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2021年1月16日 (土)

アンチ新型コロナ ワクチンのいろいろ

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シノヴァク・バイオテク(中国)
伝統的手法による不活化ワクチン 製品名コロナヴァク
冷蔵保存でよい
治験の結果(有効性): トルコ91.25%、インドネシア65.3%、ブラジル:50.4%
重篤な副作用は報告されていません。

中国生物技術(中国 シノファームの子会社)
伝統的手法による不活化ワクチン 製品名BBIBP-CorV
冷蔵保存でよい
治験の結果(有効性): 会社発表79.34%、UAE86%
非常に多彩な副作用があるが、重篤なものではないようです。

ファイザー・ビオンテック(米・独)
mRNA 製品名:BNT162b2
要冷凍保存 -70℃で保管・輸送する必要あり 2回接種
治験の結果(有効性): 会社発表95%
安全性:下の続報欄を参照

モデルナ(米)
mRNA 
要冷凍保存 -20℃で保管・輸送する必要あり 2回接種
治験の結果(有効性): 学術誌:94.1%
重篤な副作用は報告されていません。
日本では武田薬品が請け負って製造する予定

アストラゼネカ(英)
DNA(ベクター経由) 製品名:AZD1222
冷蔵保存でよい
治験の結果(有効性): 会社発表90%、学術誌:70%
重篤な副作用は報告されていません。
日本ではKMバイオロジクスが製剤化予定

ノババックス(米)
組み替えタンパク質 製品名:NVX-CoV2373
冷蔵保存でよい
治験:まだ第3相の結果が出ていない
日本では武田薬品が請け負って製造する予定


ワクチン開発競争は、勝てば億本単位で売れるので熾烈をきわめています。ファイザーとモデルナ(特にファイザーは-70℃)は冷凍保存なので、よほど有効性・安全性でアドバンテージがないと勝つのは困難でしょう・・・・・と言いたいところですが、mRNAやDNAは変株が発生してもすぐに塩基配列の変更で対応できるので、毎年新ワクチンが販売できて笑いが止まらなくなる可能性があります。

ノババックスの製品には注目しています。中国の製品も成績が良ければ当然導入すべきだと思いますが、政府の姿勢が問われるところでしょう。私的にはDNAだけは体に入れたくないですね。アストラゼネカのはワクチンというより、遺伝子治療に近いと思います。

ワクチンは100%有効ではありませんし、突然変異に対応できるかどうかは時の運。致命的な副反応が出るかどうかも時の運です。いずれにしてもアビガンを各家庭の常備薬として保管し、風邪ひいたと思ったら妊産婦・幼児以外はすぐ服用するようにすれば、ワクチンに頼らなくても新型コロナの蔓延を防げると思うのですが。

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続報:ブルームバーグによると「ノルウェーでは ファイザーとビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチン接種を受けた後に死亡した高齢者の数が推計29人に増え、基礎疾患のある高齢者にとっての安全性について懸念が高まっている。」とのことです。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-17/QN1V23T1UM0W01?srnd=cojp-v2

 

参照サイト

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-55657280
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-race/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8E%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%A0
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2020/2020_12_11.html
https://www.chemicaldaily.co.jp/%E6%AD%A6%E7%94%B0%E8%96%AC%E5%93%81%E3%80%81%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%EF%BC%92%E5%89%A4%E3%82%92%E5%90%8C%E6%99%82%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%80%81/
https://crisp-bio.blog.jp/archives/22059084.html
https://www.afpbb.com/articles/-/3320308
https://www.kmbiologics.com/sustainability/covid-19/

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