すごいぞ都響:タン・ムーハイ
25日日曜日にサントリーホールに行ってきました。いつもP席です。オケ裏の格安の席で、ピアノの時は絶望的な音ですが、それ以外では大丈夫です。演目は「オベロン」序曲(ウェーバー)、バイオリン協奏曲第1番(ブルッフ)、「展覧会の絵」(ムソルグスキー・ラベル編曲)。チケット完売でした。
マエストロ タン・ムーハイは上海出身の指揮者ですが、前屈みで激しくオケをドライヴする指揮をみていると、若い頃のカラヤンを想い出しました(といっても映像で見ただけですが)。上の写真はそこそこサバよんでいて、結構恰幅もよく、ベテランとお見受けしました。でも指揮台でのジャンプを含めてアクションはすごい。もう中国の指揮界の重鎮だそうですが、日本のオケを振るのは初めてだそうです。
あとでパンフレットを見てみると、何とカラヤンに見いだされて育てられた方でした。すごくエネルギッシュで、グイグイオケを動かしていくタイプでした。展覧会の絵はそんな彼のスタイルにぴったりはまっていて、都響も実力を余すところ無く引き出された感じでした。特にババ・ヤーガの息をのむようなスリリングな演奏は素晴らしくて、鳥肌がたちました。都響・・・弦も管も本当にすごいです。
矢部さんのバイオリン協奏曲も、彼の清冽な美音がすばらしく、たっぷりと楽しませていただきました。
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