「渋めのダージリンはいかが」へようこそ

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短編&半島のマリア(Fiction) :こちら2

生物学茶話PDF版 こちら4  こちら5
(PDF版には、はしがき、ページ付きもくじ、巻末索引がついています)

すべてフリーですので、ごゆっくりどうぞ 

「生物学茶話:@渋めのダージリンはいかが」の紙本は九州大学理系図書館、京都大学理学部図書館、島根大学附属図書館、東京大学理学図書館、東京科学大学大岡山図書館、北海道大学理学部図書室、杏林大学医学部図書館、電子書籍としては国立国会図書館に収蔵されています。

#続・生物学茶話 タイトル一覧とリンク#  こちら

#都響 HP&SNS こちら

Hair follicle の本は Springer から出版したのでここには中身を掲載できませんが、アマゾンなどで販売しています。
こちら

入手が難しいかたは
https://morph.way-nifty.com/grey/2023/08/post-f37c78.html
の最下行に表示している連絡先にメールをしていただければご返事を差し上げます。

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2026年7月19日 (日)

放置すれば誰もがAIに吸い込まれ出てこれなくなる

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誰もがこの家に吸い込まれて行方が分からなくなる

KDDIに続いて佐川急便も!

Yahoo News

佐川急便、約7万人分の個人情報漏えいか 「スマートクラブ」通知メールに別人の氏名など表示
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6588396

ランサム被害のアサヒ、漏えいの可能性229万件に拡大 当初は191万件
https://news.yahoo.co.jp/articles/02f95b6e0a046a8ad9fc611cad51ffed2ab18266

東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/951845?display=b

引用:「KDDIは2026年6月23日、インターネットサービスプロバイダー(以下、ISP)向けに提供しているメールシステムがサイバー攻撃を受けたことを公表した。

本当の被害者は、(KDDI本体ではなく) その基盤を利用していた各ISP(JCOMやニフティ、ビッグローブなど)の利用者なのである。この事件は、一企業の情報漏洩ではなく、多くの利用者が共通して利用する「社会インフラ」が狙われた事件として理解する必要がある。

メールを送受信するためには、単にメールサーバーがあればよいわけではない。メールアドレスの管理、利用者認証、メール送受信、Webメール、保存されたメールデータの管理など、多くの機能が連携して初めて1つのメールサービスが成り立っている。今回攻撃を受けたのは、そのすべてを一体として提供するメール基盤であった。」:引用終了

最大の問題は、AIがシステムの脆弱性を発見し、犯罪者が侵入するのを阻止できないばかりか、警察が犯人を逮捕することもできないことです。すなわち無法地帯になっているということです。こんなことが許されていいわけがありません。いったんAIを禁止して取り締まりのシステムを構築するというなら、それとともにAI使用の枠組みを法律化することもあわせて、その間の不便はみんながまんすべきだと思います。

さらなる危険

AIによる集団誘導
https://www.youtube.com/watch?v=C1QWea6UnKQ

AIによって生成された音楽(怖いくらいすごい)
これで動画がついてきたらと思うと.....
https://www.youtube.com/watch?v=dJgecdZE2lI&list=RDdJgecdZE2lI&start_radio=1



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2026年7月16日 (木)

続・生物学茶話306:オピオイドと受容体 その3.オピオイド受容体と類縁分子群の進化

多細胞生物が存在せず、痛覚受容器や神経がまだなかった先カンブリア時代でも、生物は回避行動を行っていたと思われます。障害物があったら回避する、食べられそうになったら逃げるというメカニズムを持つ生物は、生き残るうえで大きなアドバンテージを持っていたに違いないからです。

それがどんなメカニズムだったかは、現在生きている単細胞生物の行動を観察・分析して類推するしかないのですが、ゾウリムシ paramecium は障害物にぶつかると、繊毛の運動を逆転させバックしてから方向転換します。これは障害物にぶつかったという機械的刺激によって繊毛基底部のカルシウムチャネルが開き脱分極がおこるからだとされています(1、2、図306-1A)。

また Didinium という生物はゾウリムシを漏斗状の構造物で吸い込んで餌にしますが、この捕食者と接触するとゾウリムシ表層のあるタンパク質がレセプターとなって感知し、繊毛基部の K+チャネル型アデニル酸シクラーゼ を活性化することによって、高速で逃避することができるそうです(3、図306-1B)。さらに Dileptus という生物は、吻を振り回して餌を探しますが、これが体に当たるとあるタイプのゾウリムシなどはトリコシストという針のようなものを散布して逃げます。トリコシストは化学刺激や電気刺激によっても放出されます。このようなシステムは、脱分極がひとつの契機になっていたとしてもかなり複雑なメカニズムを含有しています(2、図306-1C)。

ゾウリムシなど現在の単細胞生物から類推すると、痛覚受容器や神経がなかった時代から、刺激を感知して危機を回避するメカニズムは存在し、様々な経緯を経て今日まで進化を続けてきたと考えられます。またトリコシストの存在は、海綿動物を通り越して刺胞動物への進化の準備も行われていたことを想像させます。

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図306-1 障害や危機へのゾウリムシの対応

単細胞生物が障害物や天敵による捕食を回避するためにさまざまなメカニズムを発達させてきたとして、ではそれを制御するためのオピオイドシステムも持っていたのでしょうか? テトラヒメナにオピオイドシステムが存在するという報告はあります(4、5)。またモルヒネはゾウリムシに集塊を形成させることがわかっています(6)。膜7回貫通型のタンパク質は原核生物の段階ですでに準備されていましたし(7)、単細胞真核生物は複数の膜7回貫通型Gタンパク質共役受容体をもっているので(8)、モルヒネの受容体が存在していたとしても不思議ではありません。

最も始原的な多細胞生物である海綿動物はオピオイドシステムを持っているという報告があります(9、10、図306-2)。海綿動物は固着生活なので、単細胞生物のように天敵から逃げることはできません。神経も持っていません。しかし触ると近傍の細胞は強調して収縮しますし、なかには体の一部を針でつつくと体全体が収縮するような種も存在するようです(2)。そのような行動が何らかの役に立つのかもしれません。それにこのような生物であっても、おそらくイオンチャネルの状態を速やかに平常時に戻すためのオピオイドシステムが必要なのでしょう。

海綿はオピオイドシステムを使って逃走したり防御したりすることはできません。彼らは天敵に食べられないようにするため、全く別のストラテジーで現代まで生き延びてきました。それは毒を作る細菌を共生させて、食べた天敵にダメージを与えるという作戦です(11)。あるいは天敵が忌避する化合物を合成するという場合もあるでしょう。実際ヒトはあらゆる門の生物を食料にしますが、海綿はスーパーの棚にありません。

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図306-2 海綿動物のオピオイドシステム

オピオイドシステムを広義に拡張して、分子進化的に関連する分子群全体をみると、今のところカルシトニン受容体が最も古いタイプの関連分子群であるとされています(10、図306-3)。海綿動物および他の門のすべての動物もこのカルシトニングループの膜7回貫通Gタンパク質受容体分子を持っていると思われます。カルシウムイオン濃度の調節がいかに動物にとって重要であるかということを意味していると思われます。海綿動物は他の門の生物と類似した分子以外に、独自の分子も持っています(図306-8)。

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図306-3 オピオイド受容体および進化的に関連する受容体ファミリーの分子系統樹

カルシトニン・海綿独自グループの分子群が出現して以降、オピオイド受容体グループは(ガラニン・タキキニン・サブスタンスP受容体)グループと(オピオイド・ソマトスタチン・アラトスタチン受容体)グループの2つの分子群を生み出しました。それぞれの分子群についてその機能のレジメを図306-4と図306-5に記しました。

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図306-4 ガラニン受容体・タキキニンおよびサブスタンスP受容体の機能

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図306-5 ソマトスタチン受容体・アラトスタチン受容体・オピオイド受容体の機能

より詳細な分子系統樹はZhaiとWangが発表しているので(10)、図306-6~8に示しました。海綿からヒトまでの様々なオピオイド受容体関連分子の系統樹が示されています。図306-6をみるとこの幹の基部にはδ型の受容体があり、μ型とκ型はそこから派生したようです。オピオイド受容体は脊椎動物だけが持つとされていますが、ジョンソンのように海綿のファスカプリシンを内部オピオイドリガンドという人もいて混乱を招いています。ファスカブリシンはエンドルフィンとは分子構造が全然似ていません(図306-2)。整理が必要でしょう。

オピオイド受容体ともっとも近縁なのはソマトスタチン受容体のグループです(図306-6)。後者は前者と比べて分布範囲が圧倒的に広く、前口動物・後口動物の両者にまたがって存在しています。類縁のアラトスタチンも含めるとおそらくほとんどの動物に存在すると思われます。

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図306-6 脊椎動物のオピオイド受容体・ソマトスタチン受容体グループの分子系統樹 分岐の肩の数字は分岐の信頼性を表しています(100は100%の信頼性を示す)

ガラニン受容体・タキキニン受容体・サブスタンスP受容体のグループも海綿からヒトまでの多くの動物が保有するタンパク質です。図306-7には示してありませんが、ガラニン受容体はもちろんヒトにも存在し、図306-4に示したような機能を持っています。タキキニン受容体も同様です。

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図306-7 ガラニン受容体・タキキニン受容体・サブスタンスP受容体グループの分子系統樹

カルシトニン受容体のグループはすでに述べたように、今回の分子グループ進化の根底にあると思われます。ナメクジウオの分子がヤツメウナギの分子よりヒトに近い結果がでていますが、これはおそらくエラーで、今後修正されると思われます。

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図306-8 カルシトニン受容体・カルシトニン類似物質受容体のグループの分子系統樹

 

参照文献

1)ウィキペディア:繊毛
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%8A%E6%AF%9B

2)小山なつ、横田敏勝 侵害受容の系統発生 日本生理誌 61巻 261-278頁 (1999)
http://physiology.jp/wp-content/uploads/2014/01/061070261.pdf

3)堀学, 石田正樹, 冨永貴志 RNA干渉でみえてきたゾウリムシが機械刺激に対して逃走反応を引き起こすしくみ 生物物理 vol.62(2),pp.114-115(2022)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/biophys/62/2/62_114/_html/-char/ja

4)CHIESA, R., SILVA, W.I. and RENAUD, F.L., Pharmacological Characterization of an Opioid Receptor in the Ciliate Tetrahymena. Journal of Eukaryotic Microbiology, vol.40: pp.800-804. (1993)https://doi.org/10.1111/j.1550-7408.1993.tb04478.x

5)RENAUD, F.L., COLON, I., LEBRON, J., ORTIZ, N., RODRIGUEZ, F. and CADILLA, C., A Novel Opioid Mechanism Seems to Modulate Phagocytosis in Tetrahymena. Journal of Eukaryotic Microbiology, vol.42: pp.205-207. (1995)
https://doi.org/10.1111/j.1550-7408.1995.tb01566.x

6)Seyed Sajad Shahrokhi, Manizheh Karami, Bahram Kazemi, Response to Morphine in a unicellular animal model (Paramecium caudatum)., Physiology and Pharmacology, vol.15 (3), pp.318-329 (2011)
https://web.archive.org/web/20180413161837id_/http://phypha.ir/ppj/article-1-715-en.pdf

7)続・生物学茶話 112: 光を感じるタンパク質
https://morph.way-nifty.com/grey/2020/09/post-453128.html

8)続・生物学茶話138: GPCRの進化
https://morph.way-nifty.com/grey/2021/04/post-e83f2e.html

9)Johnson TA, Milan-Lobo L, Che T, Ferwerda M, Lambu E, McIntosh NL, Li F, He L, Lorig-Roach N, Crews P, Whistler JL. Identification of the First Marine-Derived Opioid Receptor "Balanced" Agonist with a Signaling Profile That Resembles the Endorphins. ACS Chem Neurosci., vol.15;8(3): pp.473-485. (2017) doi: 10.1021/acschemneuro.6b00167.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27744679/

10)Rujun Zhai and Qian Wang, Phylogenetic Analysis Provides Insight Into the Molecular Evolution of Nociception and Pain-Related Proteins., Evolutionary Bioinformatics vol.19: pp.1–19 (2023)
DOI: 10.1177/11769343231216914
https://doi.org/10.1177/11769343231216914

11)Science Poral 共生細菌がカイメン気遣って毒を生産
https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20140702_02/

12)生体の科学 49巻5号 (1998年10月発行)
https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.2425901617

13)脳科学辞典:サブスタンスP
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B9P

14)Wikipedia: Somatostatin receptor
https://en.wikipedia.org/wiki/Somatostatin_receptor

15)Wikipedia: Allatostatin
https://en.wikipedia.org/wiki/Allatostatin

16)薬学用語解説 オピオイド受容体
https://www.pharm.or.jp/words/word00031.html

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2026年7月15日 (水)

スペイン代表 フランスを撃破しワールドカップ決勝へ

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スペインがフランスを完封して勝利。スペイン人の気質というのは決してラテン的な天衣無縫ではなく、繊細・精密・勤勉という側面があることを見せつけました。脳科学の祖であるラモン・イ・カハールが残したスケッチの数々をみればわかります。

ククレジャはバルサの出身ですが、バルサでは不遇でレンタルに出され、プレミアリーグで頭角を現して、来シーズンからは何とライバルのマドリーの選手になることが決まっています。ここまでスペインのチームを押し上げてきた原動力です。そういえばラモン・イ・カハールと顔が似ています。

もうひとり大活躍したのはオヤルサバル。彼はバスク人でソシエダの選手です。ラ・リーガを見ている人ならだれでも知っている選手ですが、ソシエダが強豪チームではないこともあって、スペイン代表のCFとしてここまで活躍するとは夢にも思いませんでした。CFなのに守備もやって八面六臂の大奮闘です。

バルサの選手としてはダニ・オルモやクバルシは大活躍でチームをささえました。ヤマルはまだまだ戦闘力のあるワールドクラスのサイドバックをぶち抜ける実力はないことを思い知ったでしょう。それでも守備も頑張って力を尽くしました。PKもゲットしました。ペドリは体調の問題もあってか、いまいちでした。フェラン・トーレスはまだまだで、フランス戦でも絶好の位置からのシュートをはずしました。

フランス戦でのスペインは、フットボルというゲームは組織としての動きと個人技をうまく組み合わせてやるものだということを世界に示したと思います。

さあ次は決勝。イギリスでもアルゼンチンでも勝てます。フォルサ・エスパーニャ

(画像はウィキペディアより)

PS: ククレジャはカタルーニャ人、オヤルサバルはバスク人、ヤマルはアフリカ移民の子です。移民を増やすと国家はうまくいかないという人々がいますが、血統が重要なのではなく、同じ言葉を話し決められたコンセプトで協力することができれば、素晴らしい成果があげられるということを彼らは証明しました。

 

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2026年7月12日 (日)

World music collection 30. Allison Young 古い米国の歌

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Josh Turner and Allison Young

なつメロシンガーですが、なんでもやってちゃんとスパイス効かせてできるというのはすごい。本人も器用貧乏などと言われるのは承知の上で、そんなのは超越してなんでもやるぞという心意気を感じます。

100年前の歌もやっています。ただしラテン系の歌はやっていない気がする。

Tonight You Belong To Me  with Josh Turner ちょうど100年前の歌
こちら1

Stardust with Josh Turner 99年前の曲 でもなぜか知っている
こちら2

I Can’t Help Falling In Love クラッシクとなったエルビスの曲
こちら3

Somewhere Over the Rainbow with Lockeland Strings 上の3曲より少し新しい
こちら4

Strange   オリジナルは Patsy Cline 私はこのシンガーを知りませんでしたが、ウィキペディアをみると One of the most influential vocalists of the 20th century と書いてあります 戦後すぐの米国を代表する歌手だったのでしょう
こちら5

Dream  with Josh Turner et al 戦後すぐの時代のヒット曲らしい
こちら6

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Honey Pie with Josh Turner (アリソンは昔ジョシュとザ・バイゴンズという名前で組んでいたことがあります)
こちら7

Everything made for love
こちら8

Plastic Jesus (Minako さんによれば これはプラスチックのフレームにはいった亡き父君の写真のことだそうです)
こちら9

Lucy オリジナル曲
こちら10

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I Wanna Be Loved By You  えー これやるの!
こちら11

Be My Baby 猫派なんだ
こちら12

The End of the World 私たちはこの曲をブレンダ・リーの歌で知りました
こちら13

Smile このアレンジ ノックアウトされました
こちら14

 

 

 

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2026年7月10日 (金)

ベランダのピーマンと吉澤嘉代子 

久しぶりでサボテン(マミラリア)の花がたくさん咲きました。最近毎年咲くには咲くのですが一輪二輪という感じでした。元気を取り戻したのかな?

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ピーマンはフランス語(piment)だそうです。英語だと bell pepper でつまらないです。大きく育って味は文句なし。

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Babies

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Matured

ピーマン 吉澤嘉代子
こちら

最後まで聴くべし↑

ものがたりは今日はじまるの 吉澤嘉代子 (ライブ)
こちら


うちの団地周辺で生まれたイソヒヨドリはどこかに飛び去ったようです。

そのかわり10羽くらいのオナガが2か月以上逗留しています。

オナガは毎日猫会議みたいなのをやって、しかも騒ぐのでうるさいですが
姿かたちは実に美しい鳥です。

 

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2026年7月 6日 (月)

まいった

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KDDIから大量の個人情報が流出した問題ですが、流出したメールアドレスは約1223万人分で、そのうちパスワードの流出は約762万人分だそうです。KDDIの発表によると、原因はシステムの「未知の脆弱(ぜいじゃく)性」を突かれたことだそうです。

原因(どこから侵入されたかなど)はまだわかってないんですね。おそらく AIによって脆弱性が発見されて侵入されたということでしょう。AIだけが知っているのかもしれません。おかげで私まで大迷惑で、破壊されたブラウザーを復活させて、メールもブラウザーでみているような現況です。

💧💧💧
💢💢💢
⤵ ⤵ ⤵

この犯人を迅速に逮捕できないんだったら、AIはとりあえず中止すべし。でなければまさしく無法地帯です。

でも逮捕されても「AIが勝手にやったこと」なんて言いそう...

(核弾頭発射の暗号が流出してなければいいけど)

 

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2026年7月 5日 (日)

浜本沙良=Sarah

浜本沙良は1994年デビューのシンガーで、1997年に Sarah と改名しました。うちのサラの語源です。

Sarah

うちのサラ

もうリタイヤされていると思いますが、最近は多くの曲が YouTube にアップされています。あまり売れませんでしたが忘れがたいシンガーで、聴いている人は今でも多いんだなと思います。

浜本沙良 M STAGE(NTV)
インタビュー番組 最後に「ふたり」が少し放映
こちら

くれない 貴重なPV up 感謝します
こちら


アルバム  Puff
こちら

アルバム Truth of Lies
こちら


さよならは天使のはじまり(デビュー曲)
こちら

What is love (2枚目のシングル)
こちら

風の輝く場所で
こちら



feelin’ blue (陶酔的なバラード)
こちら

あたたかな夢 (独特な雰囲気に浸る)
こちら

春ある国に生まれ来て (文語の唱歌のような不思議な曲)
こちら

優しい日々 (不思議なリズムとクラシカルな優しさ)
こちら

my way home (ラテン風 ゆったりした雰囲気)
こちら

存在 (知られざる名曲)
こちら

くれない (歌謡曲風)
こちら

雲のゆくえ (夏のファンタジー)
こちら

ふたり
こちら


いつも eyes to me (私のお気に入り)
こちら

We're gonna go home  (私のお気に入り)
こちら


What is love (空気録音)
こちら

最後の休日(空気録音)
こちら







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2026年7月 3日 (金)

AIの何が問題なのか?

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私はAIによってあらゆるシステムの脆弱性が発見されて侵入され、詐欺や脅迫の材料にされたり、知らないうちにすべての情報が抜き取られていることに気が付かなかったりすることを恐れますが(自衛隊ですら1年間それに気が付かなかった)(1)、最近浜崎洋介氏の話を聴いて、AIには全く別の根本的な問題があることに気づかされました(2)。

生物は環境とのやりとりのなかで、自分が生きる道をさぐって成長し進化していくわけですが、これは個人の人生から種の進化まですべてに言えることだと思います。浜崎氏はAIによって、そのベースになる経験と試行錯誤のチャンスが失われると言っています(2)。確かに最近では自分で退職の段取りもできない人々が増えてきました。そのうち専門の会社の助けがないと離婚ができない人々も増えてくるでしょう。

人は共同体の中で生きていく精神的な技術を身につけるチャンスを失い、みんなバラバラになってしまうかもしれません。そして相談相手はAIしかいなくなってしまいます。

1)渋めのダージリンはいかが KDDIがとんでもない事態に
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/06/post-dec3a5.html

2)AIのヤバさ、あなたは気づいてる?(京都大学特定准教授/文芸批評家・浜崎洋介)
https://www.youtube.com/watch?v=oT5KE2v261Y

(素材は いらすとや より)

PS: KDDIの大失態の影響かどうかわからないのですが、私のブラウザーが勝手に初期化されてしまいました。もちろんブックマークもとんでしまって大困惑。やれやれ

 

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2026年7月 1日 (水)

続・生物学茶話305:オピオイドと受容体 その2.ノックアウトマウスを用いた研究

私たちは痛みを緩和する内在性のシステムを持っています。末梢で痛みを感じると、それは脊髄後角から脳に伝えられ、脳の指令あるいは経由する脳幹・延髄が検知してオピオイドシステムを起動し、痛みを緩和します(1、図305-1)。オピオイドシステムとは内因性オピオイドであるエンドルフィン、エンケファリン、ダイノルフィンなどのペプチドを神経細胞が合成し、それを神経伝達物質として放出して痛みを感じる神経の受容体に受け取らせ鎮静するというシステムです(2)。

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図305-1 痛みと緩和の回路

前回述べたように(3)、オピオイド受容体にはμ(MOP)、δ(DOP)、κ(KOP)の3種類があり、類縁のORL1(NOP)も報告されています。これらの機能をノックアウトマウスを用いて調べるのは生物学の基本で、結果の解析がなかなか難しいとはいえ20世紀から多くの研究室でこの種の研究が進められています。

オピオイド受容体は基本的には膜7回貫通型Gタンパク質共役受容体なので、膜貫通領域や細胞内領域の相同性は高く、細胞外領域の相同性は低いとされています(4)。したがって各受容体の差異について検討するにはエクソン1の部分を欠失した動物について調べることが重要です。このストラテジーに基づいたμ受容体ノックアウトマウスに関する初期の実験によると、このようなホモノックアウトマウスでは熱刺激・機械刺激・化学刺激に対するモルヒネの鎮痛効果が消失し、ヘテロマウスでは減弱することが示されました(5)。

またホモマウスではδ受容体作動薬の鎮痛効果にも消失・減弱がみられました。これはμ受容体とδ受容体が二量体として機能しているからだと解釈されています。μ受容体ホモKOマウスでは形態組織学的な異常は見出されず、繁殖,出産,育児機能をも含めた基本的な行動は正常でした。またδ,κ 受容体数には代償的な変化はありませんでした(5)。

μ(MOP)受容体の遺伝子 oprm1 には多くのスプライスバリアントがあり、タンパク質も膜7回貫通型のほかに1回貫通型と6回貫通型があります(6、図305-2)。このようなバリアントの存在はマウスに限られた現象ではなくヒトでも同様です(7)。ではなぜ膜1回貫通の非常に不完全な断片のようなタンパク質が進化的に保存されているのでしょうか? Luらによれば、このタンパク質は膜7回貫通タンパク質の分子シャペロンであり安定化に寄与しているそうです(6)。またエクソン11を含膜6回貫通型のタンパク質もそれなりの機能があるようです。

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図305-2 マウスμ受容体遺伝子(A)・スプライスバリアント(B)・タンパク質(C)の構造

WieskopfらはIBNtxAという化合物(図305-3)がモルヒネより効き目がよく、かつ副作用が少ない鎮痛剤であることを発見しました(8)。実用化にはまだ至っていません。この化合物は膜6回貫通型に特異的に結合して効果を発揮していて、膜7回貫通型、膜1回貫通型、δ型、κ型を全部欠いたノックアウトマウスにおいても有効であることがわかっています(6)。このことはエクソン1だけがリガンドに特異的に反応するわけではないことを示唆しています。またエクソン11が進化的に保存されているということは、膜6回貫通型のμ受容体も生理的に機能していることを意味します。

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図305-3 鎮痛剤(モルヒネ・IBNtxA)の化学構造

エクソン1、エクソン2、エクソン2-3のいずれかを欠く動物は、熱感受性が高まり、自発運動の抑制、モルヒネなどMOPアゴニストによる痛覚抑制が不可となるなどが起こることは多くの研究室で報告されています(9)。またエクソン2-3を欠く動物では、直腸を広げた時の腹部の収縮が増すという報告があります(10)。ホルマリンなど化学薬品に対する感受性も高まるようです(11)。

Lu らがまとめたμ受容体遺伝子ノックアウトマウスにおいて鎮痛効果が失われる結果(Lost)の表(6)を図305-4に示します。モルヒネだけでなくIBNtxA(3-iodobenzoyl naltrexamine)についての結果も示してあります。エクソン1とエクソン11を欠くノックアウトマウスにおいては、どちらの鎮痛剤の効果も失われます。

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図305-4 μ受容体遺伝子各種ノックアウトマウスにおけるモルヒネおよびIBNtxAによる鎮痛効果の消失

δ(DOP)、κ(KOP)、ORL1(NOP)受容体遺伝子のノックアウトマウスについての結果は、Maldonadoらがまとめています(1、図305-5)。痛みの種類によって、その情報を受け取る受容体が異なる場合があることがわかります。たとえばκ受容体の場合ホルマリンによる痛みには関与していないようです。δ受容体の場合エクソンによっても関与する痛みに差があるようです。

ほとんどは予想される結果となっていますが、ひとつ不思議なのはNOP遺伝子(Oprl1)のノックアウトによって、神経障害性疼痛が減少していることです。オピオイド受容体の存在意義に反しているように思われますが、この意味がよくわかりません。

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図305-5 δ(DOP)、κ(KOP)、ORL1(NOP)受容体遺伝子ノックアウトマウスについての研究結果

痛みを感じるということは、危機を察知するという意味で動物にとっては非常に重要な感覚です。しかしその危機を回避するためには「痛いのも忘れて=痛みを鎮静化して」、何らかの行動をとることが必要です。その意味で運動量が低下するとか(12)、記憶力や学習能力が低下する(13、14)とかのデメリットがあっても、オピオイドシステムは動物には必要なメカニズムであり続けたのでしょう。


参照文献

1)Maldonado R, Banos JE, Cabanero D. Usefulness of knockout mice to clarify the role of the opioid system in chronic pain. Br J Pharmacol. vol.175(14):pp.2791-2808. (2018) doi: 10.1111/bph.14088.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6016633/

2)脳科学辞典:内因性オピオイド
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E5%86%85%E5%9B%A0%E6%80%A7%E3%82%AA%E3%83%94%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%89

3)続・生物学茶話304:オピオイドと受容体 その1.基本的メカニズムとバラエティ
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/06/post-385b3a.html

4)脳科学辞典:オピオイド受容体
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%AA%E3%83%94%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%89%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93

5)曽良一郎、渡邉秀和、畑春実 オピオイド受容体の分子生物学 日本ペインクリニック学会誌 Vol.11, No.4, pp.406-410 (2004)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspc1994/11/4/11_4_406/_article/-char/ja/

6)Lu Z, Xu J, Xu M, Rossi GC, Majumdar S, Pasternak GW, Pan YX. Truncated μ-Opioid Receptors With 6 Transmembrane Domains Are Essential for Opioid Analgesia. Anesth Analg. 2018 Mar;126(3):1050-1057. doi: 10.1213/ANE.0000000000002538.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5820199/

7)Pasternak GW, Pan YX. Mu opioids and their receptors: evolution of a concept. Pharmacol Rev., vol.65(4): pp.1257-1317, (2013)
http://dx.doi.org/10.1124/pr.112.007138
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3799236/

8)Wieskopf JS, Pan YX, Marcovitz J, Tuttle AH, Majumdar S, Pidakala J, Pasternak GW, Mogil JS. Broad-spectrum analgesic efficacy of IBNtxA is mediated by exon 11-associated splice variants of the mu-opioid receptor gene. Pain. 2014 Oct;155(10):2063-70. doi: 10.1016/j.pain.2014.07.014.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25093831/

9)Gavériaux-Ruff, Claire., Opiate-induced analgesia: contributions from mu, delta and kappa opioid receptors mouse mutants., Current pharmaceutical design vol.19 no.42, pp.7373-7381 (2014).
DOI: 10.2174/138161281942140105163727
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23448470/

10)Gaveriaux-Ruff C, Nozaki C, Nadal X, Hever XC, Weibel R, Matifas A, Reiss D, Filliol D, Nassar MA, Wood JN, Maldonado R, Kieffer BL. Genetic ablation of delta opioid receptors in nociceptive sensory neurons increases chronic pain and abolishes opioid analgesia. Pain., vol.152(6): pp.1238-1248. (2011) doi: 10.1016/j.pain.2010.12.031.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21295407/

11)Zhao CS, Tao YX, Tall JM, Donovan DM, Meyer RA, Raja SN. Role of micro-opioid receptors in formalin-induced pain behavior in mice. Exp Neurol., vol.184(2): pp.839-845. (2003) 
doi:10.1016/S0014-4886(03)00346-7.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/14769376/

12)中村和浩ほか オープンフィールドテストを用いたミューオピオイド受容体欠損マウスの運動評価
生体医工学/55Annual 巻 (2017) 3AM-Abstract
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmbe/55Annual/3AM-Abstract/55Annual_138/_pdf/-char/ja

13)Le Merrer J, Rezai X, Scherrer G, Becker JA, Kieffer BL., Impaired hippocampus-dependent and facilitated striatum-dependent behaviors in mice lacking the δ opioid receptor. Neuropsychopharmacology., vol.38(6): pp.1050-1059. (2013)
doi: 10.1038/npp.2013.1.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23303070/

14)毛利彰宏,野田幸裕,鍋島俊隆 モデル動物を用いた水探索試験における潜在学習能の評価方法
日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.)vol.130,pp.141~146(2007)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/130/2/130_2_141/_pdf/-char/ja

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2026年6月30日 (火)

敗因

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上田綺世はエールディビジの得点王です。

そんじょそこらのストライカーじゃないんですよ。ならば彼がポストプレーしたら、周りで受けてワンツーなりサイドへの展開なり、何かイベントを作らなくっちゃダメでしょう。

あと田中や町野の投入は延長からでよかったと思います。

以上💢

 

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2026年6月28日 (日)

2026ワールドカップ スペイン代表

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私はワールドカップ2026のスペインチームを強力なチームとは思いません。それは強力なストライカーがいないからです。ヤマルはあくまでも右のエストレーモであり、むしろクロスでアシストするのがいつものお仕事です。

選ばれたフォワードはラ・リーガのファンならみんなお馴染みではありますが、クリロナ・メッシ・エムバペ・ハーランドなどと比較するべき面子ではありません。オルモやオヤルサバルはテクニシャンですが、フィジカルが強いとかポストプレーができるとかヘディングが得意とかというFWらしい選手ではありません。フェラン・トーレスなんてようやく2025・26シーズンになって使えるようになってきた人ですからね(その前まではGKの正面にシュートするのが得意な人でした)。ムニョスやピノもまあまあの選手です。

中盤はさすがにロドリとペドリという達人2枚鳥がいるので、ここは強みです。全体的にテクニシャンが多くて、サッカーを楽しんでやっているという雰囲気には魅かれるものがあります。もちろん彼らはそんなことを言うと「億万長者のくせに」と反発されるので口には出しませんけどね。特にクレとしてはダニ・オルモのテクニカル・シュートに期待。

日本代表もクソレフェリーにも負けずよく頑張っていてリスペクトします。 上田綺世のファンなので、彼が点を取ったのは嬉しい。ラ・リーガで活躍している久保の復活も祈っています。あり得ないとは思いますが、決勝でスペインvs日本という試合をみてみたい。

とりあえず6月30日のブラジル戦ですが、ネイマールは盛りを過ぎた選手ですし、ヴィニシウスはバルサのディフェンダーがだいたい止めているレベルの選手なので大丈夫です。バルサのラフィーニャの故障は私たちはがっくりですが、ブラジル代表としても困るでしょう。ブラジルは守備を今回は特に重視しているようなので、上田をうまくポストで使って、隙間を狙ってほしいと思います。

(画像はウィキペディアより)

 

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2026年6月24日 (水)

KDDIがとんでもない事態に

KDDI メールアドレス・パスワードを漏洩

KDDIは6月23日、ISP事業者向けに提供しているメールシステムが不正アクセスを受けたと発表しました
こちら

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漏洩の恐れがあるサービス

STNet:「ピカラ光サービス」、「ピカラモバイルサービス」「お仕事ピカラサービス」
KDDIウェブコミュニケーションズ: CPI
JCOM: 「J:COM NET」とケーブルテレビ事業者向けメールサービス
中部テレコミュニケーションの:「コミュファ光」「ビジネスコミュファ」
ニフティの「@nifty メール」 ← 私はこれ
ビッグローブの「BIGLOBE メール」

===============

@nifty からは「パスワードを変更してくれ しない場合はアドレスを消す」というお知らせが届いて、私自身も大変なことになっています。そのお知らせの内容がなかなか複雑でよくわかりません(お問い合わせはパンクしているそうです)。うまくいってくれればいいのですが...

漏洩したことはほぼ確実だと思います。うちの固定電話に早速(偽)KDDIから電話がかかってきて「今回値下げしましたので、次の電話で詳細を確認するのでいったん電話を切ってお待ちください」というのです。しばらくするとその電話がかかってきたのでいったん出て切りました

調べると新しいシステムにするのでルーターの交換が必要だと言って、工事の人がやってきてルーターを押し売りされるという段取りの詐欺だそうで、お気を付けください。なんて言ってもこれからどんどんその手の電話やメールが来て私が耐えられるかどうかわかりません

困ったことになりました💧

おそらくAIで脆弱性を検出して侵入したものと思われます
AIは非常に危険です ともかくいったん緊急に禁止にしてほしい
まずAIによる犯罪をくいとめる方法を警察が確立してからでないと、世の中がフェイクと詐欺と脅迫で埋め尽くされてしまいます

現在の警察はサイバー犯罪には無力です。あのアサヒビールのハッカーを逮捕できません

警察・市役所・裁判所・病院・銀行・郵便局・税務署・空港・新幹線・大企業 どれもハッキングされたら大変です

AIの問題とはずれますが、なんと陸上自衛隊はハッキングされていることに長い間気づいてなかったというから驚き
こちら

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2026年6月22日 (月)

続・生物学茶話304:オピオイドと受容体 その1.基本的メカニズムとバラエティ

ギリシャ語で「アヘン」を意味する言葉が opion で、「~のようなもの」を意味する言葉が -oid なので、オピオイドは日本語にすれば「アヘンのようなもの」ということになります。アヘンはケシの果実に含まれるアルカロイドがその実効成分です。ギリシャでは紀元前後からケシのシロップが麻酔剤として使われていたそうです(1)

ではなぜケシはそのような物質を合成しているのかという疑問がわいてきますが、それはやはりこの植物の実をたべようとする昆虫や動物にとって嫌な味、または毒だからでしょう。ヒトの場合苦くはないそうです。進化上保存されていることを考えると、ケシのような植物を好む昆虫や動物に有害であったに違いありません。これは可能性としては低いと思いますが、好んで食べさせて健康被害を起こし最終的に殺すというストラテジーもあり得ます。

ヒトの場合ケシの果汁は古代から鎮痛・鎮静作用が知られ、モルヒネ・コデイン・オキシコドンなどの薬物を抽出して医薬品などに用いてきました。しかし同時に習慣性や、濫用による健康被害も知られています(2)。しかしそれにもかかわらず、現在でもこれらの医薬は汎用されています。私も咳が出るときはコデインを含む薬を利用します。

これらの薬物の効果として最も一般的なのは鎮痛作用でありモルヒネやオキシコドンは癌性疼痛を和らげる用途で用いられます。これらの鎮痛作用はどのようなメカニズムを介しているのでしょうか? 脳科学辞典によると、1972年前後に多くの研究室でほぼ同時にこれらの薬物の受容体(=オピオイド受容体)が生体内に存在するという報告が行われました(3)。つまりオピオイド受容体は生体内におけるそれらの本来のリガンドが見つかる前に、薬物の受容体として発見されたということになります。

そして1992年には、その受容体はすべての真核生物が保有する膜7回貫通型Gタンパク質共役型受容体(GPCR)であることが明らかとなりました(4、5)。生体内における本来のリガンドもその後明らかになりつつあり、脳科学辞典などを参照して図304-1に一部をまとめておきます。医薬品としての外因性リガンドはこのほかにも多くの種類があり、日進月歩でもあります。

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図304-1 オピオイドリガンドと受容体  (ORL1はOPRL1と同義)

オピオイド受容体はGi/Go型の3量体タンパク質と結合しているいわゆる膜7回貫通型Gタンパク質なので、リガンド(オピオイド)が結合するとGタンパク質はαとβγに分離し、図304-2のようにシグナル伝達を行います(3)。さらにGタンパク質が離れたC末はリン酸化を介してβ‐アレスチンが結合し、独自のシグナル伝達を行うとともにエンドソームにとりこまれて内在化されたのち、受容体のリサイクリングや分解が行われます(3、6、図304-2)。

次回で触れるつもりですが、オピオイド受容体は免疫細胞にも強く発現しているので、その場合β‐アレスチンによるシグナル伝達が重要であると思われます(6)。

3042a

図304-2 オピオイド受容体の機能 この図は脳科学辞典「オピオイド受容体」の図をもとに製作したものです

つぎに内因性リガンドについてですが、調べていくとそれらは分子生物学の常識にかからない、とんでもないものであることがわかりました。例えば図304-3(7)をご覧になればわかるように、プロエンケファリンという長いペプチドのなかに、ごった煮のように多数の種類の異なるオピオイドリガンドの配列が含まれており、さらにオピオイドではない別機能の配列まで含まれているのです。これらは転写や翻訳の過程では個別の調節を受けず、親ペプチドのプロセッシングがおこなわれるかどうかによって世に出るかどうかが決められているという特殊な調節を受けます。

なぜこのようになったのか想像するのは困難ですが、C末メチオニン型のエンケファリンの配列は6個も親ペプチドに収納されています。そのほか黒線部分の配列はシンエンケファリンの部分を除いて、それぞれオピオイドとして機能します。確かにこれだけ多くの活性ペプチドが存在すれば、プロセッシングを実行するプロテアーゼの産生あるいは活性を調節することによってアナログ的なリガンドの調節ができるのかもしれません。もともと特にオールオアナッシングではまずかったのではないでしょうか。

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図304-3 プロエンケファリン

プロエンケファリンのような親ペプチドはほかにも3つあって、このことはこうした特殊な制御様式が偶然ではなく、オピオイドリガンドの合成に一般的に適していることが示唆されます。プロオピオメラノコルチンの親ペプチドからは、エンドルフィンやエンケファリンだけでなく、メラノサイト刺激ホルモン・リポトロピン・クリップなどオピオイド以外の多くの機能ペプチドが製造されることになっています。これらは機能的に連動して発現すべきものなのでしょうか? 

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フリッカーらはμκδに結合するリガンドの特性を比較するために3角グラフを作って説明しています(7、図304-5)。薬品として製造されたものは特異性が非常に高いものがあり、鋭角的な矢じり状の図形になっていますが、内在性のリガンドはそこまで特異性は高くありません。それでも一桁~二桁Kiが異なる場合はあるようです(図304-5)。

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図304-5 リガンドの特異性を比較するための3角グラフ

 

参照文献

1)佐川道夫 日本軍と阿片
https://nara9jyonet.com/document/jyukunen/nihongunahen.pdf

2)ウィキペディア:アヘン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%98%E3%83%B3

3)脳科学辞典:オピオイド受容体
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%AA%E3%83%94%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%89%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93

4)Evans CJ, Keith DE Jr, Morrison H, Magendzo K, Edwards RH. Cloning of a delta opioid receptor by functional expression. Science vol.258(5090): pp.1952-1955. (1992)
doi: 10.1126/science.1335167.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/1335167/

5)Kieffer BL, Befort K, Gaveriaux-Ruff C, Hirth CG. The delta-opioid receptor: isolation of a cDNA by expression cloning and pharmacological characterization. Proc Natl Acad Sci U S A. vol.89(24): pp.12048-12052. (1992)
doi: 10.1073/pnas.89.24.12048.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/1334555/

6)渡健治,黒瀬等 β‐アレスチンの生理定期機能 日薬理誌 vol.141,pp.53-54 (2013)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/141/1/141_53/_pdf

7)Lloyd D. Fricker, Elyssa B. Margolis, Ivone Gomes and Lakshmi A. Devi,Five Decades of Research on Opioid Peptides: Current Knowledge and Unanswered Questions., Molecular Pharmacology, vol.98, pp.96-108 (2020)
https://doi.org/10.1124/mol.120.119388
https://molpharm.aspetjournals.org/article/S0026-895X(24)01042-3/abstract

 

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2026年6月20日 (土)

クーシスト都響

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都響は今シーズンから、マエストロ・クーシストをアーティスト・イン・レジデンスという初めてのタイトルで契約しました。最初から常任指揮者で契約すればいいのに、万一人気が出なかった時のことを考えて、体面を気にしたのでしょう。今日はそのお披露目です。この前にラウタヴァーラの「光の天使」の演奏会もあったのですが、そっちは退屈な曲だと知っていたので、こちらにしました。

土砂降りです。雨大名の矢部様にふさわしいお天気です。ふたりの恰幅よき若い打楽器奏者が並ぶと絵になります。何か楽しいことが始まりそうな気がします。アーンド、久しぶりに鷹栖さん(オーボエ)が登場。若いころに比べると髪色も演奏アクションもずいぶん派手になりました。

タッローディの「キリン座」は本邦初演だそうですが、なかなか聴かせる曲です。作曲者ご本人もみえていました。ただやはり有能なメロディメーカーじゃないと思わざるを得ません。ほんとにクラシック音楽の作曲家には、覚えやすいメロディを作る人がストラビンスキー、ショスタコーヴィチ以来いません。

シベリウスの交響曲は深い彫琢のどっしりした演奏で、あのベートーヴェン交響曲第7番の演奏とはえらい違いです。非常に安心しました。

コントラバスの柴田氏がご病気でお亡くなりになったそうで、心よりお悔やみ申し上げます。

 

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2026年6月19日 (金)

山崎ハコ ヨコハマ

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1975年は中島みゆき、山崎ハコ、西島三重子というシンガーソングライターがデビューした、エポックメーキングな年でした。皆さん現在でもライブ活動をなさっているのはすごいと思います。

私が大学に通うために東京に出てきたとき、横浜は私の出身地である神戸と似たような町だろうと思っていました。ところが実際に行ってみると、繁華街・住宅地・工場からなる神戸とはちがって、当時の横浜はなにもないような淋しい場所が多いこと、町のど真ん中に広大な米軍基地があること、などかなり違った雰囲気の町であることに気が付きました。最大の観光地である山下公園の赤い靴はいてた女の子像も悲しげです。山崎ハコは第2の故郷である横浜の雰囲気を「ヨコハマ」でしっとり歌っています。私のお気に入りです。

若い頃は彼女のライブに何度か行ったことがあります。今でもライブの案内は来るのですが諸般の事情で行けません。残念です💧

プカプカ
こちら

気分を変えて
こちら

ララバイ横須賀
こちら

望郷
こちら1
こちら2

ヨコハマ(空気録音)
こちら

メンフィスまで(静止画)
こちら

サヨナラの鐘(サラウンド 静止画)
こちら

さすらい
こちら

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1979プロモーションフィルム
このフィルムがYouTubeにアップされているとは奇跡

こちら

・飛びます
・ヨコハマ
・水割り
・竹とんぼ
・ハーモニカ吹きの男
・気分を変えて
・心だけ愛して
・今日からは

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カバー 昔のハコの雰囲気がビシビシ感じられます
こちら

・たどり着いたらいつも雨降り(吉田拓郎)
・サボテンの花(財津和夫) 因幡晃とともに

こちら

横浜ホンキー・トンク・ブルース(エディ潘の作品)
こちら

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サヨナラの鐘
坂崎幸之助とともに
こちら

織江の唄
五木ひろしとともに
こちら

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AI:二丁目の子守唄
こちら

ミューズの晩餐
こちら

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インタビュー@ヨコハマ・パラダイスカフェ
ParadiseCafe-TV【Guest:山崎ハコ】2018年7月号
こちら

このブログの語源 ダージリン
こちら

 

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2026年6月18日 (木)

個人情報保護法改正案

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個人情報保護法改正案が衆議院でで可決成立し、今参議院でも可決されそうです。

これは病歴や障害、精神疾患の治療歴、犯罪被害歴などが、本人の許諾なく統計やAIの情報としてなら外部(すなわち官庁・会社など)に提供できるというもので、このような情報はたちまち漏洩するので、実際には全面公開に等しくなるでしょう。まそうじゃなくても多くの人が知ることになるので、私はさまざまな付帯条項などをつけて慎重にやるべきだと思いますが、自民党、日本維新の会、国民民主党、チームみらいなどは衆議院で賛成し、参議院でも修正に応じずそのまま可決成立しそうです。

これによって過去に行った犯罪歴、逮捕歴、感染症にかかったこと、性器の改変を行ったこと、精神科にかかった理由、宗教、思想信条、などなんでもかんでも統計やAIのためなら、警察や病院以外の第三者に提供できるということで、特にこのような情報は必ずといいっていいほど漏洩するので(一度漏洩したら取り返しはつきません)、きわめて危険な法案です。

やりすぎにも程がある(厚生労働省も深く心配している)
https://www.youtube.com/shorts/9Rgus90c1lU

個人情報保護法 改正法案の公表(牛島法律事務所)
https://www.ushijima-law.gr.jp/client-alert_seminar/client-alert/20260408appi/

長妻昭の国会質問
https://www.youtube.com/watch?v=IYeMsoIbglQ

このような法律をさっさと成立させようとしている政党
これらの政党の本質が露見しました

自民党、日本維新の会、国民民主党、チームみらい 💢


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2026年6月15日 (月)

ワールドカップ J vs オランダ

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ワールドカップ日本代表の試合を見ました。
オランダの得点は普通でしたが、日本の得点は2点ともツキがありましたね。

1点目は中村のシュートが前田に当たってゴール。2点目は小川のヘディングが鎌田に当たってゴール。

でもオランダのゴールを2点にとどめたのは、ガクポとフレンキーに二人づつつけて完封したことでしょう。われらのフレンキーも自由にプレーできたのは後半のアディショナルタイムくらいでした。オランダはパスの出所を抑えられたので、攻撃が単調になりました。特に久保が守備を頑張っていて、そのせいか歩けなくなって途中交代になったのが心配です。

スタジアムがオランダのファンで埋め尽くされていたのにはびっくりしました。この金権大会ですからね。オランダの方が日本よりずっとリッチなんだ・・・。

 

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2026年6月13日 (土)

Freecube ペパーミント・ブルー

1_20260613123401 https://www.youtube.com/watch?v=U_RlouXioTY&list=RDU_RlouXioTY&start_radio=1

大瀧詠一氏は筒美京平氏や弘田三枝子氏とともに、JPOP創始者のひとりです。
皆さん故人となってしまわれましたが、ペパーミント・ブルーは2025年に開催された第1回日本版グラミー賞で「最優秀国内リバイバル楽曲賞」を受賞したような名曲です。
こちら

しかし この曲はナイアガラサウンドではちょっと賑やかすぎるような気がしていたのですが、Freecube はウクレレサウンドで見事にこの曲を再現しました。素晴らしいと思います。

Freecube ペパーミント・ブルー (オリジナル:大瀧詠一)
こちら

Freecube  夢で逢えたら (オリジナル:大瀧詠一)
こちら

Freecube  悲しみのラッキースター(オリジナル:細野晴臣)
https://www.youtube.com/watch?v=IlailRg2Urs

大瀧詠一
https://asuneta.com/archives/43943

Freecube
https://www.freecube.org/

 

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2026年6月12日 (金)

AIペシミズム

私はIT技術者じゃないので何のことかわかりませんが、マスコミによるとアンソロピック社のAIミュソスはアンソロピック技術者が設定した閉鎖IT環境から、独力で脆弱性を見つけ出してハッキングを行い、インターネット環境に脱出したという恐るべきものらしいです。そしてわずかな時間で誰も知らなかったLinuxの脆弱性を発見したとのこと。

Ai1

アンソロピックの創業者兄妹

アンソロピック社はあまりにこのAIは有能すぎるので一般公開はしないそうです。しかし同等のソフトは他社も近いうちに開発するだろうということで、世界は重大な危機に直面しています。日本の金融庁も金融機関に早急な対策を要請していますが、そんなことを言われても対策することなんてできるのでしょうか? すべての会社や個人の銀行口座やクレジットカード番号がオープンになってしまうのではないでしょうか?銀行からお金が消えてしまったら、戦争やりたくてもできないだろうということでいいことかもしれませんが、まあどうにかして回避するんでしょうね。いたちごっこかもしれません。

ヒズボラはジャミングやアイアンドームを回避するため、何キロもの長さの有線のコード付きミサイルを開発したそうです。ハイテクに対抗するにはローテクが有効です。庶民はもうネット決済などやめて、ひたすら箪笥から現金を持ち出して使うのが正解になるかもしれません。

でもそんなことは単なる入口に過ぎず、AIはどんどん人間を駆逐して独自の世界を構築しようとするのではないでしょうか? 米国ではもう大量の解雇が始まっているようです。アンソロピックはAIの開発を一時中断しようとまで呼びかけているようですが、資本主義社会では株主に不利な決断は基本的にできませんから、中断することなんてできるわけがありません。政府が法律でやめさせるしかありません。それも国際的な合意形成ができなければ不可能でしょう。

私がそれで思い浮かべるのは糠南駅です。

Ai

ひろき氏の YouTube 鉄道Channel
https://www.youtube.com/watch?v=X3jzlcf-SBY&t=400s

この駅があるのは道北の幌延町で、原子力に関心がある人なら知っていると思いますが、核のゴミを捨てる方法を研究している施設がある町です。面積は広大な街ですが、駅はどんどんつぶされ、人はいなくなり、残された糠南駅は誰もいない駅だけが町の寄付で維持されています。駅舎はヨドコウが寄付した物置です(トイレはない)。この駅の周りには何もなく、原野が広がるばかりです。

国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター
https://www.jaea.go.jp/04/horonobe/

AIが支配する社会では人はどんどんいらなくなり、人口の減少によって全国の標準的な景色がこのようになっても不思議ではありません。早いですよそうなるのは・・・。人がいないのでもちろん熊やイノシシは出放題。そのうち野犬が群れを成して荒野を支配するのでしょう。

私の意見としては、AIは概ね学問・科学技術と芸術・エンタメの世界でだけ許可するのが正解のように思います。日本だけでもいいからなるはやでそうしてほしい(もちろん国際的な取り決めができればそれにこしたことはありませんが)。そのために必要なのは食料とエネルギーを自国でまかなえるようにすることです。イラン戦争はチャンスかもしれません。日本の法律で国内企業を規制したために会社がつぶれて、輸入品に頼るようになったら元も子もありません。

ともかく最初にやってほしいのは、会社・公共機関・役所に電話をかけたら必ず人が応対に出て案内・取次をやるように法律で決めてほしい。このままだとあっという間にすべてAIの対応になってしまいます。そうなったら便利になることもあるでしょうが、らちが明かないことは徹底的に明きません。カフカの「城」の世界です。

 

 

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2026年6月 9日 (火)

続・生物学茶話303:低分子量Gタンパク質 Ras その3

今回は脳神経系とは少し離れますが、Rasファミリーは生命現象の根幹を担うタンパク質群ということで、 García-España and Philips(1) の研究の跡をたどってやや詳しく扱ってみようと思います。

まず有顎魚類出現以前からいる生物の現存種はどのようなRasをもっているのでしょうか? 無顎魚類のヌタウナギやヤツメウナギは KRas4B と HRas という2タイプのRasだけを保持しています(図303-1)。脊椎動物(当時は魚類)は約5億年前に2回の全ゲノム重複を経験しました(2)。この過程で新しいタイプの NRas ができたと思われます。KRas4A は KRas4B の第3イントロンに NRas の第4エクソンが移転するすることによって生じました(2)。したがって Kras4A はこの2回の全ゲノム重複と直接的な関係はないと思われますが、それでもなんらかの関連がある可能性はあるかもしれません。その結果古い時代からある KRas は KRas4B と呼ばれることになりました。ここでも KRas4A が出現する以前の KRas も含めて KRas4B と呼ぶことにします。

なぜ 4B なのかといえば、それは第4エクソンの違いを 4A 4B と表現したため、それがそのまま分子の名前になったからです。現存の脊椎動物はすべて有顎魚類から進化したので、KRas4A・KRas4B・HRas・NRasの4種類がすべての脊椎動物に継承されています(図303-1)。哺乳類・鳥類・無顎類以外の現存脊椎動物は、その4種類に加えてKRasBLというKRas4Bと類似した分子種を持っています。KRasBLの起源はまだわかっていませんし、なぜKRasBLが哺乳類と鳥類にはないのかも明確ではありません(1)。

3031a

図303-1 脊索動物・棘皮動物のRas C末領域アミノ酸配列の比較

すべてのRas分子はC末にHVR(Hypervariable region)をもっていますが、この部分はどんなアミノ酸でも良いというわけではもちろんなくて、この部分のバラエティーによって、Rasの機能的多様性が担保されています(3)。

Rasはすべて膜に結合した形で機能するのが特徴で、古来からあるKRas4BはC末から4番目のシステインのパルミトイル化(4)と、そのN末側に位置するポリリジン領域の存在によって膜への結合を実現してきました。ポリリジンは親水性ですが、細胞膜は常にマイナスに荷電しているので膜に結合するためにアンカーとして使えるのです。このような構造はすべての脊索動物で維持されいますし(図303-1)、そればかりか単細胞生物に至るまで同じ方式です(図303-3)。

しかし KRas4B の次に古い HRas ではその状況が一変します。たとえば HRas を持つ現存最古種のヌタウナギでは KKKKKRS が EDNGGGC に代わっていてむしろ酸性領域になっていますが、右端のC(システイン)がキーで、ここをプレニル化(5)することによって膜への結合を実現するという KRas4B とは異なる戦略に変化しました。そのような戦略の変化はすべての脊椎動物に引き継がれています(図303-1)。このような変化のなかでもC末から4番目のシステインがパルミトイル化されるという方式は不変で維持されました(図303-1)。

脊索動物におけるRasの変遷をまとめると図303-2のようになります。頭索動物(ナメクジウオ)や棘皮動物は KRas4B しか持っていなくて、これは驚くべきことに単細胞生物と同じです(図303-2、図303-3)。尾索動物ではまだみつかっていないらしく、なかったら大変ですがそのうちみつかるでしょう(図303-2)。

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図303-2 脊索動物におけるRas分子種の変遷

軟骨魚類と四足動物は2回、硬骨魚類は3回の全ゲノム重複を経験していますが、KRasBL は軟骨魚類(サメ・エイ)にもあるそうなので、3回目の全ゲノム重複は KRasBL の出現には関係していないようです。鳥類や哺乳類は KRasBL を持っていません。 理由は不明です。García-España and Philips の論文には爬虫類に関する記載がないので、さらなる調査が必要でしょう。

単細胞生物においてもC末から4番目のアミノ酸がシステインであることは同じであり、隣接して萌芽的なポリリジン領域も存在すると考えられていますが生物によってアミノ酸配列にはばらつきがあります(図303-3)。一方この領域に隣接するGドメインの領域は非常に保存性が高く LVREIR という配列はアメーバからヒトまで同じです(図303-3)。

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図303-3 単細胞生物から脊索動物に至るまでのRasの変遷

Ras分子Gドメインアミノ酸配列(N末から1~166残基)の生物進化過程における保存性は極めて高く、ヒトとの類似性は脊椎動物では93~100%、非脊椎動物では80~91%、単細胞真核生物でも72~80%です(1)。特にGTP・GDPとの結合にかかわるスイッチIとスイッチIIの領域(6)は強く保存されています(図303-4)。

N末から31~42番目残基間の EYDPTIEDSYRK という配列は、NCBIのプロテインデータベースによれば、今まで報告されているすべての生物間で保存されているそうです(1)。また59~72番目残基間の AGQEEYSAMRDQYM という配列も、ごくわずかな例外を除いて、すべての生物間で保存されています(図303-4)。その他の部分も刺胞動物以降はほとんど差がなく強く保存されています(図303-4)。単細胞の真核生物はおそらく15億年前には存在していたと思われるので(7)、まさに15億年もの間保存されているという配列です。

真菌(きのこ・カビ・酵母など)のゲノムは彼ら独自の全ゲノム重複(8)の結果、ゲノムに大きなバラエティーが発生し、図303-4でも特に他の生物とは異なるアミノ酸配列となっています。

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図303-4 Ras Gドメインアミノ酸配列の15億年前からの保存

García-EspañaとPhilipsはHVRやイントロンの解析を進めて、図303-5のようなRas分子進化のまとめを行っています(1)。5億年くらい前に原始的な魚類において全ゲノム重複がおこり、魚類は KRas4B系 と HRas系 の2種類のRasを持つことになりました。棘皮動物はそれ以前に魚類と分岐したためずっと現在に至るまで Kras4B系 のRasだけを持つことになります。この分子はカンブリア紀には棘皮動物と魚類でほとんど同じだったと思われますが、その後魚類における KRas4B系 の分岐がおこって KRasBL や lancelet1 などのバラエティーができました。棘皮動物は魚類ほどバラエティーに富んだ子孫をつくれなかったこともあり、現在に至るまで KRas4B のみの系統を保存して使っているわけです。

一方魚類は KRas4B系 のバラエティーのほか、HRas系分子は NRas系 を分岐し、さらに KRas4B系遺伝子とのハイブリッドである KRas4A を分岐しました。分子系統樹的に言えば KRas4B 系統は脊索動物以外のすべての動物も持っている太い幹であり、HRas 系統は脊索動物だけのための細い枝ということになります。

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図303-5  脊索動物および棘皮動物におけるRasの分子進化

 

参照文献

1)García-España A, Philips MR. Origin and Evolution of RAS Membrane Targeting. Oncogene., vol.42(21): pp.1741-1750 (2023). doi: 10.1038/s41388-023-02672-z.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10413328/

2)沖縄科学技術大学院大学 研究関連ニュース 魚類ゲノム進化3億年の謎に迫る
https://www.oist.jp/ja/news-center/press-releases/22387

3)続・生物学茶話302:低分子量Gタンパク質 Ras その2
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/05/post-a1ccfa.html

4)ウィキペディア:パルミトイル化
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%8C%96

5)Wikipedia: Prenylation
https://en.wikipedia.org/wiki/Prenylation

6)続・生物学茶話301:低分子量Gタンパク質 Ras その1
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/05/post-3e3aaa.html

7)長谷川政美 僕たちの祖先をめぐる15億年の旅
https://www.kagakubar.com/mandala/mandala19.html

8)ゲノム世界真菌データ:シンテニーパート
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=202402259714274073

 

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2026年6月 8日 (月)

谷川萌々子 ザ・ファンタジスタ

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from instagram

谷川萌々子さんはファンタジスタです。私が思い浮かべるのはロナウジーニョですね。
ボールを持っていないときも、自分がパスすべき選手の位置をいつもみています。
もちろんシュートの技術もすごいと思いますが、ピッチを俯瞰しているようなすごさを感じます。

情熱大陸に出ていて、好きなポジションを選んでいいならどこで出る? と訊かれて彼女は「センターバック」と答えました。理由は全体が把握できるからだそうです。

もちろん彼女をDFにするのは、ロナウジーニョをDFで使うのと同じく馬鹿げたことですが、トップで使うのももったいないです。

この番組で一番印象的だったのは、あるベテランのチームメイトが「もう年を取ってこのままやっていても楽しいことはないと思っていたけど、彼女が入団してからまだまだ楽しいことができることがわかった」という意味のことを話していたことです。

そう ここにパスを出してくれってときに球がきますからね。

彼女が所属するFCバイエルンフラウエンは、バルサ女子と比べるといまいちテクニックとアジリティーに劣る印象を受けたので、これからの向上を期待しています。

Momoko Tanikawa: The Bayern Wunderkind
https://www.youtube.com/watch?v=RhLBmoBnFZA

Control, nutmeg and finish!
https://www.youtube.com/shorts/2AffeO5p3L4

vs. ManU
https://www.youtube.com/shorts/rcP7mQKn8P

Best player
https://www.youtube.com/shorts/1V5ShT5NbnY

南アフリカ女子代表戦
https://www.youtube.com/shorts/3XSHrgwzFVY

谷川 萌々子 25/26シーズン 全ゴール&アシストまとめ
https://www.youtube.com/watch?v=3osNA0RExRM

==========

谷川萌々子を擁するバイエルン・フラウエンが今夏来日!
7月25日に『NACK5』で大宮と親善試合実施
https://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20260520/2161659.html

 

 

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2026年6月 4日 (木)

宿題をやらない生徒は教室の外で立っていろ

こちら

伊佐真一もバカにされたものです

私が小学校4年生のとき

先生が宿題の答えをさせようと生徒に質問したのですが答えなかったので、宿題をやってこなかったひとは立って教室の隅にあつまりなさいと命じたのです。そうしたら20人くらいやってない生徒がいて、それをみて先生(若い女性)が泣き出して教室を退出し、学校の応接室に鍵をかけてとじこもってしまったのです。それで私が代表でドアの前でごめんなさいとあやまって、その後何時間か経過してようやくでてきてくれたんですね。そんなことを思い出しました。

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2026年6月 3日 (水)

国旗損壊罪

第九十四条の二 日本国に対して侮辱を加える目的で、国旗を損壊し、除去し、又は汚損した者は、二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。

↑こんな法案の審議が始まろうとしています

国旗をパロディにするのはいけないのかな?

たとえば

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自衛隊グッズ(ワッペン)


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赤瀬川原平 赤瀬川原平の冒険 ー脳内リゾート開発大作戦ーに収録


ウィキペディアによれば、日の丸が最初に国家のシンボルとして使われたのは徳川幕府の咸臨丸らしいです

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しかしこの船尾の方の旗をよくみると、バックは白の無地ではなく何かのデザインがあるように思われます(画像をクリックして拡大してみてください)

鳥羽伏見の戦いで政府軍は錦の御旗(*)を掲げて戦いましたが、幕府側は日の丸を掲げて戦いました つまり日の丸は賊軍の旗だったわけです
こちら

現在の日の丸が正式に国旗となったのは1999年に国旗国歌法ができてからです

私の考えでは丸が太陽を意味するなら、バックは当然空でなければならないので白ではなく青色です

それが理由ではなく、むしろソメイヨシノが咲く国に誇りを持ちたいという意味で丸はピンク バックは周りが海なので青色ということで

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というのが、私が推奨するデザインです

 

 

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2026年6月 2日 (火)

コーヒーの花とサマータイム

手のひらサイズのコーヒーの苗木を7~8年前に買ってきてベランダで育てていました。4年たっても花をつけないのでがっかりしていたら、そのうち葉が病気になって枯死寸前になってしまいました。病気の枝を全部切っていったん1/10くらいのサイズにして、再生したのが今の木です。それが今年盛夏のような暑い6月1日ついに花をつけました。

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ほのかに漂う甘い香り(もちろん挽いたコーヒー豆の香りではありません)

けだるい日差しの中で、ガーシュウインのサマータイムが頭の中で流れてきました。私が生演奏でこの曲を聴いたのは、ずいぶん昔の山崎ハコさんのライブでだけです。彼女はこの曲が好きだったのか「サマータイムが聞こえる」という曲を自作して歌っています。

ガーシュウインがこの曲を作ったのは100年以上前のことで、彼のオペラの中では女性の奴隷が歌う子守歌です。レイジーな雰囲気・・・幸福感。

夏になれば豊かになれる、魚は跳ねて、綿の木は伸びる。父さんは金持ち、母さんはきれい。だから坊や、泣くのはおよし… (ウィキペディアより)

Janai Brugger メトロポリタン歌劇場 (ガーシュウインのオリジナル)

Audra McDonald

Golda Schultz

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Lana Del Rey

Natalie King

Molly Colbourne

Ella Fitzgerald

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サマータイムが聞こえる 山崎ハコ (静止画)

 

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2026年5月30日 (土)

都響 2000年生まれの指揮者とともに

冬は嫌い 夏が好き な私です。
団地の植え込みはやまぶきが元気よく咲いています。

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フィルとベティ(イソヒヨドリ)はいなくなりましたが、おそらく彼らは今年繁殖に成功したらしく、子供たちをみかけるようになりました。人間には全く慣れていないので、写真撮影はなかなか難しい。チャレンジしようとは思っています。

雲一つない快晴の空、新橋からバスに乗ってアークヒルズへ。
このルート身障者には楽です。ただし帰りには使えないと思います。
渋谷から来る人には便利かも。
土曜日のマチネは水内庵で昼食をとれるからうれしい。
今日の目玉は務川・児玉の名人芸と思っていました。
チケット完売です。

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ショスタコーヴィチの曲は礼賛する人もいますが、私はB級だと思います。
やはりチャイ5は圧倒的です。

マエストロ・ダビデュクはさわやかに晴れ上がった夏の日に吹く強い南風のような演奏。サウンドもニュアンスも、とても19世紀ロシアの曲とは思えない新鮮な解釈でこの曲を聴かせてくれました。
何と2000年生まれ・・・ 🌀 。

都響もこの21世紀生まれの天才指揮者のイメージを実現するべく頑張りました。指揮者は特にサトーミチヨさんのクラリネットがお気に入りのようでした。

団員に賛辞をささげるマエストロ・ダビデュク

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マエストロアンコールでのダビデュクさん
私は30年くらい決まった貧民席で都響の演奏を聴いていますが
こうやって反対側にも挨拶してくれると恐縮します。

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2026年5月29日 (金)

続・生物学茶話302:低分子量Gタンパク質 Ras その2

Rasタンパク質の構造は301の冒頭でも学習しましたが(1)、ここでは少し詳しくみていきます。Rasファミリーは150種類以上の低分子量Gタンパク質からなる巨大なタンパク質群で構成されています。サブファミリーとして Ras、Rho/Rac、Rab、Arf、Ran があります。これらすべては図302-1のような分子構造でまとめられます。

赤い部分はGTP・GDPの結合に関与すると同時に、GAP(GTPase activating protein)による制御をうけ(斜線部)、さらにMAPキナーゼカスケードやP13Kカスケード(1)を起動するために必要な最重要領域です。緑色はGTP・GDPが結合する領域、網目はGEF(GDP/GTP exchange factor)の制御を受ける部位です。ファミリーに所属する多くのタンパク質のアミノ酸配列の中でも、特に保存性が高い部分は下線つきのアミノ酸配列です(2、図302-1)。

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図302-1 Rasタンパク質の1次構造とドメインの配置

C末の灰色の部分は Hypervariable Region と呼ばれていて特にアミノ酸配列のバラエティに富んだ部分です(図302-1)。例えばヒトの場合Rasタンパク質は4種類ありますが(H-Ras N-Ras K-Ras4A K-Ras4B)、それぞれ極めて類似性の乏しい配列となっています(図302-2)。ただし後で出てきますが、他の動物にも H-Ras N-Ras K-Ras4A K-Ras4B のそれぞれに類似した配列のタンパク質が存在する場合があるので、必ずしも進化的に保存性が低いとは言えません。またC末から4番目にはファルネシル化またはゲラニルゲラニル化されたシステインがあります。

おそらく膜に結合するするためには、C末から4番目だけでなく近傍のシステインがパルミトイル化されることによって疎水性が補強される必要があると思われます。パルミトイル化されるシステインは青色で記してあります(図302-2)。ただし K-Ras4B にはその代わりにリジン(K)リッチな強い塩基性領域があります。これらのことから Hypervariable Region といっても、自由な配列が許されるわけではなくて、機能によってそれぞれの分子種ごとにある程度決まった配列を持つべきものと考えられ、Ras機能の多様性と直結するものと思われます。

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図302-2 Hypervariable Region の配列と修飾

K-Ras4A と K-Ras4B はそれぞれ151番目からC末までのアミノ酸が、エクソン4Aによるものか、それともエクソン4Bによるものか・・・のオルタナティブスプライシングによってできた2種類の分子種です(3、図302-3)。H-Ras および N-Ras の遺伝子については、K-Ras4B の場合と同様、150番より前と151番より後のエクソンの間には長いイントロンがあります(図302-3)。

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図302-3 Ras遺伝子とタンパク質

タンパク質の機能を知るうえで、その遺伝子のノックアウトマウスを作成して調査することは必須です。ただRasファミリーは前記のように150以上の種類があり、ダウンストリームでもMAPキナーゼやP13Kカスケードをはじめとして重複する部分があって、他の類似分子種の機能を代替するようなプロセスがからまりあって、一筋縄ではいかないような印象を受けます。

ですから K-Ras のノックアウトマウスが心臓の形成不全により胎生致死であることは衝撃的です(4、5、図302-4)。しかし少し考えてみると、低分子量Gタンパク質分子群が細胞の増殖や分化のスイッチであるわけですから、その発現に時間的・空間的特異性があっても不思議ではありません。

K-Ras が全く発現してない状態では H-Ras、N-Ras はレスキューできないということですが、K-Ras(-/-)であっても、ヒトプロト型H-Ras遺伝子を導入したトランスジェニックマウスは正常に発生することが知られています(5、図302-4)。このトランスジェニックマウスではH-Rasの発現が増強されているようなので(6)、要は2~3倍の発現があればレスキューできるようです。

K-Ras が正常であっても、H-Ras および N-Ras ダブルKOマウスは出生前後に死亡する個体が多く、成体まで生きる個体は極めて少ないと報告されています(7、図302-4)。またK-Ras(+/-)マウスは正常に発生しますが、さらに N-Ras または H-Ras 遺伝子のどちらかがノックアウトされている場合胎生致死となります(8、図302-4)。

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図302-4 Ras遺伝子のノックアウトマウス

このようにRasアイソフォームは互いにレスキューできるかできないかが微妙な遺伝子発現の量に依存しているようです。もちろん致死かどうかという大雑把な問題の先には、脳がどのようなダメージを受けるかとか、発がんの確率がどう変化するかとか、そのほかあらゆる臓器に関係がありそうなさまざまな課題が残されています。

そもそもRasをはじめとする低分子量Gタンパク質は、細胞の増殖や分化という生命現象に本質的に重要な現象を担う物質なので、細かく役割の特異性が割り振られているはずで、簡単に他の因子で代替されては発生分化・形態形成のプログラムが破綻します。メカニズムが似ていて作業プロセスもオーバーラップがあるにもかかわらず特異的な役割を担うという、特別な地位にあるのがRasファミリーのタンパク質群です。

Rasの遺伝子に変異があって発現が低下した場合は前記したノックアウトマウスの結果に準じた状態になりますが、逆に変異があるためにGTPと結合したままになって、いわゆる gain-of-function の状態になるとその遺伝子は暴走し制御できない細胞増殖がおこって組織は破壊され、がんが発生することが予想されます。実際ヒトのがんの25%近くにRasの変異がみられます(9)。がんの発生部位によって、変異がみられる遺伝子の種類も異なることがわかっています(図302-5)。KRas・NRas・HRasそれぞれが働く場所が決められていることがよくわかります。ちょっと驚くのは膵管腺がんのほとんどはKRasの変異に起因するものであることが示されていることで(図302-5)、がんという病気に対するイメージが少し変わりました。

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図302-5 様々な“がん”にみられるRasの変異

多くのがんの原因がRas遺伝子の変異による gain-of-function にあるということは、変異があるRas遺伝子の活動を制御すればがんの治療が可能だということですが、これが最近までうまくいってなくて、Rasは「“Undruggable”なタンパク質 」といわれてきたそうです(10)。それでも最近ではセツキシマブなどの新薬がテストされているそうで、期待はできそうです(11)。

 

参照文献

1)続・生物学茶話301:低分子量Gタンパク質 Ras その1
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/05/post-3e3aaa.html

2)Esther Castellano and Eugenio Santos, Functional Specificity of Ras Isoforms: So Similar but So Different., Genes and Cancer vol.2(3): pp.216-231 (2011)
doi:10.1177/1947601911408081
https://digital.csic.es/handle/10261/60325

3)Antonio García-España and Mark R. Philips, Origin and Evolution of RAS Membrane Targeting., Oncogene., vol.42(21): pp.1741–1750 (2023) doi:10.1038/s41388-023-02672-z
https://www.nature.com/articles/s41388-023-02672-z

4)Koera, K., Nakamura, K., Nakao, K. et al., K-Ras is essential for the development of the mouse embryo. Oncogene vol.15, pp.1151–1159 (1997).
https://doi.org/10.1038/sj.onc.1201284
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9294608/

5)饗場篤 rasノックアウトマウスを用いた新規のRasシグナル伝達機構の研究
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-10480197/

6)常松令 マウス肝臓癌発生におけるH-ras遺伝子の役割についての検討
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-07770387/

7)Fuentes-Mateos, R., García-Navas, R., Fernández-Infante, C. et al. Combined HRAS and NRAS ablation induces a RASopathy phenotype in mice. Cell Commun Signal vol.22, no.332 (2024). https://doi.org/10.1186/s12964-024-01717-4
https://link.springer.com/article/10.1186/s12964-024-01717-4#citeas

8)市瀬広武 がん遺伝子 H- N- K-ras 多重欠損マウスを用いた Ras の生体機能の解析
東京大学大学院農学生命科学研究科 学位論文(1999)
https://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=114441

9)G. Aaron Hobbs, Channing J. Der Corresponding Author, Kent L. Rossman, RAS isoforms and mutations in cancer at a glance., J Cell Sci, vol.129 (7): pp.1287–1292. (2016)
https://doi.org/10.1242/jcs.182873
https://journals.biologists.com/jcs/article/129/7/1287/56285/RAS-isoforms-and-mutations-in-cancer-at-a-glance

10)杉本渉 がん悪性化を惹起するRASシグナルに対する制御法の探索と解析 学位論文(2022)
https://konan-u.repo.nii.ac.jp/records/4382

11)平川晃弘、浅野淳一、佐藤宏征、手良向聡 マスタープロトコルに基づくがん臨床試験
計量生物学 vol.39, no.2, pp85-101 (2018)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjb/39/2/39_85/_pdf/-char/ja

 

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2026年5月26日 (火)

私といつも共にあるチキチータ サラとミーナ

Imga-7

Shut Up & Kiss Me! 渾身のチキチータ
ふたりでじっくりと歌いこんでいて素晴らしい

Chiquitita=little one オリジナル:ABBA

こちら

チキチータ
あんた暗いよ どうしたの
ひとりでうつむいて
明日への希望が見えない

そんなあんたをみるのはつらい
隠す必要はないのよ
私にはわかる
塞ぎ込んでいるように見えるよ

ねえ本当のことを話して
私の肩で泣いていいのよ
だって親友だもの

自信満々に見えたあんただけど
今は落ち込んでるのね
ずたずたの心を私に縫わせて

痛みはいつか去り
傷はいえるのよ

また踊るのよ
悲しみに沈んでいる時間なんてなくなるわ

私も一緒に泣いている
でも太陽はいつも空から私たちを照らしてくれる
もう一度 前のように 歌を聴かせて

新しい歌を歌って チキチータ
前みたいにさあ

壁が崩れて
あんたの愛はろうそくみたいに吹き消された
どうしようもないよ

ねえ本当のことを話して
隠す必要はないのよ
私にはわかる
塞ぎ込んでいるように見えるよ

新しい歌を歌って チキチータ
前みたいにさあ

---------------------------

one more song

Despacito ゆっくりと
オリジナル:ルイス・フォンシとダディー・ヤンキー

エロチックに女性にせまっていく歌(内容は想像する通り)

あちら

Shut up and kiss me! 
スペイン語ネイティヴだと思います

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2026年5月25日 (月)

ワールドカップの足音がきこえる

私はDAZNに加入していなので Jリーグの試合を見ることはありません

というかバルサの試合と放映されれば日本代表の試合しか見ません

なので本来ならスペイン代表を応援すべきなのですが、日本代表の試合を見ているうちに上田綺世君のファンになったので、ワールドカップでは日本代表も応援したいと思います。

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日本代表 上田綺世(ウィキメディアコモンズより)

Lamine_yamal

スペイン代表 ラミネ・ヤマル(ウィキメディアコモンズより)

 

スペイン代表のメンバーをみて驚きました。レアル・マドリーの選手がみあたりません。下部組織の選手育成を怠った結果か?

同じマドリーでもアトレチコは大勢の選手を送り込んでいます

もうレアル・マドリーはスペインを代表するチームではありません

スペイン代表

FW:

ラミネ・ヤマル(バルセロナ)
ダニ・オルモ(バルセロナ)
フェラン・トーレス(バルセロナ)
ミケル・オヤルサバル(ソシエダ)
ニコラス・ウィリアムス(ビルバオ)
ボルハ・イグレシアス(セルタ)
ビクトル・ムニョス(オサスナ)
ジェレミ・ピノ(クリスタル・パレス)

MF:

ガビ(バルセロナ)
ペドロ・ゴンザレス(バルセロナ)
ファビアン・ルイス(パリSG)
マルティン・スビメンディ(アーセナル)
ミケル・メリノ(アーセナル)
ロドリ(マンチェスター・シティ)
アレックス・バエナ(アトレチコ・マドリード)

DF:

エリック・ガルシア(バルセロナ)
パウ・クバルシ(バルセロナ)
アレックス・グリマルド(レバークーゼン)
ペドロ・ポロ(トッテナム)
マルク・ククレジャ(チェルシー)
マルク・プビル(アトレチコ・マドリード)
マルコス・ジョレンテ(アトレチコ・マドリード)
エメリク・ラポルト(ビルバオ)

GK:

ジョアン・ガルシア(バルセロナ)
ウナイ・シモン(ビルバオ)
ダビド・ラヤ(アーセナル)

日本代表のメンバーを見ての驚きは、なんとJリーガーは長友とGK2人のみ

いつから日本はこんなサッカー後進国になったのでしょうか?

 

 

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アルニカ わが街

ウィザードリー8は古いある種のレジェンドRPGですが、今でも Steam にアクセスすれば1000円くらいで好きなだけプレイできます。

https://steamcommunity.com/

https://morph.way-nifty.com/grey/2024/05/post-74c88d.html

最初の街アルニカに到着するまでの労苦は並大抵ではありません。ですからここ↓にたどり着くと本当にホッとします。

Wiz1a

この街にはいろんな人間味豊かな人々がいてイベントもたくさんあり、出発点の街とはいえ、もうこの街から外に出たくないほどです。難点といえばドローンやロボットがうろついていて、下手をするとこちらが全滅しかねないことですが、パトロール隊や武闘僧侶が助けてくれることもあります。

〈おもな住人〉

アントン(武器の製造直売):最大の敵対種族ラパックスですが、彼は種族なんて無関係に暮らしている職人で、誰にでも武器の売買をしてくれますし、素材をもっていけば注文製造もしてくれます。

ヘリ(旅館とバーの経営者):ここで飲酒したり宿泊したりできますが、アイテムの販売もやっています。バードのいないクルーだと楽器を買ってくれるのが有難い。いろんな噂話も聞けます。

アンナ(商店主):釣り人のための船を出す商売していましたが、ならず者たちにひっくりかえされ、商店をやっています。最初に行ったときには多分へビー・クロスボウが目玉商品で、是非買っておきたい。あと電池も。昔パトロール隊のトラメインの愛人だったようです。

トラメイン(パトロール隊長):とても重要な話をしてくれる好人物。年寄なのでもう夜の役にはたたない。

ブラフィット(僧侶):寺院を守っている。主として僧侶のための魔法アイテムを売ってくれますが、一番有難いのはマナを回復してくれるポーションがあること。

ロラック(銀行員):そっけない感じの対応ですが、銀行の地下でのイベントで素晴らしい武器をゲットできます。

マイルス(盗賊):仲間になってくれるキャラ。 有能ですが、私の趣味でアルニカの街の外まで連れ出したことはありません。よくしゃべります。

ヴィ・ドミナ(ヴァルキリー):仲間にできるキャラ。ラスボスとも言えるサヴァントと行動を共にしたこともある女性で、街ではあまり信用されていないようですが、私はこのキャラが気に入ってて、邪道ですが最後まで連れて行ったことがあります。

etc.

 

パトロール隊とアルニカの街(ヘリのバー・旅館)

Wizhelia

絵はエルアキさんのサイトのものを改変して使わせていただきました。
御礼申し上げます。

私の足元でまったりとするサラとミーナ

P4220357a

お前たちはプレイできなくて残念

でも実は❗
必ずミーナはガジェッティアー、サラはビショップで同行しているんだよ。

私はいつもプリーストね あとファイターは真希

 

 

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2026年5月22日 (金)

ナフサ製品はどんどん欠乏するんだと思う

さなえはどうして「ナフサは十分あります」なんてこと言ったのか

まったく意味が分かりません

だんだん欠乏してくるのでなんとか代替品をみつけてがんばりましょう

政府も頑張ります ・・・ って言えばいいのに

この責任はネタニヤフとトランプにあることは誰でも知っているので

総理を責める人はいませんよ

-----------------------

私は農業には疎いのでよく知りませんでしたが

これがなくなると大変だそうです

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(モノタロウの通販サイトより)

この穴から苗が出るようにすると、良い苗ができるそうです

これはナフサから作られるものらしく、これがないと野菜の

収量ががっくり落ちるとのこと

野菜だけじゃありません

魚は重油がないと漁船が動かないのでとれません

夏は空調ないと鳥は卵をうみません

食べ物がなくなるんだ
えーっ💦

ゴミ袋がなくなると困るとこのブログにも書きましたが、それは何か月か先の話だと思っていたら、なんともう困っている自治体があるそうじゃないですか
えーっ💦

ガソリンの備蓄は多少あったとしても、エンジンオイルがなくなると車が動かなくなるので、鉄道を廃線にされてバスしかないところの人は移住しないといけなくなります

だいたい物流がなくなると いったいどうなってしまうんだろう???

辞めたら解決する問題ではありませんが こんな国家存亡の危機のときに 誹謗中傷で総理になったうえに嘘まみれのビッチが最高指導者ではどうしようもないでしょう 最低でも官僚の信頼を得られるような人物が総理をやらなくては

 

 

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2026年5月20日 (水)

シューズボックスで昼寝をしようとしましたが

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やっぱりサイズ的に無理だったねミーナ

残念 🌀

私の場合 靴屋でサイズの合った靴をみつけるのは至難の技です
まず24.5cmなので男性用は選択肢が非常に少なく
しかも甲高なので形に合う靴がみつかりません
女性用の棚を探すことも普通です

数年前にイオンでぴったりの靴をみつけましたが、
それは中国製の女性用リハビリシューズでした
今でも近所のスーパーやイオンに行くときには使っています
同じ商品はもう売っていません

さすがに靴を通販で買うのは勇気がいりますねえ
失敗したこともありますし

靴と言えば このジャケットを思い出します

Alizee

J’en ai marre!
こちら1

Moi Lolita
こちら2

Tempete
こちら3

 

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2026年5月17日 (日)

Naru & ぷりん 「歌姫」

Naru

Naru & ぷりん 「歌姫」 (オリジナル:中島みゆき)
こちら

淋しいなんて 口に出したら
誰もみんな 疎ましくて逃げ出していく

そう・・・
口に出したらみんな逃げ出していきそうなせりふは
他にいくらでもありそうです

「あいつが嫌いだ 死んでほしい」

「犯罪を犯したことがある」

「貧しくて困っている」

「実は病気だ」

etc・・・・・

フェイスブックには友達申請というのがあります

菅野完は10万人の登録者を持つ YouTuber で、
彼のところには友達になりたいという電話がよくかかって
くるそうですが、そのとき彼は激怒します
「友達になりたいというのは暴力と同じだ」
彼は真実を語ろうとするので、周りは敵だらけになります
嘘にまみれた仲間なんて彼には耐え難いのでしょう

嘘をつけば肩の荷物は重くなります
センシティヴな人にとってこれは耐え難い

だから生きる技術というのは、いかにしてその荷物を
軽く感じるようにするかってことにつきます

中島みゆきは 歌・酒・風という処方箋を渡してくれます
そしてもうひとつ群れから離れること

水夫は仕事に失敗し それ故に蝶々に会うことができました
日常から離れると 何か別の出会いがあるかもしれません

人はそれぞれ にぎりこぶしのなかの幻影をにぎりしめ
それを誰か(つまり世間)にふりかざして生きなければならない

そう自分も世間も、世の中はすべて嘘でできている
男も女も
もちろん 早苗もトランプも習近平も

中島みゆきは学者や学問をバカにしています
「包帯のような嘘を見破ることで 学者は世間を見たような気になる」
という歌詞を書いています

そういえば 今天文学は大変なことになっているらしい
138億年前にビッグバンが起こって宇宙ができたという説が
誤りだったかもしれないとのこと

真実にたどり着くのはかくまで困難なのか?

しかしはやぶさがイトカワから砂を持ち帰ったことはウソではありません
科学は嘘の蓄積であっても いつかはある種の真実にたどり着く
そんな不思議な旅なのです

真相
https://www.youtube.com/watch?v=gwJ3lRhsdtE

 

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2026年5月15日 (金)

続・生物学茶話301:低分子量Gタンパク質 Ras その1

Rasはいわゆる低分子量Gタンパク質のひとつです。GTPと結合・代謝するからGタンパク質というわけですから、ATPと結合・代謝するのはAタンパク質と言うかというとそんなことはありません。それらは普通にATPase と呼ばれています。理由としては、Gタンパク質はGTPaseではあるのですが、GTPあるいは代謝されたGDPと結合していること自体に代謝より重要な意味があるから・・・ということになっています。

Gタンパク質には2つのグループがあって、ひとつは膜7回貫通受容体とセットになっているヘテロ3量体のグループ(≒100kDa)、いまひとつは単一ペプチド鎖で低分子量Gタンパク質といわれているグループ(20~30kDa)です。ここでとりあげるRasは後者に属します。Rasは Rat sarcoma という言葉にルーツがあり、もともと過剰に発現すると細胞の癌化を誘導することから主として癌の分野で研究されていましたが、現在では Rasopathies という言葉が存在するように、Rasの変異による脳の病気が数多く見つかり、脳科学分野でもさまざまな研究が行われています。この病気は高い確率で知的障害や自閉症スペクトラム障害をともない、1000人の新生児についてひとりが発症するというかなり発生頻度の高い遺伝子疾患であることが知られています(1)。

Rasタンパク質の構造は図301-1のようにN末からの大部分を占める保存的なGドメインと、C末近傍の短いハイパーバリアブルな領域(HV領域)からなります。GドメインはGTPと結合し代謝する、あるいは代謝産物であるGDPと結合するのが主な役割です(2、3)。青い部分は直接GTP・GDP・マグネシウムイオンとかかわる領域です。HV領域は脂質と結合するための領域であり、細胞内の様々な構造とのかかわりを規定する領域で、この部分の相違によって異なる役割を持つことが可能な複数のアイソフォームが存在します。ヒトの場合は図301-1に示された4種類(H-Ras、N-Ras、K-Ras4Å、K-Ras4B)になります。

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図301-1 Rasタンパク質の構造

Rasファミリーの場合 GDI/GDF (GDP解離阻害因子/GDP置換因子)による制御はあまり受けないようですが、多くの低分子量Gタンパク質はこれらによる制御を受けます。すなわちGDPと結合した不活性型のGタンパク質はGDI(GDP解離阻害因子)によって通常は安定化されており、GDF(GDI置換因子)の作用によって活性化プロセスに入り得る形となり、さらにGDP/GTP交換因子の働きによってGTP結合型(活性型)になります(2、図301-2)。このシステムは菊池章らによって見つけられたもので、その経緯は文献(4)に記してあります。Rasはこのような2段階制御ではなく、GDP/GTP交換因子(GEF)およびSynGAP(5)などのGTPase活性化タンパク質によってシンプルに制御されているようです。

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図301-2 低分子量Gタンパク質の制御機構

GEFの結合によって基質(たとえばGDP型Ras)からのGDPの解離が触媒され、その位置にGTP分子が結合します。通常酵素は基質と結合して分解すると生成物は離れるわけですが、低分子量Gタンパク質は基質(GTP)を分解しても、生成物であるGDPは離れていかないで酵素に結合したままなのです。これを引きはがすにはGEFが必要で、GEFが働くとGDPが解離しGTPが酵素に結合します(通常GTP濃度>GDP濃度)。そして結合したGTPは自動的には代謝されず(反応速度が非常に遅い)、酵素=Gタンパク質はGTPを結合した状態で様々な生理作用を実行します(6)。低分子量Gタンパク質は基本的にはGTPを結合している場合がONの状態、GDPを結合している状態がOFFの状態ですが、GDPを結合した状態で別の生理作用を実行する場合もあります(7、8)。

GAP(GTPase活性化タンパク質)やGEF(GDP/GTP交換因子)の種類と、それぞれがターゲットとしている低分子量Gタンパク質の種類を図301-3にリストアップしました。

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図301-3 GTPase活性化タンパク質(GAP)とGDP/GTP交換因子(GEF)のターゲットとなる低分子Gタンパク質の一覧

GAPやGEFの作用は通常それらの転写や翻訳の量によって制御されるのではなく、それらのリン酸化、Caイオン/カルモデュリン/cAMPの動向、あるいは存在場所の移動などによって迅速に制御されています。

Rasファミリーのタンパク質は通常細胞膜、ER、エンドソーム、ゴルジ体などの膜系に存在し、運搬や生理作用の実行も膜にトラップされた状態で行われます。Rasは細胞外から来たシグナルを細胞質に伝える役割を持っているので、このような局在になっているのでしょう。そのために行われるのがC末の疎水化です。Rasの場合C末はファルネシル化またはゲラニルゲラニル化されます(図301-4)。

ただしその方法はやや複雑で、まずC末の3つの残基が切り離され、C末から4番目のシステインのSHがファルネシル化またはゲラニルゲラニル化されます。その後修飾末端のピロリン酸がはずされ疎水化されます。さらにシステインのCOOHはメチル化され、RasのC末は徹底的に疎水化されて膜と結合しやすい構造になります(図301-4)。Rasは膜と結合していないとその機能を発揮できません(6、9)。

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図301-4 低分子量Gタンパク質C末のプレニル化

膜係留型に加工されたRasやRapは活性化されると様々な情報伝達機能を発揮します。まず第1にMAPK(mitogen-activated protein kinase)カスケードを起動します(6、10、図301-5)。
カスケードというのは多くの場合タンパク質の加工の連鎖です。代表的なのはリン酸化です。たとえばERKもリン酸化酵素ですが、この酵素は核内に侵入して転写因子を活性化することができます。あるシナプスの活動を長期間活発化するためには、これまで述べてきたような受容体・構造タンパク質・調節タンパク質などの量を増加させることが必要で、転写の活性化はその基盤になります。RapはRasの活動をカウンターとして制御するために必要と言われています(6)。

第2のカスケードはP13K(フォスファチジルイノシトール3-キナーゼ)-Akt(タンパク質キナーゼ)を経由するもので、この場合も活性化されたAktは核内に侵入して転写因子を活性化します。ウィキペディアをみるとAktの基質は〈myriad〉と書いてあるので(11)、その機能の全貌をみるのは困難だと思われます。Rap1もAktを活性化します(12)。下段にRhoが現れますが(図301-5 Type2)、Rhoは葉状仮足や糸状仮足の形成のキーファクターであるという報告があります(13)。

第3のカスケードはRasが間接的に他の低分子量Gタンパク質を活性化するというものですが、とりわけRacはアクチンの細胞骨格形成(特に葉状仮足)に関与するという報告があります(14)。

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図301-5 低分子量Gタンパク質からの主要な情報伝達カスケード

Rasが記憶と深い関係にあることが最初に示されたのは、図301-3に記したGAP活性を持つニューロフィブロミンの遺伝子nf1に異常がある子供の多くに学習障害がみられることでした(15)。
これらの突然変異体ではRas-GTPをRas-GDPにする能力が低下するので、活性化された状態のRasが過剰になります。このことはnf1(+/-)の同病マウスモデルでも確認されました。興味深いことに空間認識には障害がでるのに、恐怖学習には障害が出ません。このことは前者を担当する海馬には関係があるのに、後者を担当するアミグダラ(扁桃体)には関係がないことを示唆しています(16)。

Ras-GTPが過剰であることが学習障害をまねくとすれば、その作用を減らすような操作、たとえばRasのノックアウトマウス(+/-)やファルネシルトランスフェラーゼの阻害剤を投与することによってレスキューされることが期待できますが、実際にレスキューされることが実証されています(17)。

SynGAPももちろんGAP活性を持っているので、SynGAPのノックアウトマウス(+/-)でも同様なことがおこるのでしょうか? 小宮山らによれば予想どうり空間認識についての記憶障害がおこるそうです(18)。

では逆にGEFが減少してRas-GTPが不足すればどうなるのでしょうか? Fasano らはRasGRF1(-/-)マウスを作成して実験してみたところ、海馬に依存する空間認識の記憶は正常でしたが、アミグダラに依存する恐怖記憶は損なわれることがわかりました(19、20)。

 

参照文献


1)Katie E. Hebronm, Edjay Ralph Hernandez, Marielle E. Yohe, The RASopathies: from pathogenetics to therapeutic., Dis Model Mech (2022) 15 (2): dmm049107.,
https://doi.org/10.1242/dmm.049107
https://journals.biologists.com/dmm/article/15/2/dmm049107/274419/The-RASopathies-from-pathogenetics-to-therapeutics

2)脳科学辞典:低分子量Gタンパク質
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E4%BD%8E%E5%88%86%E5%AD%90%E9%87%8FG%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E8%B3%AA

3)Wikipedia: Ras GTPase
https://en.wikipedia.org/wiki/Ras_GTPase

4)菊池章 転んでもただでは起きない ~失敗から学ぶ~
Journal of Japanese Biochemical Society vol.94(5): p.645 (2022)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2022.940645
https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2022.940645/

5)続・生物学茶話300:神経細胞のアクチンとその周辺 8:SynGAP
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/04/post-82e651.html

6)Ye X, Carew TJ. Small G protein signaling in neuronal plasticity and memory formation: the specific role of ras family proteins. Neuron. 2010 Nov 4;68(3):340-61.
doi: 10.1016/j.neuron.2010.09.013.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3008420/

7)Michalak DJ, Unger B, Lorimer E, Grishaev A, Williams CL, Heinrich F, Lösche M. Structural and biophysical properties of farnesylated KRas interacting with the chaperone SmgGDS-558. Biophys J., vol.121(19): pp.3684-3697. (2022)
doi: 10.1016/j.bpj.2022.05.028.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35614853/

8)木村俊秀、山岡真美 GDP型Gタンパク質シグナリング 生化学 第85巻第12号 pp.1079-1083 (2013)
https://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2014/07/85-12-06.pdf

9)A.M. Garcia, C. Rowell, K. Ackermann, J.J. Kowalczyk, M.D. Lewis, Peptidomimetic inhibitors of Ras farnesylation and function in whole cells., Journal of Biological Chemistry, vol.268, pp.18415-18418 (1993)
https://doi.org/10.1016/S0021-9258(17)46638-5.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0021925817466385

10)Wikipedia: Mitogen-activated protein kinase
https://en.wikipedia.org/wiki/Mitogen-activated_protein_kinase

11)Wikipedia: Protein kinase B (=Akt)
https://en.wikipedia.org/wiki/Protein_kinase_B

12)Yang Wang et al., Targeting the ARL4C/RAP1/PI3K-Akt-mTOR signaling loop promotes ARL4C ubiquitination and reverses oxaliplatin resistance in colorectal cancer., Theranostics, vol.16(1): pp.99-122.(2026) doi:10.7150/thno.117590
https://www.thno.org/v16p0099.htm

13)Alan Hall, Rho GTPases and the Actin Cytoskeleton., Science vol.279, no.5350, pp.509-514 (1998) DOI: 10.1126/science.279.5350.509
https://www.science.org/doi/10.1126/science.279.5350.509

14)Toshifumi Fukuda, Kazutoshi Kiuchi, Masahide Takahashi, Novel Mechanism of Regulation of Rac Activity and Lamellipodia Formation by RET Tyrosine Kinase, Journal of Biological Chemistry, vol.277, pp.19114-19121 (2002)
https://doi.org/10.1074/jbc.M200643200.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0021925820852016

15)North, K.N., Riccardi, V., Samango-Sprouse, C., Ferner, R., Moore, B., Legius, E., Ratner, N., and Denckla, M.B., Cognitive function and academicperformance in neurofibromatosis. 1: consensus statement from the NF1 Cognitive Disorders Task Force. Neurology vol.48, pp.1121–1127.(1997)
https://doi.org/10.1212/WNL.48.4.1121
https://www.neurology.org/doi/10.1212/wnl.48.4.1121

16)Silva, A.J., Frankland, P.W., Marowitz, Z., Friedman, E., Laszlo, G.S., Cioffi, D., Jacks, T., Bourtchuladze, R., and Lazlo, G., A mouse model for the learning and memory deficits associated with neurofibromatosis type I., Nat. Genet. vol.15, pp.281–284. (1997)
https://doi.org/10.1038/ng0397-281
https://www.nature.com/articles/ng0397-281

17)Costa, R.M., Federov, N.B., Kogan, J.H., Murphy, G.G., Stern, J., Ohno, M., Kucherlapati, R., Jacks, T., and Silva, A.J., Mechanism for the learningdeficits in a mouse model of neurofibromatosis type 1. Nature vol.415, pp.526–530. (2002)
https://doi.org/10.1038/nature711
https://www.nature.com/articles/nature711

18)Komiyama, N.H., Watabe, A.M., Carlisle, H.J., Porter, K., Charlesworth, P., Monti, J., Strathdee, D.J., O’Carroll, C.M., Martin, S.J., Morris, R.G., et al.,SynGAP regulates ERK/MAPK signaling, synaptic plasticity, and learning in the complex with postsynaptic density 95 and NMDA receptor., J. Neurosci. 22, 9721–9732. (2002)
https://doi.org/10.1523/JNEUROSCI.22-22-09721.2002
https://www.jneurosci.org/content/22/22/9721

19)Brambilla, R., Gnesutta, N., Minichiello, L., White, G., Roylance, A.J., Herron,C.E., Ramsey, M., Wolfer, D.P., Cestari, V., Rossi-Arnaud, C., et al., A role for the Ras signalling pathway in synaptic transmission and long-term memory. Nature vol.390, pp.281–286., (1997)
https://doi.org/10.1038/36849
https://www.nature.com/articles/36849

20)Fasano, S., D’Antoni, A., Orban, P.C., Valjent, E., Putignano, E., Vara, H., Pizzorusso, T., Giustetto, M., Yoon, B., Soloway, P., et al., Fasano, S., D’Antoni, A., Orban, P.C., Valjent, E., Putignano, E., Vara, H.,Pizzorusso, T., Giustetto, M., Yoon, B., Soloway, P., et al., Ras-guanine nucleotide-releasing factor 1 (Ras-GRF1) controls activation of extracellular signal-regulated kinase (ERK) signaling in the striatum and long-term behavioral responses to cocaine. Biol. Psychiatry vol.66, pp.758–768. (2009)
https://doi: 10.1016/j.biopsych.2009.03.014.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2910545/

 

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2026年5月12日 (火)

わたしはミミと呼ばれています ミレッラ・フレーニ

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こちら


「わたしはミミと呼ばれています」
Si mi chiamano Mimi by Mirella Freni

わたしはミミと呼ばれています
でも 私の名前はルチアです

わたしの話は短いです
わたしは刺繡をしています
穏やかで幸福です
ゆりやバラをつくるのも楽しいわ

わたしは詩が好きです
甘い誘惑 愛 春 夢 幻想
それらを語る詩が好きです

わたしの言うことがわかりますか?

ロドルフォ「うん わかるよ」

わたしのことをみんなはミミと呼ぶの
なぜかわからない

自分の食事はひとりで作ります
いつもミサに行くわけではないけれど
神様には一生懸命お祈りします

わたしはひとりぼっちで暮らしています
屋根裏部屋で屋根や空しか見えないの

でも雪解けのころ 最初の太陽は私のもの
4月の最初のくちづけは私のもの 
最初の太陽は私のもの

花瓶のバラが芽を出したら
花びらを1枚1枚見つめるのです
なんて優しい香りなんでしょう

でも私の作る造花には
残念ながら香りがありません

自分が話すことはこれだけです

あなたの近くに住んでいます
そしてこんな時間にあなたを困らせています

 

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2026年5月11日 (月)

バルサ ラ・リーガを制す

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クラシコの日にバルサのラ・リーガ優勝が決まるという素晴らしい記念日となりましたが、マドリ-はいつもと違ってまったく覇気がなくどうしたのでしょう? 調べてみると、バルベルデとチュアメニが練習時のトラブルで喧嘩になり、ベルベルデが病院送りになったそうで。もうチームはバラバラの悲惨な状態とのことでした。エースのエムバペも体調不良でお休み。これでは盛り上がりません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bdf307b9735fd135f71b56a379d6c1b729a48f2

バルサは欧州チャンピオンズリーグは早々と敗退しましたが(それもアトレチコに)、ともかくラ・リーガのチャンピオンにはなって、めでたしめでたしでした。

今シーズンのバルサは何といっても右サイドのアタッカー、ラミン・ヤマルの存在が大きかったと思います。彼はティーンエイジャーですが、もうバルサをしょって立つスーパースターです。中心選手のレヴィ、フレンキー、ガビ、ハフィーニャ、アラウホがそれぞれ長期離脱するというとんでもないシーズンでしたが、出られる選手がみんな頑張って何とか穴埋めできたのが勝因だと思います。

工事中ですが、盛り上がるカンプ・ノウ

https://www.youtube.com/watch?v=ljOltmEJDDs

盛り上がる選手たち

https://www.youtube.com/shorts/nzHKDb8mbcw

Himno del Barça

https://www.youtube.com/watch?v=Gshc1pNF-c0&list=RDGshc1pNF-c0&start_radio=1

 

 

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2026年5月10日 (日)

ご注意

💦💦💦

最近このブログのURLを google に入力しても認識されないことに気が付きました。
個人ブログの一部は切り捨てられているのかもしれません。

🌸 Yahoo や Duckduckgo では認識されるようです。

ご注意ください

 

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2026年5月 9日 (土)

団地の5月

一気に夏の風情となった5月の団地です。イソヒヨドリのベティたちは去り、オナガやムクドリの群れがやってきました。うるさいのであまり長逗留はしてほしくない連中です。
イワツバメはずっといてほしいのですが、多分印旛日本医大周辺で営巣するのでしょう。

団地の一角にブラシの木 (Callistemon) が満開なのを発見しました。すごい、本当に昔車を買うとついてきた毛ボウキにそっくりです。

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青砥の葛飾シンフォニーヒルズ・モーツァルトホールに行ってきました。

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N響は田舎に来た解放感からか、クオクマンの若々しい指揮のもと、裃を脱いでリラックスしたエネルギッシュな快演でした。コンマス郷古廉の音の美しさは半端じゃありません。まみちゃんも流麗(ひょっとしてプレグナント?)。

 

 

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2026年5月 8日 (金)

下衆の極み

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連休中に話題となったこの雑誌を読んだ人は多いのでしょう。
もちろん冒頭の・・・高市陣営が流した「進次郎は無能」動画独占入手1日100本
・・・という記事が目玉です。

「自分のプロモーションより相手をディスる方が有効」という方針で、口にするのもはばかられるような幼稚で下品なショート動画を大量に流して、総裁選や総選挙で勝利したとのことです。そして選挙終了後はすぐにアカウントを消去して証拠隠滅。

これで事前の予想をひっくりかえした自民党員、自民党を圧勝させた有権者はあまりに愚かとしか言いようがありません。政敵を根拠のない誹謗中傷で葬り去ることを容認する政治がまかり通る世界はまさにディストピアでしょう。

それで高市政権は憲法改正をしようってわけですが、確かに現行憲法はGHQの考えが基本になっていますが、実は憲法の上位に変えられない取り決めがあって、現行憲法はその取り決めに沿って作られていることを忘れてはいけません。憲法は国民投票で変えられますが、世界の多くの国と締結した条約(つまり国連との約束)は事実上破棄できません。

その取り決めとは「サンフランシスコ平和条約」にほかなりません。条文は下記にあります↓。
データベース「世界と日本」(代表:田中明彦)
日本政治・国際関係データベース 政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所
[文書名] サンフランシスコ平和条約(日本国との平和条約)

こちら1

例えば憲法9条関連だと 第5条に

a) 日本国は、国際連合憲章第二条に掲げる義務、特に次の義務を受諾する。
(i)その国際紛争を、平和的手段によつて国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決すること。
(ii)その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使は、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎むこと。
(iii)国際連合が憲章に従つてとるいかなる行動についても国際連合にあらゆる援助を与え、且つ、国際連合が防止行動又は強制行動をとるいかなる国に対しても援助の供与を慎むこと。

とあります

サンフランシスコ平和条約は世界の多くの国と締結し、それぞれの国で批准されています(コロンビア、インドネシア、ルクセンブルクでは批准されなかったそうです)。締結した国の一覧表は 【ウィキペディア:日本国との平和条約】 に掲載されています。

こちら2

個人的には憲法9条を改正して国際紛争の武力による解決を可能にするには(集団的安全保障にかかわるものであっても)、すべてのサンフランシスコ平和条約締結国の承認が必要なのではないかと思います。

私の考えではその承認がとれたとしても、今の状況では自衛隊を米国の番犬として使われて、サンフランシスコ平和条約も逸脱し、戦争に巻き込まれる危険性が増すだけなので、憲法9条改正には現在は賛同できません。条約締結国も堂々と「軍隊持つよ」と言われてはどうぞとは言いにくいけれど、こっそりステルスで持つ分には仕方あるまいと考えるのではないでしょうか? 目立つような軍備増強、それも米国からいらない武器を大量に買わされるのは勘弁してほしい。それと憲法9条改正はサンダース派が政権をとるときまで待った方が良いと思います。その時は日米関係を基本から見直しすよい機会です。今の米国の状況を考えると、それも近未来にあり得るでしょう。

 

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2026年5月 6日 (水)

マエストロ宇宿允人 背筋をピンと立てて聴くクラシック音楽

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以前にNHK交響楽団を率いていたころのパーヴォ・ヤルヴィがテレビで語っていました・・・
「ブラームスは第1交響曲を作曲していた時、いろいろ迷いがあって自信がなかったのです。ですからこの交響曲の第1楽章はその不安な気持ちがベースにあります。最悪なのはこれを自信満々に堂々と押し出し良く演奏することです」

しかしマエストロ宇宿允人の演奏は自信満々どころではありません。まるで砲弾雨あられの戦場を勝利を信じて駆け抜ける兵士のように、決然たる怒涛の演奏で押し切ります。

私は都響にベルティーニが現れるまで、クラシック音楽はほぼ宇宿フィルハーモニア東京→オリエンタルバイオ→フロイデフィルの演奏しか聴きに行ってなかったのですが、こんな演奏を聴かされると他のオケを聴きに行く気にはなれなかったのだろう...と当時の自分に思いをめぐらせました。

Brahms: Symphony No. 1 in C minor, Op. 68 (Masato Usuki)
https://www.youtube.com/watch?v=uHqIb0Y0xSw&list=RDuHqIb0Y0xSw&start_radio=1

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Berlioz 'Symphonie Fantasique' by Masato Usuki
https://www.youtube.com/watch?v=uoz16AfT4zM&list=RDuoz16AfT4zM&start_radio=1&t=3315s

Beethoven - Symphony No. 5 (Masato Usuki & Freude Philharmonie)
https://www.youtube.com/watch?v=wlVTppEYruE&list=RDwlVTppEYruE&start_radio=1

私の過去記事 指揮者 ”U” の想い出
https://morph.way-nifty.com/grey/2018/11/post-ff3a.html

「宇宿允人の世界」没後10年特別企画 第2回 Part 1
https://www.youtube.com/watch?v=Z3N3YjdjIR0

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>宇宿由賀里 様

こんな素晴らしい動画をアップなさったこと 誠にお慶び申し上げます
マエストロ宇宿も天国でお喜びのことと存じます

 

 

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2026年5月 4日 (月)

明日からブログ21年目になります

Imga_20260503115501

明日からブログ21年目になります。
これからもよろしくお願い申し上げます。

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2026年5月 2日 (土)

科学の敵

ヒトは科学と芸術を生み出したがゆえにヒトなので、それらなくしては何万とある野生生物種のひとつにすぎません。

イランの科学技術は非常に優秀で、2025年には日本を凌駕するレベルに達していました。

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そのイランに脅威を抱いたイスラエルは、イラン各地の50以上の大学を爆撃して瓦礫と化しました。

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(画像は Wikimedia Commons より)

許しがたい蛮行ですが、イランも報復としてイスラエルのヴァイツマン研究所などをミサイル攻撃しました。

これらにくらべれば平和な話かもしれませんが、日本でも菅政権以来学術会議任命拒否問題などもあり、学術全体への負の圧力は著しく、最初の図のようにもはやイランや韓国の後塵を拝するような有様です。

そして米国では政府が自国の科学を破壊しようとしています。なんとトランプは全米科学財団の理事22人を全員解任したそうです。
日経電子版(4月28日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB2833Z0Y6A420C2000000/

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トランプは神なので、研究資金の配布も自分で決めようというのでしょう。

4月28日のフォーブス誌は次のようの述べています
https://forbesjapan.com/articles/detail/79156

来たる5月5日にNSB(National Science Board=国家科学委員会)の会合が予定されている。議題は決まっておらず、現時点では委員会そのものも存在しない。この空白こそ、委員の解任というニュース以上に注目すべきポイントだ。問題は、次に誰が委員を務めるのかではない。国立科学財団法で構想された委員会が、今でも実態として存在しているのかどうか、そして、もはや存在していないのだとしたら、米国の科学のあり方はどうなるのか、ということだ

トランプ大統領就任以来アメリカ政府は理数工系や医療分野の博士号取得者を1万人以上失った
2026年01月29日
https://gigazine.net/news/20260129-us-government-lost-stem/

ドナルド・トランプ大統領が連邦政府職を大量に削減して以降、2025年にはSTEM(科学、技術、工学、数学)および医療分野の博士号取得者1万109人が職を離れたことが分かりました。

これで世界の科学技術の中心は圧倒的に中国に傾斜していくことでしょう。

トランプはどうしようもありませんが、日本政府は最初の図を見て恥を知ってほしい。

 

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2026年4月30日 (木)

続・生物学茶話300:神経細胞のアクチンとその周辺 8:SynGAP

続・生物学茶話も今回で no.300 となりました。それなりの感慨はありますが、no.101 以降を「続」としております。 no.101 以降はレクチャーではなくスタディノートなので、気楽にでもウソは書かないように気をつけて執筆しております。それでも誤りはあるに違いありませんので、ご指摘いただいて修正できれば有難いです。なお no.1~no.100 はPDF版もありますので、トップページのリンクからご利用ください。no.101 以降はトップページの 「続・生物学茶話 タイトル一覧とリンク」からそれぞれの話題に飛ぶこともできます。

さて今回も引き続きシナプス後膜肥厚のタンパク質で SynGAP(Synaptic Ras-GTPase activating protein) を取り上げます。このタンパク質は Ras-GTPase を活性化しますが、その結果Rasに結合していたGTPが加水分解されてGDPとなるのでRasは不活化されます。NMDA受容体がグルタミン酸のシグナルによって開口しCaイオンが流入するとカムキナーゼが活性化され、その結果 SynGAP がリン酸化されるとこのタンパク質はおそらく疎水性を失うためシナプス後膜肥厚から細胞の内部方向に移動します。その結果 Ras-GTPase(およびRap-GTPase) はGTPを結合したままとなって、このことがシナプス活性化やスパインの肥大化を引き起こすとされています(1)。

続・生物学茶話299で述べたように、SynGAPはシナプス後膜肥厚においてカムキナーゼについで2番目にメジャーなタンパク質です(2)。このタンパク質は図300-1のように、N末は転写開始部位のバリエーションがあり、C末は選択的スプライシングがあって非常に構造的なバラエティに富んでいます(3)。ここに記しただけでも3x4=12種類のアイソフォームがあって、実際にはもっとバラエティがあるそうなので、もとになる遺伝子が同じなだけと言って良いでしょう。精製するだけでも困難な生化学者泣かせのタンパク質です。これだけ構造的な差異があると、機能的にもかなりバラエティがあるかもしれません。まして分子進化などを論ずるのは難しいと思われます。

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図300-1 SynGAP タンパク質構造のバリエーション

一番N末寄りにはプレクストリンホモロジードメイン(PH)があります。このドメインはフォスファチジルイノシトールリン酸、ヘテロ3量体Gタンパク質のβγサブユニット、Cキナーゼという情報伝達の基盤となる分子群と親和性があり(4)、図300-1のABCのような構造の違いによって、それぞれ異なる機能を持つと思われます。

共通部分(薄茶色)のN末側にはC2ドメインがあります。このドメインは真核生物の共通祖先にまでさかのぼれるような古い歴史を持ち、たとえば細胞膜に結合している物質に酵素による操作を加えるような場合にこのドメインの膜親和性を利用するなどのプロセスに必要と考えられます(5)。これに隣接するGAPドメインはGTPaseを活性化する機能を持ち、 Ras/Rho/Rab などのGTP結合型タンパク質のGTP分解を促進し、不活性なGDP結合型に戻す役割があります。SynGAPの場合 Ras-GTPase、Rap-GTPase を活性化します(1)。これらの活性化は通常の酵素の活性化とは意味が異なり、自分が結合しているGTPを分解してGDPにし、そのGDPも保持しているわけですから、ルーチンに活性化されているとGDP結合体ばかりになってGTP結合体が常に少ない状態になります。ですからある意味不活化とも言えます。

SH3 や coiled coil(CC) ドメインにはリン酸化されるサイトがあり、ここがリン酸化されることによって SynGAP 分子がシナプス後膜肥厚を離脱することになるので、この部分は SynGAP の生理的意義に関して非常に重要な意味を持っています。C末領域については、α1型だけはPDZリガンドドメインを持っており、このタイプだけが特別な機能を持つことが予測されます。

SynGAP が通常樹状突起スパインのPSD(シナプス後膜肥厚)領域に局在することの生化学的・形態学的証拠は Gamache、Araki らによって示されました(6、7、図300-2)。

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図300-2 SynGAP ・・・PSD(シナプス後膜肥厚)への局在

Gamache, Araki らは、まず細胞分画法によって SynGAP は PSD-95 と同様主にPSD画分に存在することを示しました(図300-2B)。次にGFPを結合した SynGAP (緑)と形態マーカーの mCherry を用いて局在を調べると、SynGAP は主として樹状突起スパインの先端部(すなわちPSD=スパイン後膜肥厚)にあることがわかりました(図300-2A)。

さらにラット海馬の培養細胞に人為的にLTP(長期増強)を誘導し、誘導前後の状態を比較しました。この結果、誘導後数分のうちに SynGAP はPSDから消失し、拡散することがわかりました(7、図300-3)。SynGAP は細胞から消失するわけではなく、細胞内部に拡散します(図300-3C)。SynGAP が誘導前に存在した緑色部分は、水溶性の mCherry に置き換わっています(図300-2A、B)。これは SynGAP のPSDからの消失、あるいはその結果GTP結合型タンパク質がGTPをGDPに代謝しないでそのまま残っていることがLTPの引き金になっていることを示唆しています。

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図300-3 シナプス後膜が刺激されることによって SynGAP はシナプス後膜肥厚から失われる

では SymGAP がPSD局在を解消したのち、実際にスパインの体積は拡大するのでしょうか? 荒木らの研究によると、LTP誘導後1時間後には SynGAP の減少とスパインの体積増加がきれいに相関していることが示されました(7、図300-4)。

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図300-4 SynGAPのシナプス後膜肥厚からの離脱とスパイン体積の拡大の相関関係

荒木らはいくつかの実験的根拠も得て、次のようなストーリーを考えています・・・「後シナプスに強い刺激が加わると、NMDA型グルタミン酸受容体からMg2+が外れ,Ca2+が流入しCa2+/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼ(CaMKII)が活性化する.Ca2+/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼIIはさまざまな基質をリン酸化し長期増強に必要なシナプスの変化をひき起こすが,その基質のひとつがSynGAPである.リン酸化されたSynGAPはPSD-95との結合が外れ、後シナプスから離散する.これにより,Rasが活性化しAMPA型グルタミン酸受容体の後シナプス膜への挿入が促進される.また,RasはRac1などの活性化もひき起こし,キャップタンパク質が外れアクチンフィラメントの再構成および伸長が促進されることにより後シナプスの肥大化がひき起こされる」(8、図300-5)。

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図300-5 荒木陽一・Richard L. Huganir のスキーム

図300-5のスキームにおいてもまだ解明すべき謎は数多く残されています。たとえば、LTPが誘導されるとシナプス後膜にAMPA型グルタミン酸受容体が増加することが数十年前から知られていましたが、そのメカニズムは現在でも知られていません(9)。

Nowackaらはこの点に関して、TARP (Transmembrane AMPA receptor regulatory protein、10) のリン酸化が重要だと考えています(9)。TARPはAMPA型受容体に結合している調節因子ですが、NMDA型受容体が強いグルタミン酸リガンドの情報を受け取ってCaイオンが流入すると、カムキナーゼなどが活性化されて TARP はリン酸化され、図300-6のように+5のチャージが-13になるという劇的な変換もあり得ます。こうなると、それまで細胞膜を自由に移動していたTARP-AMPA受容体は PSD95ファミリーを介してアクチンと結合し、シナプス後膜に固定されます(図300-6)。TARP はPSD95につながるためのPDZリガンド領域を持っています(図300-6)。Nowacka らは diffusion によって巡回してきた受容体がシナプス後膜領域で次々とトラップされることによって密度が高まり、これによってスパインの機能が強化されると考えています。

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図300-6 AMPA受容体の係留

Ras や RAC1 がどのように樹状突起スパインの機能強化にかかわっているかについては、また別の機会に取り上げてみようと思います。低分子GTP結合たんぱく質については、まだまだ不明な点も多いようです。これらが細胞骨格の肥大化にどのようにかかわっているかも重要なポイントです。

 

参照文献

1)脳科学辞典:SYNGAP1
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/SYNGAP1

2)続・生物学茶話299:神経細胞のアクチンとその周辺 7:PSD95
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/04/post-1dc0ed.html

3)Kilinc M, Creson T, Rojas C, Aceti M, Ellegood J, Vaissiere T, Lerch JP, Rumbaugh G., Species-conserved SYNGAP1 phenotypes associated with neurodevelopmental disorders., Mol Cell Neurosci., vol.91: pp.140-150. (2018)
doi: 10.1016/j.mcn.2018.03.008.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6128754/

4)Wikipedia: Pleckstrin homology domain
https://en.wikipedia.org/wiki/Pleckstrin_homology_domain

5)Wikipedia: C2 domain
https://en.wikipedia.org/wiki/C2_domain

6)Gamache TR, Araki Y, Huganir RL. Twenty Years of SynGAP Research: From Synapses to Cognition. J Neurosci., vol.40(8): pp.1596-1605. (2020)
doi: 10.1523/JNEUROSCI.0420-19.2020.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32075947/

7)Araki Y, Zeng M, Zhang M, Huganir RL. Rapid dispersion of SynGAP from synaptic spines triggers AMPA receptor insertion and spine enlargement during LTP. Neuron., vol.85(1): pp.173-189. (2015)
doi: 10.1016/j.neuron.2014.12.023.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4428669/

8)ライフサイエンス新着論文レビュー 荒木陽一・Richard L. Huganir 長期増強において後シナプスからのSynGAPの離散がAMPA型グルタミン酸受容体の後シナプス膜への挿入および後シナプスの肥大化をひき起こす
https://first.lifesciencedb.jp/archives/9793

9)Nowacka A, Getz AM, Bessa Neto D, Choquet D., Activity-dependent diffusion trapping of AMPA receptors as a key step for expression of early LTP. Phil. Trans. R. Soc. B vol.379: no.20230220. (2024)
https://doi.org/10.1098/rstb.2023.0220
https://royalsocietypublishing.org/rstb/article/379/1906/20230220/42881/Activity-dependent-diffusion-trapping-of-AMPA

10)脳科学辞典:膜貫通AMPA受容体調節性タンパク質
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E8%86%9C%E8%B2%AB%E9%80%9AAMPA%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93%E8%AA%BF%E7%AF%80%E6%80%A7%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E8%B3%AA

 

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2026年4月28日 (火)

いじられる村下孝蔵

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村下孝蔵が亡くなったのは1999年ですが、現在でも多くの人々に彼の作品は評価され、またいじられています。動画AIはまだまだですが、編曲や音声はそこそこ進んでいて驚かされます。昔のファンにとっては気持ち悪いことでしょうが、死後もこれだけいじられるというのは故人の才能と人徳だと思います。

駒込のスタジオでリハーサル中に気分が悪くなって、関係者の車で虎の門病院に行ったそうですが、なぜすぐ近くの都立駒込病院か東京女子医大足立医療センターに行かなかったのかが疑問です。もうはるか昔のこととなりましたが.....。

オリジナル 村下孝蔵「踊り子」
https://www.youtube.com/watch?v=kc5qSDEsa2U&list=RDkc5qSDEsa2U&start_radio=1

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揺れる想いの夜JAZZバラード
https://www.youtube.com/watch?v=dt3fkWtOAys&list=RDdt3fkWtOAys&start_radio=1

METAL
https://www.youtube.com/watch?v=lCxvPdOs7nI&list=RDlCxvPdOs7nI&start_radio=1

乃木坂風
https://www.youtube.com/watch?v=aAIc3xXtiiI&list=RDaAIc3xXtiiI&start_radio=1

ロック(放課後女子バンド)
https://www.youtube.com/watch?v=kKVEaVSZ6PM&list=RDkKVEaVSZ6PM&start_radio=1

叶苗|人間×AI コラボ
https://www.youtube.com/watch?v=hmtqO1i4RCk&list=RDhmtqO1i4RCk&start_radio=1

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中森明菜
https://www.youtube.com/watch?v=GYOrTlAIbwM&list=RDGYOrTlAIbwM&start_radio=1

中森明菜(中文歌詞)
https://www.youtube.com/watch?v=OkYegs7FCpE&list=RDOkYegs7FCpE&start_radio=1

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【追悼】 村下孝蔵さんへ (改訂版) / A TRIBUTE TO KOZO MURASHITA
by 沢田聖子
https://www.youtube.com/watch?v=HEpoJ61zHqg

沢田聖子さんは毎年村下孝蔵さんの追悼ライブ(命日は6月24日)を
開催しています。
6月24日@吉祥寺スターパインズカフェ 【開場】18:30【開演】19:00

 

 

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2026年4月25日 (土)

Last page 織田哲郎

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織田哲郎は日本を代表する天才作曲家ですが、世に出るために8年の歳月を要しました。TUBEに楽曲を提供するようになってから名を知られるようになり、それからは B.Bクィーンズや渚のオールスターズでも大いに活躍しました。個人で歌ってヒットしたのは「いつまでも変わらぬ愛を」くらいですが、彼が語ったところでは「メロディはいくらでも湧き出してくるのに、歌詞を書くのは地獄の苦しみ」だそうです。特に自分で歌う歌詞や曲を書こうとするとグダグダになってしまうみたいです。

その分提供曲はすごくてZARD、中山美穂&WANDS、DEEN、相川七瀬などに無数のヒット曲を提供しました。2000年にスペインのマドリードで首絞め強盗にあって、その後しばらく声が出なくなり、リハビリで回復してからも元の美声はとりもどせなくなりました。

彼の曲の中で一番のお気に入りは渚のカセットVol.2 のラストに収録されている「Last Page」です。ずっと YouTube には出ていませんでしたが、リリース前の音源をアップしてくれた関係者がいたみたいで、今は聴けます。

「Last Page」
作詞:長戸秀介 作曲/編曲:織田哲郎 歌:織田哲郎(渚のオールスターズ)
こちら1

Tube のもありますが これはちょっと....
こちら2

喉をつぶされる前の織田哲郎
キーボードを弾きながら歌っている人です(最後に足で弾いて転倒する)
「Day in vacation」
こちら3

夏になると思い出す曲 Summer dream
こちら4

 

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2026年4月23日 (木)

サラの寝床は無数にある

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サラはこちらが寝心地がよさそうな場所を用意してあげても、めったに利用することはありません。自由にその時のなりゆきで寝場所を決めるようです。野生では一定の寝場所を定めない方が、敵に襲われる可能性が低くなることは理解できます。そんな遠い昔に獲得したシナプスの構造が脳に残っているのでしょうか.....。

ところで話は変わりますが、都響は例年多摩地区や島嶼地区ではコンサートを開催することにしていますし、八王子では毎年準定期みたいなフルオーケストラのコンサートを開催しています。しかし東部3区(足立・葛飾・江戸川)にはほとんど来ません。

ちなみに都響アーカイヴで足立区でコンサートを開催できそうな、「西新井文化ホール」「東京芸術センター」を検索してみても、0ヒットです。まさかとは思いますが、ひょっとすると開催したことがないのかもしれません。足立区西部は昔は東京のチベットと呼ばれていました。当時荒川土手あたりに住んでいる人に、「最寄り駅はどこですか?」と訊いたら「西日暮里駅です」と答えられて驚いたことがあります。もちろん今は舎人ライナーが開通し、足立区西部を貫通しています。

昨年は葛飾区のシンフォニーヒルズで珍しく演奏会があったので出席しました。今年はNHK交響楽団が来るらしいです。足立区でプロオケが演奏会を開催する日はいつくるのでしょうかね?

 

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2026年4月22日 (水)

ジャクリーヌ・デュプレの爆宴がはじまる

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豪華、繊細、かつ 凶悪なバラ「ジャクリーヌ・デュプレ」が早くも4月に満開

Jacqueline du Pre - Dvorak Cello Concerto  London Symphony Orchestra cond. Daniel Barenboim
こちら1

音楽祭にて
こちら2

 

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2026年4月20日 (月)

後藤泰代 雪の降る夜は

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後藤泰代さんは旧姓平山で赤い鳥のメンバーでした。赤い鳥は1969年に結成された5人のフォークグループで、1970年代にはヒット曲を連発して大変人気がありました。ただ後藤悦治郎と平山康代の日本民謡をベースにしたユニットと山本俊彦・新居潤子の欧米的フォークをベースにしたユニットに、当初から分かれていて、結局それぞれのユニットが結婚して分裂しました。前者は紙ふうせん、後者はハイファイセットを結成することになりました。

あとひとりの大川茂氏ですが、この人はとても穏やかなベースマンとみえていたのですが、なんと後にバール強盗をやって、この時の衝撃は今でも強烈に残っています。あの人がそうなら、自分もいつかそうなってしまうかもしれないという恐怖に震撼しました。

赤い鳥のメインボーカルは新居潤子氏だったので、当時平山さんはどちらかといえば鍵盤担当であまり目立たなかったのですが、その声の素晴らしさは印象に残りました。

この曲「雪の降る夜は」は後藤泰代さんが作詞・作曲で、自分の声の美点が最大限生かされています。1974年といえばまだCDがない時代でした。このCDは後に(1995年)音蔵というプロジェクトでCD化されたものです。

雪の降る夜は 作詞・作曲・歌 後藤泰代(赤い鳥)
こちら

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冬が来る前に(71歳でこの声!)
https://www.youtube.com/watch?v=t51Xk7wogEI&list=RDt51Xk7wogEI&start_radio=1
https://www.youtube.com/watch?v=yjdqIem2aok&list=RDyjdqIem2aok&start_radio=1

https://www.youtube.com/watch?v=50gSb2O8V38&list=RD50gSb2O8V38&start_radio=1

翼をください
https://www.youtube.com/watch?v=Ik3Kzn68YKE&list=RDIk3Kzn68YKE&start_radio=1
https://www.youtube.com/watch?v=FnJlpX08KBw&list=RDFnJlpX08KBw&start_radio=1

誰に告げようか
https://www.youtube.com/watch?v=MUWQyWbDAjI&list=RDMUWQyWbDAjI&start_radio=1

白い画用紙
https://www.youtube.com/watch?v=QjXAwa2LdPI&list=RDQjXAwa2LdPI&start_radio=1

竹田の子守唄
https://www.youtube.com/watch?v=X1-3SHjOHmM&list=RDX1-3SHjOHmM&start_radio=1

オープリーズ
https://www.youtube.com/watch?v=XqBli1emNFs&list=RDXqBli1emNFs&start_radio=1

わが町宝塚
https://www.youtube.com/watch?v=0J1QT8LIqEM&list=RD0J1QT8LIqEM&start_radio=1

 

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2026年4月16日 (木)

続・生物学茶話299:神経細胞のアクチンとその周辺 7:PSD95

PSD95のPSDは postsynaptic density protein の意味で、分子量約95,000ダルトンのタンパク質です。脳のシナプス後細胞にほぼ特異的に存在します。英語版のウィキペディアには項目がなく、遺伝子名DLG4の項目に記載があります(1)。ノックアウトマウスは特にグルタミン酸受容体との関連で脳のさまざまな不具合が発生するようですが、機能を部分的に代替するようなタンパク質もあり、なかなか一筋縄ではいかないようです(2)。

このタンパク質はグルタミン酸受容体をはじめとして様々な物質と結合してシナプス後細胞のシナプス後膜肥厚部(postsynaptic density)に存在しますが、最近の考え方としてはそのような特異的結合だけではなく、結合をしていないフリーな分子を含めて疎水的な物質の集合による液-液相分離によって、ある分子群がシナプス後膜肥厚部に集積するとされています(3、図299-1)。

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図299-1 シナプス後膜肥厚とPSD95 PSD95はCの部分に存在する

PSD95の構造的特徴は3つのPDZドメインと、それぞれひとつのSH3ドメインおよびGKドメインを持つことです(2、図299-2)。SH3ドメインは Src homology を意味し、様々なタンパク質と相互作用を持ちます。GKはグアニル酸キナーゼの略号ですが、酵素活性はなくやはり他の因子と相互作用を行うサイトとして利用されているようです(2)。このようなドメインを持つタンパク質群をMAGUK( membrane-associated guanylate kinases)ファミリーと呼んでいます。しかしグアニル酸キナーゼの活性は持たないわけですから、このようなネーミングは適切とは言えません。

PDZドメインは真核細胞が外界から得た情報を細胞骨格につなぐ、それによって動いたり形態変化を行ったりするうえで非常に重要なサイトであり、図299-2のメアリー・ケネディによって発見されました(4)。PDZはこのドメインを持つことが最初に発見された3つのタンパク質、PSD95、DLG1、ZO-1の3種のたんぱく質の頭文字をとったものです。これらはすべて分子の中にPDZ1、2、3の3つのPDZドメインを保有しています(5、図299-2)。

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図299-2 PDZドメインとMAGUKファミリー

PDZドメインは通常4つのβシートと2つのαヘリックス構造を含んでいます(図299-2)。この構造は真核生物のみならず、細菌にも広汎に分布していることがわかっています(6)。おそらく外界の変化に対して生物が何らかのレスポンスを起こすためにこのドメインが必要で、それは生物の進化に伴って機能に変化はあっても、数十億年にわたって現在まで伝承されてきたものと思われます。

図299-3はPDZドメイン1、2、3の真核生物の進化に伴っての変化を追跡した研究です(7)。これによると1、2、3は少なくとも脊椎動物の全ゲノム重複などによってできたものではなく、後生動物が登場する以前から準備されていたものであることがわかります。PDZ3が最初にできて、その後PDZ2、PDZ1が順次N末側につけたされていったことがわかります。とはいってもPDZ1が海綿(A.queenslandica)にすでにあるので、いわゆる動物(後生動物)の進化に伴って付け足されていったのではなく、多細胞生物が生まれた頃にはすでに3つのドメインが存在していたことが示唆されています(図299-3)。

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図299-3 PDZドメインの進化的歴史

PSD95のドメイン構造はN末から順にPDZ1、PDZ2、PDZ3、SH3、GKとなっています。立体構造を見るとひょうたん型で、N末側のPartAとC末側のPartBとに分かれている構造であることがわかります。AにはPDZ1とPDZ2が、BにはPDZ3・SH3・GKが含まれています(7、図299-4)。

このような2分された構造は、おそらくSH3やGKの領域にタンパク質が結合したり修飾したりする場合に、PDZ領域に何かが結合していることの影響を受けやすい場合(PDZ3)と受けにくい場合(PDZ1、PDZ2)の両者に対応できるようにするためだと思われます。図299-3が示すように、このような構造はオピストコンタが生まれた時点で確立されていたと考えられます。

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図299-4 PSD95のドメイン構造とリボンモデル

PSD95には選択的スプライシングによってN末にL27というドメインがあるものとないものの2つのアイソフォームがあり、重要なのはそのL27ドメインがない分子はN末近傍(3番目と5番目)のセリン残基がパルミトイル化されることです(8、図299-5)。このことによってPSD95の疎水性が高まり、細胞膜・細胞膜貫通受容体との結合やシナプス後膜肥厚への集積が促進されると思われます。PSD95は膜に係留されるだけで埋め込まれないので、PDZ・SH3・GKなどすべてのドメインは有効なまま活用されます。

SAP97やCASKというそれがなければ致死という重要なタンパク質もPSD95と同じグループ(MAGUKファミリー)に属し、シナプス活動の維持に貢献しています。

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図299-5 PSD95アイソフォームと関連タンパク質

ディストラーらはマウス海馬シナプス後膜肥厚(PSD)を高純度に精製し、そこから49491種類のペプチドを検出しました(9、図299-5)。そしてアルカースらはそのプロテオームデータをもとに、ひとつのシナプス後膜肥厚に存在する各タンパク質の分子数を計算しました(10)。その分子数の多い順にベストテンのタンパク質を図299-6に示しました。

グルタミン酸受容体(NMDA型およびAMPA型)が多くを占めますが、それ以外はカムキナーゼ関連とPSD95関連タンパク質によって占められています(図299-6)。このことはこれらの分子が中心となってシナプス後膜直下の構造・機能を担っていることを示唆しています。

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図299-6 マウス海馬シナプス後膜肥厚におけるタンパク質分子数

ウィキペディアのPDZドメインの項目(11)には図299-7のような模式図が掲載されていました。PSD95はN末がスパイン先端の細胞膜に結合していて、これを利用してPDZドメインがNMDA受容体と結合し、一方C末はGKAPを介してコータクチンと結合し、コータクチンがアクチンと結合しているというスキームです。GKAPも図299-6のベスト10に顔を出しています。これは1例ですが、類似したさまざまなシステムによって細胞骨格と神経伝達物質受容体が連結され、記憶の調節すなわちスパインの調節が行われていると思われます。

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図299-7 PSD95が仲介する細胞膜受容体とFアクチンとの連携

 

参照文献

1)Wikipedia: DLG4
https://en.wikipedia.org/wiki/DLG4

2)脳科学辞典:PSD95
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/PSD-95

3)細川智永 シナプス伝達と可塑性を担うタンパク質の集合と区画化 生化学 第94巻 第4号,pp. 523?528 (2022) doi:10.14952/SEIKAGAKU.2022.940523
https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2022.940523/data/index.html

4)Wikipedia: Mary B. Kennedy
https://en.wikipedia.org/wiki/Mary_B._Kennedy

5)Liu X, Fuentes EJ. Emerging Themes in PDZ Domain Signaling: Structure, Function, and Inhibition., Int Rev Cell Mol Biol., vol.343: pp.129-218 (2019)
doi: 10.1016/bs.ircmb.2018.05.013.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7185565/

6)Muley VY, Akhter Y, Galande S. PDZ Domains Across the Microbial World: Molecular Link to the Proteases, Stress Response, and Protein Synthesis., Genome Biol Evol., vol.11(3): pp.644-659. (2019) doi: 10.1093/gbe/evz023.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6411480/

7)Synaptic PSD-95 biology: from localization and interactors to N-terminus function
Atta Alkaas, Prajwal Kurup, Sai Kanuru, Adalia Von Rommel, Taran Singh, Meera J. Patel, and Jary Y. Delgado, Journal of Neurophysiology., vol.134:5, pp.1588-1606 (2025)
https://doi.org/10.1152/jn.00272.2025
https://journals.physiology.org/doi/full/10.1152/jn.00272.2025

8)平田哲也,深田優子,深田正紀 パルミトイル化修飾酵素を軸とした神経機能研究
Journal of Japanese Biochemical Society vol.90(2): pp.125-137 (2018)
doi:10.14952/SEIKAGAKU.2018.900125
https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2018.900125/data/index.html

9)Distler, U., Schmeisser, M.J., Pelosi, A., Reim, D., Kuharev, J., Weiczner, R., Baumgart, J., Boeckers, T.M., Nitsch, R., Vogt, J. and Tenzer, S., In-depth protein profiling of the postsynaptic density from mouse hippocampus using data-independent acquisition proteomics. Proteomics, vol.14: pp.2607-2613. (2014)
https://doi.org/10.1002/pmic.201300520
https://analyticalsciencejournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/pmic.201300520

10)Atta Alkaas, Prajwal Kurup, Sai Kanuru, Adalia Von Rommel, Taran Singh, Meera J. Patel, and Jary Y. Delgado,Synaptic PSD-95 biology: from localization and interactors to N-terminus function., Journal of Neurophysiology., vol.134:5, pp.1588-1606 (2025)
https://doi.org/10.1152/jn.00272.2025
https://journals.physiology.org/doi/full/10.1152/jn.00272.2025

11)ウィキペディア: PDZドメイン  
https://ja.wikipedia.org/wiki/PDZ%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3

 

 

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2026年4月15日 (水)

You raise me up

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先日電車で移動していたら、隣席の学生らしい女性が「You raise me up」の楽譜を一心不乱にみていました。きっと近日中に歌う予定があるのでしょう。わたしはルーシー・トーマスの歌でおなじみだったので、ちょっと親しみがわきました。

最近ヴァニーの歌を聴いて、これはすごいと思ったので。この曲はヴァニーの実力が圧倒的に発揮されて相性の良い曲だと思います。オリジナルはアイルランド/ノルウェーのミュージシャン「シークレット・ガーデン」が2002年に発表した楽曲です。

ヴァニー・ヴァビオラはインドネシアの歌姫です

Vany Vabiola sings "You raise me up"
https://www.youtube.com/watch?v=THS6Am0ZiDY&list=RDjWlWqrfiUJA&index=2

Who is Vanny Vabiola
https://www.newsinbollywood.com/wiki/vanny-vabiola/

World music collection 9: Vanny Vabiola
https://morph.way-nifty.com/grey/2024/02/post-80cb19.html

 

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2026年4月13日 (月)

USAの子分をなんとかやめたい

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菅野完(すがのたもつ)氏はしゃべり方がいやな感じ(偉人がバカ者どもに教えを垂れるという姿勢)の奴ですが、我慢して聞いていると言ってることは割とまともだと思います。トランプや高市についての感想は見事。「まあこんなに国土やお金を吸い上げられて、挙句の果ては戦争に参加させようだなんて、とてもアメリカの子分はやってられない。中国とつきあったほうがよっぽどまし」というのも同感ではあります。しかし・・・

菅野氏は日本人がアメリカにくっついていく根底には「白人礼賛、黄色人種蔑視」の心があると言っていますが、私の意見としてはやはり中国には借り、すなわち南京事件・人体実験・アヘンの暗黒の歴史があって付き合うのは重いものがあるのです。その点ロシアには貸し、すなわち日ソ不可侵条約違反、英米との裏取引での北方領土獲得、捕虜虐待などがあるので堂々と付き合えます。

なんとか早くウクライナに線を引いて戦争をやめさせ、アメリカへの投資をロシアに振り向けて石油と天然ガスを安価に手に入れたいと思います。日本がいくら物品を売っても、その分エネルギーを買えば貿易不均衡にはなりませんし。日本がマグマ発電に成功し、エネルギーが不要になったとしても、アメリカ人や中国人よりロシア人と付き合う方が楽で、日本人とは相性が良いような気がします。日本と同じで政府は嫌な感じですけどね。

https://www.youtube.com/watch?v=XwgC2v5fubs

https://www.youtube.com/watch?v=Yt-k5dByH4g

ボケてる日本
https://www.youtube.com/watch?v=hA8jiU-bpto

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Otta orchestra を聴こう
https://morph.way-nifty.com/grey/2024/02/post-b6d2e5.html

 

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