カテゴリー「健康(health)」の記事

2017年8月23日 (水)

グルテンフリー

Photoグルテンはもともと自然に存在するものではなく、小麦などの穀物を水で練ると生成します。練ることによって、小麦胚芽の主成分であるグルテニンとグリアジンというタンパク質が結合して、人工的生成物であるグルテンが出来るわけです。

このグルテニンというタンパク質が難物で、その存在は19世紀から知られていますが、現在でも研究が難しいそうなのです。それは分子同士が適当に共有結合や非共有結合でくっつき、これがグルテニンという特定の構造を持たないタンパク質をつくるので、アバウトな研究しかできません。

しかもグリアジンもいくつか種類があるので、これとグルテニンが適当に結合するとなると、その組み合わせは無限に近い種類があることになります。

ですからグルテンアレルギーといっても、何が抗原になっているのかよくわかりません。おそらくいろいろなグレードがあって、弱い場合にグルテン過敏症といわれているのでしょう。特有の遺伝子をもった人がグルテンを摂取することによって病気が発症するといわれるセリアック病という難病も知られています。

グルテン関連病はグルテンを食べなければ症状はでません。そこで米の出番です。ビジネスチャンスは人の不幸にあります。医師も弁護士も例外ではありません。これが日本の農業復興の絶好のチャンスと米作農家が活気づいているそうです。テニスのジョボビッチも「グルテンフリーの食事」を実行しているようです。

米粉のパンもあるので、小麦を食べないからと言って異常な食事をする必要はありません(写真はその米粉パン-ウィキペディアより)。

山形大学の西岡研究室では、米粉100%のパンを製造することに成功したそうです。頼もしいお話ですね。しかもこの研究室は農業ではなく、プラスチックの研究室だということが驚きです。まさしく新発明というのは、どこから生まれるのかわかりません。

https://nishioka-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/resarch/komepan.html

http://www.kami-shoku.com/kami_column/12302/

それにしても、ローマ法王庁がカトリック教会が聖体拝領で使用するパンとしてグルテンフリーのパンを認めない・・・というのはおかしな話です。その昔にはグルテンがパンにはいっているかどうかなんてわからなかったわけですから。

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2017年7月 4日 (火)

ヒアリ

Fire_ants_01ヒアリは今年尼崎・神戸でみつかったと思ったら、直ちに名古屋・大阪でもみつかり、もはや日本で大発生するのも時間の問題と思われます。ヒアリの毒も危険ですが、特に2回目に噛まれたときのアナフィラキシーショックが怖いようです。

左がウィキペディアにあった働き蟻の図で、大きさは数ミリのようです。もちろん女王蟻やオス蟻はかなり大きいようです。

ウィキペディアによるとヒアリは毒を「獲物の捕獲、防衛のために使用するため、蟻にとって非常に重要な役割を担っている。毒の成分の95%はピペリジンアルカロイド6種類(trans-2-methyl-6-n-undecylpiperidines , trans-2-Methyl-6-n-tridecylpiperidine, trans-2-Methyl-6-(cis-4-tridecenyl) piperidines, trans-2-methyl-6-n-pentadecylpiperidine, trans-2-methyl-6-(cis-6-pentadecenyl)piperidine 、2,6-dialkylpiperidines)。 Trans-2-methyl-6-n-undecylpiperidine (ソレノプシン) 」からなります。

ソレノプシンは細胞毒性・溶血性・壊死性があるとされていますが、なんと神経学的障害(アルツハイマー病などを含む)の治療薬として2013年に特許がとられていました(http://biosciencedbc.jp/dbsearch/Patent/page/ipdl2_JPP_an_2013022219.html)。

ということは、ソレノプシンはアナフィラキシーショックを誘導するわけではないと思われます。ではショックの原因物質は何なのでしょうか?

Photo

さらにウィキペディアを見ると「長い間、毒液はアルカロイドのみと考えられていたが、約46種類のタンパク質が検出された。これらのたんぱく質は毒液の重量の0.1%に過ぎないが、アナフィラキシーショックの反応に関与している可能性があるとみられている」と書いてありました。実は微量のタンパク質がショックの原因のようです。多分このタンパク質は毒ではなくて、普通にヒアリの体液に含まれているタンパク質なのでしょう。

ヒアリの天敵はノミバエという体長2~3mmの小さなハエで、ショウジョウバエの仲間です(http://mushi-chisiki.com/pest/kobae.html)。

このハエのある種(Pseudacteon curvatus)のメスはヒアリののどに卵を産み付け、幼虫はヒアリの体をエサにして成長するそうです(https://en.wikipedia.org/wiki/Fire_ant)。早急に天敵を港湾都市に放しておくべきでしょうね。

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2016年9月 3日 (土)

闘病

Codein - Codeine.svg

風邪をひいて咳が止まらないので、鎮咳剤を連用していたところ体調が非常に悪化して医院に駆け込むことになりました。診断は私自身も疑っていた通り、喘息が風邪を契機に劇症化たということで、現在治療中です。

鎮咳剤の主成分はリン酸コデイン(図)で効果は素晴らしいのですが、連用すると副作用が出ます。コデインはモルヒネと構造がよく似ていて(図の右端のメチル基がないのがモルヒネ)、作用機構もほぼ同じなので、いわゆる麻薬ですね。私の場合からだがダルくて動きたくなくなるという副作用でした。

現在ようやく抜けてきて、体が少し軽くなってきた気がします。ただ喘息の治療薬を7種類も服用しているので、胃が痛くなるのが目下の困難です。

内科・小児科の医院はすごいです。子供にとってここは恐怖の館であり、全力で泣く子が多いので阿鼻叫喚です。でもなかには、母親とずっとひそひそ話をしていて、診療室からも笑顔で出てくる3才くらいの子もいて、子供と親密につきあっている親は素晴らしいと思いました。

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2016年2月 5日 (金)

硫酸銅入りのオリーブオイル

A1180_007487昔実験に使う細胞を培養するという作業をやっていたことがあります。実験動物なら温度や湿度が多少変動しても大丈夫ですが、細胞はそうはいきません。温度はサーミスタで自動的にコントロールされていますが、pH とか湿度は自動では制御できないので、つねに気をつける必要があります。

湿度が下がると培養液の水分が蒸発して成分が濃くなってしまうので、湿度は飽和に近い状態を維持しなければなりません。そのために水を張った大きなトレイをいれておくのですが、なにしろバクテリアやカビが繁殖するのに良い条件なので、無菌で培養している細胞にとっては、トレイの水は非常に危険な存在です。

このトレイに入れる防腐剤はいろいろあるのですが、最強なのは硫酸銅です。これをいれておくと1ヶ月でも2ヶ月でも、全く微生物が繁殖しません。それほど毒性が強い物質です。ところがこれが混入している可能性が高いオリーブオイルがスーパーなどに大量に出回っているそうで、とんでもなくひどい話です。もう米国と日本で数千トンが販売されたそうです。すべてのオリーブオイルは当分使わない方がいいですね。

http://jp.reuters.com/article/olives-idJPKCN0VD0DK

http://www.theguardian.com/world/2016/feb/03/green-olives-painted-copper-sulphate-seized-italian-police

(画像はフリー画像サイト「足なり」さんより拝借しました)

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2015年12月11日 (金)

免疫寛容が大事

300pxlancaster_county_amish_03欧米では自分たちの主義(宗教)として、あえて昔風の生活をしているアーミッシュという人々がいます。彼らは子供の頃から家畜と接するとか、いちいち洗剤で手洗いとか薬剤で除菌とかしないなど昔風、田舎風の生活を続けています。彼らは都会の人々と比べて花粉症は20分の1、アトピーは10分の1というアレルギー疾患の少なさで有名です。

http://yukoji.com/IntestinalFlora/Treg/treg.html

これは遺伝子の相違によるものではなく(アーミッシュは民族ではなく、宗教団体です)、彼らの体内には子供の頃から細菌などのアレルゲンに接することによって、制御性T細胞というリンパ球が大幅に増えているためと考えられています。このタイプのリンパ球がふえると、行きすぎた免疫反応が抑制され、花粉症やアトピーに罹患する危険性が大幅に減少します。つまり成長するにつれて、いろいろなアレルゲンへの反応がにぶくなっていくこと(免疫寛容)が大事でしょう。

こちら

先進国でアトピーが多いのは、子供を保育園に預けて、もし何か感染症にかかったら保育園を責めるという風潮に問題があるのでしょう。そうなると保育園は徹底的に無菌に近くなるような処置をせざるを得ません。洗剤や薬品で手を無菌にするような処置を繰り返すことになり、これが弱々しい子供をつくることになります。発熱などの症状がある場合はすぐ別室に隔離する(家に帰すといっても、いつ親が引き取りに来るかわからない)というような方法がよいのではないでしょうか。

現在の都会ではアーミッシュの様な生活をするのは不可能ですし、田舎で休暇を過ごせるのすら一部の人々でしょう。ならば、子供の頃からいろいろなアレルゲンに徐々に触れさせていくという医学に基づいたマニュアルとグッズが必要だと思います。

私は子供の頃から野山でよく遊んでいまして、杉花粉がもうもうと舞う中でハイキングしたこともあります。おかげで花粉症やアトピーから免れていると思います。

(写真はウィキペディアより)

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2015年11月15日 (日)

ストロンチウムの危険性

220pxstrontium_destilled_crystals

ストロンチウム(ウィキペディアより)

福島第一原発事故から歳月が経過し、放射性セシウムに代わってストロンチウムが問題となってきつつあります。このストロンチウムの測定が結構煩雑で、科学的に正確な値を得るまでに時間もかかるし面倒なようです。
https://www.jcac.or.jp/site/faq/method-sea-6.html

ストロンチウムはセシウムよりも危険な核種です。なぜなら骨に取り込まれて長期間体の中に滞留するという特殊な性質があるので、生物への影響が大きくなるからです。

ストロンチウムの崩壊は次のようなプロセスを経ておこります。
ストロンチウム90→(半減期29年)→イットリウム90→(半減期64時間)→ジルコニウム
ストロンチウム89→(半減期51日)→イットリウム89
いずれの場合もβ線(電子)を放出する崩壊です。

β線を周囲の細胞に放射するため、特に骨の内部にある空洞でつくられる血液細胞が影響をうけやすく白血病を発生しやすくなります。骨自体は特殊に分化していますし増殖も遅いので、それほど影響を受けないと思われます(もともと骨肉腫は白血病にくらべると患者さんが少なく、日本では年間200~300人しか発病しないそうです)。

上記の測定法などをみていると、ストロンチウムを樹脂にくっつけたり溶出したりする方法は確立されているようです。ですから東電がやる気になればストロンチウムを除去することは技術的に簡単だと思われますが、実際には垂れ流しているというというのが困った問題です。

もぐもぐさんが詳しく解説してくれています↓↓↓

もぐもぐブログ
http://hamstern.air-nifty.com/mogumogu/2015/04/post-0848.html

(以下もぐもぐブログさんのコピペです)

最近になっていろいろな国内外の科学者や国会議員、複数の県知事さんなどが「ストロンチウムの検査もしっかりやるべきだ」と言い出すようになりましたが、大半の人は「セシウムを検査しておけば、それよりもかなり量が少ないはずのストロンチウムは検査しなくてもいいのでは」と思っているかもしれません。twitterやブログなどでも、物知り顔で「セシウムを検査しておけば、それよりずっと量が少ないはずのストロンチウムは計測しなくてもいいんですよ」と何度も何度も書いている人もいたりする始末です。

でも、その考えは大間違いで、実際は毎日海へ流れている原発周辺の地下水などの場合は、現在はストロンチウムの量がセシウムの何百倍、何千倍以上になってしまっているという事を、どうか知ってもらいたい。

「何百倍、何千倍」などと書くとかなりの誇張に感じて、ほとんどの人が「はぁ?なんでストロンチウムの量がセシウムの量より何百倍、何千倍以上になっているんだよwこれだから放射脳はw」と大笑いするかもしれません。でも、これは実際に東電が定期的に出してきている地下の汚染水のデータでもそれがしっかり確認できるのです。誇張などではないのです。

たとえば、今年の3月26日に公開されたばかりの、原発周辺の地下水の計測データが以下です。(PDFファイルです。)

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2015/images/2tb-east_15032601-j.pdf

東京電力は「毎日海に原発地下の汚染水が垂れ流し状態になっている」と判明してから、慌てて地下水の汚染度を計測するために原発周辺に何十箇所も地下水観測孔を作り、定期的に地下水の汚染度を計測して各マスコミにそのデータを公開するようになりました。

この地下水の観測データを追いかけていくと、日が経つにつれてセシウムの量がストロンチウムと比べて大幅に減っていき、今現在に至っては、「ストロンチウムの量がセシウムの何百倍、何千倍以上になってしまっている」という懸念すべき状況になってしまったのです。

たとえば上にリンクしたPDFファイルの2ページ目をご覧ください。地点ごとにセシウムとストロンチウムの量はそれぞれ異なるのですが、いずれの箇所でも「ストロンチウムの量が、セシウムより圧倒的に多い」という感じになっています。

たとえば、No.1という地点では、ストロンチウムが100ベクレル/lあり、そこではセシウムは134も137もND(検出限界は0.38と0.46)以下です。ここではストロンチウムは余裕でセシウムの200倍以上ある事になります。

NO.1-6という地点では、ストロンチウムがなんと54万ベクレル/Lあり、そこではセシウムが134と137あわせて39000ベクレル/lです。ここではストロンチウムはセシウムの約14倍となります。ここはまだ比率が低い方ですが、それでもストロンチウムがセシウムの量を余裕で上回っています。

NO.1-8という地点では、ストロンチウムが9400ベクレル/l、セシウム134と137があわせて61ベクレル/Lで、ここではストロンチウムはセシウムの154倍となっています。

このような感じで、他の地点でもストロンチウムがセシウムの何十倍、何百倍となっていますが、極めつけなのがNo.1-16という地点。この地点ではストロンチウムが48万ベクレル/lも確認されましたが、セシウムは134と137どちらも検出限界(0.98と0.79)以下となっています。つまり、この箇所の地下水は、ストロンチウムがセシウムの48万倍以上あるという事になります。

現在海に毎日垂れ流しになっている地下の汚染水は、セシウムに比べて、ストロンチウムの量が圧倒的に多いという事は、このように東電が定期的に出している地下水の観測データでもしっかり確認できるのです。誇張などでは全然ないのです。

ストロンチウムがセシウムの量を大幅に上回っているのを不思議に思う人がいるかもしれません。でも、これはものすごく当たり前の話なのです。私はこのブログで2012年あたりから何度もこの事を懸念し、その理由を書いてきました。以下のようなメカニズムで、東電が人為的にセシウムの量だけを大幅に減らしていってしまったからそうなったのです。

東京電力は、原発事故直後から毎日のように以下の行為を繰り返してきました。原発建屋などの地下にたまった高濃度汚染水の一部を汲み上げ、その汲み上げた地下水については「セシウム除去」と「塩分除去」という二段階の処理工程を通し、その後は一部を地上タンクに貯め、残りは原子炉冷却のために注水する・・・・という事を毎日毎日繰り返してきたのです。

原子炉に注水した物はまた穴の空いた箇所から地下水へ流れていくわけですが、そいう処理をこの四年以上毎日のように繰り返してきたため、「地下の汚染水からセシウムだけを人為的にどんどん減らしていってしまった」わけです。
ストロンチウムや他の放射性物質はそのままで。

正確には、原発地下の汚染水は、「東電が一部を汲み上げて、セシウムを抜いてまた汲み上げた物の一部を注水して地下へ戻す」という人為的な処理と、「周辺の地盤から地下へ毎日一定量水が流入していく」という自然的な処理が組み合わさって、結果として「全体的には毎日流入する自然水のおかげで少しずつ薄まっていってるものの、それと同時に人為的な処理のせいで、セシウムだけを他の放射性物質に比べて大きく減らしていってしまった」のです。

この四年かけてセシウムだけを人為的に毎日少しずつ減らしていった結果が、現在の状況なのです。セシウムを人為的に減らしていった結果、「ストロンチウムがセシウムの数百倍、数千倍」みたいな事になってしまいました。また、他の放射性物質でも半減期が短くない核種については、ストロンチウム同様に「セシウムより圧倒的に量が多い」という事になっているのが考えられます。(原発運転時に生成される放射性物質の割合でだいぶ異なってきますが)

さて、このような状況にも関わらず、福島や近県の漁業では基本的にセシウムの検査のみでokとし、どんどん漁を拡大しています。

今この文章を読んでいるみなさんに是非考えていただきたいのですが、「毎日海に垂れ流しになっている原発地下の汚染水は、今現在はセシウムに比べて圧倒的にストロンチウムの量が多い」という状況であるのにも関わらず、基本的にセシウムだけの検査で海産物を出荷するのは妥当であるか?という事です。

福島漁連のホームページなどでは、Q&Aコーナーなどで「ストロンチウムの検査はしなくていいの?」という質問に「ストロンチウムはセシウムに比べて圧倒的に少ないので、セシウムの検査をすれば、ストロンチウムの検査はしなくてもいいんですよ」みたいな内容の事を書いています。

でも、毎日毎日原発地下から海に垂れ流し状態になっている地下の汚染水は、今現在はストロンチウムの量がセシウムより何百倍(地点によって何十万倍)にもなっているわけですよ。この状況で、「基本的に漁のたびにセシウムだけを検査して、それが基準値以下なら海産物を出荷してもok。どうせストロンチウムはセシウムより圧倒的に少ないはずしょ。」みたいに考えるのは、科学的に正しい対応をしているとは全然思えないのですよ。

原発事故後から、放射性物質は正しく怖がりましょうみたいに言って、「過度に怖れるな」みたいな事を言ってる人がいましたが、実際は現在は毎日海に垂れ流しになっている汚染水はセシウムの量だけが大幅に減って、ストロンチウムや他の核種の量はセシウムの何百倍、何千倍となっているのに、基本的にセシウム検査のみで海産物を出荷するという事は、正しく怖がっていると言えるのでしょうか?まともな頭を持ってる方なら、「科学的なきちんとした対応をしている」とは到底思えないですよね。これのどこが「正しく怖がる」でしょうか? 本来きちんと計測すべき事項を無視し、セシウム検査だけで安心するのはいかがなものか。

この事に気づいた方々が増えてきて、「ストロンチウムの検査もしっかりやっていくべきだ」という声が、各所でどんどん上がってきているのだと思います。(海産物は国が稀にストロンチウム検査をしていますが、その検査量は圧倒的に少ないです)

「ストロンチウムは骨に蓄積されるので、魚貝類の骨を食べなければいい」みたいに反論される方も中にはいるかもしれません。でもシラスとかは骨ごと食べますよね。また、貝は殻にストロンチウムが蓄積されるため、全国に出荷された汚染海域の貝の殻については、絶対に土壌改良材や鳥の餌などに加工してはいけないという事をしないといけないのです。

貝殻ですが、加工されて土壌改良材になって田畑に撒かれたり、鳥などの消化を助けるために餌に加工されて入れられる事があるのです。セシウム検査だけで安心して、実際はストロンチウムをかなり多く含んだ貝が全国に流通し、その貝殻が加工されて全国で田畑に撒かれたり、鳥の餌になってないかは、きちんと懸念して対策すべきです。

他にも栄養補助食品などのカルシウム成分として、汚染地域の貝殻が加工されていないかも。(実は原発事故による貝殻のストロンチウム汚染と、その貝殻が土壌改良材などへ加工される事の懸念については、政府内でも一時期「対策すべき」と声が上がった事がありました。今現在対策が実際にされているか不明ですが)

その他にも、骨ごと養殖魚の餌として他の地域での養殖に使われる事も懸念しないと、たとえば「四国や九州で養殖した魚の骨からストロンチウムが結構な量検出された」なんて事になりかねないし、魚粉系の肥料に形を変えて全国の農地に撒かれて、農作物がカルシウムと同じような感じで吸収して育つと、巡りめぐって人間の身体にストロンチウムが取り込まれる事にもなります。 ストロンチウムを無視していると、色々な方面で汚染が広がっていき、人は知らないうちに人体にストロンチウムを取り込んでいってしまうのです。

また、「人為的にセシウムだけ大幅に減らしてしまったため、ストロンチウムだけでなく他の放射性物質の量も(セシウム比で)大きくなってしまっているという事は当然考えられるのです。「ストロンチウムは魚貝類の骨とか貝殻に蓄積されるが、それだけを気にしていればいい」というわけではないのです。実際はストロンチウムだけでなく他の核種の計測もしっかり行っていかないといけない。

地下の汚染水を汲み上げてセシウムを抜く事自体はやるべき事だったのでしょうが、そのせいで原発周辺の地下水はセシウムだけ他の核種より大幅に減り、そのために海産物については、セシウムは最早指標にはならなくなってしまったという事を、福島や近県で漁業をしている方々はきちんと認識した上で、対策をしていくべきです。漁師さんの中には、水揚げした魚貝類を自分の家族に食べさせている方もいるでしょうし。

ストロンチウムは計測に時間がかかりますが、それについては色々な企業や研究機関が短時間でストロンチウムの計測ができる技術を原発事故後からどんどん開発してきました。すでに実用的な段階に至っているのもあり、それを使って今後ストロンチウムの検査をしっかりやっていくべきです。

 
海産物だけでなく、汚染度が高い地域で農業をやった場合は土壌や農産物のストロンチウム検査もやる必要があるでしょう。カリウム肥料などで農産物へのセシウム吸収を抑制しても、カリウム肥料で抑制できるのはセシウムのみのため、原発地下の汚染水と同じように「セシウムだけ大幅に減らして、他の核種は・・・」みたいな農作物が、汚染度の高い地域ではできてしまう恐れがあるからです。セシウムだけ検査をして、「セシウムは基準値以下だから大丈夫だ」と思って全国に出荷したら実は・・・。

 
同じベクレルでもストロンチウムはセシウムに比べて何十倍と内部被曝量が大きくなるため、セシウムの基準値が現在100ベクレル/kgですが、ストロンチウムにもし基準値を設けるとしたら2ベクレル/kgやもっと低い数値が、「設定すべき適切な値」となるでしょう。

検査に精度がかなり求められる事になりますが。

また、私が以前提案したように、「魚貝類は、ベクレル検査ではなく、最低でも全数線量検査をしてから、不自然に高い線量を出す海産物は出荷しないようにする」べきです。 これは、以下のような絶対に見過ごしてはならない懸念があるからです。

原子炉内の核燃料が数千度による高熱で溶けた事はみなさんご存知ですが、さてその融け落ちた核燃料は現在どのような状況になっているでしょうか?

「複数の箇所で、塊となって留まっている」と思っている方もいるかもしれませんが、実際は融けた後の核燃料は表面がぼろぼろと簡単に剥がれる状態になっていて、それに地下水が触れてしまってる状況だと予想されます。

味噌汁を飲む時、汁の中に大量にミソの粒が浮かんでいるのが確認できますが、これと同じような感じで、融けてあちこちに固まりとなった核燃料は、表面がぼろぼろと簡単に取れる状態になっていて、それが毎日流れこんでいる地下水に乗って、破片や粒が海へどんどん漏れ出している状況だと思います。

これは実際に、核燃料を模した物を作り(放射線を出さないウランやジルコニウム、その他の物質などで作る)、それを一度数千度の高温にして融かしてから、プールに沈めるとどうなるかを国が研究機関に協力してもらって実験するといいでしょう。

NHKや民放が大学の研究者に協力してもらって独自に実験をやるというのでもいいでしょう。私が書いたように、「数千度の熱で溶けて混ざりあった後の核燃料は、表面がぼろぼろの剥がれやすい状況で、水の中に入れていると水中へ粒や破片が簡単に拡散してしまう」というのが実際に確認できるはずです。

そんな感じで、地下の汚染水と混ざっている融け落ちた核燃料は、塊として残っている物がある一方で、表面から破片や粒が離れて、それが地下水に乗ってどんどん海へ流れ出していると予想されるのですが、そういうのを飲み込んだ魚介類が水揚げされて、人々の食卓に上がる危険があるのです。

核燃料の破片は大きいほど線量が高くなりますが、さすがに数シーベルトも出す破片はそれなりのサイズになり、それを飲み込んだ魚介類はいないでしょうし、いたとしても高い線量のおかげですぐに死ぬから、そういうのは食卓にはまず上らないでしょう。
でも、小さな小さな粒で、それでも数十マイクロシーベルトを出すのを魚貝類が飲み込み、内臓や頭部を取らずに骨ごと食べる魚の場合は、人間がそういう感じで核燃料の破片を体内に取り込んでしまうという事は十分考えられる事で、懸念すべき事なのです。

シラスやコウナゴなど、骨ごと食べる物については、手間がかかってもパックごとに全数線量検査を今後法律で義務化し、「一部の個体が核燃料の破片を飲み込んでいないか?」はチェックしてから出荷すべきでしょう。

もし核燃料の破片を飲み込んでいる個体があれば、線量検査で簡単に見つけられるはずです。空間線量から明らかに高くなるパックはないかどうかを、ベータ線とガンマ線の両方を計測する形で全数線量検査をし、きちんとチェックしてから出荷するように法律で義務化するのです。粒のように小さくても毎時数十マイクロシーベルトも出すものを食べてしまうと、しばらくしてから体外に排出されるとしても、人体の各臓器にどのような深刻なダメージを与えるかわかりません。(残酷ですが、猿などに数十マイクロシーベルトの破片を飲み込みさせて、解剖して内臓などへのダメージを調べる、というのもいいでしょう)

今回私がここで書いた事は、どうかブログやtwitterをお持ちの方はできるだけ多くの方がこの事を知るよう、リンクなどをして紹介していただけたら幸いです。

本来科学的にきちんとした対応をしていくべきなのを、「ストロンチウムはセシウムより圧倒的に少ないから、ストロンチウムの検査はしなくてもいい」みたいに間違った認識をずっと続けていて、最近のデータをまったくチェックせずに安心している方が大半だと思うのです。

これを読んでいるのがもしマスコミ関係者の方の場合は、「原発地下の汚染水は、今現在はストロンチウムの量がセシウムより圧倒的に多くなっている」という事を、テレビや雑誌、webサイトで取り上げ、そうなった原因をきちんと解説して、「セシウム検査だけではなく、ストロンチウムや他の核種の検査もしっかりやっていくべきだ」と指摘するようにしてもらいたいです。

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2015年11月 3日 (火)

「チェルノブイリの祈り」 by スベトラーナ・アレクシエービッチ

Imgチェルノブイリの原発が爆発したとき、とても美しく光り輝いたそうです。みんなまさか原発が爆発したなんて思っていなかったので、ビルやマンションの高層階のベランダなどからみとれていたそうです。中には何十キロもの遠方から車や自転車で見物に来た人も多かったそうです。

近くの川で数時間釣りをしていた人は、夏でもないのに真っ黒に日焼けしてしまったそうです。
あまりにもみんな放射能の危険性について無知だったのです。

それは消防士も同様でした。まず最初に死者を出した外部の人間は消防士で、これは急性被曝のためです。中には水蒸気爆発を防ぐため原子炉の下にあるハッチをあけて水を放出するという作業をした人もいたそうです。しかも多大な報償をエサに志願したというのですから驚きです。もちろん急性被曝で死亡です。

ソ連政府は34万人の兵士を集めて(延べではない)事後処理を行わせました。なかには直近までアフガニスタンで人を撃っていた部隊が、近隣住人のペットを射殺するために動員されたこともあったそうです。全国の炭鉱夫を招集して原発の地下に穴を掘り、大量の液体窒素を注入するという作業を行いました。

この本は、実際に被曝した人々のインタビューで構成されています。誰にも話さなかったことを著者(スベトラーナ・アレクシエービッチ)に打ち明けて、出版を許可した人々もいます。生々しく、胸がつぶれそうな記載もあります。

福島第一原発事故は、このチェルノブイリの事故よりも大規模なものでしたが、被曝はチェルノブイリほどではなかったと思われます。これは大部分の放射性物質が太平洋方面に放出されたためで、風向きなどの運が良かっただけなのです。今年になってから、アラスカの紅鮭から65ベクレル/kgのストロンチウム90が検出されていますが、これは太平洋全体が汚染されたことを意味しています。本書は著者の主観や主張が排除されていることから、特に原発支持派の人々に読んで欲しい本ですね。

http://tanakaryusaku.jp/2011/08/0002744

https://www.vitalchoice.com/shop/pc/articlesView.asp?id=2231

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2015年10月27日 (火)

トリチウムで日焼け

週プレニュースに驚くべき記事が出ていました。週刊プレイボーイ編集部と菅直人元総理らは、福島第一原発の沖 1.5kmに船を出して、原発周辺の謎の霧観察や海水のサンプリングを行い、長崎大学大学院工学研究科の小川進教授らと共に分析しました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151025-00055426-playboyz-soci

少し記事を引用します。
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船上取材に同行した放射線知識が豊富な「南相馬特定避難推奨地域の会」小澤洋一氏も、後日、あれは気になる現象だったと話してくれた。「私は昔から海へ出る機会が多いのですが、フクイチだけに濃い霧がかかる現象は記憶にありません。凍土遮水壁の影響で部分的に地上気温が下がっているとも考えられますが、トリチウムが出ているのは事実なので、その作用で霧が発生する可能性は大いにあると思います。だとすれば、あの船上で起きた“気になる出来事”にも関係しているかもしれません」

その出来事とは、取材班全員が短時間のうちにひどく“日焼け”したことだ。フクイチ沖を離れた後、我々は楢葉町の沖合20㎞で実験稼働している大型風力発電設備「ふくしま未来」の視察に向かった。この時は薄日は差したが、取材班数名は船酔いでずっとキャビンにこもっていたにもかかわらず、久之浜に帰港した時には、菅氏とK秘書、取材スタッフ全員の顔と腕は妙に赤黒く変わっていた。つまり、曇り状態のフクイチ沖にいた時間にも“日焼け”したとしか考えられないのだ。
--------------------------------引用終了

トリチウムのβ崩壊

C

トリチウムはDNAに取り込まれたあと、上記のようにβ崩壊してヘリウムを生成するので、その部分のDNAが壊れ(水素がはいっているはずなのに、ヘリウムがはいっている分子に変わってしまう)、突然変異が誘起されます。実際はるか昔から実験的に突然変異が発生することはわかっていました。
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/61055020.ja.html
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/62055019.ja.html
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/63055023.ja.html
http://www.jspf.or.jp/Journal/PDF_JSPF/jspf2012_04/jspf2012_04-228.pdf

皮膚にβ線(電子)がぶつかることによって、紫外線(電磁波)と同様皮膚が焼けて日焼けになったのでしょう。トリチウム焼けが日焼けより始末が悪いのは、気管支や食道に霧などに含まれるトリチウムを吸い込むと、それらの臓器まで焼けてしまうことで、つまりクリームやファウンデーションでは防げないということです。気管支や食道が日焼けすると癌が発生する可能性が高まると思われます。ともかく福島第一原発には無防備では接近すべきではないでしょう。

このトリチウムをはじめとする放射性同位元素(トリチウムはまだましなほう)をバンバン発生する原発を稼働させるなどというのは、狂気の沙汰としか思えません。

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実は電子顕微鏡では、電子を標本に当てて、その透過・反射によって形を判別するという原理になっています。ここで大きな問題は電子があたることによって、標本が焼けてしまうということです。焼けるとまるでスルメイカをコンロで焼くときのように、標本が湾曲して観察できなくなってしまいます。そこで炭の粉を標本にまぶして観察するわけですが、まさか炭の粉を飲むわけにもいかないので、水蒸気としてトリチウムをとりこまないように、吸湿性のマスクを使うくらいでしょうか。顔や肌には炭の粉を塗るのが有効だと思われます。

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2015年10月17日 (土)

原発事故・・・最近の考察(拡散)

3973{ }で囲んだ部分は管理人の注釈です。

{ルテニウム105 Ru-105はウランの核分裂に伴って発生する放射性物質のひとつ。半減期は約4時間強で、原子炉が稼働していれば炉内に存在するものです。稼働していないにもかかわらず検出された場合、半減期が非常に短い放射性元素なので、予期せぬ核分裂がおこった炉から直近に漏れ出たか、炉の外部で直近に核分裂がおこっていることの証拠となります}

{福島第一原発の5,6号機周辺にしばしば湯気が出ていることが話題となっており、この理由について考察した方がいます}

以下osycD83M6Qさんの情報

1.福島{第一原発ではなく}第二原発におけるメルトダウンが隠されている事実から類推すると{福島第一原発の}5、6号機でもメルトダウンが起きている可能性がある。東電自身が出したデータからは特定不可能だけれど、福島第二原発の原子炉のいくつかでも、メルトダウンが起きたことは、{福島第二原発構内からの}Ru-105の検出で確実だ。

42 (試料採取時間)2011/3/23 13:51 (採取場所)Around Iwasawa shore of 2F (approx 7km south of 1,2 u discharge channel) (情報源)TEPCO
(Ru-105濃度)34(Bq.L-1)

43 (試料採取時間)2011/3/23 14:25 (採取場所)Around Iwasawa shore of 2F (approx 7km south of 1,2 u discharge channel) (情報源)TEPCO
(Ru-105濃度)33(Bq.L-1)

53 (試料採取時間)2011/3/24 9:30 (採取場所)around North Discharge Channel of 2F (around 3,4u Discharge channel) (情報源)TEPCO
(Ru-105濃度)56(Bq.L-1)

http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/456.html#c4

2.{福島第一原発の1、2、3号機がメルトスルーして、地中にある溶融核燃料から、水蒸気が、地層に沿って上昇している可能性。5、6号機は、1、2、3号機と比べると10メートル程、高い所に立地している。このことは何を意味しているのでしょうか? 5,6号機は津波をかぶってないので、もし5,6号機でもメルトスルーがあったとすると、問答無用に地震による事故ということになるので、東電としては隠蔽する理由は存在します。メルトスルーしているとすれば、湯気が出ている理由は簡単に説明できます}

http://maps.gsi.go.jp/#16/37.423881/141.032352

Ru-105(105Ru)が、どのように生成され、壊変するか?
Ru-105の半減期は、4.44時間、生成から3日すれば、ほとんど検出は不可能になる。
Ru-105の生成を、元(105Srと106Y)まで、たどって、それぞれの核種の半減期を調べると、最高に長いもので分単位の時間であることが分かる。

http://periodictable.com/Isotopes/044.105/index2.html

Ru-105は、どの位の量、生成されるのか?

Nuclide 105Ru
t1/2 4.44 h (半減期)
Ind.(independent) Yield (独立収率)1.11E-07
Cum. (cumulative)Yield (累積収率)9.64E-01

ちなみにI-131とCs-137並びにSr-90の累積収率は、それぞれ2.89E+00と6.19E+00、それに5.78E+00である。

余談だが、外国のサイトでも、重要なデータ隠しが始まった。上述のデータは、米国のローレンス・バークレイ国立研究所が、ホームページで公開していた。

http://ie.lbl.gov/fission.html(リンク切れ)

ところが、最近削除されて利用できなくなった。

もう一ヵ所ホームページで同じデータを公開していたが、これも1週間ほどで、利用できなくなった。

http://www.wiley-vch.de/books/info/0-471-35633-6/toi99/www/fission/fission.htm

例えば、235Uをクリックすると、以下のような文章が表示される。

>Leider wurde die von Ihnen aufgerufene Seite nicht gefunden.

http://www.wiley-vch.de/books/info/0-471-35633-6/toi99/www/fission/235ut.txt

今、このデータは、アーカイブに保存されているので、それを利用している。騙されないための重要なデータなので、保存を強く勧める。

https://web.archive.org/web/20141025003057/http://ie.lbl.gov/fission.html

閑話休題。

Ru-105は、福島第一原発の近くの、2011年3月23日採取の海水からも、検出されている。

>33 (試料採取時間)2011/3/23 8:50 (採取場所)around south discharge channel of 1F (330 m south of 1-4u Discharge channel) (情報源)TEPCO
(Ru-105濃度)870(Bq.L-1)

これは、インド原子力エネルギー省バーバ原子力リサーチセンターのホームぺージに開示されているデータと一致する。

>Daii-ichi(unit1/4,330m E from discharge point)

2011-03-22 06:30

Ru-105 6.92E-02Bq/cm3  (4.44h)
Ru-106 1.32E-01Bq/cm3  (367d)

2011-03-23 08:50

Ru-105 8.37E-01Bq/cm3
Ru-106 3.70E-01Bq/cm3

http://www.barc.gov.in/daiichi/japan270311.pdf

福島第二原発の原子炉でメルトダウンが起きたと言ったが、これは事実の半分でしかない。言わなかった半分とは、福島第二原発の原子炉でも、臨界が、緊急炉心停止後、続いたと言うことだ。すなわち、緊急炉心停止に失敗したと言うことだ。

福島第一原発では、現在も臨界が断続的に続いていると推測される。では福島第二原発は、如何なる手段で、臨界を抑制することが出来たのだろうか? 抑制を示す根拠は、今の所、政府東電の情報が皆無の状態だから、何もない。

ソース: http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/132.html

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2015年9月12日 (土)

闘病

突然咳が止まらない状態になり、医者にリン酸コデインとテオフィリンを処方されました。1日3回一週間飲めば直るでしょうというお話でした。コデインはアヘンの成分であり、鎮痛・鎮咳作用がある物質です。モルヒネと極めて類似した構造を持つ物質であり、実際代謝産物の約10%がモルヒネになるそうです。

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コデイン

Morphine2dcsd_svg_2

モルヒネ

一方テオフィリンはカフェインに似た構造の物質で、気管支拡張作用がある薬物です。コデインとテオフィリンを最初に服用したとき、頭がくらくらして手がしびれてきたので、あわててベッドまで行くと、そこで意識がなくなり3時間くらい昏睡してしまいました。あとでウェブサイトでしらべると、テオフィリンの副作用として意識障害もあるとされており、びっくりしました。2回目の服用からは昏睡はなくなりましたが、いつも嘔吐感があって気分が悪く、何もやる気が起きません。それでも4日間は飲んでみましたが、5日目にギヴアップして、それが今日です。

薬をやめると、ときどき咳は出ますが、嘔吐感がなくなったのが有り難い。ようやく普通の生活にもどれそうです。こうしてみると市販の咳止め薬はよくできているなあと思います。パブロンS咳止めなどでこんなに悩まされたことはありません。後発医薬は政府の医療費削減の政策としてやっているので、安全性についてはあまり信用すべきでないように思います。

テオフィリンの副作用

http://fukuhand.glad-life.com/respiratorysystem/theodur_theophylline/

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