都響 2022シーズン会員券発売
都響ネクストシーズンの会員券が発売になりました。ラインナップはいつになく名曲のオンパレードで驚きます。とはいえクラオタに批判されないよう、珍しい曲もちらほら。今年はペッテションはなしでがっかり。マデトヤとかランゴーとかにはあまり興味わきません。コパチンスカヤが何をやるかには少し興味があります。あとチック・コリアのトロンボーン協奏曲も多少の興味をひかれます。マエストロ・インバルのブルックナーは彼に最もふさわしい感じの交響曲第4番で、これは必ず聴かねば。
個人的に期待しているのはマケラ指揮のマーラー交響曲第6番とショスタコーヴィチの交響曲第7番。これで盛り上がらずして何で盛り上がるのか! 定期ではありませんが、春祭のマーラー交響曲第3番にも期待しています。音楽監督のタクトではグラゴル・ミサかな。マーラーの交響曲第2番は監督とイメージが合わない感じがします。
都響の各シリーズはプロムナードやスペシャルも含めて、全くそれぞれの特徴がなく、単にアルファベットとか名前をつけて適当に割り振ったという感じがします。それが都響の特徴といえば特徴。あと女性指揮者や日本人の若手指揮者を全く起用しないのも今季プログラムの特徴で、これは音楽監督と芸術主幹の見識を疑いたいです。
オリカイネンの再演は今年もありませんでした。残念。
https://www.youtube.com/watch?v=O8QlEH0QgOI
https://www.facebook.com/evaollikai/
コロナが猖獗を極め、私自身心が後ろ向きになっていることは否めません。なぜか古めかしく懐かしい音楽が聴きたいと思います。そういえば、昨年一番印象に残ったのは小泉さんが指揮したフォーレのレクイエムでした。2番目はアランのペッテション。どちらも完全に音楽に浸り切れました。マエストロとオーケストラ/ソリストに感謝です。オリカイネンはモダンな曲も演奏しますが、彼女の音楽にはなにかそういう古い欧州の香りがします。それも貴族的なものではなく、土の匂いです。
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