カテゴリー「音楽(music)」の記事

2024年9月11日 (水)

頭角を現してきた エヴァ・オリカイネン 

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(アイスランド交響楽団のHPより)

SWR交響楽団(南西ドイツ放送交響楽団)は来シーズンからフランソワ=グザヴィエ・ロトが首席指揮者・芸術監督に就任することになっていましたが、セクハラ疑惑問題が未解決のため、ロトが振ることになっていた今シーズンの最後の定期演奏会をキャンセルし、代役を立てることになりました。

その代役がなんと私がずっと「いちおし」していたエヴァ・オリカイネンに決まったそうです。演目はソフィア・グバイドゥーリナの楽曲及びR.シュトラウスのヴァイオリン協奏曲とシベリウスの5番だそうです。彼女は2013年に来日して都響を指揮しており、そのときに「ひと聴き」惚れしてしまいました。その特徴は指揮者の存在を感じさせないくらい、作曲家とその音楽に没入させてくれることです。

しかし不可解なことに、それ1回だけで以降呼んでいません。そのうちにアイスランド交響楽団の音楽監督に就任し、BBCプロムスに出演するとか、ウィーンの音楽祭をプロデュース・指揮をするとか、着々とキャリアを重ねて、頭角を現してきました。

参照:クラシック音楽とアート
謹慎中のフランソワ=グザヴィエ・ロトの代役にエヴァ・オリカイネン|SWR交響楽団定期
https://a-delp.blog.jp/2024-06-19_SWR

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#ウィーンで行われた Fest der Freude をプロデュースし、ウィーン交響楽団を指揮するエヴァ・オリカイネン
https://www.youtube.com/watch?v=FVu82lAyFQc&t=896s

曲目は モーリス・ラヴェル「ラ・ヴァルス」、ショスタコーヴィチ交響曲第10番第2楽章、アルヴォ・ペルト「Fratres fur violine」、コルンゴルト「Marienttas Lied aus die tote stadt」、マーラー交響曲第5番第5楽章

#ベートーヴェン交響曲第5番「運命」 エヴァ・オリカイネン指揮 アイスランド交響楽団
https://www.youtube.com/watch?v=O8QlEH0QgOI

ベートーヴェンがウィーンの楽壇にさっそうと登場したときの雰囲気を感じさせる溌剌とした演奏 一方で独墺音楽のどっしりとした伝統も感じさせる

#ベートーヴェン交響曲第9番合唱付き
エヴァ・オリカイネン指揮 ヘルシンキフィルハーモニー管弦楽団
https://www.youtube.com/watch?v=KIDZj0vJffU&t=310s

フィンランドはきら星のごとく多くの指揮者を輩出していますが、そのなかでヘルシンキフィルで第9を演奏するというのはすごいことだと思います

#グスタフ・マーラー さすらう若人の歌
歌:ヨハン・クリスティンソン  これは名演だと思います
エヴァ・オリカイネン指揮 アイスランド交響楽団
https://www.youtube.com/watch?v=xGC324k7sf8

 

日本の事務所 Musica Chiara
https://www.musicachiara.com/eva-ollikainen

 

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2024年9月 4日 (水)

Walk down the memory lane 10: ミヒャエル・ザンデルリンク ドレスデンフィル

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新宿文化センタ-はパイプオルガンも備えた第1級のコンサートホールですが、その割にはアマオケである新宿交響楽団が拠点としているだけで、プロオケの演奏会はたまにしかないという不思議なホールです。現在は改修のため長期閉館中です。

そのたまにしかない演奏会をドレスデンフィルがやり、かつその料金が格安のめったにないチャンスということで(新宿区からかなり補助金が出ていたのでしょう)、大変久しぶりに新宿文化センターを訪れた記憶があります。いつもの習慣で軽食を取るために近所の喫茶店に入ったのですが、私の席のとなりに座った2人がすごかったので、これは忘れられない思い出となりました。

その二人をAとBとすると、BがAから2000万円ほど借りて返済が滞っており、AがBを叱責するというシーンが延々と繰り広げられ、それが全部聞こえてくる、そして喫茶店は満席で移動不可というシチュエーションです。Aは借金返さないのにBが女と遊んでいるところを目撃したということで激怒しており、お前を絶対に潰してやるという話を死ぬほどリピートするのです。Bもなかなかしぶとくて、のらりくらり交わしながらどうも返す気がないようです。重苦しい殺気があたりにただよっていました。同行者と完全沈黙のまま、なんとか食べ終わったので私たちは席を立ち、事件にならなければ良いがと思いながら、かなりデプレスした状態でホールに向かいました。

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ミヒャエル・ザンデルリンクの実力は都響への客演で知っていたのですが、ドレスデンフィルとの演奏は、手勢ということもあり素晴らしいものでした。デプレスしていた精神状態も一気に回復しました。強奏時でもオケの音に深みと柔らかさがあり、それをミヒャエルが最大の緊張感を持って指揮するのですから、私にとっては初めて経験するドイツ音楽の神髄感がありました。

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2019 ドレスデンフィル来日公演の記録

富士通コンサートシリーズ
ミヒャエル・ザンデルリンク指揮 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
広告宣伝 - 富士通
https://www.fujitsu.com/jp/about/resources/advertising/event/dresdenphil/

6月30日(日曜日) 13時30分   大阪 ザ・シンフォニーホール
7月1日(月曜日) 19時 福岡 アクロス福岡シンフォニホール
7月3日(水曜日) 19時 東京 サントリーホール

新宿文化センター主催公演
2019年6月28日(金)19:00開演
出演:指揮 /ミヒャエル・ザンデルリンク、管弦楽/ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
全席指定 S席10,000円 A席7,000円

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ミヒャエル・ザンデルリンクとドレスデンフィルのPR動画
https://www.youtube.com/watch?v=TKsc5fG_3qY

ショスタコーヴィチ交響曲第7番
https://www.youtube.com/watch?v=r-1x8SoDopw

ミヒャエルとドレスデンフィルは1枚のCDにベートーヴェンとショスタコーヴィチの交響曲を同居させるという珍奇なアイデアをほんとに実行するという企画を進めています。

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でもオーケストラは生で聴かないと、その本当の良さはわかりません。

 

 

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2024年9月 1日 (日)

World music collection 18: Nakajima Miyuki (covers)

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Nakajima Miyuki, a legend of japanese music scene in 20th and 21th centuries, is a medicine for your heart, but at the same time is a poison to your mental sensors. Sometines, my mental sensors are able to endure only for several munites for her songs. I think, it is not due to her melody or lyrics, but is rather due to her way of performance.

So the covers of her songs have special significance for me. I carefully chose the covers diluting the poison of the originals, while they still preserve it to some extent.

中島みゆきの音楽はリスナーに慰めを与え、また毒を注入します。その毒は強烈で、私のメンタルセンサーは1曲に耐えるのがやっとです。それは音楽そのものではなく、彼女のパフォーマンスによるものです。つまりカバーはいくらでもOKです。ここでは毒が薄まってはいるが、きちんと保持しているカバーを慎重に選びました。

lyrics:

中文
https://note.com/kanshikanbun/n/n00725f05ae3d

English and other european langages
https://lyricstranslate.com/ja/miyuki-nakajima-lyrics.html

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ホームにて ぷりん
https://www.youtube.com/watch?v=gSo4CfOItA4

かなり若い頃のぷりんさん。もっと前にはハードロックをやっていたらしい。
年末になると聴きたくなる曲ですが、いまや夜行列車なんてほぼないので、そのうち誰もこの情緒を感じられなくなってしまうでしょうか。

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夢だもの まきちゃんぐ
https://www.youtube.com/watch?v=hgpeMBRxbdU

ちゃんぐさんは中島みゆきと同じ事務所にいて、後継者と見なされていたこともありましたが、彼女は彼女の音楽をやっています。

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ミルク32 満島ひかり
https://www.youtube.com/watch?v=95thSZDHAvo

ミルクは札幌北18条にある喫茶店で、中島みゆきが無名時代によく通っていたそうです。
https://mainichi.jp/articles/20220129/k00/00m/040/239000c

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愛から遠く離れて 伽藍琳(りん・がらん)
https://www.youtube.com/watch?v=OwmEBrrF-6U

伽藍琳さんは本職は舞台のプロデューサーだそうですが、自然にはいってくる歌もなかなかのもの。

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エレーン 
Naru & ぷりん
https://www.youtube.com/watch?v=ODnvm4znMNk

病気や怪我を乗り越えて。 最近の Naru & ぷりん

まろりさんの解説によれば、エレーンのモデル「ヘレン」は、中島みゆきと同じマンションに住んでいた外国人を相手にする娼婦で、いつも安物のドレスを身に着けていました。そのヘレンが客とのトラブルと見られる事件で殺され、マンションのゴミ捨て場に死体が遺棄されるという事件が発生しました。外国人娼婦の殺人事件に警察も捜査に本腰を入れようとしなかったのか、そのまま事件は迷宮入り。というようなことがあったようです。
こちら

The model of this song "Helen" was a street girl lived in the same apartment with Miyuki. One day she was killed by a "customer" and found in the garbage box. She left only some worn-out dresses, no one want to ware.

歌詞:こちら

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歌姫 シンガー不明
https://www.youtube.com/watch?v=gEke-OfsjJE

集団就職のことなのかと、この映像を見てはじめて気がつきました。シンガーの顔も名前もわかりませんがリアルな歌。

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ひとり上手 YO-EN
https://www.youtube.com/watch?v=MDiKhvilnt0

体調不良から回復して活動を再開したそうです。ご健康を祈ります。

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地上の星 魚高ミチル
https://www.youtube.com/watch?v=NyrBtEcY5UE

最近BeBeから改名したそうです。

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世情 Ai Ninomiya
https://www.youtube.com/watch?v=b7d6QtCTZZ4

真摯な歌唱。彼女は英語のキャプションもつけています。

What’s right and what’s wrong.
I guess we’re programmed to be in a confrontation no matter what year it is.

A huge confrontation in between those who want changes to this world, and the ones who want to stop the time to live a life in a way they used to.
It’s everywhere.

Thank you so much for checking my channel!
I hope you enjoyed my videos!!!

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誕生 ドリアン・ロロブリジーダ
https://www.youtube.com/watch?v=EmzmNjUQGBI

ドリアンさん、素顔は二枚目。

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糸 冨田麗香
https://www.youtube.com/watch?v=FN_jXIXOlVw

地べたに座って歌うというのが、なんともいえない雰囲気を醸成します。

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ヘッドライト・テールライト 宮苑晶子
https://www.youtube.com/watch?v=oqVQYxAhE5c

シンガーになる前はシステムエンジニアだったそうです。

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有名人によるカバー

雪 坂本冬美
https://www.youtube.com/watch?v=Bs6Hb-G8QpA

銀の龍の背に乗って 槇原敬之
https://www.youtube.com/watch?v=d5eiDfHjfCc

空と君のあいだに 森恵
https://www.youtube.com/watch?v=eVAZuqMyyGo

時代 夏川りみ
https://www.youtube.com/watch?v=Z6gOpDP7KYA

ファイト! 竹原ピストル
https://www.youtube.com/watch?v=2lzP8f3kDns

しかし竹原ピストルがNHKの紅白歌合戦に出場するとは、誰が想像しただろうか!

悪女 中森明菜
https://www.youtube.com/watch?v=J0NgOMSvf9s
https://www.youtube.com/watch?v=xsqQWTqGwaM

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最後にすごいのを。中島みゆき公認のオープン映像のようです。
毒殺されないように!

This is the performance of Nakajima Miyuki by herself.
I felt Edith Piaf.

愛だけを残せ 中島みゆき
https://www.youtube.com/watch?v=gUDikbjabaw

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ではおやすみなさい  Good night everyone🌙

夜曲(Nocturne) Soko
https://www.youtube.com/watch?v=X9_OikoLMSU

 

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2024年8月24日 (土)

World music collection 17: Mad About Lemon

Heidi

https://www.youtube.com/watch?v=x6BtZOodyVE

これは Hot Club Du Nax (Vocal: Isobel Cope) のミュージックビデオですが、ここでのターゲットは後ろのコーラスです。コーラスの向かって一番左の人が Heidi Erler さんですが、この人は唇でトランペットとサックスとトロンボーンの間くらいの音が出せるのです。2分くらいからです。

A woman of back chorus made a sound like that between trumpet, sax and trombone by her lips only. It is amazing. (from about 2 min)

打楽器とかトランペットの音を出すパフォーマンスはよくありますが、こんな音を出せる人を見るのは(聴くのは)はじめてです。驚異的な美しい音です。

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3人はユニットです。

中世の教会音楽をポップスにしようとしているのでしょうか?

Light love lemon
https://www.youtube.com/watch?v=h8HBYa7UCN0

グループ名は 「Mad About Lemon 」
日本のアーティストでは青葉市子の音楽に近いかな 文明批判もあります

Modern People
https://www.youtube.com/watch?v=FKvtBSLP2P8

Thought You Think I Knew
https://www.youtube.com/watch?v=zW_R8uJmEFs

Paintings on the Wall
https://www.youtube.com/watch?v=88ybgTt5CbM

 



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2024年8月12日 (月)

蝉(セミ)

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私は昆虫のことはよくわからないので、半翅目がカメムシ目になったことも知りませんでしたが、そうするとセミもカメムシ目になるわけです、これはセミがかわいそうかも? 最近団地の壁に抜け殻がくっついているのを発見しました。ここで脱皮したに違いありません。

今年はまあセミはそこそこ多い年のようですが、アブラゼミについて言えば、ちょっと暑すぎて昼間は休む時間が多いようであまり鳴いていません。たくさん居ることは目視で確認できます。ときどきジッジという地味な鳴き声で鳴きながら数メートル移動します。鳥のように地鳴きとさえずりがあるみたいです。夜は鳴く日と鳴かない日があって、鳴く日はずっと何時間も鳴いています。鳴くか鳴かないかが何によって決まっているのかよくわかりません。

セミはどうも恐竜の全盛期だったジュラ紀にはすでに地球上に存在していたようで、素晴らしい化石がウェブサイトに出ています。
https://www.kaseki7.com/items_fossil/ot/1190.html

私の趣味で選んだ セミに因んだ音楽

夏蝉 / 熊木杏里
https://www.youtube.com/watch?v=INu-PqINm6U
https://www.youtube.com/watch?v=x3FV-qimxdM
https://www.youtube.com/watch?v=vnbnTV6wO54

まきちゃんぐ / 八日目の蝉
https://www.youtube.com/watch?v=xxypJr2b5gk
https://www.youtube.com/watch?v=ypwkh7kWJrI

covered by かめいゆみ
https://www.youtube.com/watch?v=cOss9-D9W-I

 

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2024年8月10日 (土)

ハーディング-都響 マーラー交響曲第1番@サントリーホール 2024/08/10

Imgharding

多分今シーズンベストの都響演奏を聴けるのではないかという期待に胸を膨らませて、猛暑の中サントリーホールにでかけました。今日のメインはマエストロ・ダニエル・ハーディングが指揮するマーラーの交響曲第1番です。コンマスは水谷さん、サイドは山本さんです。

最初の曲目はベルクの「7つの初期の歌」で、歌詞は予習していったのですが、あまりにもロマンティックあるいはエロティックな歌詞でびっくりしました。ニカ・ゴリッチさん(S)はどちらかといえば清潔感が感じられるシンガーでちょっと違うかなと思いました。この人、モーツァルトやプッチーニのオペラはどうなんだろうと想像をかきたてられます。

後半のマーラー交響曲第1番は、まさにマーラーはこうじゃなくっちゃというはまりにはまった演奏で予想に違わぬ名演でした。緊張感溢れるオーケストラ、崩壊しそうな美しさと変態的躍動感のあるアーティキュレーション、退廃的な匂いがする繊細な弦のアンサンブル、それを主導する管楽器群、ホルンもいつになく素晴らしい。是非都響とマーラーチクルスをやって欲しいと思いました。

SNSをみると昨日は演奏の途中で地震が来て大変だったようですが、今日はそのようなこともなく無事終了しました。彼は3.11の日に日本でマーラーを演奏しており、聴衆と共にホールで宿泊を余儀なくされたという地震に縁のある人です。

拙稿:3月11日のマーラー
http://morph.way-nifty.com/grey/2012/03/post-55fe.html

終演後のショットを1枚(ヴィオラ以外! 全員こっち向いてるという不思議)

Imgharding2

 

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2024年8月 8日 (木)

梅田 テアトロジーリオ・ショウワ・オーケストラ @フェスタサマーミューザ2024

Umeda

ミューザ川崎シンフォニーホールは素晴らしいホールで、こんなホールができることを知っていたら、川崎に住んでいたと思います。しかし現実は厳しい。もう川崎まで行くのはとてもつらいという年になってしまいました。小池都知事が始球式で骨折したというニュースがはいってきましたが、齢を重ねると言うことは、自分で考えるより重くのしかかってくるのです。

ですから今年はもうサマーミューザを卒業しようと思っていたのですが、どうしても行きたい演奏会がひとつだけあって、卒業を延長することにしました。それはテアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラとマエストロ梅田のコンビで演奏するブルックナー交響曲第7番ホ長調です。

マエストロ梅田のブルックナーを一度聴いてみたかったのと、Z世代のブルックナー演奏を一度聴いてみたかったというダブルの誘惑は断ち切れません。最近生演奏やCDで聴いたブルックナーがどうもしっくりこないというのもありました。

卒延は大正解。聴衆は1/3くらいしかホールを埋められませんでしたが、その真摯でとてもアマオケとは思えないようなレベルの高い演奏に圧倒されました。特に第2楽章はワグネルチューバの深い音色と寸分違わぬアンサンブル、ホルンとのコラール、弦の緻密で繊細な調べ、トランペットソロの輝き、豪快なトロンボーン、特筆すべき終盤のやわらかなフルート、そしてマエストロ梅田の指揮と相まってみんな絶好調でした。おそらく丁寧で気合いのこもったリハーサルの賜でしょう。私をまたブルックナーの音楽に引き戻してくれたことに感謝したいと思います。

Muza

外に出ると稲妻が走る空でしたが、ミューザは温かいまなざしで私を見送ってくれました。

 

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2024年8月 3日 (土)

World music collection 16: Southern raised

Southern-raised

A modern blue grass band of USA. Their songs go straight to my heart. I found the comments for them in german wikipedia, not USA. Probably because their one more background is the european classical music. They have announced that "We have morphed a progressive sound that spans Christian Country/Bluegrass, Celtic and Classical."

Southern raised というニューブルーグラスを標榜するバンド、なんと米国の wikipedia にはみつからず、ドイツ版にありました。

https://de.wikipedia.org/wiki/Southern_Raised

メンバーは Emily, Lindsay, Matt, and Alex.

Emily Reith: Vocal, Violin(Fiddle), Mandolin and Uklele
Lindsay Reith: Bass, Vocal
Matt Reith: Guitar, Vocal(low tone)
Alex Clayton, Banjo, Dobro

クレイトン以外は兄弟のようです

Facebook: https://www.facebook.com/SouthernRaisedBand/?locale=ja_JP

We’d like to introduce you to the newest addition to the band, Ms. Maggie Farnum. As many of you knew, Lindsay, our sister and bass player recently made a move and decided to step down from the band. ベースプレイヤーのリンゼイが抜けて、マギーが加わるというニュースがでていました。ただアマゾンを見ると、アレックスも別の人物に代わっているようです。

Amazon: こちら

Official site: https://www.southernraisedband.com/

オリジナル曲もありますが、巧みな編曲と演奏そしてハートフェルトな歌で心うたれる新時代のブルーグラスを聴かせてくれます。

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Ghost Riders in the Sky  song by Johnny Cash
https://www.youtube.com/watch?v=oG85zhpgmJY

ディープな内容の歌詞です 空を走り去る牧童たちの幽霊の歌
https://www.mitomori.co.jp/hana4/dairy155.html

子供の頃に聴いた不思議な歌詞
ユピアイ オー  ユピアイ エー
がまだ心に残っています

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Jolene song by Dolly Parton
https://www.youtube.com/watch?v=IcvGWKBns8I

歌詞と和訳: https://ameblo.jp/passionemimi/entry-12666794128.html

エミリー・リースのリードヴォーカルで 嫉妬の歌です

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Gentle On My Mind  song by Glen Campbell (original: John Hartford)
https://www.youtube.com/watch?v=oIyVu0Ucz8U

歌詞と和訳: https://einzelzelle.jugem.jp/?eid=1806

こういうのがブルーグラスのテイストなのか

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Fly Me To The Moon  作詞・作曲 Bart Howard
https://www.youtube.com/watch?v=CNLJLNtSn4U

歌詞と和訳:
https://jazzvocal.hatenablog.com/entry/fly-me-_to-_the-_moon  

ゆるい感じの編曲と歌が心地よい

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Cotton Eye Joe アメリカ民謡
https://www.youtube.com/watch?v=FkWxskeTl3U

歌詞と和訳: https://aanii.net/cotton-eye-joe/

めずらしくフリつき 素晴らしい演奏

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Orange Blossom Special 作曲 Ervin T. Rouse
https://www.youtube.com/watch?v=NhM4sIeeHYQ

解説: https://note.com/schumio/n/n0af9f830805a

クラシックの名曲をちりばめたスペシャルアレンジ

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You raise me up  Song by Secret Garden
https://www.youtube.com/watch?v=ROKjY9-nb1I

21世紀の曲ですが、まるで民謡のようにみんなが歌っている曲
英語圏のバラードシンガーにとってマストソングみたいですが
ブルーグラスの歌手までレパートリーにしています

しおたん
https://www.youtube.com/watch?v=spjSCZgQaR0

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You've Got a Friend Song by Carol King
https://www.youtube.com/watch?v=3rLj9HkCngE

和訳:https://ameblo.jp/junkoym81/entry-12730405742.html

かわいい犬出演で個人的に映像のポイント高し
彼らにしては珍しく原曲に比較的忠実に歌っている

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16 tons
https://www.youtube.com/watch?v=QfgGsIFHZ7w

Love Carries On
https://www.youtube.com/watch?v=6xRww6pqhg4

Have You Ever Seen The Rain?
https://www.youtube.com/watch?v=l7uqnTShGSg

Take Me Home, Country Roads
https://www.youtube.com/watch?v=GGzj37OgQNI

Ravens Still Fly
https://www.youtube.com/watch?v=TG7BraOa-ns

Rise again
https://www.youtube.com/watch?v=rLseO7pw4KE&list=PLHb_Bb9pUV9mwbqdEX5k3I8EjvHgJR7Mf

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ヴィヴァルディの四季「夏」
https://www.youtube.com/watch?v=uACAZq9HD-g

Beethoven's 5th Symphony
https://www.youtube.com/watch?v=PmqHYGukU2E

Beethoven's 9th Symphony
https://www.youtube.com/watch?v=8e1K6YVGZTY

終楽章ではなく第2楽章で、しかも歌付き

The Prairie Spring Waltz
https://www.youtube.com/watch?v=lVzJFQKRZww

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2024年7月25日 (木)

都響 これはヤバい

2024

サマーミューザ2024ですが、東響・読響・新日本フィルが完売なのに、都響は売れ残っています。

プログラムに問題はないと思いますが、オーケストラも間断なく新機軸を打ち出していかないと、演奏自体の完成度が高くても飽きられるということを考えないとね。

https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/calendar/

 

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2024年7月24日 (水)

炎暑に涼を求めて

A_20240724113001

霧が深くなって、道を見失った
しだいに寒さがおそいかかってくる
夕暮れは近く、今日は野宿するしかない

野宿する場所をさがして彷徨っていると
突然霧の中から子犬を連れた少女が現れた

震えている私を見て、少女は
「寒いの? うちに来ればサモワールがあるわよ」
と言った

私「熱い紅茶を飲ませてくれるのかい」
少女「ついていらっしゃい」

霧の中を少女と子犬についていくと、森の入口に
小さなログハウスがあった

少女がドアを開けると、なかから父親らしき
長いあごひげの男があらわれた

少女「寒いみたい 震えているの」
私「道に迷った旅人です」
男「はいれ」

少女:オーボエ
子犬:フルート
男:ホルン
私:チェロ

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チャイコフスキー 交響曲第1番「冬の日の幻想」
第2楽章「陰気な土地、霧の土地」
Adagio cantabile ma non tanto - Pochissimo piu mosso

https://www.youtube.com/watch?v=THT5PjadpIc

https://www.youtube.com/watch?v=9w4cNAXUii8

 

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