都響ー大野 シベリウス交響曲第2番@東京芸術劇場 2019/09/08
台風接近のなか池袋の東京芸術劇場へ。さすがに今日のコンマスは山本さんだけあって、雨は降りませんでした。日曜日昼のコンサートとあってチケットは早々と完売。サイドはマキロン。指揮者は大野さんです。団員を見渡すと広田氏の赤い顔が目立ちます。ゴルフなのかグァムなのか? 久しぶりの小関さんは髪型がゴージャスで、美しく変身。しかしそれよりさらに素晴らしく美しかったのは「トゥオネラの白鳥」です。
イングリッシュホルンの南方さんの演奏はいつものことながら清澄かつ暖かい音色。聴いているだけで幸福感が湧き上がってきます。今日はたっぷり聴けて大満足。田中さんのチェロにも感動しましたし、都響のベストパフォーマンスだと思います。これで演奏会が終わってもOK。
本日のソリストはなんと1932年生まれのホアキン・アチュカロ氏。とても年齢を感じさせない清新なポエジーを感じました。ただ個人的に好きなのは、この曲についてはフェドロヴァのような豪快な演奏かな。
https://www.youtube.com/watch?v=rEGOihjqO9w
アンコールで演奏してくれたスクリャービンの左手のための小品は彼にぴったりの感じでした。
休憩後のラフマニノフは非常に自然な感じで盛り上がりました。前回のブルックナーは少し作為が感じられるようなところがありましたが、今日はそういうところもなく、指揮者とオケが一体化した素晴らしい演奏だったと思います。ブラボー。
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