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2021年6月28日 (月)

ペッテションの交響曲第7番

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来る7月1日(火)夜に、サントリーホールで都響がアラン・ペッテションの交響曲第7番を演奏します。1984年に日フィルが演奏して以来の快挙だそうです。しかも指揮者はアラン・ギルバートです。アラン・ギルバートは日系アメリカ人ですが、奥様がスウェーデン人らしく、ストックホルムに住んでいるそうです。そんな縁で大変珍しいペッテションの交響曲を取り上げることになったのかもしれません。

私も2年くらい前に交響曲全集を買って時々聴いているのですが、2~6番は途中で挫折しました。延々と続くホラー音楽という感じで、集中力が続きません。7番ははじめて最後まで聴けました。これだけ既存の音楽とは異なる音楽を長時間楽しめたのですから、これは名曲だと思います。この曲は主題らしきメロディーがちゃんといくつかあって、かつ実質5つくらいのパートにわかれていることもあって、わかりやすい構成になっています。彼のシンフォニーの中では例外的に穏やかな楽想が長く続きます。私は最後のあたり、ひとりで口笛を吹きながら荒野を歩いて去って行くような感じがいいですね。

どんなに激しい嵐や凶悪なモンスターが迫り来ても、スネアドラムだけは味方のような気がします。

Allan

まだ全部を聴いたわけではないですが、交響曲第12番が一番既存のクラシック音楽に近いと思います。これは間違いなく傑作です。9つのパートに分かれていて、わかりやすい構成になっています。オラトリオのような作品ですが、もちろん彼はキリスト者ではなく、歌詞はパブロ・ネルーダ(ノーベル文学賞受賞者)が書いたものなので、誰か翻訳して欲しいと思います。日本で出版されているネルーダの本にはないようです。全集にも日本語訳はおろか英訳もありませんでした。

フェイスブックに Allan Pettersson Enthusiasts というサイトがあります。
https://www.facebook.com/groups/2344964171/

多分日本人で好きな方が居て、いろいろ解題してくれています。
http://kukikei.sakura.ne.jp/sym-eastnoth-pettersson.htm

ダニエル・ハーディングが Swedish Radio Symphony Orchestra を指揮した演奏が
YouTubeにあがっています。
https://www.youtube.com/watch?v=mNSQTgZq87A


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