My favorites 13: 松田マヨのアルバム「夏」
忘れられた天才と思っていましたが、ワーナーにはまだ記事が残っていました。
ワーナー・ミュージック・ジャパンによる松田マヨの紹介
<<1999年5人組ロックバンド"デイジー"のソングライター、アレンジャー、ボーカリストとしてデビュー。そのプログレ歌謡ロックとも言うべき才気溢れる作風と松田の謎のキャラが話題を呼びサブカル界のカルトアイドルとなる。2001年にデイジーは松田マヨのソロプロジェクトとして再始動。>>
https://wmg.jp/daisy/discography/
そしてディスコグラフィーには「はじまり」というシングルが1枚紹介されています(この似顔絵はよくできていると思う)。まだ販売しているのでしょう。私が紹介したいのは2000年に出版された「夏」というアルバムです。聞き始めて数秒でもう幽体離脱してしまうような不思議な音楽。もちろんデイジーでやっていたロックではなく、プロデューサーの曽我部氏によればアシッド・フォークというジャンルだそうです。
はっきりした記憶として呼び出せない、脳の深部に潜む秘密の領域に音楽でアクセスする術を持つ不思議な能力があるアーティストだと思います。ただここ20年くらい活動の形跡がありません。ところがアマゾンで検索してみると、発売から20年以上経過していますがまだこのアルバムは新品が販売されていました。自分の脳の深部を探索してみたいと思う方は是非。
記憶(memory), 波打ち際(the seashore), 短い日(darken earlier), 夏(summer), 愛(love), 水(water) どれもとてつもない名曲。
YouTube に一曲だけ映像と共にアップされていました。ワーナーに言いたいのは、まだCD売ってるんだったら、きれいな映像を一つくらいアップしとけよってことです。
今彼女がどうしているかわかりませんが、まだ引退するような年齢じゃないと思うので再起を期待したいです。
松田マヨ「夏」
https://www.youtube.com/watch?v=jynsl5H6r6c
💧 ググったら松田マヨネーズばかりで閉口
| 固定リンク | 1
「音楽(music)」カテゴリの記事
- タビター都響:展覧会の絵@サントリーホール2024/11/03(2024.11.03)
- World music collection 21: Old songs by Mitsu (=honey)(2024.11.01)
- 布団の季節になりました(2024.10.17)
- 「エロイカ」 by ライアン・ウィグルスワース&都響@サントリーホール2024/10/13(2024.10.13)
- 東京のコンサートホール改修と都響ラインナップ発表(2024.10.10)
コメント