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2020年5月 2日 (土)

森議員のお手柄

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LITERA より

https://lite-ra.com/2020/05/post-5402.html

4月30日の参院予算委員会では前日につづいて森議員が質疑をおこない、PCR検査数が一向に増えないにもかかわらず、安倍首相が「2万件まで能力を上げていきたい」などとずっと同じ説明を繰り返していると指摘。解決するためにどうするのかと追及したが、安倍首相は答弁席に立たず、代わりに加藤厚労相がキレ気味にこんなことを言い出したのだ。

「これ、前から申し上げておりますように、能力があるから使うってものではなくて、本当に必要な量をしっかり検査する。もしそれが能力が足りなければ能力の……能力の拡大を図っていくということが当然のことであります」

「能力があるから使うのではなく、本当に必要な量を検査する」──。ようするに、加藤厚労相は、PCR検査の「能力」が2万件あろうが4万件あろうが「必要な量」しか検査しない、と述べたのだ。

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(管理人)

やっと意図的に検査数を減らしていることをみとめたわけですが、ここにもウソがあります。「本当に必要な量」じゃなくて、「収容できるベッド数にあわせた量」というのが本当の話です。官邸も専門家委員会も当初からこの方針だったので、数百名の自宅待機を出している東京都などは、むしろある意味政府の方針に逆らっているわけで良心的ともいえます(ブラックですが)。

政府がやるべきことは、まずPCR検査がすすまないことを国民に陳謝し、病院のベッド数や感染症のトレーニングを積んだ医療従事者を増やすことを確約して予算に計上することです。

報道1930で医師が「PCR検査をやらせないことは傷害罪に相当する犯罪だ」と言っていましたが、全くその通りです。サンプルは新型コロナの場合唾液からも採れるそうですし、PCRの機械なんて掃いて捨てるくらいどこにでもあるんですよ。+-の判定がむずかしいとかいったって、どんな検査でも中間的な値の場合はあるので、そんなの気にしたってしかたありません。報道1930で民間検査所の取材をしていましたが、それでもわかるように、ピペッティングする孔の位置さえ間違えなければいい簡単な操作なので、感染のリスクに気をつけなければいけないとはいえ、ピペットを使ったことのある学生アルバイトならおそらく半日くらいトレーニングすればできるのです。検査ができなくてもできても感染している人の数は変わらないのですから、検査したらいいことはあってもまずいなんてことはあり得ません。陽性患者を自宅待機させるしかないことがばれるだけです。

PCRの原理がどういうものか 興味ある方は私が詳しく解説していますのでどうぞ下記をご覧下さい ↓

http://morph.way-nifty.com/lecture/2020/01/post-f9ff70.html

 

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