カルロス・テベスの不思議 revised
ワールドカップで見た限り、カルロス・テベスはすごい選手です。バルサのメッシなんて問題じゃありません。技術もフィジカルも超一流。デランテーロ(FW)の役割としても、ポストプレーは得意、ドリブル突破も超弩級。抜け出しの鋭さも素晴らしい。しかし変な選手です。アルゼンチンの選手なのに、ブラジルでプレイし、現在はプレミアとはいえ地味なチームのウェストハムの選手です。
欧州のビッグクラブでプレイしていて当然なのでしょうが、やはり性格に問題があるんですかねえ?ボカ時代は女性問題、コリンチャンス時代は紅白戦で乱闘、ウェストハムでも舌禍事件をおこすとか、問題児ではあるようです。確かに顔は悪人顔ではあります。いつまでもウェストハムにいるような選手ではないので、近々どこかのビッグクラブが獲得するのでしょうが、彼を得たチームがうまく彼を操縦できれば、そのチームが次のシーズンの欧州を制するような気がします。しかし移籍金はさぞかしすごいことになるのでしょう。
マドリーに74億円で移籍という話もあるようですが、どうなることやら。彼の保有権自体が藪の中ですから、訳わかりません。
http://news.livedoor.com/article/detail/3209020/
SUMMARY: 2006-07シーズンのスペイン王者に輝いたレアルは、スポーツ・ディレクターのプレドラグ・ミヤトビッチが、テベスの保有権を持つと主張するメディア・スポーツ・インベストメント(MSI)社のキア・ジョオラビキアンとの交渉に臨み、3000万ポンド(約74億円)の移籍金で合意に達したとされている。しかし、ジョオラビキアンの保有権を認めていないウェストハム側は、今回の合意を無視する姿勢を示している。それでも、いまだテベスの保有権を主張するジョオラビキアンは、今夏の移籍マーケットで欧州のビッグクラブに売り込みを続けており、リバプールやチェルシーなどのプレミアクラブに加え、セリエAのインテルも獲得に興味を示していた。しかし、MSI社の投資家に対する利益を求めるジョオラビキアンは、3000万ポンド(約74億円)と高額の移籍金を要求しており、現時点でこの条件を受け入れるのはレアルだけと見られている。不透明な金の動きばかりが取り沙汰されるテベスの移籍。ウェストハムの首脳陣を無視して進められるレアルへの移籍交渉が成立した場合、移籍金の行方など、再び数多くの疑惑を生む結果となりそうだ。
今期みじめな成績だったFCバイエルンはリベリー、トーニ、クローゼという大補強を実施し、バルサもアンリとヤヤ・トゥーレ(バルサ移籍を契機にトゥーレ・ヤヤと改名した模様)を獲得しました。ベテランと若手、二人とも不思議な器用さとやわらかさがあるバルサにふさわしい選手です。しかしアンリとエトオを使うと、メッシとグジョンセンはお休みになってしまうので、もったいない話です。とはいっても非常に試合数の多いバルサですから、いつも同じメンバーだと、とても体が持ちません。エトオらもローテーションを受け入れて、順番に出るというシステムに馴れる必要があります。
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