第13回音楽大学オーケストラフェスティバル
寒い日でしたが、土曜日に第13回音楽大学オーケストラフェスティバルにでかけてきました。全席1000円だし、練習時間はたっぷりあるので、ひょっとしたらプロオケよりいい音楽が聴けるのではないかという期待がありました。同じ考えの人が多いのか、池袋芸劇は結構盛況。3Fまで大勢詰めかけていました。
円光寺-武蔵野音楽大学はラフマニノフです。いやー固い。間違えないようにと恐る恐るやっている感じで音楽が流れません。ああこんなもんかなと思っていたのですが、第3楽章あたりからようやくエンジンがかかって、フィナーレは盛り上がりました。
終了してからステージの構造を全面的に作り替える作業に30分かかって、ようやく次の桐朋学園の番です。
高関-桐朋学園は打って変わって、最初からまるでプロオケのような演奏。これはすごいわ。激しいテンポの揺れにもびくともしませんし、ニュアンスもたっぷり。弦の音の美しさもとびきりです。コントラバスのソロもいい感じ。でも一番はティンパニでした。学生なのにまるで老舗旅館の女将みたいにオーケストラを統率していました(Aの方)。お名前はわかりません。演奏するアクションが美しい。プロオケにはこういう映像でも聴衆を魅了できる奏者が必要です。あと個人的にはフルートの音にひきつけられました(Bの方)。都響は打楽器とフルートのメンバー足りないので是非💕。
それにしてもマエストロ高関の指導は素晴らしいですね。はっきり言ってこのマーラー交響曲第1番には、プロオケの演奏会より感動しました。私の前の席の人は狂ったように拍手してました。
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