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2020年2月 4日 (火)

ロト-都響「ダフニスとクロエ」@東京文化会館2020/02/03

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1月の定期はパスしたので、今年初めての都響定期演奏会です。指揮者ロトは上のフライヤーのようにイニエスタの親父のような顔なのですが、今や世界最高レベルの人気を誇る指揮者です。よく来てくれました。ところが件のウィルス騒ぎでチケットが完売できずピンチでしたが、当日券がさばけてようやく一安心。でもチケット持ってるのに来なかった人がいたようで満席にはなりませんでした。

ロト-都響の演奏は2016年に「ペトルーシュカ」と「火の鳥」の爆演を聴いて、その圧倒的な迫力にしばらく立ち上がれなくなるほど感動しました。
http://morph.way-nifty.com/grey/2016/04/2016412-cb39.html

本日のコンマスはボス矢部でサイドは四方さんの豪華版。最初のラモーの曲からして都響は絶好調。バロックもいけるじゃありませんか。現代楽器らしいやわらかさもある演奏です。ルベルの曲はCDでも聴いたことがない曲でしたが、都響木管陣などの驚異的パフォーマンスで非常に楽しめました。都響のHPに写真が出ていた1Dシャンデリアみたいな打楽器は使わなかったようです。

そして「ダフニスとクロエ」です。これはもう合唱も含めて一糸乱れぬ驚異的な名演で、都響ここにありという歴史的演奏だったと思います。あの「火の鳥」のような爆演ではありませんが、いかにも舞台の音楽という楽しさを感じさせてくれました。ウィンドマシンとグリッサンドのコラボもいいですね。合唱もこの曲には必須です。ロトは音楽を聴く楽しさを提供してくれます。そしておそらく演奏する楽しさも感じさせてくれるのでしょう。学識とカリスマを兼ね備えた上に、人心掌握にもたけた理想的な指揮者とみました。

アンコールに自らシャンソンを歌うロト💋
https://www.youtube.com/watch?v=UN-tLM7vFvg&feature=youtu.be

 

 

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