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2022年7月29日 (金)

アンドレ・ジョリヴェの音楽 シュテファン・シーリと彼のお友達による演奏

Imgschilli

アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974) は生きている頃はフランス音楽界の重鎮であり日本でも有名で、多分演奏会でも取り上げられることが多かったと思われますが、現在は演奏機会が少なくなりました。

私は現音はたいてい理解できないのですが、ジョリヴェは私が理解できる数少ない作曲家のひとりです。シュテファン・シーリ氏はオーボエとコーラングレの演奏家ですが、今回ジョリヴェの作品を取り上げ、人を集めて室内楽のアルバムを作りました。コーラングレは私が一番好きな楽器でもあり聴いてみました。

「典礼組曲」(Suite liturgique pour voix, cor anglais prenantle haubois, violoncelle et harpe) はソプラノが歌う宗教音楽ですが、ジョリヴェの音楽の心地よさをたっぷりと体験できます。特にマニフィカートは美しい音楽です。

Suite liturgique: IV. Magnificat
https://www.youtube.com/watch?v=x6SalJdL1xM

小品ですが「オリノコ川の丸木舟を操る人の歌」もいいですね。ピアノが川の流れで、オーボエが船を操る人です。船を操るのは毎日のルーティンでもあり人生でもあります。途中で一休みしてまたこぎ出し、最後は静かに消えていきます。不完全な収録のうえに演奏が?ですがYouTubeにもありました。

Canto del Piraguero del Orinoco, Andre Jolivet
https://www.youtube.com/watch?v=ELe0ZD4bGXI
https://www.youtube.com/watch?v=Bb4LMjwc1lI

セレナーデなど他の収録曲も名曲ぞろいです

Serenade for oboe and piano. I. Cantilene
https://www.youtube.com/watch?v=X72xuaLSJKI

 

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