ハワイの日々 その1
仕事でハワイという文法的矛盾 仕事なのに自費という経済問題 貧困庶民なのにヒルトンワイコロアリゾートに4泊という場違い 諸般の事情をかかえつつジャルウェイのボーング767は成田を飛び立ちました。
この飛行機では、事故などでもう850人死んでいる---というのはそれほど気になりませんが、ともかく狭い。とても睡眠をとることはできません。しかしコナ空港直行が救い。ローカル情緒あふれるコナ空港の空気は恐ろしく澄んでいて、軽井沢などとは透明度のレベルが違う感じがしました。一気に疲労回復。空港からホテルへのハイウェイの景色は、見渡す限りの溶岩が果てしなく続く。こんなところに人は住めません。まあよくこんなところにリゾートホテルを建てたものだと思いました。
ヒルトンに到着。さすがにお医者さんの学会は贅沢(もっともほんとは隣のマリオットでやる予定が、工事遅延で保険がおりてヒルトンに変更になったとか)。ちなみにこのホテルの普通の宿泊代は図の RateCard のようなものです。それでも客の3割くらいは日本人。ツァーでいくと半額近くにはなるようです。
天国に行くには死ぬ必要はなくて、このホテルに来れば少なくとも疑似体験はできます。広大なホテル中にモノレールが走っていて、移動は主にこれを利用しますが、おすすめはキャナル(ラグーン)に浮かぶボートです。ボートでもモノレールと同じ場所に移動できます。もちろんもっとゆったりと、素晴 らしいような怪しいような美術品を眺めながら、遊歩道を歩くのも一興でしょう。ただしビジネスには全くむいていません。あまりに敷地が広大すぎて、部屋に忘れ物を取りに帰るのに20-30分を要することがあります。
時が止まる。
4頭立ての馬車のブロンズ。
あれれ御者も乗客も仏様。
宿泊したパレスタワー。この他にオーシャンタワー、ラグーンタワー、会議室・宴会場・ロビ ー棟、レストランなどの建物があります。
一日だけホテルのレストランで食事しました。ホテルの両端にあるファーストフードのセルフ店以外は、たいがい高級レストラン。ここはカムエラプロビジョンカンパニーというシーフードとステーキの店。味はおかしなものばかりでした(まずいとは言えないのが微妙)が、景観はすごい。特に夕日が海に沈む瞬間が美しい。
何枚も写真を撮ってしまいました。
レストランの夕景。女性はモデルじゃなくて、たまたま景色を眺めていた人。勝手に撮ってすみません。連絡くださったら大判のプリントを差し上げます。
これが件の日没。この景色をカクテルでも飲みながら眺めるには、レストランの5時半の予約が必須。もちろん早く並んで外の席をとる。
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