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2021年9月19日 (日)

サボテン(ケレウス?)の植え替え

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気持ちの良い日だったので、懸案だったサボテンの植え替えを実行しました。これは伊豆の浄蓮の滝の入り口で20年以上前に購入し、当時は手のひらに入るくらいだったのですが、いまや直径15cm、高さ30cmくらいに成長しました。

20年以上うちのベランダに居ますが、大して世話はしていません。ときどき水をやるのと、厳寒期には部屋に取り込むくらいです。ただ数年おきに植え替えはしています。生長はとてもゆっくりとしています。一度も花を咲かせたことはありません。

サボテンはあまりに種類が多いので同定できません。多分ケレウス属だとは思います。花が咲くときはどうも下の写真(ご臨終になったヤフーブログの遺骸の一部が DuckDuckGo に残っていたのを使わせていただきました)のように、かなりエグい感じの茎がのびて咲くようです。こんなのが伸びてくるとちょっとどきどきしますね。もう20年以上経つので咲く頃だとは思うのですが。

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棘は非常に強力なので軍手などは役に立ちません、段ボールを2重にしてはさんで持ち上げました。ボーリングの球くらい重いです。大汗をかいたので、昼間からシャワーを浴びるはめになりました。

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2021年9月17日 (金)

原発をどうする

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(写真はウィキペディアより)

コロナに明け暮れて原発はすっかり忘れ去られていましたが、久しぶりに情報速報ドットコム(*)に連続して原発関連記事が掲載されました。感想を少し。

* https://johosokuhou.com/

情報速報ドットコム 9月14日記事

福島第一原発で汚染水を処理するための装置「ALPS」の浄化フィルターで破損が発覚しました。フィルターの破損が発覚したのは福島第一原発で海洋放出の重要な浄化装置であるALPSのフィルター部分となっています。NHKによると、破損が判明したのは先月末で、25ヶ所中の24ヶ所で破損が確認されたとのことです。

政府や東電が計画を進めている海洋放出もこの浄化装置で汚染水の放射能濃度を引き下げていることを理由にしており、浄化装置が壊れたままならば、海洋放出の根幹部分が崩壊することになります。驚くべきことに2年前にも同じ場所で破損が起きていましたが、その時は分析や対策を取らないまま、フィルターだけを交換して運用を続けていました。

(管理人:東電のこれまでの姿勢からみて、2年前までにため込んだ処理水も実は「処理していないと同然」のさまざまな放射性物質が紛れ込んでいると思われます。これを海洋放出したらとんでもないことになっていたと思われます。トリチウムを放出することもいろいろ問題があるのですが、他の核種が取り除かれていない処理水が大量にタンクにためられているというのは驚きです。)


情報速報ドットコム 9月16日記事

原子力規制委員会が福島第一原発2号機でロボットを使った調査を行い、建屋の上部から大量の放射性物質を検出したと明らかにしました。

調査を行ったのは2号機の原子炉格納容器の上にある「シールドプラグ」と呼ばれる3層構造のコンクリート製の「ふた」で、第一層と第二層の間を調査したところ、40ペタベクレル(1ペタベクレルは1000兆ベクレル)以上のセシウム137を確認。毎時数十シーベルトの超高線量となり、局所的に原子炉内部と同じレベルの高線量が計測されていました。

(管理人:原子炉の蓋自体が原子炉内部と同じくらいの高線量だということですが、ヒトの被爆致死量は6~7シーベルトです。こんなものの後片付けが本当にできるのでしょうか? ロシアのようにコンクリートで被覆して放置することになるのでしょうか? 私にはわかりません。)

情報速報ドットコム 匿名投稿

原発の廃炉もそうだが、今、各原発にある使用済み核燃料も行き先がはっきり決まっていない。にもかかわらず、政府は再稼働しようと必死であり、40年を過ぎた原発ですら再稼働しようと法まで変えて行うことを決定している。異常である。また、間もなくフランスからモックス燃料がやってくるが、福井の原発で使用するのだろうがこの原発も間もなく建設して40年たとうとしている老朽化した原発だ。モックス燃料は普通の燃料よりも高温になるというのに老朽原発で使用というのは疑問がある。膨大な長さの配管など、メンテナンスにも大変な時間がかかる。なのに再稼働しようというのはこの先、何が起こるか保証の限りは全くない。関電は事故がないというだろうがその保証は全くないといえる。こんなにも危険極まりない原発を唯、二酸化炭素を出さないための理由で再稼働させることは許されない。もし、一旦、事故が起きれば取り返しのつかないことになる。関電は電力会社の中では最悪であり、まったく大阪ヤクザと変わらない会社である。過去の贈収賄事件などもその最たるものである。こんな隠ぺい体質の電力会社が再稼働しても必ず隠ぺいする。そして、どうしようもなくなったら最後に住民に公表する。そうなれば、時すでに遅しであり、第二の福島になりかねない。おいしい越前ガニも食べられなくなってしまうのだ。原発に入れ込む自民党政権はいつまでたっても金の亡者である。どこを向いて政治をしているのか?命よりも金の自民党は国民の敵である。有権者の皆さん、政権交代を粛々と進めていこう。それれが日本の明るい未来につながっていく。

(管理人:原発に反対していたはずの河野大臣がいつの間にか推進派になっているくらい、産業界からの原発稼働圧力は強いものと思われます。それもこれも企業がグローバル競争に勝ち抜かなければいけないからで、管理貿易を行なうことによって、大量に電気を使う企業間の競争を国内だけに限定すればこんな問題は起きません。福島第一原発の爆発によって、普通なら関東全域が人の住めない場所になっていたはずで、いまでも住めているのは使用済み核燃料プールに偶然水が流入するという破格にラッキーな出来事があったからだということを忘れてはいけません。もし当時自公政権だったなら東電は福島第一原発から職員を引き上げ、使用済み核燃料プールは干上がってとんでもない量の放射性物質がばらまかれていたと思われます。原発は問答無用にアウトなのです。政府はもっと真剣に地熱発電に取り組むべきです。)

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2021年9月11日 (土)

続・生物学茶話158:脳波

脳波について述べる際には、脳波そのものを取り扱った仕事ではありませんが、トリノの研究者アンジェロ・モッソの研究からはじめるのが王道のようです。彼は大工の家に生まれ、子供の頃から親の仕事を手伝ううちに工作の腕が上がり、後々医学を研究するようになってからもオリジナルな測定器を制作することができたようです(1)。

彼は脳の活動を血流の増大による容積の拡張を測定することによって計測しようとしました。頭蓋骨の一部が欠けている患者の穴をゴム製の樹脂で密閉し、そこに接続したチューブの空気圧を測定する器具を製作してカイモグラフで記録しました(1、図148-1)。この結果、何か特別なことを脳にやらせたり刺激を与えると脳の血流が増大し、脳容量が増加することをつきとめました。図148-1の実験では教会の鐘の音を聞くと脳容量が増加することがわかります。同時に測定した腕の容量は増加しませんでした(2)。

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図158-1 アンジェロ・モッソによる脳活動の計測

図158-1のような実験は脳に穴が開いている人をみつけないとできませんが、モッソは健常者の脳の活動を測定する装置も開発しました。これがモッソのバランスという図158-2のような装置です。健常人をヤジロベエのような構造のベッドに横たえ、水平を保って1時間ほど静かに寝かせておきます。その後被験者に計算をさせたり、刺激を与えたりすると頭が重くなってベッドが頭の方に傾きます。それをカイモグラフで記録するのです(3)。

「バランス」が発表されたのは1882年ですが、2014年になって、果たしてそんな簡単な装置で本当に微妙な血流の変化を計測できるのだろうかという疑問を抱いたグループが追試したところ、思いのほか正確に測定できたという結果が論文になっています(4)。普通他人の研究を追試しても論文にはなりませんが、それだけモッソが偉大だったということでしょう。

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図158-2 モッソの脳血流測定装置「バランス」

リチャード・ケイトンはもともと銀行員だったのですが、健康を害して退職し、病院で治療を受けている間に医学に対する興味がわいてきたそうです。それでエジンバラの医科大学に入学し、1870年にはMDになりました。彼は1875年にはウサギやサルの脳や頭蓋骨に流れる電流をガルバノメ-タ-で測定し、睡眠や死による変化、目に光を当てたときの変化などについて報告しているようですが、原著はどうも読めないようで、ウィキペディアなどにもハンス・ベルガーが原著を読んだときの感想文のようなものが掲載されているだけです(5、図158-3)。

ケイトンがどちらかと言えば趣味的に脳波の測定をやっていたのにくらべて(彼が本格的に取り組んでいたのは古代の医学に関する研究でした)、ポーランドのベックとチブルスキーは本格的に脳の電気生理学に取り組みました。1890年には、彼らはイヌとサルを使ってさまざまな刺激や麻酔によって頭蓋骨表面の脳波がどうのように変化するかを系統的に研究し、マッピングまで行いました。また脊髄の前根と後根が求心性と遠心性で分業していることや、舌がいろいろな味を区別できるのはそれぞれの受容体があるからだなど、数々の大発見をなしとげました(6、7、図158-3)。

ウクライナのネミンスキーは、現存する最古の脳波測定の記録を残したことで有名です。それだけではなく、彼はα波とβ波を識別し、それらを大脳に直接電極を刺さなくても硬膜上や頭蓋骨上からも測定できることを報告しました(8-10、図158-3)。彼の若い頃には第1次世界大戦、ロシア革命、ウクライナ-ロシア戦争などが相次ぎ、投獄されたりもして大変な人生だったことが想像されますが、最終的にはモスクワの Laboratory of Cerebrography of USSR Academy of Sciences のヘッドとして迎えられました。

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図158-3 実験動物の脳波を記録した初期の脳波研究者達

ここで少し脱線します。宮内哲氏の著書「脳波の発見 ハンス・ベルガーの夢」を読むと、最初にフリードリッヒ・リュッケルトの話があってびっくりしました。なんと彼は脳波研究の基盤を築いたあのハンス・ベルガーの祖父だというのです。図158-4にグスタフ・マーラーが作曲した「リュッケルトの詩による5つの歌曲」から「私はこの世に忘れられ」という曲の歌詞を記します。ベルガーもリュッケルトの詩に深く傾倒していたようです(10)。美しい曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=TzJyIWxjX9o

ハンス・ベルガーは純粋な脳生理学者ではなく、人間の精神世界とパルスを結びつけようとしたようなところがあります。論文も主として生理学の雑誌ではなく精神医学の雑誌などに発表していたようです。これは彼が祖父リュッケルトの影響を受けていたからかもしれません。

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図158-4 リュッケルト作詞 マーラー作曲 「私はこの世に忘れられ」

ハンス・ベルガー(図158-5)の業績については、山口成良氏が日本語の総説を出版しておられて一読瞭然です(11)。ここまで述べてきたようにベルガー以前にも実験動物の脳波の測定を行った研究者は多いのですが、ベルガーは人間の精神世界と脳波の関係に関心があって、その関連の解明をめざしていたというところが彼の研究の特徴です。ベルガーの第1報は長大な古い論文ですが、現在フリーで全文を読むことができます(12)。これはヒトの脳波についての最初の論文とされています。この中でベルガーは平均90msec の持続時間がある大きな波(第1級)と平均35msec の小さな波(第2級)を区別し、この硬膜上および頭皮上で測定した電流の曲線を Elektrenkephalogram (Electrocephalogram、脳波) と呼ぶことを提唱しました。ベルガーは1924年にすでにヒトの脳波の測定に成功していたのですが、5年間の自分自身や家族、実験動物、患者などのデータを積み重ねて、さらに慎重な考察を行ってようやく1929年の論文発表にこぎつけました(10)。

図158-5では外科手術を受けたヒトの脳波に加えて、自分の息子クラウスの脳波を測定した結果を示しています(12)。ベルガーは第2報以降では第1級の波をα波、第2級の波をβ波と名付けました。クラウスの脳波は非常に綺麗にα波とβ波が識別できます。これらは当時すでに知られていたアクションポテンシャルとは明らかに異なります。アクションポテンシャルの持続時間は2msec 程度で、それにくらべると脳波はずいぶんのんびりした波です。

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図158-5 ハンス・ベルガーと彼が最初に発表したヒト脳波の記録

ベルガーは1930年に発表した論文で重要な発見について記載しています(11、13)。モッソが被験者に刺激を与えて、脳の血流がどう変化したか調べたように、ベルガーも被験者に刺激を与えると脳波がどう変わるか調べました。彼がガラス棒を使って被験者の手に触れたところ、α波が減衰してβ波がきれいに記録されたのです(αブロッキング、図158-6)。さらに触覚刺激だけではなく、視覚刺激、計算などによってもα波の減衰がみられることもわかりました(11)。このことは多くの人々にとって受け入れがたいことでした。なぜなら脳の活動によって血流が増大し、脳の温度が上がれば、当然α波の振幅も増大しなければならないのに減少するとは理解できないことです。これは脳のアイドリングだとか様々な意見が出ましたが、本当のところはよくわかりません。脳科学辞典にはそもそも脳波とかαブロッキングとかの項目がありません。ベルガーがノーベル賞をもらえなかったのも、この疑問がネックになったのかもしれません。

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図158-6 αブロッキング

ただαブロッキングがでたらめではなく、確かな事実であるということはノーベル賞受賞者でもあり、脳生理学の権威であったエドガ-・エイドリアンが追試したことで多くの人が信用するところとなりました。エイドリアンとマシューズは昆虫とエイドリアン自身の脳で、暗いところに居て急に明るくすると明らかにα波が減衰することを証明しました(14、図158-7)。図中のEDAはエイドリアン自身の脳波であることを示しています。昆虫(欧州ゲンゴロウモドキ)でも同じようなαブロッキングがおこるということは衝撃的でした。エイドリアンは学会で公開実験を行い、13の3乗を計算し始めるとαブロッキングが発生し、「ああできない」とあきらめると再びα波があらわれるという結果を出席者が目の当たりにしたことで、会員はみんなベルガーの実験結果を信用するようになったそうです。

α波は脳が作業を始めたときに消えるだけでなく、睡眠や麻酔下でも消失します。このことはα波が脳の休養のシグナルではないことを示しています。ウィキペディアには alpha wave という項目があり、そこでは視床のペースメーカが発生する信号だと記してあります(15)。海馬はα波とは別のθ波を出しているというデータもあります(16)。おそらく意識下の脳の活動の結果発生する信号だとしておきましょう。臨床では脳の活動状態を調べるために、脳波を測定する fMRIなどという方法が使われています(17)。

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図158-7 エイドリアンとマシューズの実験

ベルガーはナチ親衛隊の賛助会員だったので(特に戦争犯罪的なことをやっていたわけではない)、戦後研究を再開することができず失意のうちに首つり自殺をしています。合掌・・・。

参照

1)Life in the fastlane: Lewis Hong "Angelo Mosso"
https://litfl.com/angelo-mosso/

2)Angelo Mosso: Sulla circolazione del sangue nel cervello dell’uomo (1880)
https://archive.org/details/b2239347x/page/27/mode/1up

3)Chris Benderev, The Machine That Tried To Scan The Brain — In 1882.,
https://www.npr.org/2014/08/17/340906546/the-machine-that-tried-to-scan-the-brain-in-1882

4)Weighing brain activity with the balance: Angelo Mosso’s original manuscripts come to light., Brain vol.137 issue 2, pp.621-633 (2014)
https://academic.oup.com/brain/article/137/2/621/280970

5)Richard Caton
https://en.wikipedia.org/wiki/Richard_Caton
https://www.wikizero.com/en/Richard_Caton

6)Wikipedia: Napoleron Cybulski
https://en.wikipedia.org/wiki/Napoleon_Cybulski

7)Wikipedia: Adolf_Beck
https://en.wikipedia.org/wiki/Adolf_Beck_(physiologist)

8)Wikipedia: Vladimir Pravdich-Neminsky
https://en.wikipedia.org/wiki/Vladimir_Pravdich-Neminsky

9)https://med-history.livejournal.com/65068.html (肖像と脳波)

10)宮内哲 「脳波の発見 ハンス・ベルガーの夢」 岩波書店 (2020)

11)山口成良 Hans Berger のヒトの脳波の発見とその後の脳波学の発展 ― Hans Berger の年代記も含めて 第103回日本精神神経学会総会 ランチタイム・プリナリーセッション
精神経誌. vol.110 (2): pp.134-143, (2008)
https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1100020134.pdf

12)Berger, H.:Über das Elektrenkephalogramm des Menschen. Arch Psychiat Nervenkr, vol.87; pp.527-570, (1929)
https://www.audiomentaltraining.com/app/wp-content/uploads/Berger-1929-FirstEEG.pdf

13)Berger, H.:Über das Elektrenkephalogramm des Menschen;Zweite Mitteilung.J Psychol Neur, vol.40; pp.160-179, (1930)

14)Alastair Compston The Berger rhythm: potential changes from the occipital lobes in man, by E.D. Adrian and B.H.C. Matthews (From the Physiological Laboratory, Cambridge). Brain vol.57; pp.355–385. (1934)
https://academic.oup.com/brain/article/133/1/3/314887

15)Wikipedia: Alpha wave
https://en.wikipedia.org/wiki/Alpha_wave

16)Wikipedia; Theta wave
https://en.wikipedia.org/wiki/Theta_wave

17)東北福祉大学公開資料 fMRI
https://www.tfu.ac.jp/research/gp2014_01/explanation.html

 

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2021年9月10日 (金)

政府医療政策の理不尽

新型コロナ感染症によって、いざという場合に民間病院はまったくあてにならず、やはり医療は公的病院を中心におこなわなければいけないことが明らかになりましたが、リテラによると政府は反省するどころか、公的医療の縮小政策をさらに推進しようとしているようです。もともと「医療は金持ちにも貧乏人にも平等であるべき」という基本理念にも反する誤った政策で、これだけでも自公政権は拒否されるべきでしょう。

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(以下拡散)

リテラ 菅首相の人気取り「制限緩和方針」の一方で医療体制が信じがたい逆行! 税金を使った一般病床削減を延長、看護師5万人削減計画も

https://lite-ra.com/2021/09/post-6015.html

本サイトではこれまで繰り返し言及してきたが、2014年に安倍政権が医療費を削減するため、公立・公的病院の統廃合を進めて病床数を20万床減らすという「地域医療構想」なる制度を開始し、2019年9月には「再編統合の議論が必要」だとする全国400以上の公立・公的病院を名指ししたリストを公表。また、統廃合や病床削減をおこなう病院には全額国費で補助金を出すとし、2020年度予算で84億円を計上。この制度は「病床削減支援給付金」と名付けられているが、ようは病院側に「ベッドを減らしたらご褒美にお金をあげる」と持ちかけて病床を削減しようというものだ。言うまでもないが、その「ご褒美」の原資は我々の税金である。

 わざわざ税金を使って医療をカットするとは意味不明としか言いようがないが、もっと愕然とするのは、2020年にコロナ感染が広がり、医療逼迫が叫ばれるようになっても政府はこの政策を撤回せず、2021年度予算では2020年度の2倍以上になる195億円を計上。さらにその財源を消費税で賄うために法改正までした。これにより、今年度は消費税を195億円も使い、なんと1万床を削減するというのである。

 周知のとおり、コロナ患者の多くを受け入れてきたのは公立・公的病院だが、自民党政権の医療費カット政策によって公立・公的病院の感染症病床は削減されつづけ、さらにこの「地域医療構想」によりコロナの重症患者を受け入れることができるような高度急性期病床も削減されてきた。つまり、感染症対策という国家の安全保障を軽視して社会保障をカットし防衛費を増額させてきた結果、いまのような危機に陥っているのだ。

 実際、この「地域医療構想」による悪影響は、コロナ治療にあたる最前線の現場にあらわれている。今年6月27日に放送されたNHKスペシャル『パンデミック 激動の世界(12) 検証“医療先進国”(後編)なぜ危機は繰り返されるのか』では、神奈川県川崎市の民間病院である新百合ヶ丘総合病院がICUを備える救命救急センターを開設するべく、感染症に対応できる個室病床を増設、人工呼吸器やECMOも導入し、今年4月の運用開始を目指したものの、病床を削減するための「地域医療構想」がネックとなって地域の医療機関や行政が参加する会議で合意が得られないという実情が報告されていたからだ

だが、菅政権は何の反省もなく、6月に閣議決定された「骨太の方針」でも、社会保障費の削減や「地域医療構想」の推進を明記。さらに、厚労省が8月末に発表した2022年度概算要求でも「地域医療構想の実現」のために多額の予算が計上されている。

 そればかりか、国会でこの問題を取り上げてきた共産党の高橋千鶴子・衆院議員によると、現時点ですでに29都道府県が“病床削減”事業の申請をおこなっており、今年度予算195億円の予算のうち60億円が申請済み。その上、都道府県から国への申請期限は8月までとしていたが、「コロナ対応で忙しいから」という理由で11月頭まで延長して募っているというのである。

 

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2021年9月 9日 (木)

サラとミーナ254:まだまだ元気なミーナ

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ミーナは16才なのですが、これはうちにきてから16年目という意味で、きたときにすでに成猫だったので、本当はもう1~2年年寄りなのかも。柏のシェルターから譲り受けたのですが、元は名古屋にいたという話をチラッと聞いた覚えがあります。

嗅覚がにぶくなって、ずっと食べてきたロイヤルカナンの飼料をエサと認識できなくなり、すっかり痩せてしまいました。いろいろとトライ&エラーを繰り返してきたのですが、モンプチの厳選マグロ・カツオは食べることがわかって、あとやわらかい鰹節は大丈夫なので、なんとか生き延びています。最近フリーズドライの鶏肉も鰹節をまぶせば食べるようになったので、少しは体重を回復できるかもしれません。

痩せたからといって元気がないわけではなく、筋肉が減ったのでジャンプはできませんが、結構走り回っています。ミーナは死ぬまでメンタルは子猫だと思います。

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2021年9月 7日 (火)

イスラエルを見よ。ワクチンを2回接種してもスプレッダーにはなり得ますし、死ぬこともあり得ます。

接種率78%「イスラエル」で死亡者増加のなぜ 「集団免疫」の勝利から一転、ロックダウンも 「輝かしい手本」が「他山の石」に

https://toyokeizai.net/articles/-/450304

ワクチン接種率80%のイスラエルで重症者急増、全員3回目へ。日本も同じ道をたどる?

https://www.mag2.com/p/money/1089556

イスラエルのテルアビブ大学とイスラエルのトップ医療サービス組織「クラリットヘルスサービス(Clarit Health Services)チームの研究によると、ワクチンを2回接種した患者が南ア変異種に感染する率は、ワクチン未接種の患者の約8倍であり、5.4%対0.7%であったという。

https://tocana.jp/2021/04/post_206463_entry.html

イスラエルの感染者と死亡者(ロイター通信による)

Israel

https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/israel/

↓これはまずいよ。早く訂正した方がいいですね。内田篤人のCMも誤解をまねくので非常にまずいね。
河野太郎「ワクチン打ったら重症化しないだけじゃなくたぶん感染しない」「人にも感染させない」

https://lite-ra.com/2021/09/post-6012_3.html

私はワクチン賛成派ですが、それはタンパク質のワクチンの話で、改造mRNAやベクターDNAワクチンでは何が起こっても驚きません。ただワクチンは補助的手段であり、私たちが日常でどんな行動をするかがむしろ重要でしょう。

 

 

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2021年9月 4日 (土)

続・生物学茶話157:ニューロフィラメント その2

私たちの細胞内には線維性の細胞骨格構造があり、それらは大別するとマイクロフィラメント、微小管、中間径フィラメントの3種類となります。それらを構成するタンパク質はマイクロフィラメントはアクチン、微小管はチュブリン、中間径フィラメントはケラチン・ビメンチン・ニューロフィラメントタンパク質などとなっています。筋肉はちょっと特殊で力を発生するためのアクトミオシン線維が存在しますが、この線維は細胞の境界を越えて力を発生するための巨大な構造を形成しており、普通は細胞骨格とは別ジャンルの構造体に分類されます。これはもちろん真核生物についてのお話ですが、20世紀初頭までに原核生物もチュブリンと類似したFtsZ、アクチンと類似したMreBというタンパク質を持つことがわかってきました(1、2)。

中間径フィラメントを構成するタンパク質群は、20世紀には真核生物に特異的だと考えられていましたが、2003年になってついにオースミースらによって、αプロテオバクテリアのカウロバクター属の菌が、クレセンチンと名付けられた中間径フィラメントタンパク質と類似した分子を発現していることが報告されました(3、図157-1)。この菌はこのタンパク質があることによってクレセンチンという名前のように三日月型に湾曲することができます(3、図157-1)。湾曲することに何のメリットがあるかはよくわかりませんが、なにかに引っかかるためのフックであるという可能性はあります。シャルボンらはクレセンチンは細胞の長さを決めたり、FtsZやMreBのアセンブリを助けるなど、細胞の構造形成に寄与していることを明らかにしました(4、図157-1)。

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図157-1 細菌の中間径フィラメント:クレセンチンの発見

クレセンチンはカウロバクターだけが持つものではなく、様々な細菌が持っていることがしだいに明らかになってきました(4-6)。私たちがネンジュモと呼んでいるシアノバクテリアの中に、数珠状の糸状体を形成するアナベナや、さらに分岐構造をとるフィシェレラという属の生物がいます(図157-2)。シュプリングシュタインらはこれらの生物が中間径フィラメントと類似した coiled-coil-rich proteins (CCRPs) という分子を持っていて、図157-3のような形で細胞骨格あるいは細胞膜の裏打ち構造を形成し、細胞骨格形成、群体の形成、細胞増殖等に関与していることを示唆しています(7)。

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図157-2 数珠状に細胞が連結するシアノバクテリア


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図157-3 シアノバクテリアの中間径線維

この他、枯草菌では中間径フィラメント系の分子 DivIVA(この名称の由来はわかりませんでした)に変異が生じると、胞子形成の際の細胞分裂が適切な位置で行われないという報告(8)、また大腸菌では DivIVA は細胞膜が最も強く湾曲した部位にみられるという報告があります(9)。さらに肺炎菌では DivIVA とホモローガスな Wag31 が細胞の端部に存在し、ロッド状の形態を維持すると共に細胞分裂にも関与していることが報告されています(10)。アーケアにも中間径フィラメント系の分子群は存在するようなので、ようやくこの分子群も真核生物(ユーカリア)だけでなく、原核生物(バクテリア・アーケア)にも存在するユニバーサルな存在であることが認められつつあります(11)。

では真核生物の中で進化の初期に分岐して単細胞で生きていくことを選択した原生生物ではどうなのかということを、プライスナーらが調べました。彼らが選んだ生物はヒト男女の性器などに寄生するトリコモナスです(図157-4)。この生物はコスタというまるで背骨のような巨大な細胞骨格器官をもっていて、これを構築しているタンパク質が中間径フィラメント分子群といえるCCRPであるとしています(12)。電子顕微鏡写真を見ると、この構造はまるでヒトの骨格筋のような横紋構造をもっていて、それらが積み重なってロッド状の巨大細胞骨格を構築していることがわかります。このタンパク質はCCRPとは言っても、メタゾアの中間径フィラメント系分子群とホモログであるとは言えず、独自に進化させてきたものと考えられます(12)。

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図157-4 トリコモナスの模式図 コスタという背骨のような構造体を持つ


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図157-5 トリコモナスの中間径線維構造体の免疫染色と電子顕微鏡写真

次にメタゾアの中でも系統樹の根元に位置する生物で、神経も持っている刺胞動物ではどうでしょうか? デラコルテらはある種のイソギンチャクが、哺乳類のニューロフィラメントタンパク質の抗体に結合するタンパク質を持っていることを報告しています(13)。その後ファンらはヒドラの刺細胞にネマトシリンというニューロフィラメント系のタンパク質が存在し、機械的刺激に反応するシステムの中核を担っていることを報告しています(14)。彼らはこのタンパク質が同じ中間径フィラメント分子群のラミンから進化したと考えています(14)。

軟体動物であるアメリカケンサキイカのニューロフィラメント系タンパク質を調査したグループが、そのアミノ酸配列と他の生物の中間径フィラメント分子との類似性を比較しています。これによるとイカのニューロフィラメント系タンパク質は意外にもヒトのビメンチンと高い類似性がありました。一応哺乳類のニューロフィラメント系タンパク質ともホモロジーがありそうではあります(15)。

脊椎動物の中で最も原始的な形態を保存しているヤツメウナギのニューロフィラメントはNF-L(哺乳類のNF-Lに相当)、NF-95、NF-132、NF-180(この3つは哺乳類のNF-Mに相当)の4種類の分子で構成されており、ヘテロポリマーである点は哺乳類とよく似ています。またこれらは脊髄および脳から脊髄に伸びているニューロンに発現する点もよく似ています(16)。図157-6にジンらによる分子進化系統樹を記しますが、ヒトとアフリカツメガエルの分子が似ていることに驚かされます。ヤツメウナギの場合、進化の本流から離れて短期間で変化したことが示唆されます。またペリフェリンが他のニューロフィラメント構成分子と異なり、ビメンチンやデスミンと近縁であることも示されています(16)

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図157-6 ヒト・カエル・ヤツメウナギのニューロフィラメント構成分子の関係

 

参照

1)ウィキペディア:細胞骨格
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E9%AA%A8%E6%A0%BC

2)やぶにらみ生物論74: 細胞骨格1
http://morph.way-nifty.com/grey/2017/05/post-00ab.html

3)Nora Ausmees, Jeffrey R. Kuhn, and Christine Jacobs-Wagner, The bacterial cytoskeleton: An intermediate filament-like function in cell shape., Cell, vol.1, no.15, pp.705-713, (2003)
https://www.cell.com/action/showPdf?pii=S0092-8674%2803%2900935-8

4)Godefroid Charbon, Matthew T. Cabeen, and Christine Jacobs-Wagner, Bacterial intermediate filaments: in vivoassembly, organization, and dynamics of crescentin., Genes & Development vol.23, pp.1131-1144 (2009)
http://genesdev.cshlp.org/content/23/9/1131.full.html

5)Izard, J. 2006. Cytoskeletal cytoplasmic filament ribbon of Treponema: A member of an intermediate-like filament protein family. J. Mol. Microbiol. Biotechnol. 11: 159–166.

6)Bagchi, S., Tomenius, H., Belova, L.M., and Ausmees, N. 2008.Intermediate filament-like proteins in bacteria and a cytoskeletal function in Streptomyces. Mol. Microbiol. 70: 1037–
1050.

7)Benjamin L. Springstein, Christian Woehle, Julia Weissenbach1, Andreas O. Helbig, Tal Dagan & Karina Stucken, Identification and characterization of novel filament-forming proteins in cyanobacteria., Nature Scientific Reports, vol.10, no.1894 (2020)
https://www.nature.com/articles/s41598-020-58726-9

8)S. E. Perry and D. H. Edwards, The Bacillus subtilis DivIVA Protein Has a Sporulation-Specific Proximity to Spo0J., J. Bacteriol., Vol. 188, No. 16 pp.6039–6043 (2006) doi:10.1128/JB.01750-05
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16885474/

9)Rok Lenarcic et al., Localisation of DivIVA by targeting to negatively curved membranes. The EMBO Journal vol.28, pp.2272–2282 (2009) DOI: 10.1038/emboj.2009.129
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19478798/

10)Choong-Min Kang et al., Wag31, a homologue of the cell division protein DivIVA, regulates growth, morphology and polar cell wall synthesis in mycobacteria. Microbiology, vol.154, pp.725–735 (2008) DOI 10.1099/mic.0.2007/014076-02007/014076
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18310019/

11)Ki Woo Kim, Prokaryotic cytoskeletons: in situ and ex situ structures and cellular locations., Antonie Van Leeuwenhoek., vol.112(2): pp.145-157 (2019)
doi: 10.1007/s10482-018-1142-5.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30128891/

12)Harald Preisner, Eli Levy Karinb, Gereon Poschmannc, Kai Stühlerc, Tal Pupkob, and Sven B. Goulda, Parasites Comprises Proteins that Share Properties Common to Intermediate
Filament Proteins., Protist, Vol.167, pp.526–543, (2016)
http://dx.doi.org/10.1016/j.protis.2016.09.001

13)C. Dellacorte, D. S. Anderson, W. O. McClure, and D. L. Kalinoski, Neurofilament-Like Immunoreactivity in the Sea Anemone Condylactis gigantea (Cnidaria: Anthozoa)., The Biological Bulletin Vol.187, No.2, (1994)
https://doi.org/10.2307/1542242

14)Jung Shan Hwang, Yasuharu Takaku, Jarrod Chapman, Kazuho Ikeo, Charles N David, Takashi Gojobori., Cilium evolution: identification of a novel protein, nematocilin, in the mechanosensory cilium of Hydra nematocytes., Mol Biol Evol vol.25(9): pp.2009-2017 (2008)
doi: 10.1093/molbev/msn154
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18635678/

15)Ben G . Szaro, Harish C. Pant, James Way, and James Batteyg, Squid Low Molecular Weight Neurofilamen Pt roteins are a Novel Class of NeurofilamentP rotein., J. Biol.Chem. Vol.266, No.23, pp.15035-15041, (1991)

16)Li-Qing Jin, Guixin Zhang, Brenton Pennicooke, Cindy Laramore, and Michael E. Selzer, Multiple neurofilament subunits are present in Lamprey CNS. Brain Res. vol.1370: pp.16–33. (2011) doi:10.1016/j.brainres.2010.11.037.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21081119/

 

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2021年9月 3日 (金)

枝野幸男に告ぐ

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自民党の本質はグローバル資本主義であり、安倍政権以来特に右翼という外套をまとってきましたが、そのようなものはあくまでも右翼の支持を得るためのみせかけであり中身は「銭ファースト」です。その証拠に右翼が嫌がる外国人労働者の導入を推進し、右翼が嫌がる大量の中国人・韓国人旅行者で稼ぐシステムの確立をやってきました。負け続けて国民はずいぶん貧乏になった日本の資本主義ですが、これで少しは失地を回復したことは認めます。

その一翼をになってきた菅・二階政権が倒れ、次はどんな衣をつけるのでしょうか? 岸田じゃあ右翼の衣はつけられません。これからの世界は中国がえげつない資本主義、米国は内向きの社会主義に傾斜していきます。日本はカマラ・ハリスやオカシオ=コルテスとうまくやっていける総理をたてなければいけません。オカシオ=コルテスなんてアメリカの基本思想に反するゴミだなんて考えてはいけません。彼女の師であるバーニー・サンダースはあの年齢であと一歩で大統領というところまで行きました。オカシオ=コルテスのインスタグラムのフォロワーは720万人もいるんですよ。彼女は次の次あたりに大統領になるのではないかと私は予想しています。

カマラ・ハリスはややエスタブリッシュメント寄りでオカシオ=コルテスよりマイルドとは思いますが、それでも内向きで社会主義的であることはかわりません。バイデン政権は早速アフガニスタンから撤退しました。これからも世界の警察になることはないでしょう。そんななかで日米安保などは有名無実となります。私が米国市民なら、日本が中国に侵略されたときに、核戦争の危機を顧みないで中国と戦うことなど支持するわけがありません。結局日本の米軍はアフガニスタンと同様引き上げることになるでしょう。それでも日米安保は名目的に存在する必要はあると思いますが、それなら現在のような異常な負担をする必要はありません。

こんな中で日本の平和を維持するには、中国とうまくやっていける政治家が絶対に必要です。二階はそういう意味では貴重な政治家ですが、いかんせん年を取り過ぎました。枝野が政権を継続したいなら、必ず中国に食い込まなければいけません。それにはそれなりの政治家を育てなければいけませんが、とりあえず天皇陛下の南京訪問からはじめるのが良いと思います。オバマも広島にやってきました。中国語を義務教育の必修科目に加えること、漢字を中国と統一することなども考えられます。

つまり経済的には中国の資本主義とうまく付き合いながら、政治的には米国のパートナーとしてやっていけるような政治家を日本は必要としています。世界資本や中国資本に食い殺されないようにするためには、グローバリストを政権の経済担当にしては絶対にダメです。それで日本は30年間負け続けてきました。最低限の食糧の自給自足をめざし、外国製品に圧倒されて国内の企業が次々買われてくのを阻止する反自由貿易主義的政策は必要です。それはそれとして、個人的には銭より科学と芸術を重視する政治をやってほしいと思います。

最後に地球は一番外側の地殻以外は灼熱のマグマでできた星であり、エネルギーで困るなんてありえない、国立公園にどんどん地熱発電所を建てればエネルギー問題は解決します。発電所もなれれば景色の一部です。

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2021年9月 1日 (水)

J-POP名曲徒然草215:「音楽のような風」 by EPO

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「音楽のような風」1990年発売 作詞・作曲EPO

写真のベストアルバムに収録されています。他のアルバムにも収録されているようですが、このアルバムのジャケットはいいですね。私は特にEPOのファンではありませんし、このアルバムも所有していませんが、夏の終わりの季節になるとこの曲を思い出して聴きたくなります。

この曲にはそこはかとないペーソスが感じられるのですが、どうすればこんな雰囲気の曲が制作できるのかは謎です。ただ才能だけじゃなくて、曲と制作者の距離感がいいのかなという気はします。

21世紀のJPOPには何か足りないものがあると感じるのは私だけかな?

https://www.youtube.com/watch?v=udmu_k02FRo

https://www.youtube.com/watch?v=mrSudl2zRVY

「12月のエイプリルフール」こちらはもうちょいディープかな

https://www.youtube.com/watch?v=gMfk0Cruyew

HP:https://www.eponica.net/

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