もう手遅れなのか? WHOのメッセージ(拡散)
渋谷健司 英国キングス・カレッジ・ロンドン教授、WHO事務局長上級顧問インタビュー
(ダイヤモンド編集部 片田江康男氏の記事より)
WHO(世界保健機関)は一貫して「検査と隔離」を徹底するように言い続けています。日本はその原則を徹底しませんでした。もう今からそれをやるしかありません。他にチョイスはない。「検査と隔離」をきちんとやった国であっても第2波、第3波が懸念されています。
結局、社会的隔離やロックダウンを繰り返しながら、「検査と隔離」を徹底して、感染拡大を抑えるしか方法はないのです。ワクチンができるまで、かなりの時間がかかります。もうそれ以外に方法はないのです。
日本では「検査と隔離」を徹底せずに感染が爆発的に増加して、医療と社会が崩壊する危機的な状況です。緊急事態宣言の対象外の地域でも、対岸の火事と考えていてはいけません。交通を遮断しないということは人の移動が可能で、人の移動とともにウイルスは広がります。ロックダウンしないということは、それはもう、どこに行ってもいいというメッセージです。人とウイルスの動きを止めることは非常に難しい。それを想定して対策を立てるべきです。
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戦争なら無条件降伏すれば終了しますが、相手がウィルスだとそれができません。
このままいくと
1. ニューヨークのように感染爆発
2.ずるずると何ヶ月もかけて感染増加
のどちらかになるのでしょう。困りました。2になっても戦力逐次投入で、無条件降伏なき太平洋戦争でどこまで負けるんだということになりそうです。それにしても同じ安全保障なのに、戦闘機やイージスアショアには莫大な予算を計上するのに、病院と保健所はリストラ、食料は外国頼みとは能天気な政府。これでクロネコや佐川にクラスターが出たらどうなるの。
それにWHOの言うことを聞かなかったということで、助けてもらえなくなるかもね。
ひとつ重要なことは、交通が遮断されなくても、絶対に農村にウィルスを拡散させてはならないということです。ただでさえマンパワーが枯渇しつつあるところにコロナでは大変なことになります。
>長周新聞 食料輸出制限の動き ロシア カザフスタン ベトナム カンボジア
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/16421
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