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2017年10月15日 (日)

2017~2018リーガ・エスパニョーラ第8節: 逆風の中でドロー

Braugranaカタルーニャ政府が独立宣言を遅らせるという決定をしたおかげで、リーガも通常通りできることになりました。

改修されてアトレチコのホームスタジアムとなったワンダ・メトロポリターノは見た目素晴らしいスタジアムです。屋根が広くて、雨天でも観客はずぶ濡れを免れそうです。

アトレチコはオーソドックスな442でコレアとグリーズマンが前線要因で、カラスコ、サウルあたりが後ろからゴールを狙ってくる形。ガビ、コケ、フィリペ=ルイス(SB)、ファンフラン(SB)、サヴィッチ(CB)、ゴディン(CB)、オブラク(GK)。

バルサはスアレスの1トップ。中盤がイニエスタ、ラキティッチ、メッシ、A・ゴメス。攻撃の観点から言えばA・ゴメスとスアレスの2トップが望ましいですが、ポゼッションを重視したのでしょう。底はブスケツ、DF:アルバ・ウムティティ・ピケ・セメド、GK:テア=シュテーゲン。私ならデウロフェウをスタメンで右エストレーモに使いたいです。彼の切れ味はみていてスリリングです。A・ゴメスはトップ下タイプなので、右エストレーモは無理。

バルベルデは前半は0:0でもいいよという考えなのでしょう。立ち上がりはバルサがポゼッションで圧倒して狙い通りでしたが、21分にサウルのミドルシュートを食って、このもくろみは崩壊しました。セメドとピケがケアしていたのですが、やられてしまいました。

メッシは代表戦でハットトリックでアルゼンチンをワールドカップに出場させるという快挙の疲労が残っていて、プレーの精度が落ちています。メッシになんとか渡してという試みはほとんど裏目。スアレスも再三の精度落ちプレーで、冬に向かってつるべ落としにならないよう選手を考えて使った方がいいとおもいます。アルダやパコを放出要因なので全く使わないというのは、せっかく保有しているわけですから間違いだと思います。

テア=シュテーゲンはグリーズマンのシュートを2発止めて、大きく貢献しました。

後半途中からイニエスタに代えてデウロフェウ、セメドに代えてセルジを投入して攻めに出たのは遅まきながら正解でした。A・ゴメスは左・中央で実力発揮。さらに34分にはラキに代えてパウリーニョを投入しました。現時点では最強の攻撃的布陣でしょう。そのとたんにセルジのロングクロスがスアレスの頭に決まってゴール。バルサ追いついて1:1。

惜しかったのはアディショナルタイムでのゴール正面のFK。壁が向かって左側に偏っていたので、スアレスが蹴ればゴールできるのではないかと思いましたが、メッシが蹴ってGK正面でした。これで万事休すでしたが、このスタジアムでエンパテならまあ良としなければでしょうか?

https://www.youtube.com/watch?v=QZuUiyM2WWE

https://www.youtube.com/watch?v=WVgLdtV-g5Q

https://www.youtube.com/watch?v=EeWf5raVS_w


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2017年10月 2日 (月)

2017~2018リーガエスパニョーラ第7節: 無観客試合そして・・・

Braugranaリーガ第7節はカンプノウで無観客試合となってしまいました。バルサとしては試合を中止または延期したかったようですが、そうするとこの試合のポイントを0とする上に、ペナルティーとして-3ポイントを課すと連盟が決めたことで、無観客試合をやらざるを得なくなりました。大減収です。

ミッドウィークにリスボンで勝利したバルサですが、しだいに消耗していくのは避けられませんが、現在はまだ大丈夫です。相手のラス・パルマスはバルサと同様ポゼッション命のチームで、前半はポゼッションでバルサが下回るというラス・パルマスのペースの試合でした。

バルサはデウロフェウの疲労回復がはかばかしくないのか、右のエストレーモはビダル。スアレスとメッシが前。左エストレーモはほぼSBのアルバが代役。デニス・スアレスとパウリーニョが中盤でブスケツが底。マスチェラーノ・ピケ・セルジ・(アルバ)のBKでGKはテア=シュテーゲン。

ポゼッションで優位に立たれたのはジョナタン・ビエラとアクイラーニというラス・パルマスの中盤が有能だからです。ここからウサマ・タナンやカジェリの抜けだしをサポートするスルーパスが出てくるので危険です。ただし攻撃時にはパス回しのためにどっと選手が前に出てくるので、守備が手薄になり、一発パスが通ればいつでもメッシかスアレスが抜け出せそうな感じもあります。

しかし前半は逆に抜け出されそうになってパンツをひっぱるとか、まずいプレーが多く、なんと4人がカードをもらってしまいました。まあレフェリーのミスもあったとは思いますが・・・。とはいえ失点しなかったのは守備陣とゴールポストががんばりました。

後半は消耗のないデニス・スアレスを右のエストレーモにして、ラキティッチとイニエスタが中盤をささえるという作戦に変更し、これが成功しました。50分CKをとったバルサはまずブスケツの頭に合わせて1点。70分にデニス・スアレスのスルーパスが決まって、メッシがゴール。

76分にはラキティッチ→スアレス→メッシの高速パスが決まって、メッシが3点目をたたき込み勝負を決しました。ただ途中から出たイニエスタが、終了間際に大腿二頭筋を痛めて退場したのは痛手で、これからの数試合が難しくなりました。

スペイン政府・警察はカタルーニャの投票所を襲撃して投票箱を奪うなどの暴力的対応を行い、多数の負傷者が出たようです。これによって独立へのパッションに火を付けた感じで、もう止まらなくなってしまうのではないでしょうか。今日の感じだと、とてもクラシコなんて、できそうにはありません。カンプノウでは勿論、サンチャゴ・ベルナベウでも警察に「負けろ」と指示された昔の悪夢が再来しそうな気がします。

他人事ではありませんよ。日本もこのまま沖縄を放置すると、必ずカタルーニャのようになります。これを防ぐには周辺国家と友好関係を築き、国境を確定するか協定を締結して、日米安保条約を廃棄するしかありません。改憲はそれからでも遅くありません。

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2017年9月24日 (日)

2017~2018 リーガ・エスパニョーラ第6節 オウンゴール2発でドタバタの勝利

Braugranaミッドウィークの第5節エイバル戦は、録画しようとしていたらスカパーが停止していて空振り。大失敗の巻でした。第6節のジローナ戦は、バルセロナから車で1時間~1時間半くらいらしい(WOWOW情報)エスタディ・モンティリビでのゲームです。13286人収容のスタジアムでローカルな雰囲気です。

1949年にコパで当たって以来の2戦目だそうです。オルンガというケニアの選手が1トップ気味のフォーメーションですが、マンCからレンタルのドウグラスという選手が良いセンスで攻めてくるチームです。中盤のマフェオは今時珍しいメッシのマンマーク担当。GKのイライソスはビルバオ時代におなじみの選手。

バルサは毎週2回づつ試合がある厳しい日程で、バルベルデの腕のみせどころです。第5節でのデウロフェウは明らかに疲労がみられたので、ジローナ出身ではありますが招集外。代役はアレイシ・ビダルです。トップはスアレス。MFはイニエスタ・メッシ・パウリーニョ、中盤底はラキティッチ。ブスケツを休ませるのですが、パウリーニョでなくラキが代役。DF:アルバ・ウムティティ・マスチェラーノ・セルジ。ピケとセメドはお休みです。GKはテア=シュテーゲン。

12分ドウグラスにミドルシュートを打たれ、テア=シュテーゲンがギリギリではじく。はねかえりも打たれますがなんとか体に当ててセーフ。メッシはマンマークで動きとれず、非常にまずい展開です。FKもイライソスに止められて得点できません。17分アルバのセンタリングをアダイがクリアミスしてオウンゴール。なんともあっけないゴールで、バルサついています。

しかもこのあとマフェオがカードをもらってハードマークが難しくなるという幸運もありました。ラキティッチの惜しいミドルがありましたが、イライソスにセーブされて、前半は0:1で終了。

後半3分、ビダルが右に突入してヒールの股抜きでスアレスにパスを出しますが、なんともらったスアレスが股抜きスルーして、予想外のGKがオウンゴール。爆笑でジローナ自滅しました。26分にはスアレスがフリーで独走してダメ押しのゴール。バルサ0:3の勝利です。

https://www.youtube.com/watch?v=nVg5VBk_L3w

https://www.youtube.com/watch?v=1tRMmiNZBHQ

https://www.youtube.com/watch?v=xOMglk08GVQ



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2017年9月17日 (日)

リーガ・エスパニョーラ2017~2018 第4節: 岳のゴラッソをデニスとパウリーニョがひっくり返す

Braugranaコリセウム・アルフォンソ・ペレスでヘタフェとの対戦。ここは1万7千人しかはいらない、こじんまりとしたスタジアムです。岳が所属しています。

バルサはミッドウィークにユベントスとゲームがあって(3:0で勝利)お疲れムード。WOWOWではローテーションはないと言っていましたが、私はデウロフェウ→デンベレ、セメド→セルジはローテションだと思います。私ならイニエスタとラキティッチも休ませて、デニス・スアレスとパウリーニョを出したいところですが、バルベルデはそこまではやりませんでした。スアレス・メッシ・ブスケツ・アルバの4人は、バテバテになるまで基本的にローテーションはしないのかな? CBはウムティティとピケです。

ヘタフェは1トップのホルヘ・モリーナ中心のチーム。岳はなんとシャドーストライカー役で出場。左アマト・右ファジル、マルケルとアランバリのダブルボランチにDFはアントゥネス・カラ・ジェネ・ダミアン、GK:グアイタ。

バルサは全体的に動きが悪く、ヘタフェペースのスタートでした。10分にはピケがエリアぎりぎりでダイビングして相手をつかむという情けないプレー。16分には左からの岳のクロスをピケが手ではじいて、レフェリーによっては一発レッドもあるかという危険なプレーで肝を冷やしました。イエローでもすでにひとつもらっていたのでもらったら退場のところでした。手が体に完全にはついていなかったので、バルサにとってはラッキーでした。

27分にはデンベレが誰もバルサ選手がいないところにヒールキックして故障発生。お休みのはずだったデウロフェウに交代です。バルサが惜しかったのは32分、イニエスタの浮き球をウムティティが頭で合わせましたが、グアイタの正面でした。39分には岳がエリア外から美しいボレーを決めて、バルサ大ピンチのまま前半終了。柴崎岳は歴史に名を残すことになりました。クールな岳らしいゴールでした。

後半イニエスタをデニス・スアレスに代えると、デニスは非常に元気で動きが良く、バルサを牽引してくれました。しかも岳は足痛でピッチに倒れ込み交代です。

17分バルサは右サイドでデウロフェウとセルジが頑張って、デニスにラストパスが供給されゴール。やっと追いつきました。37分にはあわやセルジのオウンゴールかというピンチがありましたが、カウンター攻撃でメッシからラキティッチと交代して出ていたパウリーニョにパスが通って、パウリーニョがジェネをフィジカルで突破して決勝ゴール。なんとか1:2で勝利。この勝利はバルサの動きが重い試合だっただけに拾いものでした。バルベルデの好采配と言われていますが、私に言わせれば「最初からデニスとパウリーニョを出しとけよと」ですね。

中2日でエイバル戦がありますが、バルベルデがどんな選手をスタメンで起用するのか興味津々です。

https://www.youtube.com/watch?v=waevuR1pIfc
https://www.youtube.com/watch?v=tUGnRmDdS5g
https://www.youtube.com/watch?v=QGEt1UctaO4

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2017年9月11日 (月)

リーガ・エスパニョーラ2017~2018第3節: マニータでエスパニョールを木端微塵

Braugranaカタルーニャ州議会は独立を問う住民投票を実施するための法案を可決し、10月1日に投票が決まりました。スペイン政府はもちろん認めていないので、衝突は避けられません。カタルーニャは風雲急を告げています。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017090701000846.html

そんな騒然たる世情の中でのバルセロナダービー@カンプノウです。アラベス戦ではFWが左デウロフェウ、右ビダルという首をかしげるようなスタメンのバルサでしたが、今回はスアレスが戻ってきたこともあって、スアレス左、デウロフェウ右の納得のFWです。左イニエスタ・中央メッシ・右ラキチッチのMF。中盤底はブスケツ、DF:アルバ・ウムティティ・ピケ・セメド、GK:テア=シュテーゲン。

右SBのセメドがなかなかいいので、セルジはどうみても第一の選択肢ではないと思います(今日は負傷欠場)。セルジはMFとしてパウリーニョ、アンドレ=ゴメスあたりと競争した方がよいのではないでしょうか。メッシ引退後はトップ下はセルジかな。セメドは突破してクロス狙いではなく、たいていデウロフェウをサポートする感じで攻撃参加してくるのが好ましい。この2人はセットで考えたいですね。

エスパニョールはモレノ、ピアッティ中心の攻撃陣で、レオ・バチストン、ダルデールあたりがからんできます。

26分、実はオフサイドのメッシにラキティッチから縦パスが決まってゴール。この試合はどうもバルサに有利な判定が多く、カタルーニャのムードを反映しているような印象を受けました。エスパニョールはレアルを冠しているので(Reial Club Deportiu Espanyol de Barcelona )、独立派には受けが良くありません。

どうもこの試合からバルサはひとつの変更を決断したようです。それは左からのFKはメッシではなくスアレスが蹴ることになったみたいです。今日はすべて失敗しましたが、これは歓迎できます。35分アルバが左に突入してうまく折り返し、メッシがゴール。2:0です。エスパニョールは43分ピアッティがミドルを打ちましたがポストに跳ね返されました。

ハーフタイムの後、6分にアルバがトラップミスをして、またピアッティがシュートしましたがはずれました。12分にはカタールから帰還したセルヒオ・ガルシアに代えられてしまいました。

後半21分にはスアレス→アルバ→メッシと正3角形のパスが決まって、メッシがハットトリック達成です。さらに42分にはCKからピケが頭で合わせて4点目。45分にはイニエスタに代わって出ていたアンドレ・ゴメスから、初登場のデンベレにスルーパスが通り、デンベレからのグラウンダークロスにスアレスが合わせてマニータ達成です。

デンベレはドルトムントに足許を見られて巨額のトレードマネーで獲得した選手。どれほどの者かと思いましたが、まあ使えそうです。ただし右はデウロフェウがいるので、今日のように右FWなら完全に控え。スタメンで使うならネイマールのポジションだと思います。このポジションで活躍できるかどうかが鍵です。

https://www.youtube.com/watch?v=y8djMuI8wnk
https://www.youtube.com/watch?v=s2L3bW26zKE
https://www.youtube.com/watch?v=U1cIFzhCdOA

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2017年8月27日 (日)

リーガ・エスパニョーラ2017~2018: ツキのあるバルサ ともかく連勝

12017~2018シーズンのリーガ・エスパニョーラはかなり特殊です。左の地図をみてわかるように、特定の州にチームが偏っています。これ以外にカナリア諸島のラス・パルマスが参加します。

首都周辺に4チーム。バスクに4チーム。カタルーニャも3チームです。日本でこんなことがおこったら談合で拡大しそうですが、スペインは意外にガチンコな運営でいくようです。

今週のバルサはそのバスクのチーム、デポルティーボ・アラベスとの対戦。スタジアムはエスタディオ・デ ・ メンディソローサという収容人数が2万人に満たない小型の造り。しかし試合はと言うと、鋭いカウンターで攻撃してくる侮れないチームです。エンゾというジダンの息子がいて、今日も後半に出てきましたが、顔がそんなに似ていないのに、走り方がとても似ていて思わず笑ってしまいました。突破力のある選手だと思いました。

バルサは首をややかしげるようなスタメンです。FWは左デウロフェウ、右ビダル。まあこれはあり得ると思いましたが、右SBはセメドじゃなくてセルジ。緒戦ではセルジはMFで起用していたので、これは混乱しているとしか思えません。デウロフェウも左では実力の半分くらいにレベルダウンします。

MFはイニエスタ、メッシ、ラキティッチ、底はブスケツ。DFはアルバ・ウムティティ・ピケ・セルジ。SBが上がりすぎで、何度もカウンターでなだれ込まれて失点の危機となり、なんとかアラベス攻撃陣の失敗で0:0で前半終了。バルサのチャンスはメッシのPKでしたが、GKパチェコに止められました。

後半も早速カウンターでイバイに左を突破されて、ゴール前にクロスを上げられましたがマヌが間に合わずラッキーでした。11分に左のアルバからゴール前のメッシにパスが出て、とりあえずメッシがシュートしましたが、これがCBに当たって、GKがはじききれずゴール。

バルサはビダルを下げてパコを投入しましたが、パコが頑張りました。パコがカウンターで走って結局相手に球をとられたのですが、CBのクリア(するはず)ボールがパコの頭にふわりときて、直ちにメッシに落としてゴール。パコはツキを呼ぶ男となりました。

結果は0:2で勝利しましたが、バルサはまだまだコンビネーションがズレズレで、ネイマール、スアレス、メッシの個人技とコンビネーションに頼った(3人がいる以上そうするべきですが)サッカーが崩壊して慌てふためいている状態です。

最後にちょっとだけパウリーニョが出ましたが、やはりブスケツではなくイニエスタと交代しました。そうするんじゃないかと危惧していましたが、イニエスタの代わりに出るのなら、またまたコンビネーションを確立するのに時間がかかってしまうなあと思いました。都並の解説によると、パウリーニョの守備はブスケツとやり方が違うので、そう簡単にブスケツと交代で出場させるわけにはいかないそうです。やれやれ。

https://www.youtube.com/watch?v=Hg5rI7XWA6I

https://www.youtube.com/watch?v=OrJlqQW2Kis

https://www.youtube.com/watch?v=mRhbU4Dpcx4

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2017年8月22日 (火)

リーガ・エスパニョーラ2017~2018シーズン開幕: デウロフェウらの活躍でベティスに勝利

Braugranaリーガ2017~2018シーズンが開幕しました。バルサとレアル・マドリーのプレシーズマッチでアクシデントがあり、スアレスが負傷。これはバルベルデ新監督にとっても大きな誤算で、予定していたフォーメーションがご破算になり頭が痛かったことと思います。

マドリーもCロナウドがレッドカードで退場になったのはまあいいとして、そのあとレフェリーに暴力をふるったということで、5日間の退場というのは大誤算だったでしょう。それにこの処分は、ただ背中を軽くたたいただけで悪意は全く感じない行為だったので、重すぎると思いました。レフェリーに触れるなという、ある種見せしめのような処分のようです。

カンプノウでの緒戦の相手はベティス。開始前にテロで亡くなった方々に黙祷が捧げられました。胸のマークが楽天ではなく、RAKUTENだったのはちょっと良かったかな。欧州の有力サッカーチームも中東や中国の企業家の支配下におかれるケースが増えましたが、彼らの伝統を破壊するようなことは謹んで欲しいと思います。

バルサの2トップはパコと出戻りデウロフェウになりましたが、デウロフェウが気の利いたプレーをしていたのに対して、パコはピントがずれている感じで、まだまだバルサに溶け込んでいるとは言えません。とてもネイマールの穴を埋めているとは言えません。

1点目はオウンゴールですが、デウロフェウのシュートが相手SB(トシュカ)をかすめたものです。2点目もデウロフェウから左MFで出場のセルジへのパスが決まって、セルジが流し込んだものです。

メッシはトップ下で右MFはラキティッチ。底はブスケツ。DFはアルバ・マスチェラーノ・ウムティティ・セメド。GKはテア=シュテーゲンです。新加入のセメドは動きが鋭く、行動範囲も広い感じで、攻撃参加も十分でした。ただしそれは前半の話で、後半はまあ2点リードしたということもあるでしょうが、消えている時間が長い感じがしました。

マスチェラーノはいったんセルヒオ・レオンに抜き去られてから、追いついて神セーヴというプレーがありました。これがバルサの勝因かもしれません。メッシは動きはよかったのですが、シュートをはずしまくりました。またパコやデウロフェウとのコンビネーションはよくありません。セルジはイニエスタの代わりとして十分な働きでした。メッシを通り過ぎるパスでデウロフェウにシュートを打たせるなど、時代の変遷を感じさせるプレーもありました。

ブスケツは好調で彼らしいプレーですが、でずっぱりになりがちで、交代要員がいなければ後半には必ずバテます。彼をどう大事に使うかがバルベルデの課題です。新加入のパウリーニョがどんな選手かよく知りませんが、ブスケツの交代要員として使えればベスト。

ベティスは攻撃陣を総入れ替えして臨みました。レオン・ナウエル・カラマサそれぞれ身体能力が高くていいところがありましたが、得点には至りませんでした。ホアキンも年なので、年間通してのトップ下は厳しいと思います。このチームも難しい課題がありそうです。

2:0でバルサが勝利しましたが、相手関係という感じは否めません。スアレスが帰ってくるまで、好調ならアルダとデウロフェウの2トップという手もあるかなと思いました。ちょっと面白かったのは、バルベルデが後半アレイシ・ビダルをFWで使ってきたことで、そういう手もあるのかと意表をつかれました。

https://www.youtube.com/watch?v=zt0DBmcJ_xE

https://www.youtube.com/watch?v=yC8pRcD4AVM

https://www.youtube.com/watch?v=QPKGKe4mqLE


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2017年8月 1日 (火)

クラシコ@マイアミ

BraugranaICC(インターナショナル・チャンピオンズカップ)2017は中国・米国・シンガポールで開催ですが、バルサはマイアミでレアル・マドリーと対戦です。ハードロックスタジアムは、アメフトのマイアミ・ドルフィンズのホームですが、観客との距離が近くて、サッカースタジアムとしても良い雰囲気です。バルサ選手の胸にはRAKUTENの文字がくっきり。あまり良い感じはしませんが、チームの選択なので良としましょう。

バルベルデのサッカーは特に目立った戦術の変化はありません。相手がマドリーということもあって、スタメンはほぼベストメンバーでチンタラもなし。マドリーはCロナウド、バルサはネイマールが移籍問題で騒がれていますが、Cロナウドがお休みに対して、ネイマールは出場です。ただコンディションはあまりいいようには感じられませんでした。

新加入選手のセメドに注目していましたが、なかなかフィジカルに優れた選手であることはわかりました。反射神経も優秀。アルバ・ビダル・セメドのSBで、無茶なフォーメーションをとらなければ、「バルサの守備はザル」などとは言わせないですみそうです。バルサのSBはエストレーモを兼ねるなどという雑音にまどわされず、自分らしいプレイをするべきでしょう。サイドからのカウンター阻止を是非お願いします。

あとシレセンの反射神経も素晴らしい。2度ほど「やられた」と思ったところを、スーパーゼーヴで失点を阻止しました。ラキティッチとブスケツは好調で活躍してくれそうです。メッシとスアレスも問題なし。マドリーではマルセロとカゼミーロが目立ちました。仕上がりが早いです。

ネイマールはストライカーとしての期待が大きいですが、私としてはロナウジーニョのようなパサーとして成長して欲しいと思いますね。今日もスアレスへのパス、ピケとのサインプレーが得点につながりました。サンジェルマンに移籍という悪夢は見たくありません。

相変わらずマドリーのミドルシュートは脅威で、コバチッチにやられましたが、ベイルやアセンシオも要警戒です。それにしてもペペが移籍したので、バルサとしては敵意半減です。上品なマドリーというのはどうなんでしょうか?

試合は3:2でバルサの勝利。ICC優勝です。


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2017年5月22日 (月)

バルサ無念 優勝を逃す

1「mes que un club クラブ以上のもの」が宗教(メッシ教)であってはなりません。バルサはメッシを信じるあまり現実がみえなくなりつつあります。優勝したレアル・マドリーとどこが違っていたのか?

それはマドリーがCロナウドの体調が万全でないとみると、すぐに休養の措置をとったのに対して、バルサはメッシを故障以外の時はずっと出し続けました。体調が万全でなくてもメッシなら何とかしてくれるという期待です。メッシも出場し続けなければならないという使命感でやっているようです。おかげで、ネイマールやスアレスまで、メッシを探し求めるプレイスタイルになってしまっています。

このような状況はレベルの高い戦いでは致命的です。冬から春にかけてパフォーマンスが落ちてしまったのは、言うまでもなく週に2回のゲームが主力選手の集中力と精度を奪ってしまったからです。ルーチョにくらべてジダンは思い切ったローテーションで、最後まで選手達のパフォーマンスを高い状態で維持することができました。Cロナウドも、「ジダンのおかげで最後の数試合を最高の体調でプレーできた」と語っていました。

もう一つはペップ時代のバルサ・スタイルへのノスタルジアではないかと思います。ずっとオーソドックスなスタイルのアレイシ・ビダルを使わなかったのもそのせいではないでしょうか。使ったらうまく回り出したというところで負傷長期欠場というのは皮肉でしたが・・・。今のバルサにはメッシとイニエスタがいなければ、全く違うスタイルのサッカーを創出できる選手が揃いつつあります。

新しいバルサに生まれ変わるにはメッシを放出するしかないというのが私の個人的意見ですが、同じことを感じた人もかなりいるような気がします。しかしクラブでそういう意見をあからさまには表明できない雰囲気があることもうかがわれます。パージされた人もいるようです。バルトメウは「メッシはバルセロナのドラえもんだ。なぜなら、彼はいつも難しい状況を解決してくれるからだ。一方、その点から言っても、私はのび太だ。なぜなら、いつも彼に問題を解決してくれるようお願いしているからね」などと言っているところをみると、メッシ派だと思います。

バルサは極端ですが、このようなことはチームでやるスポーツではよく問題になることで、名選手といえども遅かれ早かれ退かなければいけないときがきます。メッシの場合は、来年もゴールを量産するでしょうが、彼がバルサにいる限り、監督が交代しても多分バルサは変われない、そしてまた2位か3位でしょう。

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2017年5月19日 (金)

GAKU縦横無尽@Tenerife 

Tenerife_locator私はJリーグのことはよく知らなくて、観戦も10年くらい前にたった一度鹿島に見に行っただけなのですが、テレビで日本代表の試合は見るので、一応柴崎岳は知っていました。

しかしびっくりしたのはクラブワールドカップ。守備的MFという認識を覆す攻撃のセンスに目を奪われました。レアル・マドリーから2点取ったので世界からも注目されました。

やはり欧州からお声がかかって、スペイン2部リーグのテネリフェに所属することになりました。ところがテネリフェ島での生活になじめず、一時はバルセロナで静養しているという話もあって心配しましたが、最近はすっかりチームになじんでプレイしているようです。

テネリフェはやはりGAKU(と呼ばれている)を攻撃の中心のポジションに置いていて、彼もそれに答えて、ここという適所に顔を出して攻撃の起点になり、見事なスルーパスやクロスボールも供給しています。やはり守備的なポジションに置いておくにはもったいないセンスです。ただドリブルはやや物足りないのですけどね。

テネリフェはカナリア諸島の島のひとつで、19世紀からの豪華なリゾート地です。小さな島なのに空港が2つあったり、路面電車が走っていたりするそうです。富士山とほぼ同じ高さの山もあるようです。言葉にさえ慣れれば、アウェイ戦がすべて長距離遠征という不利をさしひいても余りある優雅で余裕の生活でしょう。

テネリフェのゲームをWOWOWが急遽放映するそうです。

第41節「テネリフェvsジムナスティック」【放送日】6/3(土)or 6/4(日)
第42節「サラゴサvsテネリフェ」【放送日】6/10(土)or 6/11(日)
プレーオフ「準決勝1st Leg」【放送日】6/14(水)or 6/15(木)
プレーオフ「準決勝2nd Leg」【放送日】6/17(土)or 6/18(日)
プレーオフ「決勝1st Leg」【放送日】6/21(水)or 6/22(木)
プレーオフ「決勝2nd Leg」【放送日】6/24(土)or 6/25(日)

テネリフェのGAKU (Thanks)
20番ですが、ヘヤースタイルなどからどこにいてもすぐわかります。

https://www.youtube.com/watch?v=eGBTJYZC95U

https://www.youtube.com/watch?v=Tt4yZLvu-Qc

CWC
https://www.youtube.com/watch?v=XW7L44QoYJQ

密着
https://www.youtube.com/watch?v=cfg5yaqaK4o

大瀧詠一 カナリア諸島にて
https://www.youtube.com/watch?v=5JcH35l5V8E
https://www.youtube.com/watch?v=JVf8SzqaZ7c

今井美樹バージョン
https://www.youtube.com/watch?v=OTBjP7qqB44
https://www.youtube.com/watch?v=SNsCkVw1nE8

ウクレレ
https://www.youtube.com/watch?v=uHaWGwdJfJc

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