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2020年4月29日 (水)

PCR検査

上昌広氏によれば、日本は1日9万件のPCR検査をこなす設備があるとのことです。

しかし東京都のPCR[陽性数/検査数]は:

2/23~29     8/304  
3/01~07     27/446  
3/15~21     49/303 
3/22~28    226/700 
3/29~04    527/1765
4/05~11    1013/2264
4/12~18    1074/1693

となっています(ソース:from https://twitter.com/fxi9ttSrGrL5Hnx)
上氏の話がやや大風呂敷だとしても、これはひどいです。

陽性率をグラフにすると

1_20200429091901

となります。普通にやっていれば陽性率(あくまでも陽性数/検査数であって正確な数値は不明)がこんなに変化するわけがありません。

なぜ陽性率が異常に上がったかというと、それは検査を絞っている(これは確実にコロナだと思える人しか検査しない)としか考えられません。(4月末頃にはようやく下がってきたという話もある)

なぜ絞るのか? 4月中頃まで絞ってきたのは確かでしょう。それは陽性になった患者を収容する施設がないからです。

中国のように仮設の病院を建設したり、今日本でやりつつあるホテルを借り上げるというような方法で解決できそうですが、それが間に合っていないのでその数に合わせて検査を絞っていると考えるとわかりやすい。

ですが、さらにその裏側には医師や看護師など医療従事者の数が足りなくなるということがあると思います。中国では他地域のスタッフを武漢に大量に投入してしのぎましたが、日本ではどの地方もぎりぎりなので東京や大阪に投入することができません。つまり政府が病院関係の医療を絞りに絞って必要最小限に締め上げてきたために、まったく余力がなく、例えば仮設の病院を作ってもスタッフがいないという事態になるのだと思います。政府が恐れているのは、そのような事実が国民全体にバレて今までの政策が批判され、医療を充実させろという声が大きくなってくることです。

それもこれもここでも何度も言っているように、このような事態に至ったのは人口構成をいびつなまま放置した(そのために老人が増えて医療費をケチり、ベッド数を減らさなければいけなくなった)政府、そうさせた移民嫌い・外国人忌避のコア自民党支持者に大きな責任があります。

 

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