« やっとぐっすり眠れる だって? | トップページ | Wkalk down the memory lane 11: 毛の始まり »

2024年9月25日 (水)

World music collection 20: Takagi Sanae

高木早苗  HP:https://sanaetakagi.com/

You may not know her untill now, but you cannot forget her if you once listen her pianoplay.

日本の総理になるかもしれない人と一字違いですが、こちらは日本のピアノ界の至宝。コンサートピアニストとしてより、チャリティーとレッスンとかに力を傾注しているせいか「知る人ぞ知る」にとどまっていますが、YouTube で多くの動画をアップしているので知名度は高くなりつつあると思います。都立総合芸術高校音楽科講師だそうです。

Img_20240925130901

Gubaidulina: chaconne  グバイドゥーリナ:シャコンヌ
https://www.youtube.com/watch?v=MTIvuU_HQYU

古今のあまたあるピアノ曲のなかでも、人間には恐れ多いような高みに到達した音楽、あるいは人間が消滅した後の自然と野生動物の世界だと思います。もちろんバッハのシャコンヌは意識したと思いますが、もっと人跡未踏の極地に位置しています。高木さんの演奏もすごい

グバイドゥーリナ:トッカータ・トロンカータ
https://www.youtube.com/watch?v=RIdQhKq7hXQ

トロンカータとは途切れた音のことだそうです。私は誰かの追悼のためにつくられた音楽ではないかと思います。

Arvo Pärt: for Alina  ペルト:アリーナのために
https://www.youtube.com/watch?v=WiQOOLyRtyA

アマゾンのレビューに「クロード・ミレール監督のフランス映画『リリィ』の予告編および中盤で使われています」と書いてあります。私はこの映画は見ておりませんが、シンプルで理解しやすい音楽です

バッハ=リスト:前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
https://www.youtube.com/watch?v=rrxSrBh88Cs

現代のグランドピアノで弾くバッハのパワーと繊細

------------------------

西田直嗣 (Nishida Naotsugu) :Jewelry Box
https://www.youtube.com/watch?v=OVVeGmSBN68

西田さんが高木さんのために作ったとてもロマンチックな曲

スウェーリンク:涙のパヴァーヌ
https://www.youtube.com/watch?v=UXgyddyBhN8

スウェーリンクは1562~1621に生きた昔の人ですが、まるで現代のムードミュージックのような趣もあります

バッハ=バウアー:甘き死よ、来たれ
https://www.youtube.com/watch?v=BSGmA34bZWA

怨念と諦念と祈りの音楽

メシアン:幼子イエスに注ぐ20の眼差しより 「II 星の 眼差し」
https://www.youtube.com/watch?v=cQK_hBIQ_SI

私も小学生の頃教会で聞かされた「東方の三賢人」の話を思い出しました

------------------------

Clair de lune Debussy  ドビュッシー:月の光
https://www.youtube.com/watch?v=MKOrtDRnGMY

多くのピアニストは暗と明のコントラスト 彼女のは何か違う気がする 音が暖かい

ショパン:ノクターン遺作 嬰ハ短調
https://www.youtube.com/watch?v=vJgxsgo_vKY

落ち葉舞う中でこの曲を聴く 一塊の音の暖気に包まれて

ショパン:ノクターン第13番 ハ短調 Op.48-1
https://www.youtube.com/watch?v=3KlWwfFiJAM

不思議な演奏 なにか特別な思いがあるのか...

Beethoven Piano Sonata no.31  ベートーヴェン:ソナタ第31番
https://www.youtube.com/watch?v=5LWTTmvXvjI

ドビュッシーやショパンの場合より、ベートーヴェンを演奏する時の方がこの演奏者が作曲家と近い位置にいるような気がします

 

 

| |

« やっとぐっすり眠れる だって? | トップページ | Wkalk down the memory lane 11: 毛の始まり »

音楽(music)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« やっとぐっすり眠れる だって? | トップページ | Wkalk down the memory lane 11: 毛の始まり »