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2020年5月31日 (日)

JPOP名曲徒然草205: 記憶の海 by 遥海

Harumi

コロナ禍のまっただ中の5月20日、素晴らしいシンガーがソニーからこっそりデビューしました。13才までフィリピンで過ごし、その後来日したフィリピン-日本のハーフだそうです。子供の頃はホイットニー・ヒューストンや宇多田ヒカルを聴いて育ったとのこと。

まあどれでも1曲聴いてみれば、どれだけすごいボーカリストであるかは瞭然。なにしろこの時期にデビューさせようというのですから、レコード会社の気合いの入り方が普通じゃないのでしょう。これで成功しなければソニーの鼎の軽重が問われるでしょう。ただ本人のライターとしての実力が未知数なので、彼女の実力を生かせるソングライターをみつけられるかどうかが一番のポイントであることはもちろんです。

地上波TVにも何度か出演したことがあるそうですが、私は最近ほとんど地上波を見なくなったので見逃してしまいました。アマチュア時代は草ケ谷遥海で活動。業界には名が知れていたと思いますが、ここまでメジャーデビューが遅れたのは不可解です。やはり言葉の問題があったのでしょうかねえ? 

遥海 - 記憶の海 名曲でPVも美しい 圧倒的な歌唱力に脱帽
作詞・作曲:her0ism, Yui Mugino, Noble Levi Jolley, Jr., 遥海
https://www.youtube.com/watch?v=Tdkf-_FGK5U

ミニアルバム「Clarity」(Sony Music Labels HRM1001) に収録

Don't Break My Heart
https://www.youtube.com/watch?v=0NG5_KQ3Ew8

I love you (クリス・ハートの曲)
https://www.youtube.com/watch?v=m_CYccUpWqs

Precious (伊藤由奈の曲)
https://www.youtube.com/watch?v=t1QKAIgJOHU

HAVANA (Camila Cabelloの曲)
https://www.youtube.com/watch?v=fi1-2PCzf78

Listen (ビヨンセの曲)
https://www.youtube.com/watch?v=jFyx9G07in4

ソニーのデビュー曲 「Pride」 これがなあ・・・
https://www.youtube.com/watch?v=X8Gyw7x1lA8

Pride の stay home session
https://www.youtube.com/watch?v=BJ5UH6YxxsE

いとしのエリー
https://www.youtube.com/watch?v=jDJplYkyjys

路上パフォーマンス
https://www.youtube.com/watch?v=gkH5SRQScdY


草ケ谷遥海と仲座輝七海のデュエット

You've got a friend
https://www.youtube.com/watch?v=eORTCCRnZxs

You can't hurry love(個人的見解ですが、シュープリームスの上をいっている)
https://www.youtube.com/watch?v=YHVbI5OYyeU

オフィシャルHP:
https://www.harumiofficial.com/

 

 

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2020年5月29日 (金)

アジアと欧米のコロナ

下の表は菅谷憲夫さんのサイトからのコピペです。

こちら

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この表をみると、欧米諸国にくらべてシンガポール以外のアジア諸国では明らかに人口当たりの感染者が少ないことがわかります。シンガポールは主に外国人労働者居住区での初期の防疫作戦に大きな誤りがあったので、欧米なみの感染者数になっていますが、医療体制が優れていたために致死率や死者数は非常に少なくて済んだものと思われます。

日本は結構致死率は高くて医療体制が整っていなかったことを示していますが、アジア全体では欧米よりも人口当たりの感染者数が顕著に少ないことは明らかです。これはおそらくドイツかイタリアでウィルスの変異が発生した影響だと思いますが、真相はあきらかではありません。ホスト側の要因があるのかもしれません。

ウィルス側の要因だとすると、欧米で開発されるワクチンはアジアでは無効な可能性があります。日本で開発が遅れるようであれば中国から買い付ける算段をしていたほうがいいと思います。抗体と抗原の検査、唾液によるPCR検査には全力で取り組むべきです。日本では会社では毎年健康診断をやっていてそのときに血液検査をやりますし、市町村でも定期検診をやっていてほとんどの人は血液検査をやっています。キットさえあれば国民全員の検査ができないはずはありません。これで第2波・第3波が発生しても抗体-の人と抗体+PCR-の人にパスポートを発行して、経済を止めないで防疫作戦を遂行することができます。医療体制を確立しておけば、漏れ出した感染者のケアもできます。

パスポートといってもここで言っているのは国内の話で、欧米からの渡航者はPCRパスポートがあってもちゃんと空港で再検査して通常のコロナ検疫を行うべきです。なぜなら変異したウィルスが持ち込まれると強烈な欧米型ウィルスによる再流行がはじまる可能性があるからです。南半球で蔓延しているウィルスもおそらく欧米起源なので同様な検疫が必要だと思います。

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2020年5月27日 (水)

小池都知事 都響の矢部コンマスと対談

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昨日小池都知事の恒例の夕方会見に、都響の矢部コンマスが登場してリモート会談を行いました。東京動画に収録されています。

https://tokyodouga.jp/mrxo6xslldw.html

矢部さんは第一声で都響のことでなく、倒産しそうなオーケストラがあることをアピールしていました。さすがですね。その他無難にやっていました。都知事は都響の演奏の公開や都響ラジオなどいろいろな自粛中の都響の事業について語っていましたが、これって企画も責任も全然矢部さんにはなくて、財団理事や音楽監督のお仕事でしょう? どうして都知事は担当者を呼ばないで矢部さんとの対談になったのか不可解です。

「愛 💋 」なのでしょうか?

7月10日からコンサート解禁ですが、ルスティオーニは来日不可で12日のコンサートは中止だそうです。

それにしても収容人員の半分でコンサートをやるなんて、N響と都響以外は無理なんじゃないかと思いますが、どうなんでしょう? 都響にしてもすでに売れている座席をどうするかというのは大問題です。

小池都知事は都民ファーストの会を切り捨てる、枝野らを切り捨てるなど政治家としてはいろいろ問題がある人だと思いますが、クラシック音楽に関心があるという1点においては美濃部都知事以来の逸材で、都響はこの知事を大切にしなければいけません。

都響-矢部-タケシのマーラー
https://www.tmso.or.jp/j/archives/special_contents/2019/2019alan/

 

 

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2020年5月26日 (火)

まきちゃんぐ CMソングを歌う

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JA晴れの国岡山のCMイメージソング「晴れて、一つに。」
(唄:まきちゃんぐ 曲・演奏 秋野温・鶴)

https://youtu.be/NR35FYHCKHQ

メイキング(こっちの方がちゃんと聴けるかも)

https://www.youtube.com/watch?v=614bvbNAefQ

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2020年5月24日 (日)

サラとミーナ230: ミーナの生涯のキャラ

ミーナはうちに来てから14年、そのおせっかいで世話好きの性格は変わりません。サラは気分の良いときはされるがままになっていますが、機嫌が悪いとケンカになってしまいます。

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ちゃんと耳掃除までしてあげるミーナ。

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いよいよ明日から非常事態宣言解除になりそうです。イオンSCも店員が入って開店準備をしています。早い店は明日から、多くの店は水曜日から開店のようです。ちょっと心配なのはQBハウスです。あそこはいつもベンチで待っている人のおしりがくっつくくらい込んでいるので、間違いなく3密になります。整理券を配って、客を外で待たせるしかないかなあ。さてどうするのか?

都響はボス矢部と都知事が火曜日に懇談するそうで、しかもそれをライブ配信するそうです。そこでこれからどういうスケジュールになるのかわかるでしょう。ソーシャルディスタンスは無理なので、演奏者とお客の体温を測定するくらいはやったほうがいいのじゃないかな。ライブハウスはすっかり悪者になったのでしばらくは無理なようですが、劇場はレベル2でOKみたいなのでライブをジョイントでやる手はあると思います。

https://twitter.com/tmsonews

 

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2020年5月22日 (金)

アビガンは本当に効かないのか? 

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最近突如として、アビガンは無効だというニュースが流布しています。本当でしょうか?

アビガンはDNA依存性RNAポリメラーゼは阻害せず、阻害するのはRNA依存性RNAポリメラーゼです。この酵素は人間にもありますが、その機能は siRNAを合成してmRNAの機能を阻害することにあります。したがってこの酵素を阻害するとmRNAの機能は促進されるわけです。

アビガンはおそらく胎児において、そこでその時間に機能が阻害されるべきmRNAの機能が誤って有効になるために異常が発生し、催奇性という副作用をもたらすと想像されます。成人の場合にどんな副作用があるかはわかりませんが、この点は世界から情報を集めて十分に安全性を確かめる必要はあるでしょう。しかし没にするにはあまりにも残念です。

要するに臓器にダメージを与えるほどコロナウィルスが増えてしまうと、アビガンで増殖を阻害しても手遅れということでしょう。これはコロナウィルスの増殖を阻害する薬なので、常識的に考えると感染初期に飲まないと効かないでしょう。理想的には家庭に常備薬として備蓄しておいて、コロナの流行が始まると妊婦と子供以外、特にバスや電車でどうしても通勤せざるを得ない人、生活必需品を販売する人、医療や介護のスタッフが予防薬として飲むのが正解なのではないでしょうか? 私はワクチンより有望だと思います。

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2020年5月20日 (水)

CD/DVDドライブ

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外付けのCD/DVDドライブはもうほとんどが薄型の2000円前後の製品になって、縦型のガッチリしたつくりのものは1~2機種7000円くらいのものが残っているだけとなりました。PCやオーディオには欠かせないこの種の製品も、もうほとんどチャイナ製で、日本では作れなくなってしまうような気配です。

その薄型の製品が本当に信用できないのです。ぎりぎりのバスパワーで動いているのでUSBを2口占拠しないと安定して動かない場合もありますし、私は主にCD用に使っているのですが、買ったばかりの新品CDでも認識しない場合が多くて困ります。かといって電源アダプターを使って7000円の製品を使う気にはなれません。

最近ドンキにマウスを買いに行ったら、棚にCD/DVDドライブが2台置いてあって、どちらもロジテックのUSB2.0用のLDR-PMJ8U2Lという製品でした。それがなんと3700円ほどの高価なものだったので、これはいけるかもしれないと思って買ってしまいました。

今時2.0専用でこの値段なので、よほど良い製品でなければ売れないだろうと思ったわけです。それが正解。認識しないCDがなく、USBバスパワーも1口で十分。私のデスクトップ付属のドライブで4倍速のリッピングが、同じCDで12倍速で動作します。若干動作音は大きいですが、素晴らしい製品でした。あとは耐久性ですが、それはまだ分かりません。ハードディスクにCDをストックして聴きたい人にはお勧めです。ちなみに私はミュージック・ビーを使ってフラックフォーマットでストックして聴いています。

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2020年5月18日 (月)

抗体とワクチン

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抗体にはモノクローナル抗体とポリクローナル抗体があります。モノクローナル抗体とは抗体産生細胞とがん細胞のハイブリッド細胞を培養して作成します。ポリクローナル抗体は動物に作らせます。

モノクローナル抗体は良い結果の細胞を培養で増やせばいいので特異性は高いですし、ハイブリッド細胞は不死身なので製品が枯渇することはありません。ただ感度が低いとか、自分で作るにはお金と手間がかかるという難点があります。

ですから一人で実験している場合などは、自分で抗原をウサギに注射して血清を採取し、ポリクローナル抗体を作成するという作業を行う場合もあります。昔は自分の家でウサギを飼育して抗体を作るビジネスをやっている人もいて、これって一発当たると結構儲かるんですね。抗血清0.5mlを10万円で売れば、ウサギ一匹分でも巨万の富です。ひともうけしたら会社をたたんでしばらく遊んで暮らします。

会社が存続していてもそのウサギの分がなくなればおしまいです。他のウサギで作った抗体が同様に素晴らしいとは限りません。購入した場合、それで素晴らしい研究結果が出ても、他の研究者が追試しようとするともう抗体が販売終了している場合もままあります。それでも研究者にしてみれば当たればいいのですが、はずれだと10万円まるまるすってしまいます。はずれの場合の方が結構多くて、抗体を使う実験は結構ギャンブルとなります。私も何度も痛い目に遭いました。

では高価でもモノクローナル抗体がいいかというと、これがまたポリなら0.5ml買えるところ50μlくらいしか買えなくて、しかも感度は低い場合が多いので、抗原が検出できなかったり、実験を失敗した場合のダメージは計り知れません。それで研究費を使い切って終わりの可能性もありです。つまり抗体を使った実験ビジネスは研究者にとって神頼みということになります。

ただし新型コロナウィルスの抗体検査試薬や抗原検査試薬の場合など、国家レベルで吟味して良い物を選んで使えると思うので時間をかければそれなりに信頼できる製品を選んで使えると思います。ただしそれでも感度が低かったり特異性が低かったりする失敗例の製品もあるので注意は必要です。

ワクチンとは人間をこのウサギにしてポリクローナル抗体を作らせるための抗原ということになります。どういう抗原を使うかというのが製薬会社の腕の見せ所で、当たればお客は数十億人ということですが、前記のウサギの話でもわかるように、個人の体内によい抗体ができるかどうかは人によりますし、また製品は世界100社以上で競っているらしいので、競争で負けたら大損害とはいえ、本当にダメな製品なのかどうかわかるまで時間がかかるという意味ではモンキービジネスです。巨額のお金が動くので、何でもありの危険なビジネスでもあるのでしょう。

Photograph by Bruce Blaus (Wikipedia)

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2020年5月17日 (日)

サラとミーナ229: 籐椅子の猫たち

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籐椅子に毛布を敷いてあげたら、猫たちが好んで座るようになりました。
写真嫌いなミーナですが、振り向いた瞬間にぱっちり。

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サラが座っていると、後から来てなめ回すミーナ。嫌がってサラが立ち去るのを期待しているかどうかは謎です。

イオンにはここ3週間ほど小麦粉がありません。強力粉もありません。スパゲティーもありません。だけどなぜかパンはたっぷり売っています。不思議です。

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2020年5月15日 (金)

ビタミンDの効用

最近ビタミンDがコロナウィルスに有効という話を聞きます。

論文を調べてみました。下記のようなデータがありました。

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 確かにビタミンDが足りている人々はコロナにかかりにくいようです。

しかし驚いたのは、意外にも太陽がさんさんと降り注いでいるようなスペインやポルトガルの人がビタミンD濃度が低く、白夜の北欧の人に高いというのはどういうことなのでしょうか。彼らは意識してそういう食べ物とかサプリをとっているのでしょうか?

これで言えそうなことは、ステイホームだからといって家の中にひきこもるのはよくないわけで、ベランダに洗濯物や布団を干したり、外で散歩やジョギングをするのがベターだろうということでしょう。

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2020年5月13日 (水)

ファウチ所長

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米国のNIH(national institute of health)はメリーランド州のベセスダという人口5万人くらいの小さな街にある、米国の知の中心のような組織です(写真はそのごく一部 ウィキペヂアより)。なにしろノーベル賞科学者を100人以上輩出しているというとてつもないところですから。NIHは傘下に20以上の医学系研究所やセンターを持つ巨大組織であり、その一つにアメリカ国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)というのがあります。そのヘッドが今毎日テレビに登場するファウチさんです。

https://www.niaid.nih.gov/

本来ウィルス蔓延のときにはCDC(Centers for Disease Control and Prevention)という組織があって、そこが仕切らなければいけないのですが、なんと新型コロナウィルス検査キットの開発に失敗して、とんでもないまがいものを作ってしまったので、それもあってアメリカは大変なことになってしまいました。まあそういうことで、ファウチさんが仕切ることになったようです。

https://www.technologyreview.jp/s/190976/why-the-cdc-botched-its-coronavirus-testing/

ファウチさんはトランプに妨害されながらもきっちり仕事をしています。それは彼が研究者としても、医師としても、そして公衆衛生の専門家としても優秀な人だからでしょう。そういう人が感染症蔓延の際には仕切るべきだと思いますが、日本にはそういう人を育てる素地がありません。昔は筑波がベセスダみたいになるのかなと思っていましたが、どうやらそれもなさそうですね。

日本でもCDCを作ろうという話はありますが、どうでしょうかねえ。厚労省の出先行政機関じゃ何かと問題が発生しそうです。ベースにプロフェッショナルな研究組織があって、そこから大学や企業や病院につながっているという形がいいんじゃないかと思います。実際NIAIDはmRNAワクチンを開発しています。mRNAを使うのがいいストラテジーなのかどうか私にはわかりません。素人考えでは、人間の細胞のレセプターにとりつく部分のウィルスの構造は、人間の遺伝子が変化しない限りウィルスの遺伝子も変化できない(変化したらとりつけなくて死んでしまう)ので、そのような部分をターゲット(エピトープ)とする抗体ができれば一番良いと思われますが、難しい点があるのかもしれません。

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石破・公明・維新はどうするのかな?

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検察庁は法務省の管轄なので、普通に考えればトップ人事は法務大臣が好きにやっていいのではないかと思われますが、そこには日本特有の難しい事情があります。

遠藤結万氏の調べによると
「日本の起訴後有罪率は99.9%。起訴されればほぼ有罪です。つまり、刑事弁護の被告人にとって、無罪を取れるかどうかよりも遥かに重要なのは起訴されるかどうかです。逮捕状が却下される確率も0.34%。勾留却下率も(最近上がっているとはいえ)5%程度です。」だそうです。
https://note.com/yumaendo/n/n9c581ee1dfff

つまり日本国では刑事事件において裁判所なんてあってなきがごとしで、ほとんど行政機関の裁量で有罪・無罪が判断され、日本国憲法第76条で規定されている司法権の独立は有名無実となっています。事実上、司法権は検察庁が持っていると考えてよいような状況にあるわけです。うがった見方をすれば、政府が事実上意のままにコントロールできる司法を育ててきたと言えるかもしれません。

もちろんこのような国で、検察の人事を内閣が自由に行うことになれば、政府関係者が刑事犯罪を犯しても忖度が発生することは明らかであり、そんなことが許されるべきではありません。本来は司法権を裁判所にもどすべきではありますが、それができない今日では検察上層部の人事がオートマティックであることが最後の歯止めとなっているので、それを覆す今回の検察庁法改正案に私は反対し、野党案を支持します。

↓ 政府が蹴った野党案

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2020年5月11日 (月)

池谷裕二著 「単純な脳、複雑な「私」」

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自粛の日々だからといって、特に本を読みたくなるわけではありませんが、ここ半年くらいずっと編集という事務仕事をやっているので頭がカチカチに劣化してきました。これは脳のリハビリのために読んだ本です。

この本「単純な脳 複雑な「私」」(講談社 ブルーバックス)の著者池谷裕二とは、あのNキャスに出演している池谷裕二です。前回は自分の研究室に学徒動員がかかっていて、学生がウィルス採取やPCR検査をやらされているとブーたれていました。確かにそれで論文が間に合わずに留年になってしまったら、学生も研究室も大変です。同情します。

読み始めてすぐに感じたのは、池谷裕二は天才科学者だということです。私も何人か天才を知っていますが、彼らに共通しているのは話が樹木の幹や枝のように、つながって発展していかないという点です。花から花へ飛び回るような話の進め方で普通の頭脳の人間にはなかなかついていけないところがあります。野村が「長島の言ってることはさっぱりわからん」と言っていたことを思い出しました。私は凡才科学者ですが、文章を書く才能はあるので、私が書いた本の方が圧倒的に理解しやすいです。

にもかかわらず、この本に次々と投入される「花」はみんな美しくて心を揺さぶられます。心は揺さぶられるけれどもちゃんと理解できているわけではありません。特に「脳はノイズをエネルギーや秩序に変換する」というところが、非常に興味深いけれども難解で、未だによく理解できていません。

この本で特に驚いたのは380ページあたりで、黒白の碁盤のようなマス目を歩くお話です。2つのルール1)白のマスにやってきたら、そこを黒に変えて右に進む、2)黒のマスにやってきたらそこを白に変えて左に進む、で歩き回ると、最初はそこいらをランダムに歩き回っているようでも、あるときから一方向に強靱な意図をもったかのように進むことになるというお話で、これには唖然としました。遺伝子は設計図ではなく、ルールだという彼の主張も軽視できないと思いました。

この本は脳科学を基礎から展開してくれる本ではなく、いくつかの名所旧跡に案内してくれて、そこで脳にスパークを与えてくれる本です。著者は中高生向きの講義のつもりで書いていますが、内容は非常に高度なものも含まれていて、もう少し丁寧に説明してほしいというのが本音。多分大学での講義も凡徒にはわかりにくいのではないかという予感がします。ただ天才もそれなりに学習するので、以前に書いた「進化しすぎた脳」とくらべると、この本は格段に内容が豊かになって進化しています。

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2020年5月10日 (日)

バーチャルマーケットへの疑念

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コロナ蔓延を良い機会として、マーケットのバーチャル化を進めようとしている勢力が勢いづいていますが、さてこれは歓迎すべきことなのでしょうか?

アマゾンなどオンラインショップで買い物をよくする方は経験があると思いますが、自分が期待した物とはかなり違った商品が届くことがあります。アマゾン自身で売っている物ならクレームが届きますが、ショップだとなかなか届きにくく結局あきらめることになります。特に海外のお店だとどうしようもありません。

何か商品を売るときに、お店はお客が不快になるような変な商品を手渡すと、どなられるとか殴られるかもしれないと言う恐怖があると思うのです。それが顔を合わせることがなく、メールは無視かわけのわからない返答、電話も都合が悪いと思えば出なければよい、出てもとぼければよいとなれば、何でもありになります。結局バーチャルマーケットというのは売る側にとって圧倒的に有利な販売形態であり、買う方は出かけなくてもいいというメリットはあるものの、半端物をつかまされる確率はかなり上がります。中途半端な欠陥商品は返品もできないでしょう。

私の個人的経験からいうと、CDを認識する確率が低いCD/DVDドライブとか、USBコネクタを時々さし直さないと認識されないプリンターとか、注文してから2ヶ月も来なかった靴とか(クレームを入れたら再発送してくれましたが、1ヶ月後くらいに届きました)、表示サイズと実際のサイズが合っていない洋服、中の方が腐っている野菜とか枚挙にいとまがありません。バーチャルマーケットで買い物をするのが普通になると、毎日あれこれクレームのことを考えてイライラ不愉快な精神状態ですごさなければならないようになるでしょう。

現金はやめてカード決済にするというのもどうかと思います。これも個人的経験ですが、あるクレジットカードの情報が漏れていて、いつもと違う使い方がされているとカード会社から電話がかかってきてあやうく難を逃れましたが、カード決済は常に情報漏れの危険性があることは確かでしょう。このカードは商店では使ったことがなく、オンライン取引の決済だけに使っていたのでサイトから漏洩したことは明らかです。偽金作りより情報を盗みどりする方が、その方面のプロにとっては容易な犯罪だと思います。大規模な情報漏れは結構頻繁に発生しています。ポストコロナというムードを利用して、コストダウンを図ろうという人々の口車にのせられて痛い目に遭わないように気をつけましょう。また政府や地方自治体、マスコミが旗を振るというのはもってのほかです。

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2020年5月 9日 (土)

新ウィルス感染症への基本戦略

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(コロナ抗体の検出  ヤマト科学のサイトより)

いよいよドイツやアメリカでは住民全員の抗体検査を行う方向で進めているようですが、最初から抗体検査をやっておけば、現在のような事態にはならなかったのです。

1.どこかで危険な新ウィルス感染症が発生する。

2.患者の血清をとりよせて、抗体検出用試薬を制作。発生国との交流を遮断。

3.抗体検出用キットを量産。

4.隔離施設を準備し、国内で感染が発生したら国民全員の抗体検査を行なう。

5.IgM+の人を隔離、IgG+(IgM-)の人はPCR検査。

6.IgG+かつPCR+の人を隔離。

7.新型コロナの場合だと感染者がいなくなるまで、2週間おきに4,5,6を繰り返す。

政府がやる基本政策はこれだけで、あとは保健所や医療にまかせればいいのです。この方式だと決して医療崩壊するほど患者は増えません。国民全員にお金を配ったり、休業補償したりするような事態にはならないので、コストは圧倒的に低くて済みます。ほとんどの国民は自粛の必要もないので、経済活動は停滞しません。感染が発生しない場合3は無駄になるかもしれませんが、その場合感染発生国にプレゼントすればいいでしょう。

あとできれば国連かWHOで協定を作って、新ウィルス病が発生した場合、発生国は患者の血清を国連かWHOに提供する義務を負うようにすれば、抗体試薬のデザインがやりやすいと思います。

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2020年5月 8日 (金)

強制隔離 ペットはどうする?

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法律上は新型コロナウイルス感染症の検査で陽性になった人は以前から強制隔離されるはずだったのですが、実際には当初施設がなくて(本人が希望する場合もありますが)自宅待機させていたわけです。東京都などではホテルなどを借り上げて収容のめどがたったので、いよいよ強制隔離が実行されるようですが、ここで一つの問題はペットをどうするかということです。

都はおそらく野良猫などを収容する施設で預かることにしそうですが、ペットをそのような施設に入れるのは適切じゃないと思いますし、コロナだけじゃなくて他の感染症にかかる可能性もあります。

ですから東京都は非常勤職員としてペットシッターを雇用すべきです。そういう職業の人もいますが数はわずかしかいません。飼い主から鍵を預かって自宅に入り、エサ・トイレ・水の世話をすることになります。犬は散歩も必要でしょう。これはペットにとっては、飼い主がいないとはいえ、いつもと同じ場所で過ごせるわけですからストレスは少ないと思います。

おそらくペットのために入院をためらっている人は100人もいないと思うので、20人~30人くらい雇用すれば大丈夫なのではないでしょうか。ペットを飼った経験のある人なら誰でもできる仕事です。もちろん他の府県でも同じです。

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2020年5月 6日 (水)

じゃあ いつ仕事するのかな?

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これは5月6日の東京新聞の記事です。

世界中で新型コロナウィルスの研究は進んでいて、ある意味ものすごい競争になっているなかで、日本の研究は遅遅として進んでいません。本来ウィルス研究の中心であるべき感染研には、莫大な研究費を投入して全力でこのウィルスの感染メカニズムや治療法の研究に邁進しなければいけないはずですが、なんとお休みですか💢

この政府のアンチサイエンス、アンチメディスンにはあきれ果てます。

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2020年5月 5日 (火)

ミドリ・ザイラーのヴィヴァルディ

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演奏会に行けないので、ついCDを買ってしまうという陥穽にはまってしまいます。
今回はミドリ・ザイラーのヴィヴァルディ(2枚組でRV120,140,158,248,260,270a、308 ほかにガルッピとアルビノーニの作品を1曲づつ)。
ヴィヴァルディという人は大作曲家であるにもかかわらず、バッハと同様100年くらい忘れられていたそうです。メンデルスゾーンがバッハを発見した後、バッハが彼の作品を編曲しているのがみつかって、ついでに発見されたようです。
それが今や代表作の「四季」はクラシック全ジャンルのうちでも最人気曲のひとつですから、作品の運命というのもわからないものです。

ウィキペディアをみると、ヴィヴァルディというのはとても気の毒な人だということがわかりました。彼は晩年にオーストリア国王に招かれてオペラを公演すべくウィーンにでかけたのですが、その国王が急死して国民は喪に服し、現在と同じようにすべての音楽会がキャンセルされてしまったのです。公演にかかる費用はすべて興行主のヴィヴァルディがもつことになっていたので、公演中止の莫大な負担がかかったうえに、翌年には戦争が勃発して音楽どころではなくなり、イタリアにも帰れなくなって彼は失意のうちに客死してしまいました。

そんなヴィヴァルディですが、音楽は自由闊達です。やや下品に演奏するくらいがいい感じです。このCDにRV278が含まれていなかったのは残念。


Midori Seiler & Concerto Koln - La Venezia Di Anna Maria - Vivaldi: Concerto RV 260: III. Allegro

https://www.youtube.com/watch?v=YlmvatqJ-LU

A. Vivaldi: Concerto in E minor, RV 278 - Midori Seiler, Bremer Barockorchester

https://www.youtube.com/watch?v=b42vwZmG6k0

Vivaldi: Le quattro stagioni | Midori Seiler & Akademie fur Alte Musik Berlin
(肩車でヴァイオリンを演奏するのをはじめてみました しかしそれは序章 ぶっとび)

https://www.youtube.com/watch?v=zWHLZ8sLTdA

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2020年5月 4日 (月)

美しき5月 このブログも15年目に

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ブログ記事を書くことは私にとって日常になっていて、特に苦心すると言うことはありません。でも14年間も続けられたということは、そこそこの健康を維持できたこと、放り出すほどの精神的ダメージや金銭逼迫がなかったこと、暇があったこと、読者が存在したこと、など様々な条件が重なってそれなりに幸運だったと思います。

14年前に最初に書いた記事は、野口英世をお札にするのはおかしいという内容だったと思います。彼は億単位のお金を借りたまま返さなかった人ですし、結婚詐欺の疑いも濃厚です。勤務先の蔵書を売り払ってお金を手に入れ解雇されたこともあります。またウィキペディアを見れば彼の研究結果は後にほとんどが否定されたことが書いてあります。こんな人物がどうしてお札になるのかといえば、政府関係者が科学というものにほとんど関心がないためです。選考する人が少しでも(つまりウィキペディアを見るくらいの)関心を科学に懐いていれば、野口がお札になることなどあり得ません。

日本のお札にノーベル賞受賞者が採用されたことはありません。日本で最初にノーベル賞を受賞した湯川秀樹は当然候補に挙がるべきだと思いますが、次の新紙幣にも採用されませんでした。これは彼が原子力委員会で正力松太郎と対立してケツをまくったことが原因だと思いますが、結果は正力が推進した原発が日本をあわや壊滅という事態にまで追いやるような危機を招いたことをみれば、湯川秀樹の主張が正しかったことは明らかです。

それでも原発を推進しようとする政府は湯川をお札にはできません。湯川をお札にできないので、他のノーベル賞受賞者もお札にできません。というわけで、あと一歩だった北里柴三郎に落ち着いたのでしょう。

J'ai vu le printemps nouveau-né
Se répandre dans les quartiers
J'ai vu partout le vent tourner
J'ai senti l'espoir se lever

私は新しく生まれた春が
街々に広がるのを見た
私は風がいたるところを回るのを見た
私は希望が湧き上るのを感じた

(美しき5月のパリ より 訳:朝倉ノニー)

https://www.youtube.com/watch?v=XtVMQMXivUU

 

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2020年5月 3日 (日)

サラとミーナ228: 座布団上の位置

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サラは座布団の真ん中に座っていますが、ミーナははみだしています。このあたりが両者の順位をあらわしています。とはいえ、ミーナは場所は譲っても、食べ物は譲りません。2匹とも14才です。ミーナ4.9kg、サラ3.7kg。4月は寒くて冬の続きだったのですが、5月1日から突然夏になりました。ベランダのサボテンも開花しました。

Sabo

多分 玉翁(Mammillaria hahniana) という種類だと思いますが、確信はもてません。

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2020年5月 2日 (土)

森議員のお手柄

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LITERA より

https://lite-ra.com/2020/05/post-5402.html

4月30日の参院予算委員会では前日につづいて森議員が質疑をおこない、PCR検査数が一向に増えないにもかかわらず、安倍首相が「2万件まで能力を上げていきたい」などとずっと同じ説明を繰り返していると指摘。解決するためにどうするのかと追及したが、安倍首相は答弁席に立たず、代わりに加藤厚労相がキレ気味にこんなことを言い出したのだ。

「これ、前から申し上げておりますように、能力があるから使うってものではなくて、本当に必要な量をしっかり検査する。もしそれが能力が足りなければ能力の……能力の拡大を図っていくということが当然のことであります」

「能力があるから使うのではなく、本当に必要な量を検査する」──。ようするに、加藤厚労相は、PCR検査の「能力」が2万件あろうが4万件あろうが「必要な量」しか検査しない、と述べたのだ。

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(管理人)

やっと意図的に検査数を減らしていることをみとめたわけですが、ここにもウソがあります。「本当に必要な量」じゃなくて、「収容できるベッド数にあわせた量」というのが本当の話です。官邸も専門家委員会も当初からこの方針だったので、数百名の自宅待機を出している東京都などは、むしろある意味政府の方針に逆らっているわけで良心的ともいえます(ブラックですが)。

政府がやるべきことは、まずPCR検査がすすまないことを国民に陳謝し、病院のベッド数や感染症のトレーニングを積んだ医療従事者を増やすことを確約して予算に計上することです。

報道1930で医師が「PCR検査をやらせないことは傷害罪に相当する犯罪だ」と言っていましたが、全くその通りです。サンプルは新型コロナの場合唾液からも採れるそうですし、PCRの機械なんて掃いて捨てるくらいどこにでもあるんですよ。+-の判定がむずかしいとかいったって、どんな検査でも中間的な値の場合はあるので、そんなの気にしたってしかたありません。報道1930で民間検査所の取材をしていましたが、それでもわかるように、ピペッティングする孔の位置さえ間違えなければいい簡単な操作なので、感染のリスクに気をつけなければいけないとはいえ、ピペットを使ったことのある学生アルバイトならおそらく半日くらいトレーニングすればできるのです。検査ができなくてもできても感染している人の数は変わらないのですから、検査したらいいことはあってもまずいなんてことはあり得ません。陽性患者を自宅待機させるしかないことがばれるだけです。

PCRの原理がどういうものか 興味ある方は私が詳しく解説していますのでどうぞ下記をご覧下さい ↓

http://morph.way-nifty.com/lecture/2020/01/post-f9ff70.html

 

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2020年5月 1日 (金)

リーガ・エスパニョーラ 再開幕へ始動

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2万数千人の新型コロナ死者を出しているスペインですが、ようやくピークは越えたようです。
とはいえ流行が終わったわけでは全然ありません。そんななかで・・・
リーガ・エスパニョーラは選手全員のPCR検査をやって、完遂するよていだそうです。
スペイン国民のサッカーに対する情熱は素晴らしいものがあります。

東京都も都響メンバー全員のPCR検査をやって、無聴衆コンサートをやれば🎵
と言いたくなりますね。

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⚽ ⚽ ⚽ ⚽ ⚽

5月4日~5日:トレーニンググラウンドなどの検査

5月6日~7日:選手たち・コーチ陣の感染検査

5月8日~9日:検査結果の通知

5月8日~11日:トレーニング再開

6月21日:ラ・リーガ再開

1ヶ月+1週間で11試合やって7月中にリーガ終了

8月にチャンピオンズリーグの残り試合を実行

おそらく全部無観客でやるのでしょうが、ひょとするとポツポツと観客がいるような感じでやるのかもしれません。

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東京都の医療崩壊の実態が明らかにされました

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ウィキペディアに掲載されていた素晴らしい電子顕微鏡写真 ウィルスがまっぷたつに切れていて、エンベロープの内部の構造がすこし見えます。

朝日新聞<
新型コロナウイルスの軽症者や無症状者のうち、自宅で療養している人が28日時点で635人に上る。都は(4月)28日、都内の保健所から情報を得て緊急調査を実施。同日時点で635人が自宅療養しており、ホテル療養者の198人を大きく上回った。

https://www.asahi.com/articles/ASN4Z75PXN4ZUTIL052.html

↑ 東京都はようやく医療崩壊の実態を公表しました。自宅療養するのは家族がいれば感染が心配ですし、ひとりだと心細いと思います。突然悪化したときに入院できるかどうかもわかりません。早くホテルに移動して、医師の目が届く状態にしてほしいものです。本人の了解を得て、とりあえず巡回往診でアビガンなどの薬を処方したらどうでしょう。

LITERA によると、安倍政権の本質がよく分かることが書いてありました

(以下引用)

だが、本日(4月30日)おこなわれた補正予算案の審議では、さらにとんでもない発言が飛び出した。新型コロナ対応で全国の医療現場から悲鳴があがるなか、安倍首相と加藤勝信厚労相はなんと、病床削減の推進を明言したのである。

 そもそも安倍政権は、医療費削減を狙った「地域医療構想」を掲げ、その実現のためとして「病床のダウンサイジング」を打ち出した。これはその名の通り、入院ベッド数を減らすことで医療費を削減しようというものなのだが、さらに政府は昨年9月に「再編統合の議論が必要」だとする全国424の公立・公的病院を名指ししたリストを公表。名指しした病院がある都道府県に2020年9月までに統廃合の結論を出せと迫り、一方、統廃合や病床削減をおこなう病院には全額国費で補助金を出すとし、このために2020年度予算で84億円を計上。これらの施策により、2025年度までに全国の急性期病床を約20万床減らすという。

(中略)

 安倍首相も加藤厚労相も「地域にあった医療をかたちづくる」などと言うが、それよりもいまただちに必要なのは、患者の受け入れ先確保、すなわち病床の確保だ。にもかかわらず、この期に及んで医療費削減のための施策を「やっていかなきゃいけない」と言うのだ。頭がおかしいとしか言いようがないだろう。

 実際、病床削減のための再編統合が必要だと政府に名指しされた病院はいま、新型コロナ対応による病床不足で切迫した状況に追い込まれている。たとえば、千葉市立青葉病院の岡崎太郎事務局長は「新型コロナへの対応で、余力がないぎりぎりの状態。ベッド数が余っているなんてことは全くありません」と現状を明かしている(東京新聞4月25日付)。だが、安倍首相も加藤厚労相も、こうした現実を無視するのだ。

https://lite-ra.com/2020/04/post-5401_2.html

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