「渋めのダージリンはいかが」へようこそ

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「渋めのダージリンはいかが」

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短編&半島のマリア(Fiction) :こちら2

生物学茶話PDF版 こちら4  こちら5
(PDF版には、はしがき、ページ付きもくじ、巻末索引がついています)

すべてフリーですので、ごゆっくりどうぞ 

「生物学茶話:@渋めのダージリンはいかが」の紙本は九州大学理系図書館、京都大学理学部図書館、島根大学附属図書館、東京大学理学図書館、東京科学大学大岡山図書館、北海道大学理学部図書室、杏林大学医学部図書館、電子書籍としては国立国会図書館に収蔵されています。

#続・生物学茶話 タイトル一覧とリンク#  こちら

#都響 HP&SNS こちら

Hair follicle の本は Springer から出版したのでここには中身を掲載できませんが、アマゾンなどで販売しています。
こちら

入手が難しいかたは
https://morph.way-nifty.com/grey/2023/08/post-f37c78.html
の最下行に表示している連絡先にメールをしていただければご返事を差し上げます。

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2026年6月15日 (月)

ワールドカップ J vs オランダ

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ワールドカップ日本代表の試合を見ました。
オランダの得点は普通でしたが、日本の得点は2点ともツキがありましたね。

1点目は中村のシュートが前田に当たってゴール。2点目は小川のヘディングが鎌田に当たってゴール。

でもオランダのゴールを2点にとどめたのは、ガクポとフレンキーに二人づつつけて完封したことでしょう。われらのフレンキーも自由にプレーできたのは後半のアディショナルタイムくらいでした。パスの出所を抑えられたので、攻撃が単調になりました。特に久保が守備を頑張っていて、そのせいか歩けなくなって途中交代になったのが心配です。

スタジアムがオランダのファンで埋め尽くされていたのにはびっくりしました。この金権大会ですからね。オランダの方が日本よりずっとリッチなんだ・・・。

 

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2026年6月13日 (土)

Freecube ペパーミント・ブルー

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大瀧詠一氏は筒美京平氏や弘田三枝子氏とともに、JPOP創始者のひとりです。
皆さん故人となってしまわれましたが、ペパーミント・ブルーは2025年に開催された第1回日本版グラミー賞で「最優秀国内リバイバル楽曲賞」を受賞したような名曲です。
こちら

しかし この曲はナイアガラサウンドではちょっと賑やかすぎるような気がしていたのですが、Freecube はウクレレサウンドで見事にこの曲を再現しました。素晴らしいと思います。

Freecube ペパーミント・ブルー (オリジナル:大瀧詠一)
こちら

Freecube  夢で逢えたら (オリジナル:大瀧詠一)
こちら

Freecube  悲しみのラッキースター(オリジナル:細野晴臣)
https://www.youtube.com/watch?v=IlailRg2Urs

大瀧詠一
https://asuneta.com/archives/43943

Freecube
https://www.freecube.org/

 

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2026年6月12日 (金)

AIペシミズム

私はIT技術者じゃないので何のことかわかりませんが、マスコミによるとアンソロピック社のAIミュソスはアンソロピック技術者が設定した閉鎖IT環境から、独力で脆弱性を見つけ出してハッキングを行い、インターネット環境に脱出したという恐るべきものらしいです。そしてわずかな時間で誰も知らなかったLinuxの脆弱性を発見したとのこと。

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アンソロピックの創業者兄妹

アンソロピック社はあまりにこのAIは有能すぎるので一般公開はしないそうです。しかし同等のソフトは他社も近いうちに開発するだろうということで、世界は重大な危機に直面しています。日本の金融庁も金融機関に早急な対策を要請していますが、そんなことを言われても対策することなんてできるのでしょうか? すべての会社や個人の銀行口座やクレジットカード番号がオープンになってしまうのではないでしょうか?銀行からお金が消えてしまったら、戦争やりたくてもできないだろうということでいいことかもしれませんが、まあどうにかして回避するんでしょうね。いたちごっこかもしれません。

ヒズボラはジャミングやアイアンドームを回避するため、何キロもの長さの有線のコード付きミサイルを開発したそうです。ハイテクに対抗するにはローテクが有効です。庶民はもうネット決済などやめて、ひたすら箪笥から現金を持ち出して使うのが正解になるかもしれません。

でもそんなことは単なる入口に過ぎず、AIはどんどん人間を駆逐して独自の世界を構築しようとするのではないでしょうか? 米国ではもう大量の解雇が始まっているようです。アンソロピックはAIの開発を一時中断しようとまで呼びかけているようですが、資本主義社会では株主に不利な決断は基本的にできませんから、中断することなんてできるわけがありません。政府が法律でやめさせるしかありません。それも国際的な合意形成ができなければ不可能でしょう。

私がそれで思い浮かべるのは糠南駅です。

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ひろき氏の YouTube 鉄道Channel
https://www.youtube.com/watch?v=X3jzlcf-SBY&t=400s

この駅があるのは道北の幌延町で、原子力に関心がある人なら知っていると思いますが、核のゴミを捨てる方法を研究している施設がある町です。面積は広大な街ですが、駅はどんどんつぶされ、人はいなくなり、残された糠南駅は誰もいない駅だけが町の寄付で維持されています。駅舎はヨドコウが寄付した物置です(トイレはない)。この駅の周りには何もなく、原野が広がるばかりです。

国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター
https://www.jaea.go.jp/04/horonobe/

AIが支配する社会では人はどんどんいらなくなり、人口の減少によって全国の標準的な景色がこのようになっても不思議ではありません。早いですよそうなるのは・・・。人がいないのでもちろん熊やイノシシは出放題。そのうち野犬が群れを成して荒野を支配するのでしょう。

私の意見としては、AIは概ね学問・科学技術と芸術・エンタメの世界でだけ許可するのが正解のように思います。日本だけでもいいからなるはやでそうしてほしい(もちろん国際的な取り決めができればそれにこしたことはありませんが)。そのために必要なのは食料とエネルギーを自国でまかなえるようにすることです。イラン戦争はチャンスかもしれません。日本の法律で国内企業を規制したために会社がつぶれて、輸入品に頼るようになったら元も子もありません。

ともかく最初にやってほしいのは、会社・公共機関・役所に電話をかけたら必ず人が応対に出て案内・取次をやるように法律で決めてほしい。このままだとあっという間にすべてAIの対応になってしまいます。そうなったら便利になることもあるでしょうが、らちが明かないことは徹底的に明きません。カフカの「城」の世界です。

 

 

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2026年6月 9日 (火)

続・生物学茶話303:低分子量Gタンパク質 Ras その3

今回は脳神経系とは少し離れますが、Rasファミリーは生命現象の根幹を担うタンパク質群ということで、 García-España and Philips(1) の研究の跡をたどってやや詳しく扱ってみようと思います。

まず有顎魚類出現以前からいる生物の現存種はどのようなRasをもっているのでしょうか? 無顎魚類のヌタウナギやヤツメウナギは KRas4B と HRas という2タイプのRasだけを保持しています(図303-1)。脊椎動物(当時は魚類)は約5億年前に2回の全ゲノム重複を経験しました(2)。この過程で新しいタイプの NRas ができたと思われます。KRas4A は KRas4B の第3イントロンに NRas の第4エクソンが移転するすることによって生じました(2)。したがって Kras4A はこの2回の全ゲノム重複と直接的な関係はないと思われますが、それでもなんらかの関連がある可能性はあるかもしれません。その結果古い時代からある KRas は KRas4B と呼ばれることになりました。ここでも KRas4A が出現する以前の KRas も含めて KRas4B と呼ぶことにします。

なぜ 4B なのかといえば、それは第4エクソンの違いを 4A 4B と表現したため、それがそのまま分子の名前になったからです。現存の脊椎動物はすべて有顎魚類から進化したので、KRas4A・KRas4B・HRas・NRasの4種類がすべての脊椎動物に継承されています(図303-1)。哺乳類・鳥類・無顎類以外の現存脊椎動物は、その4種類に加えてKRasBLというKRas4Bと類似した分子種を持っています。KRasBLの起源はまだわかっていませんし、なぜKRasBLが哺乳類と鳥類にはないのかも明確ではありません(1)。

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図303-1 脊索動物・棘皮動物のRas C末領域アミノ酸配列の比較

すべてのRas分子はC末にHVR(Hypervariable region)をもっていますが、この部分はどんなアミノ酸でも良いというわけではもちろんなくて、この部分のバラエティーによって、Rasの機能的多様性が担保されています(3)。

Rasはすべて膜に結合した形で機能するのが特徴で、古来からあるKRas4BはC末から4番目のシステインのパルミトイル化(4)と、そのN末側に位置するポリリジン領域の存在によって膜への結合を実現してきました。ポリリジンは親水性ですが、細胞膜は常にマイナスに荷電しているので膜に結合するためにアンカーとして使えるのです。このような構造はすべての脊索動物で維持されいますし(図303-1)、そればかりか単細胞生物に至るまで同じ方式です(図303-3)。

しかし KRas4B の次に古い HRas ではその状況が一変します。たとえば HRas を持つ現存最古種のヌタウナギでは KKKKKRS が EDNGGGC に代わっていてむしろ酸性領域になっていますが、右端のC(システイン)がキーで、ここをプレニル化(5)することによって膜への結合を実現するという KRas4B とは異なる戦略に変化しました。そのような戦略の変化はすべての脊椎動物に引き継がれています(図303-1)。このような変化のなかでもC末から4番目のシステインがパルミトイル化されるという方式は不変で維持されました(図303-1)。

脊索動物におけるRasの変遷をまとめると図303-2のようになります。頭索動物(ナメクジウオ)や棘皮動物は KRas4B しか持っていなくて、これは驚くべきことに単細胞生物と同じです(図303-2、図303-3)。尾索動物ではまだみつかっていないらしく、なかったら大変ですがそのうちみつかるでしょう(図303-2)。

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図303-2 脊索動物におけるRas分子種の変遷

軟骨魚類と四足動物は2回、硬骨魚類は3回の全ゲノム重複を経験していますが、KRasBL は軟骨魚類(サメ・エイ)にもあるそうなので、3回目の全ゲノム重複は KRasBL の出現には関係していないようです。鳥類や哺乳類は KRasBL を持っていません。 理由は不明です。García-España and Philips の論文には爬虫類に関する記載がないので、さらなる調査が必要でしょう。

単細胞生物においてもC末から4番目のアミノ酸がシステインであることは同じであり、隣接して萌芽的なポリリジン領域も存在すると考えられていますが生物によってアミノ酸配列にはばらつきがあります(図303-3)。一方この領域に隣接するGドメインの領域は非常に保存性が高く LVREIR という配列はアメーバからヒトまで同じです(図303-3)。

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図303-3 単細胞生物から脊索動物に至るまでのRasの変遷

Ras分子Gドメインアミノ酸配列(N末から1~166残基)の生物進化過程における保存性は極めて高く、ヒトとの類似性は脊椎動物では93~100%、非脊椎動物では80~91%、単細胞真核生物でも72~80%です(1)。特にGTP・GDPとの結合にかかわるスイッチIとスイッチIIの領域(6)は強く保存されています(図303-4)。

N末から31~42番目残基間の EYDPTIEDSYRK という配列は、NCBIのプロテインデータベースによれば、今まで報告されているすべての生物間で保存されているそうです(1)。また59~72番目残基間の AGQEEYSAMRDQYM という配列も、ごくわずかな例外を除いて、すべての生物間で保存されています(図303-4)。その他の部分も刺胞動物以降はほとんど差がなく強く保存されています(図303-4)。単細胞の真核生物はおそらく15億年前には存在していたと思われるので(7)、まさに15億年もの間保存されているという配列です。

真菌(きのこ・カビ・酵母など)のゲノムは彼ら独自の全ゲノム重複(8)の結果、ゲノムに大きなバラエティーが発生し、図303-4でも特に他の生物とは異なるアミノ酸配列となっています。

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図303-4 Ras Gドメインアミノ酸配列の15億年前からの保存

García-EspañaとPhilipsはHVRやイントロンの解析を進めて、図303-5のようなRas分子進化のまとめを行っています(1)。5億年くらい前に原始的な魚類において全ゲノム重複がおこり、魚類は KRas4B系 と HRas系 の2種類のRasを持つことになりました。棘皮動物はそれ以前に魚類と分岐したためずっと現在に至るまで Kras4B系 のRasだけを持つことになります。この分子はカンブリア紀には棘皮動物と魚類でほとんど同じだったと思われますが、その後魚類における KRas4B系 の分岐がおこって KRasBL や lancelet1 などのバラエティーができました。棘皮動物は魚類ほどバラエティーに富んだ子孫をつくれなかったこともあり、現在に至るまで KRas4B のみの系統を保存して使っているわけです。

一方魚類は KRas4B系 のバラエティーのほか、HRas系分子は NRas系 を分岐し、さらに KRas4B系遺伝子とのハイブリッドである KRas4A を分岐しました。分子系統樹的に言えば KRas4B 系統は脊索動物以外のすべての動物も持っている太い幹であり、HRas 系統は脊索動物だけのための細い枝ということになります。

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図303-5  脊索動物および棘皮動物におけるRasの分子進化

 

参照文献

1)García-España A, Philips MR. Origin and Evolution of RAS Membrane Targeting. Oncogene., vol.42(21): pp.1741-1750 (2023). doi: 10.1038/s41388-023-02672-z.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10413328/

2)沖縄科学技術大学院大学 研究関連ニュース 魚類ゲノム進化3億年の謎に迫る
https://www.oist.jp/ja/news-center/press-releases/22387

3)続・生物学茶話302:低分子量Gタンパク質 Ras その2
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/05/post-a1ccfa.html

4)ウィキペディア:パルミトイル化
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%8C%96

5)Wikipedia: Prenylation
https://en.wikipedia.org/wiki/Prenylation

6)続・生物学茶話301:低分子量Gタンパク質 Ras その1
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/05/post-3e3aaa.html

7)長谷川政美 僕たちの祖先をめぐる15億年の旅
https://www.kagakubar.com/mandala/mandala19.html

8)ゲノム世界真菌データ:シンテニーパート
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=202402259714274073

 

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2026年6月 8日 (月)

谷川萌々子 ザ・ファンタジスタ

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from instagram

谷川萌々子さんはファンタジスタです。私が思い浮かべるのはロナウジーニョですね。
ボールを持っていないときも、自分がパスすべき選手の位置をいつもみています。
もちろんシュートの技術もすごいと思いますが、ピッチを俯瞰しているようなすごさを感じます。

情熱大陸に出ていて、好きなポジションを選んでいいならどこで出る? と訊かれて彼女は「センターバック」と答えました。理由は全体が把握できるからだそうです。

もちろん彼女をDFにするのは、ロナウジーニョをDFで使うのと同じく馬鹿げたことですが、トップで使うのももったいないです。

この番組で一番印象的だったのは、あるベテランのチームメイトが「もう年を取ってこのままやっていても楽しいことはないと思っていたけど、彼女が入団してからまだまだ楽しいことができることがわかった」という意味のことを話していたことです。

そう ここにパスを出してくれってときに球がきますからね。

彼女が所属するFCバイエルンフラウエンは、バルサ女子と比べるといまいちテクニックとアジリティーに劣る印象を受けたので、これからの向上を期待しています。

Momoko Tanikawa: The Bayern Wunderkind
https://www.youtube.com/watch?v=RhLBmoBnFZA

Control, nutmeg and finish!
https://www.youtube.com/shorts/2AffeO5p3L4

vs. ManU
https://www.youtube.com/shorts/rcP7mQKn8P

Best player
https://www.youtube.com/shorts/1V5ShT5NbnY

南アフリカ女子代表戦
https://www.youtube.com/shorts/3XSHrgwzFVY

谷川 萌々子 25/26シーズン 全ゴール&アシストまとめ
https://www.youtube.com/watch?v=3osNA0RExRM

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谷川萌々子を擁するバイエルン・フラウエンが今夏来日!
7月25日に『NACK5』で大宮と親善試合実施
https://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20260520/2161659.html

 

 

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2026年6月 4日 (木)

宿題をやらない生徒は教室の外で立っていろ

こちら

伊佐真一もバカにされたものです

私が小学校4年生のとき

先生が宿題の答えをさせようと生徒に質問したのですが答えなかったので、宿題をやってこなかったひとは立って教室の隅にあつまりなさいと命じたのです。そうしたら20人くらいやってない生徒がいて、それをみて先生(若い女性)が泣き出して教室を退出し、学校の応接室に鍵をかけてとじこもってしまったのです。それで私が代表でドアの前でごめんなさいとあやまって、その後何時間か経過してようやくでてきてくれたんですね。そんなことを思い出しました。

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2026年6月 3日 (水)

国旗損壊罪

第九十四条の二 日本国に対して侮辱を加える目的で、国旗を損壊し、除去し、又は汚損した者は、二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。

↑こんな法案の審議が始まろうとしています

国旗をパロディにするのはいけないのかな?

たとえば

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自衛隊グッズ(ワッペン)


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赤瀬川原平 赤瀬川原平の冒険 ー脳内リゾート開発大作戦ーに収録


ウィキペディアによれば、日の丸が最初に国家のシンボルとして使われたのは徳川幕府の咸臨丸らしいです

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しかしこの船尾の方の旗をよくみると、バックは白の無地ではなく何かのデザインがあるように思われます(画像をクリックして拡大してみてください)

鳥羽伏見の戦いで政府軍は錦の御旗(*)を掲げて戦いましたが、幕府側は日の丸を掲げて戦いました つまり日の丸は賊軍の旗だったわけです
こちら

現在の日の丸が正式に国旗となったのは1999年に国旗国歌法ができてからです

私の考えでは丸が太陽を意味するなら、バックは当然空でなければならないので白ではなく青色です

それが理由ではなく、むしろソメイヨシノが咲く国に誇りを持ちたいという意味で丸はピンク バックは周りが海なので青色ということで

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というのが、私が推奨するデザインです

 

 

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2026年6月 2日 (火)

コーヒーの花とサマータイム

手のひらサイズのコーヒーの苗木を7~8年前に買ってきてベランダで育てていました。4年たっても花をつけないのでがっかりしていたら、そのうち葉が病気になって枯死寸前になってしまいました。病気の枝を全部切っていったん1/10くらいのサイズにして、再生したのが今の木です。それが今年盛夏のような暑い6月1日ついに花をつけました。

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ほのかに漂う甘い香り(もちろん挽いたコーヒー豆の香りではありません)

けだるい日差しの中で、ガーシュウインのサマータイムが頭の中で流れてきました。私が生演奏でこの曲を聴いたのは、ずいぶん昔の山崎ハコさんのライブでだけです。彼女はこの曲が好きだったのか「サマータイムが聞こえる」という曲を自作して歌っています。

ガーシュウインがこの曲を作ったのは100年以上前のことで、彼のオペラの中では女性の奴隷が歌う子守歌です。レイジーな雰囲気・・・幸福感。

夏になれば豊かになれる、魚は跳ねて、綿の木は伸びる。父さんは金持ち、母さんはきれい。だから坊や、泣くのはおよし… (ウィキペディアより)

Janai Brugger メトロポリタン歌劇場 (ガーシュウインのオリジナル)

Audra McDonald

Golda Schultz

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Lana Del Rey

Natalie King

Molly Colbourne

Ella Fitzgerald

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サマータイムが聞こえる 山崎ハコ (静止画)

 

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2026年5月30日 (土)

都響 2000年生まれの指揮者とともに

冬は嫌い 夏が好き な私です。
団地の植え込みはやまぶきが元気よく咲いています。

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フィルとベティ(イソヒヨドリ)はいなくなりましたが、おそらく彼らは今年繁殖に成功したらしく、子供たちをみかけるようになりました。人間には全く慣れていないので、写真撮影はなかなか難しい。チャレンジしようとは思っています。

雲一つない快晴の空、新橋からバスに乗ってアークヒルズへ。
このルート身障者には楽です。ただし帰りには使えないと思います。
渋谷から来る人には便利かも。
土曜日のマチネは水内庵で昼食をとれるからうれしい。
今日の目玉は務川・児玉の名人芸と思っていました。
チケット完売です。

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ショスタコーヴィチの曲は礼賛する人もいますが、私はB級だと思います。
やはりチャイ5は圧倒的です。

マエストロ・ダビデュクはさわやかに晴れ上がった夏の日に吹く強い南風のような演奏。サウンドもニュアンスも、とても19世紀ロシアの曲とは思えない新鮮な解釈でこの曲を聴かせてくれました。
何と2000年生まれ・・・ 🌀 。

都響もこの21世紀生まれの天才指揮者のイメージを実現するべく頑張りました。指揮者は特にサトーミチヨさんのクラリネットがお気に入りのようでした。

団員に賛辞をささげるマエストロ・ダビデュク

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マエストロアンコールでのダビデュクさん
私は30年くらい決まった貧民席で都響の演奏を聴いていますが
こうやって反対側にも挨拶してくれると恐縮します。

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2026年5月29日 (金)

続・生物学茶話302:低分子量Gタンパク質 Ras その2

Rasタンパク質の構造は301の冒頭でも学習しましたが(1)、ここでは少し詳しくみていきます。Rasファミリーは150種類以上の低分子量Gタンパク質からなる巨大なタンパク質群で構成されています。サブファミリーとして Ras、Rho/Rac、Rab、Arf、Ran があります。これらすべては図302-1のような分子構造でまとめられます。

赤い部分はGTP・GDPの結合に関与すると同時に、GAP(GTPase activating protein)による制御をうけ(斜線部)、さらにMAPキナーゼカスケードやP13Kカスケード(1)を起動するために必要な最重要領域です。緑色はGTP・GDPが結合する領域、網目はGEF(GDP/GTP exchange factor)の制御を受ける部位です。ファミリーに所属する多くのタンパク質のアミノ酸配列の中でも、特に保存性が高い部分は下線つきのアミノ酸配列です(2、図302-1)。

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図302-1 Rasタンパク質の1次構造とドメインの配置

C末の灰色の部分は Hypervariable Region と呼ばれていて特にアミノ酸配列のバラエティに富んだ部分です(図302-1)。例えばヒトの場合Rasタンパク質は4種類ありますが(H-Ras N-Ras K-Ras4A K-Ras4B)、それぞれ極めて類似性の乏しい配列となっています(図302-2)。ただし後で出てきますが、他の動物にも H-Ras N-Ras K-Ras4A K-Ras4B のそれぞれに類似した配列のタンパク質が存在する場合があるので、必ずしも進化的に保存性が低いとは言えません。またC末から4番目にはファルネシル化またはゲラニルゲラニル化されたシステインがあります。

おそらく膜に結合するするためには、C末から4番目だけでなく近傍のシステインがパルミトイル化されることによって疎水性が補強される必要があると思われます。パルミトイル化されるシステインは青色で記してあります(図302-2)。ただし K-Ras4B にはその代わりにリジン(K)リッチな強い塩基性領域があります。これらのことから Hypervariable Region といっても、自由な配列が許されるわけではなくて、機能によってそれぞれの分子種ごとにある程度決まった配列を持つべきものと考えられ、Ras機能の多様性と直結するものと思われます。

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図302-2 Hypervariable Region の配列と修飾

K-Ras4A と K-Ras4B はそれぞれ151番目からC末までのアミノ酸が、エクソン4Aによるものか、それともエクソン4Bによるものか・・・のオルタナティブスプライシングによってできた2種類の分子種です(3、図302-3)。H-Ras および N-Ras の遺伝子については、K-Ras4B の場合と同様、150番より前と151番より後のエクソンの間には長いイントロンがあります(図302-3)。

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図302-3 Ras遺伝子とタンパク質

タンパク質の機能を知るうえで、その遺伝子のノックアウトマウスを作成して調査することは必須です。ただRasファミリーは前記のように150以上の種類があり、ダウンストリームでもMAPキナーゼやP13Kカスケードをはじめとして重複する部分があって、他の類似分子種の機能を代替するようなプロセスがからまりあって、一筋縄ではいかないような印象を受けます。

ですから K-Ras のノックアウトマウスが心臓の形成不全により胎生致死であることは衝撃的です(4、5、図302-4)。しかし少し考えてみると、低分子量Gタンパク質分子群が細胞の増殖や分化のスイッチであるわけですから、その発現に時間的・空間的特異性があっても不思議ではありません。

K-Ras が全く発現してない状態では H-Ras、N-Ras はレスキューできないということですが、K-Ras(-/-)であっても、ヒトプロト型H-Ras遺伝子を導入したトランスジェニックマウスは正常に発生することが知られています(5、図302-4)。このトランスジェニックマウスではH-Rasの発現が増強されているようなので(6)、要は2~3倍の発現があればレスキューできるようです。

K-Ras が正常であっても、H-Ras および N-Ras ダブルKOマウスは出生前後に死亡する個体が多く、成体まで生きる個体は極めて少ないと報告されています(7、図302-4)。またK-Ras(+/-)マウスは正常に発生しますが、さらに N-Ras または H-Ras 遺伝子のどちらかがノックアウトされている場合胎生致死となります(8、図302-4)。

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図302-4 Ras遺伝子のノックアウトマウス

このようにRasアイソフォームは互いにレスキューできるかできないかが微妙な遺伝子発現の量に依存しているようです。もちろん致死かどうかという大雑把な問題の先には、脳がどのようなダメージを受けるかとか、発がんの確率がどう変化するかとか、そのほかあらゆる臓器に関係がありそうなさまざまな課題が残されています。

そもそもRasをはじめとする低分子量Gタンパク質は、細胞の増殖や分化という生命現象に本質的に重要な現象を担う物質なので、細かく役割の特異性が割り振られているはずで、簡単に他の因子で代替されては発生分化・形態形成のプログラムが破綻します。メカニズムが似ていて作業プロセスもオーバーラップがあるにもかかわらず特異的な役割を担うという、特別な地位にあるのがRasファミリーのタンパク質群です。

Rasの遺伝子に変異があって発現が低下した場合は前記したノックアウトマウスの結果に準じた状態になりますが、逆に変異があるためにGTPと結合したままになって、いわゆる gain-of-function の状態になるとその遺伝子は暴走し制御できない細胞増殖がおこって組織は破壊され、がんが発生することが予想されます。実際ヒトのがんの25%近くにRasの変異がみられます(9)。がんの発生部位によって、変異がみられる遺伝子の種類も異なることがわかっています(図302-5)。KRas・NRas・HRasそれぞれが働く場所が決められていることがよくわかります。ちょっと驚くのは膵管腺がんのほとんどはKRasの変異に起因するものであることが示されていることで(図302-5)、がんという病気に対するイメージが少し変わりました。

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図302-5 様々な“がん”にみられるRasの変異

多くのがんの原因がRas遺伝子の変異による gain-of-function にあるということは、変異があるRas遺伝子の活動を制御すればがんの治療が可能だということですが、これが最近までうまくいってなくて、Rasは「“Undruggable”なタンパク質 」といわれてきたそうです(10)。それでも最近ではセツキシマブなどの新薬がテストされているそうで、期待はできそうです(11)。

 

参照文献

1)続・生物学茶話301:低分子量Gタンパク質 Ras その1
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/05/post-3e3aaa.html

2)Esther Castellano and Eugenio Santos, Functional Specificity of Ras Isoforms: So Similar but So Different., Genes and Cancer vol.2(3): pp.216-231 (2011)
doi:10.1177/1947601911408081
https://digital.csic.es/handle/10261/60325

3)Antonio García-España and Mark R. Philips, Origin and Evolution of RAS Membrane Targeting., Oncogene., vol.42(21): pp.1741–1750 (2023) doi:10.1038/s41388-023-02672-z
https://www.nature.com/articles/s41388-023-02672-z

4)Koera, K., Nakamura, K., Nakao, K. et al., K-Ras is essential for the development of the mouse embryo. Oncogene vol.15, pp.1151–1159 (1997).
https://doi.org/10.1038/sj.onc.1201284
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9294608/

5)饗場篤 rasノックアウトマウスを用いた新規のRasシグナル伝達機構の研究
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-10480197/

6)常松令 マウス肝臓癌発生におけるH-ras遺伝子の役割についての検討
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-07770387/

7)Fuentes-Mateos, R., García-Navas, R., Fernández-Infante, C. et al. Combined HRAS and NRAS ablation induces a RASopathy phenotype in mice. Cell Commun Signal vol.22, no.332 (2024). https://doi.org/10.1186/s12964-024-01717-4
https://link.springer.com/article/10.1186/s12964-024-01717-4#citeas

8)市瀬広武 がん遺伝子 H- N- K-ras 多重欠損マウスを用いた Ras の生体機能の解析
東京大学大学院農学生命科学研究科 学位論文(1999)
https://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=114441

9)G. Aaron Hobbs, Channing J. Der Corresponding Author, Kent L. Rossman, RAS isoforms and mutations in cancer at a glance., J Cell Sci, vol.129 (7): pp.1287–1292. (2016)
https://doi.org/10.1242/jcs.182873
https://journals.biologists.com/jcs/article/129/7/1287/56285/RAS-isoforms-and-mutations-in-cancer-at-a-glance

10)杉本渉 がん悪性化を惹起するRASシグナルに対する制御法の探索と解析 学位論文(2022)
https://konan-u.repo.nii.ac.jp/records/4382

11)平川晃弘、浅野淳一、佐藤宏征、手良向聡 マスタープロトコルに基づくがん臨床試験
計量生物学 vol.39, no.2, pp85-101 (2018)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjb/39/2/39_85/_pdf/-char/ja

 

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2026年5月26日 (火)

私といつも共にあるチキチータ サラとミーナ

Imga-7

Shut Up & Kiss Me! 渾身のチキチータ
ふたりでじっくりと歌いこんでいて素晴らしい

Chiquitita=little one オリジナル:ABBA

こちら

チキチータ
あんた暗いよ どうしたの
ひとりでうつむいて
明日への希望が見えない

そんなあんたをみるのはつらい
隠す必要はないのよ
私にはわかる
塞ぎ込んでいるように見えるよ

ねえ本当のことを話して
私の肩で泣いていいのよ
だって親友だもの

自信満々に見えたあんただけど
今は落ち込んでるのね
ずたずたの心を私に縫わせて

痛みはいつか去り
傷はいえるのよ

また踊るのよ
悲しみに沈んでいる時間なんてなくなるわ

私も一緒に泣いている
でも太陽はいつも空から私たちを照らしてくれる
もう一度 前のように 歌を聴かせて

新しい歌を歌って チキチータ
前みたいにさあ

壁が崩れて
あんたの愛はろうそくみたいに吹き消された
どうしようもないよ

ねえ本当のことを話して
隠す必要はないのよ
私にはわかる
塞ぎ込んでいるように見えるよ

新しい歌を歌って チキチータ
前みたいにさあ

---------------------------

one more song

Despacito ゆっくりと
オリジナル:ルイス・フォンシとダディー・ヤンキー

エロチックに女性にせまっていく歌(内容は想像する通り)

あちら

Shut up and kiss me! 
スペイン語ネイティヴだと思います

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2026年5月25日 (月)

ワールドカップの足音がきこえる

私はDAZNに加入していなので Jリーグの試合を見ることはありません

というかバルサの試合と放映されれば日本代表の試合しか見ません

なので本来ならスペイン代表を応援すべきなのですが、日本代表の試合を見ているうちに上田綺世君のファンになったので、ワールドカップでは日本代表も応援したいと思います。

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日本代表 上田綺世(ウィキメディアコモンズより)

Lamine_yamal

スペイン代表 ラミネ・ヤマル(ウィキメディアコモンズより)

 

スペイン代表のメンバーをみて驚きました。レアル・マドリーの選手がみあたりません。下部組織の選手育成を怠った結果か?

同じマドリーでもアトレチコは大勢の選手を送り込んでいます

もうレアル・マドリーはスペインを代表するチームではありません

スペイン代表

FW:

ラミネ・ヤマル(バルセロナ)
ダニ・オルモ(バルセロナ)
フェラン・トーレス(バルセロナ)
ミケル・オヤルサバル(ソシエダ)
ニコラス・ウィリアムス(ビルバオ)
ボルハ・イグレシアス(セルタ)
ビクトル・ムニョス(オサスナ)
ジェレミ・ピノ(クリスタル・パレス)

MF:

ガビ(バルセロナ)
ペドロ・ゴンザレス(バルセロナ)
ファビアン・ルイス(パリSG)
マルティン・スビメンディ(アーセナル)
ミケル・メリノ(アーセナル)
ロドリ(マンチェスター・シティ)
アレックス・バエナ(アトレチコ・マドリード)

DF:

エリック・ガルシア(バルセロナ)
パウ・クバルシ(バルセロナ)
アレックス・グリマルド(レバークーゼン)
ペドロ・ポロ(トッテナム)
マルク・ククレジャ(チェルシー)
マルク・プビル(アトレチコ・マドリード)
マルコス・ジョレンテ(アトレチコ・マドリード)
エメリク・ラポルト(ビルバオ)

GK:

ジョアン・ガルシア(バルセロナ)
ウナイ・シモン(ビルバオ)
ダビド・ラヤ(アーセナル)

日本代表のメンバーを見ての驚きは、なんとJリーガーは長友とGK2人のみ

いつから日本はこんなサッカー後進国になったのでしょうか?

 

 

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アルニカ わが街

ウィザードリー8は古いある種のレジェンドRPGですが、今でも Steam にアクセスすれば1000円くらいで好きなだけプレイできます。

https://steamcommunity.com/

https://morph.way-nifty.com/grey/2024/05/post-74c88d.html

最初の街アルニカに到着するまでの労苦は並大抵ではありません。ですからここ↓にたどり着くと本当にホッとします。

Wiz1a

この街にはいろんな人間味豊かな人々がいてイベントもたくさんあり、出発点の街とはいえ、もうこの街から外に出たくないほどです。難点といえばドローンやロボットがうろついていて、下手をするとこちらが全滅しかねないことですが、パトロール隊や武闘僧侶が助けてくれることもあります。

〈おもな住人〉

アントン(武器の製造直売):最大の敵対種族ラパックスですが、彼は種族なんて無関係に暮らしている職人で、誰にでも武器の売買をしてくれますし、素材をもっていけば注文製造もしてくれます。

ヘリ(旅館とバーの経営者):ここで飲酒したり宿泊したりできますが、アイテムの販売もやっています。バードのいないクルーだと楽器を買ってくれるのが有難い。いろんな噂話も聞けます。

アンナ(商店主):釣り人のための船を出す商売していましたが、ならず者たちにひっくりかえされ、商店をやっています。最初に行ったときには多分へビー・クロスボウが目玉商品で、是非買っておきたい。あと電池も。昔パトロール隊のトラメインの愛人だったようです。

トラメイン(パトロール隊長):とても重要な話をしてくれる好人物。年寄なのでもう夜の役にはたたない。

ブラフィット(僧侶):寺院を守っている。主として僧侶のための魔法アイテムを売ってくれますが、一番有難いのはマナを回復してくれるポーションがあること。

ロラック(銀行員):そっけない感じの対応ですが、銀行の地下でのイベントで素晴らしい武器をゲットできます。

マイルス(盗賊):仲間になってくれるキャラ。 有能ですが、私の趣味でアルニカの街の外まで連れ出したことはありません。よくしゃべります。

ヴィ・ドミナ(ヴァルキリー):仲間にできるキャラ。ラスボスとも言えるサヴァントと行動を共にしたこともある女性で、街ではあまり信用されていないようですが、私はこのキャラが気に入ってて、邪道ですが最後まで連れて行ったことがあります。

etc.

 

パトロール隊とアルニカの街(ヘリのバー・旅館)

Wizhelia

絵はエルアキさんのサイトのものを改変して使わせていただきました。
御礼申し上げます。

私の足元でまったりとするサラとミーナ

P4220357a

お前たちはプレイできなくて残念

でも実は❗
必ずミーナはガジェッティアー、サラはビショップで同行しているんだよ。

私はいつもプリーストね あとファイターは真希

 

 

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2026年5月22日 (金)

ナフサ製品はどんどん欠乏するんだと思う

さなえはどうして「ナフサは十分あります」なんてこと言ったのか

まったく意味が分かりません

だんだん欠乏してくるのでなんとか代替品をみつけてがんばりましょう

政府も頑張ります ・・・ って言えばいいのに

この責任はネタニヤフとトランプにあることは誰でも知っているので

総理を責める人はいませんよ

-----------------------

私は農業には疎いのでよく知りませんでしたが

これがなくなると大変だそうです

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2_20260522231701

(モノタロウの通販サイトより)

この穴から苗が出るようにすると、良い苗ができるそうです

これはナフサから作られるものらしく、これがないと野菜の

収量ががっくり落ちるとのこと

野菜だけじゃありません

魚は重油がないと漁船が動かないのでとれません

夏は空調ないと鳥は卵をうみません

食べ物がなくなるんだ
えーっ💦

ゴミ袋がなくなると困るとこのブログにも書きましたが、それは何か月か先の話だと思っていたら、なんともう困っている自治体があるそうじゃないですか
えーっ💦

ガソリンの備蓄は多少あったとしても、エンジンオイルがなくなると車が動かなくなるので、鉄道を廃線にされてバスしかないところの人は移住しないといけなくなります

だいたい物流がなくなると いったいどうなってしまうんだろう???

辞めたら解決する問題ではありませんが こんな国家存亡の危機のときに 誹謗中傷で総理になったうえに嘘まみれのビッチが最高指導者ではどうしようもないでしょう 最低でも官僚の信頼を得られるような人物が総理をやらなくては

 

 

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2026年5月20日 (水)

シューズボックスで昼寝をしようとしましたが

Img_1720a

やっぱりサイズ的に無理だったねミーナ

残念 🌀

私の場合 靴屋でサイズの合った靴をみつけるのは至難の技です
まず24.5cmなので男性用は選択肢が非常に少なく
しかも甲高なので形に合う靴がみつかりません
女性用の棚を探すことも普通です

数年前にイオンでぴったりの靴をみつけましたが、
それは中国製の女性用リハビリシューズでした
今でも近所のスーパーやイオンに行くときには使っています
同じ商品はもう売っていません

さすがに靴を通販で買うのは勇気がいりますねえ
失敗したこともありますし

靴と言えば このジャケットを思い出します

Alizee

J’en ai marre!
こちら1

Moi Lolita
こちら2

Tempete
こちら3

 

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2026年5月17日 (日)

Naru & ぷりん 「歌姫」

Naru

Naru & ぷりん 「歌姫」 (オリジナル:中島みゆき)
こちら

淋しいなんて 口に出したら
誰もみんな 疎ましくて逃げ出していく

そう・・・
口に出したらみんな逃げ出していきそうなせりふは
他にいくらでもありそうです

「あいつが嫌いだ 死んでほしい」

「犯罪を犯したことがある」

「貧しくて困っている」

「実は病気だ」

etc・・・・・

フェイスブックには友達申請というのがあります

菅野完は10万人の登録者を持つ YouTuber で、
彼のところには友達になりたいという電話がよくかかって
くるそうですが、そのとき彼は激怒します
「友達になりたいというのは暴力と同じだ」
彼は真実を語ろうとするので、周りは敵だらけになります
嘘にまみれた仲間なんて彼には耐え難いのでしょう

嘘をつけば肩の荷物は重くなります
センシティヴな人にとってこれは耐え難い

だから生きる技術というのは、いかにしてその荷物を
軽く感じるようにするかってことにつきます

中島みゆきは 歌・酒・風という処方箋を渡してくれます
そしてもうひとつ群れから離れること

水夫は仕事に失敗し それ故に蝶々に会うことができました
日常から離れると 何か別の出会いがあるかもしれません

人はそれぞれ にぎりこぶしのなかの幻影をにぎりしめ
それを誰か(つまり世間)にふりかざして生きなければならない

そう自分も世間も、世の中はすべて嘘でできている
男も女も
もちろん 早苗もトランプも習近平も

中島みゆきは学者や学問をバカにしています
「包帯のような嘘を見破ることで 学者は世間を見たような気になる」
という歌詞を書いています

そういえば 今天文学は大変なことになっているらしい
138億年前にビッグバンが起こって宇宙ができたという説が
誤りだったかもしれないとのこと

真実にたどり着くのはかくまで困難なのか?

しかしはやぶさがイトカワから砂を持ち帰ったことはウソではありません
科学は嘘の蓄積であっても いつかはある種の真実にたどり着く
そんな不思議な旅なのです

真相
https://www.youtube.com/watch?v=gwJ3lRhsdtE

 

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2026年5月15日 (金)

続・生物学茶話301:低分子量Gタンパク質 Ras その1

Rasはいわゆる低分子量Gタンパク質のひとつです。GTPと結合・代謝するからGタンパク質というわけですから、ATPと結合・代謝するのはAタンパク質と言うかというとそんなことはありません。それらは普通にATPase と呼ばれています。理由としては、Gタンパク質はGTPaseではあるのですが、GTPあるいは代謝されたGDPと結合していること自体に代謝より重要な意味があるから・・・ということになっています。

Gタンパク質には2つのグループがあって、ひとつは膜7回貫通受容体とセットになっているヘテロ3量体のグループ(≒100kDa)、いまひとつは単一ペプチド鎖で低分子量Gタンパク質といわれているグループ(20~30kDa)です。ここでとりあげるRasは後者に属します。Rasは Rat sarcoma という言葉にルーツがあり、もともと過剰に発現すると細胞の癌化を誘導することから主として癌の分野で研究されていましたが、現在では Rasopathies という言葉が存在するように、Rasの変異による脳の病気が数多く見つかり、脳科学分野でもさまざまな研究が行われています。この病気は高い確率で知的障害や自閉症スペクトラム障害をともない、1000人の新生児についてひとりが発症するというかなり発生頻度の高い遺伝子疾患であることが知られています(1)。

Rasタンパク質の構造は図301-1のようにN末からの大部分を占める保存的なGドメインと、C末近傍の短いハイパーバリアブルな領域(HV領域)からなります。GドメインはGTPと結合し代謝する、あるいは代謝産物であるGDPと結合するのが主な役割です(2、3)。青い部分は直接GTP・GDP・マグネシウムイオンとかかわる領域です。HV領域は脂質と結合するための領域であり、細胞内の様々な構造とのかかわりを規定する領域で、この部分の相違によって異なる役割を持つことが可能な複数のアイソフォームが存在します。ヒトの場合は図301-1に示された4種類(H-Ras、N-Ras、K-Ras4Å、K-Ras4B)になります。

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図301-1 Rasタンパク質の構造

Rasファミリーの場合 GDI/GDF (GDP解離阻害因子/GDP置換因子)による制御はあまり受けないようですが、多くの低分子量Gタンパク質はこれらによる制御を受けます。すなわちGDPと結合した不活性型のGタンパク質はGDI(GDP解離阻害因子)によって通常は安定化されており、GDF(GDI置換因子)の作用によって活性化プロセスに入り得る形となり、さらにGDP/GTP交換因子の働きによってGTP結合型(活性型)になります(2、図301-2)。このシステムは菊池章らによって見つけられたもので、その経緯は文献(4)に記してあります。Rasはこのような2段階制御ではなく、GDP/GTP交換因子(GEF)およびSynGAP(5)などのGTPase活性化タンパク質によってシンプルに制御されているようです。

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図301-2 低分子量Gタンパク質の制御機構

GEFの結合によって基質(たとえばGDP型Ras)からのGDPの解離が触媒され、その位置にGTP分子が結合します。通常酵素は基質と結合して分解すると生成物は離れるわけですが、低分子量Gタンパク質は基質(GTP)を分解しても、生成物であるGDPは離れていかないで酵素に結合したままなのです。これを引きはがすにはGEFが必要で、GEFが働くとGDPが解離しGTPが酵素に結合します(通常GTP濃度>GDP濃度)。そして結合したGTPは自動的には代謝されず(反応速度が非常に遅い)、酵素=Gタンパク質はGTPを結合した状態で様々な生理作用を実行します(6)。低分子量Gタンパク質は基本的にはGTPを結合している場合がONの状態、GDPを結合している状態がOFFの状態ですが、GDPを結合した状態で別の生理作用を実行する場合もあります(7、8)。

GAP(GTPase活性化タンパク質)やGEF(GDP/GTP交換因子)の種類と、それぞれがターゲットとしている低分子量Gタンパク質の種類を図301-3にリストアップしました。

3013a

図301-3 GTPase活性化タンパク質(GAP)とGDP/GTP交換因子(GEF)のターゲットとなる低分子Gタンパク質の一覧

GAPやGEFの作用は通常それらの転写や翻訳の量によって制御されるのではなく、それらのリン酸化、Caイオン/カルモデュリン/cAMPの動向、あるいは存在場所の移動などによって迅速に制御されています。

Rasファミリーのタンパク質は通常細胞膜、ER、エンドソーム、ゴルジ体などの膜系に存在し、運搬や生理作用の実行も膜にトラップされた状態で行われます。Rasは細胞外から来たシグナルを細胞質に伝える役割を持っているので、このような局在になっているのでしょう。そのために行われるのがC末の疎水化です。Rasの場合C末はファルネシル化またはゲラニルゲラニル化されます(図301-4)。

ただしその方法はやや複雑で、まずC末の3つの残基が切り離され、C末から4番目のシステインのSHがファルネシル化またはゲラニルゲラニル化されます。その後修飾末端のピロリン酸がはずされ疎水化されます。さらにシステインのCOOHはメチル化され、RasのC末は徹底的に疎水化されて膜と結合しやすい構造になります(図301-4)。Rasは膜と結合していないとその機能を発揮できません(6、9)。

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図301-4 低分子量Gタンパク質C末のプレニル化

膜係留型に加工されたRasやRapは活性化されると様々な情報伝達機能を発揮します。まず第1にMAPK(mitogen-activated protein kinase)カスケードを起動します(6、10、図301-5)。
カスケードというのは多くの場合タンパク質の加工の連鎖です。代表的なのはリン酸化です。たとえばERKもリン酸化酵素ですが、この酵素は核内に侵入して転写因子を活性化することができます。あるシナプスの活動を長期間活発化するためには、これまで述べてきたような受容体・構造タンパク質・調節タンパク質などの量を増加させることが必要で、転写の活性化はその基盤になります。RapはRasの活動をカウンターとして制御するために必要と言われています(6)。

第2のカスケードはP13K(フォスファチジルイノシトール3-キナーゼ)-Akt(タンパク質キナーゼ)を経由するもので、この場合も活性化されたAktは核内に侵入して転写因子を活性化します。ウィキペディアをみるとAktの基質は〈myriad〉と書いてあるので(11)、その機能の全貌をみるのは困難だと思われます。Rap1もAktを活性化します(12)。下段にRhoが現れますが(図301-5 Type2)、Rhoは葉状仮足や糸状仮足の形成のキーファクターであるという報告があります(13)。

第3のカスケードはRasが間接的に他の低分子量Gタンパク質を活性化するというものですが、とりわけRacはアクチンの細胞骨格形成(特に葉状仮足)に関与するという報告があります(14)。

3015a

図301-5 低分子量Gタンパク質からの主要な情報伝達カスケード

Rasが記憶と深い関係にあることが最初に示されたのは、図301-3に記したGAP活性を持つニューロフィブロミンの遺伝子nf1に異常がある子供の多くに学習障害がみられることでした(15)。
これらの突然変異体ではRas-GTPをRas-GDPにする能力が低下するので、活性化された状態のRasが過剰になります。このことはnf1(+/-)の同病マウスモデルでも確認されました。興味深いことに空間認識には障害がでるのに、恐怖学習には障害が出ません。このことは前者を担当する海馬には関係があるのに、後者を担当するアミグダラ(扁桃体)には関係がないことを示唆しています(16)。

Ras-GTPが過剰であることが学習障害をまねくとすれば、その作用を減らすような操作、たとえばRasのノックアウトマウス(+/-)やファルネシルトランスフェラーゼの阻害剤を投与することによってレスキューされることが期待できますが、実際にレスキューされることが実証されています(17)。

SynGAPももちろんGAP活性を持っているので、SynGAPのノックアウトマウス(+/-)でも同様なことがおこるのでしょうか? 小宮山らによれば予想どうり空間認識についての記憶障害がおこるそうです(18)。

では逆にGEFが減少してRas-GTPが不足すればどうなるのでしょうか? Fasano らはRasGRF1(-/-)マウスを作成して実験してみたところ、海馬に依存する空間認識の記憶は正常でしたが、アミグダラに依存する恐怖記憶は損なわれることがわかりました(19、20)。

 

参照文献


1)Katie E. Hebronm, Edjay Ralph Hernandez, Marielle E. Yohe, The RASopathies: from pathogenetics to therapeutic., Dis Model Mech (2022) 15 (2): dmm049107.,
https://doi.org/10.1242/dmm.049107
https://journals.biologists.com/dmm/article/15/2/dmm049107/274419/The-RASopathies-from-pathogenetics-to-therapeutics

2)脳科学辞典:低分子量Gタンパク質
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E4%BD%8E%E5%88%86%E5%AD%90%E9%87%8FG%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E8%B3%AA

3)Wikipedia: Ras GTPase
https://en.wikipedia.org/wiki/Ras_GTPase

4)菊池章 転んでもただでは起きない ~失敗から学ぶ~
Journal of Japanese Biochemical Society vol.94(5): p.645 (2022)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2022.940645
https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2022.940645/

5)続・生物学茶話300:神経細胞のアクチンとその周辺 8:SynGAP
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/04/post-82e651.html

6)Ye X, Carew TJ. Small G protein signaling in neuronal plasticity and memory formation: the specific role of ras family proteins. Neuron. 2010 Nov 4;68(3):340-61.
doi: 10.1016/j.neuron.2010.09.013.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3008420/

7)Michalak DJ, Unger B, Lorimer E, Grishaev A, Williams CL, Heinrich F, Lösche M. Structural and biophysical properties of farnesylated KRas interacting with the chaperone SmgGDS-558. Biophys J., vol.121(19): pp.3684-3697. (2022)
doi: 10.1016/j.bpj.2022.05.028.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35614853/

8)木村俊秀、山岡真美 GDP型Gタンパク質シグナリング 生化学 第85巻第12号 pp.1079-1083 (2013)
https://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2014/07/85-12-06.pdf

9)A.M. Garcia, C. Rowell, K. Ackermann, J.J. Kowalczyk, M.D. Lewis, Peptidomimetic inhibitors of Ras farnesylation and function in whole cells., Journal of Biological Chemistry, vol.268, pp.18415-18418 (1993)
https://doi.org/10.1016/S0021-9258(17)46638-5.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0021925817466385

10)Wikipedia: Mitogen-activated protein kinase
https://en.wikipedia.org/wiki/Mitogen-activated_protein_kinase

11)Wikipedia: Protein kinase B (=Akt)
https://en.wikipedia.org/wiki/Protein_kinase_B

12)Yang Wang et al., Targeting the ARL4C/RAP1/PI3K-Akt-mTOR signaling loop promotes ARL4C ubiquitination and reverses oxaliplatin resistance in colorectal cancer., Theranostics, vol.16(1): pp.99-122.(2026) doi:10.7150/thno.117590
https://www.thno.org/v16p0099.htm

13)Alan Hall, Rho GTPases and the Actin Cytoskeleton., Science vol.279, no.5350, pp.509-514 (1998) DOI: 10.1126/science.279.5350.509
https://www.science.org/doi/10.1126/science.279.5350.509

14)Toshifumi Fukuda, Kazutoshi Kiuchi, Masahide Takahashi, Novel Mechanism of Regulation of Rac Activity and Lamellipodia Formation by RET Tyrosine Kinase, Journal of Biological Chemistry, vol.277, pp.19114-19121 (2002)
https://doi.org/10.1074/jbc.M200643200.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0021925820852016

15)North, K.N., Riccardi, V., Samango-Sprouse, C., Ferner, R., Moore, B., Legius, E., Ratner, N., and Denckla, M.B., Cognitive function and academicperformance in neurofibromatosis. 1: consensus statement from the NF1 Cognitive Disorders Task Force. Neurology vol.48, pp.1121–1127.(1997)
https://doi.org/10.1212/WNL.48.4.1121
https://www.neurology.org/doi/10.1212/wnl.48.4.1121

16)Silva, A.J., Frankland, P.W., Marowitz, Z., Friedman, E., Laszlo, G.S., Cioffi, D., Jacks, T., Bourtchuladze, R., and Lazlo, G., A mouse model for the learning and memory deficits associated with neurofibromatosis type I., Nat. Genet. vol.15, pp.281–284. (1997)
https://doi.org/10.1038/ng0397-281
https://www.nature.com/articles/ng0397-281

17)Costa, R.M., Federov, N.B., Kogan, J.H., Murphy, G.G., Stern, J., Ohno, M., Kucherlapati, R., Jacks, T., and Silva, A.J., Mechanism for the learningdeficits in a mouse model of neurofibromatosis type 1. Nature vol.415, pp.526–530. (2002)
https://doi.org/10.1038/nature711
https://www.nature.com/articles/nature711

18)Komiyama, N.H., Watabe, A.M., Carlisle, H.J., Porter, K., Charlesworth, P., Monti, J., Strathdee, D.J., O’Carroll, C.M., Martin, S.J., Morris, R.G., et al.,SynGAP regulates ERK/MAPK signaling, synaptic plasticity, and learning in the complex with postsynaptic density 95 and NMDA receptor., J. Neurosci. 22, 9721–9732. (2002)
https://doi.org/10.1523/JNEUROSCI.22-22-09721.2002
https://www.jneurosci.org/content/22/22/9721

19)Brambilla, R., Gnesutta, N., Minichiello, L., White, G., Roylance, A.J., Herron,C.E., Ramsey, M., Wolfer, D.P., Cestari, V., Rossi-Arnaud, C., et al., A role for the Ras signalling pathway in synaptic transmission and long-term memory. Nature vol.390, pp.281–286., (1997)
https://doi.org/10.1038/36849
https://www.nature.com/articles/36849

20)Fasano, S., D’Antoni, A., Orban, P.C., Valjent, E., Putignano, E., Vara, H., Pizzorusso, T., Giustetto, M., Yoon, B., Soloway, P., et al., Fasano, S., D’Antoni, A., Orban, P.C., Valjent, E., Putignano, E., Vara, H.,Pizzorusso, T., Giustetto, M., Yoon, B., Soloway, P., et al., Ras-guanine nucleotide-releasing factor 1 (Ras-GRF1) controls activation of extracellular signal-regulated kinase (ERK) signaling in the striatum and long-term behavioral responses to cocaine. Biol. Psychiatry vol.66, pp.758–768. (2009)
https://doi: 10.1016/j.biopsych.2009.03.014.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2910545/

 

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2026年5月12日 (火)

わたしはミミと呼ばれています ミレッラ・フレーニ

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こちら


「わたしはミミと呼ばれています」
Si mi chiamano Mimi by Mirella Freni

わたしはミミと呼ばれています
でも 私の名前はルチアです

わたしの話は短いです
わたしは刺繡をしています
穏やかで幸福です
ゆりやバラをつくるのも楽しいわ

わたしは詩が好きです
甘い誘惑 愛 春 夢 幻想
それらを語る詩が好きです

わたしの言うことがわかりますか?

ロドルフォ「うん わかるよ」

わたしのことをみんなはミミと呼ぶの
なぜかわからない

自分の食事はひとりで作ります
いつもミサに行くわけではないけれど
神様には一生懸命お祈りします

わたしはひとりぼっちで暮らしています
屋根裏部屋で屋根や空しか見えないの

でも雪解けのころ 最初の太陽は私のもの
4月の最初のくちづけは私のもの 
最初の太陽は私のもの

花瓶のバラが芽を出したら
花びらを1枚1枚見つめるのです
なんて優しい香りなんでしょう

でも私の作る造花には
残念ながら香りがありません

自分が話すことはこれだけです

あなたの近くに住んでいます
そしてこんな時間にあなたを困らせています

 

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2026年5月11日 (月)

バルサ ラ・リーガを制す

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クラシコの日にバルサのラ・リーガ優勝が決まるという素晴らしい記念日となりましたが、マドリ-はいつもと違ってまったく覇気がなくどうしたのでしょう? 調べてみると、バルベルデとチュアメニが練習時のトラブルで喧嘩になり、ベルベルデが病院送りになったそうで。もうチームはバラバラの悲惨な状態とのことでした。エースのエムバペも体調不良でお休み。これでは盛り上がりません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bdf307b9735fd135f71b56a379d6c1b729a48f2

バルサは欧州チャンピオンズリーグは早々と敗退しましたが(それもアトレチコに)、ともかくラ・リーガのチャンピオンにはなって、めでたしめでたしでした。

今シーズンのバルサは何といっても右サイドのアタッカー、ラミン・ヤマルの存在が大きかったと思います。彼はティーンエイジャーですが、もうバルサをしょって立つスーパースターです。中心選手のレヴィ、フレンキー、ガビ、ハフィーニャ、アラウホがそれぞれ長期離脱するというとんでもないシーズンでしたが、出られる選手がみんな頑張って何とか穴埋めできたのが勝因だと思います。

工事中ですが、盛り上がるカンプ・ノウ

https://www.youtube.com/watch?v=ljOltmEJDDs

盛り上がる選手たち

https://www.youtube.com/shorts/nzHKDb8mbcw

Himno del Barça

https://www.youtube.com/watch?v=Gshc1pNF-c0&list=RDGshc1pNF-c0&start_radio=1

 

 

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2026年5月10日 (日)

ご注意

💦💦💦

最近このブログのURLを google に入力しても認識されないことに気が付きました。
個人ブログの一部は切り捨てられているのかもしれません。

🌸 Yahoo や Duckduckgo では認識されるようです。

ご注意ください

 

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2026年5月 9日 (土)

団地の5月

一気に夏の風情となった5月の団地です。イソヒヨドリのベティたちは去り、オナガやムクドリの群れがやってきました。うるさいのであまり長逗留はしてほしくない連中です。
イワツバメはずっといてほしいのですが、多分印旛日本医大周辺で営巣するのでしょう。

団地の一角にブラシの木 (Callistemon) が満開なのを発見しました。すごい、本当に昔車を買うとついてきた毛ボウキにそっくりです。

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青砥の葛飾シンフォニーヒルズ・モーツァルトホールに行ってきました。

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N響は田舎に来た解放感からか、クオクマンの若々しい指揮のもと、裃を脱いでリラックスしたエネルギッシュな快演でした。コンマス郷古廉の音の美しさは半端じゃありません。まみちゃんも流麗(ひょっとしてプレグナント?)。

 

 

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2026年5月 8日 (金)

下衆の極み

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連休中に話題となったこの雑誌を読んだ人は多いのでしょう。
もちろん冒頭の・・・高市陣営が流した「進次郎は無能」動画独占入手1日100本
・・・という記事が目玉です。

「自分のプロモーションより相手をディスる方が有効」という方針で、口にするのもはばかられるような幼稚で下品なショート動画を大量に流して、総裁選や総選挙で勝利したとのことです。そして選挙終了後はすぐにアカウントを消去して証拠隠滅。

これで事前の予想をひっくりかえした自民党員、自民党を圧勝させた有権者はあまりに愚かとしか言いようがありません。政敵を根拠のない誹謗中傷で葬り去ることを容認する政治がまかり通る世界はまさにディストピアでしょう。

それで高市政権は憲法改正をしようってわけですが、確かに現行憲法はGHQの考えが基本になっていますが、実は憲法の上位に変えられない取り決めがあって、現行憲法はその取り決めに沿って作られていることを忘れてはいけません。憲法は国民投票で変えられますが、世界の多くの国と締結した条約(つまり国連との約束)は事実上破棄できません。

その取り決めとは「サンフランシスコ平和条約」にほかなりません。条文は下記にあります↓。
データベース「世界と日本」(代表:田中明彦)
日本政治・国際関係データベース 政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所
[文書名] サンフランシスコ平和条約(日本国との平和条約)

こちら1

例えば憲法9条関連だと 第5条に

a) 日本国は、国際連合憲章第二条に掲げる義務、特に次の義務を受諾する。
(i)その国際紛争を、平和的手段によつて国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決すること。
(ii)その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使は、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎むこと。
(iii)国際連合が憲章に従つてとるいかなる行動についても国際連合にあらゆる援助を与え、且つ、国際連合が防止行動又は強制行動をとるいかなる国に対しても援助の供与を慎むこと。

とあります

サンフランシスコ平和条約は世界の多くの国と締結し、それぞれの国で批准されています(コロンビア、インドネシア、ルクセンブルクでは批准されなかったそうです)。締結した国の一覧表は 【ウィキペディア:日本国との平和条約】 に掲載されています。

こちら2

個人的には憲法9条を改正して国際紛争の武力による解決を可能にするには(集団的安全保障にかかわるものであっても)、すべてのサンフランシスコ平和条約締結国の承認が必要なのではないかと思います。

私の考えではその承認がとれたとしても、今の状況では自衛隊を米国の番犬として使われて、サンフランシスコ平和条約も逸脱し、戦争に巻き込まれる危険性が増すだけなので、憲法9条改正には現在は賛同できません。条約締結国も堂々と「軍隊持つよ」と言われてはどうぞとは言いにくいけれど、こっそりステルスで持つ分には仕方あるまいと考えるのではないでしょうか? 目立つような軍備増強、それも米国からいらない武器を大量に買わされるのは勘弁してほしい。それと憲法9条改正はサンダース派が政権をとるときまで待った方が良いと思います。その時は日米関係を基本から見直しすよい機会です。今の米国の状況を考えると、それも近未来にあり得るでしょう。

 

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2026年5月 6日 (水)

マエストロ宇宿允人 背筋をピンと立てて聴くクラシック音楽

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以前にNHK交響楽団を率いていたころのパーヴォ・ヤルヴィがテレビで語っていました・・・
「ブラームスは第1交響曲を作曲していた時、いろいろ迷いがあって自信がなかったのです。ですからこの交響曲の第1楽章はその不安な気持ちがベースにあります。最悪なのはこれを自信満々に堂々と押し出し良く演奏することです」

しかしマエストロ宇宿允人の演奏は自信満々どころではありません。まるで砲弾雨あられの戦場を勝利を信じて駆け抜ける兵士のように、決然たる怒涛の演奏で押し切ります。

私は都響にベルティーニが現れるまで、クラシック音楽はほぼ宇宿フィルハーモニア東京→オリエンタルバイオ→フロイデフィルの演奏しか聴きに行ってなかったのですが、こんな演奏を聴かされると他のオケを聴きに行く気にはなれなかったのだろう...と当時の自分に思いをめぐらせました。

Brahms: Symphony No. 1 in C minor, Op. 68 (Masato Usuki)
https://www.youtube.com/watch?v=uHqIb0Y0xSw&list=RDuHqIb0Y0xSw&start_radio=1

---------------------

Berlioz 'Symphonie Fantasique' by Masato Usuki
https://www.youtube.com/watch?v=uoz16AfT4zM&list=RDuoz16AfT4zM&start_radio=1&t=3315s

Beethoven - Symphony No. 5 (Masato Usuki & Freude Philharmonie)
https://www.youtube.com/watch?v=wlVTppEYruE&list=RDwlVTppEYruE&start_radio=1

私の過去記事 指揮者 ”U” の想い出
https://morph.way-nifty.com/grey/2018/11/post-ff3a.html

「宇宿允人の世界」没後10年特別企画 第2回 Part 1
https://www.youtube.com/watch?v=Z3N3YjdjIR0

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>宇宿由賀里 様

こんな素晴らしい動画をアップなさったこと 誠にお慶び申し上げます
マエストロ宇宿も天国でお喜びのことと存じます

 

 

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2026年5月 4日 (月)

明日からブログ21年目になります

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明日からブログ21年目になります。
これからもよろしくお願い申し上げます。

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5.生物学茶話101以降は 続・生物学茶話としており、スタディノートです
読者とともに脳神経科学を学ぶという内容になっています
話題は多岐に及ぶので、タイトルの一覧表とリンクを作成しております
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2026年5月 2日 (土)

科学の敵

ヒトは科学と芸術を生み出したがゆえにヒトなので、それらなくしては何万とある野生生物種のひとつにすぎません。

イランの科学技術は非常に優秀で、2025年には日本を凌駕するレベルに達していました。

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そのイランに脅威を抱いたイスラエルは、イラン各地の50以上の大学を爆撃して瓦礫と化しました。

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(画像は Wikimedia Commons より)

許しがたい蛮行ですが、イランも報復としてイスラエルのヴァイツマン研究所などをミサイル攻撃しました。

これらにくらべれば平和な話かもしれませんが、日本でも菅政権以来学術会議任命拒否問題などもあり、学術全体への負の圧力は著しく、最初の図のようにもはやイランや韓国の後塵を拝するような有様です。

そして米国では政府が自国の科学を破壊しようとしています。なんとトランプは全米科学財団の理事22人を全員解任したそうです。
日経電子版(4月28日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB2833Z0Y6A420C2000000/

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トランプは神なので、研究資金の配布も自分で決めようというのでしょう。

4月28日のフォーブス誌は次のようの述べています
https://forbesjapan.com/articles/detail/79156

来たる5月5日にNSB(National Science Board=国家科学委員会)の会合が予定されている。議題は決まっておらず、現時点では委員会そのものも存在しない。この空白こそ、委員の解任というニュース以上に注目すべきポイントだ。問題は、次に誰が委員を務めるのかではない。国立科学財団法で構想された委員会が、今でも実態として存在しているのかどうか、そして、もはや存在していないのだとしたら、米国の科学のあり方はどうなるのか、ということだ

トランプ大統領就任以来アメリカ政府は理数工系や医療分野の博士号取得者を1万人以上失った
2026年01月29日
https://gigazine.net/news/20260129-us-government-lost-stem/

ドナルド・トランプ大統領が連邦政府職を大量に削減して以降、2025年にはSTEM(科学、技術、工学、数学)および医療分野の博士号取得者1万109人が職を離れたことが分かりました。

これで世界の科学技術の中心は圧倒的に中国に傾斜していくことでしょう。

トランプはどうしようもありませんが、日本政府は最初の図を見て恥を知ってほしい。

 

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2026年4月30日 (木)

続・生物学茶話300:神経細胞のアクチンとその周辺 8:SynGAP

続・生物学茶話も今回で no.300 となりました。それなりの感慨はありますが、no.101 以降を「続」としております。 no.101 以降はレクチャーではなくスタディノートなので、気楽にでもウソは書かないように気をつけて執筆しております。それでも誤りはあるに違いありませんので、ご指摘いただいて修正できれば有難いです。なお no.1~no.100 はPDF版もありますので、トップページのリンクからご利用ください。no.101 以降はトップページの 「続・生物学茶話 タイトル一覧とリンク」からそれぞれの話題に飛ぶこともできます。

さて今回も引き続きシナプス後膜肥厚のタンパク質で SynGAP(Synaptic Ras-GTPase activating protein) を取り上げます。このタンパク質は Ras-GTPase を活性化しますが、その結果Rasに結合していたGTPが加水分解されてGDPとなるのでRasは不活化されます。NMDA受容体がグルタミン酸のシグナルによって開口しCaイオンが流入するとカムキナーゼが活性化され、その結果 SynGAP がリン酸化されるとこのタンパク質はおそらく疎水性を失うためシナプス後膜肥厚から細胞の内部方向に移動します。その結果 Ras-GTPase(およびRap-GTPase) はGTPを結合したままとなって、このことがシナプス活性化やスパインの肥大化を引き起こすとされています(1)。

続・生物学茶話299で述べたように、SynGAPはシナプス後膜肥厚においてカムキナーゼについで2番目にメジャーなタンパク質です(2)。このタンパク質は図300-1のように、N末は転写開始部位のバリエーションがあり、C末は選択的スプライシングがあって非常に構造的なバラエティに富んでいます(3)。ここに記しただけでも3x4=12種類のアイソフォームがあって、実際にはもっとバラエティがあるそうなので、もとになる遺伝子が同じなだけと言って良いでしょう。精製するだけでも困難な生化学者泣かせのタンパク質です。これだけ構造的な差異があると、機能的にもかなりバラエティがあるかもしれません。まして分子進化などを論ずるのは難しいと思われます。

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図300-1 SynGAP タンパク質構造のバリエーション

一番N末寄りにはプレクストリンホモロジードメイン(PH)があります。このドメインはフォスファチジルイノシトールリン酸、ヘテロ3量体Gタンパク質のβγサブユニット、Cキナーゼという情報伝達の基盤となる分子群と親和性があり(4)、図300-1のABCのような構造の違いによって、それぞれ異なる機能を持つと思われます。

共通部分(薄茶色)のN末側にはC2ドメインがあります。このドメインは真核生物の共通祖先にまでさかのぼれるような古い歴史を持ち、たとえば細胞膜に結合している物質に酵素による操作を加えるような場合にこのドメインの膜親和性を利用するなどのプロセスに必要と考えられます(5)。これに隣接するGAPドメインはGTPaseを活性化する機能を持ち、 Ras/Rho/Rab などのGTP結合型タンパク質のGTP分解を促進し、不活性なGDP結合型に戻す役割があります。SynGAPの場合 Ras-GTPase、Rap-GTPase を活性化します(1)。これらの活性化は通常の酵素の活性化とは意味が異なり、自分が結合しているGTPを分解してGDPにし、そのGDPも保持しているわけですから、ルーチンに活性化されているとGDP結合体ばかりになってGTP結合体が常に少ない状態になります。ですからある意味不活化とも言えます。

SH3 や coiled coil(CC) ドメインにはリン酸化されるサイトがあり、ここがリン酸化されることによって SynGAP 分子がシナプス後膜肥厚を離脱することになるので、この部分は SynGAP の生理的意義に関して非常に重要な意味を持っています。C末領域については、α1型だけはPDZリガンドドメインを持っており、このタイプだけが特別な機能を持つことが予測されます。

SynGAP が通常樹状突起スパインのPSD(シナプス後膜肥厚)領域に局在することの生化学的・形態学的証拠は Gamache、Araki らによって示されました(6、7、図300-2)。

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図300-2 SynGAP ・・・PSD(シナプス後膜肥厚)への局在

Gamache, Araki らは、まず細胞分画法によって SynGAP は PSD-95 と同様主にPSD画分に存在することを示しました(図300-2B)。次にGFPを結合した SynGAP (緑)と形態マーカーの mCherry を用いて局在を調べると、SynGAP は主として樹状突起スパインの先端部(すなわちPSD=スパイン後膜肥厚)にあることがわかりました(図300-2A)。

さらにラット海馬の培養細胞に人為的にLTP(長期増強)を誘導し、誘導前後の状態を比較しました。この結果、誘導後数分のうちに SynGAP はPSDから消失し、拡散することがわかりました(7、図300-3)。SynGAP は細胞から消失するわけではなく、細胞内部に拡散します(図300-3C)。SynGAP が誘導前に存在した緑色部分は、水溶性の mCherry に置き換わっています(図300-2A、B)。これは SynGAP のPSDからの消失、あるいはその結果GTP結合型タンパク質がGTPをGDPに代謝しないでそのまま残っていることがLTPの引き金になっていることを示唆しています。

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図300-3 シナプス後膜が刺激されることによって SynGAP はシナプス後膜肥厚から失われる

では SymGAP がPSD局在を解消したのち、実際にスパインの体積は拡大するのでしょうか? 荒木らの研究によると、LTP誘導後1時間後には SynGAP の減少とスパインの体積増加がきれいに相関していることが示されました(7、図300-4)。

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図300-4 SynGAPのシナプス後膜肥厚からの離脱とスパイン体積の拡大の相関関係

荒木らはいくつかの実験的根拠も得て、次のようなストーリーを考えています・・・「後シナプスに強い刺激が加わると、NMDA型グルタミン酸受容体からMg2+が外れ,Ca2+が流入しCa2+/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼ(CaMKII)が活性化する.Ca2+/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼIIはさまざまな基質をリン酸化し長期増強に必要なシナプスの変化をひき起こすが,その基質のひとつがSynGAPである.リン酸化されたSynGAPはPSD-95との結合が外れ、後シナプスから離散する.これにより,Rasが活性化しAMPA型グルタミン酸受容体の後シナプス膜への挿入が促進される.また,RasはRac1などの活性化もひき起こし,キャップタンパク質が外れアクチンフィラメントの再構成および伸長が促進されることにより後シナプスの肥大化がひき起こされる」(8、図300-5)。

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図300-5 荒木陽一・Richard L. Huganir のスキーム

図300-5のスキームにおいてもまだ解明すべき謎は数多く残されています。たとえば、LTPが誘導されるとシナプス後膜にAMPA型グルタミン酸受容体が増加することが数十年前から知られていましたが、そのメカニズムは現在でも知られていません(9)。

Nowackaらはこの点に関して、TARP (Transmembrane AMPA receptor regulatory protein、10) のリン酸化が重要だと考えています(9)。TARPはAMPA型受容体に結合している調節因子ですが、NMDA型受容体が強いグルタミン酸リガンドの情報を受け取ってCaイオンが流入すると、カムキナーゼなどが活性化されて TARP はリン酸化され、図300-6のように+5のチャージが-13になるという劇的な変換もあり得ます。こうなると、それまで細胞膜を自由に移動していたTARP-AMPA受容体は PSD95ファミリーを介してアクチンと結合し、シナプス後膜に固定されます(図300-6)。TARP はPSD95につながるためのPDZリガンド領域を持っています(図300-6)。Nowacka らは diffusion によって巡回してきた受容体がシナプス後膜領域で次々とトラップされることによって密度が高まり、これによってスパインの機能が強化されると考えています。

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図300-6 AMPA受容体の係留

Ras や RAC1 がどのように樹状突起スパインの機能強化にかかわっているかについては、また別の機会に取り上げてみようと思います。低分子GTP結合たんぱく質については、まだまだ不明な点も多いようです。これらが細胞骨格の肥大化にどのようにかかわっているかも重要なポイントです。

 

参照文献

1)脳科学辞典:SYNGAP1
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/SYNGAP1

2)続・生物学茶話299:神経細胞のアクチンとその周辺 7:PSD95
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/04/post-1dc0ed.html

3)Kilinc M, Creson T, Rojas C, Aceti M, Ellegood J, Vaissiere T, Lerch JP, Rumbaugh G., Species-conserved SYNGAP1 phenotypes associated with neurodevelopmental disorders., Mol Cell Neurosci., vol.91: pp.140-150. (2018)
doi: 10.1016/j.mcn.2018.03.008.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6128754/

4)Wikipedia: Pleckstrin homology domain
https://en.wikipedia.org/wiki/Pleckstrin_homology_domain

5)Wikipedia: C2 domain
https://en.wikipedia.org/wiki/C2_domain

6)Gamache TR, Araki Y, Huganir RL. Twenty Years of SynGAP Research: From Synapses to Cognition. J Neurosci., vol.40(8): pp.1596-1605. (2020)
doi: 10.1523/JNEUROSCI.0420-19.2020.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32075947/

7)Araki Y, Zeng M, Zhang M, Huganir RL. Rapid dispersion of SynGAP from synaptic spines triggers AMPA receptor insertion and spine enlargement during LTP. Neuron., vol.85(1): pp.173-189. (2015)
doi: 10.1016/j.neuron.2014.12.023.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4428669/

8)ライフサイエンス新着論文レビュー 荒木陽一・Richard L. Huganir 長期増強において後シナプスからのSynGAPの離散がAMPA型グルタミン酸受容体の後シナプス膜への挿入および後シナプスの肥大化をひき起こす
https://first.lifesciencedb.jp/archives/9793

9)Nowacka A, Getz AM, Bessa Neto D, Choquet D., Activity-dependent diffusion trapping of AMPA receptors as a key step for expression of early LTP. Phil. Trans. R. Soc. B vol.379: no.20230220. (2024)
https://doi.org/10.1098/rstb.2023.0220
https://royalsocietypublishing.org/rstb/article/379/1906/20230220/42881/Activity-dependent-diffusion-trapping-of-AMPA

10)脳科学辞典:膜貫通AMPA受容体調節性タンパク質
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E8%86%9C%E8%B2%AB%E9%80%9AAMPA%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93%E8%AA%BF%E7%AF%80%E6%80%A7%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E8%B3%AA

 

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2026年4月28日 (火)

いじられる村下孝蔵

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村下孝蔵が亡くなったのは1999年ですが、現在でも多くの人々に彼の作品は評価され、またいじられています。動画AIはまだまだですが、編曲や音声はそこそこ進んでいて驚かされます。昔のファンにとっては気持ち悪いことでしょうが、死後もこれだけいじられるというのは故人の才能と人徳だと思います。

駒込のスタジオでリハーサル中に気分が悪くなって、関係者の車で虎の門病院に行ったそうですが、なぜすぐ近くの都立駒込病院か東京女子医大足立医療センターに行かなかったのかが疑問です。もうはるか昔のこととなりましたが.....。

オリジナル 村下孝蔵「踊り子」
https://www.youtube.com/watch?v=kc5qSDEsa2U&list=RDkc5qSDEsa2U&start_radio=1

-----------------------

揺れる想いの夜JAZZバラード
https://www.youtube.com/watch?v=dt3fkWtOAys&list=RDdt3fkWtOAys&start_radio=1

METAL
https://www.youtube.com/watch?v=lCxvPdOs7nI&list=RDlCxvPdOs7nI&start_radio=1

乃木坂風
https://www.youtube.com/watch?v=aAIc3xXtiiI&list=RDaAIc3xXtiiI&start_radio=1

ロック(放課後女子バンド)
https://www.youtube.com/watch?v=kKVEaVSZ6PM&list=RDkKVEaVSZ6PM&start_radio=1

叶苗|人間×AI コラボ
https://www.youtube.com/watch?v=hmtqO1i4RCk&list=RDhmtqO1i4RCk&start_radio=1

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中森明菜
https://www.youtube.com/watch?v=GYOrTlAIbwM&list=RDGYOrTlAIbwM&start_radio=1

中森明菜(中文歌詞)
https://www.youtube.com/watch?v=OkYegs7FCpE&list=RDOkYegs7FCpE&start_radio=1

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【追悼】 村下孝蔵さんへ (改訂版) / A TRIBUTE TO KOZO MURASHITA
by 沢田聖子
https://www.youtube.com/watch?v=HEpoJ61zHqg

沢田聖子さんは毎年村下孝蔵さんの追悼ライブ(命日は6月24日)を
開催しています。
6月24日@吉祥寺スターパインズカフェ 【開場】18:30【開演】19:00

 

 

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2026年4月25日 (土)

Last page 織田哲郎

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織田哲郎は日本を代表する天才作曲家ですが、世に出るために8年の歳月を要しました。TUBEに楽曲を提供するようになってから名を知られるようになり、それからは B.Bクィーンズや渚のオールスターズでも大いに活躍しました。個人で歌ってヒットしたのは「いつまでも変わらぬ愛を」くらいですが、彼が語ったところでは「メロディはいくらでも湧き出してくるのに、歌詞を書くのは地獄の苦しみ」だそうです。特に自分で歌う歌詞や曲を書こうとするとグダグダになってしまうみたいです。

その分提供曲はすごくてZARD、中山美穂&WANDS、DEEN、相川七瀬などに無数のヒット曲を提供しました。2000年にスペインのマドリードで首絞め強盗にあって、その後しばらく声が出なくなり、リハビリで回復してからも元の美声はとりもどせなくなりました。

彼の曲の中で一番のお気に入りは渚のカセットVol.2 のラストに収録されている「Last Page」です。ずっと YouTube には出ていませんでしたが、リリース前の音源をアップしてくれた関係者がいたみたいで、今は聴けます。

「Last Page」
作詞:長戸秀介 作曲/編曲:織田哲郎 歌:織田哲郎(渚のオールスターズ)
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Tube のもありますが これはちょっと....
こちら2

喉をつぶされる前の織田哲郎
キーボードを弾きながら歌っている人です(最後に足で弾いて転倒する)
「Day in vacation」
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夏になると思い出す曲 Summer dream
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2026年4月23日 (木)

サラの寝床は無数にある

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サラはこちらが寝心地がよさそうな場所を用意してあげても、めったに利用することはありません。自由にその時のなりゆきで寝場所を決めるようです。野生では一定の寝場所を定めない方が、敵に襲われる可能性が低くなることは理解できます。そんな遠い昔に獲得したシナプスの構造が脳に残っているのでしょうか.....。

ところで話は変わりますが、都響は例年多摩地区や島嶼地区ではコンサートを開催することにしていますし、八王子では毎年準定期みたいなフルオーケストラのコンサートを開催しています。しかし東部3区(足立・葛飾・江戸川)にはほとんど来ません。

ちなみに都響アーカイヴで足立区でコンサートを開催できそうな、「西新井文化ホール」「東京芸術センター」を検索してみても、0ヒットです。まさかとは思いますが、ひょっとすると開催したことがないのかもしれません。足立区西部は昔は東京のチベットと呼ばれていました。当時荒川土手あたりに住んでいる人に、「最寄り駅はどこですか?」と訊いたら「西日暮里駅です」と答えられて驚いたことがあります。もちろん今は舎人ライナーが開通し、足立区西部を貫通しています。

昨年は葛飾区のシンフォニーヒルズで珍しく演奏会があったので出席しました。今年はNHK交響楽団が来るらしいです。足立区でプロオケが演奏会を開催する日はいつくるのでしょうかね?

 

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2026年4月22日 (水)

ジャクリーヌ・デュプレの爆宴がはじまる

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豪華、繊細、かつ 凶悪なバラ「ジャクリーヌ・デュプレ」が早くも4月に満開

Jacqueline du Pre - Dvorak Cello Concerto  London Symphony Orchestra cond. Daniel Barenboim
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音楽祭にて
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2026年4月20日 (月)

後藤泰代 雪の降る夜は

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後藤泰代さんは旧姓平山で赤い鳥のメンバーでした。赤い鳥は1969年に結成された5人のフォークグループで、1970年代にはヒット曲を連発して大変人気がありました。ただ後藤悦治郎と平山康代の日本民謡をベースにしたユニットと山本俊彦・新居潤子の欧米的フォークをベースにしたユニットに、当初から分かれていて、結局それぞれのユニットが結婚して分裂しました。前者は紙ふうせん、後者はハイファイセットを結成することになりました。

あとひとりの大川茂氏ですが、この人はとても穏やかなベースマンとみえていたのですが、なんと後にバール強盗をやって、この時の衝撃は今でも強烈に残っています。あの人がそうなら、自分もいつかそうなってしまうかもしれないという恐怖に震撼しました。

赤い鳥のメインボーカルは新居潤子氏だったので、当時平山さんはどちらかといえば鍵盤担当であまり目立たなかったのですが、その声の素晴らしさは印象に残りました。

この曲「雪の降る夜は」は後藤泰代さんが作詞・作曲で、自分の声の美点が最大限生かされています。1974年といえばまだCDがない時代でした。このCDは後に(1995年)音蔵というプロジェクトでCD化されたものです。

雪の降る夜は 作詞・作曲・歌 後藤泰代(赤い鳥)
こちら

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冬が来る前に(71歳でこの声!)
https://www.youtube.com/watch?v=t51Xk7wogEI&list=RDt51Xk7wogEI&start_radio=1
https://www.youtube.com/watch?v=yjdqIem2aok&list=RDyjdqIem2aok&start_radio=1

https://www.youtube.com/watch?v=50gSb2O8V38&list=RD50gSb2O8V38&start_radio=1

翼をください
https://www.youtube.com/watch?v=Ik3Kzn68YKE&list=RDIk3Kzn68YKE&start_radio=1
https://www.youtube.com/watch?v=FnJlpX08KBw&list=RDFnJlpX08KBw&start_radio=1

誰に告げようか
https://www.youtube.com/watch?v=MUWQyWbDAjI&list=RDMUWQyWbDAjI&start_radio=1

白い画用紙
https://www.youtube.com/watch?v=QjXAwa2LdPI&list=RDQjXAwa2LdPI&start_radio=1

竹田の子守唄
https://www.youtube.com/watch?v=X1-3SHjOHmM&list=RDX1-3SHjOHmM&start_radio=1

オープリーズ
https://www.youtube.com/watch?v=XqBli1emNFs&list=RDXqBli1emNFs&start_radio=1

わが町宝塚
https://www.youtube.com/watch?v=0J1QT8LIqEM&list=RD0J1QT8LIqEM&start_radio=1

 

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2026年4月16日 (木)

続・生物学茶話299:神経細胞のアクチンとその周辺 7:PSD95

PSD95のPSDは postsynaptic density protein の意味で、分子量約95,000ダルトンのタンパク質です。脳のシナプス後細胞にほぼ特異的に存在します。英語版のウィキペディアには項目がなく、遺伝子名DLG4の項目に記載があります(1)。ノックアウトマウスは特にグルタミン酸受容体との関連で脳のさまざまな不具合が発生するようですが、機能を部分的に代替するようなタンパク質もあり、なかなか一筋縄ではいかないようです(2)。

このタンパク質はグルタミン酸受容体をはじめとして様々な物質と結合してシナプス後細胞のシナプス後膜肥厚部(postsynaptic density)に存在しますが、最近の考え方としてはそのような特異的結合だけではなく、結合をしていないフリーな分子を含めて疎水的な物質の集合による液-液相分離によって、ある分子群がシナプス後膜肥厚部に集積するとされています(3、図299-1)。

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図299-1 シナプス後膜肥厚とPSD95 PSD95はCの部分に存在する

PSD95の構造的特徴は3つのPDZドメインと、それぞれひとつのSH3ドメインおよびGKドメインを持つことです(2、図299-2)。SH3ドメインは Src homology を意味し、様々なタンパク質と相互作用を持ちます。GKはグアニル酸キナーゼの略号ですが、酵素活性はなくやはり他の因子と相互作用を行うサイトとして利用されているようです(2)。このようなドメインを持つタンパク質群をMAGUK( membrane-associated guanylate kinases)ファミリーと呼んでいます。しかしグアニル酸キナーゼの活性は持たないわけですから、このようなネーミングは適切とは言えません。

PDZドメインは真核細胞が外界から得た情報を細胞骨格につなぐ、それによって動いたり形態変化を行ったりするうえで非常に重要なサイトであり、図299-2のメアリー・ケネディによって発見されました(4)。PDZはこのドメインを持つことが最初に発見された3つのタンパク質、PSD95、DLG1、ZO-1の3種のたんぱく質の頭文字をとったものです。これらはすべて分子の中にPDZ1、2、3の3つのPDZドメインを保有しています(5、図299-2)。

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図299-2 PDZドメインとMAGUKファミリー

PDZドメインは通常4つのβシートと2つのαヘリックス構造を含んでいます(図299-2)。この構造は真核生物のみならず、細菌にも広汎に分布していることがわかっています(6)。おそらく外界の変化に対して生物が何らかのレスポンスを起こすためにこのドメインが必要で、それは生物の進化に伴って機能に変化はあっても、数十億年にわたって現在まで伝承されてきたものと思われます。

図299-3はPDZドメイン1、2、3の真核生物の進化に伴っての変化を追跡した研究です(7)。これによると1、2、3は少なくとも脊椎動物の全ゲノム重複などによってできたものではなく、後生動物が登場する以前から準備されていたものであることがわかります。PDZ3が最初にできて、その後PDZ2、PDZ1が順次N末側につけたされていったことがわかります。とはいってもPDZ1が海綿(A.queenslandica)にすでにあるので、いわゆる動物(後生動物)の進化に伴って付け足されていったのではなく、多細胞生物が生まれた頃にはすでに3つのドメインが存在していたことが示唆されています(図299-3)。

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図299-3 PDZドメインの進化的歴史

PSD95のドメイン構造はN末から順にPDZ1、PDZ2、PDZ3、SH3、GKとなっています。立体構造を見るとひょうたん型で、N末側のPartAとC末側のPartBとに分かれている構造であることがわかります。AにはPDZ1とPDZ2が、BにはPDZ3・SH3・GKが含まれています(7、図299-4)。

このような2分された構造は、おそらくSH3やGKの領域にタンパク質が結合したり修飾したりする場合に、PDZ領域に何かが結合していることの影響を受けやすい場合(PDZ3)と受けにくい場合(PDZ1、PDZ2)の両者に対応できるようにするためだと思われます。図299-3が示すように、このような構造はオピストコンタが生まれた時点で確立されていたと考えられます。

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図299-4 PSD95のドメイン構造とリボンモデル

PSD95には選択的スプライシングによってN末にL27というドメインがあるものとないものの2つのアイソフォームがあり、重要なのはそのL27ドメインがない分子はN末近傍(3番目と5番目)のセリン残基がパルミトイル化されることです(8、図299-5)。このことによってPSD95の疎水性が高まり、細胞膜・細胞膜貫通受容体との結合やシナプス後膜肥厚への集積が促進されると思われます。PSD95は膜に係留されるだけで埋め込まれないので、PDZ・SH3・GKなどすべてのドメインは有効なまま活用されます。

SAP97やCASKというそれがなければ致死という重要なタンパク質もPSD95と同じグループ(MAGUKファミリー)に属し、シナプス活動の維持に貢献しています。

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図299-5 PSD95アイソフォームと関連タンパク質

ディストラーらはマウス海馬シナプス後膜肥厚(PSD)を高純度に精製し、そこから49491種類のペプチドを検出しました(9、図299-5)。そしてアルカースらはそのプロテオームデータをもとに、ひとつのシナプス後膜肥厚に存在する各タンパク質の分子数を計算しました(10)。その分子数の多い順にベストテンのタンパク質を図299-6に示しました。

グルタミン酸受容体(NMDA型およびAMPA型)が多くを占めますが、それ以外はカムキナーゼ関連とPSD95関連タンパク質によって占められています(図299-6)。このことはこれらの分子が中心となってシナプス後膜直下の構造・機能を担っていることを示唆しています。

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図299-6 マウス海馬シナプス後膜肥厚におけるタンパク質分子数

ウィキペディアのPDZドメインの項目(11)には図299-7のような模式図が掲載されていました。PSD95はN末がスパイン先端の細胞膜に結合していて、これを利用してPDZドメインがNMDA受容体と結合し、一方C末はGKAPを介してコータクチンと結合し、コータクチンがアクチンと結合しているというスキームです。GKAPも図299-6のベスト10に顔を出しています。これは1例ですが、類似したさまざまなシステムによって細胞骨格と神経伝達物質受容体が連結され、記憶の調節すなわちスパインの調節が行われていると思われます。

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図299-7 PSD95が仲介する細胞膜受容体とFアクチンとの連携

 

参照文献

1)Wikipedia: DLG4
https://en.wikipedia.org/wiki/DLG4

2)脳科学辞典:PSD95
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/PSD-95

3)細川智永 シナプス伝達と可塑性を担うタンパク質の集合と区画化 生化学 第94巻 第4号,pp. 523?528 (2022) doi:10.14952/SEIKAGAKU.2022.940523
https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2022.940523/data/index.html

4)Wikipedia: Mary B. Kennedy
https://en.wikipedia.org/wiki/Mary_B._Kennedy

5)Liu X, Fuentes EJ. Emerging Themes in PDZ Domain Signaling: Structure, Function, and Inhibition., Int Rev Cell Mol Biol., vol.343: pp.129-218 (2019)
doi: 10.1016/bs.ircmb.2018.05.013.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7185565/

6)Muley VY, Akhter Y, Galande S. PDZ Domains Across the Microbial World: Molecular Link to the Proteases, Stress Response, and Protein Synthesis., Genome Biol Evol., vol.11(3): pp.644-659. (2019) doi: 10.1093/gbe/evz023.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6411480/

7)Synaptic PSD-95 biology: from localization and interactors to N-terminus function
Atta Alkaas, Prajwal Kurup, Sai Kanuru, Adalia Von Rommel, Taran Singh, Meera J. Patel, and Jary Y. Delgado, Journal of Neurophysiology., vol.134:5, pp.1588-1606 (2025)
https://doi.org/10.1152/jn.00272.2025
https://journals.physiology.org/doi/full/10.1152/jn.00272.2025

8)平田哲也,深田優子,深田正紀 パルミトイル化修飾酵素を軸とした神経機能研究
Journal of Japanese Biochemical Society vol.90(2): pp.125-137 (2018)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2018.900125
https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2018.900125/data/index.html

9)Distler, U., Schmeisser, M.J., Pelosi, A., Reim, D., Kuharev, J., Weiczner, R., Baumgart, J., Boeckers, T.M., Nitsch, R., Vogt, J. and Tenzer, S., In-depth protein profiling of the postsynaptic density from mouse hippocampus using data-independent acquisition proteomics. Proteomics, vol.14: pp.2607-2613. (2014)
https://doi.org/10.1002/pmic.201300520
https://analyticalsciencejournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/pmic.201300520

10)Atta Alkaas, Prajwal Kurup, Sai Kanuru, Adalia Von Rommel, Taran Singh, Meera J. Patel, and Jary Y. Delgado,Synaptic PSD-95 biology: from localization and interactors to N-terminus function., Journal of Neurophysiology., vol.134:5, pp.1588-1606 (2025)
https://doi.org/10.1152/jn.00272.2025
https://journals.physiology.org/doi/full/10.1152/jn.00272.2025

11)ウィキペディア: PDZドメイン  
https://ja.wikipedia.org/wiki/PDZ%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3

 

 

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2026年4月15日 (水)

You raise me up

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先日電車で移動していたら、隣席の学生らしい女性が「You raise me up」の楽譜を一心不乱にみていました。きっと近日中に歌う予定があるのでしょう。わたしはルーシー・トーマスの歌でおなじみだったので、ちょっと親しみがわきました。

最近ヴァニーの歌を聴いて、これはすごいと思ったので。この曲はヴァニーの実力が圧倒的に発揮されて相性の良い曲だと思います。オリジナルはアイルランド/ノルウェーのミュージシャン「シークレット・ガーデン」が2002年に発表した楽曲です。

ヴァニー・ヴァビオラはインドネシアの歌姫です

Vany Vabiola sings "You raise me up"
https://www.youtube.com/watch?v=THS6Am0ZiDY&list=RDjWlWqrfiUJA&index=2

Who is Vanny Vabiola
https://www.newsinbollywood.com/wiki/vanny-vabiola/

World music collection 9: Vanny Vabiola
https://morph.way-nifty.com/grey/2024/02/post-80cb19.html

 

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2026年4月13日 (月)

USAの子分をなんとかやめたい

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菅野完(すがのたもつ)氏はしゃべり方がいやな感じ(偉人がバカ者どもに教えを垂れるという姿勢)の奴ですが、我慢して聞いていると言ってることは割とまともだと思います。トランプや高市についての感想は見事。「まあこんなに国土やお金を吸い上げられて、挙句の果ては戦争に参加させようだなんて、とてもアメリカの子分はやってられない。中国とつきあったほうがよっぽどまし」というのも同感ではあります。しかし・・・

菅野氏は日本人がアメリカにくっついていく根底には「白人礼賛、黄色人種蔑視」の心があると言っていますが、私の意見としてはやはり中国には借り、すなわち南京事件・人体実験・アヘンの暗黒の歴史があって付き合うのは重いものがあるのです。その点ロシアには貸し、すなわち日ソ不可侵条約違反、英米との裏取引での北方領土獲得、捕虜虐待などがあるので堂々と付き合えます。

なんとか早くウクライナに線を引いて戦争をやめさせ、アメリカへの投資をロシアに振り向けて石油と天然ガスを安価に手に入れたいと思います。日本がいくら物品を売っても、その分エネルギーを買えば貿易不均衡にはなりませんし。日本がマグマ発電に成功し、エネルギーが不要になったとしても、アメリカ人や中国人よりロシア人と付き合う方が楽で、日本人とは相性が良いような気がします。日本と同じで政府は嫌な感じですけどね。

https://www.youtube.com/watch?v=XwgC2v5fubs

https://www.youtube.com/watch?v=Yt-k5dByH4g

ボケてる日本
https://www.youtube.com/watch?v=hA8jiU-bpto

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Otta orchestra を聴こう
https://morph.way-nifty.com/grey/2024/02/post-b6d2e5.html

 

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2026年4月11日 (土)

カメムシとサボテン

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キマダラカメムシ(学名: Erthesina fullo

最近非常に増えているそうです。

半日くらいベランダのサボテンにとまっています。
棘はまったく気にしていないようです。
体長は2cmくらい。日本最大のカメムシだそうです。
特ににおいはありませんでした。
毒もないそうです。

実に美しい。

サボテンの頂点にあるへこみに吻をつっこんで、液体を吸おうとしていましたが、
たぶんうまくいかなかったんじゃないかな。

 

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2026年4月 9日 (木)

ガジュマル再建

うちに20年以上棲みついていて盆栽化しているガジュマルですが、そんなに強風でもない日に倒れてしまいました。変だなと思って土を掘ってみると、なんと体長2cmくらいの根切り虫がいるじゃありませんか。さらに調べるとでるはでるはで10匹くらいいて根が崩壊しています。

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根切り虫はヤガの幼虫で、ウィキペディアによると、ヤガは日本だけでも1300種もいる大ファミリーだそうです。ともかく土は全部廃棄して入れ替えなければなりません。そして農薬も撒きます。デナポン5%ベイトというやつです。

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とりあえず治療はおこないましたが、さて生き返ってくれるのでしょうか?

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北総の桜も満開となりました。中にはもう葉を出している木もあります。

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桜の歌は数多いですが、マイフェイバリットは
Love letter ~桜~(熊木杏里)
こちら

 

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2026年4月 6日 (月)

続・生物学茶話298:神経細胞のアクチンとその周辺 6:コータクチン

ラウスザルコーマウィルス(RSV)は、感染すると 60 kDa のチロシンプロテインキナーゼを発現します。またこのホモログは細胞自体にも遺伝子が存在します。コータクチンはもともとはこのプロテインキナーゼの目立ったターゲット(基質)p80/85 として報告されました(1)。報告した Wu らは2年後、このタンパク質がアクチンに結合する性質があることをみつけ、さらに細胞膜の裏側に多いこと(cortical)からコータクチン(cortactin)と命名し発表しました(2)。

コータクチンは様々な細胞に存在し、細胞膜をアクチンの重合と解離を利用して動かそうとするとき、具体的にはラメリポディアの生成および細胞の移動、細胞分化、エンドサイトーシス、がんの浸潤などの場合に、コータクチンはArp2/3複合体とともにアクチンの活動をサポートする役割を持つことがわかってきました(3、4)。神経細胞においても、その移動・軸索形成・樹状突起スパイン形成などに関与すると考えられています。

アイソフォームであるp80とp85の違いは、p80ではN末の10残基が欠けていることによります。これは Alternative initiation (AUG 以外の開始コドンによって翻訳が開始される)によるとされています(5、図298-1)。

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図298-1 コータクチンのアミノ酸配列

哺乳類のコータクチン遺伝子(CTTN)の構造を図298-2に示します(6)。mRNAは長い3’非翻訳領域を保有していて、マイクロRNAによる翻訳制御を受けていると考えられています。タンパク質はN末に Arp2/3 と結合する領域があり(NTA:アミノ端末酸性領域)、続いてアクチンと結合する領域があります。アクチンと結合する領域はコータクチンリピートと呼ばれ、哺乳類では6.5回の反復領域があるとされています。実際の配列を図298-3に示します(7)。

反復配列といっても厳密に同じ配列が反復しているわけではなく、図298-3のようにアバウトなところもありますが、この37アミノ酸残基が6.5回反復する構造は哺乳類では保存性が高い領域とされています。この領域を使ってコータクチンはアクチンと結合します(6)。

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図298-2 コータクチンの遺伝子(CTTN)、mRNA、タンパク質・ドメイン構造


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図298-3 コータクチンの6.5回反復配列(コータクチンリピート)

6.5回の反復配列のC末側にαヘリックスを作る領域があり、さらにプロリンリッチ領域があって、ここに Src によってリン酸化されるサイトがあります。C末にはSH-3ドメインがあり、ここに図298-2に示された様々な制御因子や酵素がアクセスします。ここにアクセスする因子の一つである Shank2 の遺伝子はCTTNの下流に隣接しています(図298-2)。

脊椎動物にはコータクチンのホモログであるHS-1というタンパク質が存在することが知られています。HS-1は主として血液細胞に発現していますが、その機能はよくわかっていません。おそらく血液細胞においてコータクチンと同様な役割を果たすとともに、他の機能もあると思われます。特にチロシンがリン酸化されると核に移行するというコータクチンとははっきりと異なる性質が知られています(8)。核に移行することにどういう意味があるかについては、アポトーシスを誘導するという説が有力なようです(9、10)。ただこれらの研究は30年前のものであり、B細胞以外ではどうなのかということがよくわかりません。

コータクチンとHS-1のエクソンとタンパク質の比較を図298-4に示します(11)。図298-3に示した37アミノ酸残基の繰り返しが、コータクチンでは6.5回なのに対して、HS-1では3.5回になっています。血液細胞は基本血流で運ばれるので、自主的にラメリポディアをつくって動く必要はないのですが、貪食など細胞膜を使った活動を行うことはあるのでHS-1がコータクチンに類似した機能を全く失っているとは思えません。

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図298-4 コータクチンとHS-1 遺伝子(エクソン)とタンパク質の構造の比較

私は昔赤芽細胞を扱っていたことがあるので、HS-1の Lyn によるリン酸化が赤芽球の分化に重要な役割を果たしているという古い論文には強く興味を惹かれました(12、13)。しかしその後、特に正常な赤芽細胞の分化においてHS-1がどのような役割を果たしているかを調べた研究がないのが残念ですが、私の調査不足かもしれません。脊椎動物に進化する直前から分岐した尾索動物(ホヤなど)は赤血球を持っていませんし、HS-1もありません(11、14)。このことはHS-1が赤血球への分化に関与することを示唆するものと思います。ただHS-1ノックアウトマウスは生存可能だそうです(15)。

様々な脊椎動物におけるHS-1の違いをみると、魚類→両生類→鳥類→哺乳類の順に37アミノ酸残基のリピート回数が減って、特殊化していることがわかります(図298-5)。哺乳類の場合リピート回数は3.5回です。

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図298-5 脊椎動物におけるHS-1の進化的変遷

コータクチンが細胞膜を変形させることによる細胞移動に関与しているといっても、アメーバがコータクチンを利用しているわけではなく、この物質が登場するのは多細胞生物の登場以降のようです。現存の多細胞生物の中では最も始原的といわれる海綿動物にはコータクチンが存在します(図298-6)。昆虫や尾索類にも存在するので、多細胞生物が標準的に保有する遺伝子・タンパク質と考えてよいようです(11、図298-6)。

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図298-6 コータクチン(Cort)とHS-1の分子進化系統図 脊椎動物のコータクチンについては省略したので、文献(11)を参照してください

コータクチン分子のN末酸性領域とコータクチンリピートの機能は、Arp2/3複合体とFアクチンによって形成された分枝アクチンを安定化させることにあると考えられています。図298-7はクライオ電子顕微鏡による観察から推定された分枝部位の構造です(16)。コータクチンは分枝部位において、Arp2/3複合体とFアクチンの両者に外側から結合しています。

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図298-7 コータクチンはArp2/3複合体によって形成されたFアクチン枝分かれ構造を安定化する

一般的に言えば、Fアクチンが分枝をつくって仕事をするときは常にコータクチンが関与している可能性があります。ラメリポディウム(葉状仮足)、細胞膜の波うち構造、エンドサイトーシス、細胞の結合(アドヒアレンスジャンクション、タイトジャンクション)、癌細胞の浸潤などが例としてあげられます(6)。神経細胞においても軸索伸長の際のラメリポディアの形成とか、樹状突起スパインの発達や安定化にも当然寄与していると考えられます。

問題はコータクチン分子のC末側で、こちらは様々なタンパク質・酵素とかかわりあっており、非常に多くの生化学的プロセスに関与している可能性があります。Dalyが例として挙げている図(17)を図298-8に示します。

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図298-8 コータクチンの多彩な機能

コータクチンはその分子のN末側でFアクチンの分枝部位に結合しているので、C末側に結合する物質ならなんでも細胞骨格を形成するFアクチンに係留できますし、リン酸化などを通じて結合の調節も可能です。たとえば神経伝達物質の受容体をシナプス内部の細胞骨格に固定するにはうってつけです。また受容体媒介エンドサイトーシスが行われた際に、GTPaseと協力してアクチン骨格を再編成する機能があるとされています(17、図298-8)。

最後に前回(18)述べたように、Fアクチンが伸長する方向に細胞を移動するためのシステムの中で(Fアクチン-コータクチン-シューティン-L1CAM-細胞外基質)、コータクチンがクラッチの役割を果たしているのではないかという説(19)があるというのも興味深いと思います。

 

参照文献

1)Wu H, Reynolds AB, Kanner SB, Vines RR, Parsons JT. Identification and characterization of a novel cytoskeleton-associated pp60src substrate. Mol Cell Biol. vol.11(10): pp.5113-5124.(1991) doi: 10.1128/mcb.11.10.5113-5124.1991.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC361526/

2)Wu H, Parsons JT. Cortactin, an 80/85-kilodalton pp60src substrate, is a filamentous actin-binding protein enriched in the cell cortex. J Cell Biol. vol.120(6): pp.1417-1426. (1993) doi: 10.1083/jcb.120.6.1417.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2119758/

3)Kaksonen M, Peng HB, Rauvala H., Association of cortactin with dynamic actin in lamellipodia and on endosomal vesicles. J Cell Sci., vol.113, pp.4421-4426. (2000)
doi: 10.1242/jcs.113.24.4421.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11082035/

4)Wikipedia: Cortactin
https://en.wikipedia.org/wiki/Cortactin

5)UniPlot:Src substrate protein p85
https://www.uniprot.org/uniprotkb/Q01406/entry

6)Schnoor M, Stradal TE, Rottner K. Cortactin: Cell Functions of A Multifaceted Actin-Binding Protein. Trends Cell Biol., vol.28(2): pp.79-98, (2018)
doi: 10.1016/j.tcb.2017.10.009.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29162307/

7)Li, X., Tao, Y., Murphy, J.W. et al. The repeat region of cortactin is intrinsically disordered in solution. Sci Rep 7, 16696 (2017).
https://doi.org/10.1038/s41598-017-16959-1
https://www.nature.com/articles/s41598-017-16959-1#citeas

8)Kitamura D, Kaneko H, Taniuchi I, Akagi K, Yamamura K, WatanabeT., Molecular cloning and characterization of mouse HS1. Biochem Biophys Res Commun., vol.208:1137-1146., (1995)
https://doi.org/10.1006/bbrc.1995.1452
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0006291X85714520

9)Yamanashi Y, Fukuda T, Nishizumi H, Inazu T, Higashi K, Kitamura D, Ishida T, Yamamura H, Watanabe T, Yamamoto T. Role of tyrosine phosphorylation of HS1 in B cell antigen receptor-mediated apoptosis. J Exp Med., vol.185(7): pp.1387-92., (1997) doi: 10.1084/jem.185.7.1387.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9104825/

10)Taniuchi I, Kitamura D, Maekawa Y, Fukuda T, Kishi H, Watanabe T. Antigen-receptor induced clonal expansion and deletion of lymphocytes are impaired in mice lacking HS1 protein, a substrate of the antigen-receptor-coupled tyrosine kinases. EMBO J., vol.14(15): pp.3664-3678. (1995) doi: 10.1002/j.1460-2075.1995.tb00036.x.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7641686/

11)van Rossum AG, Schuuring-Scholtes E, van Buuren-van Seggelen V, Kluin PM, Schuuring E. Comparative genome analysis of cortactin and HS1: the significance of the F-actin binding repeat domain. BMC Genomics., vol.6: no.15. (2005) doi: 10.1186/1471-2164-6-15.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC554100/

12)Ingley E, Sarna MK, Beaumont JG, Tilbrook PA, Tsai S, Takemoto Y, Williams JH, Klinken SP. HS1 interacts with Lyn and is critical for erythropoietin-induced differentiation of erythroid cells. J Biol Chem. 2000 Mar 17;275(11):7887-93. doi: 10.1074/jbc.275.11.7887.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10713104/

13)Samuels AL, Klinken SP, Ingley E. Liar, a novel Lyn-binding nuclear/cytoplasmic shuttling protein that influences erythropoietin-induced differentiation. Blood., vol.113(16): pp.3845-3856. (2009) doi: 10.1182/blood-2008-04-153452.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19064729/

14)長畑洋佑他 血液細胞の先祖が判明:それはアメーバ様単細胞生物だった
京都大学プレスリリース 2022年
https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/2022-12/221215_Kawamoto-c31a524170a541abb82c577fa3957772.pdf

15)Thomas SG, Calaminus SD, Auger JM, Watson SP, Machesky LM. Studies on the actin-binding protein HS1 in platelets. BMC Cell Biol., vol.8: no.46. (2007) doi: 10.1186/1471-2121-8-46.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17996076/

16)Liu, T., Cao, L., Mladenov, M. et al. Cortactin stabilizes actin branches by bridging activated Arp2/3 to its nucleated actin filament. Nat Struct Mol Biol 31, 801–809 (2024). https://doi.org/10.1038/s41594-023-01205-2
https://www.nature.com/articles/s41594-023-01205-2

17)Daly RJ. Cortactin signalling and dynamic actin networks. Biochem J. 2004 Aug 15;382(Pt 1):13-25. (2004) doi: 10.1042/BJ20040737.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC1133910/

18)続・生物学茶話297:神経細胞のアクチンとその周辺 5:シューティン
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/03/post-7bd2c0.html

19)Laura Pulido Cifuentes , Athamneh Athamneh, Efremov Y, Raman A, Kim T, Suter DM. A modified motor-clutch model reveals that neuronal growth cones respond faster to soft substrates. Mol Biol Cell., vol.35(4):ar47. (2024) doi: 10.1091/mbc.E23-09-0364.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38354034/

 

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2026年4月 3日 (金)

トランプさん さよなら

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全米国民に向けたテレビ演説で何か重要なメッセージを出すのかと思っていたら、なんと意味不明なむにゃむにゃでした。トランプはもう終了だということですね。

「選択」の記事(高市総理がイラン戦争に自衛隊を参加させようとしたのを、今井秘書官が羽交い絞めにして阻止したと)はともかく、高市総理が自衛隊をなんとかイラン戦争に参加させたいと思っていたというのは、彼女の日頃の言動をみるとかなりあり得る話だと思います。

私はもちろんそれには反対ですが、たとえ参加させたいと思っていてもそれは不可能なんですよ。自衛隊は軍隊ではないので、もし捕虜になったら一般の犯罪者として処理され、人を殺していれば殺人、お情けがあっても業務上過失致死で起訴されます。どうするんですか? 

ベトナムもタイもフィリピンもとても困っています。日本ももちろんです。日本の低所得者は東南アジアや中国の製品で日々の生活を送っているのです。彼らが製造する製品がはいってこなくなったら干上がりますよ。高市総理が何もできない愚か者でなければ(抱きついたり踊ったりしてホワイトハウスをキャバクラ化する能力だけはあることはよくわかった)、直ちにイランとホルムズ海峡通過について交渉すべきです。おみやげはこれから日本はイスラエルと距離をおくというメッセージです。

ちょっと大げさに言えば、これからはG7なんてどうでもいいのです。東南アジア・ロシア・オセアニア・南米・中東が肝です。トランプはもう見捨てましょう。アメリカは次の政権ができたときに考えればいいです。

国際連合の旗イラスト - No: 23662874/無料イラスト/フリー素材なら「イラストAC」

国連平和維持活動要員の3人の兵士がイスラエルに殺害されました。

哀悼の意を表したいと思います

Yahoo News
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1fd0a1e7574848a5c654b840b4c0c89667c0f9c

 

 

 

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2026年4月 1日 (水)

TCPO 50周年記念特別演奏会 マーラー交響曲第2番「復活」

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昨日風雨の中 TCPO50周年記念の演奏会をやるというのでサントリーホールに行きました。水内庵で玉子丼と海苔の早い夕食をすませてから突入。チケット完売で大盛況でした。

例のごとく高関さんがプレトークに出てきて、第1楽章終了後に指揮者の指示通り(少なくとも5分間の休憩をとる)休憩をとると表明。さらにマーラーはこの曲を指揮するときに、最初の数回は休憩を5分とっていたのが、その後より長くなる場合もあったなどとマニアックな説明をしました。実際に今回の場合は休憩20分でした。トイレの列が異常に長かったので、5分だとパニックになっていたに違いありません。

演奏は弦が非常に気合の入った激演で高揚しました。多久和さんのフルートはいつもながら魔法のように軽やかで素晴らしく、オーボエの本多さんも緻密で落ち着いた演奏がオケに安定感を与えていました。フルートの正木さんが外国に拠点を移すために退団されるそうで、多久和さんの相方を探さなければなりません。

特に素晴らしかったのはシティフィルコーアのコーラスです。今までYouTubeのマーク・ウィグルスワースが指揮したオランダの Nationaal Jeugdorkest en Nederlands のコーラスが、その静謐で神聖な雰囲気がピカイチだと思っていたのですが(*)、それを凌駕するような素晴らしさでした。

https://www.youtube.com/watch?v=BQmmrp_MH7Y&list=RDBQmmrp_MH7Y&start_radio=1

Tcpo2

Tcpo3

帰り道の夜桜@六本木

 

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2026年3月30日 (月)

枯死寸前だったしだれ桜 回復して満開の花を咲かせる

この桜は一昨年は全く花をつけませんでした。地元の人々の差配で職人が治療を施し、めきめきと回復して、今年は街路の桜より一足早く満開の花を咲かせました。

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🌸🌸🌸🌸🌸

明日は TCPO50周年記念の大演奏会です(チケット完売)。

https://x.com/TokyoCityPhil?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

 

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2026年3月27日 (金)

プロ野球開幕

日本のプロ野球もすっかり米国メジャーリーグの下請けのようになって、これはどうなんでしょうねえ。

サッカーだってそうだというのはちょっと違うと思いますよ。

プレミアもブンデスもラ・リーガも他の国が下請けという感じはありません。まさに米国1国が仕切っているという感じが嫌なのです。しかもWBCは米国のネットフリックスが独占とはあきれます。米国1国の利益のために日本の選手が頑張るとはね。

そうだよな サラ!

Sarahtigersa

・・・・・

 

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2026年3月26日 (木)

春のベランダ

春になっても相変わらずヒヨドリとイソヒヨドリがきます。

イソヒヨドリはセキレイみたいに道を歩くので、車にひかれないかと心配してしまいます。

ヒヨドリは車道を歩いているのをみたことがありません。

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ヒヨドリ(多分マキちゃん)


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イソヒヨドリのフィル

すっかり日が長くなりました。

北総の桜は10本中9本くらいの木はまだ咲いていません。

 

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2026年3月23日 (月)

続・生物学茶話297:神経細胞のアクチンとその周辺 5:シューティン

シューティン(shootin)は2006年に鳥山らによって新規に報告されたタンパク質です(1)。細胞内のアクチン波(2)によって、まるでサッカーボールがシュートによってゴールに吸い込まれるように、神経突起に流れ込むことから命名されました。

神経細胞は昔から自発的に非対称性を獲得する細胞として知られています。すなわちシャーレで培養しても、発生過程の観察によっても、細胞体から非対称に樹状突起や軸索を生やして神経細胞として分化します。発見者たちはシューティンが非対称性を作るプロセスをわかりやすく説明してくれている(3)ので引用します---「偶然 shootin1が1本の突起に他の突起よりも多く濃縮した場合、shootin1は突起伸長を引き起こすのでその突起は他の突起より伸長すると考えられる。その結果、shootin1がその突起先端から細胞体に向かって拡散によって戻るのに要する時間が他の突起より延長する。そうするとその突起にとどまる shootin1の量が他の突起よりも増え,さらなる突起伸長(軸索形成)が引き起こされる。」(引用終了)。

また 「shootin1を過剰発現させた場合、shootin1が複数の突起に持続的に濃縮して軸索が複数形成された。一方,RNAi により shootin1の発現を抑制すると神経極性形成に遅れが生じた」と報告しています。しかし非対称性の誘導もさることながら、shootin 1 は軸索の伸長そのものに貢献しているわけで、そのメカニズム自体が重要です。さらに発信側だけでなく、受信側である樹状突起スパインの形成にも関与していると思われ、海馬における記憶形成などにも貢献している可能性があります(4)。

シューティンは神経細胞に特異的に発現するシューティン1aのほかに様々な臓器にも存在するシューティン1b、ゼブラフィッシュで発見されたシューティン1、2、3などが存在します(5、6)。それぞれのタンパク質の構造を図297-1に示します。図に示されているように、αヘリックスがからまりあう構造を形成するコイルドコイルドメインをひとつの分子あたり3~4個含んでおり、またすべての分子において、最もC末寄りにあるこのモチーフのすぐC末側にプロリンリッチ領域があるという共通の構造がみられます(図297-1)。

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図297-1 哺乳類とゼブラフィッシュの Shootin の構造

ラット・マウス・ヒトのシューティン1a を比較すると、アミノ酸配列は 90%以上の残基について3種完全一致しておりホモロジーは高度です。しかもトータルのアミノ酸数は456個で3種で一致しています。ユニプロットで検索するとこのタンパク質についてはなんと2560もデータがあって、とても全部は見切れませんが、個人的にピックアップすると、

Microcaecilia unicolor アシナシイモリ 原始的な両生類

Leptobrachium leishanense ヒキガエル 両生類

Latimeria chalumnae シーラカンス 魚類

Gopherus agassizii (Agassiz's desert tortoise) リクガメ 爬虫類

Salvator merianae テグー 爬虫類

Otus sunia (Oriental scops-owl)コノハズク 鳥類

Falco tinnunculus チョウゲンボウ 鳥類

そして特筆すべきは

Caenorhabditis elegans 線虫 線形動物  120 and 252 amino acids

線虫のシューティンがどの程度研究されているのかよくわかりませんが、その進展によってはこのタンパク質の歴史が一気に塗り替えられる可能性があります。非常に多くの種類の魚類をはじめとする脊椎動物、特にシーラカンスにも存在するようなので、少なくとも脊椎動物には遍く存在するのでしょう。

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図297-2 ラット・ヒト・マウスにおけるシューティン1a のアミノ酸配列

図297-3は鳥山らがこのタンパク質について最初に報告した論文に掲載されていた図です。ABは軸索・樹状突起両者への局在が示されています。Cはシューティン1a の海馬軸索成長円錐における局在を示していますが、Dはシューティン1bの臭球神経細胞軸索成長円錐への局在を示しています。神経細胞の種類によっては1bが1aに代わって役割を果たしているようです(1)。

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図297-3 シューティン1は神経細胞に極性を付与する

軸索の成長円錐は内側から順に、チュブリンによる微小管、F-アクチン、シューティン1aという並びの構造になっていますが(2、図297-4A)、いちばん外側のシューティン1aの役割について、稲垣らは図297-4Bのように、ネトリン-1からはじまるシグナルカスケードによって、F-アクチンの伸長というエンジンと細胞接着因子というタイヤをつなぐクラッチがつながるという仮説をたてました。細胞骨格-クラッチ分子-細胞接着因子-細胞外マトリクスがつながるという考え方自体は昔からあるようです(7)。

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図297-4 シューティンはクラッチ分子の機能を持つ

シューティン1a にL1-CAMやコータクチンとの結合部位が確認されることによって、図297-5のように、シューティン1aが F-アクチン-コータクチン-シューティン1a-L1CAM-細胞外マトリクス という並びの中で、実際にクラッチ分子としての役割を果たしているという証拠が蓄積されています(8)。このような結合部位はシューティン1bにもあるので、この分子が同様な役割を果たすのは当然と思われますし、成長円錐や樹状突起スパインのような動的な活動だけでなく、クラッチをつなぎっぱなしの係留という役割も考えられるので、様々な組織でシューティン1bがそれなりの役割を果たしているということは納得できます。

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図297-5 シューティンとコータクチン、L1-CAM、F-アクチンとの関係

図297ー6は軸索の成長円錐だけでなく、樹状突起スパインにおいてもアクチンやコータクチンがシューティン1a と共同作業を行っていることを示唆しています(9)。これが本当なら、シューティン1aは記憶を形成するうえでも重要な役割を果たしていることになります。

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図297-6 ラット海馬樹状突起におけるシューティン関連タンパク質の局在
(Kastian et al., 2021, (9))

 

参照文献

1)Toriyama M, Shimada T, Kim KB, Mitsuba M, Nomura E, Katsuta K, Sakumura Y, Roepstorff P, Inagaki N. Shootin1: A protein involved in the organization of an asymmetric signal for neuronal polarization. J Cell Biol., vol.175(1): pp.147-157. (2006) doi: 10.1083/jcb.200604160.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2064506/

2)奈良先端科学技術大学院大学 INAGAKI LAB 研究分野 新たな細胞内分子輸送機構:アクチン波
https://bsw3.naist.jp/inagaki/interests_4.html

3)稲垣直之,鳥山道則,島田忠之 神経極性形成と shootin1のフィードバックループ
生化学 第79巻 第8号 pp.800-802 (2007)
https://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2018/12/79-08-11.pdf

4)Kastian RF, Minegishi T, Baba K, Saneyoshi T, Katsuno-Kambe H, Saranpal S, Hayashi Y, Inagaki N., Shootin1a-mediated actin-adhesion coupling generates force to trigger structural plasticity of dendritic spines., Cell Rep., vol.35(7): no.109130. (2021)
doi: 10.1016/j.celrep.2021.109130.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34010643/

5)Urasaki A, Morishita S, Naka K, Uozumi M, Abe K, Huang L, Watase E, Nakagawa O, Kawakami K, Matsui T, Bessho Y, Inagaki N. Shootins mediate collective cell migration and organogenesis of the zebrafish posterior lateral line system. Sci Rep. 2019 Aug 21;9(1):12156. doi: 10.1038/s41598-019-48585-4.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6704158/

6)稲垣直之 Shootin1による細胞?基質間の力の発生を介した神経細胞の細胞移動,極性形成,軸索ガイダンスおよびアクチン波
Journal of Japanese Biochemical Society 91(2): 159-168 (2019)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2019.910159
https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2019.910159/

7)Tim Mitchison and Marc Kirschner, Cytoskeletal dynamics and nerve growth., Neuron vol.1,?pp.761-772 (1988)
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/0896627388901249

8)R.F. Kastian, thesis 2019, Shootin1a Mediates an F-actin-adhesion Clutch for Dendritic Spine Formation and Synaptic Plasticity
奈良先端科学技術大学院大学学術リポジトリ
file:///C:/Users/morio/Downloads/R016140.pdf

9)Ria Fajarwati Kastian, Takunori Minegishi, Kentarou Baba, Takeo Saneyoshi, Hiroko Katsuno-Kambe, Singh Saranpal, Yasunori Hayashi, and Naoyuki Inagaki, Shootin1a-mediated actin-adhesion coupling generates force to trigger structural plasticity of dendritic spines,
2021, Cell Reports 35, 109130 (2021)
https://doi.org/10.1016/j.celrep.2021.109130
https://www.cell.com/action/showPdf?pii=S2211-1247%2821%2900469-1

 

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2026年3月21日 (土)

六ヶ所村の危機

南海トラフの危険性はみなさんご存じのとおりですが、日本はもう一つ千島海溝問題を抱えています。千島海溝の場所は下の地図にあります。ここはマグニチュード9レベルの巨大地震を発生させる危険性をかかえており、そんな地震が起きたら北海道東南部は壊滅的な打撃を受けると予想されています。

A_20260321233501

専門家は警告しています。

【超巨大地震に匹敵か】千島海溝沿いに年間8cmの地殻変動すでに20~30mの「ひずみ」蓄積、同じ震源域で約400年前にも…専門家「同程度かそれ以上のおそれ」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2497755?display=1

【新発見】千島海溝にひずみ蓄積“巨大地震”に警戒 M9クラスの可能性も…どう備える?
https://www.youtube.com/watch?v=dXon5wmhHVs

しかしそれよりもさらに恐ろしいことに、下北半島の太平洋側には六ヶ所村の核施設があります。この施設はまだ稼働していないので深刻な問題はないと思っていたのですが、なんと日本最大規模の使用済み核燃料保管施設があると知ってびっくりしました。

B_20260321234201
tUはウラン換算トン

この施設が地震や津波で破壊されたら、日本だけでなく世界的にも深刻な放射能汚染問題を引き起こします。日本政府はのんびりしているように見えます。すぐにでも何千トンもある使用済み核燃料を内陸に移動する算段をしないと・・・💥。

とりかえしのつかない破滅的危機が迫っています。

原子力資料情報室:とめよう!六ヶ所再処理工場
https://cnic.jp/knowledgeidx/rokkasho

 



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2026年3月17日 (火)

少年の日 作詞:有川正沙子 作曲:西島三重子

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少年の日 作詞:有川正沙子 作曲:西島三重子 編曲:井上鑑

西島三重子さんの曲には「少年の日の海 洲の崎へ」とか「少年の風」という似たタイトルの曲があって、検索するとこれらの曲は歌詞がウェブサイトにアップしてあるのですが、「少年の日」はみつけることができませんでした。

ただ主にテイチク時代の曲を集めたベスト盤「Spell~呪文~」(CD) には、幸いにも収録されています。YouTube ではこの曲単独のアップはみつけられませんでしたが、アルバム「Soft-i」(CDは未出版)は数多くアップされているので、以下にリンクを貼っておきます。

soft-i 全曲(睦月さん)
12:02より
こちら1

soft-i 全曲 (ryo9801さん)
12:02より
こちら2

soft-i 全曲(昭和レコードJUKEBOXさん)
11:59より
こちら3

有川さんは著名な作詞家で、多くのシンガーに詞を提供しています。
https://www.uta-net.com/lyricist/31567/

VGMdb(https://vgmdb.net/artist/19961)に写真があったので貼っておきます。参議院選挙に出馬したことがあるそうなので、ポスターを探しましたがみつかりませんでした。

Arikawa

曲はアカペラでゆったりとはじまり、はるかにつづいている葡萄棚という歌詞から、山梨県を思わせる情景描写が続きます。歌詞の肝は「来る夏ごと 遠く汽車に揺られ 母とふたり すごす高原の家」という一節で、情景描写から一気に母子の人生になだれ込みます。場所は私の印象では蓼科・小海線沿線かな。

毎年の夏、母と二人で別荘に来るというのは、裕福であると同時に、父親は仕事で忙しくて家族を顧みない人なのか、別宅で暮らしていて養育費をもらって生活しているという境遇をおもわせます。親戚の家に行くのではなく、友人を誘うのでもなく、毎年二人だけで別荘に行くのですから孤独感もただよっています。

この曲の影の主人公は母親で、諸事情があり難しい境遇の中でも娘を育てて恋をするまでの年齢になった。その安堵感とまもなく自分から離れていくという寂しさも感じられます。有川さんがそのような境遇を経験したのかもしれません。西島さんも父親が浮気して、その罰として蓼科に別荘を建てさせたというお話を著書に記しておられるので、シンパシーがあるのかもしれません。

アルバム「Spell~呪文~」は名曲満載でおすすめ



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2026年3月15日 (日)

続・生物学茶話296:神経細胞のアクチンとその周辺 4.ファシン

1975年 R.E.Kane はウニのアクチンを精製していましたが、 最後の精製段階までアクチンと結合していたタンパク質として、分子量58,000のファシンを単離しました。しかし彼はこのたんぱく質に名前をつけませんでした(1)。おそらくそのために、ほかの生物から同じタンパク質が精製されファシンと名付けられるまでに、なんと20年の歳月を要することになりました(2)。

ファシンは4つのβトレフォイルユニットと呼ばれるパーツからなり、それぞれのパーツが図296-1AのようにF-アクチンと結合します(3)。β-トレフォイル(trefoil)は3つのループが120°回転させると重なり合う3回対称のエレガントな構造をしています(図296-1B)。他のタンパク質ファミリーには見られないユニークな配列パターンをもつことから、β-トレフォイルファミリーは、突然変異によって新規に出現したと考えられていましたが、確かなことは分かっていませんでした。

東京工業大学(現 東京科学大学)地球生命研究所の Liam Longo と Shawn McGlynn は、イスラエルのHaifa大学の Rachel Kolodny と協力し、彼らに言わせれば自然界で最も美しい形のひとつであるβ-トレフォイル構造の起源を探索しました。研究グループは、β-トレフォイルの起源のヒントを得るために、何百万ものタンパク質配列との比較を行いました。ほとんどのタンパク質ファミリーはβ-トレフォイルとの類似性を示しませんでしたが、顕著な例外がありました。それが、免疫グロブリン様βサンドイッチタンパク質ファミリーです。β-トレフォイルの配列(緑)は、免疫グロブリン様βサンドイッチの配列(水色)と顕著に類似していました(4、図296-1B)。

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図296-1 β-トレフォイルの構造

免疫グロブリン様βサンドイッチファミリーは地球上で生命が誕生した時期と識別できないくらい早い時期に出現したと考えらえている古いタンパク質ファミリーで、その起源は生命の共通祖先(LUCA)まで遡ることができると言われています。今回の結果から研究グループは、新たに出現したと思われた若いタンパク質であるβ-トレフォイルは、まるでフランケンシュタイン氏の作った怪物のように、古くから存在していた免疫グロブリン様βサンドイッチの部品を縫い合わして作られたのではないかという仮説を立てました(5)。

Sedeh らが提出しているヒトファシン1の構造モデルによると、ヒトファシン-1はふたつのローブ(lobe)からなり、それぞれF1/F2およびF3/F4のトレフォイルドメインで構成されています。それ以外に短いN末部、ローブ連結部、C末部があります(2)。

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図296-2 ヒトファシン1の構造

Sedeh らによるファシンのF3/F4(ローブ2)のアミノ酸配列をヒト・ウニ・ショウジョウバエで比較した図を図290-3に示します(2)。ヒトの3つのアイソフォームも含めて、進化的に保存されている部分とされていない部分がはっきりと分かれています。このタンパク質はきっちり保存されていないと機能が果たされない部分と、構造的に自由な部分がはっきり分かれているようです。

ヒトファシンには3種類のアイソフォームがありますが、1は主に脳に、2は網膜特異的に、3は精巣特異的に分布しているようです。2は視細胞円板の形成に必要とされています(6)。3は精子の頭部に存在していて、受精の際の形態変化に関係していると考えられているようです(7)。ヒト以外の生物にもこれらのアイソフォームは存在すると思われますが、まだ研究が進んでいません。

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図296-3 ファシン アイソフォームと進化的保存

ここで先に進む前に、F-アクチンの成長メカニズムについて少し復習します。そもそも仮足ができるためには、細胞表層近傍のF-アクチンが成長する必要がありますが、それは細胞膜側からG-アクチンが結合するのか、それとも細胞内部側から結合するのか、どちらでしょうか? 答えは細胞膜側から結合するというのが正解のようです(8)。

WASPによって活性化されたArp2/3は単量体アクチンを既存のF-アクチンに枝分かれのような形で反矢じり端からつぎ足すことができます(図296-4)。このような枝分かれ構造が数多くできることによってF-アクチンは細胞内に網目状の構造をつくることができ、これがいわゆる細胞骨格となります。この構造を基盤として、まず葉状仮足(ラメリポディア)が形成され(図296-4)、さらにファシンなどのはたらきによって糸状仮足(フィロポディア)が形成されます(9、図296-5)

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図296-4 アクチンは細胞膜に対してどちらの方向から重合するか

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図296-5 フィロポディア(糸状仮足)におけるFアクチンと関連タンパク質

最近 Hardin らはファシンが軸索の成長に重要な枠割を果たしていることを示唆する結果を発表しました(10)。図296-6はラット海馬ニューロンの培養系ですが、ファシンは特に軸索の先端部にアクチンとかぶって多く見られます(矢印およびカラーの二重染色図)。ただし多くの樹状突起にもみられます(二重矢印)。こちらは必ずしも先端部に局在しているわけではないので、神経伝達に必要なフィロポディアの形成にアクチンのバンドリングという形で関与するものと思われます。Hardin らは哺乳類のファシンに相当するショウジョウバエの Singed をもたない突然変異体を分離し、これが感覚運動機能を欠くことを示しました。そしてキノコ体だけでファシンを発現させると、キノコ体の形態が回復し感覚運動機能が正常になるとのことで(10)、ファシンが脳の中心的機能の発現に欠かせないことが示唆されています。

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図296-6 ニューロンの成長とファシン

 

参照文献

1)Kane RE. Preparation and purification of polymerized actin from sea urchin egg extracts. J Cell Biol., vol.66(2): pp.305-315.(1975) doi: 10.1083/jcb.66.2.305.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2109559/

2)Sedeh RS, Fedorov AA, Fedorov EV, Ono S, Matsumura F, Almo SC, Bathe M. Structure, evolutionary conservation, and conformational dynamics of Homo sapiens fascin-1, an F-actin crosslinking protein. J Mol Biol., vol.16;400(3): pp.589-604. (2010)
doi: 10.1016/j.jmb.2010.04.043.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7141155/

3)Scholarly Community Encyclopedia: Fascom
https://encyclopedia.pub/entry/6530

4)Longo LM, Kolodny R, McGlynn SE (2022) Evidence for the emergence of β-trefoils by ‘Peptide Budding’ from an IgG-like β-sandwich.
PLoS Comput Biol 18(2): e1009833.
https://doi.org/10.1371/journal.pcbi.1009833
https://journals.plos.org/ploscompbiol/article?id=10.1371/journal.pcbi.1009833

5)東京科学大学 地球生命研究所(ELSI)HP:
新たなタンパク質ファミリーは、古いタンパク質の継ぎはぎから生まれるのかもしれない
https://wpi.elsi.jp/ja-JP/news_events/highlights/2022/frankensteins_protein.html

6)Wikipedia: FSCN2
https://en.wikipedia.org/wiki/FSCN2

7)Benjamin Tubb, David J. Mulholland 1, Wayne Vogl, Zi-Jian Lan, Craig Niederberger, Austin Cooney, Joseph Bryan, Testis Fascin (FSCN3): A Novel Paralog of the Actin-Bundling Protein Fascin Expressed Specifically in the Elongate Spermatid Head., Exp. Cell. Res., vol.275. pp.92-109 (2002)
https://doi.org/10.1006/excr.2002.5486
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0014482702954868?via%3Dihub

8)千住洋介・末次志郎 Arp2/3複合体とアクチン重合 細胞生物学用語 (細胞生物学会)
https://www.jscb.gr.jp/experiment/glossary/experiment_glossary-82/

9)荒牧慎二 電子顕微鏡法と画像の統計的解析を用いた細胞運動に関わる糸状仮足の成長メカニズム解明 九州工業大学リポジトリ 学位論文(2016)
file:///C:/Users/morio/Downloads/jou_k_315-2.pdf

10)Hardin KR, Penas AB, Joubert S, Ye C, Myers KR, Zheng JQ. A Critical Role for the Fascin Family of Actin Bundling Proteins in Axon Development, Brain Wiring and Function. bioRxiv [Preprint]. 2025 Jun 10:2025.02.21.639554. doi: 10.1101/2025.02.21.639554. Update in: Mol Cell Neurosci. 2025 Sep;134:104027. doi: 10.1016/j.mcn.2025.104027.

 

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2026年3月12日 (木)

愛の極北に到達した西島三重子

Imgnishijima

昔 神泉駅前にあったライブハウスにて


個人的にはこの時代のあと、テイチクに移籍してPOPSに転換した後制作した4枚のアルバムが大好きなのですが、ワーナー時代の最後のアルバム「シルエット」はその肌寒くほの暗いテイストが独特で、数多い彼女のアルバムの中でも異彩を放っています。

ワーナー時代に「愛の極北」の音楽を目指して突き進んだ到達点(私個人の見解)
アルバム「シルエット」

本人による紹介文
https://ameblo.jp/nishijima-mieko/entry-11020276404.html

かげろう坂
https://www.youtube.com/watch?v=9lXoV9dILio&list=RD9lXoV9dILio&start_radio=1

いそしぎ
https://www.youtube.com/watch?v=0FTtMYSpZF4&list=RD0FTtMYSpZF4&start_radio=1

愛に立ち止まって
https://www.youtube.com/watch?v=AMPWv37anl0&list=RDAMPWv37anl0&start_radio=1

びしょぬれワルツ
https://www.youtube.com/watch?v=oSs3psPp90Q&list=RDoSs3psPp90Q&start_radio=1

愛の行く先
https://www.youtube.com/watch?v=PzL4v4OeDBg&list=RDPzL4v4OeDBg&start_radio=1

冬のかもめ
https://www.youtube.com/watch?v=yJfDw3vFTa4&list=RDyJfDw3vFTa4&start_radio=1

千登勢橋 (本人が登場する動画が見られるのはこれだけ)
https://www.youtube.com/watch?v=_6f-Z7fMw8o&list=RD_6f-Z7fMw8o&start_radio=1

ラブソング (この曲はテレビ番組の曲で趣が異なります)
https://www.youtube.com/watch?v=vUDrL93ltD0&list=RDvUDrL93ltD0&start_radio=1

(愛の行く先 と 冬のかもめ はシングルで発売されました)

 

 1.千登勢橋

 2.メランコリー・イエスダディ

 3.かげろう坂

 4.ラブ・ソング

 5.冬の鳥

 6.びしょぬれワルツ

 7.愛に立ち止まって

 8.ラストタンゴは一度だけ

 9.いそしぎ

10.ミッドナイト・ララバイ

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11.愛の行く先

12.冬のかもめ

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まとめて収録してある(1-10)  YouTube動画サイト

https://www.youtube.com/watch?v=vdqrNxUOYJA

https://www.youtube.com/watch?v=SnelxXTZ7Rk&list=RDSnelxXTZ7Rk&start_radio=1

 

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2026年3月 9日 (月)

ヒヨドリとイソヒヨドリ

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イソヒヨドリ (うちのベランダにて フィルという名前です。メスはベティです。ベティもよくみかけるのですが、今年は撮影するチャンスにめぐまれていません)
目 : スズメ目 Passeriformes
科 : ヒタキ科 Muscicapidae
属 : イソヒヨドリ属 Monticola
種 : イソヒヨドリ M. solitarius

solitarius は solitude と関係がある言葉です。学名をつけた時点で、この鳥が孤独を好むことがわかっていたに違いありません。


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ヒヨドリ (うちのベランダにて つがいで来るのでマキとロンという名前をつけましたが、♂♀をちゃんとは識別できないので、あまり名前をつけた意味がありません。 これは多分♀のマキだと思いますが)
目 : スズメ目 Passeriformes
科 : ヒヨドリ科 Pycnonotidae
属 : ヒヨドリ属 Hypsipetes
種 : ヒヨドリ H. amaurotis

イソヒヨドリとヒヨドリは名前こそ似ていますが、上述のように科からして異なる縁もゆかりもない関係です。amaurotis は目が見えないことを意味します。そんな失敬な名前をつけられるとは気の毒な鳥です。もちろん目はちゃんと見えていますが、不器用な感じからそうなったのでしょうか、よくわかりません。

フィルは昨年に比べると、体ががっしりして、鮮やかだった青い色はアッシュブルーのようなくすんだ色合いになりました。
https://morph.way-nifty.com/grey/2025/05/post-f03f11.html

マキとロンは一緒に行動していることが多いです。10mくらい離れていても、1秒で接近できるので、彼らにしてみればヒトが並んで歩いているのと同じ感覚でしょう。これに対してフィルとベティはどちらも団地近傍で3月~4月を過ごしますが、一緒にいるのを見かけるのは稀です。ですから昨年撮影したいっしょにベランダにいる写真は貴重だと思います。
https://morph.way-nifty.com/grey/2025/04/post-32de4b.html

 

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2026年3月 5日 (木)

続・生物学茶話295:神経細胞のアクチンとその周辺 3.ADF/コフィリン

細胞がある形態をとるためには、家に柱や梁があるようにささえが必要です。アクチンはその柱や梁の役割を果たすポリマー形成分子として進化の非常に早い時期から生物にとって欠かせないタンパク質でした。そしてそのアクチンによる構造形成を制御する因子としてADF(actin depolymerozing factor)は1980年に(1)、コフィリン(cofilin) は1984年に発見されました(2)。ADFとコフィリンは遺伝子構造・アミノ酸配列・分子としての機能がきわめて類似していることから、近縁のそのほかの分子群と合わせてADF/コフィリンファミリーを形成しています。

ではそれらのアクチンを加工する分子としてのADF/コフィリンのファミリーは分子進化の観点からみると、いつの時代からあるのでしょう。そして現在はどのような生物が保有しているのでしょう。ユニバーサルな分子なのでしょうか。

2020年に Akil らは Asgard archaea という古細菌に、ADF/コフィリンのファミリーに含まれると考えられるタンパク質が存在すると報告しました(3)。真核生物については Mciver and Hussey が2002年にまとめています(3)。ドレブリンなどに比べるとADF/コフィリンファミリーのタンパク質群は古くから多数の報告があり、遺伝子構造まで詳しく調べられています。ピックアップして生物の種類・分子の種類・イントロンの数を並べると次のようになります(4)。ヒトやそのほかの哺乳類が持つこのファミリーのたんぱく質は、非筋肉型コフィリン1、筋肉型コフィリン2、ADF(Actin depolymerizing factor)の3種類ですが、シロイヌナズナには6種類が存在し、一般的に植物は多くの分子種を持っているようです(4)。植物・粘菌・酵母・昆虫・ヒトに存在することから、このファミリーはユニバーサルであるといえます。

シロイヌナズナ  ADF1~ADF6  2
イネ       ADF1~ADF2    2
粘菌       UNC60   4
タマホコリカビ  DCOF1~2    1(DCOF1) & 0(DCOF2)
出芽酵母     COF1    1
分裂酵母     ADF1    0
ショウジョウバエ  twinstar   2

ヒト       cofilin 1    3
         cofilin 2    4
         ADF    3

分子系統樹も報告されています(植物は省略 4、図295-1)。

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図295-1 ADF/コフィリンファミリーの分子系統樹
コクシジウムというのは多細胞生物に寄生する原生動物です

ADF/Cofilin 分子の立体構造は、系統上かけはなれた生物においても非常に類似しています(4、図295-2)。これは切断の対象となるアクチン分子が非常に強く進化的に保存された構造を持つので、当然といえば当然です。ただシロイヌナズナではC末のαヘリックスが失われていることが気になりますが、これにどのような意味があるのかはわかりません。

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図295-2 ADF/コフィリンの立体構造

次に、ADF/Cofilin の機能について図295-3(5)を使って解説します。

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図295-3 アクチン線維の形成とADF/Cofilinの役割

アクチンモノマーはGアクチン(globular actin)と呼ばれ、Gアクチンの濃度がある程度上昇すると3量体が形成され、Mgイオンの存在下でさらに重合が進んで繊維状の構造が形成されます。この状態のポリマーをFアクチン(filamentous actin)と呼びます。以下の解説については参照文献(5~7)を参考にしました。

①Gアクチンは通常ATPまたはADPと結合している状態で存在しますが、ATPと結合した状態のGアクチンが重合すると、2秒以内に加水分解反応が起きてATPはADPとなります。このときリン酸はすぐにはアクチンと解離せず数分結合した状態が保たれます。この結果図の赤色の部分はATP-アクチン、橙色の部分はADP-Pi-アクチンとなり、F-アクチンは左右(新旧)で異なる構造をとることになります。左端を反矢尻端(barbed end)、右端を矢尻端(pointed end)と呼びます。矢尻というのは矢の後端ではなく先端です。

②③ATP-アクチンの重合・脱重合が拮抗するGアクチン濃度は0.1μM、ADP-アクチンの重合・脱重合が拮抗するGアクチン濃度は0.6μMなので、リン酸(Pi)が離れたADP-アクチンはGアクチン濃度がO.6μM以下の場合脱重合します。そして0.1μM~0.6μMの場合F-アクチンは左端では重合し、右端では脱重合するという、いわゆるトレッドミル(ルームランナー)状態になります。

④コフィリンはADP-アクチンと親和性があり結合します。この結果コフィリンが結合した部分のF-アクチンは構造が変化します。

⑤⑥コフィリンが結合している部分と結合していない部分は構造が異なり、その連結が不安定になるためそれぞれの部分ごとに切断されます。

⑦コフィリンが結合しているF-アクチンはLife-Actやファロイジンで検出できないことがあります。

G-アクチン濃度やコフィリン濃度に応じてF-アクチンは解離してG-アクチンとなります。細胞の形態を再構築し、例えば樹状突起に新たなスパインをつくろうとするときには素材となるG-アクチンが豊富に存在することが必要で、これは新たな合成を待てない場合もあります。したがってF-アクチンをG-アクチンに変換する機能を持つADF/コフィリンの役割は大きいのですが、この分子群は条件によってはF-アクチンを安定化する場合もあります。

記憶という現象が樹状突起におけるスパインの形態変化に依存しているとすれば、そのエンジンはアクチンなので、アクチンの重合を制御するシステム(アクセル・ブレーキ・ハンドル)は極めて重要な意味をもつことになります。また神経細胞の成長も形態変化のひとつであり、アクチンがエンジンであることに変わりはありません。

Hyltonらはラット海馬の神経細胞を培養し、仮足におけるアクチン線維と関連タンパク質を電子顕微鏡と染色によって解析しました(8)。これはすでによく知られていることですが、仮足のF-アクチンをファロイジンで染色すると、図295-4aのように葉状仮足も糸状仮足もよく染まります。しかしF-アクチンに結合するタンパク質であるコフィリンとファシンは、それぞれほぼ糸状仮足の基部と先端部に住み分けているような結果が得られました(図295-4d、e)。

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図295-4 ニューロンの成長円錐における糸状仮足のアクチン関連タンパク質-ファシンとコフィリン

ファロイジン染色では葉状仮足(ラメリポディア)も盛大に染まっていますが(図295-a)、ファシンやコフィリンはかなり糸状仮足(フィロポディア)のF-アクチンと同じ位置に偏在しているようにみえます(図295-d、e)。葉状仮足にはほとんどみられません。

Hylton らは高倍率の電子顕微鏡を用いて、糸状仮足のコフィリンを含まないアクチン線維とコフィリンが結合したコフィラクチン線維の比較を行いました。

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図295-5 電子顕微鏡でみるF-アクチンとコフィラクチンの比較と構造モデル

コフィリンを含まないアクチン線維(F-アクチン)は、かなり分子構造のでこぼこがあるスクリュー型で回っている感じがよくわかります。その螺旋のピッチは37nmです(図295-5a)。それに対してコフィラクチンは、コフィリンがでこぼこの穴にはまる感じで結合していて、しめ縄型ともいえるスムースな形態です。ピッチは短くなっていて27nmになります。そして隣の線維とはずれた配置になっています(図295-5b)。

コフィラクチンの分子モデルは図295-6b にあります。コフィリンがF-アクチンのまわりを覆うように結合しているのに対して、ファシンはF-アクチンの線維を架橋するように結合します(図295-6a)。コフィラクチンの場合図295-6bのように、ファシンが線維間に入り込むスペースがないので架橋することはできません。

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図295-6 ファシンによる架橋の可否

Hylton らはフィロポディアにおけるアクチン線維束の構造について図295-7のようなモデルを提出しています。左が根元で右が先端です。根元はコフィラクチンで、先端はファシンで束ねられたF-アクチンです。図295-4をみるとコフィリンとファシンが共存している移行部分がありそうなので、そのあたりの中間的構造も示してあります(図295-7b)。コフィラクチンがどのような構造によって束ねられているかははっきりしていないようで、彼らも?をつけています。未知の架橋因子があるのかもしれません。

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図295-7 糸状仮足におけるアクチン線維束のモデル

 

参照文献

1)J. R. Bamburg, H. E. Harris AND A. G. Weeds, PARTIAL PURIFICATION AND CHRACTERIZATION OF AN ACTIN DEPOLYMERIZINNG FACTOR FROM BRAN., FEBS lett., vol.121, no.1, pp.178-182 (1980).
https://doi.org/10.1016/0014-5793(80)81292-0
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0014579380812920

2)Nishida E, Maekawa S, Sakai H. Cofilin, a protein in porcine brain that binds to actin filaments and inhibits their interactions with myosin and tropomyosin. Biochemistry. 1984 Oct 23;23(22):5307-13 (1984)
https://doi.org/10.1021/bi00317a032
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/6509022/

3)Caner Akıl et al., Insights into the evolution of regulated actin dynamics via characterization of primitive gelsolin/cofilin proteins from Asgard archaea., Proc.NAS.USA, vol.117, no.33, pp.19904 - 19913 (2020)
https://doi.org/10.1073/pnas.2009167117
https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2009167117

4)Maciver SK, Hussey PJ. The ADF/cofilin family: actin-remodeling proteins. Genome Biol. vol.3(5): reviews 3007. (2002)
https://link.springer.com/article/10.1186/gb-2002-3-5-reviews3007
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC139363/

5)James R. Bamburg J.R.; Minamide, L.S.; Wiggan, O.; Tahtamouni, L.H.;Kuhn, T.B.
Cofilin and Actin Dynamics: Multiple Modes of Regulation and Their Impacts in
Neuronal Development and Degeneration.
Cells vol.10, 2726. (2021)
https://doi.org/10.3390/cells10102726

6)若林健之,村上健次 アクチンのフィラメント構造と重合機構―重合によるATPase活性化のメカニズム― 生物物理 vol.1(6),pp.256-259(2011)
https://doi.org/10.2142/biophys.51.256
https://www.jstage.jst.go.jp/article/biophys/51/6/51_6_256/_article/-char/ja/

7)ウィキペディア: アクチン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3

8)Hylton, R.K., Heebner, J.E., Grillo, M.A. et al. Cofilactin filaments regulate filopodial structure and dynamics in neuronal growth cones. Nat Commun 13, 2439 (2022). https://doi.org/10.1038/s41467-022-30116-x
https://www.nature.com/articles/s41467-022-30116-x#citeas

 

 

 

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2026年3月 1日 (日)

世も末

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トランプはコロラドの国立大気研究センター(NCAR)を解体するそうです。
あまりにも愚かです 多くの気象専門家が路頭に迷ってしまいます。

日本人がトランプ(=more than 人類の敵)に媚びを売るのは頼むからやめてほしい

恥ずかしくて 気持ち悪くて 怖い

ハフポスト:トランプ政権が世界最大級の気候変動研究機関を解体する意向。科学者は「我が国の能力を後退させる」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_69462c80e4b00a59b4a6ce9f?origin=home-sdgs-unit

もう寝てるしかないか?

いや戦争が始まったとのこと。

ホルムズ海峡が閉鎖されると、あのオイルショックのときのおぞましいトレぺ争奪戦がはじまるのだろうか?
ならば眠っているわけにはいかないか?

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米国国立大気研究センター(NCAR) ウィキペディアより

★★★ バーニー・サンダースが語るトランプとアメリカの真実
https://www.youtube.com/watch?v=6aLVdcgYDeU

日本に肥料の備蓄はなく、
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/02/post-a5fd76.html
で述べたように、ほとんどの肥料を海外に依存している日本としては
大変な事態です。

このことに昨年末気づいた政府は、ようやく来年から備蓄をはじめようとしていますが、
イラン戦争には間に合いそうもありません。

やばい💥

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