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2021年10月30日 (土)

小泉ー都響 ドヴォルザーク交響曲第8番@サントリーホール 2021/10/30

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今日は快晴で寒すぎずコンサート日和です。さすがコンマスの山本さん。晴れ男ですねえ。指揮者は小泉さん。彼は大植さんの代役でチャイコフスキーの悲愴交響曲を振った頃から何かふっきれたようにすごい指揮をするようななったと思います。すごいと言っても逆にシンプルに徹しているようなベクトルだと感じます。それが団員のナーバスな雰囲気を一掃して血が通ったのかな?

サイドはゆづきさん。彼女のツイッターをみると弦のフォアシュピーラーが集まって打ち合わせをしている写真が掲載されています。こういう雰囲気が都響のよさを生み出しているんですね。
https://twitter.com/YUZUKI79403436/status/1454375358082400256

まだコロナは警戒していて、A・B・P席の最前列は空席、Sの両サイドも空けていたかのかもしれません。満席の半分くらいのお客でした。本日のソリストは若手のホープ佐藤さん。お馴染みのドボコンですが、落ち着いた演奏なのに巨匠風ではなく、隅々まで丁寧にやっていたように思いました。素晴らしいのひとことです。

後半のドヴォルザーク交響曲第8番は小泉さんの18番じゃないかな。都響も弦の厚みが感じられる素晴らしい響き。管も思う存分躍動していましたが、柳原はちょっとやりすぎ。寺本さんが退団して張り切っているのはわかりますが、フルートはやりすぎると簡単に全体のバランスが壊れるので、より軽やかで上品な演奏を期待します。

今日はカメラが複数台入って録画していました。おそらくMXテレビで放映されるのでしょう。それにふさわしい快演でした

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2021年10月29日 (金)

続・生物学茶話162:半索動物における神経誘導

半索動物というマイナーな門の生物がいます。これはギボシムシ類とフサカツギ類の2つのグループからなっています。私はギボシムシは三崎の臨海実験所で一度見せてもらったことがありますが(多分水族館でも見られると思います)、フサカツギは一度も見たことがありません。ギボシムシは特に珍しいわけではなく、泥の中を動き回り無選別にまるまる泥ごと飲み込んで、その中の有機物を栄養とするという生き方なので大量のうんちを海底に残すことになり、これであたりにいるかどうかがすぐわかります(1)。泥は栄養価が低いので消化管を長くした方が生存に有利であると思われ、中には体長2メートルを超えるものもあるようです(2)。図162-1の個体は体長が書いてありませんでしたが(ウィキメディアコモンズ)、体幹部が長くないので小さめの種類だと思います。体表の殺菌のためにブロモフェノールを排出するので、食用にはならないと思います。もうひとつのグループ、フサカツギは固着生活を選んだせいか、数ミリ程度の体長の目立たない生物です(3)。こちらは生物学者でも見たことのある人は少ないでしょう。私も見たことがありません。

後口動物はにぎやかな分類表の前口動物と比べると、比較にならないくらいこじんまりした分類表で門は3つしかありません(図162-1)。半索動物はそのうちのひとつです。私たちが所属する脊索動物門とウニやヒトデが所属する棘皮動物門が残りの2つです。ここで棘皮動物というのはあまりにも私たちと違いすぎる感じがします。彼らは5放射相称で、本来前口動物・後口動物の祖先である左右相称動物とはかけはなれた形態を持ち、前後の概念はなく、発達した脳や中枢神経系もありません(4)。しかしそれは特殊化や退化の結果であり、彼らも私たちと同じ後口動物であり、発生の途中までは私たちと似たようなボディープランを持っていたことは確かです(5、6)。生物の基本的な形態を決めるHox遺伝子群の並びが非常によく似ていることなどから、彼らは左右相称のギボシムシと近縁な生物であることが判明しています(6)。つまり棘皮動物はHox遺伝子をいじることなく、別の遺伝子による修飾的変異によって5放射相称という独自の体型を獲得しました。

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図162-1 ギボシムシの形態と分類学上の位置

(写真はウィキペディアより)

ギボシムシについて何か記事を書こうと思いついたのは後述の宮本教生博士の研究を知ってからで、それでまずギボシムシの中枢神経系を調べてみたら驚きました。なんとギボシムシは背側と腹側の両方に中枢神経系があるのです(7)。図162-2のように中枢神経系は前口動物では腹側にあり、後口動物では背側にあるというのがおきまりのボディープランであり、両側にあるというのはギボシムシだけでしょう。

クラゲのように海をただようとかヒドラのように固着する生活では、発達した中枢神経系は不要だったのですが、海底を歩くには運動器官の統合的な動作が必要となるため、中枢神経系が運動器官がある体の腹側に形成されたのは必然と言えます。前口動物から突然変異によって生まれた奇形であった後口動物は(これには後述のように疑問がありますが)、海底を歩くのではなく、積極的に泳ぐという魚類によって圧倒的な繁栄をなしとげましたが、中には別のやり方で生き延びたグループもいたわけです。

以前は半索動物は脊索動物と最も近い門とされていましたが、前述のように遺伝子の比較が進み、半索動物は棘皮動物と近縁であることがわかっています。ですからギボシムシの腹側神経が退化して脊索動物が生まれたわけではなく、脊索動物は前口動物の祖先のある者が背腹軸を逆転させて生まれたものであるというのが定説です(8)。ただそうは言っても、私は脊索動物の祖先が背腹両側に中枢神経系を持っていたということを完全に否定することはできないと思います。背腹逆転が起こったとして、そのミュータントが生き延びる可能性はほぼゼロでしょう。このようなドラスティックな変化をなしとげるためには中間的なステップが必要じゃないかというのは常識的な考えです。腹側神経系は前口動物と同様に中胚葉の軟組織に誘導されて存在し、それにプラスして何らかの方法で背側にも発達した神経系を持つようになったグループが複数出現したのではないでしょうか? 両側に発達した神経系があれば、背復逆転というようなドラスティックな変異が起きたとしても生き延びられる可能性は格段に高くなると思います。

ギボシムシは海底を移動する生物ですが、体中に生えている細かい突起を動かして移動します。泥の中を移動するので、上下(背腹)の概念はあまりなく、口がある方が下としていますが、彼らにしてみればどうでもよいことです。背腹両側に中枢神経があるので、消化管と中枢神経がクロスするのが前口動物、しないのが後口動物という定義はあてはまりません(図162-2)。彼らは運動器官を全身に持っていて、これらを協調して動作させないとうまく動けないので、背腹の両側に中枢神経があるのは合目的的です。

宮本らが発見したのは、ギボシムシの消化管の一部が分化した口盲管とそれに接続する襟背側消化管上皮(半索とよばれるもの)が発生において中枢神経を誘導するということです(7、9)。口盲管と襟背側消化管上皮の位置は図162-2に緑色で示しました。

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図162-2 中枢神経系と消化管の位置

前口動物・後口動物を問わず、中枢神経系の誘導は中胚葉の仕事ということになっていますが、ギボシムシでは内胚葉性の口盲管と襟背側消化管上皮が誘導するというまれなメカニズムが宮本らによって報告されています(7、9、図162-3)。しかもこれらの組織にはコラーゲン(ColA)やヘッジホッグ(hh)という脊索に特徴的な遺伝子発現がみられるそうです。そしてヘッジホッグによる誘導情報を受け取るためのパッチト(ptc)遺伝子の発現が襟神経索にみられるということで、これはまさしく脊索による中枢神経の誘導に匹敵する現象と言えます(7、9、図162-3)。

このことは脊索と半索(口盲管)が関連性の希薄な器官だとしても、脊索動物と半索動物のはるか昔の共通祖先が、中枢神経を誘導するための共通の遺伝子セットとメカニズムを持っていたということで、なかなか興味深い知見だと思います。

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図162-3 口盲管と消化管上皮による神経索の誘導

脊索動物では脊索という丈夫な結合組織系の構造が体の正中線に沿って頭部から尾部まで形成されます。これは脊索動物が進化の過程でいったん脚を捨てて、つまり海底を歩くという生き方を捨てて、泳いで移動するという行動様式を採用したことと深く関係があると思います。泳ぐためにはくねくねとした運動が必要で、丈夫な構造を中央正中線沿いにつくり、その左右に筋肉をつけて左右交互に収縮と弛緩を行うことによってそれは可能になります。そのためには左右の筋肉の協調が必要で、中枢神経による全身の筋肉の制御ができなくてはいけません。このような生き方を可能にするために、脊索が形成され、脊索によって中枢神経系が誘導されて全身の筋肉を制御できるような、いわゆる魚型の形態が完成されました。この形態をとる生物ははやくもカンブリア紀に出現しています(10、11)。

脊索動物の場合、図162-4に示されているように、中胚葉起源の脊索(notochord) はその背側の外胚葉を内側に陥入させ神経管を誘導します。陥入する部分の外胚葉を神経板といいます。陥入して神経管になる部分ととどまって表皮となる外胚葉の境界領域に神経堤 (neural crest) という特殊な領域が形成され、この部域は神経板が陥入するときに内部に巻き込まれますが神経管の一部とはならず別組織となります。この未分化な組織はその後分化してさまざまな組織を形成することになります。これについては別のセクションで述べたいと思います。

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図162-4 脊椎動物における神経管の誘導

脊索は体の中心となる頑丈な組織なのですが、脊椎動物では中枢神経を保護するための脊椎が形成されるという形態に進化が起こりました。脊椎は脊索よりさらに頑丈な組織なので、脊索は中枢神経を誘導した後は無用の長物となり退化します。ナメクジウオは典型的な脊索動物で、脊索は頭部から尾部まで体全体に伸びており、成体になっても退化せずに残ります(12、図162-5)。ナメクジウオ類は頭索動物と呼ばれますが、頭索というのは脊索が頭部にもあるという意味です。この点は脊椎動物も同じです。

ホヤは一部を除いて幼生にだけ脊索がみられます。ただし頭部には脊索がありません(13、図162-5)。この意味でホヤ類は尾索動物と呼ばれています。尾索動物は成体が固着生活をおくるように進化したため、脊索や脊椎などの頑丈な組織は不要となり、その他の構造も特殊化して脊椎動物とは似ても似つかぬ体型になりました。そのため一見して頭索動物の方が脊椎動物に近縁なように見えますが、遺伝子の研究などによって頭索動物より尾索動物の方が脊椎動物と近縁であることがわかりました(14)。頭索動物には神経堤が認められず、尾索動物は神経堤の発達が頭索動物と脊椎動物の中間的であるということも判明しています(15)。

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図162-5 頭索動物(成体)と尾索動物(幼生)の形態

画像はウィキペディアより。尾索動物の図の投稿者は Jon Houseman。

 

参照

1)ねっとで水族館 ワダツミギボシムシ Balanoglossus carnosus
http://www.aquamuseum.net/content/aquarium/nagamusi/gibosi-1.html

2)ウィキペディア:半索動物
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E7%B4%A2%E5%8B%95%E7%89%A9

3)並河洋 謎の動物 “フサカツギ” を求めて 国立科学博物館HP
https://www.kahaku.go.jp/research/researcher/my_research/zoology/namikawa/index_vol2.html

4)ウィキペディア:棘皮動物
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%98%E7%9A%AE%E5%8B%95%E7%89%A9

5)大平万里 食の研究所 昆虫よりもウニのほうがヒトに近い生物である理由
生物進化を食べる(第2話)棘皮動物篇 JBPRESS (2019)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56540?page=3

6)入江直樹・大森紹仁 左右対称から五放射の体を進化させた棘皮動物のゲノム解読
東京大学プレスリリース
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2020/6941/

7)宮本教生 海底に潜むムシから探る脊索動物の起源 生命誌ジャーナル 83巻 (2014)
https://www.brh.co.jp/publication/journal/083/research_1.html

8)生物学茶話@渋めのダージリンはいかが112: 背と腹
http://morph.way-nifty.com/lecture/2018/09/post-ec8a.html

9)Norio Miyamoto & Hiroshi Wada, Hemichordate neurulation and the originof the neural tube
, Nature communications (2013) DOI: 10.1038/ncomms3713

10)ウィキペディア:魚類
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%9A%E9%A1%9E

11)ウィキペディア:ミロクンミンギア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%83%B3%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%82%A2

12)ウィキペディア:頭索動物
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%AD%E7%B4%A2%E5%8B%95%E7%89%A9

13)ウィキペディア:尾索動物
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E7%B4%A2%E5%8B%95%E7%89%A9

14)ウィキペディア:脊椎動物
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%8A%E6%A4%8E%E5%8B%95%E7%89%A9#%E8%84%8A%E7%B4%A2%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%81%AE%E7%89%B9%E5%BE%B4

15)Joshua R. York and David W. McCauley, The origin and evolution of vertebrate
neural crest cells., Open Biology vol.10, 190285 (2020)
http://dx.doi.org/10.1098/rsob.190285

 



 

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2021年10月27日 (水)

J-POP名曲徒然草216: 「誕生」 by ドリアン・ロロブリジーダ

ドリアンさんは2006年デビューだそうですが、お名前は最近知りました。ウィキペディアを見ると、ものすごく詳しい活動履歴などが書いてあってびっくりしました。CDは発見できませんでしたが、すごい歌手だと思います。「誕生」は中島みゆきさんの作品ですが、みゆきさんもドリアンさんの歌唱を聴いたらきっと気持ちいいと思います。

使って良さそうな画像がみつからなかったので・・・

誕生(中島みゆき)
https://www.youtube.com/watch?v=EmzmNjUQGBI

夜行(中島みゆき)
https://www.youtube.com/watch?v=oYulhnCWOWs

for you (高橋真梨子)
https://www.youtube.com/watch?v=6wsP-5SDJo8

再会(金子由香利)
https://www.youtube.com/watch?v=NM2S49NwzUg

Never Enough (Loren Allred)
https://www.youtube.com/watch?v=dY7_Yv3UkcM

ここで腰が抜ける(実はこれだけは形態模写です それを知って正気に戻る)

そして素顔のドリアンさんは早稲田大学中退の美男子でした ↓↓

ファイト(中島みゆき)
https://www.youtube.com/watch?v=nVbvkS6B-Xg

 

 

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2021年10月23日 (土)

まきちゃんぐxつるうちはな 天才x天才 @三軒茶屋GFM2021/10/23

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自粛とか公演中止とかでずいぶんライヴもご無沙汰でした。

ちゃんぐさんも異常に気合いが入っているのがよくわかりました。

1.風が強い日の旗は美しい

2.2020

3.レディ・コイヌール

4.愛が消えないように

5.鋼の心

どの曲も素晴らしい弾き語りでした。

ここで10分の休憩

後半はシンガーソングライターのつるうちはなさんにピアノを弾いてもらうという贅沢なメニュー。

Tsu

狂乱のピアニスト つるうちはな?

なんやそれ?

ほら たらことかいくらとか・・・

・・・・・それ魚卵や

 

いやほんとにすごいピアニストで、腕もしゃべくりも超一流(さらに料理の腕も達者で社長でもある)

注意が散漫になってセトリ間違っているかもしれませんが

6.ノラ

7.夢だもの(中島みゆきの曲)

8.ジンジャエールで乾杯

9.ハレルヤ(つるうちはなの曲)

10.海月

ノラとハレルヤ(泣きそう)が特に圧巻でした。

では また楽しみにしています

(画像はまきちゃんぐ公式ツイッターより)

まきちゃんぐ「夢だもの」
https://www.youtube.com/watch?v=hgpeMBRxbdU

つるうちはな「一緒にいようよ」
https://www.youtube.com/watch?v=HSA_AxEK3CQ

 

 

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2021年10月21日 (木)

ショパンコンペティション2021の優勝者はブルース・シャオユー・リュー

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ショパンコンペティション2021の優勝者はブルース・シャオユー・リューという中国系カナダ国籍のピアニストに決定しました。ダン・タイ・ソンのお弟子さんだそうです。フランス生まれですが、ピアノの勉強はカナダでおこなった方だそうです。

BRUCE XIAOYU LIU(ブルース・シャオユー・リュー)
作為ではない身についた上品さ、高貴さ、が感じられるピアニストだと思いました。

https://www.asiamusicarts.com.tw/artists/xiaoyu-liu/

second round
https://www.youtube.com/watch?v=0ev9NzuZBlg

third round
https://www.youtube.com/watch?v=TQ0jPLuRGlk

final round
https://www.youtube.com/watch?v=UcOjKXIR8Iw

インスタグラム
https://www.instagram.com/bruceliupiano/

ファツィオーリのピアノはこれでまた人気が出るのでしょう。私は聴いたことがありませんが、豊洲シビックセンターにあるそうです。確かにスタインウェイやヤマハのピアノではこのような上品さは出せない感じがしました。

最終結果

第1位 Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada ブルース(シャオユー)リウ(カナダ)
第2位 Kyohei Sorita, Japan 反田恭平(日本)
第2位 Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロベニア)
第3位 Martin Garcia Garcia, Spain マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)
第4位 Aimi Kobayashi, Japan 小林愛実(日本)
第4位 Jakub Kuszlik, Poland ヤクブ・クーシュリック(ポーランド)
第5位 Leonora Armellini, Italy レオノーラ・アルメッリーニ(イタリア)
第6位 J J Jun Li Bui, Canada J J ジュン・リ・ブイ(カナダ)

追記: ショパンコンペティションについての報道ステーションの報道を今聴きました。なんと反田さんが2位になったことを報道し、インタビューもしていました。ところが小林さんについては完全無視でした。そして驚くべきことに1位の氏名すら報道しないのにはあきれました。

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2021年10月20日 (水)

続・生物学茶話161:グリア細胞 その2 種類

グリアまたはニューログリアという言葉は19世紀プロイセンの病理学者ルドルフ・フィルヒョウが流布させたものですが、現在でも神経組織における神経細胞以外のすべての細胞という意味で使われています。つまり様々なタイプの細胞を便宜的にまとめた言葉です。とはいえ脳の毛細血管はグリアではないので、厳密な定義とは言えません。アレクセイ・ヴェルクラツキらは「Neuroglia can be defined as homeostatic and defensive cells of the nervous system」と定義しています(1)。これは例えばクラゲの神経細胞をサポートする細胞があることがわかった場合にも、グリア細胞と呼べるという利点がありますが、神経組織が損傷を受けた場合に集まってくる非グリア系マクロファージはどうするんだという欠点もあります。

ヴェルクラツキら(1)によると、最初にニューログリアを代表する細胞であるアストログリア細胞を定義したのは Michel von Lenhossek で、1895年のことだったとされています(1)。論文が引用されていなかったので少し調べてみましたが、Michel von Lenhossek は Mihaly Lenhossek という名前で呼ばれることもあり、nerve growth cone の発見者です(2)。アストログリアの件はおそらく文献(3)に掲載されていると思われますが、確認できませんでした。

脳科学辞典によるグリア細胞の分類は

1.アストロサイト

2.オリゴデンドロサイト

3.ミクログリア

という極めてあっさりとしたものですが(4)、ウィキペディアをみると

CNS:Astrocyte, Oligodendrocyte, Ependymal cells, Radial glia, Pituicytes, Tanycytes
PNS:Schwann cells, Satellite cells, Enteric glial cells

となっています(5)。

ウィキペディアの模式図には中枢神経系をサポートする4種のグリア細胞が描かれています(5、図161-1)。4種とは脳室に面した上皮の ependymal cell(上衣細胞)、astrocyte(星状膠細胞)、ologodendrocyte(希突起膠細胞)、microglial cell(小膠細胞)のことです。

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図161-1  脳の基本構造(模式図)
模式図はウィキペディアより 茶色で名前が書いてあるのがグリア細胞

ラゴ=バルダイアら3人の女性研究者が共著でタイトル「More Than Mortar: Glia as Architects of Nervous System Development and Disease 」という総説を書いています(6)。これはモルタルを越えてという意味で、古くはグリアはモルタルと同じで細胞と細胞をくっつける役割とされていたことを示しています。彼らはグリア細胞を8つのグループに分けました。それはアストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリア、シュワン細胞、血液-脳関門、中枢と末梢の移行領域のグリア、組織密着性グリア、ラジアルグリアとなっています(6)。

彼女らの総説の図1はそのままコピーしたいくらい適切なイラストと適切なレジェンドで構成されており、特にC・エレガンス、ショウジョウバエ、ゼブラフィッシュ、齧歯類、ヒトで名称を比較整理してあるのが便利です。たとえばショウジョウバエで Astrocytesの一部、 Ensheathing gliaの一部、Cortex glia とされているものが実は私たちのミクログリアに相当するものであることが示されています(6)。

とはいえここでは細かい点につっこむのは避けて、とりあえずアストロサイトからはじめましょう。アストロサイトとはギリシャ語で星のような細胞という意味です。ちなみにアストロバイオロジーとは宇宙生物学の意味になります。図161-2に様々な方法で染色・撮影されたアストロサイトが示されています。AとBはGFAPという線維性タンパク質(中間径フィラメントを構成)の抗体を使って染色したものです。アストロサイトを特異的に染色するためによく使われる方法です。Aは培養液中でのんびりしている細胞、Bは脳に損傷を与えて活発に活動している細胞です。後者では細胞の一部がまるで軸索のように伸びていることがわかります。

Cはエール大学の教育用資料で、どのような方法で作製した標本なのかは記載してありませんでしたが、多くの棘を出していてウニのような写真です(7)。ただGFAPは中間径繊維を構成しているので、細胞骨格が目立つトゲトゲの形態にみえている可能性があり、たとえば電子顕微鏡でみると全く違ったイメージになります(4、図161-2D 左右の眼で別々に見ると立体的に見える)。最近ではアストロサイトはトゲトゲの星形細胞ではなく、棘の周辺に膨らみをを持ち(膜状仮足=ラメリポディア)、かつこのような非常に複雑でアモルファスな構造の細胞であるとされています(6)。

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図161-2 アストロサイト
AとBはウィキメディアコモンズより(投稿者は Dantecat)、Cはエール大学の教育用資料、Dは脳科学辞典より(投稿者は濱清)

アストロサイトの機能としては、1)構造的に脆弱なニューロンのネットワークを物理的に支持する、 2)シナプス前細胞、シナプス後細胞、アストロサイトが神経伝達物質の回収と供給を通じて三位一体のユニットとしてシナプスの機能を担う、3)ニューロン外部のカリウムイオン濃度を調節する、4)グリコーゲンを合成して貯蔵する、5)オリゴデンドロサイトの髄鞘形成作用を増進する などが報告されています(8)。一方で1990年にコーネル=ベルらがGタンパク質共役型グルタミン酸受容体を刺激すると、アストロサイトのカルシウム濃度が上昇することを発見してから、この細胞がニューロンまがいの情報伝達をおこなっていることが示唆されています(9、10)。これは代謝活性型グルタミン酸受容体 mGluR5 がアストロサイトに発現しているためですが、ウェイ・サンらはこのような現象はマウスでは生後3週間までで、成体ではこの受容体は激減し、同じ代謝活性型受容体ですが mGluR3 がメインになることを報告しています(11)。新生仔と成体ではアストロサイトの機能が多少異なるのかもしれません。

上記の2)の機能を最初に示唆したのはノレンバーグとマルティネス=ヘルナンデスで、彼らはグルタミン酸をグルタミンに変換する酵素がアストロサイトに局在することを指摘しました。これはニューロンが遊離したグルタミン酸をアストロサイトが取り込み、グルタミンに変換して貯蔵しておく役割を果たしていることを示唆しています(12)。

さて次はオリゴデンドロサイトですが、これらの細胞の発見に関わった人々の中で最も重要な貢献をした3人の肖像をウィキペディアから転写しておきます(図161-3)。

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図161-3 オリゴデンドロサイトの発見者達
写真はウィキペディアより ただしテオドール・シュワンの肖像はフォン・ルドルフ・ホフマン1857年制作のリトグラフ

テオドール・シュワンはどんな生物学の教科書にも記載されている細胞説を唱えた有名人ですが、シュワン細胞あるいはシュワン鞘という名前も残されています。シュワンが発見したこの細胞は、現在ではオリゴデンドロサイトの末梢タイプであることがわかっています(13)。

リオ=オルテガはラモン・イ・カハールの研究室で炭酸銀染色という手法を使って脳組織を染色し、アストロサイト以外のグリア細胞の分類を行ってオリゴデンドロサイトの存在を主張しましたが、ラモン・イ・カハールはこれを認めず、破門されてしまいました。しかし彼はペンフィールドらの協力を得て研究を辛抱強く継続し、最後にはラモン・イ・カハールとも和解しました(14~16)。オルテガは仕事が認められて、さあ順調にキャリアを積もうというときにスペイン市民戦争が勃発し、流浪の生活を強いられることになりました。結局オックスフォードやブエノスアイレスに移住して仕事を続け、キャリアを終えることになりました(14)。一方ペンフィールドはモントリオールで、ヒト大脳の一次運動野と一次体性感覚野のホムンクルスを作成するなど脳神経科学に多大な貢献をしただけでなく、脳外科分野でもめざましい成果をあげました(17)。

リーダーズ英和辞典で調べると、dendro- というのは樹木という意味だそうです。オリゴデンドロとはおそらく樹木の枝が少ないという意味でしょうから、オリゴデンドロサイトを日本語で希突起膠細胞と訳したのでしょう。実際通常のHE染色組織切片では図161-4Aのように丸い細胞に見えます。しかし免疫染色で染めると図161-4Bあるいは4Cのように長い枝を出していることがわかります。これはオリゴデンドロサイトが神経細胞の軸索をカバーしているからに他なりません(18-20)。脳科学辞典によると脳のオリゴデンドロサイトはひとつの細胞が40~50本の軸索にミエリンを形成し、平均して15の突起を伸ばしているそうで、これではオリゴじゃないので細胞の名前を変えた方が良いようです(21)。

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図161-4 オリゴデンドロサイトの形態
写真はすべてウィキメディアコモンズより Aはヒトのオートプシー資料より得た切片をHE染色したもの(投稿者 Jensflorian) Bは Rip 抗体によるマウス脳の免疫染色(グリーン オリゴデンドロサイトを染色)とヘキスト33342による染色(ブルー すべての細胞が染まる)(投稿者 Oleg Tsupukov)、Cはラット小脳のミエリン塩基性タンパク質の免疫染色(レッド)とDNAの染色(ブルー)(投稿者 Gerry Shaw)

アストロサイトは神経細胞を普通に包むだけですが、オリゴデンドロサイトは薄くなった細胞でぐるぐる巻きにして、いわゆるミエリン化することができます(図161-5)。オリゴデンドロサイトは末梢では通常複数の細胞でひとつの軸索を巻いている場合が多くシュワン細胞と呼ばれています。しかし中枢では前記のように、あるいは右上のイラストのように(図161-5)ひとつの細胞で多数の軸索をカバーしています。

軸索を包むオリゴデンドロサイトが形成するこの年輪のような多層構造はミエリン鞘またはシュワン鞘とよばれ、ここには細胞膜の主要な成分のひとつであるコレステロールが多量に集積されます。コレステロールには絶縁作用があり、これによって軸索を物理的に保護するだけでなく、絶縁性を高めて漏電を阻止し、神経伝達を高速化する効果があります(13、22)。

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図161-5 ミエリン鞘の形成
ウィキメディアコモンズより 上のイラストの投稿者はCFCF、下左のイラストの投稿者は Ralph Walterberg、下右の電子顕微鏡写真の投稿者は Roadnottaken

メジャーなグリア細胞3種の最後はミクログリアですが、最初にこの細胞を記載したのはニッスル小体で有名なフランツ・ニッスル(図161-6)で、19世紀末のことだとされています。彼はニッスル染色で神経組織を研究しているときに新細胞を発見し rod cells (Stabchenzellen) と呼んでいました(23)。ミクログリアという名前をこの細胞に与え、最初に詳細な研究を行ったのはリオ=オルテガのようですが(24)、この文献はウェブでは読めそうもありません。興味のある方はリザイが調査して小論をウェブにアップしているので、そちらをご覧ください(25)。

ミクログリアは脳虚血性発作などで神経組織が損傷を受けたような場合、図161-6右上図のようにまわりから集まってきて当該部位の修復を行います。このような細胞の行動をみると、この細胞がマクロファージ/モノサイト系であることは容易に想像できて、19世紀からそう考えられていたのですが、なかなかきちんと証明することは困難で、この系統の細胞に特異的な抗体の開発をはじめとして(図161-6下の2枚の図など)ようやく20世紀末頃から研究が進み、現在ではミクログリア細胞が血液幹細胞オリジンのマクロファージ/モノサイト系の細胞であることが明らかになっています(26-30)。

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ウィキメディアコモンズより 上の写真 ラット大脳皮質において実験的に虚血部位を作成し、ミクログリア細胞がその位置に集合してくる様子を撮影 (投稿者 Mary Antipova) 下左 レクチン染色(茶色)にポジティヴなのがミクログリア細胞 (投稿者 Grzegorz Wicher) 下右 ラット脳細胞の混合培養をコロニン1a 抗体でミクログリア細胞を赤く染めた 緑色に染まっているのはアルファ-インターネキシンを染めたものでニューロン (投稿者 Gerry Shaw)

ジンホユー(図161-7)らの研究によって、胎生期のミクログリアは卵黄嚢の前駆細胞が脳に移転することによって形成されることがあきらかになりました。また彼らは移転した細胞は成体になっても機能するとしています(23、31)。しかし卵黄嚢由来の細胞だけでミクログリアが形成されるわけではなく、発生のステージにともなって順次血液で脳に前駆細胞が運ばれてきます。胎仔に肝臓が形成されるとミクログリアの前駆細胞は胎仔肝で形成され、成体では骨髄で形成されます(ただし成体の場合は主として炎症・変性・慢性ストレスなどの病的状態が発生した場合に限られるようです)。これらがミクログリアのソースとなっています。すなわちミクログリアのオリジンは血液幹細胞由来のマクロファージ/モノサイト系の細胞であることが明らかになりました(図161-7)。血液幹細胞は中胚葉由来ですから、ミクログリアはニューロン、アストロサイト、オリゴデンドロサイトなどの外胚葉由来の細胞とは全く異なる系統の細胞です。

1617a

図161-7 ミクログリアの発生的起源
ジンホユー博士の写真は大阪大学のサイトより マウスの写真はウィキメディアコモンズより その他は自作のイラスト Eは胎生E日を示す

中枢神経系のミクログリアは神経細胞に異常が見つかると、突起を伸ばしたり移動したりして接近し、病原体を排除したり、老廃物を吸収したり、死細胞を貪食によって取り除くという作業を行います。この他にもシナプスを無効化したり、各種サイトカインを放出したりなど様々な機能を担っています(30)。

ここまでメジャーなグリア細胞3種について述べてきましたが、それ以外のグリア細胞についても少しだけ言及しておきます。

まず上衣細胞(Ependymal cells)ですが、これは脳室の壁を構成する上皮細胞です。繊毛を持ち脳脊髄液流を引き起こすという機能の他、脳脊髄液と神経細胞などとの物質移動や老廃物廃棄の役割を担っていると考えられていますが、まだ未知の機能もありそうです(32)。放射状グリア細胞(radial glial cell)は実際には神経幹細胞で、アストロサイト、オリゴデンドロサイト、ニューロンなどを細胞分裂によって生成します(33)。後葉細胞(Pituicytes)は脳下垂体後葉に存在するグリア細胞で、後葉におけるホルモンの分泌調節に関与していると考えられています(34)。Tanycyte は上衣細胞の一種と考えられていますが、その機能はまだよくわかっていません。衛星細胞は筋肉にも同じ名前の細胞がありますが、それとは別で、ここで言う衛星細胞は神経節にあって神経細胞体を取り巻いている細胞です。腸グリア細胞(Enteric glial cells)は腸周辺の神経細胞をサポートしている細胞です(35)。

参照

1)Alexei Verkhratsky, Margaret S. Ho, Robert Zorec, Vladimir Parpura, The Concept of Neuroglia., Adv Exp Med Biol., vol.1175: pp.1-13. (2019)
doi:10.1007/978-981-13-9913-8_1.

2)Frank W. Stahnisch, Andrew G. M. Bulloch, Mihaly (Michael von) Lenhossek (1863-1937), J Neurol vol.258: pp.1901-1903 (2011)
doi: 10.1007/s00415-011-6035-8

3)Lenhossek M (1895) Der feinere Bau des Nervensystems im Lichte neuester Forschungen (2nd rev. Ed.), Kornfeld, Berlin

4)脳科学辞典:グリア細胞
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%B4%B0%E8%83%9E

5)Wikipedia: Glia
https://en.wikipedia.org/wiki/Glia

6)Inês Lago-Baldaia, Vilaiwan M. Fernandes and Sarah D. Ackerman, More Than Mortar: Glia as Architectsof Nervous System Development and Disease., Frontiers in Cell and Developmental Biology, Volume 8, Article 611269, (2020) doi: 10.3389/fcell.2020.611269
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fcell.2020.611269/full

7)http://medcell.med.yale.edu/histology/nervous_system_lab/microglia_and_astrocytes.php

8)ウィキペディア:アストロサイト
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88

9)A H Cornell-Bell, S M Finkbeiner, M S Cooper, S J Smith, Glutamate induces calcium waves in cultured astrocytes: long-range glial signaling.
Science, vol.247(4941): pp.470-473. (1990) doi: 10.1126/science.1967852
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/1967852/

10)工藤佳久著 「脳とグリア細胞」 技術評論社 2011年刊

11)Wei Sun et al., Glutamate-Dependent Neuroglial Calcium Signaling Differs Between Young and Adult Brain., Science., vol.339(6116): pp.197–200. (2013) doi: 10.1126/science.1226740
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3569008/

12)M D Norenberg, A Martinez-Hernandez, Fine structural localization of glutamine synthetase in astrocytes of rat brain., Brain Res., vol.161(2): pp.303-310.(1979) doi: 10.1016/0006-8993(79)90071-4.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31966/

13)ウィキペディア:髄鞘
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%84%E9%9E%98

14)Fernando Pérez-Cerdá, María Victoria Sánchez-Gómez and Carlos Matute, Pío del Río Hortega and the discovery of the oligodendrocytes., Frontiers in neuroanatomy, vol.9, article 92., (2015) doi: 10.3389/fnana.2015.00092

15)Penfield, W., Oligodendrogliaanditsrelationtoclassicalneuroglia. Brain
vol.47, pp.430–452. (1924) doi:10.1093/brain/47.4.430

16)Gill, A.S. and Binder,D.K., Wilder Penfield, Pío del Río-Hortega and the
discovery of oligodendroglia. Neurosurgery vol.60, pp.940–948, (2007) doi:10.1227/01.neu.
0000255448.97730.34

17)脳科学辞典:ワイルダー・グレイヴス・ペンフィールド
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89

18)Wikimedia commons: Oligodendrocyte
https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Oligodendrocytes

19)Wikipedia: Oligodendrocyte
https://en.wikipedia.org/wiki/Oligodendrocyte

20) Wikimedia Commons:Oligodendrocyte HE stain high mag.jpg
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Oligodendrocyte_HE_stain_high_mag.jpg

21)脳科学辞典:オリゴデンドロサイト
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B4%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88

22)ウィキペディア:コレステロール
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB

23)Florent Ginhoux, Shawn Lim, Guillaume Hoeffel, Donovan Low and Tara Huber, Origin and defferentiation of microglia., Frontiers in Cellular Neuroscience, vol.7 article 45 (2013), doi: 10.3389/fncel.2013.00045

24)Rio-Hortega,D., “Microglia,” in Cytology and Cellular Pathology of the Nervou sSystem, Vol.2, ed W.Penfield, (NewYork, NY: P.B. Hoeber,Inc.), pp.482–534. (1932).

25)Payam Rezaie, Mesoglia and Microglia, Evernote Web (2012)
https://ibro.org/wp-content/uploads/2018/07/Mesoglia-and-Microglia.pdf

26)W F Hickey, and H Kimura, Perivascular microglial cells of the CNS are bone marrow-derived and present antigen in vivo., Science. vol.239(4837): pp.290-292. (1988)
doi: 10.1126/science.3276004

27)Hitoshi Honda, Hiromitsu Kimura, Willys K.Silvers, Abdolmohammad Rostami, Perivascular location and phenotypic heterogeneity of microglial cells in the rat brain., Journal of Neuroimmunology, col.29, pp.183-191 (1990) https://doi.org/10.1016/0165-5728(90)90161-F
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/016557289090161F

28)Nico van Rooijen, William F Hickey, Geoff Preidisa, Violeta McGaughya, Hematogenous macrophages express CD8 and distribute to regions of lesion cavitation after spinal cord injury., Experimental Neurology vol.182, issue 2, pp.275-287 (2003) https://doi.org/10.1016/S0014-4886(03)00120-1
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0014488603001201

29)Rezaie P., Microglia in the human nervous system during development. Neuroembryology vol.2: pp.18-31. (2003) https://doi.org/10.1159/000068498
http://oro.open.ac.uk/2607/

30)脳科学辞典:ミクログリア
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%A2

31)Morgane S Thion, Florent Ginhoux, Sonia Garel, Microglia and early brain development: An intimate journey, Science vol.362(6411): pp.185-189. (2018) doi: 10.1126/science.aat0474
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30309946/

32)脳科学辞典:上衣細胞
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E4%B8%8A%E8%A1%A3%E7%B4%B0%E8%83%9E

33)脳科学辞典:放射状グリア細胞
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%8A%B6%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%B4%B0%E8%83%9E

34)Wikipedia: Pituicytes
https://en.wikipedia.org/wiki/Pituicyte

35)Kristine Novak, What do enteric glial cells do? The AGA Journals Blog. (2014)
https://journalsblog.gastro.org/what-do-enteric-glial-cells-do/

 

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2021年10月18日 (月)

ショパンコンペティション2021 ファイナリスト決定

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Finalists

1. Leonora Armellini, Italy
2. J J Jun Li Bui, Canada
3. Alexander Gadjiev , Italy/Slovenia
4. Martin Garcia Garcia, Spain
5. Eva Gevorgyan, Russia/Armenia
6. Aimi Kobayashi, Japan
7. Jakub Kuszlik, Poland
8. Hyuk Lee, South Korea
9. Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada
10. Kamil Pacholec, Poland
11. Hao Rao, China
12. Kyohei Sorita, Japan

愛実さんや反田さんは私を「ゾーン」には導いてくれません。都響音楽監督の大野さんもそうですが、彼らはいつも覚醒していて、夢の中で別世界に飛翔するということはありません。私としては進藤さんやカティンさんにファイナリストになってほしかったのですが、彼らの解釈はポーランドでのショパン観に合わなかったのでしょう。皆さんの今後のご活躍を祈っています。

 

 

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2021年10月17日 (日)

Simple Japanese expressions

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If you need to communicate to Japanese (but do not know the words), these may be useful.
Of course, following 5 words may be more pivotal:
Thank you = arigato,
Excuse me = shitsurei shimasu,
Hello = kon nichiwa,
Good-bye = sayonara,  and
Good to meet you = hajime mashite

Japanese, a, i, u, e, o, ought to be pronounciated always as a, i, u, e, o.
Not to be pronounciated as ei, ai, you, ∧, i:, ou etc.
Repeat twice is must.
These may not be authentic, but are surely understandable.

I am delightful.
= (I am) run run, uki uki

I am glad.
= niko niko

I feel sad.
= shiku shiku

I feel thrill or anxiety.
= hara hara

I have regrets.
= kuyo kuyo

I get angry.
= puri puri, pun pun

I can not understand.
= chimpun kampun

Not so good, not so bad.
= botsu botsu

I am exhausted
= bate bate

I am hungry.
= peko peko (onaka)

I am thirsty.
= kara kara (nodo)

I feel sore.
= itai itai

I get the shivers
= buru buru, zoku zoku

My heart flutters
= doki doki

I am scared
= biku biku

I am nervous
= piri piri

I feel dizzy
= kura kura

I am going to vomit
= gero gero (don't pronounciate as jero jero) shitai

I have no money.
= sukkara kan

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2021年10月16日 (土)

進藤実優 驚異の名演

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セミファイナル 進藤実優 驚異の名演 🎵
14分17秒からが特に・・・・・

これはもう優勝するしかない

https://www.youtube.com/watch?v=S4zdJf-gHSE

インタビュー

https://www.youtube.com/watch?v=PbXh9t3aOMk

日本語

https://www.youtube.com/watch?v=BNFQRF4wsOo

 

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2021年10月14日 (木)

ショパンコンペティション2021 セミファイナル

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ショパンコンペティション2021 セミファイナル

(日本時間)

 

🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 

 

10/14 ()

17:00  Szymon Nehring  シモン・ネーリング (ポーランド)
https://www.youtube.com/watch?v=qiOLn8BiZxY

18:00  Kamil Pacholec カミルパホレツ(ポーランド)
https://www.youtube.com/watch?v=fuI915DPJr4

19:20  Hao Rao ハオ・ラオ(中国)
https://www.youtube.com/watch?v=k5oDdDMznh8

20:20  Miyu Shindo 進藤実優(日本)
https://www.youtube.com/watch?v=Bq_tmfXqOos

 

10/15(金)

0:00  Kyohei Sorita  反田恭平(日本)
https://www.youtube.com/watch?v=7izf5tSd-Vo

1:00  Hayato Sumino  角野隼斗(日本)
https://www.youtube.com/watch?v=uuhElaEJbQA

2:20  Andrzej Wierciński  アンジェイ・ヴェルチンスキ(ポーランド)
https://www.youtube.com/watch?v=7i_iLlTMzNM

3:20  Piotr Alexewicz  ピオトル・アレクセヴィチ(ポーランド)
https://www.youtube.com/watch?v=wqAleUP-Tdc

17:00  Leonora Armellini  レオノーラ・アルメッリーニ(イタリア)
https://www.youtube.com/watch?v=jtLpSSDa1v4

18:00  J J Jun Li Bui  ジュン・リ・ブイ(カナダ)
https://www.youtube.com/watch?v=VG_DJxMuV34

19:20  Michelle Candotti  ミシェル・カンドッティ(イタリア)
https://www.youtube.com/watch?v=DOxprHUf_jw

20:20  Yasuko Furumi  古海行子(日本)
https://www.youtube.com/watch?v=A330QdGdPF4

 

10/16(土)

0:00  Alexander Gadjiev  アレクサンデル・ガジェヴ(イタリア)
https://www.youtube.com/watch?v=cCFUym41Ugs

1:00  Avery Gagliano  エイヴリーガリアーノ(アメリカ)
https://www.youtube.com/watch?v=B-y-XG2U_qw

2:20  Martin Garcia Garcia  マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)
https://www.youtube.com/watch?v=gR9uh0Vx_oQ

3:20  Eva Gevorgyan  エヴァ・ゲヴォルギアン(ロシア)
https://www.youtube.com/watch?v=1Ma8OJZEC1k

17:00  Nikolay Khozyainov  ニコライ・ホジャイノフ(ロシア)
https://www.youtube.com/watch?v=QBF5OBYJaHY

18:00  Su Yeon Kim  キム・スー・ヨン(韓国)
https://www.youtube.com/watch?v=PEiJNyen45c

19:20  Aimi Kobayashi  小林愛美(日本)
https://www.youtube.com/watch?v=pJcPg1WEfXs

20:20  Mateusz Krzyżowski  マテウス・クシュゾフスキー(ポーランド)
https://www.youtube.com/watch?v=wQH66TrrK74

 

10/17(日)

0:00  Jakub Kuszlik  ヤクブ・コシュリク(ポーランド)
https://www.youtube.com/watch?v=UDeXILNP-3E

1:00  Hyuk Lee  イ・ヒョク(韓国)
https://www.youtube.com/watch?v=SVikZk42MIE

2:20  Bruce (Xiaoyu) Liu  ブルース・シャオユー・リュー(カナダ)
https://www.youtube.com/watch?v=0ev9NzuZBlg

 

🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 

 

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2021年10月13日 (水)

TPPの明日

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環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)
批准国(濃緑)、署名国(薄緑)、加盟申請国(黄土色)
(ウィキペディアの図をペルーだけ改変)

報道ステーションで岸田総理の話を聞きました。箸にも棒にもかからない安倍や菅に比べれば、数段ましな人物とはみました。彼の言葉で興味を引いたのは官民共同で新規産業を推進するという方針です。日本はここ30年で敗戦につぐ敗戦を重ね、故立花隆氏は「今の日本は太平洋戦争と同じ敗戦への道を歩んでおり、もうミッドウェー海戦は終わって、山本五十六が死亡した頃だ」と10年前に言っていたそうです。それにイノベーションは願望だけでなしとげられるものではなく、科学技術のインフラがしっかりしていないと、湧き上がってこないのです。小泉政権以来、大学いじめはずっと続いていて、世界における日本の科学技術は論文数など様々な統計でずるずると後退してきました。

それで日本は世界から取り残され、株式はほとんど国と世界資本が支配するという末期的な状態になりました。岸田総理が言ったのは、経済を民間だけにまかせていてはボロ負けになるので、国家が全力で関与するということでしょう。これは「自由で開かれた」というTPPの精神に背を向ける姿勢であることは明らかです。私はそれを批判したいのではなく、むしろこの30年間自由主義でやってきたために日本はボロボロになってしまったので、今頃気がついたのかとあきれるだけです。なのにTPPで自由で開かれた貿易をめざすなどとまだ(表向きは)発言しているわけです。

私は水野和夫の信奉者で、日本は足らざるところを補うため「閉じた経済圏を確立した国家連合(水野さんは帝国と言っています)」をつくって生き延びるべきだと思います。自民党の甘利幹事長が造ったTPPは米国の離脱によって、ひょうたんから駒となり、まさしく「閉じた経済圏を確立した国家連合」らしきものが偶然形成されるという幸運に恵まれました。これでロシアが参加すれば完璧です。

ところがなんと英国、中国、台湾が参加を申請してくるという難題が降ってわいてきました。岸田総理はこの問題に適切に対処しなければなりません。私は中国・台湾の国内問題が持ち込まれるのは大いに迷惑だと思いますし、中国と米国とは管理貿易で付き合うべき巨大国家だと思います。「閉じた国家連合」に加入させるには両国とも巨大すぎます。農業・医療・ガス・水道・電気まで支配されてはたまりません。英国の加入もここを守れれば可能ということでしょう。

今年から左翼政権のペル-が8つめのTPP参加国となりました。これは日本にとってはとてもラッキーで、将来米国が参加を申請してきたときに、TPPから米国を排除する上で助けになるかもしれません。日本が排除したとなると角が立つので、ペルー主導でやってもらえると有難い。

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2021年10月11日 (月)

サラとミーナ256:そこでは眠らないで欲しい

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ミーナとは3日で友人になれましたが、サラとは友人になるのに10年くらいかかりました。それまではむしろ同居人に近い存在でした。私に対しても多少の遠慮があったのですが、今やそれはなくなり私が座るはずの場所を占拠して眠っていることもしばしばです。

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定期健康診断を受けました。私は血管が細いという身体的欠陥があり、今回も採血を失敗したあげく、手首からの採血となりました。採血のトラブルには慣れているので、時間がかかってもあまりストレスは感じなくなりました。

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2021年10月 8日 (金)

法人を使った情報工作

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非常に重要な情報なのでコピペしておきます。

==============

記事元:https://johosokuhou.com/2021/10/07/52079/

安倍政権や菅政権の擁護を繰り返し、野党批判の情報を流し続けていたツイッターの大手政治アカウント「Dappi(@dappi2019)」に対する開示請求が行われた結果、法人だった疑惑が浮上しています。

(管理人:誹謗中傷とは たとえば、国会での安倍晋三元首相とのやりとりの一部分を取り上げ、「自分が話を聞いてなかったのに逆ギレする小西が哀れ」などどいったたぐいのものです)

立憲民主党の小西ひろゆき議員は Dappi(匿名アカウント)から名誉毀損で攻撃的なツイートを受けたとして開示請求を実施したと明かした上で、発信者は法人だったと言及。このツイートは7000回以上もリツイートされ、政治界隈で話題となっています。

今までも政治系のツイッターアカウントの運営に法人が関与しているのではないかと言われていましたが、小西議員の開示請求によってそれが証明された形です。Dappiは2019年6月からツイッターアカウントの運用を開始し、現在はフォロワー数が15万を超える政治系の大手アカウントとして知られています。過去には国会議員にしか提供されていないと言われている資料をアップしたこともあり、「与党関係者が運用しているのでは」などと噂されていました。

小西ひろゆき氏(立憲民主党所属参議院議員):
TwitterアカウントDappi(@dappi2019)の名誉毀損のツイートについて、東京地方裁判所の発信者情報開示を認める判決を受けて、プロバイダから発信者情報(法人名、所在地 等)が開示されました。本日、発信者に対し、損害賠償等を求める訴訟を東京地方裁判所に提起いたしました。

==============

管理人:最近はネット上の誹謗中傷に関して重罪が課せられるようになりました。小西さんの場合のように、法人がこれを行った場合どのように処罰されるのか関心があります。それにこれは単なる個人への誹謗中傷ではなく、おそらく政権政党の筋の団体が野党をおとしめるために組織的な謀略活動を行っていることが明らかになったわけです。

自民党はこれだけではなく、様々なSNSや情報関連企業に手を伸ばしてウェブの隅々を統制しようとしているふしがあります。

会社が製品をモンスタークレーマーにウェブ上でけちをつけられたときに、そのサイトを潰すために会社はさまざまな手をつかいます。クレームに反論することはもちろん、似たようなサイトをどんどん作って人を分散する、意味のない書き込みを大量に行って読者にサイトを離れさせる、気持ちの悪い書き込みで見たくないようにする・・・などのダーティな作業も行います。このような会社を作って、または使って野党寄りのサイトを潰す作業を行うことが可能です。私はこれは実際に行われていると確信しています。会社が例文を作ってアルバイトが書き込むので、これはその例だなとわかることもあります。

Dappiやその種の会社に渡っているお金はどこから支払われているのでしょう。ダーティな情報工作は表には出せないので裏金で仕事をさせているのでしょう。最も可能性が高いのは○○機密費です。

10月11日 追加情報 💢💢💢 ↓↓

野党をフェイク攻撃してきた有名ネトウヨ「Dappi」の正体は自民党が主要取引先のウェブ制作会社だった!
https://lite-ra.com/2021/10/post-6045.html

 

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2021年10月 7日 (木)

Chopin Piano Competition 2021

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ショパンコンペティション2021がたけなわです。

(敬称略 失礼をお許しください)

日本人ピアニストも14人が本選に出場しています。ものすごくレベル高そうです。牛田智大は実に堂々たる演奏で巨匠感すらありますが、あまりに立派な演奏なので聴いていて押しつぶされそうな圧迫感もあります。玄人受けしそうな正統派ピアニストなので、日本人の中から優勝者が出るとすれば彼かな。

 

私が個人的に聴きたいピアニストは他に居て

角野隼斗(すみのはやと)
玄人受けしそうにありませんが、宇宙的な音の人。現代のホロヴィッツという人もいます。いくら強い音でも、この人の場合押しつけられるのではなく導かれる なぜだろう???
https://www.youtube.com/watch?v=7_T5cgWz5Us
2時間39分くらいから(1次予選2021↑)

Rapid access
https://www.youtube.com/watch?v=DtnljX1bjRs

 

竹田理琴乃(たけだりこの)
小さな部屋で情緒にどっぷり浸りたい感のある人。あと動物を友として生きている人にしかわからない、不思議な共感を感じます。コンペティションがどんな結果であっても自らの道を迷わず突き進んで欲しい。
https://www.youtube.com/watch?v=Ch5jVN3dvZ8
4時間1分くらいから(1次予選2021↑)

Rapid access
https://www.youtube.com/watch?v=aFqjPfnhtRY

 

進藤実優 (しんどうみゆ)
いろんな風に吹かれながら弾いているような鋭い感性の人。魔術師のような自在な表現が満載されているピアニズム。ショパンの演奏に関してはある意味正統派。
https://www.youtube.com/watch?v=Ch5jVN3dvZ8
トップバッター(1次予選2021↑)

 

牛田智宏のすごさはこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=lZCZI_UT50w

もちろんコンクールの公式サイトは立派ですが、エディクラッシックのサイトはアプローチしやすいです。
https://edyclassic.com/10912/

その他の本選出場者

古海行子 (Yasuko Furumi)
https://edyclassic.com/10912/#i-4
https://columbia.jp/artist-info/furumiyasuko/prof.html

原沙綾 (Saaya Hara)
https://edyclassic.com/10912/#i-5
https://twitter.com/saaya_hara?lang=ja

五十嵐薫子 (Kaoruko Igarashi)
https://edyclassic.com/10912/#i-6
https://enc.piano.or.jp/persons/5699

今井理子 (Riko Imai)
https://edyclassic.com/10912/#i-7
https://twitter.com/ricoimai

伊藤順一 (Junichi Ito)
https://edyclassic.com/10912/#i-8
https://magcul.net/250605

岩井亜咲 (Asaki Iwai)
https://edyclassic.com/10912/#i-9
https://twitter.com/asaki_pf

小林愛実 (Aimi Kobayashi)
https://edyclassic.com/10912/#i
https://twitter.com/aimi_piano

京増修史 (Shushi Kyomasu)
https://edyclassic.com/10912/#i-8
https://twitter.com/disneyshuchan

沢田蒼梧 (Sohgo Sawada)
https://edyclassic.com/10912/#i-11
https://mobile.twitter.com/sohgo_sawada/with_replies

反田恭平 (Kyohei Sorita)
https://edyclassic.com/10912/#i-12
https://www.kyoheisorita.com/

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2021年10月 5日 (火)

続・生物学茶話160:グリア細胞 その1 研究史・起源と進化

グリア細胞とは何かについて定義や分類からアプローチするには文献(1)がありますが、ここでまずチュヴェタルらが出版した文献(2)の記述をたどって研究のルーツの探索からはじめることにしました。

1601a

図160-1 グリア細胞の存在に19世紀またはそれ以前から気づいていた人々
(肖像はウィキペディアより)

チュヴェタルらによれば、グリア細胞について最初にきちんと認識したのは18世紀の神経生理学者 Albrecht von Haller (図160-1)だそうで、彼は神経組織には刺激や感覚とは関係のない間を埋める組織 (Zellgewebsfaser = cell tissue fibre)が存在し、Zellgewebe = cellular tissue を構成していると述べているようです。古い文献を調査してこのことを発掘したのはコンスタンツ大学の院生で、私はオリジナルの文献(学位論文)を見ていません。しかしチュヴェタルらはフォン・ハラーが最初の真正な神経生理学者だと高く評価しています。

次の重要人物はアンリ・デュトロシェ (Henri Dutorochet、図160-1) で、半透膜で隔てられた液体間の濃度の差によって浸透圧が発生することを示したことで有名ですが(3)、彼はまたカエルやカタツムリの脳のガングリオンを包むように存在する細胞のクラスターを報告しており(4、5)、彼がグリア細胞の発見者であると考える人々もいるようです。約100年経過してからシュタドニカ(Studniˇcka)が検証して、デュトロシェが報告したのはミクログリアであるとしています(6)。私はこれらの文献にはアクセスできていないので、チュヴェタルらの受け売りです。図160-1にはメダルのような肖像をウィキペディア(7)から拝借しましたが、彼は植物学者でもありその方面でも有名らしく、ガーデニングのサイトに肖像画がありますので、興味のある方はそちらをご覧ください(8)。

19世紀になって最初の重要人物はガブリエル・ヴァレンティン(図160-1)です。ヴァレンティンは神経組織は神経細胞体と神経線維に加えて、線維または糸状の中間体で構成されるというモデルを提唱しました(9)。文献9を少し探しましたがみつかりませんでした。彼が優れていた点はその線維または糸状の中間体が細胞間物質ではなく細胞そのものであると認識していた点です(1)。

ニューログリアという言葉を最初に使ったのは、ビスマルクと敵対する進歩党を創設した政治家としても有名な、病理学者のルドルフ・フィルヒョウとされています(10、11、図160-1)。彼はグリアが他の結合組織とは性質が異なることを認識していました。彼のアイデアの基盤にはロキタンスキーの一連の論文があるらしいですが、フィルヒョウは教科書を書いていたのでそれを読んだ学生の間で定着し、彼がニューログリアという概念の創始者とされたようです(1、12)。

カール・ベルクマンは小脳のプルキンエ細胞を包む大規模なニューログリアの集積を発見しました(13、図160-1)。この論文はドイツ語ですが言語が理解できる人はフリーで読めます。ベルクマンが発見したこのグリア細胞群はバーグマングリアという名前で現在も使われています。脳科学辞典のサイトに美しい写真もあります(14)。オットー・ダイテルスは20才台で夭逝してしまった科学者ですが(図160-1)、まだゴルジ染色もないような時代にアストロサイトの美しいスケッチを残しました(15、図160-2左図)。文献15の論文(死後友人達が完成した)は318ページもある長大な論文で、いかに彼が情熱的に脳科学に取り組んでいたかに驚かされます。スケッチは論文の末尾のあたりにまとめられています(15)。彼は腸チフスで亡くなったそうですが(16)、生きていればラモン・イ・カハール(図160-1)のような偉大な科学者になっていたことでしょう。誠に残念な夭逝でした。ラモン・イ・カハールは神経細胞だけでなく、バーグマングリアと関係が深い放射状グリア細胞のスケッチも残しています(17、図160-2中図)。ランヴィエ絞輪(18、19、図160-2右図 e)はグリア細胞のひとつの形態であり、ランヴィエ(図160-1)が発見した構造です。

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図160-2 グリア細胞 研究黎明期の図版
Otto Deiters の図版:Deiters, O. Untersuchungen uber Gehirn und Ruckenmark des Menschen und der Saugethiere; Vieweg: Braunschweig, Germany, 1865. よりアストログリア細胞の描画図
Ramo´n y Cajal の図版:Ramo´n y Cajal, S. Histologie du syste`me nerveux de l’homme et des verte´bre´s. Paris: Maloine; 1911:Vol. 2, p. 859. よりラジアルグリアの描画図
Rouis Ranvier の図版:ランヴィエによる神経鞘の顕微鏡写真 e がランヴィエ絞輪

ラモン・イ・カハールやルイ・ランヴィエが確固たる基礎を築いて以降、グリア細胞について膨大な知見が蓄積しましたが、それはとりあえず置いて、まずグリア細胞が進化の過程でどのように変化してきたかについて概観します。脳は神経細胞が集積してできている臓器なのですが、現在ではその認識はある意味で間違いであることがわかっています。というのはヒト脳のグリア細胞の数は神経細胞の数の50倍くらいになるからです。グリア細胞は神経細胞が正常に機能するようにさまざまなサポートをしているほか、自身もシグナル伝達の一部を担っているとされています(20)。

ではグリア細胞がないと神経細胞は何もできないのでしょうか? 有櫛動物(フウセンクラゲ・カブトクラゲ・ウリクラゲなど)や刺胞動物(ミズクラゲ・エチゼンクラゲ・ヒドラ・イソギンチャク・サンゴなど)はそれぞれ多くの神経細胞は持っていますが、グリア細胞は報告されていません。

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図160-3 神経系の進化とグリア細胞
A. Bery et al (ref.21) の図を参考に作成しました

左右相称動物の中では最も原始的とされている無腸動物にはウィキペディアでは中枢神経系はないとされていますが、その分野の研究者によれば、確かに脳が存在しグリア細胞らしきものもみられるとしています(21)。ここでは彼らを信用して左右相称動物は集中神経系を持ち、グリア細胞も保有するとしておきます(図160-3)。無腸動物なんてめずらしい動物で見たことがないと私も思っていましたが、熱帯魚などを飼っている人にはお馴染みらしく、しばしば水槽に大発生して悩みの種だそうです(22、23)。

なぜ散在神経系の有櫛動物・刺胞動物はグリア細胞を持たず、左右相称動物が出現して集中神経系が形成されると、とたんにグリア細胞が出現したのかはよくわかりません。ただ散在神経系とは言っても、ランダムにどの場所にあってもいいわけじゃないですし、それぞれ活発に活動してもいるので、グリア細胞がないというのは形態学的に識別できないだけで、実は相当する機能をある程度果たしている細胞があると考える方が適切だとは思います。

扁形動物には確実に中枢神経系・脳が存在します(24-26)。扁形動物におけるグリア細胞は間充織系すなわち中胚葉系の細胞であるとされています(24、25)。私たちの脳にもミクログリアという中胚葉系の細胞がありますが、無脊椎動物のグリア細胞との関係はわかりません。Roberts-Galbraith らがプラナリアのグリア細胞の電顕写真をアップしていますがわかりにくい感じです(26)。ただプラナリアではグリア細胞がかなり発達しているような感じはうかがえます。Biserova が条虫(サナダムシ)の脳の電顕写真を提供してくれていて、その中にグリア細胞の写真もありました(25、図160-4)。これはとてもわかりやすいです。ミエリンのような構造も見えます。ただ専門家の立場から言えば、これはナイフマークのある写真で、「ちゃんとナイフを研いで使えよ」と言いたくはなりますが。

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図160-4 扁形動物の脳にみられるグリア細胞

C.エレガンス(線形動物)では神経細胞がきっちり外胚葉性のグリア細胞で覆われている感じになります。グリア細胞は神経細胞の機能をサポートするだけでなく、神経細胞の発生にも必要であることがわかっています(27、28)。図160-5では喉の周囲にあるリング状の脳の裏表がグリア細胞によって覆われていることが示されています。このグリア細胞が神経細胞のラインと分かれて分化するためには、 lin-26 という遺伝子の発現が必須です(29)。C.エレガンスのグリア細胞は、特に表層の感覚器の発生や神経細胞とのつながりを形成するために必要なようです(30)。

図160-5のCEPsh グリア細胞のうち腹側の細胞はネトリンを分泌していて、軸索の誘導を制御していますし、その他にも神経細胞の機能を様々な形で制御しているようです(30)。

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図160-5 線虫(Caenorhabditis elegans)の脳とグリア細胞
S. Shaham (ref.28) の図を参考に作成しました

あまり実験動物としてポピュラーではありませんが、脳神経科学の研究にはよくヒルが使われます。それはヒルが損傷した神経を修復する能力を持っているからです。これは更地から作り直すプラナリアなどとは異なる能力です(31)。医学の見地からも興味深い生物でしょう。

ヒル(環形動物)は体の前端と後端に脳を持っていて、これはヒルが前後の吸盤を使って動くことと関係しているのでしょう。私たちと同じく前後に1本の脊髄のような太い神経束が伸びていて、体節ごとにガングリオンがあり、そこから側方に神経が伸びています(図160-6)。C.エレガンスにはこのような構造はありません。神経束をカバーするマクログリア細胞、ガングリオンの神経細胞を包むパケットグリア細胞、ガングリオンの中央にあるニューロピルグリア細胞(ジャイアントグリア細胞)、神経叢全体にくっついて存在しているミクログリア細胞など、さまざまに分化したグリア細胞が認められます(31-33、図160-6)。

損傷した神経を修復する際には、ミクログリア細胞が中心となって修復活動を行うようで、これは脊椎動物でも大規模な損傷は修復できませんが、細胞レベルでの貪食による整理、病巣部に移動してさまざまな処理をするなどマクロファージ的な活動を行っていることから、両者のミクログリア細胞は類似していると言えるでしょう(34)。

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図160-6 ヒルの神経系とグリア細胞
A:Nervous systems, The leech による
http://nervoussystemphyla.weebly.com/the-leech---hirudo-medicinalis.html
B:Le Marrec-Croq et al (ref.31) による
C:J. Deitmer et al (ref.32) による

昆虫の場合変態の際に神経系を大規模に作り直さなければいけないわけですが、これにもグリア細胞が貪食や誘導など大きな役割を果たしていることが知られています(35)。アウらはショウジョウバエのグリア細胞を中枢系は1.コーティカルグリア(コーテックスグリア):軸索が密集する神経叢以外の場所にある、2.サーフィスグリア:脳の外側を包んでいる、3.エンシーシンググリア:神経叢の一番外側の部分で神経叢を包むように存在する、4.アストロサイトグリア:神経叢の内部にも複雑に侵入している・・・の4種からなり、末梢系は軸索とシナプス前終末を包み込むペリフェラルグリアからなるとしています(36、図160-7)。さらに図160-7の挿入図のような細かい分類も行っています。

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図160-7 ショウジョウバエのグリア細胞
J.Ou et al (ref.36) による

参照

1)Alexei Verkhratsky, Margaret S. Ho, Robert Zorec, Vladimir Parpura, The Concept of Neuroglia., Adv Exp Med Biol., vol.1175: pp.1–13. (2019) doi:10.1007/978-981-13-9913-8_1.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31583582/

2)Alexandr Chvátal and Alexei Verkhratsky, An Early History of Neuroglial Research: Personalities., Neuroglia, vol.1, pp.245–281 (2018); doi:10.3390/neuroglia1010016
https://www.researchgate.net/publication/327066936_An_Early_History_of_Neuroglial_Research_Personalities

3)ウィキペディア:アンリ・デュトロシェ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A7

4)Dutrochet, M.H. Recherches Anatomiques et Physiologiques sur la Structure Intime des Animaux et des Végétaux,et sur leur Motilité; J.B.Bailliere: Paris, France, 1824.

5)Dutrochet, M.H. Mémoires Pour Servir a L’historie Anatomique et Physiologique des Végétaux et des Animaux. II;J.-B. Bailliere: Paris, France, 1837; p. 688.

6)Studniˇcka, F.K. Aus der Vorgeschichte der Zellenteorie. H. Milne edwards, H. Dutrochet, F. Raspail, j.E.Purkinje. Anatomischer Anzeiger 1932, 73, 390–416.

7)Wikipedia: Henri Dutrochet
https://en.wikipedia.org/wiki/Henri_Dutrochet

8)The daily gardener: Henri Dutrochet
https://thedailygardener.org/otb20200204/

9)Valentin, G. Über den verlauf und die letzten enden der nerven. Nova Acta Academiae Caesareae Leopoldino-Carolinae Germanicae Naturae Curiosorum. Verhandlungen der Kaiserlich Leopoldinisch-Carolinischen Deutschen Akademie der Naturforscher 1836, 18, 51–240.

10)Virchow, R. Ueber das granulirte Ansehen derWandungen der Gehirnventrikel. In Gesammelte Abhandlungen zur WissenschaftlichenMedicin.; Virchow, R., Ed.;Meidinger Sohn & Comp.: Frankfurt, Germany, 1856; pp. 885–891.

11)ウィキペディア:ルドルフ・ルートヴィヒ・カール・フィルヒョウ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%92%E3%83%A7%E3%82%A6

12)Virchow, R. Die Cellularpathologie in Ihrer Begründung auf Physiologische und Pathologische Gewebelehre 20 Vorlesungen, Gehalten Während d. Monate Febr., März u. April 1858 im Patholog. Inst. Zu Berlin; AugustHirschwald: Berlin, Germany, 1858.
(英訳版:Virchow, R.L.K. Cellular pathology; John Churchill: London, UK, 1860)

13)Bergmann, C. Notiz über einige Structurverhältnisse des Cerebellum und Rückenmarks. Zeitschrift für Rationelle Medicin 1857, 8, 360–363.
https://www.networkglia.eu/sites/networkglia.eu/files/downloads/Bergmann-Notiz_ueber_einige_Structurverhaeltnisse_des_Cerebellum_und_Rueckenmarks.pdf

14)脳科学辞典:バーグマングリア
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%A2

15)Deiters, O. Untersuchungen über Gehirn und Rückenmark des Menschen und der Säugethiere; Vieweg: Braunschweig, Germany, 1865.
https://archive.org/details/untersuchungen00deit/page/318/mode/2up

16)Wikipedia: Otto Deiters
https://en.wikipedia.org/wiki/Otto_Deiters

17)Ramo'n y Cajal, S. Histologie du syste`me nerveux de l’homme et des verte´bre´s. Paris: Maloine; 1911:Vol. 2, p. 859.

18)Jean-Gaël Barbara, Louis Ranvier (1835-1922): the contribution of microscopy to
physiology, and the renewal of French general anatomy., J Hist Neurosci. vol.16(4): pp.413-431.(2007) doi: 10.1080/09647040600685503.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17966057/

19)Wikipedia: Node of Ranvier
https://en.wikipedia.org/wiki/Node_of_Ranvier

20)ウィキペディア: グリア細胞
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%B4%B0%E8%83%9E

21)Amandine Bery, Albert Cardona, Pedro Martinez, and Volker Hartenstein, Structure of the central nervous system of a juvenile acoel, Symsagittifera roscoffensis., Dev Genes Evol (2010) 220:61?76, DOI 10.1007/s00427-010-0328-2
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20549514/

22)ウィキペディア: 無腸動物
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E8%85%B8%E5%8B%95%E7%89%A9

23)卓也の海をのぞいてみよう! 初!無腸動物の大発生!(汗)
https://ameblo.jp/chikubitakuya/entry-10794860522.html

24)Sukhdeo SC, Sukhdeo MVK, Mesehnchyme cells in Fasciola hepatica (Platyhelmintes): Primive glia? Tissue Cell vol.26: pp.123–131 (1994)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/8171419/

25)Natalia M. Biserova, "Platyhelminthes: Neodermata" in Structure and Evolution of Invertebrate Nervous Systems, edited by Andreas Schmidt-Rhaesa, Stefen Harzsch,
and Günter Purschke, Oxford University Press (2016).
https://www.researchgate.net/publication/314917303_Platyhelminthes_Neodermata

26)R. H. Roberts-Galbraith, J. L. Brubacher, P. A. Newmark, A functional genomics screen in planarians reveals regulators of whole-brain regeneration. eLife 5:e17002 (2016)
https://elifesciences.org/articles/17002

27)Grigorios Oikinomou and Shai Shaham, The Glia of Caenorhabditis elegans. GLIA vol.59: pp.1253–1263 (2011)

28)Shai Shaham, Glial Development and Function in the Nervous System of Caenorhabditis elegans., Cold Spring Harb Perspect Biol 2015; 7(4): a020578, doi:10.1101/cshperspect.a020578.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25573712/

29)Labouesse M, Sookhareea S, Horvitz HR, The Caenorhabditis elegans gene lin-26 is required to specify the fates of hypodermal cells and encodes a presumptive zinc-finger transcription factor. Development vol.120: pp.2359–2368 (1994)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7956818/

30)Alexei Verkhratsky, SpainMargaret S. Ho, Vladimir Parpura, Evolution of Neuroglia., Adv Exp Med Biol., vol.1175: pp.15–44. (2019) doi:10.1007/978-981-13-9913-8_2.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31583583/

31)Françoise Le Marrec-Croq, Francesco Drago, Jacopo Vizioli, Pierre-Eric Sautière, and Christophe Lefebvre, The Leech Nervous System: A Valuable Model to Study the Microglia Involvement in Regenerative Processes., Clinical and Developmental Immunology Volume 2013, Article ID 274019, 12 pages
http://dx.doi.org/10.1155/2013/274019

32)J. Deitmer, C.R. Rose, T. Munsch, J. Schmidt, W. Nett, H-P. Schneider, and C. Lohr, Leech Giant Glial Cell: Functional Role GLIA vol. 28:pp.175–182 (1999)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10559776/

33)A.Nervous systems, The leech
http://nervoussystemphyla.weebly.com/the-leech---hirudo-medicinalis.html
https://journals.biologists.com/jeb/article/218/21/3353/14399/A-classic-model-animal-in-the-21st-century-recent

34)脳科学辞典:ミクログリア
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%A2

35)粟崎健 グリア細胞により指揮・実行される脳神経ネットワークのリモデリング
生化学 第84巻 第7号 pp.573-577 (2012)

36)Jiayao Ou, Yijing He, Xi Xiao, Tian-Ming Yu, Changyan Chen, Zongbao Gao, Margaret S. Ho, Glial cells in neuronal development: recent advances and insights from Drosophila melanogaster., Neurosci Bulletin, vol.30(4): pp.584–594. (2014)
DOI: 10.1007/s12264-014-1448-2
https://www.researchgate.net/publication/263863184_Glial_cells_in_neuronal_development_Recent_advances_and_insights_from_Drosophila_melanogaster

 

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2021年10月 3日 (日)

サラとミーナ255:晩年をのんびりとすごすミーナ

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所定のベッドで昼寝するミーナ。サラはせっかくベッドを置いてもそこには来ません。自分が「発見」した寝心地のよい場所で寝ます。ミーナは体重はすっかり減りましたが、介護食などを食べていて、特に元気がないということはありません。

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ソファーにはなんとか自力で上がれるので、私の足にアゴを置いて休むのも好きです。

次回の都響は「ツァラトゥストラはかく語りき」ということで、予習としてニーチェの件の本を読んでいるのですが、ひとつわかったことはニーチェ=ツァラトゥストラは猫が嫌いだということです。狡猾なコソ泥というくらいの理解しかないのです。ちなみにツァラトゥストラのペットは鷲と蛇です。

 

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2021年10月 1日 (金)

堀米ゆず子の変幻自在

Imghorigome

2017年11月に池袋芸劇で開催された、小泉指揮都響演奏会でソリストを務めた堀米ゆず子さんのブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番が、繊細かつ自由闊達な演奏で大変素晴らしかったので、もう一度聴きたくて画像の右側のエクストンのCDを購入しました。これはラザレフ指揮日フィルとの共演です。
http://morph.way-nifty.com/grey/2017/11/with-b04b.html

ところが都響との演奏とは違ってガッチガチの堅苦しい演奏で、がっかりして一度きいたきりだったんですが、最近彼女がシモノフ指揮ロイヤルフィルと演奏したメンブランのCDがあることを知って、おそるおそる購入して聴いてみました(左側)。するとこれは with 都響とも、with 日フィルとも異なる、実にやわらかくゆったりとした叙情的な表現で、気に入っていた都響との演奏会とはまた違った意味で感動しました。

同じ演奏家とは思えないくらい違う表現だったので、演奏時間を見てみると、

日フィル版:
第1楽章 7分51秒
第2楽章 8分31秒
第3楽章 7分59秒

ロイヤルフィル版:
第1楽章 8分41秒
第2楽章 9分45秒
第3楽章 7分17秒

となっていて、やっぱりロイヤルフィル版では第1楽章と第2楽章をずいぶんゆったりと演奏していることがわかりました。私的にはロイヤルフィル版がお気に入りです。

シモノフさんはとっても愉快な指揮者で YouTube に「Y・シモノフ変態指揮集」が出ているくらいなのですが、私は好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=z5VfJ0I9YTk

堀米さんの演奏
https://www.youtube.com/watch?v=7kkzIQnMIwY

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