ブラームス交響曲第1番 下野-都響@東京文化会館
雨の中、五分咲きの桜の中を駅に。東京に着いてみると雨はやんでいて、桜は満開でした。北総はだいたい1週間東京より開花が遅れます。上野公園の桜並木は人通りも少なくさみしい感じでした。宴会をしているのはここに住んでいるホームレスの方々のみです。
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本日のマエストロは下野(シモーノ)さん、コンマスはボス矢部でサイドは四方さんです。客席は十分にソシアル・ディスタンスをとった席割りで安心です。
最初のドビュッシーの曲はとても若い頃の曲で、でもやっぱりドビュッシーなんですね。ブルックナーの曲ははじめて聴きました。とても美しいアダージョで、こんな曲があったのかとちょっとびっくりしました。都響の弦のアンサンブルが、その凄さをみせつけてくれました。
休憩後のブラームスが圧巻でした。全体的にパワフルで豪壮なブラームス。第2楽章ではボス矢部も力を尽くすソロで曲を引き立てます。第3楽章も慌てず騒がずの骨太な進行で、第4楽章の堂々たるフィナーレになだれ込みます。最後は大見得を切りましたが、こういうのもシモーノの人徳が物を言ってOK。彼は都響メンバーからアドレナリンを引き出す術を知っています。そしてアドレナリンがあふれ出したときの都響の演奏は、聴衆を天空に連れて行ってくれます。こんな激アツの演奏会はコロナがなかったらできなかったかもしれません。やったね 都響! やったね シモーノ! やったね 矢部!
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