カテゴリー「音楽(music)」の記事

2017年8月18日 (金)

西島三重子バースデイライヴ@原宿ラ・ドンナ2017年8月17日

Imga_2012_2原宿は別世界で、日本の街とは思えないくらい、街並みがインターナショナルで、外国人も大勢闊歩しています。

それにいつきても若い人が大勢歩いていて、こんな街がまだ日本に存在することに少し安心します。

街角に鷹がいました。鷹匠さんと良いコミュニケーションがとれているようです。最近またバーバー博士の「もの思う鳥たち」が話題になっていますが

http://www.02.246.ne.jp/~kasahara/psycho/Barber_Human_Nature_of_Birds.html

この写真など見ると、犬猫だけでなく、鳥ともその気になればかなり良い関係が築けるのではないかと思いました。ところでこの鷹匠さんが右手に持っているのは何でしょうか。その答えは下の写真にあります。

Imga2

鷹匠さんは霧吹きで水をかけてあげていました。鷹は気持ちよさそうに水浴びをしています。でも鷹匠体験って何をするのでしょうか? 時間があったらやってみたかったです。

Imgc

ラ・ドンナに行くとまだクローズドの札でしたが、もう十数人が階段を降りて並んでいました。今回のライブは前売りで満席売り切れです。

このライブハウスはとても聴きやすい理想的なフロア構造で、音響設備も万全です。ただ最初に食事を注文したのに、持ってきたのがライヴがはじまってから、つまり1時間経過というのは、いまどきあり得ないレストランではないのかと、ひと言苦言を呈しておきます。

サポートは織原洋子(pf)、平野融(g)です。織原さんのピアノがボーカルに寄り添って素晴らしく、平野さんも今回はリラックスして楽しみながら演奏している感じでした。

セットリストはメモをとっていなかったので、うろ覚えです。多分2~3曲抜けていると思います。ご容赦ください。

星のTapestry
孔雀の海
池上線
池上線ふたたび
泣きたいほどの海
少年の風
天体望遠鏡
シャドウ

わたしはどこへ行くの?
渚を走るDolphin
星屑のララバイ
河はながれる
永遠の少年たち
サイレントデイズ
おひさまのたね

(Happy birthday to Mieko)

そうよ smile again

特になつかしい「泣きたいほどの海」を聴けたのには感激です。https://www.youtube.com/watch?v=sEyOtFWiqow

「そうよ smile again」
https://www.youtube.com/watch?v=YvzFbk7R60c

ポスターです↓

Imgb


最近みどりむしとヨーグルトで肥満したそうですが、写真写りはそのせいでかえって良くなった感じがします。還暦過ぎてもライヴをやってくれていることに感謝します。以前に石井好子さんが80歳記念ライヴをマンダラでやったそうですが、是非それをめざしましょう。少しエンジンのかかりが遅くなりましたが、声はまだまだ大丈夫という感じがしました。

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2017年8月 8日 (火)

麻枝准 x 熊木杏里 「long long love song」

Imgbアマゾンから分厚い封筒が届く。あれだな。
麻枝准x熊木杏里の「long long love song」だろう。

開けると、奇妙な分厚いブックレットがとびだしてきた。
「Long Long Love Song」 制作日誌、時々入院 麻枝准 ・・・ というタイトルだ。なんじゃこりゃ。

とりあえず読み始める。終われない。
1時間くらいかけて、ようやく読了。

凄い内容だった。プロデューサー(兼作詞・作曲)の闘病と仕事の死闘の記録に圧倒される。

翌日ようやくCDにたどりつく。

Imga


僕らだけの星:曲のスピード感にボーカルがついていくのに必死感あり

Bus Stop:地味だけど、深みのある良い曲だと思う 麻枝のファンも絶賛

小説家とパイロットの物語:クマッキーの声が映える曲 ただメロディーの印象が薄い

Rain Dance:ボーカルが浮かび上がるアレンジが秀逸

約束の歌:メロディーの印象が薄く、はいっていけない

きみだけがいてくれた街:クマッキーのキャラに合わない感じだが、しみじみした曲 麻枝は人生の空虚さを表現したかったらしい

tale of the tree:メロディーが複雑すぎてついていけない 2オクターブ!? 変拍子!?

光の行方:エネルギーを与えてくれる曲

銀色世界:イントロがいい 地味だけど落ち着いてひたれるバラード CDの尺の限界でアウトロが断腸のオミットだったそうで残念

End of the World:アニメの主題歌らしい曲 それだけ

汐のための子守歌:素晴らしいバラード クマッキーの大事なレパートリーになりそう

Supernova:これはちょっと・・・

Love Song のつくり方:この曲だけは麻枝准の詩曲と熊木杏里のボーカルがきっちりシンクロした雰囲気がある。コラボの甲斐があった名曲。

私ははっきり言って現代の若い世代の音楽について行けてない。もちろん熊木杏里・まきちゃんぐ・The fin・洸美など、時代と無関係に音楽をつくっている人たちにはついていっているつもり。麻枝准は現代風の音楽の中心に居る人。だから私にとって、このCDはそのついて行けてない世界を垣間見るきっかけになったように思う。

クマッキーも自分の世界だけにひたって音楽をやっていればいいように思うが、周辺がそれをゆるさなかったり、自分でも壁を感じたりしたのでこのようなコラボを断行したのだろう。

麻枝准はクマッキーのような天才作曲家ではない。なぜなら脳にこびりつくようなメロディをつくることができないからだ。しかし病気を乗り越え、破格の努力を重ねてここまでたどりついたことに拍手とエールを送りたい。クマッキーも麻枝准のプライベートな情念が横溢する詩曲を歌いこなすのは難行苦行だった思う。お疲れ様でした。

きみだけがいてくれた街
https://www.youtube.com/watch?v=lXY6tefsuFw

全曲試聴ムービー
https://www.youtube.com/watch?v=wkkT6503KLc

麻枝准とは? (熊木杏里との対談)
2時間くらいかかりますが、非常に興味深い対談。曲も満載。
https://www.youtube.com/watch?v=0C38LL-61l0

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2017年7月30日 (日)

玉木宏 音楽サスペンス紀行~亡命オーケストラの謎~

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7月29日(土)の20~22時に、NHK-BSプレミアムで「玉木宏 音楽サスペンス紀行~亡命オーケストラの謎~」という番組をやっていました。

亡命オーケストラとはいったい何だろうと興味を覚えて視聴しました。
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=11005

これが引き込まれる驚くべき番組でした。太平洋戦争の最高責任者の1人であり自殺した近衛文麿の実弟で、日本のクラシック音楽の創始者の1人である近衛秀麿が、実はフランスでレジスタンス運動をやっていたというお話なのです。

彼は若い頃からドイツに留学し、ナチスドイツでもハーケンクロイツをバックにオーケストラを指揮していたのですが、それに嫌気がさしてゲッペルスの不興を買い、ドイツ国内での演奏会を禁止されてしまいました。

秀麿は1943年頃にはポーランド国境付近の村に蟄居することになり、そこで近所に住んでいたパウル・パーゲルという反ナチ地下組織の活動家と知り合い、以降レジスタンスとして活動することになったようです。

どんな方法でレジスタンス活動を行ったかというと、1944年にパリで私的なオーケストラ「グラーフ・コノエ」を立ち上げ、そこにユダヤ人の音楽家を参加させて、機を見て逃亡させたというものです。秀麿のオーケストラにはピエール・ピエルロ(オーボエ)やジャック・ランスロ(クラリネット)のような、戦後著名な演奏家になった人がいましたが、特に重要なのはやはりこのオケのメンバーで、戦後パレナン四重奏団を立ち上げて活躍したジャック・パレナンです。

NHKはパレナンの娘から、このオケがユダヤ人を亡命させるための隠れ蓑であった(と父が語っていた)という証言を得ました。秀麿の残した記録のなかにも、車のトランクに人を隠して国境まで自分の車で運んだという記載があるそうです。オケのメンバーは50人くらいだったそうですが、演奏会の記念にと残された署名は30人分くらいしかなく、その他は署名が危険なユダヤ人だったのではないかと推測されます。

秀麿はゲッペルスの不興を買ったものの、完全決裂とまでは行っていなかったので、困難ながらも細々とドイツ占領地(ポーランド・オランダ・フランスなど)で演奏活動ができたようです。ゲッペルスに演奏会をやらせてもらえるよう手紙を書いたという記録が残っています。おそらく秀麿が同盟国日本の総理の弟ということで、そう簡単には処断できなかったという事情もあったのでしょう。

当時の「グラーフ・コノエ」のメンバーの話では、ユダヤ人を助けるだけでなく、仕事場がなく強制労働をやらざるを得ないと覚悟していたフランスの若い演奏家にとっても、強制労働を免れる上にキャリアを続けられるという2重の意味で、大変有り難い存在であったそうです。

レジスタンス活動というのは密告や暗殺の応酬などダークな側面を持つので、秀麿を含めて参加した人は戦後は口を閉ざして語らない場合が多いのですが、NHKはよくここまで調査したと思います。

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2017年7月27日 (木)

スメタナ「わが祖国」 by フルシャ都響@2017年7月26日ミューザ川崎

Imgaフェスタサマーミューザでの都響の演奏は毎年名演続きで、しかも破格の低料金。これは聴き逃せません。

ミューザ川崎は大変素晴らしいホールで、音響だけでなくオケと聴衆の一体感が音楽を盛り上げてくれます。まるで巨大なカタツムリの殻の中で聴いているような感じです。

1Fフロアはわずか11列で、会場全体が非対称の設計です(https://www.kawasaki-sym-hall.jp/seat/)。

永田音響設計事務所(http://www.nagata.co.jp/)のHPに出ていますが、実際に設計したのは松田平田設計事務所のようです。しかし後者のHPにはでてきません。これは震災で天井が落ちたことと関係があるではないかと思いますが、真相は知りません。いずれにしても世界の音楽家が激賞するホールで、天才建築家の作品だと思います。

本日はスメタナの「わが祖国」全曲で、指揮はヤクブ・フルシャ、コンマスは雨男矢部ちゃん、サイドはゆづきです。雨模様ですが傘はいらない程度。ほぼ満席の大盛況です。

めずらしく2台のハープがステージの左右に分かれていて、「高い城」はその2台のハープがからみあって始まります。いやあ素晴らしい音楽です。都響もフルシャも絶好調の感じです。ただ矢部ちゃんのアクションがおかしい。両足を揃えて床の上をスライディングするなど、いつもと違う非常に気持ちの悪い動きで、いったいどうしたのだろうと思いました。なぜか後半はおとなしくなりましたが、さすがにゆづきかマキロンが「気持ち悪いからやめてくれ」とでも注意したのではないでしょうか。

前半は精緻な感じでしたが、後半(「ボヘミアの森と草原から」以降)はほとんどお祭り状態で、奏者の名人芸の饗宴でした。フルシャも何度もジャンプするなど乗りに乗っていました。この演奏会は都響主催じゃないので恒例のベストテンの枠外だと思いますが、含まれていれば間違いなく上位を占める演奏会だったと思います。ただ曲の凄さや感動という観点で言えば、同じチェコの作曲家ですが日曜日のマーラー「復活」には足許にも及ばないとも言えます。

こんな曲です↓

ブラニーク:https://www.youtube.com/watch?v=TAZYVwIykEw

モルダウ:https://www.youtube.com/watch?v=2Sp4JyDNNr8

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2017年7月23日 (日)

マーラー交響曲第2番「復活」 by チョン・ミョンフン-東フィル@オーチャードホール2017年7月23日

Imga久しぶりの渋谷。昨年のNHKホール以来でしょうか。スクランブル交差点では2Fのスタバに外国人が鈴なりで、交差点の写真を撮っています。何が面白いのかさっぱりわかりません。

地下にある東急のれん街の総菜店をみてまわると、どれも美味の名作料理のように思われます。東横線や井の頭線沿線に住んでいる人はこのようなものを食べているのかと、ちょっとうらやましく思いました。オーダーYシャツの店があって、1着2万円だそうです。

都響がマーラーのシンフォニーをほとんど取り上げなくなったので、ではということで東フィルの「復活」を聴きに行くことにしたわけですが、オーチャードホールは20年ぶりくらいでしょうか。 日本最悪の音楽ホールという意見もあるようですが、「復活」をやるにはちょうど良いサイズかもしれません。指揮者はチョン・ミョンフン(鄭明勳)さん。チケット完売で、この巨大なホールが超満員の大盛況でした。

Imgb_3ソリストではメゾの山下牧子氏の歌声が素晴らしく、大いに感動しました。さらに新国立劇場合唱団はppでも空気の振動が感じられるような素晴らしいハーモニーで、こんなコーラスは聴いたことがありません。チョン・ミョンフンの指揮は折り目正しく、格調高い雰囲気でした。

オケで感じたのは、金管が粘り気が強い感じのパフォーマンスで(多分指揮者の指示)、アンサンブルの正確さより迫力を重視していたようです。都響とはやや異なるやり方でしょう。バンダのミスなどありましたが、2Fの最後列で聴いていても十分な音量と迫力の演奏で非常に盛り上がりました。

「復活」についてはマーラーは第1楽章を28歳の時に作って、その数年後に全曲を完成させたわけですが、その間に様々な作曲の技法を編み出したようで、変化に富んだ楽章の構成、ソリストや合唱を組み込むなど、やはり素晴らしい名曲です。

いつも思うのですが、終楽章の最後の鐘がどうして鐘じゃなくて板をたたくのかというのがよくわかりません。オケを圧倒するような鐘の音をここで聴いてみたいと思うのは私だけなのでしょうか?

Youtube ではウィグルスワース指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏が好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=SNEmcB8cBug

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2017年7月21日 (金)

JPOP名曲徒然草181: 「風吹く丘で」 by 青山ミチ

Imgこの記事を書こうとして調べていたところ、青山ミチさんが今年の1月に亡くなっていたことを知り驚きました。まだ67才でした。ご冥福をお祈りします。

持ち前の歌唱力を生かして、ジャズクラブやライヴハウスで活動していたら普通に生活できたと思うのですが、覚醒剤で逮捕されるという人生の失敗が尾を引いて、この「風吹く丘で」も発売中止となり、最後は生活保護をうけるという生活になっていたようです。

https://www.youtube.com/watch?v=dP7GDGcJDSk
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E5%B1%B1%E3%83%9F%E3%83%81

「風吹く丘で」(作詞:橋本淳、作曲:すぎやまこういち)はヴィレッジ・シンガーズが代わりに起用されて発売され、大ヒットとなりました。タイトルも「亜麻色の髪の乙女」に変更になりました。2002年に島谷ひとみがカバーして、半世紀歌い継がれている名曲です。

写真の 青山ミチGOLDEN★BEST USMジャパン UPCY9320  に収録されています。

「風吹く丘で」 青山ミチ

https://www.youtube.com/watch?v=FsaMApnuRMM

「亜麻色の髪の乙女」

ヴィレッジ・シンガーズ
https://www.youtube.com/watch?v=8yArRBwnl6k
https://www.youtube.com/watch?v=MfC5nkPQL9c

島谷ひとみ:
https://www.youtube.com/watch?v=1nOIWI4OzD0
https://www.youtube.com/watch?v=BdmuwLrkHM8
https://www.youtube.com/watch?v=0i31mObROv0

サンディー (ヒットパレーダーズ)
https://www.youtube.com/watch?v=ceUZIrZAia4
https://www.youtube.com/watch?v=nNOyDkn3Q84
https://www.youtube.com/watch?v=FTv2EU05J3I

王心凌(エイベックス台湾)
https://www.youtube.com/watch?v=t0wQ6TueX54
https://www.youtube.com/watch?v=TmILQKRt7uM

池田夢見(ウクレレ伴奏)
https://www.youtube.com/watch?v=aZ3zRxB7c_0

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青山ミチ

カモナダンス
https://www.youtube.com/watch?v=nm3V77sbSdA
https://www.youtube.com/watch?v=RERc37CF7Z8

Love
https://www.youtube.com/watch?v=UIrFwNZypw0

Let Kiss
https://www.youtube.com/watch?v=hGFGcM_lvlM

Vacation
https://www.youtube.com/watch?v=gjgzAQJ19Qk

恋はスバヤク
https://www.youtube.com/watch?v=g3exHNkjU4s

ミッチー音頭
https://www.youtube.com/watch?v=y8dDcG2zJjw

恋のゴーカート
https://www.youtube.com/watch?v=MMM8mWaCdEI

恋のブルース
https://www.youtube.com/watch?v=tHCb7bqzK1M

叱らないで
https://www.youtube.com/watch?v=-p7h8H93rOE

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2017年7月19日 (水)

広田名人のオーボエ

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マーラーの「大地の歌」@池袋芸術劇場です。「告別」・・・広田のオーボエは、憂愁・夕暮れの静寂・デカダン・この世とのお別れ、などとは無縁。ひたすら朗朗と明快に響き渡ります。大植のイングリッシュホルンが良い雰囲気出しているのに、ただぶち壊すのみ。

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2017年7月11日 (火)

都響-ミンコフスキ ブルックナー交響曲第3番ニ短調@東京文化会館

Imga3年前も暑い日でした。

http://morph.way-nifty.com/grey/2014/08/post-17f4.html

月曜夜の演奏会なのに会場は80%以上の入りで、さすがはミンコフスキです。前回同様Vnを左右に分けて、VlaとVcが中央です。

本日のコンマスは矢部ちゃん(久しぶりに晴れでした)、サイドはゆづき。

最初のハイドンは102番の交響曲。101番は昔「100万人の英語」でよく聴いていました。

https://www.youtube.com/watch?v=pSEaPtZhZ7o

しかし102番とははて? 何だか良くわからないうちに終了。構成だけは整っていても、耳に残るメロディーがないというのは、ハイドンとしては失敗作ではないかと思います。

後半はブルックナーの交響曲第3番。ブルックナーは自分の曲を遠慮なく書き直すのが習慣だった人で、そうなると演奏者はどの楽譜を取り上げたら良いのかわからなくなります。

この曲も1873年版の第1稿が出版されたのが100年以上後の1977年・・・という扱いでした。CDで市販されているのはたいてい最終稿の第3稿で、第1稿は稀少です。第1稿は第3稿より412小節も長い曲で、それを演奏しようというのがこの夜の趣向。私はこの稿を聴くのはCDも含めてはじめてでした。

大編成の曲で、クラリネットはメンバー4人全員が揃うというめずらしい光景がみられました。他エキストラも多数。

長い分退屈するかと思いきや、ブルックナーが思い切り羽を広げて思う存分制作した曲という素晴らしい作品でした。演奏も結構引き込まれる快演で、都響-ミンコフスキの凄さを再認識しました。都響の長所のひとつは「ノリの良さ」ですが、ミンコフスキはそれを妨げず、うまく乗りこなしていたと思いました。特に第3楽章の迫力はめざましいものがありました。これぞブルックナーです。

この曲は1VnとVlaが絶対隣で演奏すべきだということがよくわかりました。そういう風につくられた曲なんですね。

終了後はブラボーが乱れ飛ぶ大熱狂で、久しぶりに見る光景です。

私の隣席に腕時計を見ながら、1分おきにノートにメモをとっていた方がいて、多分録音禁止なので、かわりに記録していたのだと思います。指揮者の卵も大変だなあと思いましたが、普通の聴衆だったとしたらそれはそれで超マニアックです。

こんな曲です(第3稿)

https://www.youtube.com/watch?v=kY4l2Xx3crs

(第1稿)

https://www.youtube.com/watch?v=rMxR-FgnK4o

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2017年7月 9日 (日)

JPOP名曲徒然草180: 「一台のリヤカーが立ち向かう」 中川五郎

Aaa中川五郎のことはよく知らないし、もちろんライヴに行ったことはありません。しかしその行動力と、年齢を感じさせないパフォーマンスには感動します。

「一台のリヤカーが立ち向かう」中川五郎
(アコーディオン:熊坂るつこ)
熊坂るつこのプレイスタイルにもびっくり。

この曲は故村松俊秀さんへ捧げる歌だそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=sQgEIKKjHmw

https://www.youtube.com/watch?v=uW6K8RFZvz4
https://www.youtube.com/watch?v=E1wNbPweLyM

反戦フォークに戻った男 中川五郎
https://www.youtube.com/watch?v=3vJutOxNDzk

歌詞
http://blog.goo.ne.jp/genki1541/e/41998fd1e90ba2c8bef8c66cae02b4f3

中川五郎:https://www.facebook.com/NakagawaGoro/
熊坂るつこ:http://rutsuko.main.jp/

村松俊秀:http://hide-fujino.blog.so-net.ne.jp/2009-02-06-1

(中川五郎)

主婦のブルース
https://www.youtube.com/watch?v=WvRZ23Xqo7Q

受験生ブルース
https://www.youtube.com/watch?v=fB4xLpV3dcM

Sports For Tomorrow (作詞:安倍晋三)
https://www.youtube.com/watch?v=VEC6RPFLGPo

(熊坂るつこ)

Koe
https://www.youtube.com/watch?v=kAzOMxakfk0

チャルダシュ (Vn: 磯部舞子)
https://www.youtube.com/watch?v=p1DvBXdbHnY

麗しのミュゼット (Vn: 磯部舞子)
https://www.youtube.com/watch?v=tM-syj4JJpQ

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「大きな壁が崩れる」中川五郎
https://www.youtube.com/watch?v=QXsTaeHaDQk

ジョーン・バエズのこと

「大きな壁が崩れる」の原曲は黒人霊歌ですが、全米に知らしめたのはピート・シーガー、世界に知らしめたのはジョーン・バエズです。ノーベル賞のボブ・ディランを世に出したのもこの人だそうです。「オルフェの歌」など聴いていると、素晴らしい歌手だったことがわかります。

「We shall overcome」ジョーン・バエズ
https://www.youtube.com/watch?v=RkNsEH1GD7Q

「We shall overcome」at the white house
https://www.youtube.com/watch?v=yId_ABmtw-w

「オルフェの歌」
https://www.youtube.com/watch?v=PB4gEf6eDHM
https://www.youtube.com/watch?v=tRgOf2bRE10

「ダニー・ボーイ」
https://www.youtube.com/watch?v=5dxvaTDTW7Y

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2017年7月 1日 (土)

熊木杏里アルバム 「群青の日々」

Img予約していた「群青の日々」(作詞・作曲・プロデュース:熊木杏里)が届きました。このアルバムはまず「国」という曲を襟を正して聴き、それからリラックスして他の曲を聴くというのがいいと思います。

「国」は究極のメッセージソングで、まさか熊木杏里がこの種の曲を書くとは思いませんでした。「その国に独裁者はない」というフレーズがありますが、おそらくトランプと晋三がこの曲を制作する動機となったのではないでしょうか。オリンピック狙いではないと思います。

「怖い」がロック風でちょっとびっくり。一転してフォーク風「カレーライス」。どちらも山崎ハコの「SA・SU・GA(流石)」などのアルバムを研究したんじゃないかと思いました。曲調が似ています。「カレーライス」は詞も曲も脳にこびりつく名曲だと思います。

「蛍」は中国風のバラード。中国でツァーを敢行したことが影響しているのでしょうか。「花火」はポップスで個人的に好きな曲です。「群青の日々」は掉尾を飾るバラードとしては、ちょっとメロディーの新鮮さが足りない感じがしました。

全体的に歌詞は文句なし、メロディーはもう少し頑張って欲しいというのが私の感想。それでも「カレーライス」と「国」は新しいクマッキーを見せてくれて素晴らしいと思いました。

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私が熊木杏里の最高傑作だと思う 「こと」

https://www.youtube.com/watch?v=flu-vgSJGrs

https://www.youtube.com/watch?v=iWfCmIDnvQQ

https://www.youtube.com/watch?v=fVr6M9WHfms
(with translation into Espana)

(cover)
https://www.youtube.com/watch?v=0L2X83v9OQk

夏になるとこの曲を思い出す 「夏蝉」

https://www.youtube.com/watch?v=INu-PqINm6U

https://www.youtube.com/watch?v=x3FV-qimxdM

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