カテゴリー「にゃんこ(cats)」の記事

2022年5月 9日 (月)

サラの考察5: 愛について

Img_0085a

サラ「私たち猫族のメスはひとりで子育てできるから、愛は完全に自由で純粋なのよ。どう、うらやましいでしょう」

私「人類が始まった頃はメスひとりで子育てするのは無理だっただろうね。まあ21世紀の今でも困難なことだけど」

サラ「天敵のいる弱い生き物のメスは、どうしても腕力や権力を持ったオスを求めるのよ。だから愛といっても、私たちの愛とは違うのよね」

私「ヒトも元々は弱い生物だったから、メスが集団社会のボスやマッチョなオスを求めるのは自然な流れだね」

サラ「ヒトの祖先のサルも社会を作って、そのボスに多くのメスが寄ってくるような脳のしくみがあるのでしょう。ヒトにもそういう私に言わせれば不純な愛の要素は残っているはず」

グレチコ「ヒトは文明を発展させて、もはや天敵は寄生生物だけになったので、このまま数百万年経過すれば、猫のような愛の形になる可能性はあるかもな」

私「それは楽天的すぎるんじゃない。完全に男女平等な社会では、実はオスは精子を運ぶ以外に用無しになるんじゃないだろうか? そうすると愛は消滅するかもしれない」

サラ「魚や昆虫にはそういう連中もいるわね」

グレチコ「オスだけが持っているY染色体はX染色体に比べると圧倒的に欠陥があって、X染色体を2本持つメスの方が生命力は強いんだ。だから遺伝子を劣化させない技術があればオスは不要という説は一理ある。遺伝子操作の技術は進んできたからね。オスに何らかの社会的優位性がない場合、生殖にも不要となればオスは自然淘汰されて消滅する可能性すらあるね。そういうメス主導の社会では、特に遺伝子の管理をどうするかというかということが問題になるだろうね」

私「セックスというランダムな遺伝子のまぜあわせを経由しない生殖というのは重い課題ですよ。しかもたとえば暴力に関わる遺伝子、支配欲に関わる遺伝子、差別に関わる遺伝子など、どのような遺伝子を残すか潰すかという議論が無数にでできますね。」

グレチコ「その問題でトラブルになる可能性は大きいね。イスラム教というのはそれが失敗した場合の保険かな」

| | | コメント (0)

2022年4月27日 (水)

サラの考察4: 爪

Img_4258

私「サラが寝ぼけてるうちに爪をカットしようかな」

サラ「だめよ。爪は人間よりも猫にとって特別に大事なものなのよ。人間に切られるのは本当に不愉快」

私「まあそう言わずに切らせてくれよ。爪が伸びると壁や家具が傷だらけになっちゃうし、私の足も傷だらけだよ」

サラ「爪って生きてるのかしら」

私「毛と同じで生きてるとも死んでるとも言えるね。大雑把に言えばケラチンというタンパク質が無数の結合でつながって塊になったようなものだよ」

サラ「でも毛と爪はちがうわね」

私「ケラチンは数十種類以上あって、それぞれ違うんだよ。皮膚の細胞はケラチンでいっぱいになると垢になって落ちてしまうんだが、爪や毛はそう簡単には落ちないんだよね。毛は抜けたりするけどね。実は私は爪も生え替わったことがあるんだけどね(1)。ま、それはそれとして、そんなことで美容室や理容室やネイルサロンも成り立っているわけよ。さあさあ、君とバトルして爪を切らないとね」

Img_4264a

猫の爪切りと人の爪切り

この猫壱の爪切りは気持ちの良い切れ味で、私のお気に入り。

1)http://morph.way-nifty.com/grey/2019/10/post-19e9fe.html

 

| | | コメント (0)

2022年4月20日 (水)

サラの考察3:ゼレンスキー

Img_0079a

私「ウクライナが大変だ」

サラ「人間は困った生き物よ。草食動物はわりとテリトリーを決めないんだけど、サルは決めるのよ。人間もその血をひいているのね。私たちは肉食動物だけど、みつけた獲物に食いつくだけで、テリトリーを死守しようなんてことはしないわね」

私「それにしても、どうしてゼレンスキーはあんなに頑ななんだろう。このままいくとウクライナ人が絶滅してしまうかもしれない」

グレチコ「ゼレンスキーは日本を見習えばいいんだよね。日本には治外法権の米軍基地がたくさんあるし、米軍が支配する広大な空域もある。月2回日米合同委員会という秘密会が開かれて、日本政府に米国が指示を出しているようだし。ゼレンスキーは最初から、NATOには加わらない、ロシアと軍事同盟を結ぶという条件で交渉すれば何事もなかったのに。多分日本よりもゆるい属国化で済んだと思うけどね」

私「今となってはゼレンスキーがやめない限り、ウクライナの平和はないようだ」

 

| | | コメント (0)

2022年4月 7日 (木)

サラの考察2:自由について

1a_20220407115201

本日からサラの考察にはエアー宇宙人グレチコが降臨します。

私「自由って何なんだろうね?」
サラ「猫でいえば野良猫っていうことになるけど、結局 <自由=飢える> ということかな」
私「それは人も同じで、会社や上司に逆らって自由に行動すれば解雇=飢えるという意味では同じ事だね でも科学者や芸術家にとっては自由であることは大事なこと」
グレチコ「中国は共産党1党独裁なうえに習近平がその共産党を圧倒的に牛耳っているので、国民の自由はないと言われているね」
サラ「そりゃそうでしょ」
グレチコ「ところがだ、科学者にとって中国ほど自由に研究できる国はないんだよ。なにしろ米国では危険すぎて中止されたような遺伝子編集実験も中国では可能なので、ファンドをつくって中国に研究を委託しているというような場合もあるようだ」
私「米国より自由ってことは、まあ世界一自由といってもいいかもね」
グレチコ「医療や遺伝子以外でも、ネットやソフトウェアの分野でも開発を自由にやらせて金も出すということで、5Gの技術では世界の先頭に踊り出て、米国や欧州はあわてふためいて、結局政治の力で中国技術の世界標準化を阻止したというわけだ」
私「日本はもう何でも蚊帳の外で、面白いアイデアで研究費を申請しても政府の筋と違っていると通らないから、事実上自由な研究は捨てられることになる」
グレチコ「まあ要領の良い科学者は中国にもポストを持っていて研究を進めているよ。ただ米国は中国に先を行かれることには異常に神経をとがらせているからね。逮捕されないように注意しないと。」
サラ「独裁国家のほうが自由ということもあるのね。何でも落ち着いて考えてみないと」
私「サラ おまえが考える猫だということはよく知っているけど、もう少し意固地なところは改めてほしいね」

参照

Subculture at Heretical Voices
中華人民共和国「世界で最も自由に科学研究や実験ができる国」(2021)
https://www.subculture.at/chinatech/

玉井克哉 「経済安保」と「研究の自由」は両立できるか
Wedge Report (2021)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/21682?page=2

 

| | | コメント (0)

2022年4月 1日 (金)

サラの考察1

Img_4246a

どうしてシートをすぐにぐちゃぐちゃにしてしまうのか? それがわからない。

うちの猫がサラだけになってしまったので、「サラの考察」というシリーズを立ち上げることにしましたので、よろしくお願いします。

ミーナはなかなか愛嬌のある猫でしたが、サラは決して人に愛嬌をふりまくなどということはしません。なんでも自分で考えて納得したことしかやらないので、ペットを飼うという観点で言えば難易度は結構高いと思います。

ミーナは明らかに私を猫仲間だとは思っていなかったのですが、サラは同レベルの猫だと思っているに違いありません。その証拠に鼻と鼻で挨拶してきます。これは飼い主としての私に愛嬌を振りまいているのではなく、猫同士の挨拶です。

ただ最近は歳をとって固形配合飼料だけでは痩せてしまうので、ウェットフードを与えるようにしています。ところがウェットフードだと、サラは毎日同じものを出すと飽きて食べなくなるので、とっかえひっかえになって悩みの種です。食べるのを確認するためにしばらく見ているので、ここで食べるサラと見ている私のコントラストが発生し、ようやく私が仲間の猫ではないことを多少は理解し始めたように感じます。

 

| | | コメント (0)

2022年3月24日 (木)

サラとミーナ263: 最終回

Mina

16年間皆様にもかわいがっていただいた、このブログの看板猫であるミーナが死んでしまいました。獣医さんの話では老衰ということで、「よくここまで生きました」というお言葉をいただきました。長い間どうも有難うございました。

あとまだ2~3週間は生きていてくれると思って、獣医さんから缶ミルクとシリンジをいただいて飲ませていたのですが、それも飲まなくなって静かに息を引き取りました。ミーナは柏のシェルターから引き取って16年と少しになります。シェルターでは引き取り手がいそうな猫はケージに入れて飼育していますが、居候の成猫たちは施設内自由な放し飼いで、ミーナはその自由猫でした。柏の前は名古屋にいたそうで、多分名古屋で捕獲された猫が捕獲後に生んだ猫だと思います。なので野良猫だったことはありません。

そういうわけでもらい受ける前にかなりヒストリーがある猫なので、正確に何歳かはわかりませんが、多分17歳か18歳だったのでしょう。陽気な性格なので、誰に飼われても、またシェルターの居候でも幸福な人生を送れたと思うので、うちで16年も過ごしてくれたのは私にとってラッキーでした。死後も私はミーナと共にあります。

私はサイエンスの世界で生きてきた人間ですが、ミーナの骨をひろったり、位牌を作ったりするのは本当に心の救いになります。人にとって宗教は必要だと思います。

読者の皆様への感謝の気持ちを込めまして、最後に何枚かスナップ写真を貼っておきます。サラとミーナのコーナーはこれで終了しますが、サラはまだ元気で生きておりますので、また皆様のお目にかかる機会をつくろうと考えております。

Img_1232a

Img_2048a

Img_1781a

 

| | | コメント (0)

2022年3月19日 (土)

しばらくお休みします

ミーナと最後の日々をすごすために、ブログはしばらくお休みします。

| | | コメント (0)

2022年3月11日 (金)

サラとミーナ262: 老猫となっても

Img_4225a

サラもミーナも17才。とは言ってもそれはうちに来てからの話で、特にミーナはその前に何年シェルターにいたかは定かではありません。柏の前は名古屋にいたという話は聞きましたが、それ以上はわかりません。本当はもう19才くらいかもしれません。最近は高齢化した様子が顕著で、まあ生きていくこと自体が重労働という有様です。それでもミーナはミーナ。キャラは変わりません。

うちに来てからサラとミーナが遠出したのは原発が爆発したときに疎開した時だけです。そのとき足柄サービスエリアで撮影した写真です↓ そういえば今日は3月11日ですね。あれから11年が経過しました。

http://morph.way-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/03/24/photo_3.jpg

事故の次の日の私のブログです。
http://morph.way-nifty.com/grey/2011/03/post-93bb.html

原発事故の時にはたくさんの本を読んで勉強しました。今思うことは当時の総理・菅直人と官房長官・枝野幸男は、本当に彼らがなし得るベストの処理を行ったと思います。突然思いも寄らない大事故が発生し、担当すべき役所(原子力安全保安院)が役に立たないことがわかったときの絶望感はいかばかりだったかと思います。それでも4号機の使用済み核燃料プールに偶然水が流れ込まなかったら、関東全域は人が住めない場所になっていました。彼らそして私たちは本当にツイていたのです。彼らはいわゆる左翼ではありません。彼らの政府は事故があるまで原発を推進していましたし、当時も現在も日米安保条約を維持する立場をとっています。ただ事故後の原発の管理のために、多くの方が職務上とはいえ寿命を縮める結果になったことは誠にお気の毒な事実です。原発を稼働させない政権を選挙で選ぶことが私たちの責務であると考えます。

原発事故のことは忘れたとか、当時は子供だったという人も多いと思いますが、原発は今でも稼働していますし、巨大地震は必ず起こります。読むべき本を一冊だけ推薦するなら、純粋にジャーナリストとしての立場から膨大な情報を1冊の文庫本にまとめ上げた大鹿靖明さんの著書「メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故」(講談社文庫2013年刊)を推薦します。この本にはいろんな人が登場しますが、著者は誰にも肩入れせず、公平無私な立場から記述しようという姿勢があらゆる部分に感じられます。

Imgs_20220311160201

報道ステーションでは3.11らしく原発についてみっちりと報道していました。いろいろ不満があるとはいえ、とりあえず高く評価したいと思います。

 

| | | コメント (0)

2022年1月23日 (日)

サラとミーナ261: 珍しくミーナにサービスするサラ

Img_4180a

珍しくミーナにサービスするサラ。頭を後ろから舐めてます。ミーナがサラを舐めるときは非常にしつこいので、サラはわりと嫌がって逃げることが多いのですが、最近は歳をとったせいかなすがままにしていることもあります。そればかりか、このように逆にミーナを舐めてあげることもあります。

ミーナはすっかり筋肉も脂肪も落ちて老境ですが、食欲は旺盛ですし元気がなくなった感じはありません。

| | | コメント (0)

2022年1月11日 (火)

サラとミーナ260:阪神タイガースのふわふわシートがお気に入り

Img_4154a

阪神タイガースFCのふわふわシートがお気に入りのサラとミーナ。うちの猫たちは連んでいないので(ミーナは連みたいのですが、サラが拒否します)、2ショットを撮るのはなかなか難しいのですが、シートのおかげで集まってくれました。

猫は人間が感染するSARS-CoV-2とは異なる Feline coronavirus: FCoVというコロナウィルスに感染します。これは病原性が低いので問題外なのですが、たまに体内で突然変異して猫伝染性腹膜炎ウイルスという病原性の高い変異体が発生することがあるようです。そうなると大変ですが、それはそれとして、おそらくコロナウィルスには多くの個体が感染して免疫を持っているので、ヒトのコロナウィルスが感染しても発病しないようです。

| | | コメント (0)

より以前の記事一覧