ソディ-都響 マーラー交響曲第3番@東京文化会館2022年4月10日
雲ひとつない快晴の日曜日。京成上野駅で降りてガード下のTOWAで昼食。この店は狭い階段を2Fに上がっていくめだたない蕎麦屋なのですが、午後1時30分頃でも大盛況で階段に並びました。飲食も活気がもどってきたんですね。そういえば桜は終わっていましたが、周辺も結構混雑していました。オミクロンは重症化率が低いということをみなさん承知でこうなったのでしょう。
今日の都響はマーラーの交響曲第3番で前からとても楽しみにしていました。指揮者はアレクサンダー・ソディ、コンマスは山本さん(さすが晴れ男)、サイドはマキロンです。特筆すべきはホルンとトロンボーンのファースト奏者(エキストラ)で、演奏に特段の深みがありました。このくらいのレベルの奏者が団員になってこそ、都響は世界でもS級のオケと言えるのではないでしょうか。
ソディはとても丁寧で細部もきっちりまとめていくという、カリスマとは正反対の職人的指揮者だと思います。それでも第6楽章ではむしろ弦楽奏者の感性を信じてまかせていたようなところもあり、素晴らしいニュアンスとハーモニーで都響ならではの味わいがあって、この演奏は一期一会の名演で絶賛したいと思います。
マーラー交響曲第3番 第6楽章
精神に強制的にやすらぎを与えてくれるような音楽はありそうでなかなかないのです
https://www.youtube.com/watch?v=M622tyRUYKg
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