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生物学茶話(Science):こちら1

短編&半島のマリア(Fiction) :こちら2

生物学茶話PDF版 こちら4  こちら5
(PDF版には、はしがき、ページ付きもくじ、巻末索引がついています)

すべてフリーですので、ごゆっくりどうぞ  ☕

「生物学茶話:@渋めのダージリンはいかが」の紙本は九州大学理系図書館、京都大学理学部図書館、島根大学附属図書館、東京大学理学図書館、東京科学大学大岡山図書館、北海道大学理学部図書室、杏林大学医学部図書館、電子書籍としては国立国会図書館に収蔵されています。

#続・生物学茶話 タイトル一覧とリンク#  こちら  脳の話

#都響 HP&SNS こちら

Hair follicle の本は Springer から出版したのでここには中身を掲載できませんが、アマゾンなどで販売しています。
こちら

 

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2026年10月13日 (火)

知られざる名曲 4.オキナワソバヤのネエサンへ by 柴草玲

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オキナワソバヤのネエサンへ (柴草玲)
こちら1
こちら2

この曲は2002年に発売されたアルバム「レクイエム」(写真)に収録されています。渋滞とか環八とかいかにも東京的なものと、南風・波の音・チャンプルーなど沖縄的なものを対比させながら、最高のヒーリングと解放感を味わわせてくれる音楽だと思います。

劉若英がカバーしているらしいのですが、発見できませんでした。

川辺
こちら

レクイエム
こちら

ライブ:千代さんの日記
こちら

ひとりの第9
こちら

X
https://x.com/reishibakusa?lang=ja

Blog
https://shibakusa.exblog.jp/




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2026年10月12日 (月)

Praying Mantis(祈るカマキリ)

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ここにカマキリがいるのわかりますか?

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右上のホウの木のなかにいます これは拡大写真

Mantis とはギリシャ語で預言者のことだそうです

いかにもそんな感じです

実際には獲物を狙う「狩り」のポーズらしいのですが、こんなに高い木の上で

何を狙っているのでしょう?

 

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2026年10月10日 (土)

初台で稀有の経験

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8月・9月と雨にたたられた千葉ですが、10月になってようやく晴天の日が続くようになりました。鳥やトンボもいて団地もにぎやかです。

昨今諸般の事情でコンサートにもあまり行かなくなりましたが、昨年聴いたサンサーンスのコンチェルトが素晴らしかったので、再び奥井さんのピアノ&TCPOの演奏(指揮マエストロ高関)を聴きに初台まででかけました。今回はプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番ト短調です。

この曲を実演で聴くのははじめてだったのですが、すごい曲&すごい演奏で度肝を抜かれました。どの楽章もすごかったのですが、特に第1楽章のカデンツッァは独立した1曲のような独特のムードに包まれた名作で印象に残りました。曲全体についていえば、特に前衛的な音楽とは感じませんでした。最初に演奏された武満の「夢の時」がむしろものすごく前衛的な音楽で、私にはさっぱり理解できませんでした。

奥井さんの魔術的で変幻自在な、そして超絶のテクニックが当たり前のようなピアノにあまりに圧倒されたので、メインのオケ版「展覧会の絵」の印象が薄くなってしまいました。こんな物凄いコンサートなのにチケットが売れ残っていたのはちょっと意外でした。とはいえサイン会の列はすごかったので、きっとこれからは人気が沸騰してくると思います。

ショパン ピアノ・ソナタ 第3番
こちら

セルゲイ・ラフマニノフのピアノ曲集『絵画的練習曲(音の絵)
6,7,8番
こちら

スクリャービン ピアノ・ソナタ 第2番 幻想ソナタ
こちら

サン=サーンス ピアノ協奏曲 第2番
こちら






 

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2026年10月 8日 (木)

知られざる名曲 3.ビッグスカイ by 中川五郎

これはすばらしい辞世の曲だと思います。

中川五郎&真黒毛ぼっくす
こちら1

中川五郎、伊藤正美、Jin Nakaoka
こちら2

中川五郎 with花と路地,岡田拓郎,足高彩子,よよよゐ
こちら3

The Kinks Big sky(これは全然違う曲)
こちら4

ウィキペディアをみると、ひとそれぞれ数奇な人生なんだ (ふぅ・・・)
特に「フォークリポート」の編集者をやっていたときに、その雑誌がわいせつ容疑で押収され、えらい目にあって裁判に7年もかかったという話。その間活動には大きな支障が出たと思います。

宇能鴻一郎や川上宗薫が新聞や雑誌にバンバンエロ小説を発表していたのに、小説家でもない中川五郎が摘発されるなんて、結局反政府運動をつぶしてしまおうというもくろみ以外の何物でもなかったのでしょう。

フォークリポートわいせつ裁判
こちら

 

腰まで泥まみれ
こちら

腰まで泥まみれ 元ちとせによるカバー
(迫力あり)
こちら

 

主婦のブルース
こちら

受験生ブルース
こちら

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補足:

私:「キンクスの Big sky と中川五郎のビッグスカイは全然違う曲ですよ」

AI:「 ご指摘の通りです。大変失礼いたしました。誤った情報を提示してしまい申し訳ありません。ザ・キンクス(The Kinks)の「Big Sky」と、中川五郎がカバー・演奏している「ビッグ・スカイ」は全く別の楽曲です。中川五郎がライブ等で激しく歌っている「ビッグ・スカイ」は、ルー・リード(Lou Reed)が2000年に発表したアルバム『エクスタシー』のラストに収録されている楽曲「Big Sky」の日本語カバー(訳詞)です。キンクスの1968年の名盤『ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ』に収録されている「Big Sky」とは同名異曲であり、メロディも背景も完全に異なります。先ほどは両者を混同した不正確な解説をしてしまい、重ねてお詫び申し上げます。正しいご指摘をいただきありがとうございました」

こちら

このブログでも、何度もAIの間違いを摘発していますが、大学の先生がAIを信用して書いた本が実は誤りで絶版になったという事件が発生しました。AIを信用してはいけません。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6598161

 

 

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2026年10月 7日 (水)

AIを規制せよ

ランサムウェアを使ってアサヒビールを脅迫したグループの中心メンバーのひとりを、日本の捜査当局が大阪で拘束したとのこと。これは捜査当局のお手柄でした

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8c753300f37b0f2ba619bfe706422fe59ed0d6b

しかしこれは氷山の一角で、しかももう事件から1年以上時間が経過しています。企業に対するサイバー攻撃は雨嵐のように吹き荒れていて、顔写真まで流出する事態になっています。これは最近のAIがセキュリティーウォールを破壊する能力を高めているためで、有名なセキュリティーソフトのノートンなんて半分以上の攻撃を検知できなくなっています。ノートンを制作しているシマンテックの幹部は「アンチウィルスソフトは死んだ」と言っているそうです

https://gigazine.net/news/20140507-antivirus-software-is-dead/

そういう私もウェブメールにアクセスしようとしたらログインできなくて@niftyに訊くと、@niftyを装った偽メール事件が多発していて(実は私も情報を打ち込んで返信していました)、特設電話で対処しているとのこと。 あわててそちらに電話をかけ、指示通りの方法でログインパスワードを変更してようやくアクセスできました

このままだと大変なことになります。日本はデジタル庁までハッキングされるような有様なうえに、トップが・あれ・ですから、きちんと手が打てるのかどうか非常に心配になります。現在のデジタル大臣は外科医だそうですし・・・

そのうち知らないうちに自分が他国で犯罪を犯して国際手配されていたり、自分に成りすました他人が多額の借金をしていたり、そんなことが普通に起こる世界がすぐそこにせまってきているような気がします

ともかくAIの使用をいったん止めて、

1.セキュリティーを確保する方法の確立(いたちごっこになってしまうと、致命的な被害者がでてしまう)

2.サイバー犯罪者を逮捕するための国際機関の整備

3.AIを用いた犯罪を取り締まる法律の整備

などを行わなければ世界は阿鼻叫喚の地獄絵図となります

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まあ日本は毎年2万人の交通事故死者が出ても、粛々とモータリゼーションを進めた国ですから

300万人死んでも戦争やめようとしなかったし

AIでいくら犠牲者が出ても(・・・尊い犠牲者ってか)涼しい顔で通り過ぎようと試みるのでしょう

それはさておき

AIで最大の危険は、防御不可のパンデミック病原体ができてしまうことだそうです

イルクーツクでペスト患者が発見されたとの報道は注視すべきです

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ブックオフグループホールディングスは10月9日、子会社の会員管理システムが第三者による不正アクセスを受け、会員情報最大約643万件が外部に流出したと発表した。

流出した可能性があるのは、氏名、生年月日、性別、メールアドレス、電話番号、郵便番号・住所、パスワードのハッシュ値、ポイントカード番号、会員番号。

航空券などの予約サイト「スカイチケット」を運営するアドベンチャー(東京都渋谷区)は9日、同社サーバーへの不正アクセスにより約1464万件の会員情報が流出したと発表した。

同社の発表によると、漏洩(ろうえい)が確認されたのは、スカイチケットに登録した会員の氏名や生年月日、メールアドレス、電話番号、住所など。今月2~4日にかけて、サーバーやクラウド上に保管していたデータに不正アクセスされたという。

このほか、業務管理システムへの不正アクセスで、氏名や電話番号、口座情報など1万7780件の情報も流出した可能性があるという。

 

 

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2026年10月 5日 (月)

続・生物学茶話314:てんかん その3.メカニズム

てんかんを引き起こす様々な要因が知れられています(1)。リストアップしてみると

1.遺伝子変異
2.外傷性神経障害
3.低酸素障害(心筋梗塞などによる)
4.虚血(栄養不足・出血などによる)
5.感染
6.慢性神経炎症

のようなことになります。しかしこれはあくまでも出発点であり、発作というゴールまでの間の出来事はブラックボックスです。そこでもう少しその間を埋めるために、今まで知られている知識を整理すると図314-1のようになります。

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図314-1 てんかんの発生に関係する分子的要因 図は左上:愛媛大学大学院医学系研究科 分子細胞生理学分野、中下:続・生物学茶話152:グルタミン酸 その1 イオンチャネル型グルタミン酸受容体、右上:国立研究開発法人科学技術振興機構のサイトから

分子生物学的な観点からみると、そのブラックボックスに深くかかわっているのは、イオンチャネル・神経伝達物質の受容体・グリア細胞の3つと思われます。

1.イオンチャネルの機能不全

電位依存性ナトリウムチャネルが正常な機能を失うと、ナトリウムの流入が止まらなくなる可能性があります。もしナトリウムの流入を適切に制御できなくなると、神経細胞は異常な興奮を継続することになり、てんかん発作が引き起こされます。遺伝子の異常によるてんかんとしては最もよくある場合です(2、3)。

電位依存性カリウムチャネルが正常な機能を失うと、神経細胞が興奮した後カリウムイオンを細胞外に逃がして膜電位を元に戻す機能が失われ、ブレーキが利かないような状態になります。たとえば KCNQ2 / KCNQ3 の異常によって、新生児期・乳児期に発症する良性家族性新生児てんかん(Benign Familial Neonatal Seizures など)や、重症のてんかん性脳症の原因となります(4)。

電位依存性のカルシウムチャネルは、脱分極に応じて細胞外からカルシウムを取り込み、シナプス小胞からの神経伝達物質の放出を促します。これが正常な機能を失うことによって、大脳皮質から線条体への興奮性入力が低下し、一時的な意識喪失(欠神発作)が発生します(5)。

2.レセプター(神経伝達物質の受容体)の機能不全

イオンチャネルに次いでてんかんの要因となるのは、イオンチャネル型情報伝達因子受容体の機能不全です。たとえばNMDA受容体が活性化されたままになると、カルシウムイオンが大量に細胞内に流入して発作の引き金になります(6)。このほかのイオンチャネル型受容体も活性化したままだとイオンが過剰に流入して発作の引き金になるという点は同じです。

抑制性神経伝達物質であるGABAの受容体が受容体として機能しなくなると、神経興奮の抑制が効かなくなり、やはり発作の引き金になります(7)。

3.グリア細胞の機能不全

アストロサイトは Kir4.1 というチャネルの機能によって神経細胞周辺のカリウムの濃度を適切に維持しています。このチャネルが機能不全に陥ると、神経細胞周辺のカリウム濃度が上昇し、脱分極後の回復処理ができなくなっててんかんの発作が引き起こされます(1)。またトランスポーター(EAATs)はグルタミン酸の濃度を調節しています。この因子が機能不全に陥ると、アストロサイトがグルタミン酸を取り込めなくなり、周辺のグルタミン酸濃度が上昇します。このことが発作に引き金になります(1)。またけいれんが発生した脳ではミクログリアが活性化され、これがTNF‐αやIL-1βを介しててんかん原性アストロサイトが誘導されることになって、その結果難治性てんかんが引き起こされるという報告があります(8、9)。

ここで述べてきたようなてんかんのメカニズムの解明には実験動物の使用がかかせませんが、テーマによってはかならずしも哺乳類(マウスなど)のようないわゆる高等生物を使う必要はありません。神経を持つ生物はすべて興奮と抑制のメカニズムを持っており、このバランスが崩壊することによってけいれんがおこり得ます。たとえば神経細胞が302個しかない線虫(C.elegance) のようなシンプルな生物であっても、変異体と薬剤によっててんかんに似た痙攣状態を引き起こすことができますし(10)、それを緩和する薬剤の研究もできます(11)。このほかゼブラフィッシュ、カエル、ショウジョウバエなども研究に使用されています(図314-2)。

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図314-2 てんかんの研究によく用いられる実験動物 ハツカネズミは北海道大学理学部生物学科のサイトから 他はウィキペディアから

特にショウジョウバエにはバング・センシティブ・ミュータントという、容器をバンと叩くと数秒から数分痙攣性発作→麻痺がおこって歩行や飛翔ができなくなるという突然変異体が知られており、てんかんの研究に利用されています。このような痙攣性発作を引き起こしやすい突然変異体の遺伝子が多様であることをみると、ヒトのてんかんの原因も多様であることがうかがえます(12、図314-3)。

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図314-3 ショウジョウバエの bang-sensitive という表現型にかかわる遺伝子 文献12より 

 

参照文献

1)Wang-Jia-Lu Lu, Jing Xi, Zhi-Sheng Li, Fan Fei, Jun-Zi Chen, Yi Wang
Diverse species of animal models in epilepsy research: Progress and perspectives
Zool. Res., vol.46(6): pp.1588-1614 (2025)
https://doi.org/10.24272/j.issn.2095-8137.2025.280
https://cstr.cn/32248.14.zr.2025.280

2) Brunklaus A, Feng T, Brünger T, et al. 2022. Gene variant effects across sodium channelopathies predict function and guide precision therapy. Brain, 145(12): 4275–4286.
doi: 10.1093/brain/awac006.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35037686/

3)Berecki G, Tao E, Howell KB, et al. 2025. Nav1.2 channel mutations
preventing fast inactivation lead to SCN2A encephalopathy. Brain, 148(1):
212–226.
doi: 10.1093/brain/awae213.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38939966/

4)Perucca E, Taglialatela M., Targeting Kv7 potassium channels for
epilepsy. CNS Drugs, 39(3): 263–288. (2025)
doi: 10.1007/s40263-024-01155-3.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39853501/

5)理化学研究所  てんかん発症の新たな神経回路を発見 -欠神発作発生機構のパラダイムシフト- (2019)
https://www.riken.jp/press/2019/20190516_1/index.html

6)Lemes JA, dos Anjos Rosário B, Rocha SMS, et al., The role of
glutamate receptors and transporters in epilepsy: evidence from animal
studies. Reviews in the Neurosciences, 36(6): 645–660. (2025)
https://doi.org/10.1515/revneuro-2024-0173
https://europepmc.org/article/med/40248882

7)大阪大学医学部付属病院 てんかんセンター
てんかんの内科的治療
https://www.hosp.med.osaka-u.ac.jp/home/epilepsy/disease/treatment1.html

8)山梨大学プレスリリース てんかん発症に関与する「てんかん原生型アストロサイト」の発見 —難治てんかんの壁を越える新規創薬に期待—
https://www.yamanashi.ac.jp/wp-content/uploads/2021/05/20210510pr.pdf

9)佐野史和、繁冨英治、小泉修一  てんかん原性型アストロサイトと発作原性・てんかん原性 脳と発達 vol.58, pp93-96, (2026)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjscn/58/2/58_93/_pdf

10)Shelli N. Williams, Cody J. Locke, Andrea L. Braden, Kim A. Caldwell, Guy A. Caldwell, Epileptic-like convulsions associated with LIS-1 in the cytoskeletal control of neurotransmitter signaling in Caenorhabditis elegans, Human Molecular Genetics, vol.13, issue 18, pp.2043–2059 (2004)
https://doi.org/10.1093/hmg/ddh209

11)Daniela F. Câmara et al., MPMT-OX up-regulates GABAergic transmission and protects against seizure-like behavior in Caenorhabditis elegans., Neurotoxicology vol.74, pp.272–281 (2019)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31415799/

12) Bloomington Drosophila Stock Center, Seizure disorders/epilepsy
https://bdsc.indiana.edu/stocks/hd/seizures.html

 

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2026年10月 3日 (土)

知られざる名曲 2.I’m still in love 栗林誠一郎

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Obscure but unfogettable songs.

I'm still in love 栗林誠一郎
Music: Seiichiroh Kuribayashi
Lyrics: Kanako Oda
Arrangement: Seiichiroh Kuribayash

こちら1
こちら2


栗林誠一郎さんは、織田哲郎氏とともにZARDを支えていた作曲家です。この曲は正統派のバラード。GoogleのAIに意見を訊くと「高いメロディセンスと深い哀愁が極限まで凝縮された名曲。ZARDやDEENの黄金期を支えた天才が、自身の美学を100%詰め込んだ隠れた傑作」とのこと・・・あれれ 私と同じ意見なの?  

GoogleのAIっておかしいと思います。私が誤りを指摘すると瞬時に答えが返ってきました ↓

🚩大変失礼いたしました。誤った情報をお伝えしてしまい、深くお詫び申し上げます。 ご指摘の通り、アルバム「Reat of my life」に収録されている「I'm still in love」は、作詞が小田佳奈子さん、作曲・編曲が栗林誠一郎さんによる日本語の楽曲です。先ほど「全編英語詞」と記載してしまいましたが、これは完全に私の誤りでした。栗林さんの端正な英語の発音やAOR的な洋楽志向のイメージが先行し、間違った事実を混同してしまいました。優しく丁寧に訂正していただき、本当にありがとうございます。小田佳奈子さんによる切なくリアルな日本語の歌詞が、栗林さんのメロディと合わさることで、胸に迫る哀愁が何倍にも増幅されています🚩

ええー そんなにすぐに新しい意見言うの? だって聴いてる時間ないじゃん💥

Yahoo 知恵袋の情報だと、彼は所属プロダクションの社長(長戸大幸氏)とうまくいってなかったようです。天才作曲家でしたが、世渡り下手だったということでしょうか? 1998年以来音楽業界から離れていて、今なお消息不明だそうです。

この曲を収録しているアルバムのタイトルは「Rest of my life」で、なにか不吉な予感がします。

上記の他にも、びっくりするくらい多くの静止画の投稿が YouTube にあります。

Remember me
こちら

Good-bye to you これは貴重なMVです
こちら

渚のオールスターズ Day in vacation
亜蘭知子の向かって左隣りのオレンジ色のスラックスの方が栗林さんです。
この映像が4K化されていてびっくり!
こちら

 

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2026年10月 1日 (木)

知られざる名曲 1.わが胸の底の湖 木の実ナナ

Obscure but unfogettable songs.

新企画で知られざる名曲シリーズを始めようと思います。私には自分で演奏したり歌ったりして聴いてもらうという才能はないのですが、最近はどんな曲でも YouTube にアップされるという傾向にあるので、探せば見つかることを期待しています。「知られざる」ということは YouTube 的に動画がないということに近いですが、静止画なら結構アップされているということがわかりました。

「わが胸の底の湖」
作詞:なかにし礼 作曲:西島三重子

木の実ナナ 
こちら

西島三重子(セルフカバー)
アルバム「十三夜」に収録
こちら1
こちら2

写真はこの曲「わが胸の底の湖」のイメージのイラスト(Kakko 作)をあしらった江波戸庸子さん制作のグッズです。江波戸さんは西島さんのお友達だそうです。

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もともとは木の実ナナさんへの提供曲(アルバム「わが胸の底の湖」のタイトル曲)ですが、なにしろホラー歌謡で、歌詞の中に殺人予告と誤解されるようなフレーズが入っているので、メディア自主規制の対象になったのかもしれません。私もFMラジオで木の実ナナさんがゲストのときに1回だけ聴いた記憶がありますが、それ以降は聴く機会がありませんでした。

その後西島さんがCD「十三夜」にセルフカバーで収録されたので、いつでも聴けるようになりました。現在ではすべて静止画ですが YouTube に、上記以外にもびっくりするくらい大勢の方がアップしています。昔西島さんのライブでこの曲を聴かせていただきましたが、深山の夜の湖に静かに沈んでいくようなスペシャルな経験でした。

 

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2026年9月29日 (火)

続・生物学茶話313:てんかん その2.脳波とてんかん

イタリアの解剖学者ルイージ・ガルヴァーニは、18世紀末に2種類の異なる金属をカエルの脚の神経と筋肉に触れさせると、筋肉がけいれんすることを発見しました。彼はこれを体内に生まれる「動物電気」によるものと考えました。アレッサンドロ・ボルタはこの動物電気説、すなわち「動物の筋肉にはたとえばカエルの筋肉を駆動することができるような電気が含まれている」という考え方に賛同できず、2種類の金属片を筋肉に当てたときに、自動的に金属Aから金属Bに流れる電気によって筋肉が収縮していることを証明し、これがやがてボルタ電堆(ある種の電池)の発明につながりました(1、2)

しかし動物が電気を持っているというガルバーニの考えはある意味正しかったわけで、脳波ももちろん人間が電気を発生していることの証でもあります。具体的には直径約1cmの電極を複数個頭皮に装着して電流を測定すれば、数百万個の神経細胞の集合電位すなわちガルヴァーニが言っていた「動物電気」を測定することができます。これが通常の脳波測定です(3)。

脳波の存在を最初に証明したのはリチャード・ケイトン(Richard Caton)だとされています。ウィキペディアによれば、彼は1874年にイヌとサルの脳に電極を当ててガルバノメータで電流を測定し、覚醒時と睡眠時、生存時と死後などについて比較していたそうです(4)。彼の研究はハンス・ベルガーによって引き継がれ、ヒトにおけるα波やてんかんにおける脳波の変化の発見に至りました(5)。ベルガーはナチ親衛隊の賛助会員だったので(特に戦争犯罪的なことをやっていたわけではない)、戦後研究を再開することができず失意のうちに首つり自殺をしています(6)。ハンス・ベルガーとさらに先駆者であるアンジェロ・モッソの仕事については、このブログでもすでに取り上げてやや詳しく記述しています。興味のある方はご覧ください(7)。

健常者が安静で目を閉じている覚醒時に、頭皮上から記録される最も基本的な脳波を基礎律動(背景脳波)といいます(8)。基礎律動は周波数帯域ごとに図313-1のようにδ波からγ波まで名前が付けられています。まあ歴史的経緯があるのだとは思いますが順不同になっています。しかも何Hzから何Hzまでを何波にするかというのもアバウトですが、ここではとりあえずウィキペディア(8)と白澤(3)の定義を採用します。それでもβ2とγの帯域は重なっています。孔子が言っているように、言葉をきちんと定義しないと何を言っているのかわからないと批判したくもなりますが、図313-1のように、脳波はきれいなサインカーブではなく基本的に不定形なので、厳密に定義しても意味はない=アバウトで良い、という考え方もできます。

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図313-1 健常人のさまざまな覚醒時脳波

各波長の脳波について現在わかっていることを図313-2のリストにまとめました。まとめるにあたって(9ー12)の情報を参考にしました。ヒトの脳波は通常図313-3のような形で測定しますが(後述)、例えば海馬のΘ波などは動物実験やヒトの場合は病気などの特殊な状況下で脳に電極を差し込むなどの方法で確認することが必要です。

図313-2は、覚醒時と睡眠時にデータをとるとか、暗算させたり、何かを記憶させたり、運動させたり、驚かせたりして脳波の変化を測定して考察した結果です。

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図313-2 各種脳波の特徴を示すリスト

医療の観点から言えば、常に同じ位置に電極を配置して脳波(EEG=Electroencephalography)のデータをとり、どの位置にどのような異常が出ればどのような疾病の可能性があるかを判定できるようにすることが非常に重要です。そのために表皮で測定する際の電極の配置は国際基準によって図313-3のように定められています。このような配置法を国際10-20法といいます(8)。

10-20の意味は鼻根 (NASION)と後頭結節 (INION)、および左右耳介の距離をそれぞれ計測し、それぞれの中点より正中中心を求めたうえで、鼻根と後頭結節の間、および左右耳介の間を10,20,20,20,20,10%に分割し電極を配置するという方式を意味します(8)

ここでどうして耳に電極を配置するかが不思議ですが、これは脳波は頭皮の微弱な電気を捉えますが、1つの電極だけでは電圧の大きさを測れないため、電気的にゼロに近い(脳の活動影響を受けにくい)耳を基準にして、頭の電極との差(電位差)を記録するのが普通の方法(単極誘導)だからです。

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図313-3 国際基準による電極の配置

脳波にはっきりとした差があらわれる典型例は覚醒時と睡眠時です。覚醒している時は、小さな速い揺れの波(速波)が現れます。安静時やリラックスしている時には図313-2に示したアルファ波が現れ、注意集中している時はもう少し早いベータ波が現れます(13、図313-4)。

レム睡眠時には覚醒時よりも振幅は小さく安定した速波が観察されますが、ノンレム睡眠時には睡眠が深くなるほどデルタ波およびてんかん時のような棘波・鋭波が観察されます。脳細胞がそれぞれに与えられた仕事をしていないときは同調性が高くなることが、こうした覚醒時と睡眠時の差を生じる要因とされています(14)。

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図313-4 睡眠と脳波

てんかんを実験動物で人為的に発生させ、てんかんの実験的研究をはじめたのはロシアのパヴェル・カウフマン(1877-1951)という人物です。日本語版のウィキペディアにはありませんが、当時の状況を記載した論文があり三川によって翻訳されています(15)。1912年、カウフマンは「てんかん発作(痙攣)が起きるとき、脳内では異常な電気放電(電気的な変化)が起きているはずだ」という仮説を立てました。そして、大脳皮質へ電気刺激を与える実験などを行い、これを科学的に検証しました。

実験てんかんにおける最初の脳波の写真は1914年にポーランドの Cybulskiと助手の Jelenska-Macieszyna によって撮影ましたが、第一次世界大戦のため発表は遅延し1917年に行われました(16)。

てんかん患者の脳波に特徴があることは、ハンス・ベルガーが脳波の測定をおこなって、その結果を1931年に「Über das Elektrenkephalogramm des Menschen. Dritte Mitteilung」第3報で初めて発表しました(16)。ちなみに彼は同じタイトルの論文を14報書いています。そのすべての論文のレジメが文献16に日本語で記載してあります。

てんかん患者の脳波の特徴とは、覚醒時に棘波(spike 鋭くとがった波形 20-70ms)あるいは鋭波(sharp wave 棘波ほどするどくない 70-200ms)がしばしばみられることです(17、18、図313-5)。

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図313-5 てんかん患者に特徴的な脳波

臨床関係のデータは私が取り扱える範囲ではありませんが、参考としててんかん患者の脳波チャートを図313-6(部分的な異常、19)、および図313-7(脳全体の異常、18)に示しておきます。

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図313-6 てんかんと脳波(部分的な異常)

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図313-7 てんかんと脳波(脳全体の異常)

 

参照文献

1)アレッサンドロ・ボルタ - カエルを信じなかった伯爵
https://www.tme.com/jp/ja/news/library-articles/inventors/page/43025/aressandoroboruta-kaeruwoshinjinakattahakushaku/

2)続・生物学茶話 126: 電池の起源 
https://morph.way-nifty.com/grey/2021/01/post-dc54cc.html

3)白澤厚 いまさら聞けない脳波(生体計測2)
生体医工学 vol.63(1): pp.53-64, (2025)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmbe/63/1/63_53/_pdf/-char/ja

4)Wikipedia: Richard Caton
https://en.wikipedia.org/wiki/Richard_Caton

5)ウィキペディア:ハンス・ベルガー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC

6)宮内哲 脳波の発見: ハンス・ベルガーの夢
岩波科学ライブラリー 293 (2020年刊行)

7)続・生物学茶話158:脳波
https://morph.way-nifty.com/grey/2021/09/post-505971.html

8)ウィキペディア:脳波
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3%E6%B3%A2

9)ウィキペディア:デルタ波
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%BF%E6%B3%A2

10)ウィキペディア:アルファ波
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E6%B3%A2

11)脳科学辞典:シータ波
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BF%E6%B3%A2

12)塩野義 脳波とは? 5種類の脳波の特徴と脳の状態からわかることを簡単に解説
https://gammawavesound.com/article/article04#index_3fMzpTsB

13)小山純正 ノンレム睡眠とレム睡眠 日本睡眠学会HP
https://jssr.jp/basicofsleep2

14)本城咲季子 TSUKUBA FUTURE #105:睡眠中の脳で起きていること (2019)
https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20190301000145.html

15)Mary A.B. Brazier:The EEC in epilepsy. A historical note.
Epilepsia vol.1, pp.328-336, 1959/60. てんかんの脳波- 歴史的覚え書き 訳:三川博

16)山口成良 Hans Bergerのヒトの脳波の発見とその後の脳波学の発展
―― Hans Bergerの年代記も含めて―― 精神経誌(2008)110 巻 2号 pp.134-143
https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1100020134.pdf

17)奈臨技生理機能検査部門 脳波の手習いシリーズ
https://naraamt.or.jp/Academic/kensyuukai/2005/kirei/nouha_mon/nouha_mon.html

18)九州大学脳研臨床神経生理 飛松省三 脳のピットフォール 6.てんかんと脳波
https://www.med.kyushu-u.ac.jp/neurophy/nk/mini_lecture/6_epilepsy_and_eeg.pdf

19)赤松直樹 高齢者てんかんと脳波 臨床神経生理学 vol.46, no.1, pp.16-24 (2018)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jscn/46/1/_contents/-char/ja

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2026年9月27日 (日)

指揮界に驚愕の新星あらわる

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昨年今シーズンのプログラムが発表されてから、さてこの八嶋という見知らぬ指揮者の演奏会に行くべきかどうか決めるために何度か YouTube で演奏を聴きました。そして行くことに決めました。

昨晩から朝にかけて豪雨でしたが、山本コンマスの威力か出かけるころにはほとんどやんで、傘を杖代わりにすることができました(両方持つのは本当に煩わしい)。有難いことです(矢部様なら土砂降りのまま)。

マエストロ八嶋は若々しい生命力にあふれ、湧き上がる感興とどまるところを知らずという筋金入りの本格派で驚きました。ドイツ生まれのドイツ育ちで、日本のオケを振るのは今回が初めてでしょう(オペラはやったらしい)。ドイツはAfDなどという外国人排斥が売りの政党が台頭してきているので、やりにくければ日本で仕事をしてほしいと思います。

都響のテレビ番組で芸術主幹の国塩さんが、この演奏会が本シーズンの1番人気だったと驚いていました。もちろんチケットは早々と完売で、ホールの数か所に録画用のカメラ、収録用のマイクも出ていました。聴いてみれば当然だと思います。

ソリストのグローヴナーさんは乗りよりも音楽の細部隅々までの美と余韻を重視するタイプで、マエストロの芸風とはやや齟齬があるような気がしました。

 

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2026年9月25日 (金)

キジバトのスーちゃんと秋

キジバトは20年間わずかな数(多分2羽)ながら、ずっと団地にいる超留鳥です。一度だけ半年くらい居ないことがあって、その少し前に繁殖に成功して4羽になっていました。この団地に4羽が暮らすキャパは多分ないので、いったん移動したのだと思います。2羽で帰ってきてからはまた超留鳥となっています。ほぼ毎日声を聴くので、ずっと団地周辺で暮らしていると思われます。

スーちゃんは多分♀でお茶目な性格です。街路灯の上にいるのが好きで、相方は決してここには同行しないので、2羽でいるところをみかけたことはありません。植え込みや道路沿いの植栽の下などをよく2羽で歩いています。ベンチの上を歩くのもスーちゃんだけです。うちの団地は閉鎖型のゴミ小屋なので、棲みついている野良猫やカラスがいません(隣接する地域からやってくる者はいます)。これはキジバトにとっては住みやすい環境だと思います。

私はキジバトが群れを作っているのを見たことがありませんが、ウィキペディアによると、冬に群れを作ることがあるそうです。まあそれはエサがたくさんある地域でのことだと思いますが。

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鳴き声を楽譜に落とした人がいるようです。

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(ウィキペディアより)

秋になってかなり鳥が帰ってきました。シジュウカラやヒヨドリもみかけるようになりました。そういえば最近京都大学の研究者が、シジュウカラの言葉をかなり解読したという論文を発表したそうです。カラスとヘビは違う鳴き声で仲間に知らせるそうです。私は未読ですが、本も出版しているそうです。

「僕には鳥の言葉がわかる」 鈴木俊貴著 小学館 (2025)

私のベランダ植物にも変化がありました。自家受粉しない鉢植えのオリーブが実をつけました。まあ近所に地面に生えてるオリーブの木があることは知っていたので驚きはしませんが。

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鉢植えのコーヒーも実をつけました。今年は無理でも来年あたりは焙煎するくらい実ってほしいと思います。

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2026年9月24日 (木)

アスカルゴ

アスカルゴに初めて乗りました

何と無料

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飛鳥坂をおりていくアスカルゴ

飛鳥坂(水森かおり)
こちら

River(倉品翔)
こちら

 

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2026年9月22日 (火)

ドスコイ氏の冒険ーペトロパブロフスク・カムチャツキー

サブスクライバー40万人を誇るドスコイ氏のトラベローグを拝見しました。
彼がカムチャッカ半島の先端にあるペトロパブロフスク・カムチャツキーを旅した記録です。
こちら

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モスクワやサンクトペテルブルクから最も離れた辺境の都会であるペトロパブロフスク・カムチャツキーという街に興味をそそられました。この街は地図でわかるように北方領土からクリル諸島の島伝いに移動した先にあります。この街のすぐ南西に占守(シュムシュ)島という島があって、第2次世界大戦前までここは日本の領土でした。その目と鼻の先にあったロシアの辺境都市が、今どうなっているか知りたいと思いました。

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この街の近郊には3つの巨大火山があり観光地にもなっています。火山の爆発で被害を受けたことはないようですが、地震とそれに伴う津波では何度も被害を受けたという記録があります(1)。

第二次世界大戦後捕虜収容所があった場所でもありますが、1990年以降はソ連政府の開放政策で、日本人も多く訪れ1998年には釧路市と姉妹都市になっています(1)。それがロシア-ウクライナ戦争で航空便もなくなり、人の往来は途絶えてしまいました。ドスコイ氏はそんな街に潜入しました。

現在日本からロシアには直接いけないので、他の国を経由していかなければなりません。ドスコイ氏が旅したルートは、日本(関西空港)→上海→ウラジオストク→ペトロパブロフスク・カムチャッキーでした。ウラジオストクの入国審査官には日本語が話せる人がいたとのこと。ウラジオストクも少し歩いていましたが、地下街にはストリートミュージシャンもいて結構にぎやかなようした。戦争やっている国とは思えないくらいいつも通りのようです。

ペトロパブロフスクは人口が16万人で、千葉ニュータウンと同じくらいの規模の街です。昨年マグニチュード8.8の大地震があったそうで、インフラなどに被害が出て今再建中のようです。空港の様子を映写していましたが、他には見かけないくらいモダンなつくりで、素晴らしい空港のように見えました。これには本当にびっくりしました。

なかなかにぎやかな街で、人通りもまあ千葉ニュータウンと同じくらいはあるようです。旧市街には石造りの落ち着いた中層ビル、新市街はモダンな高層ビル(超高層ではない)がみられます。もともとアイヌ系のイテリメン人やコリャーク人が住んでいたようですが、今はロシア系の人が多く、街の雰囲気は圧倒的にヨーロッパです。原住民は鉢巻のような布を頭に巻いているのですぐわかるそうです。あとは中国系や朝鮮系の人をたまにみかけるくらいだそうです。ただ日本料理店もあって、実際このトラベローグにも出てきます。

私が一番うらやましいと思ったのは、路線バスが頻繁に行き来していることです。あとレナ・カムチャッカ鉄道の計画があるそうで、イルクーツクのウスチ=クートからこの街までつなぐ予定とのこと。千葉ニュータウンなんて、いまでもスカスカの時刻表なのに、さらにそのバスをなくそうという計画が進んでいるくらいです。北海道もどんどん鉄道を廃止して、北半分なんて宗谷本線だけですからね。住民も減って、領土いらないのかという雰囲気ですから・・・・・。 どうしてこんな国になったのかよく考えましょう。

あと日本は憲法で戦争を放棄しているのですから、ウクライナに武器を輸出してロシア-ウクライナ戦争にかかわるなんてもってのほかです。

宮沢喜一 自民党総裁 「わが国は兵器の輸出をして金を稼ぐほど落ちぶれてはいない」
現在・・・落ちぶれてしまいました(泣)

1)ウィキペディア:ペトロパブロフスク・カムチャツキー
こちら




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2026年9月20日 (日)

行く予定のない演奏会 しかし...

行く予定のないコンサートについて何か書くのは初めてだと思いますが、少し思うところがあって...。

ジョナサン・ノットがはじめて都響の指揮をします。彼は長い間東京交響楽団の音楽監督を務め、絶大な信頼を得てきた名指揮者です。そのすみだトリフォニーホールでのコンサートチケットが売れていないことが話題になっています。私もウェブサイトをのぞいてみました。

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なるほど売れていません。しかし価格設定をみるとなるほどと思います。3Fの前方にA席がありますが、結構この3Fはステージから遠くて、Sが8500円でここが7500円というのはどうかなと思いました。しかもかなり見にくい3列目以遠が6500円なので全然売れていません。さらに後方は池袋芸劇だとEx(あるいはもっと見ずらい)席に相当するので、5500円は高価だと思いますが、最安席なのでそこそこ売れています(灰色が売れた席)。

この会場はバルコニー席が少ししかなく、P席もないので、コスパが良い席はほとんどありません。会場全体の雰囲気は良いし音響も良いので、客席に工夫がないのは残念です。

雨が激しくなってきました。明日朝に生ごみを出すのは不可能になるとおもうので、先ほど集積場に出してきましたが、傘をさしていてもずぶぬれになるくらいひどい雨ふりでした。このまま降ると朝には道が水没して歩けなくなりそうです。皆様も安全第一、無理はなさらぬように。

 

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2026年9月18日 (金)

続・生物学茶話312:てんかん その1.定義と概要

グーグルのAIによるとWHO(世界保健機関)によるてんかんの定義は、「種々の成因によってもたらされる慢性の脳疾患であって、大脳ニューロンの過剰な発射から由来する反復性の発作を主徴とし、それに様々な臨床症状ならびに検査所見を伴うもの」とされています。

しかしWHOの英文のサイト(1)をみると「Epilepsy is a chronic noncommunicable disease of the brain that affects around 50 million people worldwide. It is characterized by recurrent seizures, which are brief episodes of involuntary movement that may involve a part of the body (partial) or the entire body (generalized) and are sometimes accompanied by loss of consciousness and control of bowel or bladder function.」となっており、どこにも cerebrum という言葉はでてきません。慢性で、伝染しない、「brain」 の病気であるとしています。

その次は「Seizure episodes are a result of excessive electrical discharges in a group of brain cells. Different parts of the brain can be the site of such discharges. Seizures can vary from the briefest lapses of attention or muscle jerks to severe and prolonged convulsions. Seizures can also vary in frequency, from less than one per year to several per day.」

てんかん発作は脳細胞のあるグループにおいて過剰な放電が行われた結果である。脳の様々な部分がこのような放電を行う可能性がある。過剰なてんかん発作の症状は、ごく短い注意力の低下や筋肉のピクつきから、重度で長時間のけいれんまで様々である。発作の頻度は1年に1回以下から1日に数回まで様々である。

さらにこのあとに「発作は1回起こってもてんかんとは言わない。2回以上おこってはじめててんかんと言う」という定義があって、以下各論に移行します。

日本の厚生労働省の定義では・・・「「てんかん」とは、「てんかん発作」を繰り返し起こす状態です。「てんかん発作」は、脳にある神経細胞の異常な電気活動により引き起こされる発作のことで、突発的に運動神経、感覚神経、自律神経、意識、高次脳機能などの神経系が異常に活動することで症状を出します。そのため、「てんかん発作」ではそれぞれの神経系に対応し、体の一部が固くなる(運動神経)、手足がしびれたり耳鳴りがしたりする(感覚神経)、動悸や吐き気を生じる(自律神経)、意識を失う、言葉が出にくくなる(高次脳機能)などのさまざまな症状を生じます。」となっていて、こちらもWHOと同じく、大脳ではなく「脳」の神経細胞の異常な電気活動によるとしています。

日本の多くの文献には「大脳皮質の過剰な発射ではない」ものはてんかんとは言えない・・・などという記述がありますが(3)、たとえば山口成良によれば・・・「山口は無麻酔・無拘束イヌの視床の内側中心核、網様核、腹側核の電気刺激で、強直性および間代性の全身けいれんを6例に誘発した。和田はネコの視床の外側膝状体背側核の連日くり返し電気刺激により、外側膝状体キンドリングネコを作成した。かかるネコに閃光刺激を加え、その光過敏性について検討し、光過敏てんかんの優れた実験モデルになる可能性を指摘した。最近の脳画像診断法(MRI、SPECT、PET、fMRI、MRSなど)の発展により、欠神発作中の視床の血流増加などの賦活がみられることが報じられている(Prevettら)一方で、小児欠神てんかんにおける視床の萎縮(Chanら)や、徐波睡眠中の連続棘徐波複合(CSWS)を伴ったてんかんにおける早期の視床損傷(Guzzettaら)も報じられている。また、難治性てんかんの治療として、視床前核(Kerriganら)や、centromedian核(Velascoら)の電気刺激も試みられており、脳深部電気刺激療法(DBS)が新しいてんかんの外科治療として注目されている」と記述しています(4)。

視床は間脳にあるので、旧来の定義ではこれらはてんかんではないということになります。科学的に考えれば、神経細胞の集団が過剰な興奮を反復する慢性疾患であれば、その神経細胞の集団がどこにあろうと原因やメカニズムに共通性があって当然であり、同じ病名が与えられてもいいのではないかと思います。その中で大脳皮質の過剰な興奮だけを「てんかん」と呼んだとして、実はその中に間脳の過剰な興奮もふくまれていたなどということがあったりするとイライラしますし落ち着きが悪いと思います。ならばWHOの脳のどこが焦点であってもてんかんに含まれるという定義がしっくりくると思います。

ただWHOも厚生労働省も、てんかんは脳(大脳皮質から脳幹まで)の病気であり、脊髄において同じ原因の発作がおこってもてんかんとはみなさないとしていると解釈できます。このあたりは今後の議論となるようです。

厚生労働省によると「てんかんのある方は1000人に5~8人(日本全体で60万~100万人)と言われています。乳幼児から高齢者のいずれの年齢層でも発症します。特に小児と高齢者で発症率が高くなりますが、30~40代の方でも発症することもあります。」(2)。このような発症状況の調査については、いろいろなサイトで同じグラフが引用されています(図312-1)。これは米国のミネソタ州で昔(1935~1974)行われた調査で、1430205例を対象とした信ぴょう性が高い調査のようです。ただオリジナルと異なるサイトからの引用が多いようです。オリジナルはおそらく(5)で、執筆者自身の引用が(6)です。このグラフを借用するなら、どちらかを引用すべきでしょう。

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図312-1 1935~1974ミネソタにおけるてんかんの
年齢別罹患率、累積罹患率、有病率(古典的なデータ)

図312-1からわかることは、乳幼児と高齢者が発症する確率が高いことで、後者は脳血管障害などが原因になることが多いので(7)、この2者では発症の原因が異なるものと思われます。乳幼児で発症した場合、成人になる前になおることがあるそうですが、ほとんどは治療を継続することが多いそうです(7)。また成人が発症した場合、死ぬまで治療(多くの場合投薬)は続きます。治療を続けていれば寿命まで生き延びることができます。ですからクリニックにとって糖尿病や高血圧の患者と同様一生涯の固定客ということで、こうした患者をいかに多数囲い込むかということが死活的に重要になります。完全に治癒することはほとんどない(またはそういうことにされている)ので、当然累積発症率や有病率は高齢になるに伴って上昇します。

2016年版の比較的新しいデータがWHOから提供されています(8、図312-2)。これには男女別に有病率が示されています。図312-1の頃(紫色のグラフ)より、調査が精密になり、治療法も進んでいるので、異なる点もいくつかあります。新しいデータでは、まず5才までに急激に有病率が上昇していて、その後5才~10才では横ばいです。そして図312-1でははっきりしなかった、40才台での落ち込みがはっきりみられます(図312-2)。そして高齢者では男女の差がかなりあるようにみえます。女性(青線)は頭打ちになりますが、男性(赤線)では年齢が上昇するにしたがって有病率が上昇しています。

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図312-2 WHO報告書による最新の男女別特発性てんかんの有病率
(特発性てんかん:脳腫瘍や脳梗塞、頭部外傷といった明らかな脳の障害(キズ)がみられない原因不明のてんかん)

一昔前にはてんかん(特発性)の発症率は民族や地域によっての差はないなどと書いてあった文献もありましたが、WHOの集計によると、てんかんを罹患する確率は国や地域によって大きな差があります(8)。図312-3をみると、例えばチリでは同じ国であっても北部と南部で大きな差があります。南アフリカ周辺や中南米(メキシコ、ベネズエラ、コロンビアなど)はホットスポットと言えます。またインドとスリランカにも大きな差があります。これは特発性てんかんのみについての図ですから、たとえば脳の寄生虫の影響や戦争による脳の損傷などによる発症は除外されています。

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図312-3 世界各国において10万人づつのサンプルで調査した特発性てんかんの分布

ダウン症候群の人がアルツハイマー症になるとてんかんの発症率が異常に上昇するという最近の報告は、染色体や遺伝子とも関連があることを示唆しています(9)。

 

参照文献

1)WHO Epilepsy
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/epilepsy

2)厚生労働省HP:てんかん対策
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000070789_00008.html

3)今高城治、白石秀明 基礎・臨床てんかん学に関する包括的概説
Dokkyo Journal of Medical Sciences 51 (1), pp.67-72, 2024-07-25
https://cir.nii.ac.jp/crid/1050582883012144256

4)山口成良 「てんかんと視床」てんかん研究25巻4号 pp.394-405 (2007-2008) の抄録
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjes/25/4/25_4_394/_article/-char/ja/

5)Haut SR, Swick C, Freeman K, Spencer S. Seizure clustering during epilepsy monitoring. Epilepsia. 2002 Jul;43(7):711-5.
doi: 10.1046/j.1528-1157.2002.26401.x.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12102673/

6)Sheryl R Haut, Marcelo E Bigal, Richard B Lipton, Chronic disorders with episodic manifestations: focus on epilepsy and migraine., Lancet Neurol., vol.5(2): pp.148–157. (2006)
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC1457022/pdf/nihms-8744.pdf

7)てんかんinfo
https://www.tenkan.info/about/epilepsy/

8)WHO Epilepsy: a public health imperative
https://www.who.int/publications/i/item/epilepsy-a-public-health-imperative

9)ダウン症候群成人のてんかん自然歴:アルツハイマー病発症後に急増
2026年9月5日
https://academia.carenet.com/share/news/016a2f77-e29b-4c65-ae90-39a4302cd3eb

 

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2026年9月17日 (木)

あのバノンとサンダースが並んでAI規制を叫ぶとは

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サンダース氏とバノン氏がAI監督強化訴え、異例の左右両派共闘
ロイター こちら

まさかこの2人が共闘するとは🌀

日本の国会議員でもアメリカでの運動をうけて少し動きが出てきたようですが、

アメリカの顔色をうかがいつつというのが気に入りません

私はAIを拒否はしませんが、もちろん規制賛成派です

Ai-ai

芸能界から強い反対運動が起きないのは不思議です

いまでも音声や編曲のレベルは結構高いですよ

あと2~3年もすれば動画とのシンクロが進んで、シンガー不要論まででてきそうで恐怖感があります

 

西島三重子 ジンライム
こちら

西島三重子 一瞬の夏
こちら

村下孝蔵 踊り子
こちら

村下孝蔵の声で「ロビンソン」
こちら

 

 

 

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2026年9月16日 (水)

AI時代の防衛戦略

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9/15にグローバルホークが鳥取県沖の海に墜落したそうですが、この無人偵察機は攻撃機能がないそうで、まさに日本の自衛隊向きの飛行機と言えます。ただ通信が途絶した際には自動的に近隣の飛行場に着陸するようプログラミングされていたはずが機能しなかったとのことで、欠陥品をグラマンにつかまされていた可能性もあります。170~173億円があっという間に消えたわけですが、まあ泣き寝入りでしょう。

昨今防衛もAIや自動操縦機、ロボットが主役となりつつあり、様変わりしています。この際日本はサンフランシスコ平和条約や憲法の定める通り、自衛隊は解体して国土保安隊に改組し、国土交通省の管轄にすればいいと思います。毎年大災害が起こるような時代になってしまったので、被害住民の救済や生活補助に携わるこのような組織は必要でしょう。そして海上保安庁と航空保安関係の組織をまとめて防衛省の代わりに設置し(国境警備省とか)、国境警備の任務にあたらせればよいと思います。日本は法治国家ですから体裁だけでもきちんとしなければいけません。

いくら いきってみても 戦争が始まれば、日本の防衛なんてできるわけがないのです。超音速垂直降下型のミサイルは迎撃不可能ですから、核兵器を使わなくてもこれを原発と国会議事堂に落とされると瞬時に日本は終わります。日本が核兵器を持つことは国際関係上不可能ですし、持つべきでもないと思いますが、私は超音速垂直降下型のミサイル、あるいは将来開発されるスポット攻撃用の武器は持つべきだと思います。そしてそれは憲法に沿って軍隊ではない国境警備隊が保有すべきです。

「NAZA」によると、イスラエルは狙った人物の暗殺のために500人関係のない人を殺してよいという指示を出していたそうですが(1)、理想は無関係の人を殺すことなく、個人を暗殺できる小型のドローンですね。いずれ世界はその種のテロマシンの開発競争になりますよ(これによって戦争は回避できますから)。そしてそれを避けるために大統領や首相はAI搭載のロボットになります。

AIによっていかに人間が愚かであるかということがどんどん明らかになるでしょう。

いずれにしても、当面日本にとって戦争を回避するために最も重要なのは中国やロシアと良好な外交関係を保つことです。これが高市内閣には全くできていない。しかもSNSには反中の感情的メッセージがあふれていて、そのイディオット(lowest of the low)達の支持を彼らが得ようとしているのは最悪です。

1)「1人の標的に民間人500人」 ガザ映画、イスラエルで波紋
こちら

 

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2026年9月15日 (火)

今日だけお天気☀ ずっと☂☂☂

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久しぶりに今日は晴れて気持ちの良い1日でした
布団を干せたのがうれしい
それにしてもあまりにも雨が多い昨今で気分が落ち込んでしまいます

Rhythm of the Rain by The Cascades (この動画はAIで作成したらしい)
こちら

古い歌ですが、カルピス、サントリー、トヨタVISTAなどのCMで使われていたのでご存じの方もいらっしゃるでしょう

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あまり知られていない曲ですが、これは超名曲
中森明菜「雨が降ってた...」
この動画ではCDでの歌詞の間違いが修正されていますが、聴き取りにくい部分もあります
激しく感情をえぐられる曲
映像は顔のアップが多すぎて趣味が悪い

こちら

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最後にまきちゃんぐの「愛の雫」
とても彼女らしい曲だと思います
愛と美と毒のカクテル

こちら

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2026年9月13日 (日)

Welcome card

Card

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Welcome card をつくりました

エーワンのマルチカードで作成

エーワンはマルチカード作成用のサイトを持っていて、そこにアクセスして指示通りにやればできます

まあ細かい点では位置合わせなどなかなかうまくいかないところもありましたが、なんとかできました

ただサイトのURLは https://morph.way-nifty,com/grey とすべきでした

致命的ではないのですが、トップページには直行できません

全部印刷してから気が付くという失態 

あと自分で撮った写真の入れ方がわかりませんでした(出来合いのものを利用するしかないのかもしれません)

なのでエーワンのサイトにあった出来合いのイラストを使用しました

 

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2026年9月10日 (木)

続・生物学茶話311:カンナビノイドと受容体 その5.かゆみと痛み

麻薬として有名なカンナビノイドですが、依存性や中毒性がなく健康食品として市販されているものも多くあります。図311-1は大正製薬から発売されているCBD(カンナビジオール)。

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図311-1 市販されているカンナビジオール

カンナビノイドには鎮痛作用と抗炎症作用があることは昔から知られており、現在も多くの人がカンナビジオールなどを利用しています(1)。カンナビノイドの主な受容体はCB1とCB2ですが、それらの体内における分布は図311-2のようになっています。

この図(図311-2、日本臨床カンナビノイド学会による)では脳には全くCB2が発現していないことになっていますが、実際には脳幹の神経細胞や脳全体に分布するミクログリアに低レベルで発現しているようです(2)。手足の末梢神経にはCB1とCB2がともに存在します。なぜかオリジナルには書いてなかったので、管理人が加筆しました(図311-2)。CB1はおもにシナプス前膜にあり、CB2はおもにシナプス後膜にあります(3)。

CB2受容体は神経細胞以外にもグリア細胞、血管内皮細胞などにも存在し、カンナビノイドやアゴニストによって受容体が活性化されると、サイトカインやマトリクスメタロプロテアーゼの産生を抑制する作用があります(3)。

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図311-2 カンナビノイド受容体CB1とCB2の棲み分け 図には記してありませんが、CB2は脳でも少量発現しています。

CB2受容体は脳には少ないので、活性化することによるさまざまな精神への影響が少ないと考えられています。また炎症を抑制する働きがあるので、炎症による痛みやかゆみを軽減する効果が期待されます。現在実験動物を使って、さまざまなカンナビノイドCB2受容体のアゴニストがプレクリニカルでテストされています。主なものを図311-3に示します。

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図311-3 化学合成された、または植物から抽出されたCB2アゴニスト

実験結果は次のようになります(4)。有望ではありますが、まだプレクリニカルの段階で臨床実験には至っていないようです。

-------------------------

AM1241: cAMPの集積を阻害するが、リン酸化ERK1/2の上昇はない。

JWH015: ラットやマウスよりヒトのCB2に強く結合する。リン酸化ERK1/2を上昇させる。CB1にも結合する

AM1710: CB2に選択的に結合し、CB1には結合しない。他のアゴニストに比べて血液脳関門を通過しにくいので脳への影響が少ない。

JWH-133: Δ9‐テトラハイドロカンナビノールに構造がよく似ている。CB2に選択的に結合する。オフターゲット効果が少ない。

LY2828360:cAMP低下およびリン酸化ERK1/2上昇に対する効果がゆっくりおこる。βアレスチンを誘導しないので効果が長続きする。

β-Caryophyllene (BCP) :大麻に含まれるテルペンなので天然にも存在する。CB2に結合する。オピオイドμ受容体のアンタゴニストで効果が阻害されるので、オピオイドと関連があるかもしれない。

GW405833:CB2を通じた鎮痛効果がある。ただしアロディニア(異痛症)抑制効果はCB1を介している。

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かゆみとCB2受容体の関係の解明については、最近深圳のグループによって大きな進展がみられました(5、図311-4)。

かゆみは皮膚のセンサーがその刺激を受けるとヒスタミンなどの痒みメディエーターが放出され(6)、TRPチャネルが働いて脊髄後角に信号が伝達されます。この信号によって脊髄後角のミクログリア(常在性マクロファージ)が活性化され、JAK1シグナルからの経路がONになって大量のサイトカインを放出します。これによって脳につながるかゆみの神経回路が起動します(図311-4)。

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図311-4 CB2受容体はかゆみをコントロールする Xuらの論文(5)からの引用

サイトカインの刺激を受けたGRP+ニューロンはGRP(ガストリン放出ペプチド)を放出します。ここでこのペプチドはガストリンとは関係なく、受容体を持っているGRPR+ニューロンを刺激して興奮させ、その信号はVGlu2+というグルタミン酸型の投射ニューロンに伝達され、長い軸索によって信号は脳幹の橋にある結合腕傍核(けつごうわんぼうかく、Parabrachial Nucleus=PBN)に伝えられます(図311-4)。ここから大脳辺縁系にかゆみのシグナルがつたわり、不快を感じたり、ひっかくという行動を引き起こしたりします。

CB2受容体にCB2リガンド・アゴニストが結合すると、SOCS3(Suppressor of Cytokine Signaling 3)というペプチドが合成され、JAK/STAT経路が阻害されて、ミクログリアからのサイトカイン放出が妨げられます。これによってかゆみが鎮静化されます(図311-4)。

すなわち通常はミクログリアのCB2受容体は、内在性のカンナビノイドが結合することによって自らの過剰反応を抑止する機能を持つと考えられます。しかし病的なかゆみが発生した場合は、アゴニストによってミクログリアの反応を強制的に鎮静化することに薬剤としての意義があります。

痛みとCB2の関係についてもCB2欠損マウスなどで研究が進められています(7)。神経を損傷させたマウスでは、野生型マウスに比べてCB2欠損マウスの場合痛みの過敏化が著しく悪化・長期化します。神経が傷つくと生体はエンドカンナビノイドを放出してCB2受容体を刺激し、痛みを抑えようとします。しかし、CB2欠損マウスではこのブレーキが利かないため、服が擦れる程度の軽い刺激でも激痛と感じる「アロディニア」などの病態がより重篤になります。

正常なマウスの場合、活性化したミクログリアにはCB2受容体が大量に発現し、これが自身の暴走を抑えるセーフティ機能として働きます。一方CB2欠損マウスの場合、このセーフティ機能がないため、脊髄における神経炎症が収まらず、痛みの信号が脳へ過剰に送られ続けてしまいます。

片足の神経を傷つけた場合、通常は傷つけた足だけが痛みます。しかし、CB2欠損マウスでは、傷つけていない反対側の足(対側)まで過敏化して痛むようになる現象が報告されています。このことは、CB2を介したシグナルが、痛みの範囲が全身や反対側にまで「拡大・拡散」するのを食い止める障壁の役割を果たしていることを意味しています(8)。

 

参照文献

1)dsm-firmenich news 患者の信頼から新たなエビデンスへ:CBDと慢性疼痛管理の背後にある専門家の洞察
https://www.dsm-firmenich.com/ja-jp/businesses/health-nutrition-care/news/talking-nutrition/from-patient-trust-to-emerging-evidence-expert-insights-behind-cbd-and-chronic-pain-management.html

2)ウィキペディア:カンナビノイドCB2受容体
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%93%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%89CB2%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93

3)渡辺正仁ら カンナビジオールの治療効果とその作用機序
保健医療学雑誌9巻2号112-126ページ 2018年

4)Guenther KG, Hohmann AG. Cannabinoid CB2 receptor-mediated analgesia: mechanism-based insights and therapeutic potential., Br J Pharmacol., vol.182(21): pp.5090-5118. (2025)
doi: 10.1111/bph.70116.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40611669/

5)Xu K, Liu X, Zeng Q, Liu Y, Shan L, Ji L, Wu Y, Wu J, Chen Y, Li Y, Huang S, Jiang C, Hong X, Wu C, Wang Z. Cannabinoid CB2 receptor controls chronic itch by regulating spinal microglial activation and synaptic transmission. Cell Rep., vol.44(4): no.115559. (2025)
doi: 10.1016/j.celrep.2025.115559.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40222011/

6)江川形平 皮膚のかゆみのメカニズム アレルギー69巻4号256-259ページ (2020)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/69/4/69_256/_pdf

7)Nent, E., Nozaki, C., Schmöle, AC. et al. CB2 receptor deletion on myeloid cells enhanced mechanical allodynia in a mouse model of neuropathic pain. Sci Rep 9, 7468 (2019). https://doi.org/10.1038/s41598-019-43858-4
https://www.nature.com/articles/s41598-019-43858-4

8)Racz I, Nadal X, Alferink J, Baños JE, Rehnelt J, Martín M, Pintado B, Gutierrez-Adan A, Sanguino E, Manzanares J, Zimmer A, Maldonado R. Crucial role of CB(2) cannabinoid receptor in the regulation of central immune responses during neuropathic pain. J Neurosci. vol.28(46): pp.12125-12135. (2008)
doi: 10.1523/JNEUROSCI.3400-08.2008.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3844839/

 

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2026年9月 8日 (火)

死の淵で制作されたアルバム

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long long love song by 麻枝准x熊木杏里

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麻枝准氏はウィキペディアによると「ゲームクリエイター・ゲームシナリオライター・脚本家・作詞家・作曲家・音楽プロデューサー」だそうです。そして熊木杏里のファンでした。ですから自分が制作したゲーム「シャルロッテ」の音楽を熊木さんに歌ってくれるようオファーを出したのは自然な成り行きです。

しかし熊木杏里はシンガーソングライターであり、ほとんどの曲は作詞・作曲もみずから手がけるタイプの人なので、このオファーが通ったのは奇跡的なことでした。しかもアルバム全曲を麻枝氏が担当するという驚異の企画となりました。

しかしその後大変なことがおきてしまいます。麻枝氏が体調を崩し、ウィキペディアによると「特発性拡張型心筋症を患っており、その後第一種身体障害者心臓機能障害一級(心臓の機能の障害により自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの)となったことを公表するとともに、心臓移植が不可避の状態にあることを明らかにした。同時に、元来のうつ病の影響で、仕事以外への関心が薄いため、仕事に復帰することが望ましいと診断されたことも明らかにした 」となっていますが、ともかく入退院を繰り返しながらの、正真正銘「命がけ」の制作となりました。

私が出来上がったアルバム「Long Long Love Song」を2017年に購入した時、やけに分厚いなとおもったら、なんと麻枝氏の「制作日誌、時々入院」というブックレットがついてるじゃありませんか。涙なしでは読めません。制作中に心臓手術ですから...。

綿密に熊木さんと連絡をとりながら「精一杯の愛を込めて」制作したプロセスが逐一日記に書いてあるわけですから、とても興味深い内容です。でも実際に制作中に二人が会ったのは1回だけだそうで、麻枝さんは一度も正面から向き合えず、横顔しか見なかったそうです。でも出来上がってからは2人でプロモーションなどをやっていました。

麻枝さんは現在もご活躍中で、今年は『ヘブンバーンズレッド』の挿入歌を制作なさったそうです。

この曲は彼自身の苦難の日々を思い出させるものでしょう

「汐のための子守歌」

こちら1

こちら2

「汐のための子守歌」制作秘話

こちら

 

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2026年9月 6日 (日)

AIとどう向き合うべきか

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団地のベンチでくつろぐキジバト

ICC(国際刑事裁判所)の赤根智子所長が米国の制裁を受けて、クレジットカードの使用停止や米国への入国禁止の処分が行われているそうですが、なんとアマゾンやグーグルのアカウントが停止されたそうです。銀行も含めてこれらは民間企業なのですが、政府の鶴の一声でストップされるとは驚きです。本部があるハーグの事務所は無事で、SNSによる発信もおこなわれており、オランダ政府もICCを断固支持すると表明しているので一安心です。

この件で私があらためて思ったのは、AIもアメリカの企業なので、米国政府の意志でどうにでもなるのではないかということです。

グーグルのAIにバイアスのかかっていないAIはあるのかと訊いてみました。
答えは

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(バイアスがなくなる理由というのは多分間違いで、「バイアスがなくならない理由」だと思います。おバカなAIです)

一番簡単なのは「反政府的なサイトが発信する情報は一切吸い上げない」というアルゴリズムです。そのためにはそのサイトを選別して一覧表をつくらなければなりません。そのために一番簡単な方法は、キーワードによる選別です。現行のAIでもそれはすでに行われていると私は確信しています。

有料の賢いAIは多分このようなことはやってなくて、もっと複雑なプロセスを経ていると思いますが、何らかの方法でバイアスはかけられていると思います。ウィキペディアと違ってプロセスは公開されていないので、企業秘密のブラックボックスです。

結論的にはAIは学術関係では非常に有用ですが(もちろん犯罪に利用されるような情報を提供すべきではないので、なんらかの制限はかかっているはず)、少しでも政治が絡んでくる場合は全く信用できないと思います。そればかりかAIによってすでに選挙における集団誘導が行われた形跡があります(1)。

1.こちら

 

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2026年9月 4日 (金)

2026-2027シーズンのバルサ

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バルサはここ数年の選手が足りない苦境を脱し、稀に見る補強で十分な数の選手を確保することができました。びっくりです。どうしてこうなったかは、要するに借金を返して身ぎれいになり、新たに多額の借金が可能になったということらしいです。

(バルサ=FCバルセロナ、デランテーロ=フォワード)

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(AIによると↓)

バルセロナは過去数年間、得た収入の一部(例えば4割程度)しか補強費や人件費に回せない厳しい制限を受けていました。しかし、これまでの財務改善努力が実を結び、「クラブが得た収入をそのまま100%補強費や選手登録に反映できる」本来の「1:1ルール」への復帰がリーグ側から正式に認められました。これにより、サラリーキャップ(選手給与上限枠)が大幅に拡大し、選手を登録する枠に大きな余裕が生まれました。

新カンプ・ノウ・スタジアムの改修工事遅延により、見込んでいたVIP席などからの収入が本格化していないという課題は残っていました。そこでクラブは、すでに契約済みの将来のテレビ放映権収入を担保にする形で、2億1000万ユーロ(約340億円以上)の資金を前倒しで調達する異例の金融措置を講じました。これにより、今夏の補強に即座に充てられる巨額の現金を確保しました。
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デランテーロは苦境時代にバルサを支えてくれたレバンドフスキが米国のチームに移籍し、アンソニー・ゴードンを149億円かけてプレミアのニューカッスルから獲得しました。これは非常に大きい補強です。ハフィーニャとのコンビは抜群に相性がいい感じがします。右サイドはヤマルですから、433の3トップとして非常にバルサらしいスピードとハイテクのメンバーが集まりました。ジェズスやアブデルカリムも獲得して(まだプレイはあまりみていません)、多分ローテーションも可能なのでしょう。ダニ・オルモやフェルミンを起用することもできるので、シーズンを乗り切れるだけの人材は十分です。

セントロカンピスタ(MF)についてはロドリの補強が大きいでしょう。ベテランではありますが体調のよいときに出てもらえばOKです。ペドリ、デ・ヨング、ベルナル、カサド、ガビ、アディエミ、ビシウィに、上記のダニ・オルモとフェルミンもいて層は厚く素晴らしいです。

ディフェンサ(DF)はFWやMFほど優秀ではありませんが、まあ2点くらいは取られても勝つのがバルサですから、なんとかなるでしょう。下部組織上がりのチャビ・エスパルトはちょこまかと走り回る器用なDFで面白い選手です。GKのジョアン・ガルシアは素晴らしいですし。

これでラ・リーガ優勝は、監督(フリック)が発狂でもしない限りできないわけがないと思います。あとはチャンピオンズリーグもついでに制してしまいましょう。

 

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2026年9月 1日 (火)

戦いの矛盾

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今日はミーナには関係ないけど、熊木杏里の「戦いの矛盾」について書こうと思う。

ミーナ「どうぞ、でもヒゲ触られるの好きだからやめないで」

私「ヒゲじゃなくてミスタシアル・パッドだろう。 じゃYouTubeからはじめるね」

こちら

こちら(静止画)

こちら(静止画)

最初に聴いたときは、やけに傲慢で挑戦的な歌詞だと
思いましたが、それでもどうしてもこのようなプロット
で歌いたいという決意をもって発表したのでしょう。
このPVもある意味すごい。

そのうちに 難解だけれど、ある種のもどかしさを表現
した歌だという結論に至りました。

「小さな足場を登りきるには
私は満たされすぎている」

毎日単調にコツコツと努力する
そんなことやらなくても
私は音楽の才能で生活できる

「欲しい物のために我慢をするにも
私は満たされすぎている」

まわりにはスーパー、コンビニ、
デパートがあるし、通販もある
お金もそこそこあるので、欲しいものは
買える状況に私はある

「お金がないこわさを知るには
私は満たされすぎている」

それは高校時代から同棲生活を
経験していたそうですから、知っている
はずですが、現時点ではそこそこお金は
あるってことかな

「食べるために働く気になるには
私は満たされすぎている」

ライブはあまり好きじゃないのかも
特に弾き語りはピアノの負担が大きいので・・・
グレン・グールドはライブをあるときから
やめました

ここで歌詞は突然内面的なものから
外の世界へと転換します

「働きたくても働けない人がいて
飢えて舌をかじってる」

突然この強烈なフレーズが出てきて
聴く者は動転します

「命とお金がつながらない場所にいて
お腹の中にももどれない」

ここが難解です。何をモチーフにしているのか?
働きたくてもはたらけないことと関係があるのか?
つまり「働きたくても働けない人は」はお金を
たくさん持っているのに働けなくて、飢えている
・・・とうことになります。それでいいの?
つまり敵に捕まって投獄され、食料が与えられない
とか、外に出ると銃殺されるため家にいるしかない
とか、そういう状況なのかな?
ガザの状況を思い浮かべるべきなの?

それにしても「お腹の中にももどれない」とは
ものすごい振幅でオーディエンスの精神をゆさぶる
表現です

「君は神様のすぐそばにいて
どんな話を聞いているの?」

さらに強烈にたたみかけます

ここでまた自分の内部に戻ります

「誰かに思いを訴えかけるには
私は満たされすぎている」

ここはよくわかります。日本は安全地帯なので
そこに安住するものが訴えかけたところで
どうなるものでもありません

「それでも私は私にしか
できないことがあると信じる」

そりゃシンガーソングライターという特殊な
職業なので オーディエンスはいます

「泣きたいときにも 泣けない人がいる
涙でのどが潤うの?」

「心と体が別々になりながら
いつか何かを叶えるの?」

たいていの人はそうだと思う

というか日本国がそうです

 

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2026年8月30日 (日)

続・生物学茶話310:カンナビノイドと受容体 その4.食欲

前回カンナビノイドは刺胞動物にも存在し、食事行為を終了するシグナルとして用いられるという論文を紹介しました(1)。しかしヒトの場合、カンナビノイドによって食欲が刺激され、場合によっては肥満につながることが知られています(2)。正反対です。今回はわたしたちの食欲とカンナビノイドの関係について考えてみました。

進化の歴史の中でカンナビノイドの役割が変化してきたことは明らかです。カンナビノイドの役割を考えるうえで、カンナビノイド受容体遺伝子の制御はひとつの重要なステップです。カンナビノイド受容体はすでに述べたように、膜7回貫通型Gタンパク質共役受容体で、なかでも細菌にも存在する最古のクラスAのグループに属します。哺乳類についていえば、CB1受容体を構成するアミノ酸の数はヒト472、ラット・マウス473で、97~99%のアミノ酸配列がこれらの種で一致しており、おそらく機能的にも極めて類似していると思われます。

カンナビノイド受容体CB1の遺伝子はCNR1という名で、ヒトの場合は4つのエクソン、ラット・マウスの場合は2つのエクソンで構成されています。いずれの場合もタンパク質に翻訳されるコード領域は、一番3’側の一つのエクソンにすべて含まれています。図310-1のように、制御領域にはヒトとマウスで違いがあります。ラットでは詳細が不明です。細かい話になりますが、ヒトの場合アミノ酸の数が411と439のアイソフォームがみつかっており、遺伝子のポリモルフィズムも存在します。またスプライスバリアントも存在します(3、4)。

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図310-1 ヒト、ラット、マウスにおけるCB1遺伝子の構造

食事行為には2つの側面があって、ひとつは体重を一定に保つというホメオスタティックな側面、いま一つは食べるという快楽にひたるというヒダニック(hedonic)な側面です。前者は視床下部が中心となって、レプチンをはじめとする様々なホルモンや調節因子(そこにはエンドカンナビノイドも含まれます)によって制御されています。ヒダニックな食事行為はホメオスタティックな調節以外に、腹側被蓋野、側坐核、扁桃体、海馬、大脳皮質など脳のさまざまな部位の影響をうけます(4)。

ヒトの食欲とカンナビノイドの関係については、実は2000年代に人体実験のようなことがおこなわれたことがあります。短い期間(2008~2010年)ではありますが、CB1のアンタゴニストであるリモナバンが食欲抑制・抗肥満薬として用いられました(5、図310-2)。体内にある内因性のカンナビノイドは、食欲を司るCB1に作用することで食欲を起こしますが、リモナバンは逆にこれに拮抗して食欲を抑制します。これによって肥満を抑制しようというわけです。

その結果はウィキペディアによると「食事療法と併行し1年間継続的に服用した結果、5%の体重減少が約50%の頻度で、10%の体重減少が約27%の頻度でみられたとの報告がある。偽薬群は、5%の体重減少が19.7%の頻度で、10%の体重減少が7.8%の頻度であった」となっていて、はっきり有効だったようです(5)。しかし副作用としての抑うつ状態、自殺願望が無視できないくらいに発生して2年で薬としての使用は中止することになりました(6)。

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図310-2 リモナバンの化学構造

CB1のアゴニスト(マリファナなど)が食欲を増進することは知られていましたが、アンタゴニストが食欲を抑制することがさらにわかったので、ヒトにおいてもカンナビノイド-受容体システムが食欲に深くかかわっていることが証明されました。さらに悲劇的な副作用の結果は、このシステムが心の明暗などヒトの精神活動にもかかわりがあることを示唆しました。

カンナビノイドと精神活動の関係を調べるために、レマースらはCB1受容体遺伝子の上流にストップカセットを組み込んでCB1遺伝子が発現不可となったマウスをベースにして、GABAergicな神経細胞にだけCB1が発現するレスキュードマウスを作成しました(7)。このような遺伝子改変マウスをベースで飼育しておいて、さらにその遺伝子発現を変換するような改変マウスを作成する実験はいろいろな意味で大変だと思いますが、このような実験に惜しみなく予算を投入したドイツ研究振興協会(Forschungsgemeinschaft)の見識を示したものとも言えます。

海馬で主にCB1を発現しているのはGABAergicな細胞ですが、図310-3のように、ストップカセットが存在する動物(STOP-CB1)の海馬ではほとんど発現していません。しかしレスキューしたマウス(GABA-CB1-RS)では、特に錐体細胞層などでそこそこの発現がみられます(図210-3)。

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図310-3 ストップカセットをGABAergic な細胞においてコンディショナルに削除した遺伝子改変マウスの海馬 緑色はレスキューされたCB1タンパク質の発現 青色はDAPIによるDNAの染色

STOP-CB1マウスとGABA-CB1-RSマウス(レスキュードマウス)を比較すると、カイニン酸の投与によるてんかん発作の誘導は両者で起こりますが、後者では自然に起こるてんかん発作はなくすことができました。また後者では前者ではなかった正常な恐怖行動がとれるようになりました。ただし安全な場所に置くことによって恐怖記憶を消去するには至りませんでした(7)。恐怖行動と恐怖記憶の消去が別の場所で行われているのか、あるいはCB1の発現が完全でないためかはわかりません。

CB1の発現がないマウスは一般に小食で瘦せていてますが、それは食事の量がが少ないことと脂肪代謝が高いためで、運動量・体温・エネルギー消費は正常マウスと差がありません。血糖値やインシュリンは正常と変わりありませんが、食欲抑制ホルモンであるレプチンは必要性が少ないためか低下します(8、図210-4)

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図310-4 CB1ノックアウトマウスの血糖・インシュリン・レプチン

ヒトの場合肥満になったり血糖値が高すぎたりして、それが疾病の原因になりますが、一般に野生動物はたいてい餌が欠乏している状態にあって、飢餓に備えて平常時の脂肪代謝はなるべく少なくするのがベターですし、食欲が旺盛である必要があります。恐怖に対処する能力も必要です。そのような生存に必要な能力を維持するためにCB1が存在し続けているのでしょう。地球温暖化によって食料が少なくなれば、ヒトにとってもCB1とエンドカンナビノイドの意義は高まるでしょう。

参照文献

1)続・生物学茶話309:カンナビノイドと受容体 その3.基本的メカニズムと進化上の広がり
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/08/post-ac5b59.html

2)Martin A. Lee, Project CB 食べ物とエンドカンナビノイド・システム
https://projectcbd.org/ja/health/diet-the-endocannabinoid-system/

3)Palermo, F.A., Angelini, M., Cottone, E., Virgili, M., Franzoni, M.F., Mosconi, G. and Polzonetti-Magni, A.M., Involvement of Endocannabinoid CB1 Receptor in the Modulation of Stress Responses Related to Xenoestrogen Exposure. Annals of the New York Academy of Sciences, vol.1163: pp.504-507. (2009)
https://doi.org/10.1111/j.1749-6632.2009.04455.x
https://nyaspubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1749-6632.2009.04455.x

4)Pucci M, Zaplatic E, Micioni Di Bonaventura MV, Micioni Di Bonaventura E, De Cristofaro P, Maccarrone M, Cifani C, D'Addario C. On the Role of Central Type-1 Cannabinoid Receptor Gene Regulation in Food Intake and Eating Behaviors. Int J Mol Sci., vol.22(1):398.(2021)
doi: 10.3390/ijms22010398. PMID: 33401515
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33401515/

5)ウィキペディア:リモナバン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%83%8A%E3%83%90%E3%83%B3

6)Andrew Hockey, Sanofi letter (2007)
https://web.archive.org/web/20090628145711/http://www.mhra.gov.uk/home/idcplg?IdcService=GET_FILE&dDocName=con2031923&RevisionSelectionMethod=Latest

7)Remmers F, Lange MD, Hamann M, Ruehle S, Pape HC, Lutz B. Addressing sufficiency of the CB1 receptor for endocannabinoid-mediated functions through conditional genetic rescue in forebrain GABAergic neurons. Brain Struct Funct., vol.222(8): pp.3431-3452. (2017)
doi: 10.1007/s00429-017-1411-5.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28393261/

8)Daniela Costa et al., The endogenous cannabinoid system affects energy balance via central orexigenic drive and peripheral lipogenesis., J Clin Invest., vol.112(3): pp.423-431 (2003)
doi: 10.1172/JCI17725.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12897210/

 

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2026年8月28日 (金)

AI はキャッチコピーまで考えてくれるのか!?

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グーグルで「渋めのダージリンはいかが」で検索しても、(キャッチコピーがでてきてのけぞりましたが)一つも記事はでてきません。しかし例えば「渋めのダージリンはいかが カンナビノイド」で検索すると、それなりに記事がでてきます。

 

 

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2026年8月27日 (木)

World music collection 31. Antimatter-Project : 中国人が演奏する古い日本の歌

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Antimatter という英国のロックグループとは別のグループで、こちらは日本の昔のシティ・ポップや周辺の音楽を演奏する中国のユニット。日本語はきちんとした発音だし、音楽はちゃんとプロのレベルです。なにより昨今政府が「アンチ日本」の音頭をとっている中で、自分たちのスタンスでやっているというのが素晴らしいです。日本でもライブをやっているそうですが、残念ながら未参加です。

個人的にはいわゆるシティポップというのはちょっと気取った音楽のイメージであまり聴かないんですが、知らなかった名曲もありますし、たとえば山下達郎の「さよなら夏の日」はシティポップとは言えないと思います。これもまた個人的な趣味なんですが、山下達郎の音楽は好きなのですが、あの特殊なボーカルに耐えられないので、できればカバーで聴きたいというのが私のスタンス。そういう意味で、この山下達郎のカバーやっている人は、山下達郎の音楽が好きだという気持ちがあふれ出している感じが好感持てます。あと瞳瞳の低くて澄んだ声は素晴らしいと思います。


あいさつ
こちら

雨の中の噴水(須藤薫)
こちら

悲しみが止まらない(杏里)
こちら

Last summer whisper(杏里)
こちら

Office Lady(角松敏生)
こちら

Cathy (当山ひとみ)
こちら

Rain(秦基博)
こちら

真夜中のドア~Stay With Me(松原みき)
こちら

Sunrise To Sunset(浅香唯)
こちら

Oh no Oh yes! (中森明菜)
こちら

さよなら夏の日(山下達郎)
こちら

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「ラブ・ストーリーは突然に」(小田和正)
こちら

「駅」(竹内まりや)
こちら

「水の星へ愛をこめて」(森口博子)
こちら









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2026年8月24日 (月)

電力会社↓ あかんやつや

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(浜岡原発 Wikipedia より)

電力会社ほど会社ぐるみで不正を繰り返してきた企業があるでしょうか? こんな会社が運営する原発なんて誰も信頼できるものではありません。

本日見るべし ↓

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日本経済新聞 中部電力、規制庁の調査開始後も地震データ改ざん 浜岡原発不正
こちら1
こちら2

規制庁は外部からの情報提供を踏まえて、25年5月から浜岡原発3、4号機の安全審査に使う地震データが正しいかどうかについて面談で調査を始めた。中部電は225ケースある地震データのうち、69ケースで調査開始後に書き換えをしていた。

「上層部が関与した可能性もある」(神田玲子委員)

遅くとも2012年から累計100件以上の不正が続いていた

当然ながら 原子力規制委員会のメンバーは教育者・研究者の方々で、警察出身者や弁護士ではありません。企業の間違い・エラーを指摘するならともかく、意図して異なるデータを提出された日にはやってられないでしょう。取り調べをやらなきゃならないなんて・・・。もう提出データはウソだということを前提に、その筋の専門家をメンバーに加えなければいけないような状況でしょう。誰が誰に嘘を書くよう指示を出したかを解明しなければいけません。

朝日新聞 浜岡原発データ不正問題
こちら1
こちら2

ダイヤモンドオンライン
電力業界、不祥事続出で「裏切り御免」の戦国時代に突入!生き馬の目を抜くバトルロイヤル
こちら

2019年に発覚した関西電力の金品受領問題では、福井県高浜町の元助役(故人)から、関電の旧経営陣や幹部ら計83人に対し、総額約3億7,000万円相当の現金、商品券、金貨、金の延べ棒などが渡されていたことが第三者委員会の調査で明らかになりました。

2026年に相次いで発覚した不祥事として、東京電力や北陸電力、東北電力など大手電力会社(計8社以上)の社員が、自社が関わる原発訴訟などの法廷内において、裁判所の許可を得ずにやり取りを無断録音していたことが判明しました。

2022年?2023年にかけて、関西電力、中国電力、中部電力、九州電力などが、互いの営業エリアで顧客を獲得しないよう企業向け電力のカルテルを組んでいた問題が発覚し、公正取引委員会から巨額の課徴金納付命令や経済産業省からの業務改善命令が出されました。

「従業員ら」は、共産党員もしくはその同調者であり、従業員で構成する労働組合の労使協調路線に反対する立場をとる存在であった。会社は、企業防衛という名目で「従業員ら」の監視、調査、孤立化等を進めた。具体的には、他の従業員らへ「従業員ら」との接触を回避する旨の働きかけ、警察との連携、社内行事からの排除、帰宅後の尾行、ロッカー内の私物の写真撮影等(フォレスト社会保険労務事務所)

そしてまた8月26日にも

中部電、浜岡原発の廃炉費用請求で不適切手続きか

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6593184

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2026年8月22日 (土)

夏バテ?

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私の子供時代から大学生の頃までは、家にも学校にも冷房はなかったのです。大学院時代も冷房が付いていたのは実験動物の部屋だけでした。一度故障で冷房が切れたことがあって、その時はラットがみんな見事に仰向けになって動かなくなりました(まだ生きてはいました)。もちろん実験には使えません。

ですから現在の方が圧倒的に気温は高いのですが、昔の方が圧倒的に夏バテ(実は熱中症)は激しかったです。現在は家も職場も冷暖房完備の場合が多いでしょうし、私などは夏は買物・郵便局・銀行・病院以外は外にほとんど出ないので夏バテすることはありません。それでもなぜかこの季節になると頭の回転が鈍くなって、論文の意味が理解できなくなったりします。季節が変わってもこのままだと恐ろしい。困ったものです。

ビバルディ 夏(さわり)
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ビバルディ 夏(ヴァイオリンとピアノ)
すごいとしか言いようのない演奏 精神が高揚する
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ビバルディ 四季 Midori Seiler & Akademie fur Alte Musik Berlin
驚愕のパフォーマンスですが、私は「こういうのは勘弁してほしい」の側
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2026年8月20日 (木)

オリノコ川

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オリノコ川はベネズエラ、コロンビア、ブラジルを流れる巨大な川です。様々な人々や動物が流域で生活しています。それぞれの生活の中で生まれた歌、旅行者が訪れて感動した歌、様々な歌があるのでしょう。川はベネズエラの国土の半分を流域として、西から東に国土を横断し、北大西洋にそそぎこみます。


アンドレ・ジョリヴェ(Andre Jolivet)
オリノコ川の丸木舟を操る人の歌

Nuery Vivas - Oboe
Fermin Salaberri - Piano
(残念なことに初めの部分が切れています)
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Stefan Schilli - Oboe
Oliver Triendl - Piano
(静止画ですが音楽は完全収録 私もCDを所有しています)
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漕ぎ手が疲れて中間部で少し休むのがわかります
平和な日常 毎日がこうありたいものです

私は朝霞に住んでいたことがあって、当時自転車で駅まで通っていました、道中結構坂があるんですね。
そんな頃のことを思い出しました。

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エニャ Orinoco Flow
世界的に大ヒットした曲
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Celtic Woman Orinoco Flow
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Libera Orinoco Flow
こちら

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Cheo Hurtado (現地の音楽)

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ベネズエラにはエル・システマという音楽を中心とした青少年育成システムがあり、40万人の子供たちが参加しています。これだけの子供たちが特別な音楽教育を受けクラシック音楽の楽器を演奏できるわけです。なんと125のユースオーケストラがあるそうです。このシステムを創始したアブレウ博士は「「音楽は社会の発展の要因として認識されなければならない。なぜなら最も高度なセンスにおいて音楽は最も高度な価値、連帯、調和、相互の思いやりと言ったものをもたらすからである。そして音楽には全共同体の統一させる能力と崇高な感情を表現することのできる能力があるのだ」と語っているようです(ウィキペディア「エル・システマ」より)

トランプは多数の護衛を殺害して、この国の大統領を拉致監禁しました。

 




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2026年8月17日 (月)

絶望と怨嗟の音楽 ~ The winner takes it all

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(from wikipedia)

The Winner Takes It All - original:ABBA

ギャンブルの勝負とみせて、男の取り合い・・・とみせて実は親権の争奪戦
という物語らしい ダンスできないダンスミュージック

ABBA

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Connie Talbot
スローテンポでしっとり

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Giulia Falcone
歌詞に忠実に歌うとこうなる?

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Tina Arena
大合唱団・オーケストラとともに
手拍子 うぁぁ~

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この曲をストリートでやるのはすごい

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AI

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歌詞 りりっくりすと様

https://lyriclist.mrshll129.com/abba-winner-takes-it-all/

 

 

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2026年8月15日 (土)

続・生物学茶話309:カンナビノイドと受容体 その3.基本的メカニズムと進化上の広がり

内因性カンナビノイドすなわちアナンダミド、2-AG(2-アラキドノイルグリセロール)などによる神経情報伝達は他の神経トランスミッターと比較すると風変りなものです。まず両者とも他のトランスミッターとちがって、細胞膜の内部で合成されます。さらに、通常の神経伝達はシナプス前細胞からシナプス後細胞にむけてシナプスを介して行われますが、内因性カンナビノイドはシナプスを介さず、シナプス後細胞からシナプス前細胞(神経前終末)に情報を伝えます(1、図309-1、図309-2)。いわゆる逆行性伝達です(2)。

使用する受容体は伝統的な膜7回貫通Gタンパク質共役受容体(GPCR)です。ただしリガンドが油溶性なので、GPCRとの結合部位は細胞膜に埋まっている内部にあるようです。内因性カンナビノイドは電位依存性Caチャネルの開放あるいはGq/11タンパク質共役型受容体の活性化によって合成されます(1)。すなわち細胞の興奮にともなって合成され、細胞外に出たのち近隣の細胞の受容体と結合して、その細胞の興奮を抑制するという形で作用します。近隣の細胞には放出した細胞自体も含まれるので、逆行性伝達とは言っていますが、特に逆行するためのメカニズムはないので、受容体があれば自分自身にも有効です。アナンダアミドについてはトランスポーターが存在する可能性があるようですが、詳細については研究が進行中のようです(1)。

まずアナンダミドについての代謝と作用システムの略図をTristyn L. Clarkeらのレビュー(3)から借用し、日本語解説をつけて図309-1に示します。次に2-AGにつても同様に図309-2として示します。

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図309-1 アナンダミドの代謝系と作用機構の概略

アナンダミドの合成は、カルシウムイオンの存在下で、フォスファチジルエタノールアミンと1-アラキドニル-2‐アシルリン脂質がN-アシルトランスフェラーゼによって反応しN-アシルフォスファチジルエタノールアミンが合成され、これがさらにフォスフォリパーゼD(NAPE-PLD)によって切断されてアナンダアミドとなります(図309-1)。アナンダアミドは細胞外に出て、シナプス前細胞のCB1に結合し、Gタンパク質の働きでカルシウムチャネルが閉じます。

図309-1に示されているように、この経路とは別にNAPE-PLCによるもうひとつの合成経路もあることがわかります。その他にもあるようです(3)。FAAH(fattyacid amide hydrolase)による分解経路も示されています。

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図309-2 2-AG(2-arachidonyl-glycerol ) の代謝系と作用機構の概略

2-AGについては細胞膜の構成要素であるフォスファチジルイノシトール4.5ビスリン酸がPLCβによってカルシウムイオンの存在下でジアシルグリセロールが生成し、さらにジアシルグリセロールリパーゼ(DAGL)で分解されて2-AGが生成します。DAGLノックアウトマウスでは2-AGの生成量は20%に低下します(4)。したがってすべてではありませんが、大部分はこの経路で合成されているようです。シナプス後細胞における分解経路は記載してありません。

2-AGはアナンダアミドと同じく、細胞外に出てシナプス前細胞のCB-1に結合し、その結果Gタンパク質の働きでカルシウムチャネルが閉じます。2-AGの場合シナプス前細胞におけるMGCL(モノアシルグリセロールリパーゼ)による分解経路が記載されています。この場所で分解されているというエビデンスがあるということでしょう。

図309-1、図309-2のいずれの場合も、内因性カンナビノイドは神経伝達のネガティブフィードバックシステムをになう要素として重要な働きをしていることが示唆されます。このような働きが主要な機能だとすると、神経網がない海綿動物にはなくていいはずです。実際に海綿動物では受容体は発見されていません。ただし海綿動物はさまざまな微生物と共生していて、カンナビノイドとしての働きを持つ分子は存在するようです(5)。

少し飛躍しますが、従属栄養生物は何らかのアクションを起こしてエサをとらえ食事をしなければなりません。栄養が足りればアクションは不要です。このメリハリを切り替えるメカニズムが必要です。単細胞生物においても食欲を制御するメカニズムは必要です。彼らにもそれぞれ適切なサイズというものがありますし、効率の問題からもある程度エサをとったらやめなければなりません。そのメカニズムはよくわかっていないようですが、AIに訊いたら、なんと高校生の実験結果を出してきました。食胞が満杯になったらゾウリムシの動きが鈍くなるそうです(6)。

多細胞生物になって最初にできた臓器は消化器官だと思われます。それは海綿ではある程度単細胞生物だった時のメカニズムを使って制御していたと思われますが、刺胞動物のような活発な生物になると、そのようなメカニズムでは制御できなくなって、器官を統率する新機軸の内分泌的あるいは神経的制御が必要になったに違いありません。海綿動物についで進化的に古い歴史を持つ刺胞動物ヒドラの摂食についてはいくつか論文があります。ヒドラはまずエサと思しき生物に毒針を発射し、還元型グルタチオンが出てくるのをセンサーで認識して摂食活動を行います(7)。生物が死ぬとグルタチオンは直ちに酸化されるので、ヒドラは生きている生物だけを食べるようです。摂食の様子を撮影した動画が YouTube にアップされています(8、9、図309-3)。

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図309-3 ヒドラの摂餌

刺胞動物は進化上はじめて神経細胞のネットワークを形成したグループです。De Petrocellis らはヒドラが内因性カンナビノイド(アナンダアミド)、カンナビノイド受容体、内因性カンナビノイドを合成・分解する代謝系をすべて保有していることを示しました(10)。彼らによれば、アナンダアミドの濃度が高まるとヒドラは口を閉じ、摂食活動を終了するそうです(10)。内因性カンナビノイドシステムは当初から神経活動のネガティブフィードバックシステムとして使われていたわけです。

Clarke TL らの論文(3)からカンナビノイド受容体を持つと思われる動物をリストアップして図309-4にまとめました。様々な門をまたいでカンナビノイド受容体が存在し、内因性カンナビノイド-受容体のシステムが、これらの門の生物たちの共通祖先の段階で存在し、先カンブリア時代から受け継がれてきたことが示唆されています。脊椎動物はすべての生物が内因性カンナビノイド-受容体のシステムを持っていると思われるのでここには示していません。これらの受容体は遺伝子配列の分析によって、遠縁であっても脊椎動物の受容体と何らかの関連性が認められます(3)。

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図309-4 脊椎動物以外の内因性カンナビノイド受容体

様々な多細胞生物の中で海綿と昆虫(多分すべての節足動物)はカンナビノイド受容体を持っていません(11)。海綿にはみつからないという点でカンナビノイド受容体はオピオイド受容体に遅れて出現したであろうと思われます。昆虫はアラキドン酸を合成しないので、リガンドをつくることができないようです。リガンドができないと、当然受容体は不要になって遺伝子も保持できなくなるでしょう。神経活動のネガティブフィードバックシステムはもちろんカンナビノイド-受容体系だけではないので、昆虫では他のシステムが代替しているのでしょう。

 

参照文献

1)脳科学辞典:エンドカンナビノイド
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%97%E3%82%B9%E5%89%8D%E7%B5%82%E6%9C%AB

2)脳科学辞典:逆行性伝達
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E9%80%86%E8%A1%8C%E6%80%A7%E4%BC%9D%E9%81%94%E7%89%A9%E8%B3%AA

3)Clarke TL, Johnson RL, Simone JJ, Carlone RL. The Endocannabinoid System and Invertebrate Neurodevelopment and Regeneration. Int J Mol Sci., vol.22(4): 2103. (2021)
doi: 10.3390/ijms22042103.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33672634/

4) Gao,Y.; Vasilyev, D., Goncalves, M., Howell, F.; Hobbs, C., Reisenberg, M., Shen, R.; Zhang, M., Strassle, B., Lu, P. et al., Loss of retrograde endocannabinoid signaling and reduced adult neurogenesis in diacylglycerol lipase knock-out mice., J. Neurosci., vol.30, pp.2017?2024 (2010)
DOI: 10.1523/JNEUROSCI.5693-09.2010
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20147530/

5)野川俊彦 STDD NMR によるカンナビノイド受容体/アゴニスト相互作用の検出 理研ジャーナルクラブ No.455 (2009)
https://www.npd.riken.jp/JC/JC455.pdf

6)高校生新聞 ゾウリムシは満腹になると泳ぎが遅くなる 高校生が実験重ねて突き止めた(2019)
https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/5304

7)日産財団 花井一光 坂口雅彦 岩橋徳二 動物の摂食と細胞殖因子様活性(日付不詳)
https://www.nissan-zaidan.or.jp/wp-content/uploads/185019.pdf

8)フィッシーサイエンス ミジンコを食べるヒドラを観察してみた
https://www.youtube.com/watch?v=I9Kj0s2GAd0

9)足立区生物園 ミジンコを食べたのは誰?
https://www.facebook.com/watch/?v=661266248539654

10)L. De Petrocellis, D. Melck, T. Bisogno, A. Milone, V. Di Marzo, Finding of the endocannabinoid signalling system in Hydra, a very primitive organism: possible role in the feeding response.,
Neuroscience vol.92, Issue 1, pp.377-387 (1999)
https://doi.org/10.1016/S0306-4522(98)00749-0
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0306452298007490

11)McPartland J, Di Marzo V, De Petrocellis L, Mercer A, Glass M. Cannabinoid receptors are absent in insects. J Comp Neurol., vol.436(4): pp.423-429. (2001)
doi: 10.1002/cne.1078.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11447587/

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2026年8月13日 (木)

雷鳴と稲妻

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(by Jonas Kaiser)

ものすごい雨でした。ご無事にお過ごしでしょうか? 5時間も雷鳴と電光が続くというのも人生初めての経験です。いま午後11時過ぎですが、まだ雷鳴と電光は続いています。印西市・白井市にもレベル5大雨特別警報が出ました。千葉NTの雨は夜更けになってようやく小降りになってきました。近所の集会所が避難所に指定されたというのも初めての経験です。

Nifty との回線がいったん切れました。そのうち停電になってPCがピシッと切れたのにはびっくり。懐中電灯にたどりつくのに3分くらいかかりました。家にいてほんとうによかった。駅でいくら待っても来やしないタクシーを待つのは地獄です。しばらくすると停電が回復して、変なメッセージはでたもののPCは回復し、Nifty ともつながるようになりました。しかし鳥や蝉たちは、この雨で命を落とした者が多数いたのではないかと心配になります。

明日もこの天候が再現されるようです。
皆様のご無事をお祈りしております。

J.シュトラウス2世 / 雷鳴と稲妻

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2026年8月12日 (水)

Dr.Heinrich は語る

水瓶の女神様

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おっとっとの起源について

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2026年8月10日 (月)

マエストロ宇宿允人のブラームス交響曲第1番

宇宿允人 フロイデフィル
ブラームス交響曲第1番
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Usuki

オケメンに私をよく見ろと合図するマエストロ

NHK交響楽団の首席指揮者だったころのパーヴォ・ヤルヴィ(現名誉指揮者)がプラームスの交響曲第1番について印象的なコメントをしていました。それは「この曲を作曲した時のブラームスは長い年月かけて大変苦労して作曲したので、自信がなく不安な気持ちが第1楽章に顕著に表れていて、そのことをきちんと表現しなければならない。最悪なのは自信満々に力強く演奏してしまうことだ」という趣旨の内容でした。

マエストロ宇宿はそんなことには関係なく、1小節ごとにオケメンと聴衆に鞭を振るうがごとく、すさまじい演奏を繰り広げます。私の個人的意見としては、作曲者が故人となってからは、そういう演奏も許されるのではないかなと思います。スカスカの客席に囲まれて、マエストロは鬼神も退散するようなデモーニッシュな爆演を繰り広げ、聴衆を天空の陶酔に投げ上げます。

 

過去記事

指揮者 ”U” の想い出
https://morph.way-nifty.com/grey/2018/11/post-ff3a.html

 

 

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2026年8月 8日 (土)

夏の日の2026

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今年の関東の暑さはそこそこで、一安心です。

セミが鳴き、夕立が来て、自然がもどってきたような気がします。

6日と9日には線香をあげ、燈明を灯してお経を読みます。

 

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夏の日の1993

フラッシュモブ
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AI

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2026年8月 6日 (木)

続・生物学茶話308:カンナビノイドと受容体 その2.CB1受容体の局在

今回はカンナビノイド受容体CB1が存在する場所についてみてみます。CB1はすでに述べたように、おおまかには神経系の組織に存在します(1,2)。CB2は免疫系はじめ多くの組織に存在するようですが、細胞外に出ているペプチドが短くかつCB1と似ていることもあって免疫組織化学的には検出が難しいタンパク質です。その点CB1は細胞外部分が長いので検出は比較的容易なようです(1、2)。

まずCB1受容体は神経細胞の細胞体、樹状突起、軸索のすべての部分に見られます(3)。ここではラット脳における局在についての免疫組織化学の実験結果をみてみます。脳のどの場所にCB1受容体を持つ細胞があるかということですが、それを表現するためには座標があった方が便利です。その方法として、ラムダ縫合と矢状縫合が交わる点を基準とする方法があります。これは左右の耳の穴を結ぶ線(両耳間線)とも一致します(4、図308-1)。本稿ではラットを材料としているので図308-1もラットの図です。

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図308-1 ラットの頭蓋骨と両耳間線(左右の耳の穴を結んだ仮想的な直線) 原図に日本語説明などを付け加えております(以下同)

CB1受容体は鼻から延髄までの脳全域に分布していますが、濃淡はかなりあります。今回はモルドリッチとウェンガーの論文(3)に沿ってみていきましょう。まず脳の最前部に位置する嗅球と嗅覚情報を処理する前嗅核に比較的明確な局在が認められます。食物の匂いを嗅ぐと食物摂取量が増加するのは、嗅球に存在するCB1の働きに依存しているとの報告があります(5)。お腹がすいたり、マリファナを嗅いだりすると嗅覚は増強されます(6)。私たちが日常経験するのは、たとえばカレーライスのにおいがすると食欲がわいてくるということです。

梨状皮質(りじょうひしつ)は大脳の底面にある嗅覚に関する脳の領域であり、嗅球からの情報を受け取り、匂いの識別や記憶・感情との結びつきを担います。また側坐核は食欲と関係が深い領域です(おいしいものを食べて快感を得るなど)(7)。インバースアゴニスト作用(結合することによって受容体を無効化する)を持たないCB1のサイレントアンタゴニストであるO‐2050はラットの餌摂取量を著しく抑制することがわかっています(8)。このことは内在性カンナビノイドとCB1の作用によって食欲が調節されていることを示唆しています。

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図308-2 前脳領域におけるCB1の局在1

もう少し尾側の断面をみると、線条体(CPu=Caudate-Putamen)やLSS(線条体の一部である線条体外側帯)に強いシグナルがみられます(図308-3)。線条体は大脳基底核の主要な構成要素の一つであり、運動機能や意思決定に重要な役割を果たしていると考えられています(9)。またLSSは意欲の維持にかかわっているという報告があります。この部分を除去すると意欲、例えばランニングマシンで運動しようという意欲などの低下がみられます(10)。線条体におけるCB1受容体はカンナビノイド薬物の依存症にも深くかかわっていて、陶酔感や多幸感をもたらすと考えられています(11)。

脳室周囲の組織にも強い局在が認められます(図308-3)。なぜこの部分にCB1受容体が局在しているのかよくわかりません。ウィキペディアによると「脳室周囲器官には自律神経系や神経内分泌系の中枢が存在し、自律神経・内分泌の恒常性制御に必要なシステムが備わっている(12)」なのだそうで、これらのためにCB1が重要な役割を果たしているのかもしれません。

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図308-3 前脳領域におけるCB1の局在2

さらに後方に断面を進めると、強く染色されている海馬・淡蒼球・黒質網様部などが見えてきます(図308-4)。海馬についてはより詳細な図があります(図308-5)。海馬は記憶や空間認識など意識の中心となる脳のパーツであり、ここに局在するということは重要な意味を持っているに違いありません。実際マリファナを大量摂取すると記憶の障害や空間感覚の混乱が生ずることが知られています(13)。詳細図をみるとCA1~CA3の錐体細胞層が満遍なく染色されています。また錐体細胞層の細胞よりむしろ強く染色されている少数の細胞が層からはずれたところに散在します(図308-5 赤矢印)。

淡蒼球と黒質網様部も強く染色されています(図308-4)。両者とも大脳基底核の主要な出力部位です。おそらく出力後のフィードバック制御にCB1が必要なのでしょう。またカンナビジオールが黒質緻密部に作用して、パーキンソン病の発症を遅らせる効果があることがわかっています(14)。

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図308-4 中脳領域におけるCB1の局在

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図308-5 海馬組織のCB1免疫染色

小脳にも強く染色されている部位があります(図308-6)。一般的に信号が持続して出力されると不都合な場合に、カンナビノイド受容体のフードバック制御が脳で汎用されていると思われます。あと脳梁膨大後部皮質にも局在がみられますが、ここはエピソード記憶や意味記憶と深い関係にあります(15)。

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図309-6 後脳境域におけるCB1の局在

 

参照文献

1)続・生物学茶話307:カンナビノイドと受容体 その1.ミニ研究史
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/07/post-74866e.html

2)Denise A. Dove Pettit, Matthew P. Harrison, John M. Olson, Robert F. Spencer, Guy A. Cabral, Immunohistochemical localization of the neural cannabinoid receptor in rat brain., J Neurosci Res., vol.51(3): pp.391-402. (1998)
doi: 10.1002/(SICI)1097-4547(19980201)51:3<391::AID-JNR12>3.0.CO;2-A.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9486774/

3)Moldrich G and Wenger T., Localization of the CB1 cannabinoid receptor in the rat brain., An immunohistochemical study., Peptides., vol.21(11): pp.1735-1742. (2000)
doi: 10.1016/s0196-9781(00)00324-7.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11090929/

4)Marianna Nogueira Cecyn and Karina Possa Abrahao, Where do you measure the Bregma for rodent stereotaxic surgery? IBRO Neuroscience Reports, vol.15, pp.143-148 (2023)
https://doi.org/10.1016/j.ibneur.2023.07.003
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S266724212300060X

5)Soria-Gómez, E., Bellocchio, L., Reguero, L. et al. The endocannabinoid system controls food intake via olfactory processes. Nat Neurosci vol.17, pp.407–415 (2014). https://doi.org/10.1038/nn.3647
https://www.nature.com/articles/nn.3647

6)nature asia 匂いと食欲をつなぐカンナビノイド
https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/9097

7)ウィキペディア:側坐核
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%B4%E5%9D%90%E6%A0%B8

8)山本経之 カンナビノイド受容体─中枢神経系における役割
日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.)vol.130,pp.135~140(2007)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/130/2/130_2_135/_pdf

9)ウィキペディア:線条体
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%9A%E6%9D%A1%E4%BD%93

10)慶応義塾大学病院:腹外側線条体の神経細胞が意欲の維持に関わる
https://kompas.hosp.keio.ac.jp/science/201709/

11)舩田正彦 危険ドラッグの薬物依存性と細胞毒性基礎研究から探るその正体
YAKUGAKU ZASSHI vol.136(1) pp.65―72 (2016)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/136/1/136_15-00228-1/_pdf/-char/ja

12)ウィキペディア:脳室周囲器官
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3%E5%AE%A4%E5%91%A8%E5%9B%B2%E5%99%A8%E5%AE%98

13)日本薬理学会アーカイブ 2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)
:カンナビノイド受容体の内在性リガンド
https://pharmacol.or.jp/old/fpj/topic/topic116b.htm

14)カンナビジオール、パーキンソン病モデルで神経保護効果を示す
https://academia.carenet.com/share/news/3395630c-d3b6-4167-afc4-f21a5f62ceeb

15)ウィキペディア:脳梁膨大後部皮質
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3%E6%A2%81%E8%86%A8%E5%A4%A7%E5%BE%8C%E9%83%A8%E7%9A%AE%E8%B3%AA

 

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2026年8月 2日 (日)

デッドエンド そしてその先は?

米民主党急進左派が躍進「米国民は現状維持の政治にうんざり」
(時事ドットコム)
こちら

資本主義はいよいよデッドエンドに向かって突進中です。

利潤追求の結果、最後に高騰するのはみんなが1番ほしいもの
すなわち食料と住居です。
農産物と不動産に投資するしか儲からないのです。
その結果下級市民は悲惨な状況になってしまいます。

このような状況は米国やオセアニアでは顕著となっています。
日本はまだそこまで行ってはいませんが、
食料の高騰や、不動産の値上がり、家賃の上昇はそれなりに
進みつつあります。

ニューヨーク市長のマムダニはついに家賃の凍結を実行しました
やればできるのです。
これでスーパーの駐車場で暮らす人々も減るでしょう。

Ocasio-cortez

↑ オカシオ=コルテスは戦う

そして次の米国大統領選挙は正念場です

オカシオ=コルテスら(トランプが極左と呼ぶ民主党のグループ)
の基本政策

↓↓↓ これを極左と呼ぶのなら、極左大歓迎

=============

1.単一支払者制度による国民皆保険。
(つまり国家が保険金を集めて、福利厚生サービスを実行する日本のような制度)

2.公立大学・職業専門学校の学費無償化

3.連邦政府による雇用保障制度の確立

4.家族休暇の保障
(子供の世話や親の介護のための休暇を有給でとれることの保障)

5.アメリカ合衆国移民・関税執行局の廃止

6.刑務所民営化を廃止

7.銃規制法の制定

8.100%再生可能エネルギーに基づくエネルギー政策

9.イスラエルによるパレスチナ占領に反対

10.LGBTコミュニティーを支持

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さて 日本はどうする

 

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2026年7月31日 (金)

狩りをするムクドリたち

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ムクドリ(ウィキペディアより)

ムクドリは集団行動ですし、ふるまいがあまり好きなタイプじゃない鳥です。幸いにしてうちの団地にはあまりいません。多分カラスが支配しているからだと思います。より駅に近い地域にはかなりいます。

ところが最近ムクドリが集団(十数羽くらい)で団地内の道を歩いているのをみかけました。異様な光景です。なにをやっているのかと観察していると、なんと道に落ちて死にかけている蝉をさがしているのです。うちのベランダでも毎年数匹の瀕死の蝉がみつかるくらいですから、結構な数がいるのでしょう。みつけると嘴でつついたり、足でひっかいたりして食べられるサイズにしようと奮闘します。

鳥は恐竜の直接の子孫ですが、まさに白亜紀の小型恐竜が集団で狩りをしているようなすごい光景です。なかにはまだ力が残っていて逃げようとする蝉もいますが、集団で追いかけて殺します。

蝉は盛大に鳴いて自分の居場所を明らかにするので、どうして鳥のえさにならないのだろうかと思いますが、ムクドリサイズの鳥にしてみれば彼らの嘴にはサイズが大きすぎて、生きている蝉を餌にすることはできないんですね。カラスには適切なサイズですが、樹木の中心部にいる蝉に食いつくには枝葉が邪魔になって、空からアプローチするのは難しいと思います。かといって枝を歩いてアプローチすると逃げられるのでしょう。

夏はヒヨドリもイソヒヨドリもいなくて、ベランダは閑散としています。気温が30°Cを超えたくらいからオナガも団地を去って、涼しいところに越しました。この灼熱の地に残っているのはカラスとキジバトとムクドリくらいです。あとスズメは少しいて、ときどきベランダにやってきます。

まきちゃんぐ 八日目の蝉
こちら

 

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2026年7月29日 (水)

ここまでやれば 至芸

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Fendertones
Sloop John B (Beach Boys)

https://www.youtube.com/watch?v=GmJ6e06eYcM

マスト1本の帆船JohnB号で
ナッソーに旅をした
飲んで騒いで喧嘩して
トラブルに巻き込まれ
食べ物も盗まれてしまった
船長 もう帰りたいよ
帰らせてくれ

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Andrew and Kitch 
The Boxer (Simon and Garfunkel)

https://www.youtube.com/watch?v=VTTuqDPPDUg

都会にあこがれて田舎から出てきたけど
ニューヨークの冬は厳しい
知らない人々の中で震えながら暮らす
仕事はない
僕に声をかけてくれるのは
7番街の娼婦たちだけだ

ボクサーは倒れ傷つく
もうやめたい
でもまた立ち上がって
戦士は戦い続ける

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恋するカレン (大瀧詠一) 完全再現レコーディング
Magical Mystery Sound Tour

https://www.youtube.com/watch?v=Kqx3Fc77qoY

 

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2026年7月26日 (日)

続・生物学茶話307:カンナビノイドと受容体 その1.ミニ研究史

麻という植物の学名は Cannabis sativa で、Cannabis は管、sativa は有用なという意味だそうです。1万年以上前から衣服の材料として栽培されており(1)、私も1着ブレザーを持っていますが洗濯は難しく、かといってクリーニング屋に出すと1000円以上とられるという難物ですが、古代の人々にとっては貴重な衣料だったのでしょう。

リネンやラミーはここでいう麻(カンナビスまたはヘンプ)とは別の植物(科が異なる)ですが、なんと現在の家庭用品品質表示法ではリネンやラミーのことを麻というそうです(2)。それには反しますが、ここでの麻(大麻)はバラ目アサ科カンナビス属の植物とします。カンナビス属の植物は文字による記録のない昔から人がかかわって品種改良してきたので、もともとあった種なのか、人がかかわって作った品種なのかがはっきりしませんが、主な種としては sativa 以外に図307-1に示した indica と ruderalis があります。

麻にはもうひとつの用途があります。それは医薬品あるいは麻薬(マリファナ)としての使用で、こちらも紀元前から利用されてきたそうです(3)。単に花冠や葉を乾燥したものや樹脂を採取したハシシなどがあります。マリファナは脳に作用し、多幸感をもたらし不安を低下させる効果があります(4)。しかし一方で薬物依存に陥り、肺や脳(幻覚・無気力・狂暴化)などに悪影響を及ぼすおそれがあります(4、9)。医薬品としては鎮痛・吐き気の抑止・てんかん予防などの効果が認められています(5、9)。

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図307-1 麻(Cannabis)という植物と、製品としての大麻

マリファナに含まれるカンナビノイドのひとつカンナビジオール(CBD)の構造解明を最初に行ったのはコーネル大学のロジャー・アダムスらで、1940年にさかのぼります(6、図307-2)。第二次世界大戦後1960年代になって、ヴァイツマン研究所のメクーラムらは強力な有効成分である Δ9テトラハイドロカンナビノール(Δ9-tetrahydrocannabinol THC)などの正確な構造を解明し、CBDやTHCの化学合成にも成功しました(7、8、図307-2)。

麻が合成するカンナビノイドは120種類以上あるそうで、その構造研究はもちろん日本でも行われています。研究を行うためには麻を栽培しなくてはいけません。学術論文を読んで爆笑することはまずありえませんが、これには思わず・・・引用「選抜育種栽培は隔離した場所でないと交雑が起こるため,九大演習林内の薬草園で行っていた.その栽培地で大量のアサの盗難事件が起こり,新聞,テレビで大騒ぎとなった.犯人との面通しも有り,結局7,8回警察署に呼び出され,事情聴取,始末書作成等が行われた.最終日には数十枚の映画入場券を迷惑料とのことで頂戴したことで苦い思い出も終わりとなった」引用終了(9)。研究材料の確保には皆さん苦労されているようです。

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図307-2 植物性カンナビノイドの化学構造

カンナビノイドの受容体CB1がみつかったのは意外に遅くて1990年です。National Institute of Mental Heath (NIHの一部)の Lisa Matsuda の率いるグループがラットの脳に発見し、クローニングして遺伝子構造を明らかににしました(10)。これによってカンナビノイドの作用機構の研究が飛躍的に進展することになりました。その2年後にもうひとつの受容体CB2が Lumir Hanus と William Devane によって発見されたという記述もあるのですが、ちゃんとした引用はありません。ここではきちんと論文を書いている Munro らの文献を引用しておきます(11)。彼らがCB2を発見したということでよいと思います。

CB1とCB2はどちらも膜7回貫通Gタンパク質共役受容体ですが(12、図307-3)、アミノ酸配列の類似性は44%でそれほど近縁ではありません(12)。CB1は脳に広く分布するほか、肺、肝臓、腎臓にも発現しています。一方CB2は免疫系・血液系・皮膚・末梢神経そのほか多くの細胞に分布しています(12)。ただCB2の抗体はなかなか特異性に満足がいくものがなかったらしく、CB2の分布(抗体を使って調べる)の問題は最近まで研究者の頭痛の種になっているようです。

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図307-3 カンナビノイド受容体の構造(ウィキペディア:カンナビノイド受容体より)

さて次に問題になるのは内在性のカンナビノイドについてです。麻薬の受容体が進化的に保存されているはずはありません。1992年に最初に発見された内在性カンナビノイドはアナンダミド(N-アラキドノイルエタノールアミド)でした(13、図307-4)。ウィキペディアによるとアナンダミドは特に脳に多く「中枢神経系ではワーキングメモリー、睡眠パターン、鎮痛、摂食の調節、動機づけや快感の形成など、心理・行動に対する多彩な役割があると考えられている。子宮での胚の着床にも重要とされる」と記述してあります(14)。しかしアナンダミドにはまだ謎が多くあります。

まず図307-4に示した合成経路を担当している酵素NAPE-PLD(N-アシルホスファチジルエタノールアミン選択的ホスホリパーゼD)のノックアウトマウスにおいて、脳のアナンダミドの量に大きな変化がなかったことから、別の合成経路があるのではないかと考えられていることです(15)。またアナンダミドはCB2には弱い作用しか示さず、CB1についても部分アゴニストです---アナンダミドはカンナビノイド受容体だけでなく唐辛子の成分であるカプサイシンの受容体であるバニロイド受容体にも作用します(16)。また後でみつかった2-AG(2-アラキドノイルグリセロール)にくらべて生体内含量が数百分の1しかないというのも悩みの種です。しかしアナンダミドを分解する酵素であるFAAH(脂肪酸アミドハイドロラーゼ)欠損マウスでは痛覚の低下がおこるそうなので、バニロイド受容体専用のリガンドではないようです(16)。

内在性リガンドの本命と考えられる2-AGは1995年に発見されました(17、18、図307-4)。この物質は脳においてアナンダミドの170倍存在し、その合成はカルシウムに依存しています(19)。すなわち神経細胞が脱分極してカルシウムイオンが流入すると2-AGが合成されるということになります。

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図307-4 内因性カンナビノイド

内因性カンナビノイドはシナプス後細胞の脱分極によるカルシウムイオンの流入、またはGq/11タンパク質共役型受容体の活性化(フォスフォリパーゼCを活性化するとともに細胞内カルシウムイオン濃度を増加させる)によって合成されます。合成されたカンナビノイドは細胞膜を透過してシナプス間隙に放出され、シナプス前細胞の受容体に結合してシナプス前細胞からの神経伝達物質の放出を抑制します。2-AGの場合だとCB1受容体と結合して、CB1の機能によってシナプス前細胞の活動が抑制されます。シナプス前細胞の2-AGはMGLによって分解されます(20、図307-5)。

2-AGは脂溶性であり、シナプス間隙のような短い距離でしか拡散によって移動できません。これが逆行性シナプス伝達の目的にかなっています。2-AGは脂溶性なので細胞膜に浸透し、細胞膜内部でCB1受容体と結合します(21)。ですからCB1(そしてCB2)の長い細胞外領域のペプチド(図307-3)がどのような役割を果たしているのかがわかりません。誰かが解決しなければならないこれからの課題です。

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図307-5 内因性カンナビノイドによる逆行性の情報伝達

参照文献

1)イラストでわかる麻の歴史-世界の麻の歴史
https://mashi.co.jp/world/history

2)ウィキペディア:麻
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B5

3)ウィキペディア:大麻
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%BA%BB

4)MSDマニュアル プロフェッショナル版 マリファナ(大麻)
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/24-%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF/%E9%81%95%E6%B3%95%E8%96%AC%E7%89%A9%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E4%B8%AD%E6%AF%92%E6%80%A7%E8%96%AC%E7%89%A9/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%8A-%E5%A4%A7%E9%BA%BB

5)竹田修三 医薬用大麻とは Web版医事新報 2026
https://www.jmedj.co.jp/blogs/product/product_7643

6)Roger Adams, Madison Hunt, and J.H.Clark, Structure of cannabidiol, a product isolated from the marihuana extract of minnesota wild hemp.,
J. Am. Chem. Soc.,vol.62, pp.2204-2207 (1940)
https://www.thevespiary.org/rhodium/Rhodium/Vespiary/talk/files/4335-adams47c8.pdf

7)Gaoni Y, Mechoulam R., Isolation, structure and partial synthesis of an active constituent of hashish. J Am Chem Soc vol.86: pp.1646-1647. (1964)

8)R. Mechoulam, Y. Gaoni A,. Total Synthesis of dl-Δ1-Tetrahydrocannabinol, the Active Constituent of Hashish., J. Am. Chem. Soc., vol.87, no.14, pp.3273-3275 (1965)
https://doi.org/10.1021/ja01092a065

9)正山征洋 大麻研究の推移 生薬学雑誌 vol.78. no.1, pp.67-71 (2024)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspharm/78/1/78_67/_article/-char/ja/

10)Matsuda, L., Lolait, S., Brownstein, M. et al. Structure of a cannabinoid receptor and functional expression of the cloned cDNA. Nature vol.346, pp.561–564 (1990). https://doi.org/10.1038/346561a0

11)Munro, S., Thomas, K. & Abu-Shaar, M., Molecular characterization of a peripheral receptor for cannabinoids., Nature vol.365, pp.61–65 (1993).
https://doi.org/10.1038/365061a0

12)ウィキペディア:カンナビノイド受容体
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%93%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%89%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93

13)William A. Devane et al., Isolation and Structure of a Brain Constituent That Binds to the Cannabinoid Receptor., Science vol.258, Issue 5090, pp. 1946-1949 (1992)
DOI: 10.1126/science.1470919
https://www.science.org/doi/10.1126/science.1470919

14)ウィキペディア:アナンダミド
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%9F%E3%83%89

15)Leung D, Saghatelian A, Simon GM, Cravatt BF. Inactivation of N-acyl phosphatidylethanolamine phospholipase D reveals multiple mechanisms for the biosynthesis of endocannabinoids. Biochemistry. vol.45(15): pp.4720-4726 (2006) doi: 10.1021/bi060163l.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16605240/

16)宇山徹 上田夏生 明らかになり始めた生理活性脂質N-アシルエタノールアミンの生合成機構 N-アシル転移酵素の構造と機能 化学と生物 vol.58, no.1, pp.599-605 (2020)
DOI: 10.1271/kagakutoseibutsu.58.599


17)Mechoulam, R., Ben-Shabat, S., Hanus, L., Ligumsky, M., Kaminski, N.E., Schatz, A.R., ..., & Compton, D.R., Identification of an endogenous 2-monoglyceride, present in704-714 gut, that binds to cannabinoid receptors. Biochemical pharmacology, vol.50(1), pp.83-90. (1995)
DOI: 10.1016/0006-2952(95)00109-d
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7605349/

18)Sugiura, T., Kondo, S., Sukagawa, A., Nakane, S., Shinoda, A., Itoh, K., ..., & Waku, K.,
2-Arachidonoylglycerol: a possible endogenous cannabinoid receptor ligand in brain. Biochemical and biophysical research communications, vol.215(1), pp.89-97. (1995)
DOI: 10.1006/bbrc.1995.2437
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7575630/

19)Stella, N., Schweitzer, P. & Piomelli, D. A second endogenous cannabinoid that modulates long-term potentiation., Nature vol.388, pp.773–778 (1997).
https://doi.org/10.1038/42015
https://www.nature.com/articles/42015

20)脳科学辞典:逆行性伝達物質
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E9%80%86%E8%A1%8C%E6%80%A7%E4%BC%9D%E9%81%94%E7%89%A9%E8%B3%AA

21)谷村あさみ、橋本谷祐輝、狩野方伸 内因性カンナビノイドによる逆行性シナプス伝達調節のメカニズム 生化学 vol.83, no.8, pp.704-714 (2011)
https://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2013/05/83-08-03.pdf



 

 

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2026年7月25日 (土)

北総線 静かな場所

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北総線を利用して成田空港に行ったことがある方ならご存じの方もおられると思いますが、スカイライナーはともかく、アクセス特急で行くと、成田湯川と成田空港の間に駅がないにもかかわらず長い間止まっていることに驚きます。これは田舎の鉄道によくある単線のすれ違いを行うためです。

で、すれ違いが終わると動くのかなと思うと、さらにスカイライナーに追い越されます。多分そうじゃない列車もあるのでしょうが、私が定期的に利用している列車は行きも帰りもこれでかなりタイムロスします。でもウェブで北総線単線と入力すると、北総線には単線区間はありませんという答えが返ってきます。どうして? それは京成高砂から成田空港までの路線の運行主体と経営主体が複雑に錯綜しているので、この区間(印旛日本医大~成田空港間)は正式には北総線ではないからです。詳しく知りたい方はウィキペディアの「京成成田空港線」という項目をごらんください。

もうひとつ変なことがあります。それは田舎の鉄道ではありがちですが、同じホームを前と後ろで分けて別の路線の鉄道が走っているのです。それは京成本線と北総線(成田空港線)です。外に出る改札と別の改札があるのです。成田・佐倉・津田沼経由で高砂に行く線とスカイライナー・アクセス特急の線が同じホームの前後を分け合っているのです。乗り換えるにはいったん別の階に行って、特別な改札口を通過しまたホームにもどらなければいけません。成田空港は日本の玄関の一つだと思いますが、鉄道に関して言えばあまりにチープな構造に驚きます。

それでも北総線にはとてもラグジュアリーな駅もあります。それは矢切駅で、一時期矢切の渡しという歌で有名になった場所です。この駅は地下にあって島2つの広いホームと4車線を持っています。暗くて静かでとても心が落ち着く場所です。落ち込んだ時には、ここにきて電車が行き来するのをぼーっとみているのも良いかもしれません。ホームに飽きたら江戸川まで歩いて川を眺めることができます。駅前にスーパー銭湯があります。バスは松戸行きと市川行きがあります。

矢切駅周辺散策
https://www.youtube.com/watch?v=mt42-wk-i6c

矢切の渡し
https://www.youtube.com/watch?v=M0qilfojrLY&list=RDM0qilfojrLY&start_radio=1

矢切の渡しに乗ってみた
https://www.youtube.com/watch?v=QGLt8royMLM

 

私は昔このあたりに住んでいたことがあります

矢切 野菊の墓をさがして
https://www.youtube.com/watch?v=AT0pTvms9F4

松田聖子 野菊の墓
https://www.youtube.com/watch?v=t8kwkiaP6p8&list=RDt8kwkiaP6p8&start_radio=1


 

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2026年7月23日 (木)

心のふるさと 戦後とJPOPSのはざまにて

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私が子供の頃には、心の故郷と言うべき日本の歌はなかったと思います。戦争世代の人々は軍歌とかそれなりに思い出の歌はあったのでしょう。戦後すぐには笠木シヅ子、菊池章子、ディック・ミネ、田畑義夫、春日八郎など錚々たる歌手たちが活躍していました。しかし世の中が落ち着いてくると、まもなく米国の歌(日本の歌手は翻訳して歌う)が流行するようになって、すっかりシーンは変わってしまいました。その頃オリジナルJPOPSを創始した人々、筒美京平・弘田三枝子・大瀧詠一らはまだ世に出ていませんでした。

ですから竹内まりやの「すてきなヒットソング」がみんな米国のポップスであることはよくわかります。そう、竹内まりや世代は米国のポップスに囲まれて育ったのです。朝鮮戦争が終わり、ベトナム戦争はまだ始まっていない頃です。米国が幸福感に包まれていた時代で、音楽はもちろんドラマも「サンセット77」「名犬ラッシー」「ハワイアン・アイ」などに囲まれて私たちは生きていました。

ビートルズやローリングストーンズは中学生になってからです。竹内まりやの「すてきなヒットソング」を当時歌っている動画がアップされていたのは(だいぶヨレヨレではあります)驚きでした。私たちが子供の頃に刷り込まれたこの歌の中に登場する米国の歌たちを、今の時代の人々は多分ご存じないでしょう。

発掘しました。

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竹内まりや すてきなヒットソング
https://www.youtube.com/watch?v=JnjTASE3v6s

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Hey Paula  by Paul & Paula
こちら1

Lonely Soldier Boy  by Johnny Deerfield
こちら2

Kissin'on the phone  by Paul Anka
こちら3

Navy Blue  by Diane Renay
こちら4

Happy birthday sweet sixteen  by Neil Sedaka
こちら5

Be my baby  by Ronettes
こちら6

Johny Angel  by Shelley Fabares
こちら7



When we were young in 1963  San Francisco
こちら

↑ この動画を注意深く見ましたが、黒人や東洋人がひとりも映っていません

 

 

 

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2026年7月20日 (月)

World Cup スペイン優勝おめでとう!

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ファイナルではアルゼンチンにほとんど何もさせないで、スペインが優勝しました。誠におめでとうございます。エレガントなフットボルでした。ファウルをなるべくとらないようにするという、小柄で技術優先のチームには不利なレギュレーションの中で、優勝を勝ち取ったことが素晴らしいと思います。

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たそがれるアルゼンチン代表:メッシ ↓

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2026年7月19日 (日)

放置すれば誰もがAIに吸い込まれ出てこれなくなる

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誰もがこの家に吸い込まれて行方が分からなくなる

KDDIに続いて佐川急便も!

Yahoo News

佐川急便、約7万人分の個人情報漏えいか 「スマートクラブ」通知メールに別人の氏名など表示
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6588396

ランサム被害のアサヒ、漏えいの可能性229万件に拡大 当初は191万件
https://news.yahoo.co.jp/articles/02f95b6e0a046a8ad9fc611cad51ffed2ab18266

東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/951845?display=b

引用:「KDDIは2026年6月23日、インターネットサービスプロバイダー(以下、ISP)向けに提供しているメールシステムがサイバー攻撃を受けたことを公表した。

本当の被害者は、(KDDI本体ではなく) その基盤を利用していた各ISP(JCOMやニフティ、ビッグローブなど)の利用者なのである。この事件は、一企業の情報漏洩ではなく、多くの利用者が共通して利用する「社会インフラ」が狙われた事件として理解する必要がある。

メールを送受信するためには、単にメールサーバーがあればよいわけではない。メールアドレスの管理、利用者認証、メール送受信、Webメール、保存されたメールデータの管理など、多くの機能が連携して初めて1つのメールサービスが成り立っている。今回攻撃を受けたのは、そのすべてを一体として提供するメール基盤であった。」:引用終了

最大の問題は、AIがシステムの脆弱性を発見し、犯罪者が侵入するのを阻止できないばかりか、警察が犯人を逮捕することもできないことです。すなわち無法地帯になっているということです。こんなことが許されていいわけがありません。いったんAIを禁止して取り締まりのシステムを構築するというなら、それとともにAI使用の枠組みを法律化することもあわせて、その間の不便はみんながまんすべきだと思います。

さらなる危険

AIによる集団誘導
https://www.youtube.com/watch?v=C1QWea6UnKQ

AIによって生成された音楽(怖いくらいすごい)
これで動画がついてきたらと思うと.....
https://www.youtube.com/watch?v=dJgecdZE2lI&list=RDdJgecdZE2lI&start_radio=1

 

追記:7月22日 米国でインターネット回線から隔離して開発していたOpenAIのシステムが、勝手にインターネットと接続し、他社のシステムを攻撃するという事故が発生したそうです。OpenAIはそう言っているわけですが、実はそうではなくて意図して攻撃したのかもしれません。それを誰が判断するのでしょうか? 壊された会社が警察に被害届を出しても、警察は真犯人を特定できるのでしょうか? 疑問です。



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2026年7月16日 (木)

続・生物学茶話306:オピオイドと受容体 その3.オピオイド受容体と類縁分子群の進化

多細胞生物が存在せず、痛覚受容器や神経がまだなかった先カンブリア時代でも、生物は回避行動を行っていたと思われます。障害物があったら回避する、食べられそうになったら逃げるというメカニズムを持つ生物は、生き残るうえで大きなアドバンテージを持っていたに違いないからです。

それがどんなメカニズムだったかは、現在生きている単細胞生物の行動を観察・分析して類推するしかないのですが、ゾウリムシ paramecium は障害物にぶつかると、繊毛の運動を逆転させバックしてから方向転換します。これは障害物にぶつかったという機械的刺激によって繊毛基底部のカルシウムチャネルが開き脱分極がおこるからだとされています(1、2、図306-1A)。

また Didinium という生物はゾウリムシを漏斗状の構造物で吸い込んで餌にしますが、この捕食者と接触するとゾウリムシ表層のあるタンパク質がレセプターとなって感知し、繊毛基部の K+チャネル型アデニル酸シクラーゼ を活性化することによって、高速で逃避することができるそうです(3、図306-1B)。さらに Dileptus という生物は、吻を振り回して餌を探しますが、これが体に当たるとあるタイプのゾウリムシなどはトリコシストという針のようなものを散布して逃げます。トリコシストは化学刺激や電気刺激によっても放出されます。このようなシステムは、脱分極がひとつの契機になっていたとしてもかなり複雑なメカニズムを含有しています(2、図306-1C)。

ゾウリムシなど現在の単細胞生物から類推すると、痛覚受容器や神経がなかった時代から、刺激を感知して危機を回避するメカニズムは存在し、様々な経緯を経て今日まで進化を続けてきたと考えられます。またトリコシストの存在は、海綿動物を通り越して刺胞動物への進化の準備も行われていたことを想像させます。

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図306-1 障害や危機へのゾウリムシの対応

単細胞生物が障害物や天敵による捕食を回避するためにさまざまなメカニズムを発達させてきたとして、ではそれを制御するためのオピオイドシステムも持っていたのでしょうか? テトラヒメナにオピオイドシステムが存在するという報告はあります(4、5)。またモルヒネはゾウリムシに集塊を形成させることがわかっています(6)。膜7回貫通型のタンパク質は原核生物の段階ですでに準備されていましたし(7)、単細胞真核生物は複数の膜7回貫通型Gタンパク質共役受容体をもっているので(8)、モルヒネの受容体が存在していたとしても不思議ではありません。

最も始原的な多細胞生物である海綿動物はオピオイドシステムを持っているという報告があります(9、10、図306-2)。海綿動物は固着生活なので、単細胞生物のように天敵から逃げることはできません。神経も持っていません。しかし触ると近傍の細胞は強調して収縮しますし、なかには体の一部を針でつつくと体全体が収縮するような種も存在するようです(2)。そのような行動が何らかの役に立つのかもしれません。それにこのような生物であっても、おそらくイオンチャネルの状態を速やかに平常時に戻すためのオピオイドシステムが必要なのでしょう。

海綿はオピオイドシステムを使って逃走したり防御したりすることはできません。彼らは天敵に食べられないようにするため、全く別のストラテジーで現代まで生き延びてきました。それは毒を作る細菌を共生させて、食べた天敵にダメージを与えるという作戦です(11)。あるいは天敵が忌避する化合物を合成するという場合もあるでしょう。実際ヒトはあらゆる門の生物を食料にしますが、海綿はスーパーの棚にありません。

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図306-2 海綿動物のオピオイドシステム

オピオイドシステムを広義に拡張して、分子進化的に関連する分子群全体をみると、今のところカルシトニン受容体が最も古いタイプの関連分子群であるとされています(10、図306-3)。海綿動物および他の門のすべての動物もこのカルシトニングループの膜7回貫通Gタンパク質受容体分子を持っていると思われます。カルシウムイオン濃度の調節がいかに動物にとって重要であるかということを意味していると思われます。海綿動物は他の門の生物と類似した分子以外に、独自の分子も持っています(図306-8)。

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図306-3 オピオイド受容体および進化的に関連する受容体ファミリーの分子系統樹

カルシトニン・海綿独自グループの分子群が出現して以降、オピオイド受容体グループは(ガラニン・タキキニン・サブスタンスP受容体)グループと(オピオイド・ソマトスタチン・アラトスタチン受容体)グループの2つの分子群を生み出しました。それぞれの分子群についてその機能のレジメを図306-4と図306-5に記しました。

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図306-4 ガラニン受容体・タキキニンおよびサブスタンスP受容体の機能

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図306-5 ソマトスタチン受容体・アラトスタチン受容体・オピオイド受容体の機能

より詳細な分子系統樹はZhaiとWangが発表しているので(10)、図306-6~8に示しました。海綿からヒトまでの様々なオピオイド受容体関連分子の系統樹が示されています。図306-6をみるとこの幹の基部にはδ型の受容体があり、μ型とκ型はそこから派生したようです。オピオイド受容体は脊椎動物だけが持つとされていますが、ジョンソンのように海綿のファスカプリシンを内部オピオイドリガンドという人もいて混乱を招いています。ファスカブリシンはエンドルフィンとは分子構造が全然似ていません(図306-2)。整理が必要でしょう。

オピオイド受容体ともっとも近縁なのはソマトスタチン受容体のグループです(図306-6)。後者は前者と比べて分布範囲が圧倒的に広く、前口動物・後口動物の両者にまたがって存在しています。類縁のアラトスタチンも含めるとおそらくほとんどの動物に存在すると思われます。

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図306-6 脊椎動物のオピオイド受容体・ソマトスタチン受容体グループの分子系統樹 分岐の肩の数字は分岐の信頼性を表しています(100は100%の信頼性を示す)

ガラニン受容体・タキキニン受容体・サブスタンスP受容体のグループも海綿からヒトまでの多くの動物が保有するタンパク質です。図306-7には示してありませんが、ガラニン受容体はもちろんヒトにも存在し、図306-4に示したような機能を持っています。タキキニン受容体も同様です。

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図306-7 ガラニン受容体・タキキニン受容体・サブスタンスP受容体グループの分子系統樹

カルシトニン受容体のグループはすでに述べたように、今回の分子グループ進化の根底にあると思われます。ナメクジウオの分子がヤツメウナギの分子よりヒトに近い結果がでていますが、これはおそらくエラーで、今後修正されると思われます。

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図306-8 カルシトニン受容体・カルシトニン類似物質受容体のグループの分子系統樹

 

参照文献

1)ウィキペディア:繊毛
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%8A%E6%AF%9B

2)小山なつ、横田敏勝 侵害受容の系統発生 日本生理誌 61巻 261-278頁 (1999)
http://physiology.jp/wp-content/uploads/2014/01/061070261.pdf

3)堀学, 石田正樹, 冨永貴志 RNA干渉でみえてきたゾウリムシが機械刺激に対して逃走反応を引き起こすしくみ 生物物理 vol.62(2),pp.114-115(2022)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/biophys/62/2/62_114/_html/-char/ja

4)CHIESA, R., SILVA, W.I. and RENAUD, F.L., Pharmacological Characterization of an Opioid Receptor in the Ciliate Tetrahymena. Journal of Eukaryotic Microbiology, vol.40: pp.800-804. (1993)https://doi.org/10.1111/j.1550-7408.1993.tb04478.x

5)RENAUD, F.L., COLON, I., LEBRON, J., ORTIZ, N., RODRIGUEZ, F. and CADILLA, C., A Novel Opioid Mechanism Seems to Modulate Phagocytosis in Tetrahymena. Journal of Eukaryotic Microbiology, vol.42: pp.205-207. (1995)
https://doi.org/10.1111/j.1550-7408.1995.tb01566.x

6)Seyed Sajad Shahrokhi, Manizheh Karami, Bahram Kazemi, Response to Morphine in a unicellular animal model (Paramecium caudatum)., Physiology and Pharmacology, vol.15 (3), pp.318-329 (2011)
https://web.archive.org/web/20180413161837id_/http://phypha.ir/ppj/article-1-715-en.pdf

7)続・生物学茶話 112: 光を感じるタンパク質
https://morph.way-nifty.com/grey/2020/09/post-453128.html

8)続・生物学茶話138: GPCRの進化
https://morph.way-nifty.com/grey/2021/04/post-e83f2e.html

9)Johnson TA, Milan-Lobo L, Che T, Ferwerda M, Lambu E, McIntosh NL, Li F, He L, Lorig-Roach N, Crews P, Whistler JL. Identification of the First Marine-Derived Opioid Receptor "Balanced" Agonist with a Signaling Profile That Resembles the Endorphins. ACS Chem Neurosci., vol.15;8(3): pp.473-485. (2017) doi: 10.1021/acschemneuro.6b00167.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27744679/

10)Rujun Zhai and Qian Wang, Phylogenetic Analysis Provides Insight Into the Molecular Evolution of Nociception and Pain-Related Proteins., Evolutionary Bioinformatics vol.19: pp.1–19 (2023)
DOI: 10.1177/11769343231216914
https://doi.org/10.1177/11769343231216914

11)Science Poral 共生細菌がカイメン気遣って毒を生産
https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20140702_02/

12)生体の科学 49巻5号 (1998年10月発行)
https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.2425901617

13)脳科学辞典:サブスタンスP
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B9P

14)Wikipedia: Somatostatin receptor
https://en.wikipedia.org/wiki/Somatostatin_receptor

15)Wikipedia: Allatostatin
https://en.wikipedia.org/wiki/Allatostatin

16)薬学用語解説 オピオイド受容体
https://www.pharm.or.jp/words/word00031.html

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2026年7月15日 (水)

スペイン代表 フランスを撃破しワールドカップ決勝へ

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スペインがフランスを完封して勝利。スペイン人の気質というのは決してラテン的な天衣無縫ではなく、繊細・精密・勤勉という側面があることを見せつけました。脳科学の祖であるラモン・イ・カハールが残したスケッチの数々をみればわかります。

ククレジャはバルサの出身ですが、バルサでは不遇でレンタルに出され、プレミアリーグで頭角を現して、来シーズンからは何とライバルのマドリーの選手になることが決まっています。ここまでスペインのチームを押し上げてきた原動力です。そういえばラモン・イ・カハールと顔が似ています。

もうひとり大活躍したのはオヤルサバル。彼はバスク人でソシエダの選手です。ラ・リーガを見ている人ならだれでも知っている選手ですが、ソシエダが強豪チームではないこともあって、スペイン代表のCFとしてここまで活躍するとは夢にも思いませんでした。CFなのに守備もやって八面六臂の大奮闘です。

バルサの選手としてはダニ・オルモやクバルシは大活躍でチームをささえました。ヤマルはまだまだ戦闘力のあるワールドクラスのサイドバックをぶち抜ける実力はないことを思い知ったでしょう。それでも守備も頑張って力を尽くしました。PKもゲットしました。ペドリは体調の問題もあってか、いまいちでした。フェラン・トーレスはまだまだで、フランス戦でも絶好の位置からのシュートをはずしました。

フランス戦でのスペインは、フットボルというゲームは組織としての動きと個人技をうまく組み合わせてやるものだということを世界に示したと思います。

さあ次は決勝。イギリスでもアルゼンチンでも勝てます。フォルサ・エスパーニャ

(画像はウィキペディアより)

PS: ククレジャはカタルーニャ人、オヤルサバルはバスク人、ヤマルはアフリカ移民の子です。移民を増やすと国家はうまくいかないという人々がいますが、血統が重要なのではなく、同じ言葉を話し決められたコンセプトで協力することができれば、素晴らしい成果があげられるということを彼らは証明しました。

 

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2026年7月12日 (日)

World music collection 30. Allison Young 古い米国の歌

Allison-young-and-josh-turner

Josh Turner and Allison Young

なつメロシンガーですが、なんでもやってちゃんとスパイス効かせてできるというのはすごい。本人も器用貧乏などと言われるのは承知の上で、そんなのは超越してなんでもやるぞという心意気を感じます。

100年前の歌もやっています。ただしラテン系の歌はやっていない気がする。

Tonight You Belong To Me  with Josh Turner ちょうど100年前の歌
こちら1

Stardust with Josh Turner 99年前の曲 でもなぜか知っている
こちら2

I Can’t Help Falling In Love クラッシクとなったエルビスの曲
こちら3

Somewhere Over the Rainbow with Lockeland Strings 上の3曲より少し新しい
こちら4

Strange   オリジナルは Patsy Cline 私はこのシンガーを知りませんでしたが、ウィキペディアをみると One of the most influential vocalists of the 20th century と書いてあります 戦後すぐの米国を代表する歌手だったのでしょう
こちら5

Dream  with Josh Turner et al 戦後すぐの時代のヒット曲らしい
こちら6

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Honey Pie with Josh Turner (アリソンは昔ジョシュとザ・バイゴンズという名前で組んでいたことがあります)
こちら7

Everything made for love
こちら8

Plastic Jesus (Minako さんによれば これはプラスチックのフレームにはいった亡き父君の写真のことだそうです)
こちら9

Lucy オリジナル曲
こちら10

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I Wanna Be Loved By You  えー これやるの!
こちら11

Be My Baby 猫派なんだ
こちら12

The End of the World 私たちはこの曲をブレンダ・リーの歌で知りました
こちら13

Smile このアレンジ ノックアウトされました
こちら14

 

 

 

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2026年7月10日 (金)

ベランダのピーマンと吉澤嘉代子 

久しぶりでサボテン(マミラリア)の花がたくさん咲きました。最近毎年咲くには咲くのですが一輪二輪という感じでした。元気を取り戻したのかな?

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ピーマンはフランス語(piment)だそうです。英語だと bell pepper でつまらないです。大きく育って味は文句なし。

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Babies

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Matured

ピーマン 吉澤嘉代子
こちら

最後まで聴くべし↑

ものがたりは今日はじまるの 吉澤嘉代子 (ライブ)
こちら


うちの団地周辺で生まれたイソヒヨドリはどこかに飛び去ったようです。

そのかわり10羽くらいのオナガが2か月以上逗留しています。

オナガは毎日猫会議みたいなのをやって、しかも騒ぐのでうるさいですが
姿かたちは実に美しい鳥です。

 

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2026年7月 6日 (月)

まいった

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KDDIから大量の個人情報が流出した問題ですが、流出したメールアドレスは約1223万人分で、そのうちパスワードの流出は約762万人分だそうです。KDDIの発表によると、原因はシステムの「未知の脆弱(ぜいじゃく)性」を突かれたことだそうです。

原因(どこから侵入されたかなど)はまだわかってないんですね。おそらく AIによって脆弱性が発見されて侵入されたということでしょう。AIだけが知っているのかもしれません。おかげで私まで大迷惑で、破壊されたブラウザーを復活させて、メールもブラウザーでみているような現況です。

💧💧💧
💢💢💢
⤵ ⤵ ⤵

この犯人を迅速に逮捕できないんだったら、AIはとりあえず中止すべし。でなければまさしく無法地帯です。

でも逮捕されても「AIが勝手にやったこと」なんて言いそう...

(核弾頭発射の暗号が流出してなければいいけど)

 

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