« 「頑固力」 by 岡田彰布 | トップページ | まぼろしの薔薇 »

2008年11月16日 (日)

ディメトロドン

24

盤竜類を代表する生物 ディメトロドン 私たちのご先祖様は獣弓類ですが、それに近いがもう少し古い古生代の哺乳類型爬虫類です。

絵も文章もウィキペディアの受け売りです。

「ディメトロドンの体重を250kgと仮定した際の、帆の有無による体温の変化を試算した。その結果、体温が26°Cから32°Cまで上昇するのに必要な時間は、帆の無い場合205分かかったのに対し、有る場合は80分まで短縮された。これにより、朝方体温が低く、活発に動けない獲物を容易に捕食できたと考えられている
この帆は多分たためなかったんでしょうね。そうすると敵からは隠れようがないくらいに目立つので、これで結構繁栄していたのなら、当時はのんびりとした平和な時代だったんだなあと思います。まだ見た目哺乳類という感じは全くありませんが、頭蓋骨や顎骨の形態は、真性爬虫類とは分かれてきていたようです。帆で体をあたためていたくらいですから、もちろん恒温動物ではなかったのでしょう。
伊豆の小室山公園の恐竜広場にも模型があるそうですが、恐竜と誤解されそうで困りますねえ。しかもあり得ない巨大なサイズのもので感心しません。
実際はせいぜい体長 2-3m くらいだったようです。
240pxgobiconodon 獣弓類に進化すると、一部の種類はヒゲを持ち始めたようです。ヒゲというのは基本部分は体毛と同じ構造ですから、体毛を持っていたものもいたのでしょう。体毛は保温の機能があるので、恒温動物にとってはほぼ必須のアイテムです。その獣弓類の一部から哺乳類が進化したと言われています。中生代の恐竜全盛時代にも、犬くらいの大きさの哺乳類は生きていたようです。またもウィキペディアからゴビコノドンの絵を借りてきました。

| |

« 「頑固力」 by 岡田彰布 | トップページ | まぼろしの薔薇 »

動物(animals)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ディメトロドン:

« 「頑固力」 by 岡田彰布 | トップページ | まぼろしの薔薇 »