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2022年3月27日 (日)

アラン・ギルバート-都響 ブルックナー交響曲第7番 @ 東京芸術劇場 2022/03/26

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ミーナの位牌を胸に抱いて、強風にさやさやとそよぐユキヤナギの道を駅に向かって歩いている。これは一体現実なのだろうか? 皮肉なことにコンサートにミーナを連れて行くのは初めてだ。昨日は咲いていなかった桜が今日は花開いている。世の中は今日から春なのだ。春の風を感じるまで生きられなかったミーナが不憫だ。それでも今日は私とコンサートに行くのだ。

東京はもう桜がかなり咲いている。池袋芸劇に到着。4ヶ月ぶりに見る都響は、あり得ないくらいにお客が少ない。30%くらいしかいないのではないか? アラン・ギルバートの指揮でブルックナーの交響曲第7番。矢部・四方の豪華コンビ。これで集客できないのでは、もう都響は危ないのではないかと不安になる。事務局は茫然自失ではないだろうか。コロナが一段落したにもかかわらず、これは何を意味するのだろうか?

でも考えてみると私だって4ヶ月ぶり。それはコロナのせいだけじゃない。大野の音楽が醒めすぎていることもあるし、生活上の問題もある。みんなそのせいで都響離れしたのだろうか? いや違うな、おそらく日本人の若手指揮者や女性指揮者を登壇させて爽やかな風を吹かせることが必要だと思うし、角野を呼んだコンサートなどあっという間の完売だよ。どうして呼ばないのだろう。芸術主幹の頭が固すぎるんじゃないか? オケを見渡すと、あれっ 管楽器にやたらとエキストラが多い・・・それもファーストに。コロナに感染したのだろうか?

音楽はアランらしい、細部まで彫琢され温かいブルックナーだった。宗教的な音楽よりミーナに聴かせるにはむしろふさわしいような気もした。こんな素晴らしい音楽が聴けてよかったよね。

アランがNDRを指揮した映像(42分くらいからブルックナー)
https://www.youtube.com/watch?v=omOOgwXldvQ

 

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