カテゴリー「バルサ(FC Barcelona)」の記事

2017年4月26日 (水)

リーガ・エスパニョーラ第33節: バルサ首の皮一枚で踏みとどまる

Braugranaサンチャゴ・ベルナベウでのクラシコは、新生バルサの幕開けを予感させるものでした。

アディショナルタイムでの怒濤のカウンターは、自陣深くからのセルジのドリブルではじまりました。最も長い距離をすでに走っていた彼は、マドリーの選手を次々交わして突進。これに触発されたバルサメンバーの7人が全力疾走でマドリーゴールに殺到します。最後のメッシの決勝ゴールも、数的優位の結果です。

カゼミーロの意図したラフプレーは許せませんが、まあ新たにマドリーの中心選手に抜擢されたという気負いがなせるものとしましょう。マルセロのひじ打ちは彼の本質があらわれたものです。バルサにとってせめて幸いだったのは、悪童コンビの片割れぺぺが出場していなかったことです。

ベイルが故障明けで絶不調だったのも幸いしました。とはいえバルサも、ネイマールが誰もケガさせてないのに3試合出場停止という、あまりにも理不尽なペナルティーで出られず。スアレスは1年の疲労がどっと出た感じで絶不調。メッシはマルセロにやられて、出血をタオルで止めながらのプレイということで(4針縫うことになったそうです)、バルサのチーム力は昨年秋頃に比べるとがっくり落ちています。

その中でGKテア=シュテーゲンが頑張りました。長身とジャンプ力を生かしてシュートを止めまくり、特にクロースのミドルを止めたプレイは鳥肌ものでした。

決勝ゴールの後、メッシがカード覚悟でユニホームを脱いでアピールしたのは、やはり数々のマドリーのラフプレーに対する抗議だと思います。

これで首の皮一枚で優勝争いに生き残りましたが、休養十分のネイマールのこれからの大活躍を期待したいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=FTPxORAlT0Y
https://www.youtube.com/watch?v=kcQU8PGlHu8
https://www.youtube.com/watch?v=eBiFZWXUWjw

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2017年4月10日 (月)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第31節: バルサ リーガ制覇は風前の灯火

Braugranaマラガに2:0で敗戦です。これで今シーズンのリーガ制覇はほぼ絶望となりました。4月のマドリーとバルサのスケジュールは超多忙です。そんな中でレアル・マドリーは、レガネス戦でBBCとモドリッチ・イスコ、すなわち主力ほとんどを休ませるという布陣で勝利したのに対し、中2日のバルサは絶不調のマラガに、ネイマール・スアレス・メッシを使って敗戦。しかも彼らを休ませたときに出場させるべきサンドロにやられるという皮肉。この差は何なのでしょうか?

確かに、マスチェラーノをSBで使うのは無理筋ですし(多分セルジを温存したかったのだと思いますが)、デニス・ゴメス・メッシの中盤は慣れない連携に難がありました。しかし決定的なのは、体が重くてプレイの精度が低下、特に守備の時に俊敏に動けない選手が多いのではどうしようもありません。サンドロへのロングパスの時のマチューの反応などは、頭脳の反応がおかしくなっているとしか思えませんでした。敵陣深くからのロングパスに、サンドロのケアとは逆方向に走っていくのには呆然です。

それにしても、どうしてビダルが負傷したときにすぐにSBを補強しなかったのでしょうか? 週に2回づつセルジを右SBで使うとつぶれることは明らかで、じゃあ経験が乏しいマスチェラーノの右SB起用もやむなきに至ることは明らかだったはずです。

セヴィージャの5バックにはがっかりしましたが、マラガの5バックは納得できます。瞬殺カウンターにかける作戦がうまくいきました。しかも今回のバルサは、最終ラインが2人になる場合が多く、ブスケツのポジションが前すぎたことも彼らに味方しました。

そうこうしているうちに、ネイマールが昔のネイマールとなって2枚もらってしまい退場とはあきれました。あえてカードをもらいに行ったような行為の意味がわかりません。なきっつらにハチで、私のモニターがかげろうのように揺れ始めて、これはオカルト? なんとかしなくっちゃ・・・。

これからは、ともかく次のユヴェントス戦に全力を尽くして、何とかUEFAチャンピオンズリーグの勝ち残りにかけるほかありません。

https://www.youtube.com/watch?v=nWFLLk8HE20

https://www.youtube.com/watch?v=aW-uju24JDY

https://www.youtube.com/watch?v=wSgRxNeQFEY


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2017年4月 7日 (金)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第30節: セビージャ消極作戦が裏目

BraugranaUEFAチャンピオンズリーグの関係でミッドウィークにもリーガの試合があります。レアル・マドリーはなんとBBCばかりか、モドリッチとイスコもベンチに置くという思い切った作戦で勝ってしまうという、恐ろしいばかりの選手層の厚さを誇示しました。

さてバルサはどうか? ラフィーニャは重傷で今季絶望です。セビージャとの対戦ですし、FWはネイマール・スアレス・セルジ、MF:イニエスタ・メッシ・ラキティッチ・ブスケツ、DF:ウムティティ・ピケ・マスチェラーノ、GK:テア=シュテーゲン。私はどうして3バックをやるのかよくわかりません。中盤の人数が足りないときはSBを上げれば済むことですし、守備の人数が足りなければブスケツを後退させればいいわけですから。

セビージャはホアキン・コレアというイケメンの若い選手をワントップで使ってきました。2列目にナスリ・エンゾンジ・イボーラ・ビト-ロ、DFはエスクデロ・ラングレ・パレハ・メルカド・マリアーノ、GK:セルヒオ・リコ。セビージャというリーガを代表するチームのひとつが5バックというのは感心しませんねえ。451の方が戦えると思うのですが、現場責任者の考えるシビアな采配には、何か重苦しいものを感じます。

バルサとしては5バック大歓迎です。前線・中盤のチャージが甘くなるので、とりあえず自由に球が回せます。ただセビージャの2列目はクセ者揃いなので、16分にはエンゾンジに右に割り込まれて1:1で打たれますが、テア=シュテーゲンが足ではじいて事なきを得ました(失敗した後のエンゾンジの顔がお茶目)。18分にはイニエスタからの球をラキがヘディングで狙いましたが、少し外れました。

25分にはラキが奪った球をメッシが受けて、右サイドを疾走。メッシからのパスを受けたスアレスの豪快なバイシクルでバルサ先制。これは5バックもなすすべがありません。28分にはカウンターからネイマール→スアレス→メッシとつないでゴール。スアレスのマイナスパスはプロの技で、うならせてくれました。2:0です。

さらにバルサはたたみかけ、33分にFKのこぼれ球をメッシが密集の隙間を突き抜けるシュートでダメ押し。勝負を決しました。後半は特に何事も無く時間をつぶして終了。レアル・マドリーがこけるのを待つだけのバルサですが、ここにきて元気な選手が増えてきたのは心強い。

https://www.youtube.com/watch?v=SV6HVlmgmKY

https://www.youtube.com/watch?v=rJ-mIAczJjU

https://www.youtube.com/watch?v=LgyYQJcymso


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2017年4月 4日 (火)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第29節: スアレス ループで決める

Braugrana降格圏内のグラナダとのアウェイ戦です。グラナダはスペイン人選手がほとんどいないという、驚くべき選手構成。EUがあればこそのチームです。2トップでペレイラとクラヴェツ、MF:アングバン・ワカソ・アグボ、DF:エクトル・ガストン=シルバ・ロンバン・ソニエ・フルキエ、GK:オチョア。

バルサはメッシがカード累積で出場停止。スアレスの1トップで、2列目がネイマール・Aゴメス・ラキティッチ・ラフィーニャ、ボランチがブスケツ、DF:アルバ・マチュー・マスチェラーノ・セルジ、GK:テア=シュテーゲン。4バックに戻しました。これは歓迎します。

チケットが1万円からということで、早々と勝負が決しないようにレフェリーの忖度が著しく、グラナダはファウルのやり放題です。エリア内でスアレスが後ろから羽交い締めされてもおかまいなしなのにはあきれました。カードも出しません。後半はガチンコになったので、何か話が付いていたのではないかという疑いをもちました。

バルサは16分にラフィーニャが故障でパコと交代。ラフィーニャもよくよくツキのない男です。パコはまだバルサになじんでいなくて、遠慮がちのプレイ。27分にはフリーのシュートチャンスをスアレスにパスで譲り、スアレスがシュートしましたが、GKオチョアが今日は冴え渡っていてスーパーセーヴ。

このままハーフタイムかと思っていた前半終了直前、アルバが自陣深くからロングフィードをスアレスに一発通して、スアレスがループで決めました。見事な瞬殺カウンターでした。

ところが後半5分、後半から出ていたボガにスルーパスでDF裏に抜け出されて失点。オフサイドトラップの失敗でした。バルサも今年はDFラインがめまぐるしく変わるので、弱点を突かれた感じでした。しかしバルサも19分、スアレスのループパスでパコが抜け出してゴール。返礼に成功。パコもこの調子で、早くバルサになじんで欲しい。

後半はレフェリーの変身で、じゃんじゃんカードが出て、37分にはアグボ退場。中盤がスカスカとなり、38分にラキティッチがゴール。アルニャー初出場の余裕です。終了直前には、パコが右から豪快なクロスをネイマールにあわせてゴール。バルサ4:1の勝利でした。

メッシとイニエスタがいないと、バルサのサッカーは変わります。全員が起点となり、一発の瞬殺パスで決めるサッカーです。意思統一ができていれば、緊張感のある面白いサッカーになりそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=v5d0NmOp3Uc
https://www.youtube.com/watch?v=I5VTNvClOwM
https://www.youtube.com/watch?v=VxgXY5hMFm8


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2017年3月20日 (月)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第28節: バレンシア ファウルで自滅

Braugrana先週はデポルティボ・ラ・コルーニャに敗戦という大失態を演じたバルサ。懲りずに今日も3バックです。

FW:ネイマール・スアレス・ラフィーニャ、MF:イニエスタ・メッシ・ラキティッチ、守備的MF:ブスケツ、DF:ウムティティ・ピケ・マスチェラーノ、GK:テア=シュテーゲン。バレンシアはロドリゴ・ナニ・ミナが故障欠場という気の毒な状態。1トップにはザザではなく、バルサのFWだったムニルを起用。これはカンプノウの試合ということでの粋な計らいなのでしょうか。2列目はオレヤナ・ソレル・カンセロ、守備的MF:エンソ=ペレス・パレホ、DF:ガヤ・マンガラ・ガライ・モントヤ、GK:ジエゴ=アウヴェス。

今日のスアレスは元気です。3分にイニエスタのスルーパスを受けて早速左に抜け出しますが、中央に受け手がいなくて残念。守備はカンセロに抜け出されるなど、相変わらずザルです。攻撃は左サイドはネイマールにおまかせ。右サイドライン近辺にラフィーニャを張り付け、メッシはトップ下というスタイル。これは結構うまくいっています。2週くらい前に比べるとメッシもスアレスも元気を取り戻しました。しかしチャンスを作ってもなかなか得点はできません。

19分にはピケのクリアボールがソレルの前に転がって、あやうく失点するところをテア=シュテーゲンがシュートをとめてくれて助かりました。このあとバレンシアの守備の要エンソ・ペレスにカードが出て、これは大きい。しかしその後GKからのロング1発で1:1の危機を招くなど、守備はほころびが目立ちます。そしてついにCKからマンガラのヘッドで失点。これはきれいに決められました。どうしようもありません。

バルサの反撃は35分。ネイマールのまるでスルーパスのようなスローインをスアレスが拾って見事にゴール。1:1のタイとしました。このあとパレホもカードをもらって、さらに44分マンガラがエリア内でスアレスのシャツをつかんで一発レッド。メッシがPKを決めて2:1。

センターバックが退場、ダブルボランチが2人ともイエローではバレンシアもどうしようもありません。のはずが前半終了直前、左にスルーパスが通って、中央のムニルにラストパス。ムニルに恩返しされてしまいました。これで2:2のイーブンに戻されました。バルサの弱体な守備が際立った瞬間です。マスチェラーノ・ピケ・ウムティティがみんなそこそこ好調なのにこれですから、考えた方がいいですね。

後半はバレンシアはオレヤナをアブデヌールに代えてCBマンガラの穴を埋めました。バルサは8分、メッシが右から狭いニアサイドに右足で強烈なゴール。再びリード。29分にはラフィーニャをAゴメスに交代。44分にはネイマールの左突破からのクロスにAゴメスが合わせてゴール。4:2です。Aゴメスは移籍後初ゴールでおめでとう。

何とか勝てましたが、どちらかと言えばバレンシアの自滅試合でした。バレンシアの伝統が復活したのでしょうか?

https://www.youtube.com/watch?v=9LCLtrsTXTs

https://www.youtube.com/watch?v=mVn4lUKUbuw

https://www.youtube.com/watch?v=GVYO6ttxz90

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2017年3月14日 (火)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第27節: 不可解な3バックでデポルに沈められる

Braugranaガリシアに遠征し、リアソールでデポルティーボ・ラ・コルーニャとのゲーム。ミッドウィークに0:4でアウェイ戦を落としていたバルサは、ホームで奇跡をおこしPSGを6:1で葬りました。全力投球の後の試合はさてどうなるのか?

デポルはホセルの1トップ、2列目ファジル・カルレス=ヒル・ブルーノ=ガマ、守備的MF:ヘルナンティニョス・ボルヘス、DF:ナバーロ・アリバス・アルベントサ・ファンフラン、GK:ルクス。バルサはトップがルイス=スアレス、左右のエストレーもがアルダとデニス=スアレス、MF:Aゴメス・メッシ・セルジ、守備的MF:ブスケツ、DF:アルバ・ピケ・マスチェラーノ、GK:テア=シュテーゲン。

バルサは3:1:3:3という奇妙で難しいフォーメーションです。3バックは442でくる相手に対処するためのものであり、1トップで2列目を分厚くしてくる相手には対応が難しくなります。バルサは永年右サイドにダニというスーパースターがいて、守備から攻撃まで右サイドライン近辺の仕事はすべておまかせだったので、彼がいなくなったあとの混乱がいまだに後を引いている感じがします。ビダルの負傷もチームにとって本当に痛いです。

前半はデニスが右サイドライン際の相手陣深くに張り付くという役割で、それなりに右サイドは攻撃のシステムとしてはうまくいっていたと思いますが、右SBのマスチェラーノの負担が非常に重くなって、守備は厳しい状況でした。結構シュートを打たれました。それに左のアルダが体が重い感じで機敏に動いていません。

デポルの守備はセルタよりかなり上で、メッシとスアレスはきっちり抑えていますし、ラインの統率もきちんとできています。それでも26分のメッシFKからスアレスのヘディングシュートがGK正面に行ったのは残念でした。このあたりから土砂降りになってピッチコンディションが悪くなりました。

36分にセルジが右サイドを完全に突破しましたが、ラストパスの受け手がいなくて残念無念。ここはスアレスかアルダが用意をしていなければいけません。このすぐ後、デポル左サイドからのクロスにホセルが名人芸のシュートを打ちますが、テア=シュテーゲンがぎりぎりではじきます。しかし41分CKをマスチェラーノがギリギリで触ったこぼれ球をテア=シュテーゲンがキャッチしそこない、転がったところをホセルに押し込まれて失点。このままハーフタイム。

後半1分、右サイドからのデニスのクロスを中央のAゴメスがうまくスアレスの前に転がして、スアレスが豪快に決めてくれました。デニスの右エストレーモ、Aゴメスのポスト、は非常に好ましいですね。今日は故障で欠場でしたが、ネイマールが出てくれば相当優秀な攻撃陣になります。

しかし相変わらず守備は穴だらけで、ファジルやガマらに簡単に崩されてしまいます。そしてホセルに打たれて、テア=シュテーゲンが必死にセーヴです。そしてついにCKからヘルナンティニョスに頭で合わされて決勝点をたたきこまれました。

今日の敗戦は私はルーチョに責任があると思いますね。アルダが不調だったので、すぐにイニエスタに代えるべきでした。あとデニスは試合が終わるまで右エストレーモで固定すべきでした。彼がフリーに動くようになってから、攻撃に全然まとまりがなくなりました。

そもそもこの相手に3バックはないと思います。普通にセルジを右SBで使っていれば、こんなにホセルに打たれることはあり得ません。攻撃はAゴメスが中央でポスト役、左右にエストレーモを配して、スアレスとメッシで得点というパターンで行けばと思います。いつまでも昔のバルサスタイルにこだわらず、今いる選手の特徴を生かしたスタイルに変更するべきだと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=5FQ6fxEF-1s

https://www.youtube.com/watch?v=NeFut6IxwqU

https://www.youtube.com/watch?v=ADU9_Kl0h50


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2017年3月 8日 (水)

2016~2017 リーガ・エスパニョーラ第26節: 不思議な好調でセルタを壊滅

Braugrana_2ルイス・エンリケがやめる本当の理由はよくわかりませんが、来シーズン以降メッシ・スアレス・イニエスタ・ブスケツらの年長組を徐々にひっこめて、新戦力に置き換えていかなければならないという途方もなく困難な仕事は、自分ではなく新監督がやった方がいいだろうと思ったのだろうと、私は考えます。

セルタ・デ・ビーゴをカンプノウに迎えます。スアレスの1トップで、左右のエストレーモがネイマールとラフィーニャ。トップ下がメッシで、守備的MFがラキティッチとブスケツ。DF:アルバ・ウムティティ・ピケ・セルジ。セルジは攻撃時にはラフィーニャの内側に上がっていく感じです。GKはテア=シュテーゲン。

セルタは451か541かよくわかりませんが、トップはスウェーデン人のグイデッティ。攻撃に参加するのは主にイアゴ・アスパスとヴァスあたり。ボンゴンダ・ラドヤ・ウーゴ=マージョ、ジョニー・セルジ=ゴメス・カブラル・ロンカリアで守備。GKはセルヒオ=アルバレス。

バルサはなぜか最近ではまれにみるくらい動きがいいです。ネイマール・スアレス・メッシも元気いっぱいで、19分にはスアレスがポストにあてて、跳ね返りをメッシがポストにあてるというお馬鹿なプレーもありましたが、負ける気はしません。ネイマールは相変わらずファウルを誘発します。フェイントで抜かれるというのはDFにとっては屈辱で、そのくらいならファウルで止めた方がいいと思うのでしょう。ウーゴ・マージョのタックルはかなり危険でした。

21分には思わぬピンチでこぼれ球をロンカリアにフリーで打たれますが、当たり損なってラッキーでした。すぐ後の24分にメッシが中央を疾走してそのままゴール。これはセルタの守備がダメですね。先制点はバルサ。さらに40分には、ラキティッチ→メッシ→ネイマールときれいなパスがつながって、最後はネイマールがループで決めるという美しいゴール。ここでハーフタイム。

後半12分、ラフィーニャからゴール前でラキティッチにパスが出て、ラキが股抜きゴール。バルサは16分にはブスケツを休ませ、マスチェラーノに交代させる余裕です。
16分にはメッシが左に侵入し、ゴール前にラインとパラレルなクロスを供給。これに足を出したのが何とウムティティ。バルサでの初ゴールです。これで4:0。余裕のある試合の証明です。さらに19分にはメッシが右から自分で持ち込んでゴール。マニータとなりました。

バルサは新しいシステムに少し慣れてきました。後半はウムティティを右SBにコンバートするという新機軸もありました。まあ彼は守備ならどこでもできますが、私的には右SBはちょっとうなずけません。ブスケツが引っ込んだときにボランチをやるというならまだ理解できますが。重傷者が出たときの特別ルールがあるわけですから、右SBをさっさと補強すべきでしょう。どうしてこんなにのんびりしているのか理解できません。

セルタの守備はお粗末です。ちょっと疲労している感じもありました。バルサの動きが良かったとか書きましたが、この点を考えるとまだ錯覚かもしれません。

https://www.youtube.com/watch?v=lwNUwhjpXj4

https://www.youtube.com/watch?v=nIcm73RGRdY

https://www.youtube.com/watch?v=12AxZmHypBk



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2017年3月 3日 (金)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第25節: ヒホンに順当に勝利も、監督が突然辞任を発表!!

Braugranaカンプノウでスポルティング・ヒホンとミッドウィークの対戦です。

今シーズン、ルーチョはもともとアレイシ・ビダルを使う気が無くて、セルジを右SBで使っていましたが、ビダルの移籍がダメになってから気を取り直して使い始めたのですが、これが結構よくて、安定した守備と鋭いクロスなど活躍していたのですが、そのビダルが負傷長期欠場となっておかしくなりました。単にセルジを右SBで使うシステムに戻せば良いはずが、なぜかシーズン終盤になって新基軸の3バックをはじめて、アトレチコ戦ではかなり苦戦しました。いずれにしても、セルジひとりで右SBをやるのは不可能なので、特例の補強は必要ではあります。

残りのシーズン3バックでいくのでしょうか? 不安ですねえ。マチューも故障しましたし、ディフェンダーの問題は山積みです。バルサはスアレスの1トップ、2列目がネイマール・デニス=スアレス・メッシ・ラフィーニャ、ラキティッチとブスケツが守備的MFなのですが、並んでいるわけではなく、ブスケツはCB兼任、ラキは攻撃的MF兼任という感じです。DF:アルバ・ウムティティ・マスチェラーノ、GK:テア=シュテーゲン。

ずっとミッドウィークに試合があると、前の3人がでずっぱりのバルサは体調維持が難しくなり、どうしてもスタミナを温存するために休む時間が増えます。これはまずいですね。ビダルが元気だと、パコとの相性は非常にいいと思うのですが、メッシ・ネイマール・セルジあたりとはあまり相性が良いとは言えない感じがします。

ローテーションを使ってきたのはなんとヒホン。1トップ:カルロス=カストロ、2列目:ブルギ・アルバレス・カセス・ドゥグラス、ボランチ:シャビ=トーレス、DF:エチエジレ・ババン・ファン=ロドリゲス・リージョ、GK:クエジャル。降格圏内のチームなので、降格争いに備えてのローテーションとは有難いお話です。しっかり勝たせてもらわないとね。

9分マスチェラーノのロングフィードにメッシがするするDF裏に抜け出して、GKが出てきたところを頭に合わせてゴール。こんなに簡単に点が取れていいのでしょうか? DFラインが1人ずれていてオフサイドをとれませんでした。

11分ネイマールのロングパスをスアレスが受けてGKを抜き、深い位置から逆サイドのポストを狙ったシュート。これをファン=ロドリゲスがクリアし損なってオウンゴール。なんとも・・・。

楽勝かと思ったのですが、22分カウンターからアルバレス→カストロとパスが通ってゴール。ブスケツが間に合わず、3バックの弱点が露見しました。ちょっと強いチームが相手だと、この不安定なシステムのためにボロボロになってしまうかもしれません。

しかし今日は相手が相手なので。27分ババンのクリアボールがおあつらえ向きにスアレスの前にきてボレーでゴール。

後半も開始早々メッシからスアレスに替わって出ていたパコにラストパスが通って4点目。この後メッシもAゴメスと交代。それで21分ネイマールに出番が来てラキがもらったFKを強烈なバナナでたたき込んで5点目。今日のネイマールはシュートミスが多くて残念な日でしたが、これで一応仕事ができました。そのラキティッチが強烈なシュートで仕上げの6点目をとって試合終了。

https://www.youtube.com/watch?v=nqnZRKXLZVA

https://www.youtube.com/watch?v=Zv_czVTKoQQ

https://www.youtube.com/watch?v=IKN-U4GTNEY

https://www.youtube.com/watch?v=6grlQTv4MGI

このあと、なんとルイス・エンリケ監督が今季限りでの退任を発表しました。現在のバルサは非常に難しい転換期にあり、誰が監督をやってもバルサがカンテラから選手にたたき込んできたサッカーと、外部から来た選手との折り合いをつけるのが難しかったと思います。メッシ-チャビ-イニエスタ-ダニ-ブスケツの細かいパス回しから、密集の隙間を割って点を取るというサッカーはもうできません。今その臭いがするのはメッシ-ネイマール-セルジ-ブスケツあたりでしょうか。

最近採用した選手達はスアレス・ラフィーニャ・ラキティッチ・アルダ・デニス・Aゴメス・ビダル、みんなある程度フィジカルも強くて、そこそこスピードもテクニックもあり、バルサはチームとして奇術的なサッカーからスマートなサッカーに変身するべく作戦をたててきたような気がします。そんな中でアレイシ・ビダルを意固地に使わなかったりしたルーチョの真意がよくわかりません。古いバルサスタイルに固執したとも思えないのですが・・・。

次期監督のバルサファン投票をもうやっていて、圧倒的にホルヘ・サンパオリが人気だそうですが、私はどんな人かよく知りません。セビージャの監督になったばかりなので、1年で引き抜くのはちょっとアコギかと思います。いずれにしても、妙に意固地な監督が就任しないようにお願いします。

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2017年2月27日 (月)

2016~2017リーガ・エスパニョーラ第24節: GKの奮闘でアトレチコに勝利

Braugranaもうこれからは1敗もできないバルサとなりました。ただレアル・マドリーがバレンシアに1敗したので、まだ多少の可能性は残されています。

残された試合の中でも、アトレチコ@ビセンテ・カルデロンは最強の難敵です。トップはフランス人のガメイロとグリースマン、カラスコとサウールが左右でサポート。コケとガビが守備的MF、DFはフィリペ=ルイス・ゴディン・サヴィッチ・ヴルサリコ、GK:オブラク。ガビ・コケ・サウール以外は全員外国籍で、トランプがきいたら卒倒しそうなメンバー。

バルサはネイマールの1トップ、2列目がネイマール・イニエスタ・メッシ・セルジ・ラフィーニャという特殊なフォーメーションをやってきました。ブスケツの1ボランチで、3バックのマチュー・ウムティティ・ピケ、GK:テア=シュテーゲン。メッシをはっきりトップ下にして、攻撃にメリハリつけようという意図でしょう。しかし3バックはカウンター攻撃が得意なチームには危険です。

この特殊なフォーメーションは前半機能しませんでした。ピケが中央の守りに行ってしまうので、右サイドがノーディフェンスになってしまって、どんどん使われ、セルジとラフィーニャがあわてて戻ってくるために、攻撃に移っても選手が足りなくて攻められません。テア=シュテーゲンが大活躍で、なんとか0:0で前半終了。

後半はさすがにピケが右に張り付いて、中央はブスケツとウムティティで守るということになり落ち着きました。4分スアレスがフリーでパスを選択しますが、見当外れの位置にパスしてしまいます。スアレスは最近少し変調です。7分グリーズマンがGKと1:1でのシュートを失敗、さらにゴディンが絶好のヘディングをはずしてラッキーです。

19分にスアレスが放ったシュートの跳ね返りをラフィーニャが押し込んで先制点はバルサ。しかしアトレチコも26分、FKをゴディンのバックヘッドで1:1。

この後マチューがファウルで負傷。いやあ勘弁してほしいよ! プレイを続けられず、球を蹴り出してディニュと交代。もう終了近い時間でしたが、41分にメッシが打ったシュートをサヴィッチが止めたのですが、はねかえりがおあつらえ向きのところに来て、メッシが打ち直してゴール。何とか1:2で逃げ切りました。

https://www.youtube.com/watch?v=4pFBKZX97zY

https://www.youtube.com/watch?v=OOMOqqg_YNE

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2017年2月20日 (月)

リーガ・エスパニョーラ2016~2017第23節: 傷心のパルサ やっとこさっとこ

BraugranaUEFAチャンピオンズリーグでPSGに4:0の悲惨な敗戦となったバルサ。今年の低調なバルサを象徴する出来事でした。

今のバルサは丁度端境期にあります。ライカー時代のようなバルサスタイルのサッカーは今や不可能です。スアレス・ネイマール・ラキティッチ・Aゴメス・デニス=スアレス・アルダ・ビダル・ディニュ・アルバ・マチュー・ウムティティ・マスチェラーノなどの主力選手が、それぞれ別々のルーツで育ってきているので、バルサスタイルという極端な哲学に変わる新しいというか、より普通のスタイルのサッカーに転換しなければやっていけない時代になりました。まあそれでも「ポゼッションを最も重視すると」いう旗は降ろして欲しくはありませんが。

ルーチョには、バルサスタイルをみんなに受け入れてもらうか、それとも多くの選手のバックグラウンドをそれぞれ生かした別のスタイルに変えるか迷いがあって、そのままズルズルきてしまったような気がします。それでも夏から秋のようにネイマール・スアレス・メッシが好調で、まかせておけば点が取れればいいのですが、調子が落ちてくるとどうにもなりません。

今日は下位グループのレガネスとの対戦でしたが、カンプノウの2F席などはもうガラガラで、心配になるくらいの集客でした。FW:ネイマール・スアレス・メッシ、MF:ラフィーニャ(顔面骨折でフェイス・ガードで参戦)・ラキティッチ・Aゴメス、DF:ディニュ・マチュー・ウムティティ・セルジ、GK:テア・シュテーゲン。

2部落ちの恐れがあるレガネスはかなりの選手を補強してきました。トップはゲレーロで、エルザールがシャドウ。シマノフスキが左サイド、マルティン・モラン・ピリスが中盤、DF:リコ・シオヴァス・マントバニ・ティト、GK:エレリン。

4分にオフサイドラインぎりぎりでうまく左に飛び出してパスを受けたスアレスからの低いクロスにメッシがうまく合わせて美しいゴール。しかしエルザールに2発かなりやばいシュートを打たれて、いずれもテア=シュテーゲンの必死のセーヴに救われるなど、余り芳しい進行ではありません。それに今日のカンプノウは異常にすべるピッチで、いつもの感じではありませんでした。

後半26分Aゴメスが引きずり倒されて球を奪われ、シマノフスキと交代して出ていたマチスからウナイ・ロペスに回されて失点。このままエンパテかという大ピンチになりました。結局終了間際にネイマールがエリア内で足を掛けられてPK獲得。最近はPK・FKのスペシャリストとなっているメッシが決めてようやく2:1のリードとなりました。いくら不調と言っても、PK・FKで貢献できるのはさすがメッシです。なんとかこれで試合終了。

アナウンサーの大澤が、Aゴメスに非常にしつこくからんでいましたが、今日の試合の後半について言えば、確かに疲労が出ていた感じがしました。しかしせっかく解説者がいるわけですから、アナウンサーが選手の悪口を蕩々と述べるというのはあまり感じの良いものではありません。

大澤はラキティッチ押しのようですが、彼は体格・スタミナ・フィジカルに若干問題があるので、ボランチは適所じゃないと思いますよ。Aゴメスもボランチのスペシャリストじゃないので、できれば10m程前でプレーさせてあげたいのですが、ブスケツが出ないんじゃしょうがありません。来シーズンはCBを補強して、ウムティティとブスケツでこの重要なポジションをシェアして欲しいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=DVS-eHgD91U

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