Love FC Barcelona
FCバルセロナ(通称バルサ)は世界に2億人以上のファンがいると言われているサッカークラブです。1899年に創設されましたが、1990年初頭頃から強力なチームになってエル・ドリームチームと言われるようになりました。当時のメンバーにはストイチコフ、ラウドルップ、グァルディオラ、クーマンなどが名前を連ねています。この頃のバルサは私は全く知りません。
その後暗黒時代があって、ロナウジーニョが加入するんじゃないかと言う噂があり、私もWOWOWに加入してバルサの試合を見始めました。その後実際にロナウジーニョが加入し、さらにエトオ、デコらも加入して2回目のドリームチームとなりました。カードにもEL NOU(New) DREAM TEAM と印刷してあります。
後列左から ロナウジーニョ、ファン・ブロンクホルスト、マルケス、エトオ、オレゲール、バルデス(GK)
前列左から ラルソン、ベレッティ、デコ、チャビ、プヨール
当時のバルサにも弱点はあって、点取り屋がエトオしかいなかったんです。ロナウジーニョは実はいつもどこにキラーパスを出すかを第一に考えている人で、トップ下メンタルでした。私はいつもロニー(ロナウジーニョ)の頭の中に居てバルサのサッカーを見ていました。さあいまエトオやデコがどこにいるかを確認し、彼らが何を考えているかを想像し、どこにボールを出せば彼らがシュートできるか? それが不可能なら○○とワンツーで抜けるか、ドリブルで交わすか、などと可能性の計算をしてプレーするのが実に楽しい、不思議なサッカーの観戦になるんですね。こんな経験はその後ありません。日本人だと遠藤保仁の感覚に近いですが、ロニー=保仁+超絶技巧 かな。
サミュエル・エトオは瞬発力で勝負するタイプのストライカーで好きでしたね。現在はカメルーンサッカー連盟会長をやっています。ロニーはサッカーではあんなに頭の良いプレーをやっていたのに、引退後は馬鹿なことばかりやっていて本当に不思議です。
左:エトオ、右:ロナウジーニョ
当時の中盤の中心だったチャビとデコです。チャビは現在のバルサ監督、デコは選手のマネージャーをやっているようです。
左:チャビ、右:デコ(本名は Anderson Luís de Souza)
当時のディフェンスの中心だったプヨールとマルケス。プヨールはよくプジョルと呼ばれていますが、カタルーニャの現地人はプヨールと発音しているようです。ファイタータイプで、鈍足なのになぜか間に合ってました。マルケスはクレバーなディフェンダーで、ボランチとしても一流でした。現在はバルサのBチームの監督をやっています。
左:プヨール、右:マルケス
チームを率いたライカールト監督。現地人の発音を聴いているとリカーと聞こえます。このあと3回目のドリームチームを作ったグァルディオラ(愛称ペップ)は偉大で、実際彼のチームはおそらくバルサ史上最強のチームだったと思いますが、見ていてなぜか取り込まれてしまうのはライカールトのチームでした。
ライカールト
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