カテゴリー「音楽(music)」の記事

2020年1月 1日 (水)

JPOP名曲徒然草201: 「海辺の葬列」 by 青葉市子

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CDを手にして仰天したのは、そのジャケットがのっぺらぼうだったことです。やっと帯に本人の名前とアルバム名が書いてありました。最初の曲がレスピーギの作品だったのにもちょっと驚きました。

青葉市子:「qp」 ビクター VICLー65064

日本を代表する多くの企業のCMソングを制作している人なので、業界では有名人だったに違いありませんが、私が知ったのは昨年でした。シンガーソングライターとしては特に表現したいことがあるわけではなく、ただ湧き上がってきた曲想を作品にしているだけだそうです。とはいえ芸風は「アコギ中心のゆったりとしたシンプルなサウンドで、吟遊詩人的なスタイル」とはっきりしています。

もう10年もやっている人のようですが、最近FCもつくってライヴ活動にも力を入れているようです。1月11日には草月ホールでコンサートを開催するそうです。

HP:https://www.ichikoaoba.com/

テリフリアメ
https://www.youtube.com/watch?v=ET-WWcXVPSo

月の丘
https://www.youtube.com/watch?v=Igg-vu8TLig

YouTubeにはアップされていないようですが(カバーはありますが推奨はしません)、「海辺の葬列」は素晴らしい曲だと思いました。メッセージが込められているように私は受け取りました。キリスト教の雰囲気もします(彼らは羽毛が好きなのです)。

歌詞:http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-181024-295

ユーミンの「卒業写真」をカバー
https://www.youtube.com/watch?v=fRXVuDw86bE

スタンダードナンバーの「Moon River」をカバー
https://www.youtube.com/watch?v=PhDtlWPWqAI

 

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2019年12月27日 (金)

私の紅白歌合戦2019

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オープニング
東京オートサロン F1のテーマ曲『TRUTH』
https://www.youtube.com/watch?v=8F9gyYvQ0mg

 

1.「雪が降る町」山根かずきバンド
https://www.youtube.com/watch?v=f6wRWtFTAn8

今年は奥田民生のオリジナルでいこうかと思いましたが、MVが宿敵のカープ・マツダスタジアムでの公演だったのでこちらにしました。こちらも好きです。

2.「ロビンソン」絢香
https://www.youtube.com/watch?v=U8HT8JuLS1M

ユーミンの「真珠のピアス」と似てるスピッツの曲ですが、巡り巡って絢香がゴスペル風に。

3.「時間よ止まれ」矢沢永吉
https://www.youtube.com/watch?v=etv1AZkPDyg

このバージョン!!

4.「さまよいの果て波は寄せる」ユーミン
https://www.youtube.com/watch?v=VIvgl6roI1o

心酔する(浸水はあかんやろ)。

5.「Without excuse」The fin
https://www.youtube.com/watch?v=njXvOOW6wkw

この頃の彼らはとてもわかりやすいポップスをやっていました。

6.「貴方解剖純愛歌 死ね」あいみょん
https://www.youtube.com/watch?v=4BFlRbSgU9Q

路上パフォーマーだった頃のあいみょん。

Break
蒲池幸子時代の坂井泉水
https://www.youtube.com/watch?v=ynPN8W-7yRg

7.「Say Yes」CHAGE and ASKA
https://www.youtube.com/watch?v=Q9qAyt0G-jM

日本でMVをはじめて制作したグループだそうです。

8.「サヨナラは今もこの胸に居ます 」ZARD
https://www.youtube.com/watch?v=nNQfTOk8HPo

行方知れずの高名なコンポーザー:栗林誠一郎の作品
彼への別れのあいさつを含んで、坂井泉水が詞をかいたのだろうか? 

9.「輝きながら」徳永英明
https://www.youtube.com/watch?v=Ak2fEVTTgJE

フジカラーのCMが鮮烈でした。

10. Hello,Again~昔からある場所~ 長濱ねる 
https://www.youtube.com/watch?v=7932IL2fQdQ

今年欅坂46からスピンアウトしたそうです。正解でしょう! 
女優として素晴らしい逸材。

Break
ケンリックサウンド
https://www.youtube.com/watch?v=13s5SiUMlJ4

どんなにチープな再生装置でも、このシステムのすごさはわかる ケンリックのMVは沢山アップされていますが、これは音の自然さで最高のセットアップだと思います。

11.「夏の終わりのハーモニー」井上陽水&安全地帯
https://www.youtube.com/watch?v=WCSeiSOaHxY

熊木杏里の父君が陽水のファンだったらしい。

12.「モウイチド」熊木杏里 (注意:はじめにチャイナのCMあり)
https://v.youku.com/v_show/id_XNDE4ODg0MTY=.html?from=y1.2-1-95.3.1-2.1-1-1-0

かわいい しかし実はとてつもない天才作曲家。

13.「愛にできることはまだあるかい」 RADWIMPS
https://www.youtube.com/watch?v=EQ94zflNqn4

来年で結成20年だそうです。

14.「誰が為に鐘は鳴る」まきちゃんぐ
https://www.youtube.com/watch?v=BtuSpn1h9z4

彼女はつるうちはなと共演するととてもしっかりした人にみえる バラードは永遠。

Break
https://www.youtube.com/watch?v=C5AGPf1A4z8

ヤナーチェクの「散りゆく枯葉」 弾くのはピアノの詩人キャシー・クリエ

15.「クリスマスタイム」クボケンジ
https://www.youtube.com/watch?v=ZuGftjFDjKI

今年初めて知った人 「雪が降り積もれば僕のスケジュールも真っ白」って泣ける。

16.「テリフリアメ」青葉市子
https://www.youtube.com/watch?v=ET-WWcXVPSo

今年初めて知った逸材 一昔前はニューエイジとかよばれていたジャンルかな。

17.「赤いスイートピー 」A-Show
https://www.youtube.com/watch?v=aGcV_EUGidA

なぜかこのオッサンの歌に引き込まれる。

18.「オリビアを聴きながら」尾崎亜美
https://www.youtube.com/watch?v=LpV7ITbL8kY

マックスフェミニン 自己紹介は「シンガーソングケーキづくりが好き」。

19.「踊り子」「初恋」村下孝蔵
https://www.youtube.com/watch?v=6_znBs9gVfs

早逝は無念

20.「Imagination Canvas」西島三重子
https://www.youtube.com/watch?v=7cdNRmqB4zU

ノスタルジ-とやすらぎ 毎年彼女のライヴを聴きに行っています。

Break
himne del Barça x la Beth
https://www.youtube.com/watch?v=Vm_CP7L1UxY
Azul y Grana
https://www.youtube.com/watch?v=htJ_UY1GO5Q

21.「Innocent world」尾崎紀世彦
https://www.youtube.com/watch?v=VItekZlhlYM

彼ももうこの世にいない。

22.「プラットホーム」Salyu
https://www.youtube.com/watch?v=ANpu7ASlipY

なぜか樹木希林が・・・

23.「君がいない夏」Deen
https://www.youtube.com/watch?v=jyus3fOqEOs

私はアニメ音痴ですが、コナンのエンディングテーマだったらしい。

24.「私は風」中森明菜
https://www.youtube.com/watch?v=fi25Q-PtVdk

オリジナルはカルメン・マキ&OZ まったく雰囲気が違うアレンジで。

25.「銭がなけりゃ」高田渡
https://www.youtube.com/watch?v=5twAMCJkHzA

56歳没 いい曲を遺しました。

26.「この街」森高千里
https://www.youtube.com/watch?v=WkCuQPOZ_Ws

本物のアイドル。

27.渚のオールスターズ メドレー
https://www.youtube.com/watch?v=xSRRT_Uxc9M

素行不良??で芸能界からパージされたMIYUも参加しています。

28.「ハムカツサンド」鈴木亜紀
https://www.youtube.com/watch?v=_XsOfMc4qUs

永年旅のBARDをやっていると渋い味がでてくるんですね。 でもどこか初々しくもある。

29.「ククルククパロマ」Juan Diego Florez
https://www.youtube.com/watch?v=Q7yfsNFoUvk

今世紀最高のテノールといわれている人 でもギターで流しも可。

30.「シューベルト アヴェ・マリア」佐藤しのぶ
https://www.youtube.com/watch?v=0scJleef288

本邦最高のソプラノを喪失しました。合掌。

 

では皆様良いお年をお迎え下さいませ。

 

 

 

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2019年12月24日 (火)

スワロフスキー-都響第9@東京芸術劇場2019/12/23

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(敬称略)私的には今年最後のコンサート=都響の第9。同行者の要望で今夜はいつもの上野ではなく池袋の芸劇です。指揮者はスワロフスキー、コンマス矢部、サイドはゆづき。スワロフスキーの指揮は非常に身振りが大きいのでわかりやすく、内容は奇をてらわない伝統的なスタイル。

双紙がまったく自分を見ないのにカチンときたのか、指揮棒を目の前に突き出したりしましたが、双紙は全く意に介せず。これはいつもの彼のコンセントレーション重視スタイルです。隣のエンカナは指揮者だけでなく、各パートのトップも見ながら演奏するので、そのコントラストは著しいものがあります。

スワロフスキーの腹巻きがずり落ちそうになるのが気になりますが、引き上げながらの指揮はご愛敬。彼は大野や小泉にはない非優等生的な親密さとお茶目が感じられ、それは演奏にも出ている感じがします。第2楽章が終わるとソリストと合唱団の登壇。メゾの富岡がガッチガチに緊張しているのが客席からもわかります。一方ソプラノの安井は富岡に「大丈夫よ」と声をかけるほどリラックスした様子。第9のキーマン、バリトンの甲斐はさすがに緊張した様子。第3楽章が終わるまでこの緊張が続くのがソリストにとってつらいところです。

第3楽章が終わると通常即続けて第4楽章なのですが、スワロフスキーはわずかながらもポーズをおきました。これは「さあ」という気合いをつける意味で効果的だと思いました。今夜のソリストと合唱団(二期会)は絶好調で、まれにみる素晴らしい第4楽章でした。コーダの最後はスワロフスキーがメガネを指揮台に置いて、全力で指揮棒を振り下ろしました。やったね。

コンマス矢部は風邪気味のようでしたが最後まで頑張りました(モンクレールの防寒ジャケット持ってるのにどうして風邪をひくのだろう)。今日は朝方の雨を吹き飛ばし、晴れた夜をいただけたのも彼の功績。芸劇前広場のイルミネーションも美しく冴え渡っていました。

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終了後はピンチョスとサングリアで乾杯。ブログ記事はこれで終了ではなく、まだまだ続きます。

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Leos Svarovsky

https://www.youtube.com/watch?v=UxY_r4A6LOU

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2019年12月14日 (土)

アラン・ギルバート都響 マーラー交響曲第6番@サントリーホール2019/12/14

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アラン・ギルバート都響のマチネ:マーラー交響曲第6番です。1曲だけのコンサートです。時間が短い感じですが、これは夜のコンサートに忖度して早くはけるためかもしれません。今夜サントリーホールでは、何しろ今世紀最高のテノールといわれるファン・ディエゴ・フローレスのコンサートがあるのです。チケット代金はひとりでベルリンフィルなみです。

カラヤン広場は賑わっていて、バンドが演奏していました。

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もちろん私たち都響ファンは夜のコンサートには目もくれずマチネに着席。コンマスはボス矢部・サイドは四方さんのささやかながらも豪華版。ホルンが9本も並ぶと壮観です。交響曲第6番はマーラーにしては異常に暗く暴力的な音楽です。

第1楽章は恐怖の行進曲が中心となる怖い音楽です。やっぱり読響より都響のほうがマーラーは板に付いている感じがしますし、リハーサルも十分に時間をとってきちんとできていたように思います。アランの指揮もわかりやすく、特に第2楽章(アンダンテ)の暗い美しさには息をのむものがありました。第3楽章(スケルツォ)はマーラーが書いた楽章のなかでは失敗作だと思います。なにも感じるところがありません。第4楽章の迫力は素晴らしく、特にコントラバスの躍動感は凄いものがありました。

第4楽章のハンマーは予想に反して3発。リヒャルト・シュトラウスがアドバイスしたように、3発目が最強でした。あの巨大ハンマーを振り下ろすのは楽器を壊しそうで、とても怖い感じがします。

アランには盛大な拍手で、ソロカーテンコールには矢部・四方の両コンマスを引き連れて現れました。オケも指揮者もこの難曲に全力で取り組んだ素晴らしいコンサートだったと思います。私的には、今年も後は第9だけとなりました。

帰りに東フィルのオケトラが全日空ホテル前に止まっているのに遭遇。今日は昼夜新国立劇場のはずなのに謎です。

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ハンマー: こちら1

こんな曲です: こちら2

 

 

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2019年12月 7日 (土)

井上道義・読響 マーラー交響曲第3番@東京芸術劇場2019/12/06

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都響のマーラーは今月の6番だけなので、アウェイとなりますがミッキー読響の3番を聴いてきました。東京芸術劇場で渡された読響のブックレットに驚愕。楽団員紹介の写真が都響などとは1線を画す斬新なものでした。

私が選ぶ第1位。アイデア・ポーズ・表情ともにベスト。

#男子部門

Imgaa

#女子部門

Aa

これは都響もみならうべきですね。

話は変わりますが、ソリストで仕事をしている人を特別契約で押さえるという読響のやりかたも見習うべきです。彼らだって安定した収入は魅力でしょう。読響の東京都への食い込みもすごいです。歴史文化事業団の理事長は歴代読売の総帥がやってましたし、芸劇も土日マチネをバッチリ押さえ込んでいます。

マーラー交響曲第3番

第1楽章 夏が行進してくる
第2楽章 野原の花々が私に語ること
第3楽章 森の動物たちが私に語ること
第4楽章 夜が私に語ること
第5楽章 天使達が私に語ること
第6楽章 愛が私に語ること

この曲(超名曲)の解説は、大野和士氏がピアノを弾きながら丁寧にやってくれています。

1.https://www.youtube.com/watch?v=TaFvzEHlN1c

2.https://www.youtube.com/watch?v=mhAbfyJM1sE

3.https://www.youtube.com/watch?v=-7ylYyQ8gSM

マエストロ大野はカリスマ性がある指揮者じゃありませんが、この解説はほとんど納得できました。

平日の夜ですが大盛況の客席です。ミッキー(井上道義)の出だしはうまくいきましたが、どうも前半はアンサンブルがうまくいっていないようなところがありました。リハ不足だったのか? テンポを遅めにとって、とりとめなくなりがちな曲を構成感ガッチリで行こうという感じはわかりました。2Fの最後列で聴いていたので、遠くてよくわかりませんでしたが、都響からも和田さんとか、南方さんとかバイトで演奏していたみたいです。3楽章あたりからのりがよくなってきて、ソリストの池田さん(アルト、合唱指導も兼任)のガッツポーズも出ました。出てくるときにあせっていたのか、ずっこけそうになりましたが無事で良かった。

第6楽章は本当にすばらしいアンサンブルで、そしてインバル-都響のさわやかで清冽な弦とはちがって、甘く切ないささやきが深く心に残る演奏でした。最後の盛り上がりも万全。これぞマーラーという素晴らしい演奏会でした。客席も大いに沸いて、指揮者のソロ・アンコールもありました。

こんな曲です

https://www.youtube.com/watch?v=dMCub1brMgE

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2019年12月 3日 (火)

ジョニー・ハイケンス セレナーデとその他の曲

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ジョニー・ハイケンス(Jonny Heykens)はハイケンスのセレナーデで有名なオランダの作曲家です。太平洋戦争の頃、NHKがラジオ番組『前線へ送る夕』(ぜんせんへおくるゆうべ)のテーマ曲として使ったので、東南アジアなどの戦場におくられた日本の兵士の多くが、休憩のひとときにこの番組を聴いていて、戦後この曲を聴くと、当時をなつかしく思い出したという話を何度も聞いた覚えがあります。

ハイケンスは自分で楽団を作って公演していたようですが、ナチの協力者ということで戦後投獄されて獄死しました。彼が作曲した曲の楽譜もほとんど散逸してしまったそうです。同じナチの協力者でもフォン・ブラウン博士などは部下を100名も率いて米国に亡命し、NASAの基礎をつくったというのですから、その差は甚だしいものがあります。

セレナーデは誰もが聴いたことのあるメロディーで、最近ではフランス人歌手がフランス語で歌っているのをYouTubeで聴いてびっくりしました。とてもチャーミングなメロディーをつくった人なので、そろそろ復活してもいいかな。

ハイケンスのセレナーデ第1番
https://www.youtube.com/watch?v=KhlFQHm_feA

ハイケンスのセレナーデ第1番(フランス語の歌)
https://www.youtube.com/watch?v=AUsoy-H7JxA

ハイケンスのセレナーデ第2番
https://www.youtube.com/watch?v=JU7QdoIMbwE

ハイケンスのセレナーデ第3番
https://www.youtube.com/watch?v=B5Wgrcj0yHY

Serenade de printemps
https://www.youtube.com/watch?v=xA55u5uhPSA

Her first dance
https://www.youtube.com/watch?v=kJw2dkOEeXU

Le fidele pantin sautillant
https://www.youtube.com/watch?v=TcgmHKpLFCc

(肖像写真はウィキペディアより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%B9











 

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2019年12月 1日 (日)

東京・春・音楽祭2020

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東京・春・音楽祭が来年も華やかに開催されます。私も聴きたいプログラムがいくつかあります。実はこの音楽祭にはサブタイトルがついていて、それは「東京のオペラの森」というものです(こちら1)。 音楽祭自体がオペラとは解離してきたので、最近はどうもこのサブタイトルをなるべくださないようにしているのかもしれません。

「東京のオペラの森」には黒歴史があって、その詳細は音楽評論家の加藤浩子氏のサイトに記載してあります。

https://plaza.rakuten.co.jp/casahiroko/diary/200502190000/

簡単に言えば石原都知事と小澤征爾氏がつるんで、すでに東京文化会館での公演予定があった「都民芸術フェスティバル」関連公演をキャンセルさせ、自分たちが企画した公演を押し込んだというものです。

このような暴挙の片棒を担がされた、当時東京文化会館の館長だった三善晃氏は責任を感じて辞任してしまいました。石原はこれだけにとどまらず、当時の都響音楽監督のベルティーニ氏を追い出し、都響団員の退職金を停止するなどの乱暴な処置で都響を潰し、自分と読売系のお友達が管理する東京都歴史文化財団による思うがままの文化行政を行おうとしました。なんとか都響が命脈を保って、現在に至っているのは本当に良かったと思います。

その三善晃氏の音楽のみでプログラムを組んだコンサートを、都響が2020の定期演奏会で行います。彼は焼夷弾で焼け死ぬ人を目撃した世代なので、私たち戦争を知らない世代にとっては理解しがたい音楽かもしれませんが、このプログラムには感慨深いものがあります。



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2019年11月27日 (水)

ヒグチアイxまきちゃんぐ ライヴ@南青山「月見ル君想フ」

南青山界隈は富裕層の住む街で庶民には縁遠いはずなのですが、実は私は学生時代にこのあたりに2軒アルバイト先があったので、なつかしい街です。表参道から歩いて行くと、エイベックスにはもうクリスマスイルミネーションが灯っていました。

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おなじみの南青山マンダラを通り過ぎて1分くらいのところに今夜のライヴハウス「月見ル君想フ」がありました。ここは初めてです。今夜はまきちゃんぐとヒグチアイのツーメンです。

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地下に降りるとフロアにヤマハのグランドピアノが2台対面式に置かれていて、ステージの上にも客席が配置されていました。ここは明らかにベストポジションで、私が降りていったときには、1列目はすでに先着のお客さんが占拠していました。私はフロアの最後列に陣取りました。フロアの様子はヒグチアイさんのツイッターに写真がアップされています。

https://twitter.com/HiguchiAi

1曲づつ交代で歌うというのは出演者にとってはきつい。きつすぎる。意識せざるを得ないので、ともかくお互い自信を持っている曲をぶつけてバトルです・・・まあ、いろいろ思うところはありましたがこれ以上はやめておきましょう。私たちお客も希有の経験をさせてもらいました(実はほとんどのお客はどちらかにしか関心がないので、出演者が意識するほどの問題はありません)。お二人には誠にお疲れ様です。

このホールの音響は本当に素晴らしく、それほど広いフロアではないのですが、大音量でもうるさく感じられず、声も生に近い音をひねり出しているという、非常に注意深くセッティングされていることを感じました。ここと吉祥寺のスターパインズカフェは私が知っている限りベストですね。

まきちゃんぐの歌は「愛の雫」も「赤い糸」も素晴らしかったと思います。ヒグチアイさんは初めてだったので、歌のタイトルもわかりません。すみません。

赤い糸 https://www.youtube.com/watch?v=X9F7Qgr9QE4

はなのたねまき https://www.youtube.com/watch?v=faYSNQTtd4A

 

 

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2019年11月23日 (土)

インバル-都響 ロシア・グレイテスト・ヒッツ@サントリーホール2019/11/23

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土砂降りの土曜日。ショスタコ-ヴィチの祝典序曲以外は3曲ともお気に入りの曲なので、出かけないわけにはいきません。サントリーホールに着くと、早くもイルミネーションが点灯していました。女子高生が目立つので、これは下駄はかせたなと思いました。

とはいえ今日はチケットは結構売れていたのに、天候の関係で来なかった人が結構いた感じでした。空席の分布でわかります。今日のコンミスは四方さんなので、雨はボス矢部のせいではありません。サイドはゆづきの女性コンビ。2Vnトップもエンカナ・小林の女性コンビです。マエストロはエリアフ・インバル。

ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」はソリストがサスキア・ジョルジーニという女性でしたが、強烈なスパンコールのコスチュームで登場。これは「この衣装のような演奏をするよ」という予告みたいでした。

今まで経験したことがないような、軽やか華やかでキラキラとした演奏で意表をつかれました。指揮者もオケもこのピアニストの意図を実現してあげようと、よく考えられた演奏でサポートしていました。指もよく回るし音もクリアでまとめも上手、隅に置けないピアニストですねえ。ソリストアンコールではプーランクの「愛の小径」を演奏してくれましたが、これもなかなかチャーミングな素晴らしい演奏でした。

後半はチャイコフスキーの「幻想序曲 ロメオとジュリエット」と「祝典序曲 1812年」。前者は情感豊かな名曲で、金管咆哮の醍醐味も味わえます。後者はナポレオン退治の勇ましい曲。ほんとに大砲や銃をぶっ放す演奏会もあるみたいですが、私は経験したことがありません。
https://www.youtube.com/watch?v=1KzF1KgaREo

今回は2つの床の鐘と4つの釣り鐘を打ち鳴らしましたが、バンダの金管も含めて大迫力でした。チャイコフスキーのすごさを堪能しました。

サスキア・ジョルジーニ
https://www.youtube.com/watch?v=2os41GY8NNM

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2019年11月12日 (火)

インバル-都響 ショスタコーヴィチ交響曲第11番@東京文化会館2019/11/11

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いよいよインバル都響のシーズンがやってきました。私は病院で風邪を移されたせいか、土日と非常に体調が悪く、病院通い以外は伏せっていましたが、このコンサートにはなんとしても行きたかったので、回復に努めようやく月曜日に外出最低限まで回復しました。コンタック咳止めを服用して東京文化会館に!

ずっと晴れの天気の中で、ぽつんと雨降りの今日のコンマスはボス矢部ということで、彼の雨雲を呼び寄せる霊力は素晴らしい。サイドはマキロン。指揮者インバルは80才を超えても全く老人ぽくなく素晴らしい体力です。

タコ11は一昨年の芸劇ミッチー大阪フィル以来です。今日は前半もフランチェスカ・ダ・リミニで、人間の暗黒面に焦点を当てた非常に暗く怖い音楽を集めた感じです。「1812年」ではなく、こちらの曲目にしたのは正解だと思います。「1812年」は23日のプロムナードで演奏するようです。都響のハーモニーはいつにも増して分厚く濃厚な印象を受けました。やはりインバルの統率力はすごいものがあります。

タコ11はフランチェスカ・ダ・リミニのようなホラーじゃなくて、現実に存在した「血の日曜日」のドキュメンタリー音楽なのが想像を絶するところで、ダイナミックレンジも広く、とてもCDを家で聴いていたのではダメな音楽です。インバル-都響はその地獄の世界に聴衆をたたき込み、貴重な経験をさせてくれたと思います。

今日はいつもの南方と選手交代した大植のイングリッシュホルンの冷えびえとした音色が見事でした。その他全員非常に集中し頑張った演奏だと思いました。


☆ 引用されている音楽

夜は暗い
https://www.youtube.com/watch?v=E5tdvbRtSgY

同士は斃れぬ
https://www.youtube.com/watch?v=fa6BswG-dU8

おお皇帝 吾等が父よ
https://www.youtube.com/watch?v=JR-nG_ecsZo

ワルシャワ労働者の歌
https://www.youtube.com/watch?v=qtslGbYKMoQ


参照

https://www.youtube.com/watch?v=JycVywv5myU

https://www.youtube.com/watch?v=4Pudaf862qM

 

 

 

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