カテゴリー「音楽(music)」の記事

2021年4月11日 (日)

リセ・ダヴィドセン 世界を席巻するであろう驚愕のソプラノ

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人に勧められて Lise Davidsen という人のCDを入手しました。アマゾンの検索ではこのCDしかヒットしませんでしたが、他にもすでに何枚か出版しているようです。

半信半疑で聴いてみましたが、これが驚愕のソプラノだったので紹介します。ノルウェー出身で、もう34才だそうですが、強靱さとやわらかさを兼ね備えた声は希有です。ビルギット・ニルソンの再来だという声もありますが、私はこの人の声量豊かでありながら繊細でフェミニンなところを買います。ワーグナーの楽劇にぴったりですね。サロネンが強力に推しているようです。

ともあれ聴いてみましょう。

#おごそかなこの広間よ Dich, teure Halle ワーグナー楽劇「タンホイザー」より
https://www.youtube.com/watch?v=U9TofuLQOuk

#君こそは春 Du bist der Lenz ワーグナー楽劇「ワルキューレ」より
https://www.youtube.com/watch?v=TmQOr32M7HA

#ジークリンデ役のリセ ワーグナー楽劇「ワルキューレ」より💥
https://www.youtube.com/watch?v=a08o1iGM1Z0

#リサのアリア チャイコフスキー歌劇「スペードの女王」より
https://www.youtube.com/watch?v=Y45BmLhLxiQ

#”Schmerzen” ワーグナー「ヴェーゼンドンク歌曲集」より
https://www.youtube.com/watch?v=MRru3QruKPQ

ホームページ:http://www.lisedavidsen.com/



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2021年4月 8日 (木)

懐かしいMD

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MDは絶滅したのでしょうか? いいえ、機器はティアックがまだ製造していますし、メディアはソニーが製造しています。とはいえ絶滅危惧種であることに間違いはありません。

MDはカセットテープより小さいし、頭出しもできるし、ワカメ状に伸びたりしないので、カセットテープより優れたメディアだと思いました。ではどうして絶滅危惧種になったかというと、それは iPod の登場によります。日本の野望がアップルによって打ち砕かれた瞬間です。私も iPod classic は愛用していました。しかしそれも今や製造されていません。そのたびに内容を移し替えるのに苦労しました。

クラシック音楽のファンというのは1000枚や2000枚のCDを持っているのは普通です。この人々はポップスのように演奏者ごとにわけて棚におさめるのではなく、作曲者ごとに納めます。ところが多くのCDでは複数の作曲家の曲が混在しています。ですから多くのCDが整理不可能な状態になって、取り出しにくくなっているわけです。この問題を解決してくれる iPod classic は神でした。どうしてこの製品をアップルが製造中止にしたのか理解できません。結局私はPCに移して、PCで音楽を聴くという無粋なスタイルを強いられました。

日本の家電メーカー凋落の象徴となったMDの敗戦ですが、CDはまだ生き残っています。ならばCDをやめてすべてMDで新作曲を出版すれば良かったじゃないかと思いますが、そこまで踏み切れなかったのが日本のメーカの弱腰でした。

これは私見ですが、MDがCDに取って代われなかった理由のひとつが、タイトルを小さい字で書かないといけないということだと思っています。写真のMDでも、漢字が書きにくくてひらがなにしたり、曲目を書くのがせいいっぱいで歌手の名前まで書けないとか困っていることがうかがえます。結局家電メーカーの人々は、小ささにばかりこだわって、使い勝手が良い適切なサイズということに考えが及ばなかったんですね。カセットはこんなに小さな字で書かなくても良いので、むしろMDより堂々と生き残っています。

引き出しを整理していたら、写真のような懐かしいMDが出てきました。字が小さいのでクリックして拡大して見てください。

雪の降る夜は:後藤泰代
フレンド、心の水彩画:高橋リナ
アスファルトの上の砂、風の予感:沢田聖子
フォトグラフ、大好きなシャツ:渡辺満里奈
Avec toi maintenant、すねてごめん:裕木奈江
How are you?、風の祭日:相馬裕子
あなたが好き、Feelin'blue:浜本沙良

すべて女性ボーカリストのMDでした。

浜本沙良 Feelin' blue
ゆったりとしたバラードです

https://www.youtube.com/watch?v=nwRwXhohdQo

うちのサラの名前は沙良さんのお名前を拝借したものです。

 

 

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2021年3月25日 (木)

ブラームス交響曲第1番 下野-都響@東京文化会館

雨の中、五分咲きの桜の中を駅に。東京に着いてみると雨はやんでいて、桜は満開でした。北総はだいたい1週間東京より開花が遅れます。上野公園の桜並木は人通りも少なくさみしい感じでした。宴会をしているのはここに住んでいるホームレスの方々のみです。

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本日のマエストロは下野(シモーノ)さん、コンマスはボス矢部でサイドは四方さんです。客席は十分にソシアル・ディスタンスをとった席割りで安心です。

最初のドビュッシーの曲はとても若い頃の曲で、でもやっぱりドビュッシーなんですね。ブルックナーの曲ははじめて聴きました。とても美しいアダージョで、こんな曲があったのかとちょっとびっくりしました。都響の弦のアンサンブルが、その凄さをみせつけてくれました。

休憩後のブラームスが圧巻でした。全体的にパワフルで豪壮なブラームス。第2楽章ではボス矢部も力を尽くすソロで曲を引き立てます。第3楽章も慌てず騒がずの骨太な進行で、第4楽章の堂々たるフィナーレになだれ込みます。最後は大見得を切りましたが、こういうのもシモーノの人徳が物を言ってOK。彼は都響メンバーからアドレナリンを引き出す術を知っています。そしてアドレナリンがあふれ出したときの都響の演奏は、聴衆を天空に連れて行ってくれます。こんな激アツの演奏会はコロナがなかったらできなかったかもしれません。やったね 都響! やったね シモーノ! やったね 矢部!

向山佳絵子さんですが、N響やめたみたいだし、このまま都響メンバーになってくれませんかね。無理だろうな~。今日は乗りに乗って弾いていたように思いました。

 

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2021年3月24日 (水)

仰天-変態でいっぱいの演奏会

原由莉子氏 談

オールブルックナープログラムのピアノコンサートを!ほんまにやります!!!
こんな演奏会は世界を見渡してもそうそうありません。5/23京都を、地球上で最もブルックナー熱がアツい地にしましょう!

全国の変態ブルックナーファンのみなさん、絶対聴きに来てね!!!!!!!!

こちら

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2021年3月14日 (日)

J-POP名曲徒然草211: いちご白書をもう一度 by 石川ひとみ

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「いちご白書をもう一度」というのはもともと学生運動をテーマにしたUSAの映画の題名です。これにちなんでユーミンが作詞/作曲し、バンバンが歌ったのがオリジナルです。ちょうど日本で学生運動の最盛期が終了した頃(1975年)に流行しました。今だけじゃなくて、昔にも大学で講義がストップした(もちろんリモートもない)時代があったのです。

石川ひとみ
https://www.youtube.com/watch?v=2O2ugYpEWxw

バンバン(オリジナル)
https://www.youtube.com/watch?v=Dq7kNt0DDs8

小野友葵子(ソプラノ)+ 東京大学コールアカデミー
https://www.youtube.com/watch?v=DWon3NOxq2U

中森明菜
https://www.youtube.com/watch?v=7pDmyae3NDw

森昌子
https://www.youtube.com/watch?v=zls_qNnvX-w

Someone
https://www.youtube.com/watch?v=zUOyoKWCDtw

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画像は sumally.com より

https://www.youtube.com/watch?v=FNEkO0Yu4AE

 

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2021年3月 6日 (土)

ミッドナイトブルー Music Bee 賛

私はもちろんLP時代を知っている世代ですが、いまでもLPはファンがいて売っているそうです。私も捨てられないLPを片手の幅くらいは所有していますが、もう2度と聴かないと思います。

だってLPを聴くには、まずニトムズのコロコロのようなクリーナーで表面のほこりを掃除して、カートリッジの針圧調整の1円玉をのせて、おもむろに針を下ろすんですよ。最初から聴くならまだいいのですが、途中の曲を聴くにはそこに命中させないといけません。

LPを光線でトレースする技術はあったにも関わらず、買い換えを期待したのかメジャーな企業は販売を放棄して、一気にCDになだれ込みました。そして最近はCDも買わないで、契約配信で音楽を楽しむ人が多くなったようです。

私はまだまだCD派ですがCDを回すのではなくて、いったんMP3かFLAC形式に落としてPCで聴くことが多くなりました。検索が簡単であることがその最大の理由ですが、ほかにも理由はあります。

私がPCで音楽を聴くときに愛用しているのは「MusicBee」というフリーソフトです。アップルの人は iTunes でいいと思いますが、ウィンドウズ派にはおすすめです。

まず 表示 → スキン → Blue → Midnight で画面のデザインを指定すると下のような画面になります。

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この色調が落ち着いていて、さあ音楽を聴こうかなという気分になります。

ひとつ不満があるのは、ときどき曲順がいれかわってしまうことです。ここに出した画面にもそうなっている曲があります。これを手動でもどすことができません。なんとかしてほしいのですが、無料のソフトなので文句は言えません。

エミリー・シモン
http://morph.way-nifty.com/grey/2014/08/post-6dce.html

 

 

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2021年2月22日 (月)

マーラー交響曲第4番 大野-都響@東京文化会館2021 2/22

雲一つない快晴。しかも暖かい。私的には1月19日以来の都響演奏会で、上野の東京文化会館にでかけました。上野に来るのは、コロナのせいもあってほぼ1年ぶりです。雨男ボス矢部は本日の晴天で臨界点を越えて、晴れ男に相転移をしたような気がします。

天気がいいので京成上野から歩くことにしててくてく歩いていると、なぜか路上でフィッシャー店村が美女と談笑していて、その横をすり抜けて公園口へ続く坂道に。1年前に来たときにはこの道は閉鎖されていました。路上エレベーターも健在でラッキー。公園口に着くと全く別の駅に変わっていました。

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御徒町から上がってくる道は行き止まりですが、Uターンできるようになっています。ですからタクシーも可です。駅の2Fには公園口からしか行けない構造で、何軒か飲食店が入っていました。トイレもあります。

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日暮里方面からの道も駅前には出られないようになっており、浅草行きのバスはおそらくここでUターンするものと思われます。

都響スペシャル@東京文化会館は客席50%制限の公演でしたが、それでも完売にはほど遠い感じでした。私は最後方の座席だったので、周りはガラガラです。コンマスはボス矢部、サイドはマキロン、指揮はマエストロ大野です。各パートもほぼベストメンバー。

本日のメインはマーラーの交響曲第4番で、いつもながらの素晴らしい演奏でした。それまでのクラシック音楽から逸脱したような遊びとか諧謔を楽しむような感じに仕上げられていました。基本的にマエストロ大野はマーラーとはテンペラメントが合わないと思いますが、この交響曲第4番は例外的にマエストロ大野にベストフィットだと思います。

ボス矢部は大活躍ですが、鷹栖(オーボエ)さんはやはり華がありますねえ。とりたてて美形とは言えないのですが、オケを牽引するカリスマはマイスター広田を凌駕するモノがあります。木管の諸氏はこの人を大事にして欲しいと思います。

ソリストの中村恵理さんは暗めのドラマティックな声で、ヴィオレッタとかが似合いそう。こういうタイプをこの曲のソリストに選ぶのは珍しいと思いますが、第4楽章が天国のパロディだとすると、これもありかな。

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2021年2月 8日 (月)

J-POP名曲徒然草210: 猫になりたい by momo

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猫になりたいかと問われれば、そりゃシチュエーションがノラと飼い猫じゃ地獄と天国なので即答はできません。良い飼い主に当たった飼い猫は最も幸福な生き物だとは思いますが、それは自然じゃないからつまらないという人もいるでしょう。

「猫になりたい」作詞/作曲 草野正宗
アルバム 花鳥風月(ポリドールPOCH-1776)に収録

これだけ脳にこびりつくメロディ-を書けるというのは、やはりマサムネは天才なのでしょう。でもあえてカバーを選択

momo:
https://www.youtube.com/watch?v=AsKiI4PS3Oo

ギター1本だけど楽しく聴けます

spitz or die:
https://www.youtube.com/watch?v=0xIDXYGML9M

ボーカルの声がやさしい感じ。バンド演奏も手慣れててお上手。

本家本元(野外ライヴ)
https://www.youtube.com/watch?v=YZnR_W_Q7Hw

本家本元(ベトナム語キャプション)
https://www.youtube.com/watch?v=YErSgFpGMuk

ウクレレキャッツアイ:
https://www.youtube.com/watch?v=dy5r4TWHrKw

猫たちの映像と共に

つじあやの
https://www.youtube.com/watch?v=76ZrvlF6I1M

たのうた
https://www.youtube.com/watch?v=9Qfx3JstksU

シロホンが可愛い

カラオケだけど聴き惚れる
https://www.youtube.com/watch?v=M5wcNX7gHaQ

 

 

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2021年1月23日 (土)

ご結婚おめでとうございます

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2021年1月19日 (火)

都響 2021年度楽季プログラム

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都響が2021年度楽季プログラムを発表しました(都響HP)。コロナの折から4~7月の演奏会については、会員券を発売せず単発になるそうです。臨時の措置のようですが、それにしてはアラン・ギルバートやダニエル・ハーディングらの大物の来日を前提としているのがやや不安です。

そのアランが7月に持ってくるプログラムをみて仰天しました。なんとアラン・ペッテションの交響曲第7番というのです。私はいままで数多くの音楽評論に接してきましたが、ある方がウェブにアップしているこのペッテションに関する文章↓が一番印象に残っています。

http://kukikei.sakura.ne.jp/sym-eastnoth-pettersson.htm

あまりに面白いので交響曲第7番についての記述を引用させてもらいます。

「(引用はじめ)それが5分ほどもすると……また戻る……吹雪に戻る。まさに雪の女王登場。ここは泣き節全開で、きゅーっとくる。不安と前へ向かわんとする意志とのせめぎ合い。希望が少しずつではあるが、見えてくる。弦楽の伴奏による、スネアドラムのソロ……。(←どんな現代奏法でもふつうは逆である。)

そしてまたも静謐で、純粋なる祈りが聴こえてくる。このまま安息の中に消えて行くのなら、彼は1流半のちょい叙情系ブラック作曲家として、一般マニア受けしていただろう。

帰ってくる。
 
暗黒が返って来る。

お帰りなさい死の河。

彼は行くべき道を見いだしたと書いたが、そんな道は本当にあるのだろうか?
彼は我々には見えない世界の、黒色の遥かな道へ行こうとしているのではないのか?

危ない! 彼に着いて逝ってはいかん!!(引用おわり)」

とは言っても、私は2番から聴いていって6番まではすべて最後までもちませんでした。なんというかホラー映画のBGMみたいな感じで延々と続くので耐えがたいのです。はじめて全部聴けたのが7番でした。これは6番までと違って聴きやすいです。

まだ聴いていない曲もありますが、私的に一番感動したのは12番のオラトリオのような合唱付きのシンフォニーでした。アランの曲は非常に内省的で、彼の感情や心象風景を楽譜にした場合が多いのですが、12番は叙事的な詩があって、それに曲をつけたので普通の音楽(20世紀の人ですがいわゆる現代音楽ではありません)として聴けます。交響曲第7番もやや聴衆を意識して仕上げたようなところがあり、これは自分の中でだけ循環していた音楽を外に連れ出したような感じもします。驚くほど独特な音楽ですが、名曲だと思います。

これ以外ではマエストロ小泉の「オネゲル交響曲第3番」もいいですね。マデトヤとアイヴズの交響曲は聴いたことがありません。

まあほかにもいろいろありますが、すべてはコロナ次第とはなさけないご時世です。夏以降のプログラムについてはまた後に。

アラン・ペッテション 交響曲第7番
https://www.youtube.com/watch?v=mNSQTgZq87A
https://www.youtube.com/watch?v=KMG-QHu5QFs

 

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