ディメトロドン
盤竜類を代表する生物 ディメトロドン 私たちのご先祖様は獣弓類ですが、それに近いがもう少し古い古生代の哺乳類型爬虫類です。
絵も文章もウィキペディアの受け売りです。
「ディメトロドンの体重を250kgと仮定した際の、帆の有無による体温の変化を試算した。その結果、体温が26°Cから32°Cまで上昇するのに必要な時間は、帆の無い場合205分かかったのに対し、有る場合は80分まで短縮された。これにより、朝方体温が低く、活発に動けない獲物を容易に捕食できたと考えられている 」
この帆は多分たためなかったんでしょうね。そうすると敵からは隠れようがないくらいに目立つので、これで結構繁栄していたのなら、当時はのんびりとした平和な時代だったんだなあと思います。まだ見た目哺乳類という感じは全くありませんが、頭蓋骨や顎骨の形態は、真性爬虫類とは分かれてきていたようです。帆で体をあたためていたくらいですから、もちろん恒温動物ではなかったのでしょう。
伊豆の小室山公園の恐竜広場にも模型があるそうですが、恐竜と誤解されそうで困りますねえ。しかもあり得ない巨大なサイズのもので感心しません。
実際はせいぜい体長 2-3m くらいだったようです。
| 固定リンク | 0
「動物(animals)」カテゴリの記事
- 逆さであること(2025.02.08)
- ヒヨドリのベティ(2025.02.06)
- 配電盤(2025.01.19)
- 続・生物学茶話254: 動物分類表アップデート(2024.12.07)
- バラの香りは催淫剤なのだろうか?(2024.06.21)
コメント