リーガ開幕: バルサ頭3発でヒホンを粉砕
ついに1日遅れでバルサにとってのリーガも開幕しましたが、その前に飛び込んできたグッドニュースは、シャフタール・ドネツクのCBチグリンスキーを2500万ユーロで獲得したという話です(そのくらいの金はあったんだ!)。22歳にしてウクライナ代表だそうで、これでひとつの心配が解消されたと思われます。
http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-11274720090901
開幕試合ということで、カンプノウはぎっしりと観客で埋まりました。相手はスポルティングヒホンです。今日はメッシはワールドカップ予選の関係でお休み。アンリとヤヤは温存。イニエスタとマルケスは故障で間に合わず。FW:ボヤン・イブラヒモビッチ・ペドロ、中盤:ケイタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:マクスウェル・プヨール・ピケ・ダニが開幕スタメン。
相手は予想通り守備を固めてカウンターを狙ってきますが、意外にダニとマクスウェルのケアは前半甘い感じでした。早速17分にCKからケイタが頭でファーサイドに流して、ボヤンが頭で押し込みました。それにしても、ファーポストのそばにいたボヤンの周辺数メートルに誰もDFがいないというヒホンの大失態で、ボヤンとしてはまさしくゴッツァンゴールでした。
例によってバルサの守備はたいしたことないのですが、ヒホンは早くカウンターをやろうと焦っている感じで、攻撃の際のパスが非常に不正確で助かりました。41分にはダニのクロスがケイタの頭にピッタリでゴール。相手が守備的に来ると、バルサは得意のポゼッションサッカーが楽にできるので安心です。ペップの狙いは、こういう場合ケイタ、イブラヒモビッチ、ヤヤ、ブスケツ、ピケなどの上背を利用して、空中戦に持ち込もうというものでしょう。この作戦はとりあえず成功しました。
さて後半になってすぐマクスウェルに故障が発生。アビダルに交代しましたが、このあとボヤンも怪我をしてジェフレンに交代し、早速心配の種です。イブラヒモビッチはやや体が重い感じがしましたが、さすがにダニのゴール前へのクロスが相手の頭をかすめてきたところに飛び込み、頭で合わせて1点取りました。相手が守備的に来た場合、ロングボールに頭で合わせて得点するという新しいバルサのスタイルが緒戦にして明らかになりました。この作戦は今日のようにイニエスタがいないときなどは、特に有効です。しかし、相手がヒホンだったので楽勝でしたが、今日のようなサッカーで強力なFWのチームとやるのは厳しそうです。
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