元の木阿弥はつらい
6月2日東京都の新規感染者34人+15人(武蔵野中央病院)ということで、東京都は自粛解除失敗に終わりました。東京アラートですか・・・。ステージ2にするには早すぎたようです。みんな我慢の限界で一気に外出ということで残念な結果です。千葉もどうせ道連れでしょう。
これでまた1からやり直すのはきついでしょう。今度はステージを上げるのもおそるおそるになってしまいます。もう抗体検査で(-)の人にパスポートを出して、その人達だけでも社会を回していかないと経済が崩壊します。でなければブラジルのようになってしまうか究極の選択をせまられるかもしれません。
ここで大事なのは抗体検査の感度と特異性です。これはたいてい2律背反となります。メーカーにしてみれば特異性を犠牲にしても感度を上げたいというバイアスがかかると思います。そうするとコロナの抗体はないけれど、他のウィルスの抗体がひっかかって(+)になってしまうケースが考えられます。逆にコロナの抗体があるのに見逃してしまうという危険性は少なくなります。見逃したとなればメーカーにバッシングがいくので、メーカーとしてはどうしても感度をあげたくなります。
しかしそれが行きすぎると、せっかく(-)で無条件で行動可なのに(+)に判定されてPCRの結果待ちということになります。ですからさじ加減が重要で、このように間違って(+)に判定される人が「少数いる」という加減がベストということになります。そのような検査キットで首都圏の住民の抗体検査を行い、パスポートを発行するということで経済活動を持続するしかないのでは。
もちろん抗体(-)でもウィルスをまく人はわずかながらいると思いますが、それはもう目をつむって病院と保健所にお願いするしかありません。唾液のPCR検査が普及してくれば、そのような人もチェックできるようになるかもしれません。
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