大野-都響: シューマン交響曲第3番「ライン」
土砂降りの中を駅まで行って、延々と電車に乗りなんとか溜池山王駅にたどり着きました。エスカレーターを上がると小降りになっていました。ゆっくりと歩いてサントリーホールに。今日は都響とあって、かなり厳しくコロナ対策をやっていました。消毒・検温はもちろん、チケットもぎりは自分でやる、パンフレットは配らない、一人おきの着席はもちろん、前3列は客を入れない、ブロックごとの退出などの対策をとっていました。普段の定期演奏会と違って、お客の出席率も非常によかったと思います。
都響スペシャル2020(9/12)です。外国の指揮者やソリストはまだまだ来れないので、大野が指揮、定年退職の三界と現役鈴木(学)がソリストです。コンマスは四方さん、サイドはマキロン・・・およよ~ 暇だったとはいえこれはまずいんじゃない。鷹栖はショートヘアにして大幅なイメチェン。相変わらず惚れ惚れする演奏です。その他皆さん元気そうでなによりでした。
半年以上都響の演奏会には行ってなかったので、とても懐かしいサウンドです。リンツはちょっと優雅さがない演奏でしたが、まあ元気があっていいか。ブルッフはおそらく入念にリハをやったせいか、ニュアンスも豊富でソリストもオケも文句なしの演奏でした。演奏会で頻繁にはとりあげられませんが、あまりドイツを感じさせないタイプの親しみやすいメロディーの曲です。
シューマンはリキの入った素晴らしい演奏でした。こういうロマン派の香りが吹き上がるような曲は都響に向いていると思いますね。ミューザ川崎のタコ5以来の会心の演奏じゃないかな? エキストラの方のおかげかもしれませんが今日の金管、特にホルンの音には感動しました。
この幸せが続けばいいのですが、なんと新型コロナが第3波の兆しがあって、非常にがっかりしています。これでは都響もどう対処すれば良いのか困ると思います。
9/09(水) 東京+149 (先週水曜+141)+8
9/10(木) 東京+276 (先週木曜+211)+65
9/11(金) 東京+187 (先週金曜+136)+51
9/12(土) 東京+226 (先週土曜+181)+45
ブルッフ クラリネットとヴィオラのための二重協奏曲
https://www.youtube.com/watch?v=ciaSeohiZ28
| 固定リンク | 0
「音楽(music)」カテゴリの記事
- タビター都響:展覧会の絵@サントリーホール2024/11/03(2024.11.03)
- World music collection 21: Old songs by Mitsu (=honey)(2024.11.01)
- 布団の季節になりました(2024.10.17)
- 「エロイカ」 by ライアン・ウィグルスワース&都響@サントリーホール2024/10/13(2024.10.13)
- 東京のコンサートホール改修と都響ラインナップ発表(2024.10.10)
コメント