アルバムベスト5
CDジャーナルの2月号には音楽評論家のマイベスト5が発表されます。ヘビメタ・民謡からクラシックまで、あるゆるジャンルの100人の音楽評論家が、前の年(2009年)に発表されたアルバムから気に入ったものを5作ずつコメント付きで発表するものです。
売れ行きなどとは無関係に、自分が気に入ったアルバムだけが書いてあるので (だから推薦盤とは少しニュアンスが違います)、出版される音楽の多彩さ、人間の嗜好の多彩さに圧倒されます。ほとんどは私も聴いたことがない音楽ばかりです。
しかしそのなかでも複数の評論家が重複して気に入ったアルバムというのがないわけではありません。
例えば
#相対性理論「ハイファイ新書」: かなり多くの支持があるアルバムです。ちょっと YouTube で聴いてみましたが、私には良さが分かりませんでした。
#ズダーン指揮 東京交響楽団「ブルックナー交響曲第7番」: これは聴きましたが良い演奏でした。ただ当然ハイブリッドだと思っていたCDが通常盤だったのでがっくり。SACDと通常盤が別売りという驚愕の事実にノックアウトされました。
#レナード・コーエン「ライヴ・イン・ロンドン」: 洋楽はわずかに限られたものしか聴かないので、とりあえずパスですが、いずれ聴く機会があるかもしれません。
その他ではユーミンの「そしてもう一度夢を見るだろう」・・・いつか必ず買うでしょう、サイモン・ラトル指揮ベルリンフィル「ブラームス交響曲全集」・・・相性良くないので多分買わないでしょう、などが人気を集めていました。ちょっと気になるところでは、大工哲弘・大工苗子&スカル・トゥンジュン「ガムラン・ユンタ」というアルバムが何人かから支持されていました。どんな音楽なのでしょうか・・・。
なかには15日に記事にしたインバル都響の「チャイコフスキー交響曲第5番」を挙げた人もいて、「わかってるよね」などとつぶやいたりするのがちょっとした楽しみです。
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