カテゴリー「バルサ(FC Barcelona)」の記事

2017年3月20日 (月)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第28節: バレンシア ファウルで自滅

Braugrana先週はデポルティボ・ラ・コルーニャに敗戦という大失態を演じたバルサ。懲りずに今日も3バックです。

FW:ネイマール・スアレス・ラフィーニャ、MF:イニエスタ・メッシ・ラキティッチ、守備的MF:ブスケツ、DF:ウムティティ・ピケ・マスチェラーノ、GK:テア=シュテーゲン。バレンシアはロドリゴ・ナニ・ミナが故障欠場という気の毒な状態。1トップにはザザではなく、バルサのFWだったムニルを起用。これはカンプノウの試合ということでの粋な計らいなのでしょうか。2列目はオレヤナ・ソレル・カンセロ、守備的MF:エンソ=ペレス・パレホ、DF:ガヤ・マンガラ・ガライ・モントヤ、GK:ジエゴ=アウヴェス。

今日のスアレスは元気です。3分にイニエスタのスルーパスを受けて早速左に抜け出しますが、中央に受け手がいなくて残念。守備はカンセロに抜け出されるなど、相変わらずザルです。攻撃は左サイドはネイマールにおまかせ。右サイドライン近辺にラフィーニャを張り付け、メッシはトップ下というスタイル。これは結構うまくいっています。2週くらい前に比べるとメッシもスアレスも元気を取り戻しました。しかしチャンスを作ってもなかなか得点はできません。

19分にはピケのクリアボールがソレルの前に転がって、あやうく失点するところをテア=シュテーゲンがシュートをとめてくれて助かりました。このあとバレンシアの守備の要エンソ・ペレスにカードが出て、これは大きい。しかしその後GKからのロング1発で1:1の危機を招くなど、守備はほころびが目立ちます。そしてついにCKからマンガラのヘッドで失点。これはきれいに決められました。どうしようもありません。

バルサの反撃は35分。ネイマールのまるでスルーパスのようなスローインをスアレスが拾って見事にゴール。1:1のタイとしました。このあとパレホもカードをもらって、さらに44分マンガラがエリア内でスアレスのシャツをつかんで一発レッド。メッシがPKを決めて2:1。

センターバックが退場、ダブルボランチが2人ともイエローではバレンシアもどうしようもありません。のはずが前半終了直前、左にスルーパスが通って、中央のムニルにラストパス。ムニルに恩返しされてしまいました。これで2:2のイーブンに戻されました。バルサの弱体な守備が際立った瞬間です。マスチェラーノ・ピケ・ウムティティがみんなそこそこ好調なのにこれですから、考えた方がいいですね。

後半はバレンシアはオレヤナをアブデヌールに代えてCBマンガラの穴を埋めました。バルサは8分、メッシが右から狭いニアサイドに右足で強烈なゴール。再びリード。29分にはラフィーニャをAゴメスに交代。44分にはネイマールの左突破からのクロスにAゴメスが合わせてゴール。4:2です。Aゴメスは移籍後初ゴールでおめでとう。

何とか勝てましたが、どちらかと言えばバレンシアの自滅試合でした。バレンシアの伝統が復活したのでしょうか?

https://www.youtube.com/watch?v=9LCLtrsTXTs

https://www.youtube.com/watch?v=mVn4lUKUbuw

https://www.youtube.com/watch?v=GVYO6ttxz90

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2017年3月14日 (火)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第27節: 不可解な3バックでデポルに沈められる

Braugranaガリシアに遠征し、リアソールでデポルティーボ・ラ・コルーニャとのゲーム。ミッドウィークに0:4でアウェイ戦を落としていたバルサは、ホームで奇跡をおこしPSGを6:1で葬りました。全力投球の後の試合はさてどうなるのか?

デポルはホセルの1トップ、2列目ファジル・カルレス=ヒル・ブルーノ=ガマ、守備的MF:ヘルナンティニョス・ボルヘス、DF:ナバーロ・アリバス・アルベントサ・ファンフラン、GK:ルクス。バルサはトップがルイス=スアレス、左右のエストレーもがアルダとデニス=スアレス、MF:Aゴメス・メッシ・セルジ、守備的MF:ブスケツ、DF:アルバ・ピケ・マスチェラーノ、GK:テア=シュテーゲン。

バルサは3:1:3:3という奇妙で難しいフォーメーションです。3バックは442でくる相手に対処するためのものであり、1トップで2列目を分厚くしてくる相手には対応が難しくなります。バルサは永年右サイドにダニというスーパースターがいて、守備から攻撃まで右サイドライン近辺の仕事はすべておまかせだったので、彼がいなくなったあとの混乱がいまだに後を引いている感じがします。ビダルの負傷もチームにとって本当に痛いです。

前半はデニスが右サイドライン際の相手陣深くに張り付くという役割で、それなりに右サイドは攻撃のシステムとしてはうまくいっていたと思いますが、右SBのマスチェラーノの負担が非常に重くなって、守備は厳しい状況でした。結構シュートを打たれました。それに左のアルダが体が重い感じで機敏に動いていません。

デポルの守備はセルタよりかなり上で、メッシとスアレスはきっちり抑えていますし、ラインの統率もきちんとできています。それでも26分のメッシFKからスアレスのヘディングシュートがGK正面に行ったのは残念でした。このあたりから土砂降りになってピッチコンディションが悪くなりました。

36分にセルジが右サイドを完全に突破しましたが、ラストパスの受け手がいなくて残念無念。ここはスアレスかアルダが用意をしていなければいけません。このすぐ後、デポル左サイドからのクロスにホセルが名人芸のシュートを打ちますが、テア=シュテーゲンがぎりぎりではじきます。しかし41分CKをマスチェラーノがギリギリで触ったこぼれ球をテア=シュテーゲンがキャッチしそこない、転がったところをホセルに押し込まれて失点。このままハーフタイム。

後半1分、右サイドからのデニスのクロスを中央のAゴメスがうまくスアレスの前に転がして、スアレスが豪快に決めてくれました。デニスの右エストレーモ、Aゴメスのポスト、は非常に好ましいですね。今日は故障で欠場でしたが、ネイマールが出てくれば相当優秀な攻撃陣になります。

しかし相変わらず守備は穴だらけで、ファジルやガマらに簡単に崩されてしまいます。そしてホセルに打たれて、テア=シュテーゲンが必死にセーヴです。そしてついにCKからヘルナンティニョスに頭で合わされて決勝点をたたきこまれました。

今日の敗戦は私はルーチョに責任があると思いますね。アルダが不調だったので、すぐにイニエスタに代えるべきでした。あとデニスは試合が終わるまで右エストレーモで固定すべきでした。彼がフリーに動くようになってから、攻撃に全然まとまりがなくなりました。

そもそもこの相手に3バックはないと思います。普通にセルジを右SBで使っていれば、こんなにホセルに打たれることはあり得ません。攻撃はAゴメスが中央でポスト役、左右にエストレーモを配して、スアレスとメッシで得点というパターンで行けばと思います。いつまでも昔のバルサスタイルにこだわらず、今いる選手の特徴を生かしたスタイルに変更するべきだと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=5FQ6fxEF-1s

https://www.youtube.com/watch?v=NeFut6IxwqU

https://www.youtube.com/watch?v=ADU9_Kl0h50


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2017年3月 8日 (水)

2016~2017 リーガ・エスパニョーラ第26節: 不思議な好調でセルタを壊滅

Braugrana_2ルイス・エンリケがやめる本当の理由はよくわかりませんが、来シーズン以降メッシ・スアレス・イニエスタ・ブスケツらの年長組を徐々にひっこめて、新戦力に置き換えていかなければならないという途方もなく困難な仕事は、自分ではなく新監督がやった方がいいだろうと思ったのだろうと、私は考えます。

セルタ・デ・ビーゴをカンプノウに迎えます。スアレスの1トップで、左右のエストレーモがネイマールとラフィーニャ。トップ下がメッシで、守備的MFがラキティッチとブスケツ。DF:アルバ・ウムティティ・ピケ・セルジ。セルジは攻撃時にはラフィーニャの内側に上がっていく感じです。GKはテア=シュテーゲン。

セルタは451か541かよくわかりませんが、トップはスウェーデン人のグイデッティ。攻撃に参加するのは主にイアゴ・アスパスとヴァスあたり。ボンゴンダ・ラドヤ・ウーゴ=マージョ、ジョニー・セルジ=ゴメス・カブラル・ロンカリアで守備。GKはセルヒオ=アルバレス。

バルサはなぜか最近ではまれにみるくらい動きがいいです。ネイマール・スアレス・メッシも元気いっぱいで、19分にはスアレスがポストにあてて、跳ね返りをメッシがポストにあてるというお馬鹿なプレーもありましたが、負ける気はしません。ネイマールは相変わらずファウルを誘発します。フェイントで抜かれるというのはDFにとっては屈辱で、そのくらいならファウルで止めた方がいいと思うのでしょう。ウーゴ・マージョのタックルはかなり危険でした。

21分には思わぬピンチでこぼれ球をロンカリアにフリーで打たれますが、当たり損なってラッキーでした。すぐ後の24分にメッシが中央を疾走してそのままゴール。これはセルタの守備がダメですね。先制点はバルサ。さらに40分には、ラキティッチ→メッシ→ネイマールときれいなパスがつながって、最後はネイマールがループで決めるという美しいゴール。ここでハーフタイム。

後半12分、ラフィーニャからゴール前でラキティッチにパスが出て、ラキが股抜きゴール。バルサは16分にはブスケツを休ませ、マスチェラーノに交代させる余裕です。
16分にはメッシが左に侵入し、ゴール前にラインとパラレルなクロスを供給。これに足を出したのが何とウムティティ。バルサでの初ゴールです。これで4:0。余裕のある試合の証明です。さらに19分にはメッシが右から自分で持ち込んでゴール。マニータとなりました。

バルサは新しいシステムに少し慣れてきました。後半はウムティティを右SBにコンバートするという新機軸もありました。まあ彼は守備ならどこでもできますが、私的には右SBはちょっとうなずけません。ブスケツが引っ込んだときにボランチをやるというならまだ理解できますが。重傷者が出たときの特別ルールがあるわけですから、右SBをさっさと補強すべきでしょう。どうしてこんなにのんびりしているのか理解できません。

セルタの守備はお粗末です。ちょっと疲労している感じもありました。バルサの動きが良かったとか書きましたが、この点を考えるとまだ錯覚かもしれません。

https://www.youtube.com/watch?v=lwNUwhjpXj4

https://www.youtube.com/watch?v=nIcm73RGRdY

https://www.youtube.com/watch?v=12AxZmHypBk



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2017年3月 3日 (金)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第25節: ヒホンに順当に勝利も、監督が突然辞任を発表!!

Braugranaカンプノウでスポルティング・ヒホンとミッドウィークの対戦です。

今シーズン、ルーチョはもともとアレイシ・ビダルを使う気が無くて、セルジを右SBで使っていましたが、ビダルの移籍がダメになってから気を取り直して使い始めたのですが、これが結構よくて、安定した守備と鋭いクロスなど活躍していたのですが、そのビダルが負傷長期欠場となっておかしくなりました。単にセルジを右SBで使うシステムに戻せば良いはずが、なぜかシーズン終盤になって新基軸の3バックをはじめて、アトレチコ戦ではかなり苦戦しました。いずれにしても、セルジひとりで右SBをやるのは不可能なので、特例の補強は必要ではあります。

残りのシーズン3バックでいくのでしょうか? 不安ですねえ。マチューも故障しましたし、ディフェンダーの問題は山積みです。バルサはスアレスの1トップ、2列目がネイマール・デニス=スアレス・メッシ・ラフィーニャ、ラキティッチとブスケツが守備的MFなのですが、並んでいるわけではなく、ブスケツはCB兼任、ラキは攻撃的MF兼任という感じです。DF:アルバ・ウムティティ・マスチェラーノ、GK:テア=シュテーゲン。

ずっとミッドウィークに試合があると、前の3人がでずっぱりのバルサは体調維持が難しくなり、どうしてもスタミナを温存するために休む時間が増えます。これはまずいですね。ビダルが元気だと、パコとの相性は非常にいいと思うのですが、メッシ・ネイマール・セルジあたりとはあまり相性が良いとは言えない感じがします。

ローテーションを使ってきたのはなんとヒホン。1トップ:カルロス=カストロ、2列目:ブルギ・アルバレス・カセス・ドゥグラス、ボランチ:シャビ=トーレス、DF:エチエジレ・ババン・ファン=ロドリゲス・リージョ、GK:クエジャル。降格圏内のチームなので、降格争いに備えてのローテーションとは有難いお話です。しっかり勝たせてもらわないとね。

9分マスチェラーノのロングフィードにメッシがするするDF裏に抜け出して、GKが出てきたところを頭に合わせてゴール。こんなに簡単に点が取れていいのでしょうか? DFラインが1人ずれていてオフサイドをとれませんでした。

11分ネイマールのロングパスをスアレスが受けてGKを抜き、深い位置から逆サイドのポストを狙ったシュート。これをファン=ロドリゲスがクリアし損なってオウンゴール。なんとも・・・。

楽勝かと思ったのですが、22分カウンターからアルバレス→カストロとパスが通ってゴール。ブスケツが間に合わず、3バックの弱点が露見しました。ちょっと強いチームが相手だと、この不安定なシステムのためにボロボロになってしまうかもしれません。

しかし今日は相手が相手なので。27分ババンのクリアボールがおあつらえ向きにスアレスの前にきてボレーでゴール。

後半も開始早々メッシからスアレスに替わって出ていたパコにラストパスが通って4点目。この後メッシもAゴメスと交代。それで21分ネイマールに出番が来てラキがもらったFKを強烈なバナナでたたき込んで5点目。今日のネイマールはシュートミスが多くて残念な日でしたが、これで一応仕事ができました。そのラキティッチが強烈なシュートで仕上げの6点目をとって試合終了。

https://www.youtube.com/watch?v=nqnZRKXLZVA

https://www.youtube.com/watch?v=Zv_czVTKoQQ

https://www.youtube.com/watch?v=IKN-U4GTNEY

https://www.youtube.com/watch?v=6grlQTv4MGI

このあと、なんとルイス・エンリケ監督が今季限りでの退任を発表しました。現在のバルサは非常に難しい転換期にあり、誰が監督をやってもバルサがカンテラから選手にたたき込んできたサッカーと、外部から来た選手との折り合いをつけるのが難しかったと思います。メッシ-チャビ-イニエスタ-ダニ-ブスケツの細かいパス回しから、密集の隙間を割って点を取るというサッカーはもうできません。今その臭いがするのはメッシ-ネイマール-セルジ-ブスケツあたりでしょうか。

最近採用した選手達はスアレス・ラフィーニャ・ラキティッチ・アルダ・デニス・Aゴメス・ビダル、みんなある程度フィジカルも強くて、そこそこスピードもテクニックもあり、バルサはチームとして奇術的なサッカーからスマートなサッカーに変身するべく作戦をたててきたような気がします。そんな中でアレイシ・ビダルを意固地に使わなかったりしたルーチョの真意がよくわかりません。古いバルサスタイルに固執したとも思えないのですが・・・。

次期監督のバルサファン投票をもうやっていて、圧倒的にホルヘ・サンパオリが人気だそうですが、私はどんな人かよく知りません。セビージャの監督になったばかりなので、1年で引き抜くのはちょっとアコギかと思います。いずれにしても、妙に意固地な監督が就任しないようにお願いします。

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2017年2月27日 (月)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第24節: GKの奮闘でアトレチコに勝利

Braugranaもうこれからは1敗もできないバルサとなりました。ただレアル・マドリーがバレンシアに1敗したので、まだ多少の可能性は残されています。

残された試合の中でも、アトレチコ@ビセンテ・カルデロンは最強の難敵です。トップはフランス人のガメイロとグリースマン、カラスコとサウールが左右でサポート。コケとガビが守備的MF、DFはフィリペ=ルイス・ゴディン・サヴィッチ・ヴルサリコ、GK:オブラク。ガビ・コケ・サウール以外は全員外国籍で、トランプがきいたら卒倒しそうなメンバー。

バルサはネイマールの1トップ、2列目がネイマール・イニエスタ・メッシ・セルジ・ラフィーニャという特殊なフォーメーションをやってきました。ブスケツの1ボランチで、3バックのマチュー・ウムティティ・ピケ、GK:テア=シュテーゲン。メッシをはっきりトップ下にして、攻撃にメリハリつけようという意図でしょう。しかし3バックはカウンター攻撃が得意なチームには危険です。

この特殊なフォーメーションは前半機能しませんでした。ピケが中央の守りに行ってしまうので、右サイドがノーディフェンスになってしまって、どんどん使われ、セルジとラフィーニャがあわてて戻ってくるために、攻撃に移っても選手が足りなくて攻められません。テア=シュテーゲンが大活躍で、なんとか0:0で前半終了。

後半はさすがにピケが右に張り付いて、中央はブスケツとウムティティで守るということになり落ち着きました。4分スアレスがフリーでパスを選択しますが、見当外れの位置にパスしてしまいます。スアレスは最近少し変調です。7分グリーズマンがGKと1:1でのシュートを失敗、さらにゴディンが絶好のヘディングをはずしてラッキーです。

19分にスアレスが放ったシュートの跳ね返りをラフィーニャが押し込んで先制点はバルサ。しかしアトレチコも26分、FKをゴディンのバックヘッドで1:1。

この後マチューがファウルで負傷。いやあ勘弁してほしいよ! プレイを続けられず、球を蹴り出してディニュと交代。もう終了近い時間でしたが、41分にメッシが打ったシュートをサヴィッチが止めたのですが、はねかえりがおあつらえ向きのところに来て、メッシが打ち直してゴール。何とか1:2で逃げ切りました。

https://www.youtube.com/watch?v=4pFBKZX97zY

https://www.youtube.com/watch?v=OOMOqqg_YNE

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2017年2月20日 (月)

リーガ・エスパニョーラ2016~2017第23節: 傷心のパルサ やっとこさっとこ

BraugranaUEFAチャンピオンズリーグでPSGに4:0の悲惨な敗戦となったバルサ。今年の低調なバルサを象徴する出来事でした。

今のバルサは丁度端境期にあります。ライカー時代のようなバルサスタイルのサッカーは今や不可能です。スアレス・ネイマール・ラキティッチ・Aゴメス・デニス=スアレス・アルダ・ビダル・ディニュ・アルバ・マチュー・ウムティティ・マスチェラーノなどの主力選手が、それぞれ別々のルーツで育ってきているので、バルサスタイルという極端な哲学に変わる新しいというか、より普通のスタイルのサッカーに転換しなければやっていけない時代になりました。まあそれでも「ポゼッションを最も重視すると」いう旗は降ろして欲しくはありませんが。

ルーチョには、バルサスタイルをみんなに受け入れてもらうか、それとも多くの選手のバックグラウンドをそれぞれ生かした別のスタイルに変えるか迷いがあって、そのままズルズルきてしまったような気がします。それでも夏から秋のようにネイマール・スアレス・メッシが好調で、まかせておけば点が取れればいいのですが、調子が落ちてくるとどうにもなりません。

今日は下位グループのレガネスとの対戦でしたが、カンプノウの2F席などはもうガラガラで、心配になるくらいの集客でした。FW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:ラフィーニャ(顔面骨折でフェイス・ガードで参戦)・ラキティッチ・Aゴメス、DF:ディニュ・マチュー・ウムティティ・セルジ、GK:テア・シュテーゲン。

2部落ちの恐れがあるレガネスはかなりの選手を補強してきました。トップはゲレーロで、エルザールがシャドウ。シマノフスキが左サイド、マルティン・モラン・ピリスが中盤、DF:リコ・シオヴァス・マントバニ・ティト、GK:エレリン。

4分にオフサイドラインぎりぎりでうまく左に飛び出してパスを受けたスアレスからの低いクロスにメッシがうまく合わせて美しいゴール。しかしエルザールに2発かなりやばいシュートを打たれて、いずれもテア=シュテーゲンの必死のセーヴに救われるなど、余り芳しい進行ではありません。それに今日のカンプノウは異常にすべるピッチで、いつもの感じではありませんでした。

後半26分Aゴメスが引きずり倒されて球を奪われ、シマノフスキと交代して出ていたマチスからウナイ・ロペスに回されて失点。このままエンパテかという大ピンチになりました。結局終了間際にネイマールがエリア内で足を掛けられてPK獲得。最近はPK・FKのスペシャリストとなっているメッシが決めてようやく2:1のリードとなりました。いくら不調と言っても、PK・FKで貢献できるのはさすがメッシです。なんとかこれで試合終了。

アナウンサーの大澤が、Aゴメスに非常にしつこくからんでいましたが、今日の試合の後半について言えば、確かに疲労が出ていた感じがしました。しかしせっかく解説者がいるわけですから、アナウンサーが選手の悪口を蕩々と述べるというのはあまり感じの良いものではありません。

大澤はラキティッチ押しのようですが、彼は体格・スタミナ・フィジカルに若干問題があるので、ボランチは適所じゃないと思いますよ。Aゴメスもボランチのスペシャリストじゃないので、できれば10m程前でプレーさせてあげたいのですが、ブスケツが出ないんじゃしょうがありません。来シーズンはCBを補強して、ウムティティとブスケツでこの重要なポジションをシェアして欲しいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=DVS-eHgD91U

https://www.youtube.com/watch?v=YLQ2BodACSI

https://www.youtube.com/watch?v=9XfM63RCrfQ

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2017年2月13日 (月)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第22節: 圧勝するもアレイシ・ビダルの重傷で沈痛なバルサ

Braugranaバスクの都ガステイスのスタジアム、エスタディオ・デ・メンディソローサでデポルティーボ・アラベスと対戦。今季カンプノウでは負かされたチームです。しかもコパ・デル・レイでは勝ち上がって、バルサとファイナルを戦うことになりました。

アラベスはベネズエラ代表Cサントスの1トップ。2列目はソブリノ・クルスティチッチ・カタイで、ボランチはDトーレスとMジョレンテ。DF:テオ・アレクシス・ラグアルディア・ビガライ、GK:パチェコ。

バルサはFW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:Aゴメス・ラキティッチ・負傷から復帰したブスケツ、DF:ディニュ・マチュー・ウムティティ・ビダル、GK:テア=シュテーゲン。

バルサのユニフォームはライトグリーンですが、3種類あって半袖・長袖・長袖のアンダーシャツに半袖。いろんなユニフォームの選手がいて、これは珍しいと思います。シーズンも深まり、ここまでくるとバルサは故障者が多く、アルダ・ラフィーニャ・マスチェラーノ・ピケ・マシップが故障欠場です。

アラベスは強引にチャージしてくる守備ではなく、接近してパスカットを狙う作戦。なので一応バルサのポゼッションは難しくはありません。16分絶好のチャンスにネイマールが切り返しをしくじりがっかり。25分にはなぜかアラベス左SBのテオ・エルナンデスに右サイドを独走されて1:1。これをテア=シュテーゲンがはじいて失点しなかったのは非常に功績大です。

37分ラキティッチが狙っていた右サイドのビダルに出して、ビダルが絶妙のクロス。これにスアレスがきれいにあててゴール。先制点はバルサに。さらに40分、GKの手→スアレスの頭→ネイマールとつながってたたみかけ2点目。

後半開始早々、Cサントスが絶好位置からのシュートをミスってくれて大助かり。アラベスは後半から作戦を変えて、攻撃的なフォーメーションになりました。中盤が押し上げてくるので、後ろがスカスカでカウンターが効きます。

14分メッシがドリブルで持ち込み3点目のゴール。18分カウンター攻撃からアレクシスのオウンゴール。20分にはやはりカウンターからスアレスがラキティッチに打ってくれとパス。これをラキがきれいに決めてマニータ。23分にはネイマールが打った球をGKがはじいたところにスアレスで6点目。

これで終わってくれればめでたしめでたしだったのですが、やけっぱちのアラベスが不穏な雰囲気で、40分ビダルがテオ・エルナンデスのスライディングタックルを食らって今季絶望の重傷となりました。これは痛すぎます。全くやってくれるよね。ビダルも折角バルサの右サイドで有効に機能しはじめたのに、ついてません。これはコパ・デル・レイのファイナルでチンチンにしてあげなければいけませんね。

https://www.youtube.com/watch?v=vXEdHt_luvs

https://www.youtube.com/watch?v=UHrBYMMcq5Y

https://www.youtube.com/watch?v=d3W97IsnVDw



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2017年2月 7日 (火)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第21節: パコ・アルカセルついに決める

Braugrana誤審とはいえ、マドリーの後姿が遠ざかっていく・・・。白星を蓄積するしかありません。今週はアスレティック・ビルバオをカンプノウに迎えての1戦。優勝は遠くなってきましたが、カンプノウは大盛況で、クラブはウハウハです。

非常に厳しい日程の中、バルサはコパ・デル・レイを勝ち進んでいるので、スアレスは疲労をとるためのお休みです。FW:ネイマール・パコ・メッシ、MF:アルダ・ラフィーニャ・Aゴメス、DF:マチュー・ウムティティ・ピケ・ビダル、GK:テア=シュテーゲン。なんとしてもパコ=アルカセルに得点をとらせたいバルサではあります。

ビルバオは1トップがイニャキ=ウィリアムス。彼はビルバオ出身ですがスペイン・リベリア・ガーナの3重国籍というめずらしい選手。2列目はムニアイン・ラウル=ガルシア・レクエ。ムニアインは非常に技術が優れた選手なので、このチームのなかでは最も要警戒です。ボランチはイトゥラスペとサン=ホセ、DF:バレンシアガ・ラポルト・ジェライ・デ=マルコス。GK:イライソス。ジェライは精巣癌の手術をしたようですが、無事復帰できてなによりです。

開始早々、パコのクロスにCBがすべって転倒。ネイマールが軽く決めるかと思いましたが、もたついて得点ならず。解説者は毎試合ネイマール・スアレス・メッシが好調とのたまってますが、本当に好調ならバルサが現在のような成績であるわけないので、やはりアジリティーとプリサイスネスが落ちてきています。ただネイマールは最近は元気をとりもどしつつあるとは思います。

ビルバオはアウェイでも厳しいプレスをかけてくる果敢に戦うサッカーです。12分にはCBラポルタが左に持ち込んで絶好のクロス。ウィリアムスがフリーでゴール正面からヘディングシュートですが、見事に失敗。これでほっとしたバルサは、18分ネイマールが左に突っ込み、うまくポジションを移動したパコにマイナスパス。これをパコがダイレクトにゴール。記念すべきリーガ初得点で、先制点はバルサに。

29分にはラウル=ガルシアにゴール正面から打たれますが、テア=シュテーゲンが阻止。40分、ゴール右側の角度のないところでメッシがFKを行いましたが、GKが油断していたのか、直接ゴールに蹴ってなぜかはいってしまいます。簡単にはじけそうな球だったので狐につままれた感じです。望外の2:0で前半終了。

後半はピケがマスチェラーノと交代。54分にはテア=シュテーゲンとぶつかったラフィーニャがラキティッチと交代。さらにメッシもセルジと交代。メッシのポジションにはビダルが上がります。そのビダルが67分、ゴール前に持ち込んで自分でシュート。これがはいって3:0。やはりビダルは貴重な戦力です。ルーチョが考えを改めて本当に良かったと思います。有能な人というのは凝り固まらないというもひとつの条件です。

ところでレアルマドリーはセルタ・デ・ビーゴとの試合が中止になりました。最初聴いたときはテロ情報が流れたのかと思いましたが、なんと風が強かったためというのでびっくり(1)。それでマドリーがスタジアムの屋根を緊急補修せよと要求したというのでまたびっくり。マドリーは2試合延期で、これはスケジュールは厳しくなる可能性がありますが、実は相手の試合が終わっているということは、目標がはっきりしていて有利という見方もできます。

1)https://www.daily.co.jp/soccer/2017/02/07/0009896113.shtml

ハイライト:

https://www.youtube.com/watch?v=iB6XztHO9XY

https://www.youtube.com/watch?v=Oqd0qfo1WtM

https://www.youtube.com/watch?v=MFaDV1LkYq4


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2017年1月31日 (火)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第20節: 痛恨の誤審

Braugranaベニート・ビジャマリンでレアル・ベティスとの対戦です。快晴のデイゲームでスタジアムは盛り上がっています。どうして土日の試合をいつもデイゲームでやらないのか不思議でなりません。お客さんがはいらないのならいざしらず、お昼ならこれだけ大盛況になるのに、わざわざ深夜に試合をやるというリーガは不可解です。

ベティスはルベン=カストロとアレグリアの2トップ。そしてトップ下にダニ・セバージョスというスペイン代表の中核として期待されている若手を起用。確かに非常に高い足下の技術を持っていて球を奪われませんし、パスも的確です。ミドルシュートも怖さがあります。

バルサはFW:ネイマール・ルイス=スアレス・メッシ、MF:アルダ・デニス=スアレス・ラキティッチ、DF:ディニュ・マチュー・ピケ・アレイシュ=ビダル、GK:テア=シュテーゲンです。

試合前はベティスは5バックで守備的にくるだろうという話でしたが、とんでもない。左右のSBを高い位置にあげてほぼ3バックで、激しいプレスをかけて攻撃的なサッカーをしかけてきました。

バルサの泣き所は、前節でブスケツが蹴られて負傷したことで、本来ならマスチェラーノが代役で出るべきところ、おそらくコンディション不良でラキティッチが代役。彼は本来守備的MFじゃないので不安です。このポジションはブスケツレベルの人材補強は非常に困難なので、私はウムティティかAゴメスにやってもらうしかないと思います。マスチェラーノはそろそろ退団の年齢ですし、ブスケツももう若くはなく、欠場の機会も増えるでしょう。

ベティスはバルサの泣き所の位置でセバージョスが動き回って、ミドルを打ったり、カストロ&アレグリアを使ってくるので応対が大変です。しかも右SBのピッチーニを止められません。特に19分のセバージョスのミドルは強烈で、テア=シュテーゲンが辛くもはじき出しました。

ネイマールはFKを見当違いの場所に蹴ったり、1:1もGKに当てたりで全くさえません。メッシも前はがっちり押さえられているので、後ろでうろうろするだけ。スアレスもフリーのシュートをポストに当てる失態。完全にベティスに押しまくられた前半でした。

後半開始早々、バルサはデニス=スアレスを下げて、Aゴメスをボランチに投入しましたが、やはりテア=シュテーゲンが目立つような困った展開。22分にはディニュとアルダを下げて、アルバとセルジを入れるという非常手段に出ました。ビダルを前線にあげて、右サイドからの突破を狙います。これはやや当たりましたが、それでもベティスは攻撃の手をゆるめません。

25分のセバージョスのミドルはやられたと思いましたが、バーに当たって外に出ました。29分のルベン=カストロのシュートはポスト直撃でゴールならず。しかしついに30分、CKからのこぼれ球をアレグリアに俊敏に押し込まれて失点してしまいました。

失点したバルサは必死で反撃を試み、ビダルのクロスが中央ではじかれてゴールでしたが、完全にゴールラインを(20cmくらい)越えていたにもかかわらず、レフェリーの誤審で得点ならず。これはひどい判定でした。直後にまた似たような場面となりましたが、これはボールが半分くらいしかラインを越えていませんでした。残念。

アディショナルタイムにはいろうかという45分に、ようやくメッシ→スアレスのコンビで1点とって敗戦は免れましたが、非常に後味の悪い試合でした。リーガも早急にビデオ判定をやるべきです。

https://www.youtube.com/watch?v=jObM1bzjXpc

https://www.youtube.com/watch?v=A27zt7NKfyE

https://www.youtube.com/watch?v=zwxyVffJRZE

https://www.youtube.com/watch?v=gqgZDahwzpY

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2017年1月23日 (月)

2016~2017リーガエスパニョーラ第19節: テア=シュテーゲンとデニス=スアレスが流れを変えた

Braugranaバルサが最後にアノエタ@サン・セバスチャンで勝利したのは2007年だそうで、ミッドウィークの国王杯でようやくひとつ勝つことができたのは、とりあえずめでたいことです。

リーガの方は、同じバスクのSDエイバルとの対戦です。エイバルの街は印西市や白井市より小さく、スタジアムも拡張工事をしてようやく7000人の収容となりました。これで現在9位ですから立派なものです。乾がチームに加入したことで日本のサッカーファンにもよく知られるようになりました。

エイバルのスタメンは、1トップ:セルジ・エンリク、2列目:乾・アドリアン=ゴンザレス・ペドロ=レオン、ダブルボランチ:ダニ=ガルシア・エスカランテ、DF:ルナ・ルジェーヌ・マルロ=ドスサントス・カパ、GK:ヨエル。要注意はペドロ=レオンで、かなりのテクニシャンです。あとはカパにフィジカルで飛ばされないようにすれば大丈夫でしょう。

バルサはFW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:アルダ・ラキティッチ・ブスケツ、DF:アルバ・マチュー・ウムティティ・セルジ、GK:テア=シュテーゲン。アルダはネイマールの代役のときと、イニエスタの代役の時では全く違うプレーをします。チームオーダーに忠実にプレイできるのは、それだけの懐深い技術があるからでしょう。

エイバルはホームだけあって、前から厳しいチャージをかけて先取点をねらってきました。なかなか困難な試合になりそうでしたが、8分にブスケツが蹴られて負傷退場。非常に困ったことになりました。エンリケが打った手はデニス=スアレスを投入し、ラキティッチをボランチに下げるという非常手段でした。しかし主導権をエイバルに奪われ、25分にはアドリアン・ゴンザレスにこれはもうダメというシュートを打たれましたが、なんとかテア=シュテーゲンがはじき、さらに直後のペドロ=レオンのシュートも止めて、ようやくバルサにツキがまわってきました。

テア=シュテーゲンのビッグセーヴ
https://www.youtube.com/watch?v=6-6CVRog_W4

32分にはメッシのシュートがエイバルの選手に跳ね返ったところを、デニス=スアレスが長いグラウンダーのシュートで決めてくれました。素晴らしい今季初ゴールでした。

0:1で折り返した後半はほぼバルサのペース。6分にはスアレスがロングループをゴール前に走り込むメッシにピッタリで通して、メッシが軽く合わせてゴール。23分にはスアレスがエイバルのCBルジェーヌから奪球し、ひとりでつっこんでゴール。最後はカウンターからネイマールが決めて0:4。結果的にはバルサの圧勝でしたが、ひとつボタンを掛け違うとやられるような試合でした。

https://www.youtube.com/watch?v=st5363iVs8M

https://www.youtube.com/watch?v=nosXsHx9SFY

https://www.youtube.com/watch?v=O6002uaYnus

https://www.youtube.com/watch?v=fjlm97OdZdQ

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