤヤ、DF:マクスウェル・ミリート・ピケ・ダニです。チャビとイニエスタのいないバルサは大丈夫か?

その心配はあっというまに杞憂に終わりました。開始4分イブラヒモビッチのパスを受けたペドロが左に進入し、ドンピシャのクロスをメッシの頭に合わせてゴール。ペドロはエストレーモとしての役割を見事に果たしました。サラゴサはオーソドックスな4231で、期待のFWスアソに加えて守備もきっちりしており、転落の危機にあるチームとは思えませんでしたが、このときはDFが下がりすぎてメッシがフリーになりました。このあとヤヤのボレーとかイブラヒモビッチのヘディングとか惜しいチャンスはありましたが得点できず前半終了。スアソはバルサDF陣が完封しました。

後半は早めにヤヤをイニエスタに代えて中盤を本職にもどしました。65分メッシが中盤左サイドで相手ボールを奪って、一人でDFをかわしながらドリブル突破してゴール。すごい切り返しの連続でした。77分にはイニエスタからのパスをメッシが右で受けて、中央へ切れ込みながらのミドルシュートが決まりハットトリック。もう誰にも止められません。

しかしここからバルサ劇場のはじまり。後半途中でピケをプヨールに(温存?)、ミリートをマルケスに(足がつった?)に代えていましたが、これが裏目だったのかロングパスで2回もコルンガに中央突破されてゴールを許してしまいました。この状況を救ったのもメッシでした。終了直前ゴール前でメッシが肩をつかまれて(足をシューズ裏で押された方かもしれません)PKを獲得。このPKを不運と不調の2重奏のイブラヒモビッチにゆずり、イブラヒモビッチが鬼の形相で決めました。終わってみれば4:2で勝ちましたが危ない試合でした。

これから週2回のペースで試合が続きますが、バルサにとっては左右のSBマクスウェルとダニが負傷・故障しないで保ってくれるかどうかが最大の心配です。マドリーも全く負けないので、ともかく勝ち続けるしかないバルサです。

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