カテゴリー「音楽(music)」の記事

2024年12月10日 (火)

World music collection 22: Nara Sisters

Img_1048b

Let's listen to nara sisters!  How do you feel mina?

According to their self-introduction (1), "Nara sisters" is a unit of genetically real sisters, though they don't resemble each other. Previously they started their activities independently, but recently they resumed the new activity together as "nara sisters" .

1) Self-introduction (in Japanese)
https://www.youtube.com/watch?v=fcuBF40mH2s

For the first time, I recommend you the song written by Yuming
"Anniversary - infinitely calling you"

Now, I'm walking with you.
We have overcomed the difficulties of our younger days.
At this moment, I feel the sunshine penetrates infinitely.
Of course this morning is a usual morning.
But I feel today is the aniversary for me.

https://www.youtube.com/watch?v=WEmTXol3CN4


Photo_20241210121301

Another song by Yuming  if you like

Hello, my friend (covered by Nara sisters)
https://www.youtube.com/watch?v=JdBX-enmMtk

Hello, my friend (original MV by Yuming)
https://www.youtube.com/watch?v=K6dmZhdCYs0

-------------------

Christmas_ornament_snowman_lights

Last Christmas / Wham! in English
https://www.youtube.com/watch?v=B645hvE0VXw

Santa claus is coming to town in English & Japanese
https://www.youtube.com/watch?v=ua5ohJCXkiY

雪のクリスマス (Christmas in snow) / DREAMS COME TRUE
https://www.youtube.com/watch?v=hC7FRs3Lp_U

メリクリ / BoA
https://www.youtube.com/watch?v=LTA2d_pk6Os

-------------------

粉雪 / レミオロメン
https://www.youtube.com/watch?v=XMYFxptlr9c

マカロニ / Perfume
https://www.youtube.com/watch?v=l1MKrAN8Qvk

再会 / LiSA×Uru
https://www.youtube.com/watch?v=lwKbANKHZzY

冬のうた / Kiroro
https://www.youtube.com/watch?v=fdTlfZdACPM

-------------------

オリビアを聴きながら / 杏里
https://www.youtube.com/watch?v=KAXFkDbX5lc

ロビンソン / スピッツ
https://www.youtube.com/watch?v=G3IiXVyY09E

夏の終わりのハーモニー / 井上陽水×安全地帯
https://www.youtube.com/watch?v=I01fAOJP2K0

レイニーブルー / 徳永英明
https://www.youtube.com/watch?v=WDrYN-Quv1g

メロディー / 玉置浩二
https://www.youtube.com/watch?v=SXDDKZ2jBL4

桜 / コブクロ
https://www.youtube.com/watch?v=LAdMq_QRKWU

-------------------

Original songs:

White Season
https://www.youtube.com/watch?v=_O3Oo-l49yM

Under The Sky
https://www.youtube.com/watch?v=13pvVnKegfM

 

| | | コメント (0)

2024年11月27日 (水)

Walk down the memory lane 13: The music of Hirota Mieko

Miekohirota1

Hirota Mieko (1947-2020)  from wikimedia commons

Popular music is affected generally by the atmosphere of the era. I think there were two turning points after world war II. After the war ended, the golden age of popular music had appeared. At that time, the atmosphere was filled with the delight of war ending as well as the poverty due to the defeat. After a while children who don't know the war grew and the society recovered, they made the next wave of new music (J-POP) that was not depend on the american music. Hirota Mieko (singer) and Tsutsumi Kyohei (composer) were the engines to move the wave, though (and probably because) they were the specialists of the american music. Nowadays J-POP is in the third wave that is created by ones who don't know the age of prosperity of Japan.

The end of summer (渚のうわさ Rumor of the Seaside)
https://www.youtube.com/watch?v=uotHB4Is_Ds

The end of summer (渚のうわさ Rumor of the Seaside)
colored
https://www.youtube.com/watch?v=-zlXEsRb2yA

渚のうわさ 弘田三枝子 1967 TV show
colored film
https://www.youtube.com/watch?v=UVop4gL1lwg

踊りあかして in Japanese and English (TV show)
colored film
https://www.youtube.com/watch?v=X-0_WYtIMdA

すてきな16才 in Japanese (Original:Neil Sedaka)
Happy birthday sweet sixteen
https://www.youtube.com/watch?v=nZKeR3Cwuqk

落ち葉のコンチェルト in English (Original:Albert Hammond)
For the Peace of All Mankind
https://www.youtube.com/watch?v=p7pcLWZIr_Q

Be My Baby   in Japanese (Original:The Ronnetes)
https://www.youtube.com/watch?v=ikg34H4glW8

砂に消えた涙  in Japanese (Original:Mina Mazzini)
https://www.youtube.com/watch?v=BspPgnu39bk

Mack The Knife   in English
https://www.youtube.com/watch?v=6d16G1ALtRw

Louisiana Mama   in Japanese
https://www.youtube.com/watch?v=o0zOyMCpIkI

人形の家 in Japanese (after plastic surgery)
https://www.youtube.com/watch?v=K5G-xy2jWsM

DAM unpublished special LP (Jazz)
https://www.youtube.com/watch?v=99JSIZLulDA

太平洋戦争がようやく終わって、戦時中は戦意高揚の歌ばかりだった歌謡界も自由になって、多くのヒット曲が生まれました。リンゴの唄-並木路子、東京ブギウギ‐笠置シズ子、憧れのハワイ航路-岡晴夫、銀座カンカン娘-高峰秀子、お富さん‐春日八郎など、現在よりも庶民の生活の中に歌が深く浸透していたような気がします。でもこのような歌謡曲がその後1970年代、80年代のJ-POP全盛時代に直結するとは思えなくて、フィーリングの問題ではありますが、そこには溝があるような気がします。

現在のポップスと昭和のポップスにも溝があるような気がしますが、それは Perfume が出現したあたりから音楽が変わったように思います。でも今日はそこじゃなくて、1960年代の話です。弘田三枝子が「渚のうわさ」(作詞:橋本淳、作曲:筒美京平)をリリースするまで、J-POPというジャンルの音楽はないも同然でした。確かにポップスのシンガーは伊東ゆかり、中尾ミエなどをはじめとして大勢いましたが、皆さん米国の音楽を翻訳して歌っていたのです。中尾ミエの「かわいいベイビー」など大ヒットした曲もありましたが、これはコニー・フランシスの曲です。弘田三枝子も「渚のうわさ」がリリースされるまでは、米国産の歌を歌っていました。この曲が売れたので、新路線曲のリリースが続くことになり、和製のポップスもだんだん世に認められるようになったわけです。

私は1967年に日本コロムビアからリリースされた「渚のうわさ」がJ-POP最初の曲だと思っています。レコード番号はP‐1で、まさしくポップスの1番です。筒美京平の音楽とストラテジーはものすごく大きな影響があったと思います。弘田三枝子も筒美京平も米国の音楽を深く知る人々だっただけに、なんとか物真似でない日本独自の音楽を作りたいと考えていたのではないでしょうか。

「渚のうわさ」は、なんとミュージックビデオまで制作されていたというのがすごいですが、最近カラー化されてアップされているのに気が付いてさらにびっくりしました。ご存じない方は是非聴いてみてください。

この記事を書くにあたってウィキペディアは見ましたが、なんと彼女はエラ・フィッツジェラルドから直接「養女にしたい」というオファーをもらったことがあるそうです(爆)。

渚のうわさ★colorized★弘田三枝子(HIROTA Mieko)
https://www.youtube.com/watch?v=-zlXEsRb2yA

カラー化してアップしてくださった方々に感謝します。

★★★
https://friday.kodansha.co.jp/article/125494

 

| | | コメント (0)

2024年11月24日 (日)

ティアラこうとう

Img_3025a

マエストロ藤岡はおしゃべり好きで陽気な人です。楽団からストップをかけられるまで今日(土曜日)もプレトークに花が咲きます。確かにラフマニノフのメロディにはチャイコフスキーのようなラメントは感じられません。夢の中で浮遊するような趣があります。

ラフマニノフ交響曲第2番の第3楽章、みんなで細心のお膳立てをする中で、山口さんがただただ美しいクラリネットを奏でる別世界・・・これが音楽の真髄。なんらかの感情をかきたてる音楽とは一線を画し、脳の別の場所にアクセスするようです。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の充実に陶然とし、スカイツリーの美しいイルミネーションを右に、ナイターで野球をする人々を左に見てふわふわと帰途につきました。

 

| | | コメント (0)

2024年11月18日 (月)

東京シティ・フィルさん おめでとうございます

Img_0964a

雨に煙る団地の道路。雨とともに冬がやってきました。朴の木の紅葉がいつになく美しい。
いつもの年だともう葉がボロボロになっていて、紅葉してもみられたものではないのですが、今年の異常気象のためか上から勾配的に紅葉がみられます。

Img_0968a

Img_0971b

とりわけプラタナスの紅葉(黄葉)は見事なものです。

今日は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団創立50周年の記者会見に出かけました。
写真は左から戸澤哲夫コンマス、常任指揮者の高関健氏、首席客演指揮者の藤岡幸夫氏です。
2025~2026シーズンはオペラシティーの改修などもあって、定期演奏会は10回しかできず大変なようです。それでもサントリーホールを奇跡的に2日間確保できて、マエストロ高関の指揮でマーラーの6番と2番のシンフォニーの特別演奏会ができることになったそうです。これはもともとオペラシティーじゃ演奏困難と思われる曲なので瓢箪から駒です。まあ演奏会は再来年の話なので、しばらく忘れることにします。

Img_0972a

Img_0974a

私はティアラ江東のシリーズは必ず行くつもりです。ソアーレスさんの「新世界より」、藤岡さんのチャイコフスキー交響曲第5番、務川さんをソリストに迎える高関さんのラヴェル集などとても楽しみです。

 

 

 

| | | コメント (0)

2024年11月12日 (火)

Walk down the memory lane 12: Teichiku age of Nishijima Mieko テイチク時代の西島三重子

このCDを持っていることは私のちょっとした自慢です。
というのはテイチク時代に、このアルバムより後にリリースした3枚のアルバムはCD化されていないからです。

This CD is a rare item, because other CDs in her Teichiku (name of music publisher) age have not been released. At that time analog LP disk was the standard media. Some fans may have not awared of the publication of the CD.

Byebye

テイチク時代は彼女の絶頂期で、昭和を代表する名曲を天才のおもむくままに次々とリリースしていました。現代のZ世代にもこの音楽を鑑賞してほしいと思います。

彼女は自分なりのフォークを突き詰めていって、ワーナーパイオニア時代の最後のアルバム「シルエット」を完成しましたが、ここでポップスの要素を取り入れた新しい音楽に挑戦することを決意し、テイチクに移籍しました。

シルエット(ワーナー・パイオニア最後のアルバム)
https://www.youtube.com/watch?v=SnelxXTZ7Rk

以下テイチク時代の4枚のアルバム   4 albums in her Teichiku age↙

Bye-Bye
https://www.youtube.com/watch?v=FZlRH-oMHQw&t=139s

Lost Hour
https://www.youtube.com/watch?v=EqQPfZmseto

Image(イマージュ)
YouTube への up は多分ありません (not uploaded)

Image_20241112094801

Soft-i
https://www.youtube.com/watch?v=ncQQWbwfg88&list=PLgbZ2sGRHPkX19bla52c-cp5wxQ61sSeq

---------------------------

やはり彼女の真骨頂はスローテンポの曲にあると思います。夢の中の物語のような趣があります。こんなに耽美的なJ-POPは他では聴いたことがありません。

Aesthetic melodies of her music

#Sequence of Memories  アルバム「SHADOW」に収録
https://www.youtube.com/watch?v=oTMG-6eWOa4

#Imagination Canvas アルバム「Lost Hour」に収録
https://www.youtube.com/watch?v=7cdNRmqB4zU

#少年の日 アルバム「Soft-i」に収録

https://www.youtube.com/watch?v=Zwp6cfKMV4Y
(12min あたりから)

https://www.youtube.com/watch?v=04z4-kn9oGk&t=21s
(11min 50sec あたりから)

この曲は夫には相手をしてもらえない、子供は恋をして独立していくという母親の寂しさがそこはかとなく感じられます。

---------------------------

販売中のベストCD

ワーナー「オールタイムベスト」  

テイチク「ゴールデン★ベスト」

to アマゾン

---------------------------

最近は絵本作家として活躍しておられるようです

No-credit_20241112095401

中央公論新社

https://www.chuko.co.jp/tanko/2022/10/005581.html

 

 

| | | コメント (0)

2024年11月 3日 (日)

タビター都響:展覧会の絵@サントリーホール2024/11/03

Photo_20241103201901

雲ひとつない快晴の中、サントリーホールでの都響演奏会です。ここまでくるのも大変になってきたので、都響会員は来年までと決断しました。残り少ない機会なので、今年度・来年度は楽しまなくてはいけません。

カラヤン広場では盛大に滝の水を流していて、空には今日のマエストロ(タビタ・ベルグルンド)を祝福するかのような十字架が見えます。

Img_0947a

タビタ・ベルグルンドはノルウェーの指揮者ですが、来シーズンからドレスデンフィルの首席客演を務めるということで、欧米では期待される若手なのでしょう。リハーサルは2日間だったみたいですが、もう完全に都響を掌握している感じで、こんなにみんなをやる気にさせることだけ見ても一流であることは明らかです。

スカートをはいて都響の指揮台に立つ指揮者を見るのは10年以上前のエヴァ・オリカイネン以来です。ポヒョラの娘は初めて聴く曲でしたが、なかなか雰囲気は良い曲です。終わった後思い出そうとしてもできませんが・・・。

グリークのコンチェルトはギムセの演奏が、まるで至高の美術品のような美しさでしたが、鑑賞するのみでのめりこみは無し。

のめりこめたのは休憩後の ムソルグスキー「展覧会の絵」で、これはマエストロの十八番だったのかな。都響の演奏も迫力満点でした。コンマスが武闘派の山本さんだったのもよかったのでしょうか。サイドはマキロンでした。ユーフォニアムやアルトサックスの名演奏も聴けましたし、西條氏も好調でした。弦も本当によく鳴っていました。

Img_0954a

満席の会場は熱狂し、ついに点灯後の指揮者アンコールまで。タビタはつつましくステージの端のほうにちょっとだけ出てきました。

| | | コメント (0)

2024年11月 1日 (金)

World music collection 21: Old songs by Mitsu (=honey)

Photo_20241101133801

蜜(mitsu) means "honey" and they constitute of Kimura Uni and Hashizume Ryo. They started their activity at 2007. I think they have a special talent to arrange old songs as if they are the originals of mitsu.

HP: 蜜 木村ウニ&橋詰遼
http://mitsu71.com

==============

銀座カンカン娘 高峰秀子
https://www.youtube.com/watch?v=6hgUGbZpwEI

A song just after the end of world war II. The age required bright entertainment. The title "Ginza kan-kan girls" is difficult to explain even by us Japanese. Someone says that kan-kan is a word of campaign against the prostitutes for US soldiers.

高峰秀子が歌っているのはさすがに見たことありません
歌は子供のころから知っていました
ウィキペディアによると:「カンカン」とは山本嘉次郎の造語であり、当時の売春婦の別称「パンパンガール」に対して「カンカンに怒っている」という意味が込められている: だそうです

-------------------------

め組のひと RATS & STAR
https://www.youtube.com/watch?v=p6k4Lvhg1DE

どうして「め組」なのかはよくわかりませんでした 江戸時代に火消しの「め組」と相撲力士による乱闘事件があったそうですが、特に関係はなさそう

-------------------------

Summer Vacation 村田和人&竹内まりや (Murata Kazuhito & Takeuchi Mariya)
https://www.youtube.com/watch?v=mSg2UUXZsWk

I think it's one of the best songs of Murata Kazuhito who passed away at 2016.

村田和人畢生の名曲だと思います ピアニカ風味のアレンジ

-------------------------

Traveling 宇多田ヒカル (Utada Hikaru)
https://www.youtube.com/watch?v=_4pr6y86S14

オリジナルよりはまっていると思います でもリハ不足

-------------------------

ひこうき雲(Contrail) 荒井由実(Arai Yumi = Yuming)
https://www.youtube.com/watch?v=XAngtHb2_3M

Yuming created this song in her age of teenager. It is a kind of mourning song.

後に多くの人がカバーするようになりましたが、彼らは昔からこの曲が好きでよくカバーしていたようです


==============

オリジナル(Originals)

Tasting of me     Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=xV93LcSZc74

What can I do?   Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=vcDnYoFwpqE

You know?    Live performance
https://www.youtube.com/watch?v=A5z7viz668I

Unfortunately, their original melodies do not come to stay in my brain.

 

 

| | | コメント (0)

2024年10月17日 (木)

布団の季節になりました

Img_0540a

都響 HP&SNS その1~重鎮編
http://morph.way-nifty.com/grey/2024/10/post-d92006.html

都響 HP&SNS その2~弦楽器編
http://morph.way-nifty.com/grey/2024/10/post-d64ab4.html

都響 HP&SNS その3~管・打楽器編
http://morph.way-nifty.com/grey/2024/10/post-e09740.html

| | | コメント (0)

2024年10月13日 (日)

「エロイカ」 by ライアン・ウィグルスワース&都響@サントリーホール2024/10/13

Img_20241013201801

不思議なフライヤーです。指揮者だけが星の中に居て、ソリストを呼んでいるのに写真がありません。そのバチが当たったのか、このフライヤーの下方のコンサートに出演予定だったイモージェン・クーパーさんがリハーサル終了後に負傷されてキャンセルになりました。ところがどこまでついているのか、土曜日に京都市交響楽団のコンサートで同じ演目を演奏したピアニストがいるということで、急遽日曜日のオファーを出したらOKということで、公演前日のアクシデントにもかかわらず穴を開けずにすんだという、狐につままれたようなお話でした。

サントリーホールはほぼ満席です。当日までわからなかったので、ソリストが交代して同じ曲を演奏するなんてことをしらないお客さんもいたことでしょう。開演前に国塩さんがステージに出てきてそのあたりの事情をお話ししてから演奏会がはじまりました。代役のアンドリュー・フォン・オーエンさんは、まるでチェンバロを弾いているような感じの演奏で(ピアノはスタインウェイ)、完全に自分の世界を持っている方でした。彼の世界に一体化できるほど都響の演奏は上品ではありませんが、本日の指揮者ライアン・ウィグルスワースの堅実なタクトのもとに無事破綻無く終了し、めでたしめでたし。

後半のエロイカは、指揮者がめざすベートーヴェンの演奏を矢部コンマスのもとに完全に音にした都響の演奏が素晴らしい。鷹栖・松木という2人の天才が扇の要に並ぶこの風景のなかに私が共存していることが夢のようです。ホルン勢も素晴らしかった。こんな演奏会に遭遇するので、コンサートホールに通うのをやめられません。

| | | コメント (0)

2024年10月10日 (木)

東京のコンサートホール改修と都響ラインナップ発表

222_20241010091701

東京のコンサートホールは改修ラッシュの時期に突入します。当分改修無く使えるホールも、実は改修費値上げのため予算不足で延期したところも多いと聞いています。東京文化会館が3年かけてリニューアルするのは大歓迎です。私が住んでいる団地も東京文化会館も5Fで、どちらも階段で5Fまで歩いてあがる仕様です。改修後はエスカレータくらいはつけると信じたいです。席の狭さや旧式トイレも改善の必要があります。ただ精養軒は残して欲しいですね。

東京文化会館はものすごく駅改札と距離が近いので、大変便利なホールです。名実ともに都響の拠点としてきちんと整備されることを願います。都響は東京都の外郭団体なのですから、サントリーホールでコンサートをやるのは、民間オケが使うべき機会を侵食していると思うのでやめるべきです。東京西部でやりたいのなら区か市の施設を使うべきです。

改修中または改修予定のホール

東京文化会館
2026年から3年間

東京芸術劇場
2024年10月~2025年7月

サントリーホール
2024年9月~2025年7月

東京オペラシティ
2026年1月~2026年6月

紀尾井ホール
2025年8月~2026年12月

ティアラ江東
2026年1月~2027年7月

すみだトリフォニーホール
2027年1月~2029年3月

新宿文化センター
2023年11月~2025年9月

調布市グリーンホール
近年に建て替え予定

------------------------------

以下は当分大丈夫

目黒パーシモンホール
文京シビックホール
杉並公会堂
世田谷区民会館
葛飾シンフォニーヒルズ
大田区民ホール・アプリコ
江戸川区総合文化センター
西新井文化ホール・ギャラクシティ
北とぴあ
サンパール荒川

25~26シーズンの都響演奏会ラインナップが発表になりました。
ホール修理の関係で日取りはイレギュラーとなりましたが、偏らない演目、堅実な指揮者陣、豪華なソリストと本当によく考えられたラインナップだと思います。改修の嵐の中で国塩頑張りました。

ひとつ異様な点はありますが、それは都響会員がひそひそ話で交わすことだと思うので、ここでは述べません。

世の中値上がりの嵐で、コンサートホールだけじゃなくて家の不具合だって簡単には直せません。これから選挙ですが、物価値上げを阻止すると言っている政党はあるのかな?

 

| | | コメント (0)

より以前の記事一覧