井上道義・読響 マーラー交響曲第3番@東京芸術劇場2019/12/06
都響のマーラーは今月の6番だけなので、アウェイとなりますがミッキー読響の3番を聴いてきました。東京芸術劇場で渡された読響のブックレットに驚愕。楽団員紹介の写真が都響などとは1線を画す斬新なものでした。
私が選ぶ第1位。アイデア・ポーズ・表情ともにベスト。
#男子部門
#女子部門
これは都響もみならうべきですね。
話は変わりますが、ソリストで仕事をしている人を特別契約で押さえるという読響のやりかたも見習うべきです。彼らだって安定した収入は魅力でしょう。読響の東京都への食い込みもすごいです。歴史文化事業団の理事長は歴代読売の総帥がやってましたし、芸劇も土日マチネをバッチリ押さえ込んでいます。
マーラー交響曲第3番
第1楽章 夏が行進してくる
第2楽章 野原の花々が私に語ること
第3楽章 森の動物たちが私に語ること
第4楽章 夜が私に語ること
第5楽章 天使達が私に語ること
第6楽章 愛が私に語ること
この曲(超名曲)の解説は、大野和士氏がピアノを弾きながら丁寧にやってくれています。
1.https://www.youtube.com/watch?v=TaFvzEHlN1c
2.https://www.youtube.com/watch?v=mhAbfyJM1sE
3.https://www.youtube.com/watch?v=-7ylYyQ8gSM
マエストロ大野はカリスマ性がある指揮者じゃありませんが、この解説はほとんど納得できました。
平日の夜ですが大盛況の客席です。ミッキー(井上道義)の出だしはうまくいきましたが、どうも前半はアンサンブルがうまくいっていないようなところがありました。リハ不足だったのか? テンポを遅めにとって、とりとめなくなりがちな曲を構成感ガッチリで行こうという感じはわかりました。2Fの最後列で聴いていたので、遠くてよくわかりませんでしたが、都響からも和田さんとか、南方さんとかバイトで演奏していたみたいです。3楽章あたりからのりがよくなってきて、ソリストの池田さん(アルト、合唱指導も兼任)のガッツポーズも出ました。出てくるときにあせっていたのか、ずっこけそうになりましたが無事で良かった。
第6楽章は本当にすばらしいアンサンブルで、そしてインバル-都響のさわやかで清冽な弦とはちがって、甘く切ないささやきが深く心に残る演奏でした。最後の盛り上がりも万全。これぞマーラーという素晴らしい演奏会でした。客席も大いに沸いて、指揮者のソロ・アンコールもありました。
こんな曲です
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