« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »

2020年6月29日 (月)

オナガの長逗留

A_20200629161001

オナガというのは不思議な鳥です。東アジアとイベリア半島だけに棲息し、最近では西日本からいなくなり、日本では東日本だけに棲息するそうです。ウィキペディアには留鳥と書いてありますが、私は同じ場所に長くいるオナガを見たことはありません。せいぜい1ヶ月くらいで他の場所に移動する場合が多いです。

うちの団地にも毎年群れでやってきて1ヶ月くらいでいなくなるのですが、今年は5月初めに来てもう2ヶ月も長逗留しています。ガーガーうるさいのでうちの団地に住み着いている鳥たち(スズメ・カラス・キジバト・ムク・ヒヨ・ハクセキレイなど)にとっては大迷惑だと思います。他に夏だけいて子育てするのはイワツバメくらいでしょうか。旅の途中で短い期間だけ立ち寄る鳥はいろいろいます。毎年来るのはメジロ、ウグイス、シジュウカラあたり。たまにサンコウチョウも来ます。まだ開発途中の頃にはヒバリやハヤブサも来ていました。

どうして今年はオナガが長逗留しているのか、理由はわかりません。ただコロナのせいで市や団地の行事がほとんど中止になっているので、例年に比べて静かな感じはします。

| | コメント (0)

2020年6月27日 (土)

新型コロナ ゆるみすぎてるよね

Photo_20200627170001

東京都新型コロナ感染者数の推移です。
グラフのソース
https://coronavirus.smartnews.com/jp/tokyo

>西村さん
>小池さん

お金がなくても注意を喚起するくらいはできるでしょう🚩

あと この状態で go to キャンペーンはまずいよね

| | コメント (0)

2020年6月26日 (金)

官邸 専門家会議を切り捨てる

1_20200626115901

コロナの専門家会議が記者会見を開いた翌日に廃止とは、この政権の感情的とも言える政策にはあきれるほかありません。おそらく専門家会議は東京の現状に危機感を持っていたと思いますが、官邸はそのような専門家会議に危機感を持っていたのでしょう。
御用学者の進言すら捨て去った晋三は、ボルソナーロやトランプの道を選ぶのでしょうか? ブラジルやアメリカがどうなっているのか知っているはずですが。

だいたい 官邸-西村-専門家会議 という政策決定プロセスが異常でしょう。
官邸-厚労省-専門家会議というのが、どう見ても感染症対策としては正常なプロセスです。
吉村はもう一歩先を行っていて、緊急事態宣言は意味がないといっている学者を集めて政府に圧力をかけようとしています。
学説に批判はつきもので、緊急事態宣言の効果に疑問を持っている学者がいるのはうなづけますが、もし武漢を閉鎖しなかったら中国がどうなっていたかを考えれば、人の移動に制限を加えることが一般的に無意味だという人はいないでしょう。

欧米とアジアではウィルスまたはホストに差があるのは確かなようですが、日本はアジアの中では死者は多いですし、国民が危機感を共有していたのでこの程度でおさまっていたのであって、みんなが安心して元の生活にもどったら何がおこるかわかりませんよ。

http://www.asyura2.com/20/senkyo273/msg/648.html

(写真はウィキペディアより)

 

| | コメント (0)

2020年6月24日 (水)

都響 ガラガラポンに踏み切る

Index_20200624155601

都響が突然12月までのコンサートをオールキャンセルしました。東京の交響楽団の中でははじめてだと思います。指揮者もソリストも来日できない可能性が高いですし、まだ感染の可能性があるので行きたくないという人もいるということで、私はやむを得ない決断だと思います。ただ野球もサッカーも夏からは人を入れてやることになっていますし、大勢の聴衆を集めたコンサートも開催されそうなので、やや違和感はありますが、野球やサッカーの外国人選手は今日本にいるわけですし、ファンも若くて重症化しにくいでしょうから、クラシックのコンサートとはやや状況が違うでしょう。

政府のウィズコロナの方針にも反するので、発表まで絶対漏れないようにしての突然の発表だったのでしょう。小池都知事のOKはおそらくとったのだと思います。さてN響・読響はどうするのかな? 

ガラガラポンで、あらためて少数の演奏者と聴衆のコンサートを組むのでしょう。それも普段やりにくい曲目をできるので面白いかもしれません。ハイドン、ヴィヴァルディ、アルビノーニ、バッハの作品を演奏するチャンスです。先日「晴れた海のオーケストラ」が無料配信していたベートヴェンの弦楽四重奏編曲版は素晴らしかったので、そういうのもいいかも。ただオネゲルの「典礼風」はあらためてチケット発売してやってほしいですね。心配なのは年末の第9ですが、合唱団全員PCR検査してでもやってほしいですね。

| | コメント (0)

近況

Index_20200624130601

「生物学茶話」のウェブブックは一応完成していて、このブログのトップページからもリンクしているのですが、ウェブブックだとデジタルアーカイヴのサービスをやっていない図書館では寄贈しても受け入れてもらえないので、今年の3月頃に紙の本も少し作成しようと決断しました。

ところが紙の本の場合、ウェブブックスタイルのような1段組だと読みにくいし様にならないことに気がつき、2段組に組み換えることにしました。しかしこれが大変な重労働で、図版の収まりが悪く、図版を書き換えたり、サイズを変更したり、文章を継ぎ足したり削ったりして、ともかくなんとか見にくくなったりスカスカになった部分を減らそうと試みるうちに、4ヶ月も経過してしまいました。書籍の編集は本当に骨が折れます。

校正もやりなおして、現在ようやく索引作成まで到達しました。もちろん索引も全部作り直しです。まあいい経験にはなりました。一太郎のひどさにはこりごりで今回はワードで編集しましたが、ワードも決して完全ではありません。それが私が完全に理解していないからなのか、ソフトウェアの仕様に問題があるのかがよく分からないのです。あるときフォントを変更する操作など全くやっていないのに、突然フォントがすべて入れ替わったときには真っ青になりました。いろんなウェブサイトを参照して、ワードのフォントについては勉強したのですが、未だに自在にはなりません。

InDesign が自在に使えればもっと簡単に作成できたのでしょうが、そこまでやる気はなく、私にできるのはPDFの作成までで、結局最後は書店の世話になってしまうことになりそうです。

| | コメント (0)

2020年6月22日 (月)

サラとミーナ231: サラの最近のお気に入りの場所

Imgb_20200622170901

一度掃除しようと床に置いていたケージに勝手に潜り込んでから、すっかりこの場所はサラの居場所になってしまいました。ミーナは決して単独ではこの場所に入りませんが、サラがいるとお節介を焼くために強行突入することがあります。ネコにしては大きめのケージですが、2匹はいるとさすがにぎゅうぎゅう詰めになってしまいます。

ネコは決して巣は作りませんが、自分のお気に入りの場所は何カ所か必ず記憶して、そこで落ち着いて休みます。子育てするときは授乳のため一応巣のような場所に隠れますが、何か危険なサインがあればすぐに子猫を運んで別の場所に移動します。

| | コメント (0)

2020年6月19日 (金)

色即是空

Img_3557

ベランダのトマトが赤くなってきました。でもまだ緑のものも多くみられます。多くの哺乳類はこれを識別できません。なぜなら青と赤を感知する錐体細胞しか持っていないからです。哺乳類以外の脊椎動物はたいてい4種類の錐体細胞を持っていて、赤色から紫外領域まで広範に色を識別できるのですが、恐竜と同じ時代に同じ場所で生きていた哺乳類は夜行性にならざるを得ず、夜の生活を続けているうちに錐体細胞を失って色彩感覚がプアになってしまったのです。

ところがサルだけは樹上というニッチをみつけて、昼間に動き、植物の実を食べるという生活をしていたため、3種類の錐体細胞を維持できて、実の熟成度をみつもることができました。ちなみにプルガトリウスというサルは、はやくも恐竜が跋扈していた白亜紀に生きていました。おなじ実を食べるライバルとしては恐竜の仲間である鳥類などがいましたが、空を飛ぶ動物はだいたい軽量で歯も手も退化していたのですから、サルでも勝負できたのでしょう。一度色彩感覚がプアになったという進化の過程は、現在のヒトにも残っていて、男性の5~10%は2種類の錐体細胞しか持っていません。犬や猫もみんな2種類の錐体細胞しか持っていません。

般若心経に「色即是空」という言葉があります。釈迦尊はある意味科学者で、これはひとつの科学的洞察であり、上記のように見るヒトや動物によっても色彩は様々だという意味でもそれは当たっていました。物質の色というのは、見る角度や天気や時刻や、また見るヒトや動物の種類によって異なるものであり、単なる幻に過ぎないという考えは正しいわけです。ただだからそんなものにたいした意味はないという考え方には、私は同意できません。なぜならサルが3種類の錐体細胞を確保できたのは、生と死をかけた生物進化の重みというものがあって、私たちはそんな1度だけの歴史の中で生きているからです。

ですから私は仏教徒ではありません。しかしご先祖様には敬意を持っているので、墓参りには行きますし、墓地の管理費も支払っています。

| | コメント (0)

2020年6月17日 (水)

抗体検査でわかったこと

Photo_20200617141001

ここから推測されることは、大阪府での感染者数の発表があまりにも少ないことです。おそらくPCR検査に消極的などなんらかの抑制操作が行われているに違いありません。東京より感染者数の%は多いはずですから。そもそも大阪維新がやってきたことは、公衆衛生と医療を軽視するプログラムのもとに、府内の保健所・公立医療機関のリストラです。

#大阪市各区に配置されていた保健所をひとつに集約
#保健所の人員削減
#府立病院の予算削減
#千里救命センターへの補助金廃止
#大阪赤十字病院への補助金廃止
#府立健康科学センター廃止
#府立公衆衛生研究所と市立環境科学研究所を統合縮小・独立行政法人化

こちら

吉村知事は記者会見すればいいことを、TVのバラエティー番組に出まくってマスコミ特にTVでの批判を封じようとする作戦をとっています。あまり信用できる人物ではありませんね。

https://lite-ra.com/2020/06/post-5462_2.html

*抗体検査はよくTVなどで過去にコロナにかかった人をみつけるためといわれますが、それはIgGの話であって、IgMが陽性なら即隔離でPCR検査です。

| | コメント (0)

2020年6月15日 (月)

山本太郎立候補の衝撃

Taro_yamamoto_2013_shibuya_20200615190201

山本太郎氏が都知事選に立候補しました。

彼は決して組織の中で仲間を集めて、権力闘争に勝利してのし上がるタイプではなく、最初からトップの位置にいなければやっていけないタイプの人と見ました。
ですから国政を動かすのは無理で、都知事は適任だと思います。
小池さんをみてもわかるように、既成政党の助けがなくても都知事ならやっていけるでしょう。
勝つ可能性もあると思いますよ。みんなコロナでストレスがたまっていますから。
バッサリと仕事を進めてくれる独裁者が求められているような気がします。

彼の公約の中で私が注目したのは、「都立病院の独立行政法人化を中止する」という一項です。
これは小池さんが勝っても是非やってほしいことだと思います。

まあ私は千葉県民なので、見物するだけですが。

(写真はウィキペディアより)

| | コメント (0)

2020年6月14日 (日)

リーガ・エスパニョーラは開幕しましたが

1_20200614200701

リーガ・エスパニョーラは開幕しました。フェイクの大観衆には驚きました。無観客のはずなのに、誰かが試合中に侵入して中断したのにもびっくり(誰やねん!)。マヨルカの久保君はなかなか活躍していました。バルサは前半のマヨルカの消極的な作戦に助けられての勝利。調子はまだまだですが勝てたことは非常に有難いです。
さて日本でもJリーグ・プロ野球などが来週にもはじまろうとしていますが、感染者数はどうでしょうか?

1_20200614200702

残念ながら東京都の感染者数は本日47名で、感染経路不明者も20名以上のようです。コロナ収束は遠しです。クラブや風俗は密接しないと意味の無いところですから、まだ解禁すべきじゃないですね。人が複数いるところで、大声出したり歌ったりするのもだめですね。これでどんどん感染者が増えるようだと、元の木阿弥になりかねません。今週は注目する必要があります。解禁ありきで検査をしぼるかどうかについても注視する必要があります。

ここで疑念がわくのは、これだけ東京都と密接な往来がある千葉県の感染者数が少なすぎることです。千葉にも大きな繁華街や夜の街もあるので、もっと積極的に検査してみればまだまだ出るのではないかと思いますが。

ゴール

ビダル:左からのクロスを、DFがついていたにもかかわらず力で押さえ込んでヘディングでたたき込む。

ブライスウェイト:左からのパスをショートバウンドでゴール上隅に決める。

アルバ:オフサイドぎりぎりでメッシのパスを受けて抜け出しゴール。

メッシ:プレゼントパスをゴール前で受け、左から右に走って右足でゴール。

バルサの左CBがアラウホだったのには驚きました。メッシが7:3分けだったのにはもっと驚きましたが。アルバとブライスウェイトは絶好調。セルジも髪型を変えて頑張っていました。メッシ、デ・ヨング、ピケはまあまあ。グリーズマンはまだまだでした。スアレスは後半出場しましたが、切れありません。

| | コメント (0)

2020年6月12日 (金)

まきちゃんぐ リモートライブ開始

21_20200612214301

東京アラート解除は明らかに早すぎて問題山積です。このまますぐにも夜の街やライヴハウス解禁になりそうな勢いですが、これは銀座のクラブや音楽関係者にとっても疑心暗鬼の人が多いのではないでしょうか?

そんななかで有料リモートライブという営業方式がはじまっています。「まきちゃんぐ」もリモートライブをはじめました。ちょっと変わっているのは、ファンクラブ(FC)方式ということでしょうか。FCに入会しないと視聴できないという方式です。なので私も生まれて2回目のFC入会をすることにしました(1回目は西島三重子さんのFCイメージ通信と私設FCでした)。

第1回リモートライブ

1.愛の雫: 映像と音声がずれていて大ピンチ。なんとかカメラを変えて乗り切る。なれないことをはじめるのは大変です。やはり試行錯誤が必要です。ここで30分遅延。

2.さなぎ: まきちゃんぐにとって思い出深い曲のようです。個人的には歌詞が難解。

3.不器用: ずっと心情をつぶやき続けているような歌。ある意味とてもまきちゃんぐらしい。

実はリモートライブには実演では考えられないリスクが無数にあることに気がつきました。時間があらかじめ予告されていても、聴いているのは自宅ですから。人は来る、固定電話は鳴る、風でベランダの鉢植えが転落する、猫はうんちする・・・等々数えきれません。ですからリアルタイムはやっぱり難しいですね。1ヶ月置いてくれると言うことで、ここで中断。

再開 ↓

4.砂の城: まきちゃんぐらしい毒のある曲。くさってしまった神経という歌詞にはどっきりする。

5.風の強い日の旗は美しい: 突撃ラッパのような曲

6.シャドウ: これも毒性は強い。でも共感できる。

7.ジンジャエールで乾杯: まきちゃんぐらしからぬ明るく楽しい曲。ピアノ演奏も素晴らしい。

8.はなのたねまき: 本人および弱者のためのガンバレソングです。

愛の雫
https://www.youtube.com/watch?v=ESAqbWBsPjQ

さなぎ
https://www.youtube.com/watch?v=I0uPILgi0uI

はなのたねまき
https://www.youtube.com/watch?v=faYSNQTtd4A

公式サイト
https://twitter.com/makichang_info

| | コメント (0)

2020年6月11日 (木)

ウィーンフィル コンサートを再開

Wiener_philharmoniker

6月5日 ウィーンフィルが3ヶ月ぶりにコンサートを再開したそうです。

全員がPCR検査を行い、各パートのエアロゾルがどのくらい拡散するかなどいろいろテストを行った上での再開ということで、まずはおめでとうございます。日本のオーケストラも続かないと。それにはまずPCR検査ですね。お客は体温測定、マスク厳守、住所登録でよいのではないでしょうか。

音楽プロデューサーの渋谷ゆう子さんが、再開までの詳細なレポートをアップされています。
https://ontomo-mag.com/article/report/wien-phil-20200605/

 

| | コメント (0)

2020年6月10日 (水)

じゃんじゃんやろうよPCR

Takara

タカラバイオUSAは同時に5184サンプルのPCR反応を30分未満で行うことができるリアルタイムPCR装置を開発したそうです。非常に少量で正確な反応をローコストで行えるそうで、これで唾液サンプルを使えばコロナのPCR検査もやりたいだけできそうです。米国ではすぐに使用許可もおりるそうです。

ともかくじゃんじゃん検査して、+の人を全員隔離すれば普通に社会を動かせるじゃないですか。じゃんじゃんやろうよじゃんじゃん。ともかく日本は政治がおそい。おそいのに国会を閉める。何やってるんだろう。

https://ir.takara-bio.co.jp/ja/news_all/news_IR/auto_20200610441125/pdfFile.pdf

タカラバイオはもともとは焼酎の会社でしたが、今やバイオ分野でも世界のリーディング・カンパニーのひとつでしょう。

 

| | コメント (0)

2020年6月 9日 (火)

O型はコロナに強い?

Photo_20200609191101

23andMe Inc.という会社が75万人の協力者を得て調査したところ、血液型が O型の人🎵 は新型コロナウィルスに抵抗性だそうです。

https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-06-08/23andme-provides-more-evidence-that-blood-type-plays-role-in-virus

データの場所 ↓

https://blog.23andme.com/23andme-research/23andme-finds-evidence-that-blood-type-plays-a-role-in-covid-19/

医療従事者について言えば、AB型の感染者が4.1%に対してO型の感染者は3.2%だそうです。まあ大きな差はないという考え方もできますが、人の遺伝子型によって感染率や重症化率に差ができるという研究のきっかけにはなるかもしれません。

 

| | コメント (0)

2020年6月 7日 (日)

差を縮める努力をすべきでしょう

Bukan

(武漢)

武漢では全市民約1000万人全員のPCR検査を実行し、300人の陽性者を探り出したそうです。
https://www.asahi.com/articles/ASN644224N62UHBI02Y.html

これこそが文明国がおこなうべき新時代の感染症対策と言えます。科学技術に基づいた対策を実行できる国とできない国。できない国の住民は電車を恐れ、会社を恐れ、レストランを恐れ、病院を恐れて生きていかなければなりません。

全員のPCR検査が無理ならば、全員の抗体検査をして(+)の人だけPCR検査をするというやり方もあります。抗体検査(-)の人と(+&PCR-)の人で社会を回していく、(+&PCR+)の人は隔離か入院というのは、ここでも何度も言っている現代的ウィルス対処法です。普通に安心して動ける生活というのがすべての人が望むところです。

ここで話がすこしずれますが、人間などが生まれるはるか前から真核生物はウィルスと対決してきました。実は原核生物=細菌もウィルスとの戦いを続けてきましたが、そのストラテジーは全く真核生物とは異なるものなので、ここではパスします。

真核生物は抗体とT細胞で進入してきたウィルスを無力化するというのは皆さんがご存じのストラテジーですが、そのメカニズムが発達する以前からある真核生物のストラテジーは、遺伝子にバラエティーをつくるということです。新型コロナウィルスはマウスには感染しません。それは人とマウスで遺伝子が異なるからです。同じ人でもおそらく人種によって、このウィルスの活性には違いがあると思われます。

教科書的知識では、寄生生物とホストは互いに遺伝子変化の競争をやっているわけです。ホスト側の超古典的ストラテジ-というのは、繁殖が可能な限界まで個体のバラエティーを広げるということです。この観点から言えば世界は一つというグローバリズムは最悪です。地域地域によってなるべく遺伝子の異なる集団を取りそろえて置いて、寄生生物(ウィルス)が発生してもある集団には感染するが、別の集団には感染しない、あるいは重症化しないという状況を作り出すことが、種が寄生生物に打ち勝って存続するための伝統的なストラテジーなのです。

ですから国家という、自由に往来しにくい壁があるということは疫学的に大きな意味があります。人という生物は1属1種で非常に遺伝子のバラエティーが少ないグループなので、特にウィルスや細菌によるパンデミックには注意しないと絶滅の危険すらあります。科学が進歩して、あらゆる寄生生物に対処できるような方策が確立すれば話は別ですが、それまでは遺伝子のバラエティ-を高めるような生き方も大事です。

このように考えていくと、アメリカ合衆国はまずいです。白人、黒人、東洋人、ヒスパニックとあらゆる人種のるつぼですから、これでどんどん混血が進めば、対寄生生物対策としては最悪の状況となります。いっそのこと人種によって住む州を変えればいいのではないかと思うくらいです。

| | コメント (0)

2020年6月 5日 (金)

もう完全に後進国と化した日本の科学

1_20200605124001

これは山下えりか氏がまとめた新型コロナウイルス感染症に関する国別論文数です。

中国は発祥の地なので、立ち上がりも早く論文数が多くなっているのは当然と言えますが、日本は欧米諸国はもちろん、アジア諸国の中でも後塵を拝しているのがわかります。晋三をはじめとする自民・公明政権の反知性主義の影響が露骨に現れた結果です。

この結果の深刻さを諸野党がどのようにうけとめているかということも気になりますが、ともかくこの政権を没にしなければ日本の未来はありません。

これは単に研究費がカットされているという問題だけではなくて、直ちに取り組む必要がある新しい課題に、日本の科学者達が機動的に対応できていないという面もあると思います。それは研究テーマが政府のお仕着せで窮屈になっていて、自由な取り組みができないという制度上の問題があります。これは政権の問題だけではなく、日本のお役所が大学や研究所を支配して勝手にやらせないようにしようとしてきた昨今の姿勢に問題があるのです。研究テーマを自分たちでコントロールした方がお国のためになるというのは役人の思い上がりです。

役人が優秀だったのはもう遙か過去のこと。失敗に失敗をかさね、ついには議事録の改ざんや廃棄までおこなって証拠隠滅をはかろうとする情けない集団にまで落ちぶれてしまいました。

| | コメント (0)

2020年6月 4日 (木)

赤い橋

Img_20200604113301

今朝東京新聞を読んでいたら、「筆洗」の筆者が東京アラートの赤い橋からの連想で、浅川マキの「赤い橋」について語っていました。私はマキさんのライヴには一度も行ったことがありませんでしたが、私のCD棚には何枚かCDがあります。彼女はバブル時代でも社会の底辺の人々のための曲を歌っていたと思います。

赤い橋というのは被差別部落から外に出て行くための橋というのが定説らしいですが、最初に聴いた印象では三途の川を渡る橋だと思いました。最近知ったことですが、青森の恐山には三途の川をわたる赤い橋が実際にあるそうです(*)。

* https://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-a097.html

https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000191912/kuchikomi/0004308109/

保津峡には赤い橋の心霊スポットがあるようです(**)。そのほか探してみれば赤い橋は怖い場所満載のようです。

** https://www.youtube.com/watch?v=jackpZww978

レインボーブリッジは赤くなっても往復自在なのでひと安心。

浅川マキ「赤い橋」
YouTube:
https://www.youtube.com/watch?v=TUBrQqDvaHw

響子-hibikiko-さんによるカバー
https://www.youtube.com/watch?v=SExHVFBxnAw



| | コメント (0)

2020年6月 2日 (火)

元の木阿弥はつらい

Index_20200602183401

6月2日東京都の新規感染者34人+15人(武蔵野中央病院)ということで、東京都は自粛解除失敗に終わりました。東京アラートですか・・・。ステージ2にするには早すぎたようです。みんな我慢の限界で一気に外出ということで残念な結果です。千葉もどうせ道連れでしょう。

これでまた1からやり直すのはきついでしょう。今度はステージを上げるのもおそるおそるになってしまいます。もう抗体検査で(-)の人にパスポートを出して、その人達だけでも社会を回していかないと経済が崩壊します。でなければブラジルのようになってしまうか究極の選択をせまられるかもしれません。

ここで大事なのは抗体検査の感度と特異性です。これはたいてい2律背反となります。メーカーにしてみれば特異性を犠牲にしても感度を上げたいというバイアスがかかると思います。そうするとコロナの抗体はないけれど、他のウィルスの抗体がひっかかって(+)になってしまうケースが考えられます。逆にコロナの抗体があるのに見逃してしまうという危険性は少なくなります。見逃したとなればメーカーにバッシングがいくので、メーカーとしてはどうしても感度をあげたくなります。

しかしそれが行きすぎると、せっかく(-)で無条件で行動可なのに(+)に判定されてPCRの結果待ちということになります。ですからさじ加減が重要で、このように間違って(+)に判定される人が「少数いる」という加減がベストということになります。そのような検査キットで首都圏の住民の抗体検査を行い、パスポートを発行するということで経済活動を持続するしかないのでは。

もちろん抗体(-)でもウィルスをまく人はわずかながらいると思いますが、それはもう目をつむって病院と保健所にお願いするしかありません。唾液のPCR検査が普及してくれば、そのような人もチェックできるようになるかもしれません。

| | コメント (0)

« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »