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2006年7月22日 (土)

角谷さんの本

Sumiya1 学生時代机を並べて生物学を学んだ角谷まゆみさんから、著書が送られてきました。「生命論試論」2006年新風社刊 角谷まゆみ著 という文庫版の本で、キリスト者でありまた科学者でもある著者が、いかにして両者の折り合いをつけるかを思索した内容です。

アメリカのキリスト者の中には、進化論をを信じない人も多く、中岡望氏の文章を引用すると「多くの保守的なクリスチャンは今でも「進化論」を信じていません。 --- 中略 --- 彼らは、「進化論」は必ずしも科学的に証明されていないと主張して、種の起源の”他の理論”も教えるべきだと主張しています。その理論とは「インテリジェント・デザイン」で、その考え方は「生命は複雑であり、科学で解明しきれないことが多い。それは生命の起源の背後に創造主が存在するからである」というものです。要するに、種の起源は、創造主の意思によるものであるという考え方も、学校教育で教えるべきだと主張しているのです」
このような中で、進化論ばかりか遺伝子治療も是とした著者の姿勢は、特にこの本が英訳されたときには、大きな波紋を呼ぶことも予想されます。

私はキリスト者ではないので、この本の核心部分については論評する立場にありませんが、大変興味深く読ませていただきました。

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